JPH0429999Y2 - - Google Patents
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- JPH0429999Y2 JPH0429999Y2 JP1986020656U JP2065686U JPH0429999Y2 JP H0429999 Y2 JPH0429999 Y2 JP H0429999Y2 JP 1986020656 U JP1986020656 U JP 1986020656U JP 2065686 U JP2065686 U JP 2065686U JP H0429999 Y2 JPH0429999 Y2 JP H0429999Y2
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- mold
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- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 19
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 2
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 2
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
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- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、段ボールシートなどの紙類や金
属、プラスチツクなどのシートの打抜き装置に関
し、特に、下型に対する置版の位置決め構造に関
するものである。
属、プラスチツクなどのシートの打抜き装置に関
し、特に、下型に対する置版の位置決め構造に関
するものである。
段ボールシートを所要形状に打抜くシート打抜
き装置は、第8図に示すように、上型支持台20
の下面に型枠21を介して上型22を支持し、そ
の上型22の下面に製品の打抜き形状に対応した
打抜き刃23と折目線形成用の突出部24を設
け、一方、上型支持台20に対向して配置される
下型支持台25の上部に、下型28を取付け、そ
の下型28の上面に、上型突出部24の受け部2
6を設けた置版27を載置する構造に成つてい
る。
き装置は、第8図に示すように、上型支持台20
の下面に型枠21を介して上型22を支持し、そ
の上型22の下面に製品の打抜き形状に対応した
打抜き刃23と折目線形成用の突出部24を設
け、一方、上型支持台20に対向して配置される
下型支持台25の上部に、下型28を取付け、そ
の下型28の上面に、上型突出部24の受け部2
6を設けた置版27を載置する構造に成つてい
る。
上記構造では、上型支持台20と下型支持台2
5の一方を上下動させて、その両型間にシート移
送手段19により連続的に供給されるシートA
に、所要形状の打抜き切断線と折目線を形成す
る。
5の一方を上下動させて、その両型間にシート移
送手段19により連続的に供給されるシートA
に、所要形状の打抜き切断線と折目線を形成す
る。
打抜き切断線の形成は、先端が鋭利な打抜き刃
23でシートAを突き通して行ない、一方、折目
線の形成は、第9図に示すごとく、置版27の上
面の受け部26に上型22の突出部24を当接さ
せて、その両者間でシートAを押しつぶすように
して行なう。
23でシートAを突き通して行ない、一方、折目
線の形成は、第9図に示すごとく、置版27の上
面の受け部26に上型22の突出部24を当接さ
せて、その両者間でシートAを押しつぶすように
して行なう。
このように打抜き装置においては、製品の形状
に対応した刃物や突出部によりシートの打抜きを
行なうため、打抜き製品の形状が変更になつた場
合、その都度、製品形状に対応した打抜き刃23
及び突出部24を備える上型22と、突出部24
に対応する受け部26を備える置版27を取り換
える必要がある。
に対応した刃物や突出部によりシートの打抜きを
行なうため、打抜き製品の形状が変更になつた場
合、その都度、製品形状に対応した打抜き刃23
及び突出部24を備える上型22と、突出部24
に対応する受け部26を備える置版27を取り換
える必要がある。
その交換のため、従来の装置では、第10図に
示すように、シート移送路の一方の側部に位置し
たサイドフレーム29に、型抜き差し用の開口部
30と一対のアーム31(第10図では一方のみ
を図示)を設け、そのアーム31の内側面に型枠
21の引き出し誘導路になる回転ロール32と、
下型28の誘導路になる一対のレール33(第1
0図では一方のみを図示)を設けて、型枠21と
下型28を外側に引き出した状態で、上型22や
置版27の取り換えを行なえるようにしている。
示すように、シート移送路の一方の側部に位置し
たサイドフレーム29に、型抜き差し用の開口部
30と一対のアーム31(第10図では一方のみ
を図示)を設け、そのアーム31の内側面に型枠
21の引き出し誘導路になる回転ロール32と、
下型28の誘導路になる一対のレール33(第1
0図では一方のみを図示)を設けて、型枠21と
下型28を外側に引き出した状態で、上型22や
置版27の取り換えを行なえるようにしている。
この場合、型枠21と下型28はそれぞれの誘
導路に沿つて装置内に差し込むと、上型支持台2
0と下型支持台25上の定位置に載置されて対向
するようになつており、上型22を型枠21に対
して所定位置に位置決めして取付けることによ
り、装置内部において上型22と下型25を正し
く向き合せられるようになつている。
導路に沿つて装置内に差し込むと、上型支持台2
0と下型支持台25上の定位置に載置されて対向
するようになつており、上型22を型枠21に対
して所定位置に位置決めして取付けることによ
り、装置内部において上型22と下型25を正し
く向き合せられるようになつている。
ところで、シートの打抜き形状に合わせて上型
22を交換した場合、置版27は、装置内のシー
ト移送路上に配置された状態で、上型22に対し
て所定の位置に正確に位置決めされる必要があ
る。すなわち、上型22に設けた突出部24に対
して置版27上の受け部26が対応する位置にな
いと所要形状の折目線を形成することができな
い。この場合、下型28が装置内で上型22に位
置合せされるため、置版27を下型28の所定位
置に正確に位置決めする必要がある。
22を交換した場合、置版27は、装置内のシー
ト移送路上に配置された状態で、上型22に対し
て所定の位置に正確に位置決めされる必要があ
る。すなわち、上型22に設けた突出部24に対
して置版27上の受け部26が対応する位置にな
いと所要形状の折目線を形成することができな
い。この場合、下型28が装置内で上型22に位
置合せされるため、置版27を下型28の所定位
置に正確に位置決めする必要がある。
従来の置版の交換は、第11図に示すごとく、
置版27に位置決めがしやすいように下型28と
ほぼ同じ大きさの金属の薄板を用い、下型28上
面に載置した後、各側辺を揃えて位置決めし、表
面に多数設けた取付け穴37にボルト等により固
定する方法をとつている。
置版27に位置決めがしやすいように下型28と
ほぼ同じ大きさの金属の薄板を用い、下型28上
面に載置した後、各側辺を揃えて位置決めし、表
面に多数設けた取付け穴37にボルト等により固
定する方法をとつている。
しかし、上記の方法では、置版27の形状が大
きいため、置版の側辺を正確に下型28の側辺に
一致させることができず、下型と置版の正確な位
置決めができない問題があり、また、取付け穴3
7とボルトの間に遊びがあるため、置版の取付位
置がずれ易いという欠点がある。さらに、置版と
下型を全て引き出すために、誘導アーム31,3
1の先端部からは作業者の手がとどかないほど奥
側の取付け穴37までの距離が大きく、かつ誘導
アーム31,31の奥側にはシート打抜き装置が
直立しているため、置版27の奥側の側縁におけ
る位置合せや、取付け穴37に対するボルトの取
付け操作に著しい手間がかかり、作業に無理な姿
勢が強いられるという欠点がある。
きいため、置版の側辺を正確に下型28の側辺に
一致させることができず、下型と置版の正確な位
置決めができない問題があり、また、取付け穴3
7とボルトの間に遊びがあるため、置版の取付位
置がずれ易いという欠点がある。さらに、置版と
下型を全て引き出すために、誘導アーム31,3
1の先端部からは作業者の手がとどかないほど奥
側の取付け穴37までの距離が大きく、かつ誘導
アーム31,31の奥側にはシート打抜き装置が
直立しているため、置版27の奥側の側縁におけ
る位置合せや、取付け穴37に対するボルトの取
付け操作に著しい手間がかかり、作業に無理な姿
勢が強いられるという欠点がある。
一方、プレス型と型枠の位置決めの簡単化を図
つたものとして、実公昭44−9325号公報に記載さ
れた技術がある。これは、型枠にノツクピンを設
け、その型枠上に取付ける型にはノツクピンに対
応する孔と長孔を設け、ノツクピンを孔と長孔に
挿入して型を型枠上に位置決めするものである。
つたものとして、実公昭44−9325号公報に記載さ
れた技術がある。これは、型枠にノツクピンを設
け、その型枠上に取付ける型にはノツクピンに対
応する孔と長孔を設け、ノツクピンを孔と長孔に
挿入して型を型枠上に位置決めするものである。
しかし、上記の構造では、孔及び長孔とノツク
ピンとの間に挿入を可能にする嵌合遊びを設ける
必要があるため、位置決め後ボルト等で固定する
場合、その嵌合遊びの分だけ位置ずれが生じる欠
点がある。
ピンとの間に挿入を可能にする嵌合遊びを設ける
必要があるため、位置決め後ボルト等で固定する
場合、その嵌合遊びの分だけ位置ずれが生じる欠
点がある。
また、型を型枠上に吊り上げてノツクピンと孔
及び長孔を嵌合する必要があるため、位置合せに
手間がかかる欠点がある。特に、置版は、形状が
大きく、かつ1日に何回も交換する必要があるた
め、吊り下げてピンと孔を位置決めする方法で
は、交換に著しい時間がかかり、作業性が著しく
悪いという問題がある。
及び長孔を嵌合する必要があるため、位置合せに
手間がかかる欠点がある。特に、置版は、形状が
大きく、かつ1日に何回も交換する必要があるた
め、吊り下げてピンと孔を位置決めする方法で
は、交換に著しい時間がかかり、作業性が著しく
悪いという問題がある。
この考案は、上記の問題を解決し、下型に対す
る置版の位置決めと固定を簡単な操作で高精度に
行なうことができ、交換時間を大巾に短縮するこ
とができるシート打抜き装置を提供することを目
的とする。
る置版の位置決めと固定を簡単な操作で高精度に
行なうことができ、交換時間を大巾に短縮するこ
とができるシート打抜き装置を提供することを目
的とする。
上記の目的を達成するため、この考案は、シー
ト移送路の側部に位置するサイドフレームの開口
部からそのサイドフレームの外部に設けた一対の
誘導路上に、シート打抜き用の下型およびその下
型上面に載置される置版を抜差し可能に設けたシ
ート打抜き装置において、上記誘導路の一方に、
上記置版の側縁と当接する少なくとも2ケ所の位
置決め部を設けると共に、上記下型の抜差し方向
奥側の先端部上面に、置版の側縁に当接する位置
決めブロツクと、上記位置決めブロツクから下型
上面に突出してその下型上面との間で置版の側縁
が嵌合可能な嵌合部を形成する浮上り抑え板を設
け、かつ、下型と置版を連結する連結手段を備え
た構造としたものである。
ト移送路の側部に位置するサイドフレームの開口
部からそのサイドフレームの外部に設けた一対の
誘導路上に、シート打抜き用の下型およびその下
型上面に載置される置版を抜差し可能に設けたシ
ート打抜き装置において、上記誘導路の一方に、
上記置版の側縁と当接する少なくとも2ケ所の位
置決め部を設けると共に、上記下型の抜差し方向
奥側の先端部上面に、置版の側縁に当接する位置
決めブロツクと、上記位置決めブロツクから下型
上面に突出してその下型上面との間で置版の側縁
が嵌合可能な嵌合部を形成する浮上り抑え板を設
け、かつ、下型と置版を連結する連結手段を備え
た構造としたものである。
上記の構造においては、置版を下型上面に載
せ、その誘導レール側の側縁を位置決め部に当接
させ、差込み方向側の側縁を位置決めブロツクに
当接させる。これにより、置版は直交する2つの
側縁が規制されるので、確実に位置決めされる。
せ、その誘導レール側の側縁を位置決め部に当接
させ、差込み方向側の側縁を位置決めブロツクに
当接させる。これにより、置版は直交する2つの
側縁が規制されるので、確実に位置決めされる。
また、上記のように位置決めした状態で、置版
は、抜差し方向奥側の側縁が抑え板と下型上面に
嵌合して、上方への抜け出しが防止されるので、
次に、他の側縁を連結手段により下型に連結する
ことにより、下型に固定できる。
は、抜差し方向奥側の側縁が抑え板と下型上面に
嵌合して、上方への抜け出しが防止されるので、
次に、他の側縁を連結手段により下型に連結する
ことにより、下型に固定できる。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
第1図乃至第3図に示すように、サイドフレー
ム29の開口部30からレール33,33′上に
引き出される下型1の上面には、その下型1とほ
ぼ同じ大きさの置版2が載置されるようになつて
おり、その置版2の上面に打抜く製品の形状に対
応した受け部3が設けられている。
ム29の開口部30からレール33,33′上に
引き出される下型1の上面には、その下型1とほ
ぼ同じ大きさの置版2が載置されるようになつて
おり、その置版2の上面に打抜く製品の形状に対
応した受け部3が設けられている。
また、第3図と第4図に示すごとく、2本のレ
ール33,33′のうち一方のレール33′には、
置版2の側縁2bに当接する2個の位置決め板1
4,14が取付けられている。この位置決め板1
4,14は、間隔をあけて配置されており、置版
2の抜差し方向に対して垂直方向の位置基準とな
る。
ール33,33′のうち一方のレール33′には、
置版2の側縁2bに当接する2個の位置決め板1
4,14が取付けられている。この位置決め板1
4,14は、間隔をあけて配置されており、置版
2の抜差し方向に対して垂直方向の位置基準とな
る。
一方、レール33′に対向するもう一方のレー
ル33には、置版2を上記位置決め板14,14
に押し付けるためのカム15,15が設けられて
いる。
ル33には、置版2を上記位置決め板14,14
に押し付けるためのカム15,15が設けられて
いる。
上記カム15は、第5図に示すように、下端部
がテーパ面16になつたカム板17の一端をピン
18を介してレール33側部に回動可能に取付け
たもので、カム板17の上部を軽く打つことによ
り、テーパ面16の傾斜に沿つて置版2を上記位
置決め板14,14に押し付ける。
がテーパ面16になつたカム板17の一端をピン
18を介してレール33側部に回動可能に取付け
たもので、カム板17の上部を軽く打つことによ
り、テーパ面16の傾斜に沿つて置版2を上記位
置決め板14,14に押し付ける。
なお、このようなカム構造を採用しないで、手
で置版2を位置決め板14に押し付けるようにし
てもよい。
で置版2を位置決め板14に押し付けるようにし
てもよい。
また、第1図及び第3図に示すように、下型1
の上面の差込み方向先端部には、置版2の抜差し
方向の位置基準となる位置決めブロツク4,4が
固定されている。この位置決めブロツク4,4
は、それぞれ、厚みが置版2よりわずかに厚い2
個の基準板6,6を平行に配置して成つており、
その基準板6,6の上部に抑え板7がかけ渡され
ている。
の上面の差込み方向先端部には、置版2の抜差し
方向の位置基準となる位置決めブロツク4,4が
固定されている。この位置決めブロツク4,4
は、それぞれ、厚みが置版2よりわずかに厚い2
個の基準板6,6を平行に配置して成つており、
その基準板6,6の上部に抑え板7がかけ渡され
ている。
一方、上記の位置決めブロツク4,4に対向す
る置版2の側縁2aには、上記基準板6,6が嵌
合する凹所8,8が形成されている。上記の構造
では、凹所8,8と基準板6,6を嵌め合せて置
版2を下型1上面に重ね合せると、凹所8の内縁
8aが基準板6に当接して置版2の抜差し方向の
位置基準になると共に、凹所8,8の間に形成さ
れた突起9が抑え板7の下部に挿入されて上方に
抜け止めされ、置版2が係止されるようになつて
いる。
る置版2の側縁2aには、上記基準板6,6が嵌
合する凹所8,8が形成されている。上記の構造
では、凹所8,8と基準板6,6を嵌め合せて置
版2を下型1上面に重ね合せると、凹所8の内縁
8aが基準板6に当接して置版2の抜差し方向の
位置基準になると共に、凹所8,8の間に形成さ
れた突起9が抑え板7の下部に挿入されて上方に
抜け止めされ、置版2が係止されるようになつて
いる。
なお、位置決めブロツク4の形状は上記のもの
に限定されるものではなく、例えば下型1上面の
側片に沿つて縦長な基準板を設け、その基準板の
側面に置版の側縁を当接させるようにしてもよ
く、この場合抑え板は、基準板より下型側片に沿
つて抜差し方向手前側に突出させるように形成す
ることができる。
に限定されるものではなく、例えば下型1上面の
側片に沿つて縦長な基準板を設け、その基準板の
側面に置版の側縁を当接させるようにしてもよ
く、この場合抑え板は、基準板より下型側片に沿
つて抜差し方向手前側に突出させるように形成す
ることができる。
また、下型1の差込み方向手前側には、位置決
めされた置版2を下型1に連結するための連結手
段5,5が設けられている。この連結手段5は、
第6図及び第7図に示すように、下型1の下面外
周に設けた突出部10と下型1及び置版2をまた
ぐコ字形のクランプ駒11を、突出部10にねじ
係合したボルト12を介して着脱可能に取付けた
構造になつており、突出部10の下面10aと、
その下面10aに係合するクランプ駒11の下部
係合片11aは、それぞれ対応してボルト12の
締付け方向に向けて下り匂配をもつて傾斜する傾
斜面になつている。
めされた置版2を下型1に連結するための連結手
段5,5が設けられている。この連結手段5は、
第6図及び第7図に示すように、下型1の下面外
周に設けた突出部10と下型1及び置版2をまた
ぐコ字形のクランプ駒11を、突出部10にねじ
係合したボルト12を介して着脱可能に取付けた
構造になつており、突出部10の下面10aと、
その下面10aに係合するクランプ駒11の下部
係合片11aは、それぞれ対応してボルト12の
締付け方向に向けて下り匂配をもつて傾斜する傾
斜面になつている。
上記の連結手段5において、ボルト12を締め
込んでいくと、傾斜面の傾斜によつてクランプ駒
11が下方に押し下げられ、置版2を下方に引き
込んで下型1の上面に固定する。
込んでいくと、傾斜面の傾斜によつてクランプ駒
11が下方に押し下げられ、置版2を下方に引き
込んで下型1の上面に固定する。
なお、置版と下型の連結手段としては、上記の
構造の他に、置版を下型にねじ止めするなどの任
意の機構を採用することができる。
構造の他に、置版を下型にねじ止めするなどの任
意の機構を採用することができる。
この実施例は上記のような構造であり、置版2
は、第1図及び第2図に示すように、位置決めブ
ロツク4と凹所8とを嵌め合せ、かつ置版2の側
縁2bをカム15などにより位置決め板14に押
し付けて下型1上面に重ね合せることにより、下
型1の抜差し方向と、その直角方向の2方向に同
時に位置決めされ、下型1に対して常に正確に決
められた位置に配置される。このように2つの側
縁を面当り的に当接させることにより、置版2を
下型1に対して確実に、かつ正確に位置決めする
ことができ、試し加工などを行なう必要がない。
は、第1図及び第2図に示すように、位置決めブ
ロツク4と凹所8とを嵌め合せ、かつ置版2の側
縁2bをカム15などにより位置決め板14に押
し付けて下型1上面に重ね合せることにより、下
型1の抜差し方向と、その直角方向の2方向に同
時に位置決めされ、下型1に対して常に正確に決
められた位置に配置される。このように2つの側
縁を面当り的に当接させることにより、置版2を
下型1に対して確実に、かつ正確に位置決めする
ことができ、試し加工などを行なう必要がない。
また、置版2を下型1の上面にスライドさせて
位置決めできるので、吊り下げた状態でノツクピ
ンと孔を挿入することにより位置合せする場合に
比べて操作が著しく容易になり、短時間で位置決
めができる。
位置決めできるので、吊り下げた状態でノツクピ
ンと孔を挿入することにより位置合せする場合に
比べて操作が著しく容易になり、短時間で位置決
めができる。
このように置版2を位置決めした状態では置版
2の先端側の側縁が抑え板7と下型1の間に嵌ま
り込んで係止されるので、ついで連結手段5,5
のボルトを締め込んで、クランク駒11で置版2
の手前側の側縁を押圧することにより、置版2を
下型1に固定することができる。
2の先端側の側縁が抑え板7と下型1の間に嵌ま
り込んで係止されるので、ついで連結手段5,5
のボルトを締め込んで、クランク駒11で置版2
の手前側の側縁を押圧することにより、置版2を
下型1に固定することができる。
以上説明したように、この考案によれば、下型
の引出し誘導路に設けた位置決め部と、下型の上
面に設けた位置決めブロツクに、それぞれ置版の
対向する側縁を当接させることにより、置版を2
方向に対して同時に位置決めできるので、極めて
簡単な操作で正確な位置合せができる。
の引出し誘導路に設けた位置決め部と、下型の上
面に設けた位置決めブロツクに、それぞれ置版の
対向する側縁を当接させることにより、置版を2
方向に対して同時に位置決めできるので、極めて
簡単な操作で正確な位置合せができる。
また、置版を下型上面でスライドさせて側縁を
当接させるだけで位置決めができるので、ノツク
ピンと孔を嵌合させる場合に比べて作業が著しく
簡単であり、効率の良い作業を行なうことができ
る。
当接させるだけで位置決めができるので、ノツク
ピンと孔を嵌合させる場合に比べて作業が著しく
簡単であり、効率の良い作業を行なうことができ
る。
さらに、置版を位置決めした状態で側縁が抑え
板により係止されるので、その側縁部分の固定を
省略することができる。したがつて、誘導アーム
奥側での固定作業を省くことができるため、無理
な姿勢での作業を無くすことができると共に、置
版と下型の固定を短時間で行なえる利点がある。
板により係止されるので、その側縁部分の固定を
省略することができる。したがつて、誘導アーム
奥側での固定作業を省くことができるため、無理
な姿勢での作業を無くすことができると共に、置
版と下型の固定を短時間で行なえる利点がある。
第1図はこの考案に係る実施例を示す斜視図、
第2図は同上の要部を示す平面図、第3図は置版
を下型にセツトした状態を示す平面図、第4図は
実施例の位置決め板の近傍を示す斜視図、第5図
はカムを示す斜視図、第6図は連結手段を示す一
部縦断側面図、第7図は同上の正面図、第8図は
シート打抜き装置の構造を示す断面図、第9図は
折目線形成の機構を示す断面図、第10図は打抜
き装置における型の引き出し構造部を示す斜視
図、第11図は従来の置版と下型の取付け構造を
示す平面図である。 1……下型、2……置版、4……位置決めブロ
ツク、5……連結手段、8……凹所、14……位
置決め板、29……サイドフレーム、30……開
口、31……アーム、33……レール。
第2図は同上の要部を示す平面図、第3図は置版
を下型にセツトした状態を示す平面図、第4図は
実施例の位置決め板の近傍を示す斜視図、第5図
はカムを示す斜視図、第6図は連結手段を示す一
部縦断側面図、第7図は同上の正面図、第8図は
シート打抜き装置の構造を示す断面図、第9図は
折目線形成の機構を示す断面図、第10図は打抜
き装置における型の引き出し構造部を示す斜視
図、第11図は従来の置版と下型の取付け構造を
示す平面図である。 1……下型、2……置版、4……位置決めブロ
ツク、5……連結手段、8……凹所、14……位
置決め板、29……サイドフレーム、30……開
口、31……アーム、33……レール。
Claims (1)
- シート移送路の側部に位置するサイドフレーム
の開口部からそのサイドフレームの外部に設けた
一対の誘導路上に、シート打抜き用の下型および
その下型上面に載置される置版を抜差し可能に設
けたシート打抜き装置において、上記誘導路の一
方に、上記置版の側縁と当接する少なくとも2ケ
所の位置決め部を設けると共に、上記下型の抜差
し方向奥側の先端部上面に、置版の側縁に当接す
る位置決めブロツクと、上記位置決めブロツクか
ら下型上面に突出してその下型上面との間で置版
の側縁が嵌合可能な嵌合部を形成する浮上り抑え
板を設け、かつ、上記下型と置版を連結する連結
手段を備えたことを特徴とするシート打抜き装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986020656U JPH0429999Y2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986020656U JPH0429999Y2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62130898U JPS62130898U (ja) | 1987-08-18 |
JPH0429999Y2 true JPH0429999Y2 (ja) | 1992-07-20 |
Family
ID=30816370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986020656U Expired JPH0429999Y2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0429999Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011031515A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Nippon Die Steel Kk | 罫入れ装置および罫入れ装置におけるカウンタプレート |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS449325Y1 (ja) * | 1966-06-06 | 1969-04-16 |
-
1986
- 1986-02-13 JP JP1986020656U patent/JPH0429999Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS449325Y1 (ja) * | 1966-06-06 | 1969-04-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62130898U (ja) | 1987-08-18 |
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