JPH04295366A - 錠剤製造法 - Google Patents
錠剤製造法Info
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- JPH04295366A JPH04295366A JP6031691A JP6031691A JPH04295366A JP H04295366 A JPH04295366 A JP H04295366A JP 6031691 A JP6031691 A JP 6031691A JP 6031691 A JP6031691 A JP 6031691A JP H04295366 A JPH04295366 A JP H04295366A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/0005—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing for briquetting presses
- B30B15/0011—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing for briquetting presses lubricating means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医薬品、医薬部外品、化
粧品、農薬、飼料、食品、粉末冶金業等における錠剤の
製造方法に関するものである。詳しくは、打錠成型時に
おける錠剤の離型性を向上させるようにした錠剤製造法
に関する。
粧品、農薬、飼料、食品、粉末冶金業等における錠剤の
製造方法に関するものである。詳しくは、打錠成型時に
おける錠剤の離型性を向上させるようにした錠剤製造法
に関する。
【0002】
【従来の技術】貫通する内孔を有する臼と、該臼に嵌合
する上杵及び下杵とを有する打錠機を用い、該内孔内部
において上杵と下杵との間で原料を圧縮して錠剤を成型
する錠剤製造法は、従来より広く用いられている。
する上杵及び下杵とを有する打錠機を用い、該内孔内部
において上杵と下杵との間で原料を圧縮して錠剤を成型
する錠剤製造法は、従来より広く用いられている。
【0003】ところで、打錠機を用いて錠剤を製造する
場合、原料粉末は一般に微細な粉末であり、その表面活
性が高く、スティッキング・バインディング等の障害が
発生し易い。
場合、原料粉末は一般に微細な粉末であり、その表面活
性が高く、スティッキング・バインディング等の障害が
発生し易い。
【0004】そこで、臼内壁面あるいは上下杵面との間
の摩擦を減少させると共に、杵面の汚れを防止する目的
で、滑沢剤(タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグ
ネシウム、水素添加植物油、ショ糖脂肪酸エステル等)
を予め粉体に混合し、しかる後に圧縮成型することが行
なわれている。
の摩擦を減少させると共に、杵面の汚れを防止する目的
で、滑沢剤(タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグ
ネシウム、水素添加植物油、ショ糖脂肪酸エステル等)
を予め粉体に混合し、しかる後に圧縮成型することが行
なわれている。
【0005】また、特公昭41−11273号や特開昭
62−187598号には、下杵が臼の最下部に位置す
る状態において滑沢剤を上杵、下杵の粉体接触面及び臼
の内面に噴射した後粉体を臼内に充填して圧縮成型する
ことが示されている。
62−187598号には、下杵が臼の最下部に位置す
る状態において滑沢剤を上杵、下杵の粉体接触面及び臼
の内面に噴射した後粉体を臼内に充填して圧縮成型する
ことが示されている。
【0006】特公昭47−31827号には、固体潤滑
剤粒子を圧縮成型機の押型に導入し、上記潤滑剤を上記
押型中で圧縮し、押型の壁に残る潤滑剤の膜以外は上記
押型から潤滑剤を除去し、上記押型に加工物質を導入し
、加工物質を成型する方法が記載されている。
剤粒子を圧縮成型機の押型に導入し、上記潤滑剤を上記
押型中で圧縮し、押型の壁に残る潤滑剤の膜以外は上記
押型から潤滑剤を除去し、上記押型に加工物質を導入し
、加工物質を成型する方法が記載されている。
【0007】特公昭48−20103号には、滑沢剤の
微粉を粉体のまま上杵、下杵の粉体接触部及び臼内面に
吹き付けた後、臼内に圧縮成型すべき粉体を充填する連
続圧縮成型法が記載されている。
微粉を粉体のまま上杵、下杵の粉体接触部及び臼内面に
吹き付けた後、臼内に圧縮成型すべき粉体を充填する連
続圧縮成型法が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】原料粉体中に滑沢剤を
混合する方法にあっては、杵と臼との間の摩擦を十分に
小さくするためには、一般に相当に多量の滑沢剤を必要
とする。また、圧縮する粉体の粒度分布や粉体に含まれ
る水分によっては滑沢剤の量を調整する必要がある。し
かし、この際滑沢剤が過多になると、圧縮成型物の強度
が低下したり、錠剤の崩壊性が著しく悪くなる場合が多
い。
混合する方法にあっては、杵と臼との間の摩擦を十分に
小さくするためには、一般に相当に多量の滑沢剤を必要
とする。また、圧縮する粉体の粒度分布や粉体に含まれ
る水分によっては滑沢剤の量を調整する必要がある。し
かし、この際滑沢剤が過多になると、圧縮成型物の強度
が低下したり、錠剤の崩壊性が著しく悪くなる場合が多
い。
【0009】特開昭62−187598号、特公昭41
−11273号、同47−31827号及び同48−2
0103号に記載の方法では、臼の内孔表面にも滑沢剤
が付着されている。かかる臼内面にも滑沢剤を付着させ
ることは、下杵の摺動性を向上させる効果はあるものの
、下杵の上下動に伴って臼内面の滑沢剤が下杵で剥ぎ取
られて錠剤原料に混入するため、錠剤の滑沢剤含有率が
高くなるという問題がある。
−11273号、同47−31827号及び同48−2
0103号に記載の方法では、臼の内孔表面にも滑沢剤
が付着されている。かかる臼内面にも滑沢剤を付着させ
ることは、下杵の摺動性を向上させる効果はあるものの
、下杵の上下動に伴って臼内面の滑沢剤が下杵で剥ぎ取
られて錠剤原料に混入するため、錠剤の滑沢剤含有率が
高くなるという問題がある。
【0010】さらに、臼内面から剥ぎ取られる滑沢剤の
量が一定せず、錠剤への滑沢剤混入量もバラつくことが
ある。錠剤に混入する滑沢剤の量が一定しないと、得ら
れる錠剤の物性(例えば崩壊性)が個々に異なるという
欠点がある。特に医薬品錠剤の場合にあっては、その崩
壊性が個々に異なることは、期待する効能・効果が十分
に発揮できないことを意味しており、治療効果の点で好
ましいものではない。
量が一定せず、錠剤への滑沢剤混入量もバラつくことが
ある。錠剤に混入する滑沢剤の量が一定しないと、得ら
れる錠剤の物性(例えば崩壊性)が個々に異なるという
欠点がある。特に医薬品錠剤の場合にあっては、その崩
壊性が個々に異なることは、期待する効能・効果が十分
に発揮できないことを意味しており、治療効果の点で好
ましいものではない。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、貫通する内孔
を有する臼と、該臼に嵌合する上杵及び下杵とを有する
打錠機を用い、該内孔内部において上杵と下杵との間で
原料を圧縮して錠剤を成型する錠剤製造法において、下
杵の先端面が臼の上端面と面一になったときに下杵の上
面に滑沢剤を噴射し、打錠成形部を構成する臼内面と下
杵上面とのうち下杵上面にのみ滑沢剤を付着させるよう
にしたことを特徴とするものである。
を有する臼と、該臼に嵌合する上杵及び下杵とを有する
打錠機を用い、該内孔内部において上杵と下杵との間で
原料を圧縮して錠剤を成型する錠剤製造法において、下
杵の先端面が臼の上端面と面一になったときに下杵の上
面に滑沢剤を噴射し、打錠成形部を構成する臼内面と下
杵上面とのうち下杵上面にのみ滑沢剤を付着させるよう
にしたことを特徴とするものである。
【0012】本発明において滑沢剤としては、タルク、
ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、水素添加植
物油、ショ糖脂肪酸エステルなど各種のものを用い得る
。
ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、水素添加植
物油、ショ糖脂肪酸エステルなど各種のものを用い得る
。
【0013】本発明では、下杵の上面だけでなく、上杵
の下面にも滑沢剤を供給して付着させても良い。
の下面にも滑沢剤を供給して付着させても良い。
【0014】滑沢剤を付着させる場合、まず液状の滑沢
剤を噴射し、その後直ちに粉末状の滑沢剤を噴射しても
良い。このようにすれば、粉末状の滑沢剤を杵面に確実
に付着させることができる。
剤を噴射し、その後直ちに粉末状の滑沢剤を噴射しても
良い。このようにすれば、粉末状の滑沢剤を杵面に確実
に付着させることができる。
【0015】
【作用】かかる本発明方法によると、滑沢剤は臼内面に
は付着されず、下杵上面にのみ所要量の滑沢剤が均一に
供給されるようになる。この結果、臼内面から滑沢剤が
剥ぎ取られて錠剤に混入することがなくなり、錠剤の滑
沢剤含有量が低下し、しかも一定になる。このため、錠
剤の品質特性が安定する。
は付着されず、下杵上面にのみ所要量の滑沢剤が均一に
供給されるようになる。この結果、臼内面から滑沢剤が
剥ぎ取られて錠剤に混入することがなくなり、錠剤の滑
沢剤含有量が低下し、しかも一定になる。このため、錠
剤の品質特性が安定する。
【0016】もちろん、下杵上面には滑沢剤が付着され
るから、下杵と錠剤との離型性は良好である。
るから、下杵と錠剤との離型性は良好である。
【0017】
【実施例】以下に第1図を参照して本発明を詳細に説明
するが、これによって錠剤を構成する成分の種類、錠剤
の形状、滑沢剤の種類、供給量、供給方法、並びに打錠
機等が限定されるわけではない。
するが、これによって錠剤を構成する成分の種類、錠剤
の形状、滑沢剤の種類、供給量、供給方法、並びに打錠
機等が限定されるわけではない。
【0018】第1図において、滑沢剤供給装置20が打
錠成形機30に取り付けられている。滑沢剤供給装置2
0のホッパー1に充填された滑沢剤はモーター駆動のス
クリュー2により所定供給速度にて連続的に供給チャン
バー3中に供給される。滑沢剤は供給機及び杵上下動装
置と連動したエアー噴射4により供給チャンバー3の出
口で単一粒子に分散され、エアーと共にホース5中を移
動し杵近傍まで達し、上杵6の下面と下杵7の上面とに
ノズル8より噴霧される。余分な滑沢剤は回収チャンバ
ー9内からダクト9aを介して吸引排出され、再利用さ
れる。なお、この滑沢剤噴霧は、下杵7の上面が臼10
の上面と面一になった時点で行なわれる。
錠成形機30に取り付けられている。滑沢剤供給装置2
0のホッパー1に充填された滑沢剤はモーター駆動のス
クリュー2により所定供給速度にて連続的に供給チャン
バー3中に供給される。滑沢剤は供給機及び杵上下動装
置と連動したエアー噴射4により供給チャンバー3の出
口で単一粒子に分散され、エアーと共にホース5中を移
動し杵近傍まで達し、上杵6の下面と下杵7の上面とに
ノズル8より噴霧される。余分な滑沢剤は回収チャンバ
ー9内からダクト9aを介して吸引排出され、再利用さ
れる。なお、この滑沢剤噴霧は、下杵7の上面が臼10
の上面と面一になった時点で行なわれる。
【0019】本実施例において、滑沢剤は細いホース5
内を高速気流輸送され、その途中で単一粒子に完全分散
される。そして、この滑沢剤の単粒子は、ホース5の内
壁との衝突により帯電し、杵面へ安定付着する。
内を高速気流輸送され、その途中で単一粒子に完全分散
される。そして、この滑沢剤の単粒子は、ホース5の内
壁との衝突により帯電し、杵面へ安定付着する。
【0020】この滑沢剤供給装置は、滑沢剤の供給量を
任意に設定でき、打錠成形する錠剤の品種と量に自由に
対応できる。また装置自体が小型であり、滑沢剤がエア
ーと共にホース中を移動し噴霧位置に到達するので、ど
の様な打錠成形機でも供給機本体の僅かな空間と杵近傍
に直径6mm程度のホースが配管できる空間があれば、
本装置の取り付けが可能である。
任意に設定でき、打錠成形する錠剤の品種と量に自由に
対応できる。また装置自体が小型であり、滑沢剤がエア
ーと共にホース中を移動し噴霧位置に到達するので、ど
の様な打錠成形機でも供給機本体の僅かな空間と杵近傍
に直径6mm程度のホースが配管できる空間があれば、
本装置の取り付けが可能である。
【0021】このように構成された第1図の装置による
錠剤の製造方法を次に説明する。
錠剤の製造方法を次に説明する。
【0022】臼10が装着された回転盤11は、上杵6
及び下杵7と共に駆動装置(図示略)により鉛直軸心回
りに回転される。
及び下杵7と共に駆動装置(図示略)により鉛直軸心回
りに回転される。
【0023】下杵7が下降限まで下降された後、臼10
の内孔内に錠剤化される原料粉末が供給される。その後
、臼10の内孔に上杵6が上方から嵌挿され、上杵6と
下杵7との間で原料粉末を強力に圧縮して錠剤化する。
の内孔内に錠剤化される原料粉末が供給される。その後
、臼10の内孔に上杵6が上方から嵌挿され、上杵6と
下杵7との間で原料粉末を強力に圧縮して錠剤化する。
【0024】その後、上杵6が臼10から抜き出される
と共に、下杵7が上昇し、錠剤を回転盤11の上面から
突出するように押し上げる。そして、払出し装置(図示
略)により錠剤が下杵7の上面から回転盤11の上に移
され、さらに回転盤11の側方のシュート(図示略)に
落とし込まれて収集される。
と共に、下杵7が上昇し、錠剤を回転盤11の上面から
突出するように押し上げる。そして、払出し装置(図示
略)により錠剤が下杵7の上面から回転盤11の上に移
され、さらに回転盤11の側方のシュート(図示略)に
落とし込まれて収集される。
【0025】上記工程を繰り返すことにより、錠剤が連
続的に製造される。
続的に製造される。
【0026】上記工程において、錠剤が下杵7の上面か
ら払い出されると、その後下杵7は下降するのであるが
、この下降に際して下杵7の上面が臼10の上端面とほ
ぼ面一になった時点で下杵7の上面と上杵6の下面とに
滑沢剤が噴射される。これにより、臼10の内孔と下降
した下杵7の上面とで形成される成形部に関していえば
、下杵7の上面にのみ滑沢剤が付着することになる。 この結果、上記作用の項で説明した通り、錠剤中への滑
沢剤の混入量が低下し、しかも一定化する。
ら払い出されると、その後下杵7は下降するのであるが
、この下降に際して下杵7の上面が臼10の上端面とほ
ぼ面一になった時点で下杵7の上面と上杵6の下面とに
滑沢剤が噴射される。これにより、臼10の内孔と下降
した下杵7の上面とで形成される成形部に関していえば
、下杵7の上面にのみ滑沢剤が付着することになる。 この結果、上記作用の項で説明した通り、錠剤中への滑
沢剤の混入量が低下し、しかも一定化する。
【0027】以下、具体的な実施例及び比較例について
説明する。
説明する。
【0028】実施例1
直径47mmの上下杵を有する打錠成形機30に第1図
の滑沢剤供給装置20を取り付け、滑沢剤供給量5g/
minの条件で錠剤入浴剤の成形を行った。その結果を
本装置未装備の従来のデータと比較して表1に示す。こ
の表に示すように粉粒体打錠成形機の杵面の汚れ(粉粒
体の付着)は、製造中には全く確認できず、打錠頻度が
多くなっても、製造終了時の簡単な洗浄で対応できた。 また、成形錠剤表面の凸凹や杵からの未脱離は全くなく
なった。
の滑沢剤供給装置20を取り付け、滑沢剤供給量5g/
minの条件で錠剤入浴剤の成形を行った。その結果を
本装置未装備の従来のデータと比較して表1に示す。こ
の表に示すように粉粒体打錠成形機の杵面の汚れ(粉粒
体の付着)は、製造中には全く確認できず、打錠頻度が
多くなっても、製造終了時の簡単な洗浄で対応できた。 また、成形錠剤表面の凸凹や杵からの未脱離は全くなく
なった。
【0029】比較例1
滑沢剤供給装置20を装着しないで打錠成形機30を動
作させた。
作させた。
【0030】比較例2
滑沢剤供給装置20を打錠成形機に装着したが、滑沢剤
の噴射時期は下杵が下降限まで下降した時点とした。
の噴射時期は下杵が下降限まで下降した時点とした。
【0031】これら比較例1,2の運転試験結果を表1
に併せて示す。なお、打錠頻度60回/分の錠剤につい
て錠剤の圧壊強度を測定した。その結果を強度分布(標
準偏差)と共に表2に示す。
に併せて示す。なお、打錠頻度60回/分の錠剤につい
て錠剤の圧壊強度を測定した。その結果を強度分布(標
準偏差)と共に表2に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】表1,2より、本発明によると杵面の汚れ
を防止できることが明らかである。また、錠剤の圧壊強
度のバラツキもきわめて小さい。
を防止できることが明らかである。また、錠剤の圧壊強
度のバラツキもきわめて小さい。
【0035】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかな通り、本発
明によると杵面の汚れを効率良く防止できると共に、錠
剤の特性バラツキも小さくなる。
明によると杵面の汚れを効率良く防止できると共に、錠
剤の特性バラツキも小さくなる。
【図1】第1図は滑沢剤供給装置付きの打錠成形機の見
取図である。
取図である。
1 滑沢剤ホッパー
2 供給スクリュー
3 供給チャンバー
4 エアー供給チューブ
5 滑沢剤供給ホース
6 打錠成形機上杵
7 打錠成形機下杵
8 噴霧ノズル
9 回収チャンバー
10 臼
11 回転盤
20 滑沢剤供給装置
30 打錠成形機
Claims (1)
- 【請求項1】 貫通する内孔を有する臼と、該臼に嵌
合する上杵及び下杵とを有する打錠機を用い、該内孔内
部において上杵と下杵との間で原料を圧縮して錠剤を成
型する錠剤製造法において、下杵の先端面が臼の上端面
と面一になったときに下杵の上面に滑沢剤を噴射し、打
錠成形部を構成する臼内面と下杵上面とのうち下杵上面
にのみ滑沢剤を付着させるようにしたことを特徴とする
錠剤製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03060316A JP3082274B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 錠剤製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03060316A JP3082274B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 錠剤製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04295366A true JPH04295366A (ja) | 1992-10-20 |
JP3082274B2 JP3082274B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=13138651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03060316A Expired - Fee Related JP3082274B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 錠剤製造法 |
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP0676280B1 (de) * | 1994-04-08 | 1998-11-25 | Wilhelm Fette GmbH | Verfahren und Vorrichtung zum Aufbringen von pulverförmigem Schmier- oder Trennmittel auf die Presswerkzeuge in Tablettiermaschinen |
WO1999027887A1 (fr) | 1997-12-03 | 1999-06-10 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Procede relatif a la fabrication de comprimes, et comprimes |
WO2003013836A1 (fr) * | 2000-04-11 | 2003-02-20 | Kikusui Seisakusho Ltd. | Machine rotative de moulage par compression de poudre |
JP2008301876A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Nikkiso Co Ltd | 固型化透析用剤の製造方法 |
JP2013245218A (ja) * | 2012-10-10 | 2013-12-09 | Hot Album Tansansen Tablet Inc | 錠剤の製造方法及び錠剤 |
JP2014221818A (ja) * | 2014-07-25 | 2014-11-27 | 株式会社ホットアルバム炭酸泉タブレット | 錠剤の製造方法及び錠剤 |
CN109647842A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-04-19 | 重庆华森制药股份有限公司 | 一种用于药物提取设备的吸尘结构 |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP03060316A patent/JP3082274B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO1999027887A1 (fr) | 1997-12-03 | 1999-06-10 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Procede relatif a la fabrication de comprimes, et comprimes |
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Publication number | Publication date |
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