JPH0427237B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0427237B2
JPH0427237B2 JP63015983A JP1598388A JPH0427237B2 JP H0427237 B2 JPH0427237 B2 JP H0427237B2 JP 63015983 A JP63015983 A JP 63015983A JP 1598388 A JP1598388 A JP 1598388A JP H0427237 B2 JPH0427237 B2 JP H0427237B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substance
culture
strain
chloroform
methanol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63015983A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01193265A (ja
Inventor
Yoshikazu Sato
Hiromi Watabe
Shigetaka Ishii
Tadashi Nakazawa
Takashi Shomura
Masaji Sezaki
Shinichi Kondo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiji Seika Kaisha Ltd filed Critical Meiji Seika Kaisha Ltd
Priority to JP63015983A priority Critical patent/JPH01193265A/ja
Priority to EP89101481A priority patent/EP0326173B1/en
Priority to DE68912355T priority patent/DE68912355T2/de
Priority to US07/303,230 priority patent/US4954641A/en
Publication of JPH01193265A publication Critical patent/JPH01193265A/ja
Publication of JPH0427237B2 publication Critical patent/JPH0427237B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D407/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D405/00
    • C07D407/14Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D405/00 containing three or more hetero rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P17/00Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms
    • C12P17/16Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms containing two or more hetero rings
    • C12P17/162Heterorings having oxygen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. Lasalocid

Landscapes

  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は新規抗腫瘍性抗生物質SF2587物質及
びその医薬的に許容し得る塩及びそれらの製造法
に関する。 〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点〕 従来から種々の抗腫瘍性抗生物質が微生物によ
り生産されることが知られている。例えば、プル
ラマイシン(J.Antibiotics 9A,75,1956)、ネ
オプルラマイシン(J.Antibiotics 23,354,
1970)、キダマイシン(J.Antibiotics 24,599,
1971)、ヘダマイシン(Helv.Chim.Acta 60
896,1971)などが微生物により生産されること
が報告されている。しかしながら、これら公知の
化合物よりも更に優れた、医薬として有用な抗腫
瘍活性を有する新規物質の提供は常に要望されて
いる。 本発明者らは以上のような点に着目し、新規な
抗腫瘍性抗生物質を提供するとともに、その製造
法を確立することによつて、これを解決しようと
するものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、上述の期待にこたえるべく、抗
腫瘍活性を有する物質の探索を続けていたとこ
ろ、ストレプトミセス属に属するある菌株の培養
物中にマウス白血病細胞(P−388)に対する細
胞障害活性その他の抗腫瘍活性及び抗菌活性を有
する物質が生産されていることを見い出し、有効
物質SF2587物質を単離し、その理化学的性状及
び生物学的性状を確定することにより本発明を完
成した。 すなわち、第一の発明は、下記の式 で表される新規抗腫瘍性抗生物質SF2587物質及
びその医薬的に許容される塩を提供するものであ
る。 さらに、第二の発明は、式で表わされる化合
物であるSF2587物質またはその塩の製造法に関
する発明であつて、ストレプトミセス属に属する
SF2587物質生産菌を培養し、その培養物から
SF2587物質を分離採取することを特徴とするも
のである。 本発明に使用されるSF2587物質の生産菌の一
例としては、大阪府高槻市の土壌から新たに分離
されたSF2587株がある。 SF2587株の菌学的性状は下記の通りである。 形態 基生菌糸は長く伸長し、よく分岐し、通常の条
件下では分断しない。気菌糸はオートミール寒
天、スターチ寒天、イースト麦芽寒天等で豊富に
着生し、胞子形成も良好である。気菌糸の分岐は
単純分岐であり、車軸分岐は見られない。気菌糸
先端の胞子連鎖は主にらせん状であるが、波状も
見られる。電子顕微鏡による観察では、胞子は楕
円型ないし円筒型で、0.5〜0.9×0.7〜1.3μmの大
きさを有し、表面は平滑状である。胞子は通常20
個以上連鎖する。 胞子のう、運動性胞子、菌核などは観察されな
い。 各種培地上の生育状態 SF2587株の各種培地上の生育状態は第1表に
示す通りである。色の記載について( )内に示
す標準はコンテイナー・コーポレーシヨン・オ
ブ・アメリカ(Container Corporation of
America)社製の「カラー・ハーモニイ・マニ
アル(Color Harmony Manual)」に記載のも
のを用いた。観察は28℃で14〜21日培養後に行つ
た。
【表】 生理的性質 (1) 生育温度範囲: イースト・麦芽寒天におい
て15〜45℃の温度範囲で生育し、26〜37℃で良
好に生育する。 (2) ゼラチンの液化: 陽性 (3) スターチの加水分解: 陽性 (4) 硝酸塩の還元: 陰性 (5) 脱脂乳のペプトン化: 陽性 脱脂乳の凝固: 陽性 (6) 耐塩性: 10%Nacl含有培地では生育する
が、12%以上では生育しない。 (7) メラニン様色素の生成: 陰性 炭素源の利用性(ISP No.9培地使用) D−グリコース、グリセロール、D−キシロー
ス、L−アラビノース、L−ラムノース、D−マ
ンニトール、D−フラクトース、ラフイノース、
myo−イノシトール、およびシユクロースをすべ
て使用する。 細胞壁組成 ベツカー(Becker)らの方法(Appl.
Microbiol.13 236,1965)により分析した結果、
細胞壁組成成分中のジアミノピメリン酸はLL型
であつた。 以上の性状により、SF2587株は放線菌の中で
ストレプトミセス属に属し、気菌糸色調は
“Gray”シリーズ、気菌糸先端は主にらせん状
で、胞子表面は平滑状、裏面色調は赤みを帯びた
灰黄色で、メラニン様色素を生産しない菌株と要
約出来る。本発明者らはSF2587株をストレプト
ミセス・エスピー・SF2587(Streptomycessp.
SF2587)を称することにした。 なお、本菌株は工業技術院微生物工業技術研究
所に、微工研菌寄第9831号(FERM P−9831)
として受託されている。 SF2587株は他の放線菌に見られるように、そ
の性状が変化しやすい。例えば、SF2587株の、
またはこの株に由来する突然変異株(自然発生ま
たは誘発性)、形質接合体または遺伝子組換え体
であつても、SF25872物質を生産するものは全て
本発明に使用出来る。本発明の方法では、前記の
菌を通常の微生物が利用しうる栄養物を含有する
培地で培養する。栄養源としては、従来放線菌の
培養に利用されている公知のものが使用できる。
例えば、炭素源として、グルコース、水あめ、デ
キストリン、澱粉、シユクロース、糖みつ、動・
植物油等を使用しうる。また窒素源として、大豆
粉、小麦胚芽、コーンステイープリカー、綿実
粕、肉エキス、ペプトン、酵母エキス、硫酸アン
モニウム、硝酸ソーダ、尿素等を使用しうる。そ
の他、必要に応じて、ナトリウム、カリウム、カ
ルシウム、マグネシウム、コバルト、塩素、燐
酸、硫酸、およびその他のイオンを生成すること
ができる無機塩類を添加することは有効である。
また菌の発育を助け、SF2587物質の生産を促進
するような有機および無機物を適当に添加するこ
とができる。 培養法としては、好気的条件での培養法、特に
深部培養法が最も適している。培養に適当な温度
は26〜37℃であるが、多くの場合、28℃付近で培
養する。SF2587物質の生産は培地や培養条件に
より異なるが、振とう培養、タンク培養とも通常
2〜7日の間でその蓄積が最高に達する。培養中
のSF2587物質の蓄積量が最高になつた時に培養
を停止し、培養液から目的物質を単離精製する。 本発明より得られたSF2587物質は脂溶性物質
であるので、培養物からSF2587物質の単離、精
製にあたつては、その特性を利用して行なうこと
ができる。すなわち、アンバーライトXAD−2
(ローム・アンド・ハース社製)、ダイヤイオン
HP−20(三菱化成社製)等の合成吸着剤、セフ
アデツクスLH−20(フアルマシア社製)、トヨパ
ールHW−40(東洋曹達社製)等のゲル濾過剤、
シリカゲル、アルミナ等によるカラムクロマトグ
ラフイー、更に酢酸エチル、クロロホルム等によ
る溶媒抽出法等が有効である。 以上のような方法により、あるいはこれらを適
宜組合わせることにより、高純度のSF2587物質
が得られる。得られたSF2587物質の物理化学的
性状は、次のとおりである。 (イ) 分子量: 589(EI−MS,m/z 589,M+) (ロ) 分子式: C33H35NO9 (ハ) 融点: 223℃付近から徐々に褐変し、明確な融点を
示さない。 (ニ) 比施光度: [α]25 D=+213゜(c 0.1,クロロホルム) (ホ) 紫外部吸収スペクトル: メタノール溶液中で測定したスペクトルは第
1図に示すとおりである。 (ヘ) 赤外部吸収スペクトル 臭化カリウム錠で測定したスペクトルは第2
図に示すとおりである。 (ト) 水素核核磁気共鳴スペクトル: 重クロロホルム溶液中で測定した400MHz水
素核核磁気共鳴スペクトルは第3図に示すとお
りである。 (チ) 炭素核核磁気共鳴スペクトル: 重クロロホルム溶液中で測定した100MHz炭
素核核磁気共鳴スペクトルは第4図に示すとお
りである。 (リ) 溶解性: クロロホルムに可溶。メタノール、エタノー
ル、酢酸エチル、アセトン、ジエチルエーテル
及びn−ヘキサンに難溶。水に不溶。 (ヌ) 呈色反応: 過マンガン酸カリウム試薬、10%硫酸試薬及
びリンモリブデン酸試薬に陽性。ニンヒドリン
試薬に陰性。 (ル) 薄層クロマトグラフイー: シリカゲル薄層(メルク社製、Art5714)を
使用し、展開溶媒がクロロホルム−メタノール
(5:1)の場合、Rf値0.23、展開溶媒が、n
−ブタノール−酢酸−水(4:1:2)の場
合、Rf値0.37。 (ヲ) 外観: 黄色粉未 さらに、構造研究の結果、SF2587物質の化
学構造を、前記式の如く決定した。 次に、SF2587物質の生物学的性質について述
べる。 (1) SF2587物質の抗菌活性: ペーパーデイスク法により測定したSF2587
物質の各種の細菌及び真菌に対する抗菌活性を
第2表に示した。
【表】
【表】 (2) SF2587物質の抗腫瘍活性: 腹腔内にP−388腫瘍細胞を移植したマウス
にSF2587物質を腹腔内に一回投与したときの
延命効果(T/C%)を第3表に示した。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を示すが、これらは単な
る一例であつて本発明を限定するものではない。
ここに例示しなかつた多くの変法あるいは修飾手
段を用いうることは勿論のことである。 実施例 種培地として、スターチ2.0%、グルコース1.0
%、小麦胚芽0.6%、ポリペプトン0.5%、酵母エ
キス0.3%、大豆粉0.2%、炭酸カルシウム0.2%の
組成からなる培地を用いた。 また、生産培地として、水あめ2.0%、大豆油
0.15%、大豆粉1.0%、フアーマメデイア0.5%、
サングレイン(サングレイン社製)0.25%、炭酸
カルシウム0.1%、硫酸第一鉄(7水塩)0.0005
%、塩化コバルト(6水塩)0.00005%、および
塩化ニツケル(6水塩)0.00005%の組成からな
る培地を用いた。なお、殺菌前のPHはいずれもPH
7.0に調整して使用した。 前記の種培地20mlを分注した100ml容三角フラ
スコを120℃で30分間殺菌し、これにストレプト
ミセス・エスピー・SF2587株(FERM P−
9831)の斜面寒天培養の2〜3白金耳を接種し、
28℃で3日間振とう培養し、第1種培養とした。
次いで、種培地80mlを分注した500ml容三角フラ
スコを120℃で30分間殺菌し、前記第1種培養2.4
mlを接種し、28℃で1日間振とう培養し、これを
第2種培養とした。 予め120℃で30分間殺菌した35Lの生産培地を
含む50L容ジヤー・フアーメンター4基に、前記
の第2種培養を各々300mlずつ接種し、28℃で4
日間通気(20L/分)、撹はん(250rpm)培養し
た。 培養終了後、濾過助剤として珪藻土を加えた濾
過により菌体を含む固型分を得た。 得られた固型分を67%アセトン水60で室温2
時間撹拌、抽出し、濾過して固型分を除き、抽出
液を得た。この抽出液を減圧下アセトンを留去
し、10とし、これを酢酸エチル15で抽出した
後、酢酸エチル層を無水硫酸ナトリウムで脱水し
て、減圧下濃縮し、8.98gの油状物質を得た。得
られた油状物質を珪そう土9gにまぶし、一夜減
圧下乾燥後、クロロホルムで充填したシリカゲル
C−200(和光純薬工業社製)400mlの塔の上にの
せ、クロロホルム、次いでクロロホルム−メタノ
ール混液(100:1)、クロロホルム−メタノール
混液(50:1)、クロロホルム−メタノール混液
(20:1)、さらにクロロホルム−メタノール混液
(10:1)で洗浄後、クロロホルム−メタノール
混液(5:1)にて展開するクロマトグラフイー
を行つた。展開液を、マウス白血病細胞(P−
388)に対する細胞障害性の測定に付し、細胞障
害性を示す分画を集め、減圧下に濃縮乾固して、
235mgの油状物質を得た。この油状物質を少量の
メタノールに溶解し、メタノールにて充填したト
ヨパールHW−40(東洋曹達社製)300mlの塔にの
せ、メタノールにて展開するクロマトグラフイー
を行つた。展開液のマウス白血病細胞(P−388)
に対する細胞障害性の測定の結果から、活性画分
を集めた。この活性画分を減圧下濃縮し、16時間
冷温にて放置したところ、SF2587物質が黄色沈
澱として析出した。これを濾取し、40℃にて一夜
減圧乾燥し、3.0mgの純粋なSF2587物質を黄色粉
未として得た。本物質は前記の物理化学的性状を
有する。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によるSF2587物
質は、第2表に示すように、グラム陽性ならびに
陰性細菌に対して抗菌活性を示すことから、抗菌
剤として用いられることが考えられるが、さらに
本物質の作用特性と、その利用に関して研究した
結果、第3表に示すように、抗腫瘍活性を示すこ
とから、抗癌剤としての有効性が期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、SF2587物質のメタノール溶液での
紫外部吸収スペクトル図である。第2図は、
SF2587物質の臭化カリウム錠での赤外部吸収ス
ペクトル図である。第3図は、SF2587物質の重
クロロホルム溶液中での水素核核磁気共鳴スペク
トル図であり、内部標準としてテトラメチルシラ
ンを用いて測定したものである。第4図は、
SF2587物質の重クロロホルム溶液中での炭素核
核磁気共鳴スペクトル図であり、内部標準として
テトラメチルシランを用いて測定したものであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の式 で表わされるSF2587物質またはその医薬的に許
    容される塩。 2 ストレプトミセス属に属し、SF2587物質を
    生産しうる菌を培養し、SF2587物質を蓄積せし
    め、培養物からSF2587物質を採取することを特
    徴とするSF2587物質またはその塩の製造法。
JP63015983A 1988-01-28 1988-01-28 新規抗腫瘍性抗生物質sf2587物質及びその製造法 Granted JPH01193265A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63015983A JPH01193265A (ja) 1988-01-28 1988-01-28 新規抗腫瘍性抗生物質sf2587物質及びその製造法
EP89101481A EP0326173B1 (en) 1988-01-28 1989-01-27 Novel antitumor antibiotic substance and a method for production thereof
DE68912355T DE68912355T2 (de) 1988-01-28 1989-01-27 Antibiotische Antitumor-Verbindung und Methode zu deren Herstellung.
US07/303,230 US4954641A (en) 1988-01-28 1989-01-30 Novel antitumor antibiotic substance and a method for production thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63015983A JPH01193265A (ja) 1988-01-28 1988-01-28 新規抗腫瘍性抗生物質sf2587物質及びその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01193265A JPH01193265A (ja) 1989-08-03
JPH0427237B2 true JPH0427237B2 (ja) 1992-05-11

Family

ID=11903907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63015983A Granted JPH01193265A (ja) 1988-01-28 1988-01-28 新規抗腫瘍性抗生物質sf2587物質及びその製造法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4954641A (ja)
EP (1) EP0326173B1 (ja)
JP (1) JPH01193265A (ja)
DE (1) DE68912355T2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1321788C (en) * 1988-09-30 1993-08-31 Masaji Sezaki Antitumor substance, process for preparing the same and anticancer agent containing the same
JPH03148275A (ja) * 1989-11-02 1991-06-25 Meiji Seika Kaisha Ltd Sf2587物質誘導体,その製造法および制癌剤
JP2766351B2 (ja) * 1989-11-13 1998-06-18 協和醗酵工業株式会社 新規物質dc114―c
US5168100A (en) * 1990-03-16 1992-12-01 Sapporo Breweries Limited Hp530 compounds and process for preparing the same
JPH05279374A (ja) * 1992-03-31 1993-10-26 Sawao Murao スイダトレスチン及びその製造方法
CN102644392A (zh) * 2012-05-07 2012-08-22 张建忠 一种可运输的钢结构密闭单元模块以及制作该单元模块的制造方法
KR101911767B1 (ko) * 2017-08-10 2018-10-25 가톨릭대학교 산학협력단 키다마이신 유도체 l1-95-1 및 이를 유효성분으로 함유하는 암 예방 또는 치료용 조성물
CN115650913B (zh) * 2022-10-12 2024-03-01 北京中医药大学 醌式喹啉类化合物及其制备方法和用途

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0274545B1 (en) * 1986-07-21 1992-12-02 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Novel substances dc-92b and dc-92d, and process for their preparation

Also Published As

Publication number Publication date
EP0326173B1 (en) 1994-01-19
DE68912355T2 (de) 1994-08-25
JPH01193265A (ja) 1989-08-03
EP0326173A2 (en) 1989-08-02
DE68912355D1 (de) 1994-03-03
US4954641A (en) 1990-09-04
EP0326173A3 (en) 1990-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4521145B2 (ja) 抗生物質カプラザマイシン類およびその製造法
JPH0427237B2 (ja)
JPH01112988A (ja) 新規物質dc―107
JPH06234784A (ja) 新規抗生物質sf2768物質及びその製造法
JP2594085B2 (ja) 新規抗腫瘍抗生物質sf2575物質ならびにその製造法
JPH0625095B2 (ja) 抗生物質sf−2415物質およびその製造法
JPH01139590A (ja) 新規抗生物質sf2582a物質およびb物質ならびにそれらの製造法
JP2002069075A (ja) 新規生理活性物質nk34896b、及びその製造法
JPWO2006095444A1 (ja) ステンフォン(stemphone)類およびそれらの製造方法
JPS6087794A (ja) 新規化合物fr−900447
JPH0413353B2 (ja)
JP2001046092A (ja) 新規生理活性物質nk34944、その製造法及びその用途
JPH07206886A (ja) ファルネシルトランスフェラーゼ阻害物質fo−3929物質及びその製造法
JPH0656875A (ja) 新規マクロライド抗生物質sf2757物質及びその製造法
JPH0422917B2 (ja)
JP2002284799A (ja) 新規生理活性物質mk600−a、b、cおよびdとその製造方法
JPH0374655B2 (ja)
JPH01265890A (ja) 新規抗生物質sf2582c物質及びその製造法
JP2002068980A (ja) 生理活性物質nk34896類縁体の用途
JPH0633272B2 (ja) 新規抗生物質ラクトキノマイシンbおよびその製造法
JPH05155885A (ja) 新規hp530c2 物質及びその製造法
JPH0417194B2 (ja)
JP2001055386A (ja) 抗生物質ツベラクトマイシンb、dおよびeとその製造法
JP2001103990A (ja) 新規fom−8108物質およびその製造法
JPH02233689A (ja) 新規抗生物質pf1015物質ならびにその製造法