JPH0524901B2 - - Google Patents

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JPH0524901B2
JPH0524901B2 JP20985084A JP20985084A JPH0524901B2 JP H0524901 B2 JPH0524901 B2 JP H0524901B2 JP 20985084 A JP20985084 A JP 20985084A JP 20985084 A JP20985084 A JP 20985084A JP H0524901 B2 JPH0524901 B2 JP H0524901B2
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JP
Japan
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group
compound
solution
carboxylic acid
benzylpiperazino
Prior art date
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Application number
JP20985084A
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Japanese (ja)
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JPS6187672A (en
Inventor
Keiichi Yokoyama
Koji Kato
Takumi Kitahara
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP20985084A priority Critical patent/JPS6187672A/en
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Publication of JPH0524901B2 publication Critical patent/JPH0524901B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

〔産業上の利用分野〕 本発明は除草剤として有用な新規ピリミジン誘
導体およびその製法に関する。 〔従来の技術〕 ピペラジニルピリミジン構造を有する化合物と
しては、ケミカルアブストクラツ(Chem.
Abstr.)72巻55401y、同76巻148745mに記載され
ているもので知られている。しかし、これら化合
物の農業用途に対する有用性については全く明ら
かにされていない。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明者らは、ピリミジン誘導体について研究
を進めるうち、前記先行文記載のものと異なる本
願発明のピペラジニルピリミジン化合物が新規で
かつ優れた除草活性を有することを見い出し、本
発明を完成することができた。 〔発明を解決するための手段〕 〔発明の概要〕 本発明は、一般式〔〕 〔式中、R1は水素、フエニル基置換メチル基
又はハロゲン、アルコキシ基およびニトロ基の群
から選ばれる基により核置換されていてもよいベ
ンジルオキシカルボニル基であり、R2は−
NR5R6(R5およびR6は各々水素又は低級アルキル
基である。)、−OR7(R7は低級アルキル基であ
る。)又は−SR8(R8は低級アルキル基である。)
であり、R3およびR4は水素又は低級アルキル基
である。以下、同様。〕で示される新規ピリミジ
ン誘導体、に関するものである。 〔本願物質の説明〕 本発明の物質は、前記一般式〔〕で示される
ものである。 式中、R1のフエニル基置換メチル基としては、
ベンジル基、ジフエニルメチル基、トリフエニル
メチル基を示し、中でもベンジル基が好ましく、
またR2が表わす各式中のR5ないしR8および式
〔〕中のR3およびR4の低級アルキルとしては、
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、イソブチル基、sce−ブチル
基、tert−ブチル基などであり、中でもメチル
基、エチル基、イソプロピル基が好ましい。 これらの化合物の具体例を表1に示す。
[Industrial Application Field] The present invention relates to a novel pyrimidine derivative useful as a herbicide and a method for producing the same. [Prior Art] Chemical abstract compounds (Chem.
Abstr.) Volume 72, 55401y, Vol. 76, 148745m. However, the usefulness of these compounds for agricultural purposes has not been clarified at all. [Problems to be Solved by the Invention] While conducting research on pyrimidine derivatives, the present inventors discovered that the piperazinylpyrimidine compound of the present invention, which is different from that described in the preceding sentence, has novel and excellent herbicidal activity. This discovery led to the completion of the present invention. [Means for solving the invention] [Summary of the invention] The present invention is based on the general formula [] [In the formula, R 1 is hydrogen, a phenyl group-substituted methyl group, or a benzyloxycarbonyl group which may be nuclear-substituted with a group selected from the group of halogen, alkoxy group and nitro group, and R 2 is -
NR 5 R 6 (R 5 and R 6 are each hydrogen or a lower alkyl group), -OR 7 (R 7 is a lower alkyl group) or -SR 8 (R 8 is a lower alkyl group). )
and R 3 and R 4 are hydrogen or lower alkyl groups. Same below. The present invention relates to a novel pyrimidine derivative represented by: [Description of the substance of the present invention] The substance of the present invention is represented by the above general formula []. In the formula, the phenyl group-substituted methyl group of R 1 is,
It shows a benzyl group, a diphenylmethyl group, and a triphenylmethyl group, and among them, a benzyl group is preferable.
In addition, R 5 to R 8 in each formula represented by R 2 and lower alkyl of R 3 and R 4 in the formula [] are as follows:
Examples include methyl group, ethyl group, propyl group, isopropyl group, n-butyl group, isobutyl group, sce-butyl group, and tert-butyl group, among which methyl group, ethyl group, and isopropyl group are preferred. Specific examples of these compounds are shown in Table 1.

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

〔製造方法〕〔Production method〕

本発明の各物質は次のような段階を経て製造す
ることができる。以下、R1がベンジル基である
場合を例にとつて説明する。 (第1段階) この反応は通常エタノール、メタノール、プロ
ピルアルコール、好ましくはエタノールの如きア
ルコールに水酸化ナトリウムあるいは水酸化カリ
ウムを溶解させておき、該溶液に化合物を加え
たのち、化合物と等モルの化合物を徐々に滴
下し、撹拌下に反応させる。この場合、通常0な
いし100℃の温度で4ないし8時間反応させる。
この場合に用い水酸化ナトリウム等は化合物と
等モル量であることが好ましい。メタノール等を
使用した場合は、化合物において一部−
COOC2H5の代りに−COOCH3等が得られるが、
そのまま次の段階に用いることができる。 (第2段階) この反応は溶媒量のSOCl2中で、SCOl2を還流
させながら化合物を6ないし12時間、好ましく
は8ないし10時間加熱することにより行う。 (第3段階) 式〔〕の中のR2−NR5R6である場合(−
NH2である場合を除く)は化合物と該化合物
に対し1ないし10倍モル、好ましくは4倍モル
のアミン類R5R6NHを温度0ないし50℃にて0.5
ないし4時間、好ましくは約2時間反応させるこ
とにより化合物を得ることができる。 この場合、反応溶媒としては、好ましくは
CHCl3のほか、CH2Cl2やCH2ClCH2Clなどを用
いることができ、アミン類R5R6NHはそのまま
加えるかあるいは水溶液、アルコール溶液として
加えてもよい。 式〔〕中のR2が−OR7である場合は同様に
化合物に対し1ないし4倍モル、好ましくは
1.25倍モルのナトリウムアルコキシドNaOR7
作用させ、アルコールR7OH中、20ないし50℃、
好ましくは25ないし35℃にて10分ないし2時間、
好ましくは約1時間反応させる。 さらに式〔〕中のR2が−SR8である場合は、
同様に化合物に対しアルコールR8OHに溶解さ
せた各々約2倍モルのR8SHおよびNaOR8を作用
させる。この場合、化合物はクロロホルム、
R8OHなどのアルコール類、酢酸エチルなどの溶
媒に溶解したものを使用することができる。 (第4段階) 以上で得られた化合物、、を加水分解
し、化合物を得る。 この反応はH2O−C2H5OH(H2O/C2H5OH=
1/4)混合溶媒中、、又はに対し等モル倍
以上、好ましくは約2倍モルのKOHを作用させ
る常用により行うことができる。 (第5段階) 本発明の物質は化合物から次の反応により
製造することができる。 この反応においては前段として化合物に対し
1ないし3倍モル、好ましくは2倍モルのSOCl2
と約1倍モルのEt3Nを作用させる。次いで後段
として化合物に対し1なし10倍モル、好ましく
は6ないし7倍モルのアミン類R3R4NHを作用
させる。前段および後段とも溶媒としてベンゼ
ン、酢酸エチル、CHCl3、CH2Cl2
CH2ClCH2Clなど、好ましくはCHCl3を用い、温
度10ないし50℃、好ましくは室温にて10分ないし
2時間、好ましくは1時間程度反応させる。 R1がベンジル基以外のフエニル基置換メチル
基である本発明の物質も前記と同様にして製造す
ることができる。 (第6段階) R1が水素である本発明の物質は化合物を
水素化分解することによつて製造することができ
る。 水素化分解触媒としては、Pd−炭素、ラネ−
Ni、Pt−C、PdOなどを用いることができる。
反応溶媒は通常メタノール、エタノール、イソプ
ロパノールなどのアルコール、ギ酸、酢酸、プロ
ピオン酸などのカルボン酸、酢酸エチルなどのエ
ステル、エタノール−ギ酸、またはエタノール−
酢酸などの混合溶媒などを用い、常圧ないし10
Kg/cm2水素を供給し、10ないし100℃、好ましく
は40ないし80℃で0.1ないし10時間、0.5ないし5
時間反応させる。 (第7段階) R1がハロゲン、アルコキシ基およびニトロ基
の群から選ばれる基により核置換されていてもよ
いベンジルオキシカルボニル基である本発明の物
質等は、化合物から製造することができる。
以下R1がベンジルオキシカルボニル基を例にと
つて説明するが、核置換されたベンジルオキシカ
ルボニル基の場合も同様に製造することができ
る。 この反応においては、C6H5CH2OCOClは化合
物に対し1ないし2倍モル、好ましくは約1.4
倍モル使用し、THF中、30ないし60℃、好まし
くは45℃にて4ないし24時間、好ましは約12時間
反応させる。なお、この反応はR2の種類によら
ずに適用できるが、とくにR2が−SR8であるもの
に適用することが好ましい。 (第8段階) R1が水素である化合物は前記化合物を酸
分解することにより製造することもできる。この
場合には、酸としては、塩酸、臭化水素酸などを
用い、酢酸溶媒中で反応させるのが好ましい。通
常、反応温度0ないし100℃にて0.5ないし10時間
反応させる。反応後はNaHCO3等で中和し、常
法により分離、精製して化合物を得ることがで
きる。 (−NR5R6が−NHである本発明の物質の製法) 式〔〕中のR2の−NR5R6が−NH2である本
願物質は前記第1段階と同様の反応操作により、
下記反応生成物を経由して製造することができ
る。 化合物より、化合物、又はと同様に前
記第4段階以後の反応を利用し、−NR5R6が−
NH2である本発明の物質を製造することができ
る。 〔本発明の物質の有用性〕 本発明の物質は除草剤として優れた活性を有す
る。すなわち本発明の物質は水田用および畑地除
草剤として使用することができる。除草剤対象の
雑草としては、タイヌビエ、タマガヤツリ、コナ
ギ、ホタルイ、ヘラオモダカなどの水田雑草、ヒ
エ、メヒシバ、アオビユ、コゴメカヤツリなどの
畑地雑草に対してとくに有効である。 本発明の物質を除草剤として用いるには、本願
物質のみ、またはこれと担体、界面活性剤、分散
剤、補助剤などを配合して、水和剤、乳剤、微粒
剤または粒剤等に製剤し、適当な濃度に希釈して
散布するか又は直接施用する。 以下、実施例、試験例等により本願発明を具体
的に説明する。 参考例 1 2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−ヒドロキ
シピリミジン−5−カルボン酸エチルエステル 水酸化ナトリウム25.2gのエタノール溶液に1
−アミジノ−4−ベンジルピペラジン硫酸塩160
g(0.60mmol)を加え、さらにエトキシ メチ
レンマロン酸ジエチル129.4g(0.60mmol)を20
分間で滴下した。5.5時間還流した後、冷却し、
析出した結晶を別した。結晶を水洗した後、乾
燥することにより、標記化合物131.4gを得た
(収率64%)。 融 点 151−153℃ 1H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.36(3H,t,J=7Hz)、2.49(4H,m)、
3.54(2H,s)、3.93(4H,m)、4.35(2H,
q,J=7Hz)、7.31(5H,s)、8.63(1H,
s) 参考例 2 2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−クロロピ
リミジン−5−カルボン酸エチルエステル 2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−ヒドロキ
シピリミジン−5−カルボン酸エチルエステル
(参考例1で合成した化合物)130.0g(0.38mol)
と塩化チオニル390mlの混合物を10時間還流した。
トルエン600mlを加えた後蒸留し、過剰の塩化チ
オニルを除いた。氷冷し、水酸化ナトリウム水溶
液を加えてアルカリ性とし、クロロホルムで抽出
した。クロロホルム層をMgSO4で乾燥した後、
クロロホルムを減圧留去することにより、標記化
合物を油状生成物として120.2gを得た(収率88
%)。 1H−NMRスペクトル(CDCl3溶液,δppm) 1.36(3H,t,J=7Hz)、2.50(4H,m)、
3.56(2H,br.s)、3.92(4H,m)、4.32(2H,
q,J=7Hz)、7.35(5H,s)、8.79(1H,
s) 参考例 3 2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−エチルア
ミノピリミジン−5−カルボン酸エチルエステ
2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−クロロピ
リミジン−5−カルボン酸エチルエステル(参考
例2で合成した化合物)101.3g(0.28mol)とク
ロロホルム590mlの混合物に70%エチルアミン水
溶液72.3g(1.12mol)を15分間で滴下し、室温
で2時間撹拌した。水を加え、クロロホルムで油
出し、クロロホルム層をMgSO4で乾燥した後、
クロロホルムを減圧留去することにより、標記化
合物103.5gを油状生成物として得た(収率〜100
%) 1H−NMRスペクトル(CDCl3溶液,δppm) 1.22(3H,t,J=7Hz)、1.32(3H,t,J
=7Hz)、(4H,m)、3.46(2H,d,q,J
=5,7Hz)、3.54(2H,s)、3.88(4H,
m)、4.25(2H,q,J=7Hz)、7.31(5H,
s)、8.00(1H,br,t,J=5Hz)、8.58
(1H,s) 同様の方法により次の化合物を合成した。 構造式 R=NHCH3(m.p.71−74℃) R=NHPri R=N(CH32 参考例 4 2−(4−フエニルピペラジノ)−4−メトキシ
ピリミジン−5−カルボン酸メチルエステル ナトリウムメトキシド1.88g(34.8mmol)の
メタノール溶液(50ml)に2−(4−ベンジルピ
ペラジノ)−4−クロロピリミジン−5−カルボ
ン酸エチルエステル(参考例2で合成した化合
物)10.1g(28.0mmol)のメタノール(40ml)
の溶液を10分間で滴下した。この混合物を室温で
1時間撹拌し、さらにメタノールを減圧留去し、
水を加え、クロロホルムで抽出した。クロロホル
ム層をMgSO4で乾燥した後、クロロホルムを減
圧留去し、残渣をメタノール−酢酸エチルより再
結晶することにより、標記化合物7.9gを得た
(収率79%) 融 点 135−138℃ 1H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.49(4H,m)、3.54(2H,s)、3.82(3H,
s)、3.90(4H,m)、3.97(3H,s)、7.32
(5H,s)、8.71(1H,s) 参考例 5 2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−メチルチ
オピリミジン−5−カルボン酸エチルエステル 2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−クロロピ
リミジン−5−カルボン酸エチルエステル(参考
例2で合成した化合物)3g(8.3mmol)の塩化
メチレン(10ml)溶液に別に調整した
CH3SNa1.16gのメタノール(3ml)溶液を室温
で滴下し、2時間撹拌した。次いで水を添加し、
塩化メチレンで抽出した。塩化メチレン層を無水
硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮し、残渣をカラム
クロマトグラフイーで精製して目的物1.16gを得
た(収率37%)。 1H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.35(3H,t,J=7Hz)2.43(3H,s)、
2.51(4H,m)、3.56(2H,s)、3.95(4H,
m)、4.32(2H,q,J=7Hz)、7.34(5H,
m)、8.66(1H,s) 参考例 6 4−アミノ−2−(4−ベンジルピペラジノ)−
ピペラジン−5−カルボン酸エチルエステル 1−アミジノ−4−ベンジルピペラジノ硫酸塩
26.8gと3%水酸化ナトリウムのエタノール溶液
133mlを混合し、次いでエチル−2−シアノ−3
−エトキシアクリレート17.0gを加えた。5時間
還流後、放冷した。反応混合物からエタノールを
留去したのち水と酢酸エチルを加えて振とうし
た。析出した2−(4−フエニルピペラジノ)−5
−シアノ−4−ヒドロキシピリミジンの白色結晶
を別し、液の油水を分離し、有機層を乾燥・
濃縮して固形物を得た。固形物にエーテルを加
え、不溶物を除いたのちエーテルを留去して4−
アミノ−2−(4−ベンジルピペラジノ)−5−エ
トキシカルボニルピリミジンの淡黄色結晶11.2g
(収率33g)を得た。 融 点 244〜245℃ 1H−NMR(CDCl3溶液、δppm) 1.34(3H,t,J=7Hz)、2.46(4H,m)、
3.53(2H,s)、3.86(4H,m)、4.27(2H,
q,J=7Hz)、7.32(5H,m)、8.63(1H,
s) 参考例 7 2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−エチルア
ミノピリミジン−5−カルボン酸 2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−エチルア
ミノピリミジン−5−カルボン酸エチルエステル
(参考例Sで合成した化合物)106.4g
(0.29mol)、85%水酸化カリウム38.0g
(0.58mol)、水100ml、エタノール400mlの混合物
を1時間還流した後、エタノールを減圧留去し、
水を加え、濃塩酸で中和した。析出した結結晶を
別し、乾燥することにより標記化合物80.3gを
得た(収率82%)。 融 点 158−160℃ 1H−NMRスペクトル(DMSO−d6溶液、
δppm) 1.18(3H,t,J=7Hz)、2.66(4H,m)、
3.44(2H,d.q,J=7Hz)、3.75(2H,m)、
3.91(4H,m)、7.35(5H,s)、8.19(1H,
br.t,J=5Hz)、8.45(1H,s) 同様の方法により下記の化合物を合成した。 構造式 R=NH2(m.p.158−160℃(参考例6の化合
物から合成) NHCH3(m.p.184−186℃)(参考例3の化
合物から合成) NHPri(参考例3の化合物から合成) OCH3(m.p.208−210℃)(参考例4の化合
物から合成) SCH3(参考例5の化合物から合成) 実施例 1 2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−エチルア
ミノピリミジン−5−カルボン酸ジエチルアミ
2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−エチルア
ミノピリミジン−5−カルボン酸(参考例7で合
成した化合物)0.5g(1.46mmol)とクロロホル
ム20mlの混合物にトリエチルアミン0.2ml
(1.43mmol)を加え、さらに塩化チオニル0.22ml
(3.02mmol)を加え、室温で1時間撹拌した。次
に、ジエチルアミン1.0ml(9.67mmol)を加え、
さらに1時間撹拌した後、水を加え、クロロホル
ムで抽出した。クロロホルム層を無水MgSO4
乾燥後、溶媒を減圧留去し、残渣をシリカゲルカ
ラミクロマトグラフイーにより精製した。 1H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.20(3H,t,J=7Hz)、1.21(3H,t,J
=7Hz)、1.25(3H,t,J=7Hz)、2.48
(4H,m)、3.45(6H)、3.54(2H,s)、3.84
(4H,m)、6.98(1H,br.t,J=5Hz)、7.32
(5H,s)、7.90(1H,s) 同様の方法で各種の本発明の化合物を合成し
た。その結果を表2に示す。
Each substance of the present invention can be manufactured through the following steps. Hereinafter, a case where R 1 is a benzyl group will be explained as an example. (1st stage) This reaction is usually carried out by dissolving sodium hydroxide or potassium hydroxide in an alcohol such as ethanol, methanol, or propyl alcohol, preferably ethanol, adding the compound to the solution, and then gradually adding the compound in an equimolar amount to the solution. and react while stirring. In this case, the reaction is usually carried out at a temperature of 0 to 100°C for 4 to 8 hours.
In this case, it is preferable that the amount of sodium hydroxide used is equimolar to that of the compound. When using methanol etc., some -
Instead of COOC 2 H 5 , −COOCH 3 etc. are obtained, but
It can be used as is in the next step. (Second stage) The reaction is carried out in a solvent volume of SOCl 2 by heating the compound for 6 to 12 hours, preferably 8 to 10 hours while refluxing the SCCl 2 . (Third stage) If R 2 −NR 5 R 6 in formula [] (−
NH 2 ) is a compound and an amine R 5 R 6 NH of 1 to 10 times the mole, preferably 4 times the mole of the compound, at a temperature of 0 to 50°C.
The compound can be obtained by reacting for 4 to 4 hours, preferably about 2 hours. In this case, the reaction solvent is preferably
In addition to CHCl 3 , CH 2 Cl 2 , CH 2 ClCH 2 Cl, etc. can be used, and the amines R 5 R 6 NH may be added as they are or as an aqueous or alcoholic solution. Similarly, when R 2 in formula [] is -OR 7 , it is 1 to 4 times the mole of the compound, preferably
1.25 times the mole of sodium alkoxide NaOR 7 was reacted with alcohol R 7 OH at 20 to 50°C.
Preferably at 25 to 35°C for 10 minutes to 2 hours,
Preferably, the reaction is allowed to proceed for about 1 hour. Furthermore, if R 2 in formula [] is −SR 8 ,
Similarly, about twice the mole of each of R 8 SH and NaOR 8 dissolved in alcohol R 8 OH is allowed to act on the compound. In this case, the compound is chloroform,
It can be used dissolved in an alcohol such as R 8 OH or a solvent such as ethyl acetate. (Fourth step) The compound obtained above is hydrolyzed to obtain a compound. This reaction is H 2 O−C 2 H 5 OH (H 2 O/C 2 H 5 OH=
1/4) This can be carried out in a mixed solvent or by the usual method of reacting KOH in an equimolar amount or more, preferably about twice the molar amount. (Fifth Step) The substance of the present invention can be produced from a compound by the following reaction. In this reaction, as a first step, 1 to 3 times the mole, preferably 2 times the mole of SOCl 2 is added to the compound.
and about 1 times the molar amount of Et 3 N. Then, as a subsequent step, amines R 3 R 4 NH are allowed to act on the compound in an amount of 1 to 10 times the mole, preferably 6 to 7 times the mole. Benzene, ethyl acetate, CHCl 3 , CH 2 Cl 2 ,
Using CH 2 ClCH 2 Cl, preferably CHCl 3 , the reaction is carried out at a temperature of 10 to 50° C., preferably room temperature, for 10 minutes to 2 hours, preferably about 1 hour. The substance of the present invention in which R 1 is a phenyl-substituted methyl group other than a benzyl group can also be produced in the same manner as described above. (Sixth Step) The substance of the present invention in which R 1 is hydrogen can be produced by hydrogenolyzing a compound. Hydrocracking catalysts include Pd-carbon and Raney-carbon.
Ni, Pt-C, PdO, etc. can be used.
Reaction solvents are usually alcohols such as methanol, ethanol, and isopropanol, carboxylic acids such as formic acid, acetic acid, and propionic acid, esters such as ethyl acetate, ethanol-formic acid, or ethanol-
Using a mixed solvent such as acetic acid, at normal pressure to 10%
Kg/cm 2 hydrogen is supplied, 0.1 to 10 hours at 10 to 100℃, preferably 40 to 80℃, 0.5 to 5
Allow time to react. (Seventh Step) The substance of the present invention in which R 1 is a benzyloxycarbonyl group optionally substituted on the nucleus with a group selected from the group of halogen, alkoxy group and nitro group can be produced from a compound.
The following description will be made using a benzyloxycarbonyl group as an example where R 1 is a benzyloxycarbonyl group, but it can be produced in the same way if it is a nuclear-substituted benzyloxycarbonyl group. In this reaction, C 6 H 5 CH 2 OCOCl is 1 to 2 times the mole of the compound, preferably about 1.4
Two times the molar amount is used, and the reaction is carried out in THF at 30 to 60°C, preferably 45°C, for 4 to 24 hours, preferably about 12 hours. Although this reaction can be applied regardless of the type of R 2 , it is particularly preferable to apply it to those in which R 2 is -SR 8 . (Eighth Step) A compound in which R 1 is hydrogen can also be produced by acid decomposing the above compound. In this case, it is preferable to use hydrochloric acid, hydrobromic acid, or the like as the acid, and to carry out the reaction in an acetic acid solvent. Usually, the reaction is carried out at a reaction temperature of 0 to 100°C for 0.5 to 10 hours. After the reaction, the compound can be obtained by neutralizing it with NaHCO 3 or the like, and separating and purifying it by conventional methods. (Process for producing the substance of the present invention in which -NR 5 R 6 is -NH) The substance of the present invention in which -NR 5 R 6 of R 2 in formula [] is -NH 2 can be produced by the same reaction operation as in the first step. ,
It can be produced via the following reaction products. From the compound, -NR 5 R 6 is -
A substance of the invention that is NH 2 can be produced. [Utility of the substance of the present invention] The substance of the present invention has excellent activity as a herbicide. That is, the substance of the present invention can be used as a herbicide for paddy fields and upland fields. The herbicides are particularly effective against paddy field weeds such as Japanese grasshopper, Japanese grasshopper, Japanese cypress, Japanese fireweed, and Japanese grasshopper, as well as upland weeds such as Japanese barnyard grass, Japanese grasshopper, Japanese grasshopper, and Japanese grasshopper. In order to use the substance of the present invention as a herbicide, the substance of the present invention can be used alone or in combination with carriers, surfactants, dispersants, adjuvants, etc., and formulated into wettable powders, emulsions, fine granules, granules, etc. It can be diluted to an appropriate concentration and sprayed, or applied directly. Hereinafter, the present invention will be specifically explained with reference to Examples, Test Examples, etc. Reference example 1 2-(4-benzylpiperazino)-4-hydroxypyrimidine-5-carboxylic acid ethyl ester 1 in an ethanol solution of 25.2 g of sodium hydroxide
-amidino-4-benzylpiperazine sulfate 160
g (0.60 mmol), and then 129.4 g (0.60 mmol) of diethyl ethoxy methylene malonate.
It was dripped in minutes. After refluxing for 5.5 hours, cool
The precipitated crystals were separated. The crystals were washed with water and then dried to obtain 131.4 g of the title compound (yield: 64%). Melting point 151-153℃ 1H -NMR spectrum (CDCl 3 solution, δppm) 1.36 (3H, t, J = 7Hz), 2.49 (4H, m),
3.54 (2H, s), 3.93 (4H, m), 4.35 (2H,
q, J=7Hz), 7.31 (5H, s), 8.63 (1H,
s) Reference example 2 2-(4-benzylpiperazino)-4-chloropyrimidine-5-carboxylic acid ethyl ester 2-(4-benzylpiperazino)-4-hydroxypyrimidine-5-carboxylic acid ethyl ester (compound synthesized in Reference Example 1) 130.0g (0.38mol)
A mixture of 390 ml and thionyl chloride was refluxed for 10 hours.
After adding 600 ml of toluene, the mixture was distilled to remove excess thionyl chloride. The mixture was cooled on ice, made alkaline by adding an aqueous sodium hydroxide solution, and extracted with chloroform. After drying the chloroform layer with MgSO4 ,
By distilling off chloroform under reduced pressure, 120.2 g of the title compound was obtained as an oily product (yield: 88
%). 1 H-NMR spectrum (CDCl 3 solution, δppm) 1.36 (3H, t, J = 7Hz), 2.50 (4H, m),
3.56 (2H, br.s), 3.92 (4H, m), 4.32 (2H,
q, J = 7Hz), 7.35 (5H, s), 8.79 (1H,
s) Reference example 3 2-(4-benzylpiperazino)-4-ethylaminopyrimidine-5-carboxylic acid ethyl ester 72.3 g of 70% ethylamine aqueous solution ( 1.12 mol) was added dropwise over 15 minutes, and the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. After adding water, extracting the oil with chloroform, and drying the chloroform layer with MgSO4 ,
By distilling off chloroform under reduced pressure, 103.5 g of the title compound was obtained as an oily product (yield ~100
%) 1 H-NMR spectrum (CDCl 3 solution, δppm) 1.22 (3H, t, J = 7Hz), 1.32 (3H, t, J
=7Hz), (4H, m), 3.46 (2H, d, q, J
=5,7Hz), 3.54 (2H, s), 3.88 (4H,
m), 4.25 (2H, q, J = 7Hz), 7.31 (5H,
s), 8.00 (1H, br, t, J=5Hz), 8.58
(1H,s) The following compound was synthesized by a similar method. Structural formula R= NHCH3 (mp71-74℃) R= NHPri R=N( CH3 ) 2 Reference example 4 2-(4-phenylpiperazino)-4-methoxypyrimidine-5-carboxylic acid methyl ester To a methanol solution (50 ml) of 1.88 g (34.8 mmol) of sodium methoxide was added 10.1 g of 2-(4-benzylpiperazino)-4-chloropyrimidine-5-carboxylic acid ethyl ester (compound synthesized in Reference Example 2) ( 28.0mmol) of methanol (40ml)
solution was added dropwise over 10 minutes. The mixture was stirred at room temperature for 1 hour, and methanol was distilled off under reduced pressure.
Water was added and extracted with chloroform. After drying the chloroform layer with MgSO 4 , chloroform was distilled off under reduced pressure and the residue was recrystallized from methanol-ethyl acetate to obtain 7.9 g of the title compound (yield 79%) Melting point 135-138°C 1 H-NMR spectrum (CDCl 3 solution, δppm) 2.49 (4H, m), 3.54 (2H, s), 3.82 (3H,
s), 3.90 (4H, m), 3.97 (3H, s), 7.32
(5H, s), 8.71 (1H, s) Reference example 5 2-(4-benzylpiperazino)-4-methylthiopyrimidine-5-carboxylic acid ethyl ester A solution of 3 g (8.3 mmol) of 2-(4-benzylpiperazino)-4-chloropyrimidine-5-carboxylic acid ethyl ester (compound synthesized in Reference Example 2) in methylene chloride (10 ml) was prepared separately.
A solution of 1.16 g of CH 3 SNa in methanol (3 ml) was added dropwise at room temperature, and the mixture was stirred for 2 hours. Then add water,
Extracted with methylene chloride. The methylene chloride layer was dried over anhydrous magnesium sulfate and then concentrated, and the residue was purified by column chromatography to obtain 1.16 g of the target product (yield 37%). 1 H-NMR spectrum (CDCl 3 solution, δppm) 1.35 (3H, t, J = 7Hz) 2.43 (3H, s),
2.51 (4H, m), 3.56 (2H, s), 3.95 (4H,
m), 4.32 (2H, q, J = 7Hz), 7.34 (5H,
m), 8.66 (1H, s) Reference example 6 4-amino-2-(4-benzylpiperazino)-
Piperazine-5-carboxylic acid ethyl ester 1-amidino-4-benzylpiperazino sulfate
26.8g and 3% sodium hydroxide solution in ethanol
Mix 133ml and then add ethyl-2-cyano-3
- 17.0 g of ethoxy acrylate was added. After refluxing for 5 hours, the mixture was allowed to cool. After ethanol was distilled off from the reaction mixture, water and ethyl acetate were added and the mixture was shaken. Precipitated 2-(4-phenylpiperazino)-5
-Separate the white crystals of cyano-4-hydroxypyrimidine, separate the liquid oil and water, and dry the organic layer.
Concentration gave a solid. Ether was added to the solid matter, insoluble matter was removed, and the ether was distilled off to give 4-
11.2 g of pale yellow crystals of amino-2-(4-benzylpiperazino)-5-ethoxycarbonylpyrimidine
(Yield 33g) was obtained. Melting point 244-245℃ 1 H-NMR (CDCl 3 solution, δppm) 1.34 (3H, t, J = 7Hz), 2.46 (4H, m),
3.53 (2H, s), 3.86 (4H, m), 4.27 (2H,
q, J=7Hz), 7.32 (5H, m), 8.63 (1H,
s) Reference Example 7 2-(4-benzylpiperazino)-4-ethylaminopyrimidine-5-carboxylic acid 2-(4-benzylpiperazino)-4-ethylaminopyrimidine-5-carboxylic acid ethyl ester (compound synthesized in Reference Example S) 106.4g
(0.29mol), 85% potassium hydroxide 38.0g
(0.58 mol), 100 ml of water, and 400 ml of ethanol were refluxed for 1 hour, and the ethanol was distilled off under reduced pressure.
Water was added and the mixture was neutralized with concentrated hydrochloric acid. The precipitated crystals were separated and dried to obtain 80.3 g of the title compound (yield: 82%). Melting point 158-160℃ 1H -NMR spectrum (DMSO- d6 solution,
δppm) 1.18 (3H, t, J=7Hz), 2.66 (4H, m),
3.44 (2H, dq, J=7Hz), 3.75 (2H, m),
3.91 (4H, m), 7.35 (5H, s), 8.19 (1H,
br.t, J=5Hz), 8.45 (1H, s) The following compound was synthesized by the same method. Structural formula R=NH 2 (mp158-160°C (synthesized from the compound of Reference Example 6) NHCH 3 (mp184-186°C) (synthesized from the compound of Reference Example 3) NHPr i (synthesized from the compound of Reference Example 3) OCH 3 (mp208-210°C) (Synthesized from the compound of Reference Example 4) SCH 3 (Synthesized from the compound of Reference Example 5) Example 1 2-(4-benzylpiperazino)-4-ethylaminopyrimidine-5-carboxylic acid diethylamide Add 0.2 ml of triethylamine to a mixture of 0.5 g (1.46 mmol) of 2-(4-benzylpiperazino)-4-ethylaminopyrimidine-5-carboxylic acid (compound synthesized in Reference Example 7) and 20 ml of chloroform.
(1.43 mmol) and then 0.22 ml of thionyl chloride.
(3.02 mmol) was added and stirred at room temperature for 1 hour. Next, add 1.0 ml (9.67 mmol) of diethylamine,
After further stirring for 1 hour, water was added and the mixture was extracted with chloroform. After drying the chloroform layer over anhydrous MgSO 4 , the solvent was distilled off under reduced pressure, and the residue was purified by silica gel column micromatography. 1 H-NMR spectrum (CDCl 3 solution, δppm) 1.20 (3H, t, J = 7Hz), 1.21 (3H, t, J
= 7Hz), 1.25 (3H, t, J = 7Hz), 2.48
(4H, m), 3.45 (6H), 3.54 (2H, s), 3.84
(4H, m), 6.98 (1H, br.t, J=5Hz), 7.32
(5H, s), 7.90 (1H, s) Various compounds of the present invention were synthesized in a similar manner. The results are shown in Table 2.

【表】 実施例 12 2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−エチルア
ミノピリミジン−5−カルボン酸ジプロピルア
ミド塩酸塩 2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−エチルア
ミノピリミジン−5−カルボン酸(参考例7で合
成した化合物)5g(14.7mmol)とジクロロメ
タン40mlの混合物にトリエチルアミン1.48g
(14.7mmol)を加え、さらに塩化チオニル22ml
(29mmol)を加え、室温で1時間撹拌した。次
にジプロピルアミン8.9g(88.2mmol)を加え、
さらに1時間撹拌した後、1N−NaOH水溶液100
mlを加え、ジクロロメタンで抽出した後、ジクロ
ロメタン層に濃塩酸10mlを加え、撹幻し、次にジ
クロロメタンおよび水を留去した。残渣を酢酸エ
チル−エタノールで再結晶し、目的物3.14gを得
た(収率47%)。 1H−NMRスペクトル(DMSO−d6液、
δppm) 0.82(6H,t,J=7Hz)、1.12(3H,t,J
=7Hz)、1.5(4H,m)、3.3(14H,m)、
4.36(2H,s)、7.5(5H,m)、7.80(1H,
s)、8.1(1H,brs) 実施例 13 2−ピペラジノ−4−エチルアミノピリミジン
−5−カルボン酸ジエチルアミド 2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−エチルア
ミノピリミジン−5−カルボン酸ジエチルアミド
(実施例1で合成した化合物)0.33g
(0.83mmol)を溶媒としたエタノール20ml、99%
ギ酸0.1ml、触媒として10%パラジウム炭素0.1g
を用い、1時間還流することにより、加水分解し
た。触媒を過し、冷媒を減圧留去することによ
り、標記化合物0.26gを油状生成物として得た
(収率〜100%)。 1H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.23(9H)、3.36(4H,m)、4.47(6H)、4.21
(4H,m)、7.05(1H,br.t,J=5Hz)、7.27
(5H,s)、7.90(1H,s) 同様の方法により表3の化合物を得た。
[Table] Example 12 2-(4-benzylpiperazino)-4-ethylaminopyrimidine-5-carboxylic acid dipropylamide hydrochloride Add 1.48 g of triethylamine to a mixture of 5 g (14.7 mmol) of 2-(4-benzylpiperazino)-4-ethylaminopyrimidine-5-carboxylic acid (compound synthesized in Reference Example 7) and 40 ml of dichloromethane.
(14.7 mmol) and further 22 ml of thionyl chloride.
(29 mmol) was added and stirred at room temperature for 1 hour. Next, 8.9g (88.2mmol) of dipropylamine was added,
After stirring for another 1 hour, 1N-NaOH aqueous solution 100%
After extraction with dichloromethane, 10 ml of concentrated hydrochloric acid was added to the dichloromethane layer, stirred, and then dichloromethane and water were distilled off. The residue was recrystallized from ethyl acetate-ethanol to obtain 3.14 g of the target product (yield 47%). 1 H-NMR spectrum (DMSO-d 6 liquid,
δppm) 0.82 (6H, t, J = 7Hz), 1.12 (3H, t, J
=7Hz), 1.5 (4H, m), 3.3 (14H, m),
4.36 (2H, s), 7.5 (5H, m), 7.80 (1H,
s), 8.1 (1H, brs) Example 13 2-Piperazino-4-ethylaminopyrimidine-5-carboxylic acid diethylamide 0.33 g of 2-(4-benzylpiperazino)-4-ethylaminopyrimidine-5-carboxylic acid diethylamide (compound synthesized in Example 1)
(0.83 mmol) in ethanol 20 ml, 99%
0.1 ml of formic acid, 0.1 g of 10% palladium on carbon as catalyst
Hydrolysis was carried out by refluxing for 1 hour. By filtering the catalyst and removing the refrigerant under reduced pressure, 0.26 g of the title compound was obtained as an oily product (yield ~100%). 1 H-NMR spectrum (CDCl 3 solution, δppm) 1.23 (9H), 3.36 (4H, m), 4.47 (6H), 4.21
(4H, m), 7.05 (1H, br.t, J=5Hz), 7.27
(5H, s), 7.90 (1H, s) The compounds shown in Table 3 were obtained in a similar manner.

【表】【table】

【表】 実施例 23 2−ピペラジノ−4−エチルアミノピリミジン
−5−カルボン酸ジプロピルアミド 2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−エチルア
ミノピリミジン−5−カルボン酸ジプロピルアミ
ド3.14g(6.9mmol)、10%Pd/0.31g、エタノ
ール50mlの混合物を水素雰囲気下、60℃で1時間
撹拌した。10%d/Cを別し、冷媒を留去し、
残渣に1NNaOH水溶液20mlを加え、ジクロロメ
タンで抽出した。ジクロロメタン層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した後、ジクロロメタンを留去
し、目的物2.11gを得た(収率91%)。 1H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 0.88(6H,t,J=7Hz)、1.20(3H,t,J
=7Hz)、1.6(5H,m)、2.91(4H,t,J=
5Hz)、3.4(6H,m)、3.81(4H,t,J=5
Hz)、6.76(1H,brs)、7.89(1H,s) 実施例 24 2−(4−ベンジルオキシカルボニルピペラジ
ノ)−4−メチルチオピリミジン−5−カルボ
ン酸ジエチルアミド 2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−メチルチ
オピリミジン−5−カルボン酸ジエチルアミド
0.5gをテトラヒドロフラン10mlに溶かし、これ
にクロロ炭酸ベンジル0.3gを室温で滴下し、さ
らに45℃で12時間撹拌した。放冷後、テトラヒド
ロフランを減圧留去し、クロロホルム抽出した。
クロロホルム層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後
濃縮して目的物0.5gを得た。(収率89%)。 1H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.18(6H,t,J=7Hz)、2.51(3H,s)、
3,39(4H,q,J=7Hz)、3.64(4H,
m)、3.92(4H,m)、4.58(2H,s)、7.36
(5H,s)、7.95(1H,s) 実施例 25 2−ピペラジノ−4−メチルチオピリミジン−
5−カルボン酸ジエチルアミド 2−(4−ベンジルオキシカルボニルピペラジ
ノ)−4−メチルチオピリミジン−5−カルボン
酸ジエチルアミド0.5gを25%臭化水素酢酸溶液
に溶かし、室温にて2時間撹拌した。臭化水素、
酢酸および生じた臭化ベンジルを減圧留去し、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和した後、クロ
ロホルムで抽出して無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。クロロホルムを減圧留去し残渣をカラムク
ロマトグラフイーにかけて目的物を0.25gを淡黄
色油状物として得た(収率71%)。 1H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.18(6H,t,J=7Hz)、2.50(3H,s)、
2.95(4H,m)、3.40(4H,q,J=7Hz)、
3.87(4H,m)、7.94(1H,s) 試験例 1 畑土壌処理試験 内径9cmの磁製ポツトに畑土壌を詰め、アオビ
ユ、メヒシバ、コゴメカヤツリ播種した。ただち
に1アールあたり所定化合物を含む水和剤300g
を20リツトルの水に分散させ、ポツトの上方から
小型噴霧器で土壌全面にスピレー処理した。処理
後20日間温室に置き、除草効力を調べた。評価基
準は以下の通りである。 除草効果 5 完全枯死 4 除草効果 大 3 除草効果 中 2 除草効果 小 1 除草効果 微少 0 無効(正常) 結果を表4に示す。
[Table] Example 23 2-Piperazino-4-ethylaminopyrimidine-5-carboxylic acid dipropylamide A mixture of 3.14 g (6.9 mmol) of 2-(4-benzylpiperazino)-4-ethylaminopyrimidine-5-carboxylic acid dipropylamide, 10% Pd/0.31 g, and 50 ml of ethanol was heated at 60°C under a hydrogen atmosphere. Stirred for 1 hour. Separate 10% d/C, distill off the refrigerant,
20 ml of 1N NaOH aqueous solution was added to the residue, and the mixture was extracted with dichloromethane. After drying the dichloromethane layer over anhydrous sodium sulfate, dichloromethane was distilled off to obtain 2.11 g of the target product (yield 91%). 1 H-NMR spectrum (CDCl 3 solution, δppm) 0.88 (6H, t, J = 7Hz), 1.20 (3H, t, J
= 7Hz), 1.6 (5H, m), 2.91 (4H, t, J =
5Hz), 3.4 (6H, m), 3.81 (4H, t, J=5
Hz), 6.76 (1H, brs), 7.89 (1H, s) Example 24 2-(4-benzyloxycarbonylpiperazino)-4-methylthiopyrimidine-5-carboxylic acid diethylamide 2-(4-benzylpiperazino)-4-methylthiopyrimidine-5-carboxylic acid diethylamide
0.5 g was dissolved in 10 ml of tetrahydrofuran, and 0.3 g of benzyl chlorocarbonate was added dropwise thereto at room temperature, followed by further stirring at 45° C. for 12 hours. After cooling, tetrahydrofuran was distilled off under reduced pressure and extracted with chloroform.
The chloroform layer was dried over anhydrous magnesium sulfate and concentrated to obtain 0.5 g of the desired product. (Yield 89%). 1 H-NMR spectrum (CDCl 3 solution, δppm) 1.18 (6H, t, J = 7Hz), 2.51 (3H, s),
3,39 (4H, q, J=7Hz), 3.64 (4H,
m), 3.92 (4H, m), 4.58 (2H, s), 7.36
(5H, s), 7.95 (1H, s) Example 25 2-piperazino-4-methylthiopyrimidine-
5-carboxylic acid diethylamide 0.5 g of 2-(4-benzyloxycarbonylpiperazino)-4-methylthiopyrimidine-5-carboxylic acid diethylamide was dissolved in a 25% hydrogen bromide acetic acid solution and stirred at room temperature for 2 hours. hydrogen bromide,
Acetic acid and the resulting benzyl bromide were distilled off under reduced pressure, neutralized with a saturated aqueous sodium bicarbonate solution, extracted with chloroform, and dried over anhydrous magnesium sulfate. Chloroform was distilled off under reduced pressure and the residue was subjected to column chromatography to obtain 0.25 g of the desired product as a pale yellow oil (yield 71%). 1 H-NMR spectrum (CDCl 3 solution, δppm) 1.18 (6H, t, J = 7Hz), 2.50 (3H, s),
2.95 (4H, m), 3.40 (4H, q, J=7Hz),
3.87 (4H, m), 7.94 (1H, s) Test Example 1 Field Soil Treatment Test Field soil was filled in a porcelain pot with an inner diameter of 9 cm, and sowings of blueberry, blackberry, and Japanese cypress were sown. Immediately 300g of hydrating agent containing the specified compound per are
was dispersed in 20 liters of water and sprayed over the entire surface of the soil using a small sprayer from above the pot. After treatment, it was placed in a greenhouse for 20 days and its herbicidal efficacy was examined. The evaluation criteria are as follows. Weeding effect: 5 Complete death: 4 Weeding effect: Large 3 Herbicidal effect: Medium 2 Herbicidal effect: Small 1 Weeding effect: Slight 0 Ineffective (normal) The results are shown in Table 4.

【表】 試験例 2 水田用試験 内径9cmの磁製ポツトにふるつた水田土壌を充
填し、水を加えて代かき操作をし、ノビエを播種
して2cmの湛水状態とした。翌日、所定の配合例
に準じて調製した水和剤の所定量を水に希釈し
て、水中に滴下処理した(散布量250g/10a)。
薬剤処理後20日目に雑草についての除草効力を調
べた。評価基準は前述の通りである。その結果を
表5に示した。
[Table] Test Example 2 Paddy field test A porcelain pot with an inner diameter of 9 cm was filled with loose paddy soil, water was added, plowing was performed, and wild grass was sown to create a flooded state of 2 cm. The next day, a predetermined amount of a wettable powder prepared according to a predetermined formulation example was diluted with water and dripped into water (spraying amount: 250 g/10a).
The herbicidal efficacy of weeds was examined 20 days after chemical treatment. The evaluation criteria are as described above. The results are shown in Table 5.

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 一般式[] [式中、R1は水素、フエニル基置換メチル基
又はハロゲン、アルコキシ基およびニトロ基の群
から選ばれる基により核置換されていてもよいベ
ンジルオキシカルボニル基であり、R2は−
NR5R6(R5およびR6は各々水素又は低級アルキル
基である。)、OR7(R7は低級アルキル基である。)
又は−SR8(R8は低級アルキル基である。)であ
り、R3およびR4は水素又は低級アルキル基であ
る。]で示される新規ピリミジン誘導体。
[Claims] 1. General formula [] [In the formula, R 1 is hydrogen, a phenyl group-substituted methyl group, or a benzyloxycarbonyl group optionally substituted with a group selected from the group of halogen, alkoxy group, and nitro group, and R 2 is -
NR 5 R 6 (R 5 and R 6 are each hydrogen or a lower alkyl group), OR 7 (R 7 is a lower alkyl group)
or -SR8 ( R8 is a lower alkyl group), and R3 and R4 are hydrogen or a lower alkyl group. ] A novel pyrimidine derivative.
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