JPH05264131A - アキュムレ−タ - Google Patents

アキュムレ−タ

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Publication number
JPH05264131A
JPH05264131A JP9369892A JP9369892A JPH05264131A JP H05264131 A JPH05264131 A JP H05264131A JP 9369892 A JP9369892 A JP 9369892A JP 9369892 A JP9369892 A JP 9369892A JP H05264131 A JPH05264131 A JP H05264131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dome
compressor
oil return
liquid
refrigerant
Prior art date
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Pending
Application number
JP9369892A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Nakamura
満 中村
Shigeki Ozeki
茂樹 大関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP9369892A priority Critical patent/JPH05264131A/ja
Publication of JPH05264131A publication Critical patent/JPH05264131A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アキュムレ−タ20のドーム21内に貯溜された
冷凍機油を含む液冷媒Lをその液面の高低に拘らずガス
吐出管23内を流れるガスの流速に応じて流出させる。 【構成】 油戻し管24の一端をガス吐出管23に連結する
とともにその他端をドーム21内底部に開口させる。そし
て、この油戻し管24に開閉弁26及び絞り25を介装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機、冷凍機、除
湿機、温水機等の冷媒回路内に組み込まれるアキュムレ
−タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の冷媒回路の1例が図
4に示されている。圧縮機1から吐出されたガス冷媒は
凝縮器2に入りここで送風機3から送られる外気に放熱
することによって凝縮液化する。この液冷媒は膨張弁4
で絞られることによって断熱膨張した後、蒸発器5に入
りここで送風機6によって送られる室内空気から吸熱す
ることによって蒸発気化する。このガス冷媒はアキュム
レ−タ10を経て圧縮機1に戻る。
【0003】アキュムレ−タ10はドーム11と、U字管12
と、吸込管13を備え、U字管12の下部には油戻し穴14が
穿設されている。ドーム11内底部には冷凍機油を含む液
冷媒Lが貯溜されている。ガス冷媒は吸込管13を経てド
ーム11内に入り、ここでガス冷媒中に含まれる冷凍機油
や液冷媒が分離される。そして、ガス冷媒のみが吸入口
12a からU字管12内に入りこの中を通って圧縮機1に吸
入される。。ガス冷媒から分離された冷凍機油や液冷媒
はドーム11内底部に貯溜され、油戻し穴14から小量づつ
U字管12内に入り、この中を流過するガス冷媒に伴われ
て圧縮機1に吸入される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のアキュムレ
−タにおいては、油戻し穴14はドーム11内下部に開口し
ているため、ドーム11内に溜まる液冷媒の量によってこ
の油戻し穴14を通って圧縮機1に戻る冷凍機油や液冷媒
の量が変化する。従って、圧縮機1の低負荷運転時に
は、ドーム11内に溜まる液冷媒の量が増えるため、圧縮
機1に戻る液冷媒の量が過多となって圧縮機1の温度が
低下し、その故障を惹起するおそれがあった。逆に、圧
縮機1の高負荷運転時にはドーム11内に溜まる液冷媒の
量が少なくなるため圧縮機1に戻る冷凍機油及び液冷媒
の量が過少となって圧縮機1の温度が上昇するとともに
圧縮機1の潤滑不良や焼付を惹起するおそれがあった。
【0005】また、圧縮機1の停止中に液冷媒が油戻し
穴14からU字管12内に入ってその下部に溜まるため、こ
れが圧縮機1の再起動時に一挙に圧縮機1内に吸入され
て液圧縮を惹起するという不具合があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、開閉弁及び絞りが介装された油戻し管の一端を
ガス吐出管に連結するとともにその他端をドーム内底部
に開口させたことを特徴とするアキュムレ−タにある。
複数の油戻り管の他端をそれぞれドーム内底部の異なる
高さに開口させることもできる。
【0007】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、圧縮機の定常運転時には開閉弁が開とされ、ガス吐
出管内の圧力はこの中を流れるガスの流速に応じて低下
するので、これを駆動力としてドーム内底部に貯溜され
た冷凍機油を含む液冷媒がガス吐出管内を流れるガスの
流速に対応する量だけ油戻し管、開閉弁、絞りを通って
ガス吐出管内に吸入され、ガス吐出管内を流れるガスに
伴われて圧縮機に戻る。
【0008】圧縮機の起動時には開閉弁が閉とされるの
で大量の冷凍機油を含む液冷媒が圧縮機に戻ることはな
い。
【0009】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。ア
キュムレ−タ20はドーム21と、吸込管22と、ガス吐出管
23と、油戻し管24とを備え、ドーム21内底部には冷凍機
油を含む液冷媒Lが貯溜されている。油戻し管24の一端
はガス吐出管23に連結され、他端はドーム21内底部に開
口している。そして、この油戻し管24には開閉弁26とキ
ャピラリチューブからなる絞り25が介装されている。こ
の開閉弁26は圧縮機1の起動後、所定時間経過した後に
開となる。なお、キャピラリチューブ25に代えて、図2
に示すように、小径の流量調整管251 を用いることがで
きる。
【0010】しかして、空気調和機の運転時、ガス冷媒
は吸込管22を経てドーム21内に入り、ここでガス冷媒に
含まれている冷凍機油や液冷媒が分離される。そして、
ガス冷媒のみがガス吐出管23を経て圧縮機1に吸入され
る。圧縮機1の定常運転時には開閉弁26が開とされてい
るので、ガス吐出管23内の圧力はこの中を流れるガス冷
媒の流速に応じて低下する。この圧力差を駆動力として
ドーム1内底部に貯溜された冷凍機油を含む液冷媒Lは
油戻し管24、開閉弁26を通り絞り25によって流量を調整
されてガス吐出管23内に入り、この中を流れるガス冷媒
に伴われて圧縮機1に戻る。
【0011】かくして、液戻り量はガス吐出管23内を流
れるガス冷媒の流速に応じて決まり、従来のもののよう
にドーム21内の液Lの量に応じて変化することはない。
圧縮機1の起動直後には開閉弁26が閉とされているの
で、ガス吐出管23内の圧力が急激に低下してもドーム21
内の液Lが油戻り管24を経て圧縮機1に吸入されること
はない。
【0012】図3には本発明の第2の実施例が示されて
いる。この第2の実施例においては、油戻し管24の他に
第2の油戻し管24A を備え、この油戻し管24A の一端は
ガス吐出管23に連結され、他端は油戻し管24の接続位置
より上方において圧縮機1の定常運転時における液Lの
液面より上位に開口するようにドーム21に接続されてい
る。そして、この第2の油戻し管24A には開閉弁26A と
絞り25A が介装されている。他の構成は図1に示す第1
の実施例と同様であり、対応する部材には同じ符号が付
されている。
【0013】圧縮機1の定常運転時には開閉弁26及び26
A は開とされ、ドーム21内の液Lの液面は第2の油戻し
管24A の接続位置より下にあるため、ドーム21内の液L
は油戻し管24、開閉弁26、絞り25を経てガス吐出管23に
吸入される。暖房低負荷運転の起動時等ドーム21内の液
Lの液面が第2の油戻し管24A の接続位置より上に上昇
した場合には、ドーム21内の液Lは油戻し管24のみなら
ず第2の油戻し管24A を通ってガス吐出管23内に戻るの
で、冷媒循環量の不足に基く暖房立ち上がり時間の長期
化を防止できる。
【0014】
【発明の効果】本発明においては、ドーム内に貯溜され
た冷凍機油及び液冷媒の量の如何に拘らずガス吐出管内
を流れるガスの流速に応じた量の冷凍機油及び液冷媒を
圧縮機に戻すことができるので、液戻り量の過多又は過
少に基く圧縮機の損傷を未然に防止できる。また、圧縮
機の起動時には開閉弁を閉とすることによって圧縮機の
液圧縮を防止できる。更に、複数の油戻し管の他端をそ
れぞれドーム内底部の異なる高さに開口させれば、ドー
ム内の液面が上昇したとき、冷凍機油及び液冷媒を複数
の油戻し管を経て早急に圧縮機に戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】上記実施例の変形例を示す部分的断面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例を示す断面図である。
【図4】従来の空気調和機の冷媒回路図である。
【符号の説明】
20 アキュムレ−タ 21 ドーム 22 吸込管 23 ガス吐出管 24 油戻し管 25 絞り 26 開閉弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉弁及び絞りが介装された油戻し管の
    一端をガス吐出管に連結するとともにその他端をドーム
    内底部に開口させたことを特徴とするアキュムレ−タ。
  2. 【請求項2】 複数の油戻り管を備え、これら複数の油
    戻し管の他端をそれぞれドーム内底部の異なる高さに開
    口させたことを特徴とする請求項1記載のアキュムレ−
    タ。
JP9369892A 1992-03-19 1992-03-19 アキュムレ−タ Pending JPH05264131A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9369892A JPH05264131A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 アキュムレ−タ

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JP9369892A JPH05264131A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 アキュムレ−タ

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JPH05264131A true JPH05264131A (ja) 1993-10-12

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ID=14089625

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JP9369892A Pending JPH05264131A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 アキュムレ−タ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106196771A (zh) * 2016-08-29 2016-12-07 珠海格力电器股份有限公司 一种气液分离器、空调系统及其控制方法
CN109140847A (zh) * 2018-10-09 2019-01-04 河南城建学院 多通道回油浮子式气液分离器
CN109210837A (zh) * 2018-10-09 2019-01-15 河南城建学院 引射回油气液分离器

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CN109210837A (zh) * 2018-10-09 2019-01-15 河南城建学院 引射回油气液分离器
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990209