JPH0513741A - 半導体光検出装置 - Google Patents
半導体光検出装置Info
- Publication number
- JPH0513741A JPH0513741A JP3158743A JP15874391A JPH0513741A JP H0513741 A JPH0513741 A JP H0513741A JP 3158743 A JP3158743 A JP 3158743A JP 15874391 A JP15874391 A JP 15874391A JP H0513741 A JPH0513741 A JP H0513741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pda
- sensors
- semiconductor photodetector
- dead portion
- layer
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C1/00—Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds
- B22C1/16—Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents
- B22C1/18—Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents of inorganic agents
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 精密なグラインドの制御が不要で,かつ,高
密度な半導体光検出装置を提供する。 【構成】 誘電体分離により所定の間隔を有して形成さ
れた複数の第1センサ2と,その第1センサの前記間隙
に重畳して形成された複数の第2センサ2´を設ける。
密度な半導体光検出装置を提供する。 【構成】 誘電体分離により所定の間隔を有して形成さ
れた複数の第1センサ2と,その第1センサの前記間隙
に重畳して形成された複数の第2センサ2´を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,例えば空間的光分布を
測定するアレイ状の半導体光検出装置に関し,高精度,
高分解能な光検出が可能な半導体光検出装置に関する。
測定するアレイ状の半導体光検出装置に関し,高精度,
高分解能な光検出が可能な半導体光検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来空間的光分布を測定する半導体光検
出器としては,フォトダイオ―ドをアレイ状に複数個配
列したもの(以下,PDAという)が知られており,分
光光度計のセンサや光学式エンコ―ダのセンサとして使
用されている。図3,図4はPDAの従来例の構成を示
す断面図である。図3において,1はn形Si基板であ
り,この基板1の表面に複数のp形不純物をアレイ状に
拡散してp形層2を形成し,その上に反射防止膜3を形
成したものである。図4に示す構造のものは誘電体分離
により各フォトダイオ―ドを島にして分離したもので,
絶縁膜(SiO2 ,Si3 N4 等)6の中にn+ 層4お
よびn形Si層5が形成され,そのn形Si層5の中に
受光部としてのp形層2が形成されている。
出器としては,フォトダイオ―ドをアレイ状に複数個配
列したもの(以下,PDAという)が知られており,分
光光度計のセンサや光学式エンコ―ダのセンサとして使
用されている。図3,図4はPDAの従来例の構成を示
す断面図である。図3において,1はn形Si基板であ
り,この基板1の表面に複数のp形不純物をアレイ状に
拡散してp形層2を形成し,その上に反射防止膜3を形
成したものである。図4に示す構造のものは誘電体分離
により各フォトダイオ―ドを島にして分離したもので,
絶縁膜(SiO2 ,Si3 N4 等)6の中にn+ 層4お
よびn形Si層5が形成され,そのn形Si層5の中に
受光部としてのp形層2が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記第
3図に示すものは素子間の分離が空乏層の幅で制限され
てしまう為,素子間を狭くするのは限界があり,拡散電
流が寄与するのでクロスト―クが悪いという欠点があ
る。また,図4に示すものはある程度素子間を狭くする
ことは可能であるが,素子間を狭く(例えば数μm)す
ればするほどグラインドの制御(ウエハの表面を削って
薄くすること)が難しくなる。そして図5に示すように
隣接する受光部分(p形層2)の間隔は不感部分の距離
a×2と素子間隔tを加えたものとなるので,この場合
も素子間の高密度化には限界がある。本発明は上記従来
技術の問題を解決するためになされたもので,精密なグ
ラインドの制御が不要で,かつ,高密度な半導体光検出
装置を提供することを目的とする。
3図に示すものは素子間の分離が空乏層の幅で制限され
てしまう為,素子間を狭くするのは限界があり,拡散電
流が寄与するのでクロスト―クが悪いという欠点があ
る。また,図4に示すものはある程度素子間を狭くする
ことは可能であるが,素子間を狭く(例えば数μm)す
ればするほどグラインドの制御(ウエハの表面を削って
薄くすること)が難しくなる。そして図5に示すように
隣接する受光部分(p形層2)の間隔は不感部分の距離
a×2と素子間隔tを加えたものとなるので,この場合
も素子間の高密度化には限界がある。本発明は上記従来
技術の問題を解決するためになされたもので,精密なグ
ラインドの制御が不要で,かつ,高密度な半導体光検出
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
本発明は,誘電体分離により所定の間隔を有して形成さ
れた複数の第1センサと,該第1センサの前記間隙に重
畳して形成された複数の第2センサを有することを特徴
とするものである。
本発明は,誘電体分離により所定の間隔を有して形成さ
れた複数の第1センサと,該第1センサの前記間隙に重
畳して形成された複数の第2センサを有することを特徴
とするものである。
【0005】
【作用】第2センサ間の間隙を透過した光は第1センサ
で受光される。
で受光される。
【0006】
【実施例】図1は(a)本発明の半導体光検出装置の一
実施例を示す断面構成図,(b)は(a)の検出装置の
出力分布図である。(a)図において図4の従来例と同
一要素には同一符号を付して重複する説明は省略する
が,本発明においては従来の誘電体分離により製作した
第1PDA(イ)に重畳して,更に同様の製作方法によ
り第2のPDA(ロ)を形成したものであり,その場合
第2のPDA(ロ)は第1のPDA(イ)の不感部分の
上に形成している。即ち,本発明においては第1PDA
(イ)の受光部であるp形層2の断面bの長さがaで示
す不感部分に接するか,またはわずかにa部に入込む様
に形成する。この様に製作することにより(b)図に示
す様に受光素子(p形層)2,2´間の不感部分の間隔
をaのみとすることができる。
実施例を示す断面構成図,(b)は(a)の検出装置の
出力分布図である。(a)図において図4の従来例と同
一要素には同一符号を付して重複する説明は省略する
が,本発明においては従来の誘電体分離により製作した
第1PDA(イ)に重畳して,更に同様の製作方法によ
り第2のPDA(ロ)を形成したものであり,その場合
第2のPDA(ロ)は第1のPDA(イ)の不感部分の
上に形成している。即ち,本発明においては第1PDA
(イ)の受光部であるp形層2の断面bの長さがaで示
す不感部分に接するか,またはわずかにa部に入込む様
に形成する。この様に製作することにより(b)図に示
す様に受光素子(p形層)2,2´間の不感部分の間隔
をaのみとすることができる。
【0007】次に本発明の半導体光検出装置の製造方法
の一実施例について図2(a)〜(i)の概略工程断面
図を用いて説明する。 工程1(a図参照) n形シリコン基板1の表面に絶縁膜10を形成し,パタ
―ニングによりフォトセンサを形成すべき位置に窓を形
成して基板表面を露出させる。次に,絶縁膜をマスクと
してKOH等の溶液を用いて異方性エッチングにより逆
台形状の穴11を形成する。 工程2(b図参照) 絶縁膜10を除去し,穴11を含む基板上にn+ 層2を
形成する。 工程3(c図参照) n+ 層2を含む基板上に絶縁膜6を形成する。 工程4(d図参照) 絶縁膜6を研磨してフラット面を形成する。ここまでの
工程によるSi基板はセンサアレイ1個に対して2個用
意する(基板1,1´という)。 工程5(e図参照) 工程4で形成したフラット面を有する1つのSi基板1
に接着後高温熱処理(1100℃程度に加熱)を行って
別に用意した第2Si基板21を接合する。 工程6(f図参照) Si基板2側を裏面から研磨し,台形部分をX−X面ま
で除去する。 工程7(g図参照) n+ 層4で囲まれた部分に受光部となるp+ 層2を形成
する。 工程8(h図参照) p+ 層2を形成したX−X面に工程4で作製した他の一
つのSi基板1´のフラット面を接着後高温熱処理(1
100℃程度に加熱)を行って接合し,次にSi基板1
´の裏面側を研磨し,台形部分をY−Y面まで除去す
る。 工程9(i図参照) 工程7と同様にn+ 層4で囲まれた部分に受光部となる
p+層2´を形成する。
の一実施例について図2(a)〜(i)の概略工程断面
図を用いて説明する。 工程1(a図参照) n形シリコン基板1の表面に絶縁膜10を形成し,パタ
―ニングによりフォトセンサを形成すべき位置に窓を形
成して基板表面を露出させる。次に,絶縁膜をマスクと
してKOH等の溶液を用いて異方性エッチングにより逆
台形状の穴11を形成する。 工程2(b図参照) 絶縁膜10を除去し,穴11を含む基板上にn+ 層2を
形成する。 工程3(c図参照) n+ 層2を含む基板上に絶縁膜6を形成する。 工程4(d図参照) 絶縁膜6を研磨してフラット面を形成する。ここまでの
工程によるSi基板はセンサアレイ1個に対して2個用
意する(基板1,1´という)。 工程5(e図参照) 工程4で形成したフラット面を有する1つのSi基板1
に接着後高温熱処理(1100℃程度に加熱)を行って
別に用意した第2Si基板21を接合する。 工程6(f図参照) Si基板2側を裏面から研磨し,台形部分をX−X面ま
で除去する。 工程7(g図参照) n+ 層4で囲まれた部分に受光部となるp+ 層2を形成
する。 工程8(h図参照) p+ 層2を形成したX−X面に工程4で作製した他の一
つのSi基板1´のフラット面を接着後高温熱処理(1
100℃程度に加熱)を行って接合し,次にSi基板1
´の裏面側を研磨し,台形部分をY−Y面まで除去す
る。 工程9(i図参照) 工程7と同様にn+ 層4で囲まれた部分に受光部となる
p+層2´を形成する。
【0008】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明した様
に,本発明の半導体光検出装置によれば,不感部分が極
めて少ないので高精度,高分解能の光測定が可能とな
る。
に,本発明の半導体光検出装置によれば,不感部分が極
めて少ないので高精度,高分解能の光測定が可能とな
る。
【図1】(a);本発明の半導体光検出装置の一実施例
を示す断面構成図である。 (b);(a)の光検出装置の出力分布を示す図であ
る。
を示す断面構成図である。 (b);(a)の光検出装置の出力分布を示す図であ
る。
【図2】本発明の半導体光検出装置の概略製作工程を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】従来例を示す断面構成図である。
【図4】他の従来例を示す断面構成図である。
【図5】図4の不感部分を示す説明図である。
1,1´ n形Si基板 2 p形層 4 n+ 層 5 n形Si層 6 絶縁層
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 誘電体分離により所定の間隔を有して形
成された複数の第1センサと,該第1センサの前記間隙
に重畳して形成された複数の第2センサを有することを
特徴とする半導体光検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3158743A JPH0513741A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 半導体光検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3158743A JPH0513741A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 半導体光検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0513741A true JPH0513741A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15678372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3158743A Pending JPH0513741A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 半導体光検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0513741A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012104759A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Fujitsu Ltd | 赤外線イメージセンサ及び赤外線撮像装置 |
WO2012111851A1 (ja) * | 2011-02-18 | 2012-08-23 | 日本電気株式会社 | 赤外線検知センサアレイおよび赤外線検知装置 |
WO2021084994A1 (ja) * | 2019-10-30 | 2021-05-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 撮像素子 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3158743A patent/JPH0513741A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012104759A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Fujitsu Ltd | 赤外線イメージセンサ及び赤外線撮像装置 |
WO2012111851A1 (ja) * | 2011-02-18 | 2012-08-23 | 日本電気株式会社 | 赤外線検知センサアレイおよび赤外線検知装置 |
WO2021084994A1 (ja) * | 2019-10-30 | 2021-05-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 撮像素子 |
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