JPH0516065A - 研磨装置 - Google Patents
研磨装置Info
- Publication number
- JPH0516065A JPH0516065A JP17276191A JP17276191A JPH0516065A JP H0516065 A JPH0516065 A JP H0516065A JP 17276191 A JP17276191 A JP 17276191A JP 17276191 A JP17276191 A JP 17276191A JP H0516065 A JPH0516065 A JP H0516065A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing
- polished
- polishing table
- air chamber
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 研磨精度が高く、研磨装置のロボットのティ
ーチイングが容易な研磨装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 負圧や正圧の空気圧を変化させて研磨台と被
研磨体との接触圧を調節する研磨装置を構成した。ま
た、研磨台を駆動する力の伝達経路に自在継手を配置し
た研磨装置を構成した。 【効果】 研磨面の接触圧の調節が容易で均一になる。
また、研磨面が曲面のときに自在継手によって、研磨台
が自動的に法線方向に追随して接触する。
ーチイングが容易な研磨装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 負圧や正圧の空気圧を変化させて研磨台と被
研磨体との接触圧を調節する研磨装置を構成した。ま
た、研磨台を駆動する力の伝達経路に自在継手を配置し
た研磨装置を構成した。 【効果】 研磨面の接触圧の調節が容易で均一になる。
また、研磨面が曲面のときに自在継手によって、研磨台
が自動的に法線方向に追随して接触する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は研磨装置に係わり、さら
に詳しくは被研磨体の研磨面が曲面等のときに圧力によ
り研磨台の接触圧を調節して一定値にすると共に、研磨
台を常時法線方向に沿って接触させる研磨装置に関する
ものである。
に詳しくは被研磨体の研磨面が曲面等のときに圧力によ
り研磨台の接触圧を調節して一定値にすると共に、研磨
台を常時法線方向に沿って接触させる研磨装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】出願人は、平成2年6月19日に特願平
2−158671号として、「研磨工具」の発明を出願
した。この先願発明の特願平2−158671号の構成
を、図9に示す。
2−158671号として、「研磨工具」の発明を出願
した。この先願発明の特願平2−158671号の構成
を、図9に示す。
【0003】図9において、1は被研磨体、2は研磨シ
ート、3は研磨座、4は研磨シート2を接着した研磨座
3で構成する研磨板である。5は吸着台、6は通気孔、
7は気室である。8は吸着台5を固定した中空軸、9は
中空室10に設けられたスラスト軸受け、11は軸方向
に移動可能な支持軸、12は工具ヘッド、13はラジア
ル軸受けである。工具ヘッド12にはモータの回転を往
復運動に変換する回転/振動変換機構が内蔵されてい
る。14と15は止め輪、16は鍔板、17はバネであ
る。バネ17は中空軸8と鍔板16との間に介装され、
吸着台5と一体に中空軸8に下方向に向くバネ圧を加え
る。18は工具本体、19は工具保持体、21はフラン
ジ、22はボルト、23は口金である。24は切換弁、
25は真空ポンプ、26と27はチューブ、28と29
は通気路である。工具本体18等の素子により、研磨工
具20が構成されている。そして、研磨工具20は口金
23を介して、ロボットを備えた研磨装置のエアーチャ
ックに取り付けられる(図4参照)。
ート、3は研磨座、4は研磨シート2を接着した研磨座
3で構成する研磨板である。5は吸着台、6は通気孔、
7は気室である。8は吸着台5を固定した中空軸、9は
中空室10に設けられたスラスト軸受け、11は軸方向
に移動可能な支持軸、12は工具ヘッド、13はラジア
ル軸受けである。工具ヘッド12にはモータの回転を往
復運動に変換する回転/振動変換機構が内蔵されてい
る。14と15は止め輪、16は鍔板、17はバネであ
る。バネ17は中空軸8と鍔板16との間に介装され、
吸着台5と一体に中空軸8に下方向に向くバネ圧を加え
る。18は工具本体、19は工具保持体、21はフラン
ジ、22はボルト、23は口金である。24は切換弁、
25は真空ポンプ、26と27はチューブ、28と29
は通気路である。工具本体18等の素子により、研磨工
具20が構成されている。そして、研磨工具20は口金
23を介して、ロボットを備えた研磨装置のエアーチャ
ックに取り付けられる(図4参照)。
【0004】このような構成の研磨装置の動作を、次に
説明する。気室7の負圧で吸着台5に吸着された研磨板
4が被研磨体1の表面に接触すると、工具本体18内の
エアーモータが駆動されて工具本体18が工具保持体1
9に沿って振動する。工具本体18の振動に連れて中空
軸8が支持軸11と一体に左右に振動する。中空軸8は
支持軸11に遊嵌してバネ17による下方向のバネ圧が
与えられているので、左右に振動しながら研磨板4の研
磨シート2を被研磨体1の表面に圧着させている。この
結果、研磨板4が被研磨体1の表面に沿って研磨シート
2を接触させながら振動して、被研磨体1の表面が研磨
シート2によって研磨されるようになっている。
説明する。気室7の負圧で吸着台5に吸着された研磨板
4が被研磨体1の表面に接触すると、工具本体18内の
エアーモータが駆動されて工具本体18が工具保持体1
9に沿って振動する。工具本体18の振動に連れて中空
軸8が支持軸11と一体に左右に振動する。中空軸8は
支持軸11に遊嵌してバネ17による下方向のバネ圧が
与えられているので、左右に振動しながら研磨板4の研
磨シート2を被研磨体1の表面に圧着させている。この
結果、研磨板4が被研磨体1の表面に沿って研磨シート
2を接触させながら振動して、被研磨体1の表面が研磨
シート2によって研磨されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の研磨装置は上記
のように、支持軸11上を上下方向に移動可能な中空軸
8にバネ17で一定の弾性力を加えて、研磨シート2を
被研磨体1の表面に接触させて研磨するように構成され
ている。したがって、被研磨体1の表面が平面以外の曲
面等のときは研磨する位置によって、バネ17に伸び縮
みが生じて接触圧が変化する。また、支持軸11の軸心
が曲面状の被研磨体1の軸心から離れると、研磨板4が
被研磨体1の研磨面に傾斜して接触することになる。研
磨板4の接触圧が変化したり研磨面に傾斜していたりす
ると、被研磨体1の研磨にムラが生じて研磨精度が低下
する。したがって、バネ17の弾性力を、常時一定に保
持しなければならない。また、被研磨体1が曲面のとき
には弾性力を一定にするために、研磨装置のロボットを
正確にティーチイング(teaching…教示)しなければな
らない等の問題点があった。本発明は上記のような従来
装置の問題点を解消するためになされたもので、研磨シ
ートの接触圧を常時一定に保持し、しかも研磨台を被研
磨体に一様な接触圧で接触させて研磨精度の高い研磨装
置を提供しようとするものである。
のように、支持軸11上を上下方向に移動可能な中空軸
8にバネ17で一定の弾性力を加えて、研磨シート2を
被研磨体1の表面に接触させて研磨するように構成され
ている。したがって、被研磨体1の表面が平面以外の曲
面等のときは研磨する位置によって、バネ17に伸び縮
みが生じて接触圧が変化する。また、支持軸11の軸心
が曲面状の被研磨体1の軸心から離れると、研磨板4が
被研磨体1の研磨面に傾斜して接触することになる。研
磨板4の接触圧が変化したり研磨面に傾斜していたりす
ると、被研磨体1の研磨にムラが生じて研磨精度が低下
する。したがって、バネ17の弾性力を、常時一定に保
持しなければならない。また、被研磨体1が曲面のとき
には弾性力を一定にするために、研磨装置のロボットを
正確にティーチイング(teaching…教示)しなければな
らない等の問題点があった。本発明は上記のような従来
装置の問題点を解消するためになされたもので、研磨シ
ートの接触圧を常時一定に保持し、しかも研磨台を被研
磨体に一様な接触圧で接触させて研磨精度の高い研磨装
置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、接触面に砥粒
を形成して複数の通気孔を設け被研磨体の研磨面に対応
する形状に形成され気室を設けた研磨台と、研磨台を軸
方向に摺動自在に保持する工具本体と、工具本体を介し
て研磨台を被研磨体の表面に接触させて駆動する駆動手
段と、研磨台の気室に連通されて気室を負圧にして通気
孔から吸気させる気圧源とを具備し、気圧源により負圧
の圧力を調節して研磨台と被研磨体の接触圧を設定する
研磨装置を構成したものである。また、接触面に砥粒を
形成して被研磨体の研磨面に対応する形状に形成され気
室を設けた研磨台と、研磨台を軸方向に摺動自在に保持
する工具本体と、工具本体を介して研磨台を被研磨体の
表面に接触させて駆動する駆動手段と、研磨台の気室に
連通されて気室に正圧を供給して研磨台を被研磨体に接
触させる気圧源とを具備し、気圧源により気室に供給さ
れる圧力を調節して研磨台と被研磨体の接触圧を設定す
る研磨装置を構成したものである。さらに、研磨台を傾
斜可能に連結する自在継手を設け、自在継手により研磨
台を被研磨体の法線方向に接触させる研磨装置を構成し
たものである。
を形成して複数の通気孔を設け被研磨体の研磨面に対応
する形状に形成され気室を設けた研磨台と、研磨台を軸
方向に摺動自在に保持する工具本体と、工具本体を介し
て研磨台を被研磨体の表面に接触させて駆動する駆動手
段と、研磨台の気室に連通されて気室を負圧にして通気
孔から吸気させる気圧源とを具備し、気圧源により負圧
の圧力を調節して研磨台と被研磨体の接触圧を設定する
研磨装置を構成したものである。また、接触面に砥粒を
形成して被研磨体の研磨面に対応する形状に形成され気
室を設けた研磨台と、研磨台を軸方向に摺動自在に保持
する工具本体と、工具本体を介して研磨台を被研磨体の
表面に接触させて駆動する駆動手段と、研磨台の気室に
連通されて気室に正圧を供給して研磨台を被研磨体に接
触させる気圧源とを具備し、気圧源により気室に供給さ
れる圧力を調節して研磨台と被研磨体の接触圧を設定す
る研磨装置を構成したものである。さらに、研磨台を傾
斜可能に連結する自在継手を設け、自在継手により研磨
台を被研磨体の法線方向に接触させる研磨装置を構成し
たものである。
【0007】
【作用】研磨台を被研磨体の研磨面に載せて切換弁を切
換えて研磨台の気室を負圧にすると、通気孔から外気が
吸い込まれながら研磨台が摺動軸と共に吸い寄せられて
研磨シートが被研磨体の表面に圧着する。そして、工具
ヘッドに内蔵されたエアモータが駆動されると、研磨台
が振動して被研磨体に圧着した研磨シートがその表面を
研磨する。研磨台の被研磨体に加える接触圧は、真空ポ
ンプと研磨台の気室を繋ぐ空気回路に設けられた制御弁
で調節される。また、この発明の別の実施例では、通気
孔がなく気密な気室を設けた研磨台を備えた研磨装置も
構成されている。気密に作られ研磨台内の気室には気圧
源から正圧が供給されて、研磨台が摺動軸と一体に摺動
して被研磨体に圧着する。この実施例でも研磨台の被研
磨体に対する接触圧が、気室に送られる正圧の空気圧の
強弱で調節されるようになっている。さらに、もう一つ
の実施例によれば、被研磨体に圧着して研磨する研磨台
に自在継手が連結されている。自在継手で連結された研
磨台を用いて被研磨体の曲面に当てがってから気室に負
圧や正圧を加えると、研磨台が自在継ぎ手のところから
傾斜して自動的に法線方向に沿って被研磨体の曲面に圧
着する。
換えて研磨台の気室を負圧にすると、通気孔から外気が
吸い込まれながら研磨台が摺動軸と共に吸い寄せられて
研磨シートが被研磨体の表面に圧着する。そして、工具
ヘッドに内蔵されたエアモータが駆動されると、研磨台
が振動して被研磨体に圧着した研磨シートがその表面を
研磨する。研磨台の被研磨体に加える接触圧は、真空ポ
ンプと研磨台の気室を繋ぐ空気回路に設けられた制御弁
で調節される。また、この発明の別の実施例では、通気
孔がなく気密な気室を設けた研磨台を備えた研磨装置も
構成されている。気密に作られ研磨台内の気室には気圧
源から正圧が供給されて、研磨台が摺動軸と一体に摺動
して被研磨体に圧着する。この実施例でも研磨台の被研
磨体に対する接触圧が、気室に送られる正圧の空気圧の
強弱で調節されるようになっている。さらに、もう一つ
の実施例によれば、被研磨体に圧着して研磨する研磨台
に自在継手が連結されている。自在継手で連結された研
磨台を用いて被研磨体の曲面に当てがってから気室に負
圧や正圧を加えると、研磨台が自在継ぎ手のところから
傾斜して自動的に法線方向に沿って被研磨体の曲面に圧
着する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の構成説明図、図
2は図1の要部の断面図、図3は研磨台の底面図であ
る。本発明実施例で前述の図9の図面の中で同一または
相当部分には同一の符号が付されているが構造が異なる
ものもあり一部説明が重複するが、ここでやや詳しく説
明する。図1において、1は金型等の被研磨体、2は研
磨シート、3は研磨座である。研磨シート2には、紙や
布でできた円形のシートの表面に一様に砥粒を貼着した
ものが用いられている。また、研磨座3は硬質の合成樹
脂やアルミニゥム等の金属で作られ、被研磨体1の研磨
面に合わせた形状に形成されて表面に研磨シート2が接
着されている。そして、研磨シート2と研磨座3により
研磨板4が構成され、厚さ方向に貫通した複数の通気孔
41が設けられている。42は図9の吸着台に対応する
研磨台、6は研磨台42に設けられた通気孔、7は気室
である。研磨台42の通気孔6は研磨板4の通気孔41
と同じ位置に設けられ、通気孔41を通気孔6に対応さ
せて接着剤43等により研磨板4が研磨台42に固定さ
れる(図2と3)。44は研磨台42を取り付けた中空
状の摺動軸、9は摺動軸44の中空室10に設けられた
スラスト軸受けである。図示されていないが、研磨台4
2は接触面にパッキン等のシール材を介在させて、ネジ
により取り外し自在に密着させて摺動軸44に固定され
る。
2は図1の要部の断面図、図3は研磨台の底面図であ
る。本発明実施例で前述の図9の図面の中で同一または
相当部分には同一の符号が付されているが構造が異なる
ものもあり一部説明が重複するが、ここでやや詳しく説
明する。図1において、1は金型等の被研磨体、2は研
磨シート、3は研磨座である。研磨シート2には、紙や
布でできた円形のシートの表面に一様に砥粒を貼着した
ものが用いられている。また、研磨座3は硬質の合成樹
脂やアルミニゥム等の金属で作られ、被研磨体1の研磨
面に合わせた形状に形成されて表面に研磨シート2が接
着されている。そして、研磨シート2と研磨座3により
研磨板4が構成され、厚さ方向に貫通した複数の通気孔
41が設けられている。42は図9の吸着台に対応する
研磨台、6は研磨台42に設けられた通気孔、7は気室
である。研磨台42の通気孔6は研磨板4の通気孔41
と同じ位置に設けられ、通気孔41を通気孔6に対応さ
せて接着剤43等により研磨板4が研磨台42に固定さ
れる(図2と3)。44は研磨台42を取り付けた中空
状の摺動軸、9は摺動軸44の中空室10に設けられた
スラスト軸受けである。図示されていないが、研磨台4
2は接触面にパッキン等のシール材を介在させて、ネジ
により取り外し自在に密着させて摺動軸44に固定され
る。
【0009】11は支持軸で、摺動軸44と共にスラス
ト軸受け9に沿って軸方向に摺動可能に嵌合されてい
る。12は工具ヘッド、13はラジアル軸受けである。
工具ヘッド12は、ラジアル軸受け13を介して支持軸
11の上端を保持する。この工具ヘッド12には図示さ
れていないが、エアーモータの回転を微少な往復運動に
変換する回転/振動変換機構が内蔵されている。14と
15は上下の止め輪である。止め輪14と15は、摺動
軸44の上下方向の摺動範囲を規制する。
ト軸受け9に沿って軸方向に摺動可能に嵌合されてい
る。12は工具ヘッド、13はラジアル軸受けである。
工具ヘッド12は、ラジアル軸受け13を介して支持軸
11の上端を保持する。この工具ヘッド12には図示さ
れていないが、エアーモータの回転を微少な往復運動に
変換する回転/振動変換機構が内蔵されている。14と
15は上下の止め輪である。止め輪14と15は、摺動
軸44の上下方向の摺動範囲を規制する。
【0010】18は工具本体、19は工具本体18を保
持する工具保持体である。工具本体18は、工具ヘッド
12に内蔵の回転/振動変換機構によって微少範囲振動
するようになっている。21はフランジ、22はボル
ト、23は口金である。ボルト22は、工具保持体19
をフランジ21に固定する。24は切換弁、45は制御
弁、46は気圧源である。気圧源46は、正負の圧力を
出力する。また、26と27はチューブ、28は支持軸
11等に設けられ研磨台42と切換弁24とを連通する
通気路、29はフランジ21内に形成され工具本体18
と口金23とを連通する通気路である。而して、上述の
工具本体18等の素子により、研磨工具20が構成され
ている。研磨工具20の取付状態が、図4に示されてい
る。図4の30は研磨装置、31はワークテーブル、3
2はロボツト、33はエアーチャック、34はアームで
ある。研磨工具20は口金23を介して、ロボット32
のエアーチャック33に取り付けられる。
持する工具保持体である。工具本体18は、工具ヘッド
12に内蔵の回転/振動変換機構によって微少範囲振動
するようになっている。21はフランジ、22はボル
ト、23は口金である。ボルト22は、工具保持体19
をフランジ21に固定する。24は切換弁、45は制御
弁、46は気圧源である。気圧源46は、正負の圧力を
出力する。また、26と27はチューブ、28は支持軸
11等に設けられ研磨台42と切換弁24とを連通する
通気路、29はフランジ21内に形成され工具本体18
と口金23とを連通する通気路である。而して、上述の
工具本体18等の素子により、研磨工具20が構成され
ている。研磨工具20の取付状態が、図4に示されてい
る。図4の30は研磨装置、31はワークテーブル、3
2はロボツト、33はエアーチャック、34はアームで
ある。研磨工具20は口金23を介して、ロボット32
のエアーチャック33に取り付けられる。
【0011】このような構成の本発明装置の動作を、次
に説明する。予め、図示されていないツールスタンドに
研磨工具20が載置されていると共に、粗さの異なる砥
粒の番手の複数種の研磨シート2を接着した研磨台42
が研磨シート2を下にして工具棚(図示せず)の上に準
備される。また、ワークテーブル31上には、研磨面が
平らな被研磨体1がセットされているものとする。
に説明する。予め、図示されていないツールスタンドに
研磨工具20が載置されていると共に、粗さの異なる砥
粒の番手の複数種の研磨シート2を接着した研磨台42
が研磨シート2を下にして工具棚(図示せず)の上に準
備される。また、ワークテーブル31上には、研磨面が
平らな被研磨体1がセットされているものとする。
【0012】研磨装置30のロボット32のアーム34
が駆動されて、エアーチャック33が口金23を介して
ツールスタンド上の研磨工具20をハンドで掴んで取付
ける。研磨工具20が取付けられると、アーム34が工
具棚の位置に移動して摺動軸44を工具棚上の研磨台4
2に載せる。このとき、図示されていないネジにより、
手動で研磨台42が摺動軸44の先端に気密に取り付け
られる。そして、研磨台42の気室7がチューブ27と
通気路28を介して気圧源46に連通する。再び、ロボ
ット32のアーム34が逆方向に回動されて、ハンドで
把持された研磨台42がワークテーブル31の上の被研
磨体1の上方に移されて研磨面に載せられてセットされ
る。
が駆動されて、エアーチャック33が口金23を介して
ツールスタンド上の研磨工具20をハンドで掴んで取付
ける。研磨工具20が取付けられると、アーム34が工
具棚の位置に移動して摺動軸44を工具棚上の研磨台4
2に載せる。このとき、図示されていないネジにより、
手動で研磨台42が摺動軸44の先端に気密に取り付け
られる。そして、研磨台42の気室7がチューブ27と
通気路28を介して気圧源46に連通する。再び、ロボ
ット32のアーム34が逆方向に回動されて、ハンドで
把持された研磨台42がワークテーブル31の上の被研
磨体1の上方に移されて研磨面に載せられてセットされ
る。
【0013】ここで、切換弁24が切換えられて気室7
がチューブ27と通気路28を介して気圧源46に連通
すると、気室7の内部が負圧になる。このとき、研磨台
42は摺動軸44と一体に支持軸11上に摺動自在に保
持されているので、研磨台42が吸引力を受けて被研磨
体1の表面に吸引されて圧着する。一方、工具本体18
が通気路29とチューブ26を通してロボット32側の
気圧源に接続されて、工具本体18内のエアーモータが
駆動される。エアーモータの回転は図示されていない変
換機構によって、工具本体18の微少な左右の振動に変
換される。そして、工具本体18が工具保持体19に沿
って振動し、これに連れて摺動軸44をスラスト軸受け
9で遊嵌させた支持軸11も左右に振動する。この結
果、研磨台42が被研磨体1の表面に沿って研磨シート
2を圧接させながら振動して、被研磨体1の表面が研磨
シート2によって研磨される。この場合、研磨台42の
被研磨体1の研磨面における接触圧は、チューブ27の
途中に設けられ気圧源46の真空度を制御する制御弁4
5によって調節される。そして、被研磨体1をセットし
たワークテーブル31は、順次平面的なX,Y軸に沿っ
て駆動され研磨シート2を設けた研磨台42によって全
表面が研磨される。
がチューブ27と通気路28を介して気圧源46に連通
すると、気室7の内部が負圧になる。このとき、研磨台
42は摺動軸44と一体に支持軸11上に摺動自在に保
持されているので、研磨台42が吸引力を受けて被研磨
体1の表面に吸引されて圧着する。一方、工具本体18
が通気路29とチューブ26を通してロボット32側の
気圧源に接続されて、工具本体18内のエアーモータが
駆動される。エアーモータの回転は図示されていない変
換機構によって、工具本体18の微少な左右の振動に変
換される。そして、工具本体18が工具保持体19に沿
って振動し、これに連れて摺動軸44をスラスト軸受け
9で遊嵌させた支持軸11も左右に振動する。この結
果、研磨台42が被研磨体1の表面に沿って研磨シート
2を圧接させながら振動して、被研磨体1の表面が研磨
シート2によって研磨される。この場合、研磨台42の
被研磨体1の研磨面における接触圧は、チューブ27の
途中に設けられ気圧源46の真空度を制御する制御弁4
5によって調節される。そして、被研磨体1をセットし
たワークテーブル31は、順次平面的なX,Y軸に沿っ
て駆動され研磨シート2を設けた研磨台42によって全
表面が研磨される。
【0014】同一番手の研磨シート2による被研磨体1
の全表面の研磨が終了すると、切換弁24で空気回路が
オフになると共にアーム34が駆動されて工具棚の位置
に移動する。そして、使用済みの研磨シート2を接着し
た研磨台42が取り外され、工具棚の上に置かれる。ア
ーム34が次の番手の研磨シート2を付けた研磨台42
の位置に移って、前述と同様の動作で次の番手の研磨シ
ート2を付けた研磨台42か摺動軸44に取り付けられ
て再び研磨動作が再開される。このようなロボット32
による研磨台42の取換えと研磨動作は、一定のシーケ
ンスに基づいてほぼ自動的に実施される。
の全表面の研磨が終了すると、切換弁24で空気回路が
オフになると共にアーム34が駆動されて工具棚の位置
に移動する。そして、使用済みの研磨シート2を接着し
た研磨台42が取り外され、工具棚の上に置かれる。ア
ーム34が次の番手の研磨シート2を付けた研磨台42
の位置に移って、前述と同様の動作で次の番手の研磨シ
ート2を付けた研磨台42か摺動軸44に取り付けられ
て再び研磨動作が再開される。このようなロボット32
による研磨台42の取換えと研磨動作は、一定のシーケ
ンスに基づいてほぼ自動的に実施される。
【0015】図5は本発明の第2実施例の構成説明図で
ある。第2実施例では、研磨台42に負圧供給用のチュ
ーブ36を外から接続すると共に、摺動軸44内の通気
路28が省略された構造になっている。また、図5の5
0は自在継手である。自在継手50は、ロッドエンド5
1、ピン52、ボールジョイント53、ネジホルダ54
及びナット55等から構成されている。ロッドエンド5
1は摺動軸44に設けられ、ネジホルダ54は研磨台4
2に螺合されてナット55で固定されている。そして、
自在継手50により研磨台42側が、連結に拘束される
ことなく傾斜可能に構成されている。
ある。第2実施例では、研磨台42に負圧供給用のチュ
ーブ36を外から接続すると共に、摺動軸44内の通気
路28が省略された構造になっている。また、図5の5
0は自在継手である。自在継手50は、ロッドエンド5
1、ピン52、ボールジョイント53、ネジホルダ54
及びナット55等から構成されている。ロッドエンド5
1は摺動軸44に設けられ、ネジホルダ54は研磨台4
2に螺合されてナット55で固定されている。そして、
自在継手50により研磨台42側が、連結に拘束される
ことなく傾斜可能に構成されている。
【0016】このような構成の第2実施例においては、
特に図6に示すような被研磨体1の研磨面が球面状の研
磨に利用される。球面状の被研磨体1を研磨する場合
は、予め工具本体18内のエアーモータで研磨台42を
回転して研磨する回転型の工具本体18が工具保持体1
9に取り替えられる。また、図7に示されているよう
に、被研磨体1の研磨面の形状に合わせた凹面形の研磨
座3を有する研磨台42が用いられる。前述と同様にハ
ンドで把持された研磨台42が、(A) 図のようにワーク
テーブル31の上の球面状の被研磨体1の中心O−O上
に載せられる。そして、チューブ46が直接切換弁24
に接続され研磨台42の気室7が負圧になると、通気孔
41と6の外気の吸引で研磨台42が被研磨体1の表面
に吸引されて圧着する。この結果、エアーモータの駆動
に関連して、回転する研磨シート2によって被研磨体1
の中心O−Oの付近が研磨される。
特に図6に示すような被研磨体1の研磨面が球面状の研
磨に利用される。球面状の被研磨体1を研磨する場合
は、予め工具本体18内のエアーモータで研磨台42を
回転して研磨する回転型の工具本体18が工具保持体1
9に取り替えられる。また、図7に示されているよう
に、被研磨体1の研磨面の形状に合わせた凹面形の研磨
座3を有する研磨台42が用いられる。前述と同様にハ
ンドで把持された研磨台42が、(A) 図のようにワーク
テーブル31の上の球面状の被研磨体1の中心O−O上
に載せられる。そして、チューブ46が直接切換弁24
に接続され研磨台42の気室7が負圧になると、通気孔
41と6の外気の吸引で研磨台42が被研磨体1の表面
に吸引されて圧着する。この結果、エアーモータの駆動
に関連して、回転する研磨シート2によって被研磨体1
の中心O−Oの付近が研磨される。
【0017】被研磨体1の球面の中心O−O付近の研磨
が終了すると、切換弁24で気室7の負圧を開放してか
らハンドで把持された研磨台42を僅かに持ち上げて球
面の中心O−Oからほぼ研磨台42の幅分だけ移動して
研磨台42を研磨面に接近させる。再び切換弁24で気
室7を負圧にすると、前記と同様に通気孔41,6から
研磨面の隙間を通して外気が吸い込まれる。同時に、自
在継手50が働いて、研磨台42が傾斜しながら被研磨
体1の球面に圧着する。このときの状態が図7の(B) に
示され、傾斜角θは被研磨体1の球面の法線X−Xに自
動的に一致する。続いて、エアーモータを駆動すると研
磨台42が被研磨体1の球面に沿って均一に圧着されな
がら回転して、被研磨体1の球面の中心O−Oの外側の
回りの研磨が行われる。このようにして、被研磨体1の
球面の中心から順次外側に移って、全表面が研磨される
ようになっている。
が終了すると、切換弁24で気室7の負圧を開放してか
らハンドで把持された研磨台42を僅かに持ち上げて球
面の中心O−Oからほぼ研磨台42の幅分だけ移動して
研磨台42を研磨面に接近させる。再び切換弁24で気
室7を負圧にすると、前記と同様に通気孔41,6から
研磨面の隙間を通して外気が吸い込まれる。同時に、自
在継手50が働いて、研磨台42が傾斜しながら被研磨
体1の球面に圧着する。このときの状態が図7の(B) に
示され、傾斜角θは被研磨体1の球面の法線X−Xに自
動的に一致する。続いて、エアーモータを駆動すると研
磨台42が被研磨体1の球面に沿って均一に圧着されな
がら回転して、被研磨体1の球面の中心O−Oの外側の
回りの研磨が行われる。このようにして、被研磨体1の
球面の中心から順次外側に移って、全表面が研磨される
ようになっている。
【0018】図8は、本発明の第3実施例の要部の断面
図である。第3実施例で第1実施例と異なるところは、
図示のように研磨台42の気室7に外気を吸い込む通気
孔がなく密閉構造に作られていることである。研磨台4
2は第1と第2実施例と同様に、直接又は自在継手50
を介して軸方向に摺動可能な摺動軸44に連結されてい
る。研磨台42の気室7は制御弁45を通して気圧源4
6に接続され、この気圧源46から制御弁45により圧
力が調節された正圧が供給される。そして、被研磨体1
の表面に研磨台42が圧着して、適切な接触圧で被研磨
体1が研磨される。また、図6のような曲面を持つ被研
磨体1のときは第2実施例と同様に、自在継手50によ
って加圧方向が法線X−Xに沿うように制御された研磨
が行われるようになっている。
図である。第3実施例で第1実施例と異なるところは、
図示のように研磨台42の気室7に外気を吸い込む通気
孔がなく密閉構造に作られていることである。研磨台4
2は第1と第2実施例と同様に、直接又は自在継手50
を介して軸方向に摺動可能な摺動軸44に連結されてい
る。研磨台42の気室7は制御弁45を通して気圧源4
6に接続され、この気圧源46から制御弁45により圧
力が調節された正圧が供給される。そして、被研磨体1
の表面に研磨台42が圧着して、適切な接触圧で被研磨
体1が研磨される。また、図6のような曲面を持つ被研
磨体1のときは第2実施例と同様に、自在継手50によ
って加圧方向が法線X−Xに沿うように制御された研磨
が行われるようになっている。
【0019】なお、上述の実施例では砥粒を貼着した研
磨シート2と被研磨体1の形状に合わせた研磨座3によ
り研磨板4を構成し、この研磨板4を研磨台42に固定
した場合を例示して説明したが、必ずしもこの構成にす
る必要はなく、研磨台42を被研磨体の形状に合わせて
表面に砥粒を形成するようにしてもよい。また、例えば
電磁石の電磁力や連結ピン等を利用して自在継手をロッ
クするロック手段をオン・オフ操作して、曲面や平面状
の被研磨体を研磨するようにすることもできる。さら
に、研磨台42が凹球面と平面状の場合で説明したが、
凸球面や三角柱状或いは蒲鉾形等の研磨にも本発明を適
用することができる。
磨シート2と被研磨体1の形状に合わせた研磨座3によ
り研磨板4を構成し、この研磨板4を研磨台42に固定
した場合を例示して説明したが、必ずしもこの構成にす
る必要はなく、研磨台42を被研磨体の形状に合わせて
表面に砥粒を形成するようにしてもよい。また、例えば
電磁石の電磁力や連結ピン等を利用して自在継手をロッ
クするロック手段をオン・オフ操作して、曲面や平面状
の被研磨体を研磨するようにすることもできる。さら
に、研磨台42が凹球面と平面状の場合で説明したが、
凸球面や三角柱状或いは蒲鉾形等の研磨にも本発明を適
用することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、接触面に砥粒を形成して複数
の通気孔を設け被研磨体の研磨面に対応する形状に形成
され気室を設けた研磨台と、研磨台を軸方向に摺動自在
に保持する工具本体と、工具本体を介して研磨台を被研
磨体の表面に接触させて駆動する駆動手段と、研磨台の
気室に連通されて気室を負圧にして通気孔から吸気させ
る気圧源とを具備し、気圧源により負圧の圧力を調節し
て研磨台と被研磨体の接触圧を設定する研磨装置を構成
した。また、接触面に砥粒を形成して被研磨体の研磨面
に対応する形状に形成され気室を設けた研磨台と、研磨
台を軸方向に摺動自在に保持する工具本体と、工具本体
を介して研磨台を被研磨体の表面に接触させて駆動する
駆動手段と、研磨台の気室に連通されて気室に正圧を供
給して研磨台を被研磨体に接触させる気圧源とを具備
し、気圧源により気室に供給される圧力を調節して研磨
台と被研磨体の接触圧を設定する研磨装置を構成した。
さらに、研磨台を傾斜可能に連結する自在継手を設け、
自在継手により研磨台を被研磨体の法線方向に接触させ
る研磨装置を構成した。
の通気孔を設け被研磨体の研磨面に対応する形状に形成
され気室を設けた研磨台と、研磨台を軸方向に摺動自在
に保持する工具本体と、工具本体を介して研磨台を被研
磨体の表面に接触させて駆動する駆動手段と、研磨台の
気室に連通されて気室を負圧にして通気孔から吸気させ
る気圧源とを具備し、気圧源により負圧の圧力を調節し
て研磨台と被研磨体の接触圧を設定する研磨装置を構成
した。また、接触面に砥粒を形成して被研磨体の研磨面
に対応する形状に形成され気室を設けた研磨台と、研磨
台を軸方向に摺動自在に保持する工具本体と、工具本体
を介して研磨台を被研磨体の表面に接触させて駆動する
駆動手段と、研磨台の気室に連通されて気室に正圧を供
給して研磨台を被研磨体に接触させる気圧源とを具備
し、気圧源により気室に供給される圧力を調節して研磨
台と被研磨体の接触圧を設定する研磨装置を構成した。
さらに、研磨台を傾斜可能に連結する自在継手を設け、
自在継手により研磨台を被研磨体の法線方向に接触させ
る研磨装置を構成した。
【0021】この結果、バネ圧を利用した従来の研磨工
具のように、バネの伸び縮みで接触圧が変化することが
なく、供給圧力を簡単に調節して研磨面の接触圧を設定
することができる。また、研磨台のトルクの伝達経路に
傾斜可能な自在継手を設けたので、研磨台を曲面を持っ
た被研磨体の表面に接触すると研磨台が自動的に研磨面
の法線方向に沿って圧着されて均一な接触圧で研磨する
こともできる。よって、本発明によれば、研磨面が均一
になって研磨精度が高く、しかも研磨装置のロボットの
ティーチイングが容易になる等の種々の利点のある研磨
装置を提供することができる。
具のように、バネの伸び縮みで接触圧が変化することが
なく、供給圧力を簡単に調節して研磨面の接触圧を設定
することができる。また、研磨台のトルクの伝達経路に
傾斜可能な自在継手を設けたので、研磨台を曲面を持っ
た被研磨体の表面に接触すると研磨台が自動的に研磨面
の法線方向に沿って圧着されて均一な接触圧で研磨する
こともできる。よって、本発明によれば、研磨面が均一
になって研磨精度が高く、しかも研磨装置のロボットの
ティーチイングが容易になる等の種々の利点のある研磨
装置を提供することができる。
【図1】本発明の第1実施例の構成説明図、
【図2】図1の要部の断面図、
【図3】研磨台の底面図、
【図4】研磨装置の斜視図、
【図5】本発明の第2実施例の断面説明図、
【図6】本発明の第2実施例の動作を説明するための研
磨装置の一部の斜視図、
磨装置の一部の斜視図、
【図7】(A),(B) は本発明の第2実施例の動作説明図、
【図8】本発明の第3実施例の断面説明図、
【図9】従来装置の構成説明図である。
1 被研磨体、
6 通気孔、
7 気室、
18 工具本体、
30 研磨装置、
41 通気孔、
42 研磨台、
44 摺動軸、
45 制御弁、
46 気圧源、
50 自在継手。
Claims (3)
- 【請求項1】 接触面に砥粒を形成して複数の通気孔を
設け被研磨体の研磨面に対応する形状に形成され気室を
設けた研磨台と、該研磨台を軸方向に摺動自在に保持す
る工具本体と、該工具本体を介して前記研磨台を被研磨
体の表面に接触させて駆動する駆動手段と、前記研磨台
の気室に連通されて該気室を負圧にして前記通気孔から
吸気させる気圧源とを具備し、 該気圧源により負圧の圧力を調節して前記研磨台と被研
磨体の接触圧を設定するように構成したことを特徴とす
る研磨装置。 - 【請求項2】 接触面に砥粒を形成して被研磨体の研磨
面に対応する形状に形成され気室を設けた研磨台と、該
研磨台を軸方向に摺動自在に保持する工具本体と、該工
具本体を介して前記研磨台を被研磨体の表面に接触させ
て駆動する駆動手段と、前記研磨台の気室に連通されて
該気室に正圧を供給して研磨台を前記被研磨体に接触さ
せる気圧源とを具備し、 該気圧源により気室に供給される圧力を調節して前記研
磨台と被研磨体の接触圧を設定するように構成したこと
を特徴とする研磨装置。 - 【請求項3】 前記研磨台を傾斜可能に連結する自在継
手を設け、該自在継手により研磨台を被研磨体の法線方
向に接触させるように構成したことを特徴とする請求項
1又は2記載の研磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17276191A JPH0516065A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17276191A JPH0516065A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 研磨装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516065A true JPH0516065A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15947847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17276191A Pending JPH0516065A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516065A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997010925A3 (en) * | 1995-09-21 | 1997-06-26 | Douglas Ind Inc | Window polisher |
DE19751253A1 (de) * | 1997-11-19 | 1999-05-27 | Opto Tech Optikmaschinen Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens zum Polieren optischer Linsen, wobei der Arbeitsdruck mittels Vakuum aufgebracht wird |
JP2011255479A (ja) * | 2010-06-11 | 2011-12-22 | Shuwa Kogyo Kk | 研磨装置および研磨方法 |
CN103481214A (zh) * | 2013-09-30 | 2014-01-01 | 深圳市荣德机器人科技有限公司 | 弹性打磨头及打磨机 |
CN110170912A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-08-27 | 湖南永创机电设备有限公司 | 一种用于玻璃基片抛光的真空吸附与吹气下料装置 |
EP3569356A1 (en) | 2018-05-18 | 2019-11-20 | X'Pole Precision Tools Inc. | Grinding package fitted on robotic arm |
CN113524016A (zh) * | 2021-07-16 | 2021-10-22 | 长鑫存储技术有限公司 | 研磨器、化学机械研磨装置及研磨器的检测方法 |
US11192259B2 (en) | 2018-05-17 | 2021-12-07 | X'pole Precision Tools Inc. | Grinding package fitted on robotic arm |
CN115464472A (zh) * | 2022-10-14 | 2022-12-13 | 大连理工大学 | 一种形面自适应超声化学机械抛光轮毂模具的装备与工艺方法 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP17276191A patent/JPH0516065A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997010925A3 (en) * | 1995-09-21 | 1997-06-26 | Douglas Ind Inc | Window polisher |
US5964645A (en) * | 1995-09-21 | 1999-10-12 | Douglas Industries, Inc. | Window polisher |
DE19751253A1 (de) * | 1997-11-19 | 1999-05-27 | Opto Tech Optikmaschinen Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens zum Polieren optischer Linsen, wobei der Arbeitsdruck mittels Vakuum aufgebracht wird |
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US11192259B2 (en) | 2018-05-17 | 2021-12-07 | X'pole Precision Tools Inc. | Grinding package fitted on robotic arm |
US11548163B2 (en) | 2018-05-17 | 2023-01-10 | X'pole Precision Tools Inc. | Grinding package fitted on robotic arm |
EP3569356A1 (en) | 2018-05-18 | 2019-11-20 | X'Pole Precision Tools Inc. | Grinding package fitted on robotic arm |
CN110170912A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-08-27 | 湖南永创机电设备有限公司 | 一种用于玻璃基片抛光的真空吸附与吹气下料装置 |
CN110170912B (zh) * | 2019-05-30 | 2024-03-15 | 湖南永创机电设备有限公司 | 一种用于玻璃基片抛光的真空吸附与吹气下料装置 |
CN113524016A (zh) * | 2021-07-16 | 2021-10-22 | 长鑫存储技术有限公司 | 研磨器、化学机械研磨装置及研磨器的检测方法 |
CN115464472A (zh) * | 2022-10-14 | 2022-12-13 | 大连理工大学 | 一种形面自适应超声化学机械抛光轮毂模具的装备与工艺方法 |
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