JPH04303599A - プラズマの診断方法 - Google Patents

プラズマの診断方法

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JPH04303599A
JPH04303599A JP3122000A JP12200091A JPH04303599A JP H04303599 A JPH04303599 A JP H04303599A JP 3122000 A JP3122000 A JP 3122000A JP 12200091 A JP12200091 A JP 12200091A JP H04303599 A JPH04303599 A JP H04303599A
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JP
Japan
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plasma
observation
measurement
parallel
apertures
Prior art date
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Application number
JP3122000A
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English (en)
Inventor
Akihiko Ito
昭彦 伊藤
Toshiaki Makabe
眞壁 利明
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、近年工業的に広く利用
されている放電プラズマに係わるものである。
【0002】
【従来の技術】正負の正味の電荷量が釣合った状態のプ
ラズマの中、いわゆる弱電離プラズマを利用するプロセ
ス技術がドライプロセスと呼ばれており、その恩恵を受
けている分野としては半導体プロセス技術など多く、そ
の用途はプラズマCVDや微細加工技術などさまざまで
ある。弱電離プラズマを発生する一つの手段としては、
磁場を印加する性能を持った電極構造を持つマグネトロ
ンを利用したプラズマ即ちマグネトロン放電プラズマが
ある。
【0003】マグネトロン放電プラズマも真空チャンバ
ー内で発生するものであり、内部状態を変化せずに観測
するのは困難であるが、プラズマからの発光即ち、ある
粒子の電子衝突などで励起され、それが解消する際に発
する光を観測する発光分光法が知られており、どのよう
な励起状態の粒子がどのように分布しているかを測定す
る方法である。
【0004】従って、弱電離プラズマの発光分光測定は
、平行極板に平行な面内の任意に一点だけの測定が行わ
れており、多くの場合、光学レンズやコンデンサーレン
ズなどから成る集光光学系を用いて、平行極板中心軸上
をフォーカッシングしたような比較的低い空間分解能の
測定によりプラズマの特性を調査することに終始してい
た。
【0005】また、プロセス用プラズマでは、大面積を
処理するプラズマが求められており、その診断には、プ
ラズマの発光を利用したとして、位置分解を必要としな
い場合と、プラズマの位置分解を必要とする場合更に、
プラズマ内の観測点に焦点を合せたレンズを用いる場合
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】工業的に多用されてい
るマグネトロン放電プラズマにおいても、プラズマを診
断して、放電構造を確め理論的に解析するのが不可欠で
あり、その上にプラズマ制御を行うことが望ましい。
【0007】本発明は、このような事情により成された
もので、特に、マグネトロン放電プラズマの定量的な診
断を行うことを目的とするものである。
【0008】[発明の構成]
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるプラズマ
の診断方法の第1の発明の特徴は、プラズマの発光強度
を観測平面内の2方向から測定し、測定データからCT
技法により観測面内の発光分布を再構成することにある
【0010】第2の発明の特徴は、微小断面積の直線光
路内の発光だけを検出する検出器を備える測定装置を具
備することにあり、更に、第3の発明の特徴は、プラズ
マの観測面内と同一面内で検出器の角度及び位置を可動
することによりチャンバーに取付ける覗き窓によりプラ
ズマを観測面内の広い範囲で測定する測定装置を付加す
る点にあり、更にまた、第4の発明の特徴は、検出した
光を特定波長に分光し、プラズマの観測面内の特定ガス
の励起種またはイオン種の発光を測定する点にある。
【0011】
【作用】一般的に放電ブラズマでは、不均一な状態が形
成されるので3次元的な空間構造の調査が不可欠である
。このため本発明では真空チャンバー内に設けた電極に
、直流または高周波(RF)電力を供給してプラズマを
発生する。しかも不均一に形成するプラズマの空間構造
を効果的に測定するのにCT(ComputerTom
ography)を応用して空間分光測定を行うことに
より、発光の3次元空間分布を測定した。この手法は、
少ない2箇所の観測位置からのスキャン計測により放電
空間全域にわたる発光状態を観測できるのが特徴である
【0012】
【実施例】本発明に係わる実施例を図1乃至図6を参照
して説明する。即ち、マグネトロン放電プラズマを例と
する本発明方法にとって不可欠な放電を行う真空装置は
、図1及び図2に明らかなように真空チャンバ1内に例
えば直径100mmの平行極板2、3を配置し、このほ
ぼ中央の延長線上に位置しかつ互いに直角な方向に観測
窓4、5を設けるが、内側にはAlの堆積を防止する目
的でルーパ−(図示せず)を設置する。
【0013】平行極板2、3の内、上方に位置しアノー
ド電極として機能するものは接地し、下側のそれに負バ
イアスを印加する直流電源6を電気的に接続する。また
陰極として機能する平行極板3の背面には永久磁石即ち
磁界装置7…がN極を外側に向けて放射状に配置して電
極間用としての磁界を発生させるが、発生状況を図3に
示した。図1では簡略化した磁界装置7…の断面形状を
示すのみである。
【0014】図3では、横軸に半径方向をセンチメータ
で、縦軸に軸方向を同じくセンチメータで示しており、
中心方向に磁力線が集中しているのが明らかである。
【0015】真空チャンバ1には図示しない減圧機構8
に連結する排気孔9を設置しており、減圧機構例えばタ
ーボ分子ポンプ(Turbo  Molecular 
 Pu−mp)やロータリポンプなどまでの排気経路1
0には、当然真空計測器例えばピラニーゲイジ(Pir
aniGauge)や電離真空計(Ionizatio
nVacuum  Gauge)を設置して真空チャン
バ1の真空度をチェックする。
【0016】真空チャンバ1には、排気孔8の上側に取
付けたガス導入口11、11から、マスフローコントロ
ーラ(図示せず)により流量を調整したガス例えばAr
が流入し、ピラニーゲイジなどにより数十mトール以下
に維持した真空チャンバー1内の真空度を測定する。ま
た、電離真空計は例えば1Pa以下などの比較的低い圧
力の測定に用いた。
【0017】観測窓4、5に対応する真空チャンバ−1
外には、回転可能なミラーボックス12、12を互いに
直角な方向に取付けて光路を決定し、オプティカルファ
イバ13に導かれる。オプティカルファイバ13は、分
光器入口に取付けた出射用ファイバコリメータを通して
分光器へ入射して波長を選択する。選択した波長をもっ
た光は図1に示すフォトマルチプライヤーに入って電気
信号に変換してフォトンのシグナル信号となる。次にア
ンプならびにディスクリミネータにより信号成分の抽出
を行ってから、フォトカウンタとマルチチャンネルアナ
ライザ−によりカウントされる。また、マルチチャンネ
ルアナライザ−は、千個以上のメモリチャンネルを備え
たカウンタメモリであり、各チャンネルが百万個程度の
カウンターとして機能する。
【0018】ミラーボックス12には、回転可能なミラ
−14と図示していないコリメータと第2のミラー15
が配置されており、この両者の間に位置するミラーボッ
クス12壁面にピンホール16を形成し、オプティカル
ファイバ11用コネクター(図示せず)を介してオプテ
ィカルファイバ11に接続する。即ち、少ない観測で、
広い空間にわたっての情報を小測定回数で測定すること
ができるようになった。また、観測光路は、コリメータ
の角度制御により扇状に走査することができ、放電の発
光領域のほとんど全てにわたって観測できる。
【0019】更にピンホール16により光路の大きさを
制限して大体の位置の分解能能力を決定するが、ピンホ
ール16からの光がコリメータによりオプティカルファ
イバ13に導かれるのは前述の通りである。更にまた、
コリメータにより平行光を集光することができ、装置と
しての分解能を高めており、ピンホール16の直径とオ
プティカルファイバ13のコアのそれは同径である。
【0020】コリメータには図示しない制御ユニット即
ち、DC駆動方式によるガルバノスキャナが取付けられ
ている。これは通常レーザプリンターのヘッドなど、主
に半導体レーザースポットのポインティング制御に用い
られるもので、非常に高精度でかつ高速制御が可能にな
っており、数KHzの正弦波入力にも追随可能になって
いる。それは、スキャナがパルスモータ制御でなく、ア
ナログの入力電圧に比例した振れ角が得られるためであ
る。従って、このスキャナの駆動には、アナログDC電
圧を操作するために、実際の駆動にはD/Aコンバータ
を用い、パーソナルコンピュータによって振れ角の制御
を行った。
【0021】コンピュータから出力した12ビットのデ
ィジタル信号が、D/Aコンバータによって−10〜+
10Vのアナログ信号として出力され、この出力はガル
バノスキャナコントロールユニットのEXT.IN端子
に入力され、ガルバノスキャナに対して、±5Vの信号
に変換される。スキャナはこの電圧に比例して±25°
の角度に振れる。
【0022】コントロールユニットにはまた、スキャナ
の振れ角をモニターする端子が備えられ、実際のミラー
のふれ角に応じた±5Vの電圧を出力するが、電圧はデ
ジタル電圧計によって測定する。
【0023】ミラーボックス12は、縦方向に移動可能
なZステージと、観測窓4、5の面に平行に移動できる
Xステージ上に設置し、Zステージは、平行極板2、3
間の任意な位置での測定を行うものであり、Xステージ
はCT測定に使用する。
【0024】本来は、観測対象のマグネトロン放電プラ
ズマの発光を、光路を平行に移動しながら測定するのが
望ましいが、真空チャンバー1の観測窓4、5からは、
平行極板2、3間の発光をすべて観測できない。そこで
、コリメーターの角度制御により、扇型に計測すること
で、平行極板2、3の大きさ程度に観測範囲を広げるこ
とができる。しかし、ミラーボックス12の位置が平行
極板2、3の中央から離れた位置に置かれているために
、観測角度が非常に小さくなり制御が難しくなる。この
ためにXステージを設置し、図4のように観測角度θに
対応して  Xoffset=d0 tanθ  のよ
うにステージ位置を変化させれば、実際のコリメーター
の回転軸よりもd0 だけ平行極板2、3中心に近い位
置に論理的な観測点を求めることができる(図5参照)
。また、Xステージによってミラーボックス12位置の
横方向の微動も可能になる。
【0025】以上の真空装置による測定に入る前に以下
の予備実験を行った。先ず、前記観測系ではコンピュー
タにより連動した制御動作が多いので、どの機器をどの
ような順番で制御するかが問題となるために、自動制御
テスト及び連動テストにより動作確認を行った。
【0026】ミラーの角度制御特性は測定の要求に十分
耐える程度の線形性が得られるかミラー制御部を較正後
、計測系が設計値通りの特性をもっているかどうかをレ
ーザーや水銀ランプにより計測した。更にまた発光分光
測定、縦方向位置分解分光測定、CT分光測定を行い、
ARTアルゴリズムの検証を施した。
【0027】ARTアルゴリズムは、基本的な再構成画
像の計算手法であり、様々な研究成果において計算結果
が示されている。しかし、本発明のように2方向だけの
観測データから再構成を行った例はない。従って、2方
向だけのデータから、ARTアルゴリズムによる再構成
がどの程度可能かどうかを検証する必要がある。ここで
はδ関数的に立上がったステップ状分布、直線分布、ガ
ウス分布のそれぞれを、適当な軸からの距離を変数に採
った回転体状の軸対象な2変数関数を作り、それを仮想
的に計測した場合のデータを求め、ARTアルゴリズム
によって、もとの分布を再構成することが可能か否かを
検証した。この結果を図5に示しており、ガウス分布を
実線で、再構成した値をプロットで明らかにした。
【0028】テストデータは分散が10のガウス分布で
、中央から30mm離れたところにピークがくるリング
状である。
【0029】ところで、プラズマ中には、無数の荷電粒
子が存在し、その運動の様子や相互作用によって、プラ
ズマの性質が決定するのが、一様な磁場中での荷電粒子
には、磁界によるローレンツ力がかかる。次に電界及び
磁界を印加する空間での運動を考えると、正荷電を帯び
た粒子は、電界によって下向きに加速され、磁界の影響
を受けるために次第に大きなラモーア半径で旋回する。 このように運動方向を変えた荷電粒子は、電界により今
度は上向きに減速しながら旋回運動を行う。この結果と
して、粒子の運動は、旋回しながらE×B方向に移動し
ていき、これがE×Bドリフトと呼ばれる現象である。
【0030】vd =c(E×B)/B2 で表され、
粒子の質量や電荷にはよらないが、プラズマ中では、こ
れに加えて衝突による効果を考える必要がある。しかし
、マグネトロン放電プラズマのように非常に低い圧力で
の放電にあっては、E×Bドリフトによる効果が大きく
みられ、多くの粒子は磁界の電界平行成分が多い部分に
トラップされ、平行極板型ではリング状に荷電粒子密度
の高い領域ができると予想できる。
【0031】エミッションCT技法を使用する本発明方
法では、いわゆるラドン変換の理論を経由することなく
再構成の手法を適用する。再構成の手法としては、Al
gebraic  Reconstruction  
Technique(ART)法を用いた。先ず、陰極
からzmmの平面上に陰極の中心を原点とした座標軸を
考えた上で、発光が観測される領域を細かい画素のメッ
シュに分割する。夫々の画素pixel(xiyi)に
初期値f  (xiyi)を設定する。また、観測光路
はミラーボックスの原点からの距離をρ、X軸からの角
度をβ(β=0、π/2)として、
【0032】
【数1】 と表される。測定データは、この光路に沿った発光強度
の線積分で、
【0033】
【数2】
【0034】
【数3】
【0035】
【数4】
【0036】
【数5】 となる。ここで(3)は、各光路がpixel(xi、
yi)を横切る長さに比例した重みである。この(4)
と測定データR(β、θ)の差を再び光路に沿って分配
して(5)を作る。この反復によって、この断面上の発
光強度分布を求めることができる。zをパラメータとし
て複数の断面上でのプロファイルを求めれば、から空間
の3次元発光分布を求めることができる。
【0037】真空チャンバー1に各種の部品を設けた真
空装置に、以下の条件でCT分光を行った。真空チャン
バー1に純Ar1(原子線のスペクトル記号)をフロー
レイト(Flow  Rate)3sccmで導入し、
真空チャンバー1の圧力を23mTorrとする。
【0038】また、電圧254V、電流20〜30mA
、パワーデンシティ(PowerDensity)1.
4mW/cmのように低くして観測窓4、5への堆積を
できるだけ避けた結果、図6に示した曲線が得られた。
【0039】図3に明らかなように、平行極板2、3間
にスタティックな磁界がかかっており、かつ平行極板2
、3の中心から32〜34mmの位置で平行極板2、3
にほぼ平行に磁界が印加し、ここでE×Bドリフトが最
大になっている。
【0040】図5には平行極板2,3の中心から上方の
通路に沿った平行極板2,3間に存在するAr1(λ=
419.8)からのエミッションの分布を明らかにした
。即ち、エミッションは、平行極板2、3からz=8m
mの位置にピークがあり、図5に示したA、B、C及び
D点で再構成法によるCT分光を行い、ArIのエミッ
ション映像(図示せず)を撮った。この映像にはε  
14.57eVの高エネルギー電子の空間密度分布に対
応したエミッション映像が得られ、平行極板の中心から
約34mmの位置にエミッションピークのようなリング
状の輪が形成され、このピークは電磁界領域に一致する
【0041】本実施例では、磁界と電界を印加するマグ
ネトロン放電プラズマを平行極板により発生する例を示
したが、この外に直流放電ブラズマ、高周波放電ブラズ
マ及びマイクロ波放電ブラズマなどのプロセス用プラズ
マの診断に本発明方法を利用することができることを付
記する。更に、プラズマの発生は、平行極板でなく、単
一の電極とチャンバーにより発生することができること
も付記する。
【0042】更にまた、前記実施例に記載した各手段の
他に適用できるものを以下に示す。先ず、プラズマ内の
発光を観測する手段としては、電子やイオンの衝突によ
る励起発光と、レーザによる発光も利用できる。
【0043】発光の測定法としては、観測する面内のあ
る一方向からの光の強度測定と、測定経路内の全発光量
を測定法があり、スキャン手段には、鏡、ファイバーま
たチャンバーがある。
【0044】分光方法としては、グレーティング法、プ
リズム法及びフィルター法が適用でき、光信号から電気
信号への変換手段には、フォトマル、フォトセル、CC
Dが適用可能である。
【0045】更にまた、ディジタル信号への変換として
は、フォトカウンターとA/Dコンバーターが利用でき
る。
【0046】最後になったが再構成は前記実施例ではA
rt法を利用したが、Radon変換を利用するFBP
(Filtered  Back  Projecti
on)法も利用可能であることを付記する。
【0047】
【発明の効果】マグネトロン放電プラズマにおける3次
元空間分布をCT技術を使って初めて測定し、マグネト
ロンに附随する磁界の分布に非常に関係することが判明
した。半導体プロセス分野をはじめとする各分野では、
経験的なパラメーターでなく理論的なそれによりプラズ
マの制御が可能になり、製品の歩留り向上に資するとこ
ろが極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するのに使用する真空装置の
要部を示す断面図である。
【図2】真空装置の一部を拡大して示す断面図である。
【図3】真空装置に取付ける磁界装置の磁力線分布を示
す図である。
【図4】真空装置を利用する測定に於けるアクチャルの
観測点と論理観測原点の関係を示す図である。
【図5】本発明方法における再構成の分布を明らかにす
る図である。
【図6】本発明方法の効果をエミッションの集積線と陰
極からの距離を両軸に採り、両者の関係を示す曲線図で
ある。
【符号の説明】
1:真空チャンバー、 2、3:平行極板、 4、5:観測窓、 6:直流電源、 7:永久磁石、 8:排気孔、 9:減圧機構、 10:排気経路、 11:ガス導入孔、 12:ミラーボックス、 13:オプチカルフアィバー、 14:ミラー 15:第2のミラー、 16:ピンホール。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  プラズマの発光強度を観測平面内の2
    方向から測定し、測定データからCT技法により観測面
    内の発光分布を再構成することから成るプラズマの診断
    方法
  2. 【請求項2】  微小断面積の直線光路内の発光だけを
    検出する検出器を備える測定装置を具備することを特徴
    とするプラズマの診断方法
  3. 【請求項3】  プラズマの観測面内と同一面内で検出
    器の角度及び位置を可動することによりチャンバーに取
    付ける覗き窓によりプラズマを観測面内の広い範囲で測
    定する測定装置を付加することを特徴とするプラズマの
    診断方法
  4. 【請求項4】  検出した光を特定波長に分光し、プラ
    ズマの観測面内の特定ガスの励起種またはイオン種の発
    光を測定することを特徴とするプラズマの診断方法
JP3122000A 1991-03-29 1991-03-29 プラズマの診断方法 Pending JPH04303599A (ja)

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