JPH05228270A - ヘアカッター - Google Patents

ヘアカッター

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Publication number
JPH05228270A
JPH05228270A JP3683892A JP3683892A JPH05228270A JP H05228270 A JPH05228270 A JP H05228270A JP 3683892 A JP3683892 A JP 3683892A JP 3683892 A JP3683892 A JP 3683892A JP H05228270 A JPH05228270 A JP H05228270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
hair
support member
comb
blade
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3683892A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Fujikawa
章次 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3683892A priority Critical patent/JPH05228270A/ja
Publication of JPH05228270A publication Critical patent/JPH05228270A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】テーパーカットを実現する。刈り上げ状態から
徐々に長く上部の方に毛髪のカットをできるようにす
る。 【構成】支持部材3,4の先端を結ぶ線の近傍に刃部に
おける切断作用部を位置させる。少なくとも一方の支持
部材の先端に櫛部30を突設させる。刃部の刃先線に対
して支持部材3または支持部材4を傾斜自在とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は毛髪のカットを行うため
のヘアカッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヘアカッターとして最も一般的なのは、
いわゆるバリカンであるが、これは丸刈りとする場合に
はよいものの、調髪という点からは熟練した技術を要す
るために、家庭内での使用には無理がある。このため、
本出願人は先に特願平2−405528号に示すものを
考案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このも
のにあっては、櫛部と刃部の刃先線とが平行であるため
に耳回り等の毛の短い部分から長い部分へテーパをつけ
てカットすることが困難であり、頭髪全体を一台で仕上
げる点において満足できるものではなかった。本発明は
このような点に鑑みなされたものであって、その目的と
するところはテーパーカットが実現され、刈り上げ状態
から徐々に長く上部の方に毛髪のカットを行うことがで
きるヘアカッターを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、櫛状
の固定刃と可動刃とからなる刃部を備えるとともに、こ
の刃部の両面に配される一対の毛髪用の支持部材とを備
えたものであって、上記両支持部材の先端を結ぶ線の近
傍に刃部における切断作用部が位置しており、少なくと
も一方の支持部材の先端に櫛部を突設し、刃部の刃先線
に対して前記支持部材を傾斜自在としたものである。
【0005】
【作用】本発明によれば、刃部の刃先線に対して支持部
材を傾斜自在としてあることで、毛の短い部分から長い
部分へテーパをつけてカットすることができ、刈り上げ
状態から徐々に長く上部の方に向けて頭髪のカットを行
うことができるものであり、例えば、最初に支持部材を
刃部の刃先線に対して平行にセットして首すじや襟足を
整えた後に支持部材を刃先線に対して傾斜させることで
耳回りを短く仕上げることができるものであり、頭髪全
体を一台で綺麗に仕上げることができる。
【0006】
【実施例】以下本発明を図示実施例に基づいて説明する
と、このヘアカッターは、図2、図3に示されるように
刃部2を備えた先端部に、毛髪用支持部材3、4が着脱
自在とされたもので、一面にはスイッチハンドル11が
設けられている。上記刃部2は、図4に示されるように
櫛状の固定刃20と同じく櫛状の可動刃21とからなる
もので、固定刃20に対して往復摺動自在とされた可動
刃21は、ばねによって固定刃20側に向けてばね付勢
されているとともに、案内板22が一面に固着されたも
のとなっている。そして、ヘアカッターのハウジング1
0内には、回路モジュールとモータ12とが収納されて
おり、モータ12の出力軸12aに固着された偏心軸1
3が上記案内板22のカム溝24に係合している。モー
タ12の回転により、案内板22及び可動刃21が往復
動を行うものであり、この時、固定刃20と可動刃21
との先端の櫛状となった部分で切断作用が生じる。
【0007】前記支持部材3は、筒状であって、本体1
の先端部外周に着脱自在に被せられたものとなってお
り、上記刃部2における可動刃21側に位置する部分の
先端縁からは可動刃21側に向けて屈曲されて刃部2の
前方を横切る櫛部30が突設されている。この支持部材
3の先端部には図1に示されるように毛髪支持部50が
設けられ、毛髪支持部50には複数の櫛ガイド溝51が
凹設されており、ピン孔31を備えた各櫛部材32の上
部が係合されるようになっている。各櫛部材32のピン
孔31には操作子60の下面より複数突設されたピン6
1がそれぞれ係合されるようになっており、操作子60
は中央の軸孔62に挿合されたダイアル70の軸71が
毛髪支持部50の軸孔52に係合されることによってダ
イアル70にて支持部材3の上面に固定されるようにな
っている。ここで、ダイアル70の軸71の両側に位置
するようにダイアル70の下面より突設された回り止め
突起72は操作子60の軸孔62の両側に穿設された回
り止め軸孔63に挿合されるようになっており、ダイア
ル70を左右に回すことにより各櫛部材32は櫛ガイド
溝51を滑り、刃部2の刃先線に対して傾斜した状態で
突出することとなる。この状態を図5(a)または図5
(b)にて示している。
【0008】支持部材4は、支持部材4の回動によって
その先端部が刃部2に向けて近接離間するように構成さ
れており、先端縁からは刃部2の固定刃20側に間隔を
おいて位置する毛髪押さえガイド40が突設されてい
る。この時、支持部材3の先端、つまり櫛部30の根元
と、支持部材4の先端である毛髪押さえガイド40の先
端とを結ぶ線イが、図4から明らかなように、刃部2に
おける切断作用部の先端、すなわち固定刃20よりも突
出量の小さい可動刃21の先端縁付近を通るようにされ
ている。
【0009】そして、支持部材4には、図1に示すよう
に、支持部材3の一面に操作部が配されたカット長さ調
整用の操作レバー5が一体に形成されている。操作レバ
ー5の前後動に伴って図10に示すように、支持部材4
を動かして、固定刃20と毛髪押さえガイド40との間
の間隔を変化させることができるようになっている。し
かして、このヘアカッターでは、櫛部30を刃部2の刃
先線と平行に配置し、モータ12によって可動刃21を
往復動させている状態で、本体1先端部に装着した支持
部材3の櫛部30を毛髪内に差し込み、本体1を下方に
向けて動かすことで、櫛部30で毛髪を梳くようにすれ
ば、支持部材3の櫛部30の根元と支持部材4の毛髪押
さえガイド40の根元の両方に接している毛髪は、その
途中が刃部2における固定刃20と可動刃21の両者の
先端縁が重なっているところである切断作用部にかかる
ことがないものの、支持部材4の毛髪押さえガイド40
を先端が通過した毛髪は、自身の弾性で刃部2の切断作
用部側に移動し、刃部2において切断される。つまり、
毛髪の先端部のみがカットされ、途中の部分がカットさ
れることがないわけである。
【0010】また、この実施例においては、前述のよう
に操作レバー5を操作することで、図4に示されるよう
に刃部2と、支持部材4の毛髪押さえガイド40との間
の間隔を可変としていることから、カットする毛髪の長
さを調節することができるものである。そして、ダイア
ル70を左右のいずれかに回して櫛部30を刃部2の刃
先線に対して傾斜した状態とすることで刃部2の刃面に
対して櫛部30との隙間が左側端部と右側端部とで異な
ることとなってテーパー状となり、刃部2に導入される
毛髪は多い状態から少ない状態または少ない状態から多
い状態に段階的に形成され、ショートカット等の厚みの
少ない部位から厚みのある部位が連続的にテーパーカッ
トされるものであり、例えば、耳回りを前方から後方に
向けて毛髪の順方向に櫛部にて梳かすようにすることで
耳部の回りは短く、上部はあまりカットされずテーパー
カットが実現し、頭髪全体を一台で綺麗に仕上げること
ができるものである。
【0011】図6は第2実施例を示しており、このもの
にあっては、先端側に櫛部30が形成された櫛部材33
を支持部材3に対して回動自在に取付けて構成されてお
り、ダイアル70を回動させることによって櫛部30を
刃部2の刃先線に対して傾斜させることができるように
なっている。図7は第3実施例を示しており、このもの
においては、支持部材4の先端部に形成される毛髪押さ
えガイド40の両端をピン80によって左右両端部で支
持部材4にピン保持してあり、支持部材4の腕片4aの
途中に設けられた各操作部90を前後に移動させること
で腕片4aの長さ寸法を変化させて刃部2の刃先線との
距離が連続的に変化して傾斜した状態となるようになっ
ている。この状態を図8にて示している。
【0012】図9は第4実施例を示しており、このもの
にあっては、腕片4aの途中に設けられた各操作部90
が上下方向に移動させることができるようになってお
り、いずれか一方の操作部90を固定した状態で他方の
操作部90を移動させることで刃部2の刃先線との距離
が連続的に変化して傾斜した状態となるようになってい
る。この状態を図10にて示している。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明においては、毛の短
い部分から長い部分へテーパをつけてカットすることが
でき、刈り上げ状態から徐々に長く上部の方に向けて頭
髪のカットを行うことができるものであり、頭髪全体を
一台で綺麗に仕上げることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の分解斜視図である。
【図2】同上の各支持部材を示す斜視図である。
【図3】同上の全体斜視図である。
【図4】同上の部分拡大断面図である。
【図5】(a)、(b)は作用を示す説明図である。
【図6】同上の他の実施例を示すものであり、(a)は
斜視図、(b)は分解斜視図である。
【図7】同上のさらに他の実施例を示すものであり、
(a)は斜視図、(b)は分解斜視図である。
【図8】同上の作用を示す説明図である。
【図9】同上のさらに他の実施例を示す斜視図である。
【図10】同上の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
2 刃部 3,4 支持部材 20 固定刃 21 可動刃 30 櫛部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】櫛状の固定刃と可動刃とからなる刃部を備
    えるとともに、この刃部の両面に配される一対の毛髪用
    の支持部材とを備えたものであって、上記両支持部材の
    先端を結ぶ線の近傍に刃部における切断作用部が位置し
    ており、少なくとも一方の支持部材の先端に櫛部を突設
    し、刃部の刃先線に対して前記支持部材を傾斜自在とし
    て成ることを特徴とするヘアカッター。
JP3683892A 1992-02-25 1992-02-25 ヘアカッター Withdrawn JPH05228270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3683892A JPH05228270A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 ヘアカッター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3683892A JPH05228270A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 ヘアカッター

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Publication Number Publication Date
JPH05228270A true JPH05228270A (ja) 1993-09-07

Family

ID=12480894

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3683892A Withdrawn JPH05228270A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 ヘアカッター

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JP (1) JPH05228270A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014526933A (ja) * 2011-08-22 2014-10-09 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ カットガイドを有するヘアトリマー
JP2016529009A (ja) * 2013-08-29 2016-09-23 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. ヘアクリッピング装置
CN110432170A (zh) * 2019-06-17 2019-11-12 宁波宏都模塑有限公司 宠物梳子

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