JPH0421690B2 - - Google Patents

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JPH0421690B2
JPH0421690B2 JP57044630A JP4463082A JPH0421690B2 JP H0421690 B2 JPH0421690 B2 JP H0421690B2 JP 57044630 A JP57044630 A JP 57044630A JP 4463082 A JP4463082 A JP 4463082A JP H0421690 B2 JPH0421690 B2 JP H0421690B2
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JP
Japan
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isocyanurate
polyol
hdi
polyisocyanate
molecule
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Expired - Lifetime
Application number
JP57044630A
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Japanese (ja)
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JPS58162623A (en
Inventor
Shoji Takao
Kazuki Sasaki
Seiichi Sasaki
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Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Polyurethane Industry Co Ltd filed Critical Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
Priority to JP57044630A priority Critical patent/JPS58162623A/en
Publication of JPS58162623A publication Critical patent/JPS58162623A/en
Publication of JPH0421690B2 publication Critical patent/JPH0421690B2/ja
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は、ポリウレタン成形用組成物に関す
る、更に詳しくは、有機ポリイソシアネートとし
てイソシアヌレート環を有するヘキサメチレンジ
イソシアネート重合体(以下イソシアヌレート化
ポリイソシアネートと略す)とポリオール1、鎖
延長剤、発泡剤、及び触媒からなる高密度の表皮
層を有する成形物用のポリウレタン成形用組成物
に関するものである。近年、高密度の表皮層を有
するポリウレタン成形物は、たとえば自動車部材
としてのハンドル、計器盤、アームレスト、ヘツ
ドレスト、バンパー、スポイラー等に、或いは靴
底、各種機器のハウジングにと使われている。し
かし、これらの成形物はポリイソシアネートとし
て、通常、芳香族系ポリイソシアネートが使用さ
れているため日光などで黄変するという欠点があ
る。このため、着色品を製造する場合は黒とか茶
の如く変色が目立ちにくいものに限定されてお
り、淡色系が必要な場合は、前塗装(インモルド
コート)か後塗装による塗膜保護法か或いは、多
量の酸化防止剤、紫外線吸収剤の添加法が採用さ
れている。 然し乍ら、塗膜保護法は変色には有効である
が、工程面、作業面に難点があり、添加剤法は変
色防止に限界がある。 従つて、本発明の主な目的は、保護塗膜がなく
ても日光などによる変色に対し、高度の安定性を
有するポリウレタン成形用組成物を提供すること
にある。 従来、ヘキサメチレンジイソシアネート(以下
HDIと略す)を使用したポリウレタン樹脂は耐
候性に優れていることが知られており、通常、
HDIのポリオール付加体やビユーレツト変性体
として提供され、主に塗料、接着剤の分野で使用
されている。 脂肪族系や脂環式ポリイソシアネートを成形物
に利用する方法が特公昭54−15599、特開昭56−
28212などに記載されているが、ここに記載され
ている方法はポリイソシアネートを単量体そのま
まで使うか、単量体を多量に含むプレポリマーを
使用している。通常、ポリウレタン成形物は、原
料や型を加温した条件下で製造されるため、蒸気
圧の高い単量体を使用することは、安全衛生上問
題がある。 又、更にHDIをここに記載された方法で使用
すると、分子構造上、硬さが出にくいことと、耐
熱性が悪いことなどの欠点がある。 本発明者らはHDIの優れた耐変色性に着目し、
前記HDI単量体の欠点を改善すべく研究を重ね
た結果、HDIのイソシアヌレート体は、成形物
に適度の硬さと、優れた耐熱性を付与すると同時
に、耐変色性も更に改善されることを見い出して
本願発明に至つた。 即ち、本発明は、有機ポリイソシアネート、ポ
リオール1、鎖延長剤、発泡剤及び触媒からなる
成形用組成物において、該ポリイソシアネート
が、 (A) 分子量62〜3000、官能基数2〜3のポリオー
ル2と、これに過剰量のヘキサメチレンジイソ
シアネートを反応させてヘキサメチレンジイソ
シアネート付加体を得、これをイソシアヌレー
ト化して得られるイソシアヌレート化ポリイソ
シアネートであり、 (B) 該イソシアヌレート化ポリイソシアネートが
分子中にイソシアヌレート環一つを有するもの
が10重量%以上、分子中にイソシアヌレート環
二つ以上を有するものが90重量%以下からなる
ものであることを特徴とする高密度の表皮層を
有する成形物用のポリウレタン成形用組成物に
関するものである。 本願発明においてイソシアヌレート化ポリイソ
シアネートはHDI付加体に触媒として第3級ア
ミン類、アルキル置換エチレンイミン類、第3級
アルキルホスフイン類、アセチルアセトン金属塩
類、各種有機酸の金属塩類等を単独使用又は併用
し、必要に応じて助触媒を用い、100℃以下でイ
ソシアヌレート化反応を行うことにより得ること
ができる。 この場合、HDI付加体は、ポリオール2と、
これに過剰量のHDIを用いて公知の方法でウレ
タン化することにより得られる。ポリオール2と
しては、分子量が62〜3000の2〜3官能ポリオー
ルが適している。例えば、ジオールとしては、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、1,
3−ブタンジオール(以下1,3−BGと略す)、
1,4−ブタンジオール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール(以下DPGと略
す)、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサ
ングリコール(以下1,6−HGと略す)等の2
価アルコール、ポリエステルポリオール又はポリ
エーテルポリオール等が挙げられる。又トリオー
ルとしては、グリセリン、トリメチロールエタ
ン、トリメチロールプロパン等の3価アルコー
ル、ポリエステルポリオール又はポリエーテルポ
リオール等が挙げられる。 ポリオール2としては、これらの単独使用か又
は2種以上を任意の割合で混合したものを使用す
ることもできる。 助触媒としては、フエノール性ヒドロキシ化合
物、アルコール性ヒドロキシ化合物、第3級アミ
ン類等を必要に応じて用いることにより、反応を
更に容易に進めることができる。イソシアヌレー
ト化反応は、溶剤の存在下又は不存在下の何れの
方法でも行うことができる。触媒は、停止剤とし
て公知の強酸例えばリン酸、硫酸等を使用するこ
とにより不活性にすることができる。HDIの一
部をポリオールと反応させウレタン結合を導入す
ることにより、イソシアヌレート化が容易になる
と同時に得られた重合物は、他樹脂との相溶性も
一段と向上することがわかつた。 HDI付加体からのイソシアヌレート化反応液
は、未反応のHDIを含有しており蒸留又は抽出
でそれらを除去することによつて高純度のイソシ
アヌレート体を得ることができる。本発明におい
て、前述の方法でHDIのイソシアヌレート環を
形成せしめた後に、更にこれとポリオール又は水
とを反応させて得られる末端にイソシアヌレート
基を有する化合物もイソシアヌレート化ポリイソ
シアネート成分として使用できる。 イソシアヌレート環を形成するHDI三量体は、
液体クロマトグラフイーにより、HDIの三量体
分子量504(1分子中にイソシアヌレート環一つ有
するもの)近辺に明確に現われ定量することがで
きる。イソシアヌレート環を形成するHDI三量
体以外に、更に高重合度のイソシアヌレート体
(1分子中にイソシアヌレート環二つ以上有する
もの)が存在する。 本願の方法によるイソシアヌレート化反応は温
度が低く、比較的短時間で行うことができるの
で、或程度以上高重合度の高分子体はできにくい
が、イソシアヌレート環を成形する三量体分子量
の数倍に高分子イソシアヌレート体含有に止める
ことができる。 製造方法によつては更に高分子量のイソシアヌ
レート体を含有させることができる。 本発明のイソシアヌレート化ポリイソシアネー
トは、分子中にイソシアヌレート環一つを有する
ものが10重量%以上、分子中にイソシアヌレート
環二つ以上を有するものが90重量%以下からなる
ものである。 この場合、イソシアヌレート環を形成する三量
体(分子中にイソシアヌレート環一つを有するも
の)の含有量が10重量%より少なくなると、ポリ
オール1等との相溶性が低下すると共に、粘度が
上昇して取扱い難くなり、得られる成形物の引張
り物性が低下する。また、耐熱性や、硬さも低下
する。 本発明に於て、ポリウレタン成形用組成物を得
るため前記イソシアヌレート化ポリイソシアネー
トと共に用いられるポリオール1としては、1分
子中に2個以上の水酸基を有するもので従来から
ポリウレタン成形物を製造するため使用されてい
るものが全で使用できる。例示するならポリエー
テルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリ
ブタエンポリオール等である。これらポリオール
を2種以上の組合せにより使用することのでき
る。ポリエーテルポリオールは、例えばエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、トリメチロールプロパン、グリセ
リン、ソルビトール、庶糖、ビスフエノールA、
水、エチレンジアミン、トリレンジアミン、ジフ
エニルメタンジアミン等の如き活性水素原子を少
くとも2個有する化合物の1種又はそれ以上を開
始剤としてエチレンオキシド、プロピレンオキシ
ド、エピクロルヒドリン等のモノマーの1種又は
それ以上を公知の方法により付加重合することに
よつて製造される。 ポリエステルポリオールは、例えばエチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、1,2−プロピレングリコール、
1,3−BG−、1,4−ブチレングリコール、
テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリ
コール、グリセリン、トリメチロールプロパン、
ペンタエリスリトール、ソルビトール等の如く少
くとも2個以上のヒドロキシル基を有する化合物
の1種又は2種以上と、マロン酸、マレイン酸、
コハク酸、アジピン酸、酒石酸、セバシン酸、テ
レフタール酸等の如く少くとも2個のカルボキシ
ル基を有する化合物の1種又は2種以上を使用
し、公知の方法によつて製造することができる。 又カプロラクトンの開環重合によつて得られる
ようなポリエステルポリオールも包含される。 本発明に用いられる鎖延長剤としては、例えば
エチレングリコール、ブチレングリコール、ジエ
チレングリコール、DPG、トリプロピレグリコ
ール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ジ
エタノールアミン、トリエタノールアミン、トリ
レンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、メチレ
ンビス−o−クロルアニリン等の如く少くとも2
個の活性水素基を有する低分子の化合物である。 本発明に於て使用される発泡剤としては、従来
からポリウレタン発泡体の製造に使用されている
もの全て使用できる。例えば、水及び/又はハロ
ゲン置換脂肪族炭化水素系発泡剤である。 発泡剤の使用量は使用目的に応じて適宜定めら
れる。 本発明に於て使用される触媒は、ポリウレタン
製造に使用されるものは全で使用される。例え
ば、米国特許第3799898号や特公昭54−15599に記
載されている3級アミン、ジアザビシクロアルケ
ン類やその塩類、有機金属化合物である。 本発明の組成物を用いて、成形物を得るに際
し、必要に応じて各種の界面活性剤、染料や顔料
等の着色剤、マイカやガラス繊維等の補強材や充
填材、難燃剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、その
他の助剤、添加剤が使用できる。本発明の高密度
の表皮層を有するポリウレタン成形物はキヤステ
イングやインジエクシヨン(RIM技術)等の手
段により、NCOインデツクス70〜140の範囲、好
ましくは90〜120の範囲で製造される。この場合、
必要に応じて原料や型を加温することによつて反
応を促進せしめることができる。 本発明の組成物により得られる成形物は、耐候
性、耐変色性が優れているため、塗膜による保護
等の追加処理をすることなく要望されるいかなる
色調にでも着色でき、またイソシアヌレート化ポ
リイソシアネートを使用するため、耐熱性が改善
され、ハンドル、インストラメントパネル、靴底
など広範囲の用途に供することができる。 本発明を更に実施例により詳細に説明するが、
本発明はこれに制限されるものではない。実施例
に於て、すべての部及び%は特にことわりのない
限り重量部及び重量%によるものである。 有機ポリイソシアネートの調製 調製 1 イソシアヌレート化ポリイソシアネー
トの合成 温度計、攪拌機、窒素シール管を備えた500ml
容摺合せガラス製四つ口フラスコに所定量の
HDI、ポリオール、触媒、助触媒、を表1の割
合で仕込み、フラスコ中の空気を窒素で置換し、
攪拌しながら表1の反応温度に加温した。 同温度で表1の所定時間反応しNCO含量を測
定したところ表1に示す値を得た。反応液は淡黄
色透明の液体であつた。 この反応液に停止剤としてリン酸を加え、反応
温度で1時間攪拌後、蒸留により遊離HDIを除
去した。得られた液は、淡黄色透明液体で、その
NCO含量、遊離HDI、イソシアヌレート環を形
成する三量体を測定し表1に示した。 調製 2 HDI付加体の合成(比較例用) 温度計、攪拌機、窒素シール管を備えた500ml
容摺合せガラス製四つ口フラスコに所定量の
HDI、ポリオールを表1の割合で仕込み、フラ
スコ中の空気を窒素で置換し、攪拌しながら表1
の反応温度に加温した。 同温度で表1の所定時間反応し、NCO含量を
測定したところ表1に示す値を得た。反応液は淡
黄色透明の液体であつた。 この反応液から蒸留により遊離HDIを除去し
た。得られた液は、淡黄色透明で、そのNCO含
量遊離HDIを測定し表1に示した。 実施例 1,比較例1〜3 ポリエーテルポリオール(Poly G 845 旭
硝子製)100部、エチレングリコール10部、フロ
ン−11 5部、TEDA L−33(東洋曹達製)1
部、ジブチルチンジラウレーと1部、イルガノツ
クス1010(チバガイギー製)0.8部からなるプレミ
ツクスと表1に示したイソシアネートを30℃に加
温し、夫々NCOインデツクス105の比率で混合し
てポリウレタン成形用組成物を得た、該組成物を
オープンモールドに注いで自由発泡させると共
に、55℃に加温した5mm×120mm×420mmのモール
ドに注入し成形物を得た。自由発泡時の発泡速度
と成形物の物性値を表2に示した。
The present invention relates to a polyurethane molding composition, more specifically, a hexamethylene diisocyanate polymer having an isocyanurate ring as an organic polyisocyanate (hereinafter abbreviated as isocyanurated polyisocyanate), polyol 1, a chain extender, a blowing agent, The present invention relates to a polyurethane molding composition for molded articles having a high-density skin layer comprising a catalyst and a catalyst. In recent years, polyurethane molded products having a high-density skin layer have been used for automotive components such as steering wheels, instrument panels, armrests, headrests, bumpers, spoilers, etc., shoe soles, and housings for various devices. However, since aromatic polyisocyanates are usually used as polyisocyanates in these molded products, they have the disadvantage of yellowing when exposed to sunlight. For this reason, when producing colored products, it is limited to colors such as black or brown where discoloration is less noticeable, and if a light color is required, it is necessary to use pre-painting (in-mold coat) or post-painting to protect the paint film. Alternatively, a method of adding large amounts of antioxidants and ultraviolet absorbers has been adopted. However, although the paint film protection method is effective in preventing discoloration, there are difficulties in terms of process and work, and the additive method has limitations in preventing discoloration. Therefore, the main object of the present invention is to provide a polyurethane molding composition that has a high degree of stability against discoloration due to sunlight etc. even without a protective coating. Conventionally, hexamethylene diisocyanate (hereinafter referred to as
Polyurethane resins using HDI (abbreviated as HDI) are known to have excellent weather resistance, and are usually
It is provided as a polyol adduct or Biuretz modified product of HDI, and is mainly used in the fields of paints and adhesives. A method of using aliphatic or alicyclic polyisocyanates in molded products was published in Japanese Patent Publication No. 15599 (1983) and Japanese Patent Publication No. 15599 (1983).
28212, etc., but the method described here uses polyisocyanate as a monomer as it is, or uses a prepolymer containing a large amount of monomer. Polyurethane molded products are usually manufactured under conditions where the raw materials and molds are heated, so the use of monomers with high vapor pressure poses health and safety problems. Further, when HDI is used in the method described herein, it has drawbacks such as difficulty in achieving hardness due to its molecular structure and poor heat resistance. The present inventors focused on the excellent color fastness of HDI,
As a result of repeated research to improve the drawbacks of the HDI monomer, it was discovered that the isocyanurate form of HDI not only gives molded products appropriate hardness and excellent heat resistance, but also further improves discoloration resistance. This discovery led to the present invention. That is, the present invention provides a molding composition comprising an organic polyisocyanate, a polyol 1, a chain extender, a blowing agent, and a catalyst, in which the polyisocyanate comprises (A) a polyol 2 having a molecular weight of 62 to 3000 and a functional group number of 2 to 3; is an isocyanurated polyisocyanate obtained by reacting this with an excess amount of hexamethylene diisocyanate to obtain a hexamethylene diisocyanate adduct, which is then converted into an isocyanurate, and (B) the isocyanurated polyisocyanate is present in the molecule. A molded product having a high-density skin layer, characterized in that the molecule contains 10% by weight or more of a substance having one isocyanurate ring, and 90% by weight or less of a substance having two or more isocyanurate rings in the molecule. The present invention relates to a polyurethane molding composition for articles. In the present invention, the isocyanurated polyisocyanate is prepared by adding tertiary amines, alkyl-substituted ethyleneimines, tertiary alkyl phosphines, acetylacetone metal salts, metal salts of various organic acids, etc. alone to the HDI adduct as a catalyst, or It can be obtained by carrying out an isocyanurate reaction at 100°C or lower, using a cocatalyst as necessary. In this case, the HDI adduct is polyol 2 and
It is obtained by urethanizing this by a known method using an excess amount of HDI. As the polyol 2, a di- or tri-functional polyol having a molecular weight of 62 to 3,000 is suitable. For example, diols include ethylene glycol, diethylene glycol, 1,
3-butanediol (hereinafter abbreviated as 1,3-BG),
2 such as 1,4-butanediol, propylene glycol, dipropylene glycol (hereinafter abbreviated as DPG), neopentyl glycol, 1,6-hexane glycol (hereinafter abbreviated as 1,6-HG), etc.
Examples include alcohols, polyester polyols, and polyether polyols. Examples of triols include trihydric alcohols such as glycerin, trimethylolethane, and trimethylolpropane, polyester polyols, and polyether polyols. As the polyol 2, these may be used alone or a mixture of two or more thereof in any proportion may be used. The reaction can proceed more easily by using a phenolic hydroxy compound, an alcoholic hydroxy compound, tertiary amines, or the like as a cocatalyst, if necessary. The isocyanurate reaction can be carried out either in the presence or absence of a solvent. The catalyst can be made inactive by using known strong acids such as phosphoric acid, sulfuric acid, etc. as terminators. It was found that by reacting a portion of HDI with a polyol and introducing a urethane bond, it became easier to convert it into an isocyanurate, and at the same time, the resulting polymer had further improved compatibility with other resins. The isocyanurate reaction solution from the HDI adduct contains unreacted HDI, and by removing them by distillation or extraction, a highly pure isocyanurate can be obtained. In the present invention, a compound having an isocyanurate group at the end obtained by forming an isocyanurate ring of HDI by the above-mentioned method and then reacting it with a polyol or water can also be used as the isocyanurated polyisocyanate component. . The HDI trimer forming the isocyanurate ring is
By liquid chromatography, HDI trimer has a molecular weight of around 504 (having one isocyanurate ring in one molecule) and can be quantified. In addition to HDI trimers that form isocyanurate rings, there are isocyanurates with a higher degree of polymerization (those having two or more isocyanurate rings in one molecule). Since the isocyanurate reaction by the method of the present application can be carried out at a low temperature and in a relatively short time, it is difficult to produce a polymer with a degree of polymerization higher than a certain degree, but the molecular weight of the trimer forming the isocyanurate ring can be reduced. The amount of polymeric isocyanurate can be reduced several times. Depending on the production method, a higher molecular weight isocyanurate may also be included. The isocyanurated polyisocyanate of the present invention consists of 10% by weight or more of polyisocyanates having one isocyanurate ring in the molecule and 90% by weight or less of polyisocyanurates having two or more isocyanurate rings in the molecule. In this case, if the content of the isocyanurate ring-forming trimer (having one isocyanurate ring in the molecule) is less than 10% by weight, the compatibility with polyol 1 etc. will decrease and the viscosity will decrease. It rises and becomes difficult to handle, and the tensile properties of the resulting molded product deteriorate. In addition, heat resistance and hardness are also reduced. In the present invention, the polyol 1 used together with the isocyanurated polyisocyanate to obtain the polyurethane molding composition is one having two or more hydroxyl groups in one molecule, and is conventionally used for producing polyurethane molded products. All items used can be used. Examples include polyether polyol, polyester polyol, polybutaene polyol, etc. Two or more of these polyols can be used in combination. Examples of polyether polyols include ethylene glycol, diethylene glycol, triethylene glycol, trimethylolpropane, glycerin, sorbitol, sucrose, bisphenol A,
Water, one or more monomers such as ethylene oxide, propylene oxide, epichlorohydrin, etc. using as an initiator one or more compounds having at least two active hydrogen atoms such as ethylenediamine, tolylene diamine, diphenylmethanediamine, etc. is produced by addition polymerization using a known method. Examples of polyester polyols include ethylene glycol, diethylene glycol, triethylene glycol, 1,2-propylene glycol,
1,3-BG-, 1,4-butylene glycol,
Tetramethylene glycol, hexamethylene glycol, glycerin, trimethylolpropane,
One or more compounds having at least two or more hydroxyl groups, such as pentaerythritol and sorbitol, and malonic acid, maleic acid,
It can be produced by a known method using one or more compounds having at least two carboxyl groups, such as succinic acid, adipic acid, tartaric acid, sebacic acid, and terephthalic acid. Also included are polyester polyols such as those obtained by ring-opening polymerization of caprolactone. Examples of the chain extender used in the present invention include ethylene glycol, butylene glycol, diethylene glycol, DPG, tripropylene glycol, glycerin, trimethylolpropane, diethanolamine, triethanolamine, tolylene diamine, hexamethylene diamine, methylene bis-o- At least 2 such as chloraniline etc.
It is a low-molecular compound with active hydrogen groups. As the blowing agent used in the present invention, all those conventionally used in the production of polyurethane foam can be used. For example, water and/or halogen-substituted aliphatic hydrocarbon blowing agents. The amount of blowing agent to be used is appropriately determined depending on the purpose of use. The catalysts used in the present invention are all those used in polyurethane production. Examples include tertiary amines, diazabicycloalkenes and salts thereof, and organometallic compounds described in US Pat. No. 3,799,898 and Japanese Patent Publication No. 15599/1983. When obtaining a molded article using the composition of the present invention, various surfactants, coloring agents such as dyes and pigments, reinforcing materials and fillers such as mica and glass fibers, flame retardants, and oxidation inhibitors may be used as necessary. UV absorbers, other auxiliary agents, and additives can be used. The polyurethane moldings of the present invention having a high-density skin layer are produced by means such as casting or injection (RIM technology) to have an NCO index in the range of 70 to 140, preferably in the range of 90 to 120. in this case,
The reaction can be accelerated by heating the raw materials and the mold as necessary. Molded products obtained using the composition of the present invention have excellent weather resistance and discoloration resistance, so they can be colored in any desired color tone without additional treatment such as protection with a coating film, and are also coated with isocyanurate. Because it uses polyisocyanate, it has improved heat resistance and can be used in a wide range of applications such as handles, instrument panels, and shoe soles. The present invention will be further explained in detail with reference to Examples.
The present invention is not limited to this. In the examples, all parts and percentages are by weight unless otherwise specified. Preparation of organic polyisocyanate Preparation 1 Synthesis of isocyanurated polyisocyanate 500 ml equipped with thermometer, stirrer and nitrogen-sealed tube
Pour the specified amount into a four-neck flask made of laminated glass.
HDI, polyol, catalyst, and cocatalyst were charged in the proportions shown in Table 1, and the air in the flask was replaced with nitrogen.
The mixture was heated to the reaction temperature shown in Table 1 while stirring. The reaction was carried out at the same temperature for the predetermined time shown in Table 1, and the NCO content was measured, and the values shown in Table 1 were obtained. The reaction solution was a pale yellow transparent liquid. Phosphoric acid was added as a terminator to this reaction solution, and after stirring at the reaction temperature for 1 hour, free HDI was removed by distillation. The obtained liquid is a pale yellow transparent liquid.
The NCO content, free HDI, and trimer forming isocyanurate rings were measured and shown in Table 1. Preparation 2 Synthesis of HDI adduct (for comparative example) 500ml equipped with thermometer, stirrer, and nitrogen-sealed tube
Pour the specified amount into a four-neck flask made of laminated glass.
Add HDI and polyol in the proportions shown in Table 1, replace the air in the flask with nitrogen, and while stirring,
The mixture was heated to the reaction temperature of . The reaction was carried out at the same temperature for the predetermined time shown in Table 1, and the NCO content was measured, and the values shown in Table 1 were obtained. The reaction solution was a pale yellow transparent liquid. Free HDI was removed from this reaction solution by distillation. The resulting liquid was pale yellow and transparent, and its NCO content and free HDI were measured and shown in Table 1. Example 1, Comparative Examples 1 to 3 100 parts of polyether polyol (Poly G 845 manufactured by Asahi Glass), 10 parts of ethylene glycol, 5 parts of Freon-11, 1 TEDA L-33 (manufactured by Toyo Soda)
A premix consisting of 1 part dibutyl tin dilaure, 0.8 part Irganox 1010 (manufactured by Ciba Geigy) and the isocyanate shown in Table 1 were heated to 30°C and mixed in a ratio of NCO index 105 to form a composition for polyurethane molding. The resulting composition was poured into an open mold to allow free foaming, and then poured into a 5 mm x 120 mm x 420 mm mold heated to 55°C to obtain a molded product. Table 2 shows the foaming speed during free foaming and the physical properties of the molded product.

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】 比較例 4 ポリエステルポリオール(N−155日本ポリウ
レタン工業製)100部、1,4−ブタンジオール
10部、水0.8部、TEDA L−33 0.5部、ジブチル
チンジラウレート0.5部、サノール144(チバガイ
ギー製)0.4部からなるプレミツクスを表1の
HDI付加体No.1−2とを夫々50℃に加温し、
NCOインデツクス98の比率で混合し、その発泡
速度と5mm×120mm×420mmのモールド成形物の物
性は次の通りであつた。 クリームタイム(sec) 28 ライズタイム (sec) 165 密 度 (g/cm3) 0.75 硬 度 (C) 65 伸 び (%) 90 引張り強さ (Kg/cm2) 10.5 耐候性(注1) 外観 ヒビ割れ △E 3.5 (注1)サンシヤイン型ウエザオメータ 400時間
[Table] Comparative Example 4 100 parts of polyester polyol (N-155 manufactured by Nippon Polyurethane Industries), 1,4-butanediol
A premix consisting of 10 parts, 0.8 parts of water, 0.5 parts of TEDA L-33, 0.5 parts of dibutyltin dilaurate, and 0.4 parts of Sanol 144 (manufactured by Ciba Geigy) was prepared as shown in Table 1.
HDI adducts No. 1-2 were heated to 50°C,
They were mixed at a ratio of NCO index 98, and the foaming rate and physical properties of a molded product measuring 5 mm x 120 mm x 420 mm were as follows. Cream time (sec) 28 Rise time (sec) 165 Density (g/cm 3 ) 0.75 Hardness (C) 65 Elongation (%) 90 Tensile strength (Kg/cm 2 ) 10.5 Weather resistance (Note 1) Appearance Cracking △E 3.5 (Note 1) Sunshine type weatherometer 400 hours

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 有機ポリイソシアネート、ポリオール1、鎖
延長剤、発泡剤及び触媒からなる成形用組成物に
おいて、 該有機ポリイソシアネートが、 (A) 分子量62〜3000、官能基数2〜3のポリオー
ル2と、これに過剰量のヘキサメチレンジイソ
シアネートを反応させてヘキサメチレンジイソ
シアネート付加体を得、これをイソシアヌレー
ト化して得られるイソシアヌレート化ポリイソ
シアネートであり、 (B) 該イソシアヌレート化ポリイソシアネートが
分子中にイソシアヌレート環一つを有するもの
が10重量%以上、分子中にイソシアヌレート環
二つ以上を有するものが90重量%以下からなる
ものである ことを特徴とする高密度の表皮層を有する成形物
用のポリウレタン成形用組成物。
[Scope of Claims] 1. A molding composition comprising an organic polyisocyanate, polyol 1, a chain extender, a blowing agent, and a catalyst, wherein (A) the organic polyisocyanate has a molecular weight of 62 to 3000 and a functional group number of 2 to 3; An isocyanurated polyisocyanate obtained by reacting polyol 2 with an excess amount of hexamethylene diisocyanate to obtain a hexamethylene diisocyanate adduct and converting this into an isocyanurate, (B) the isocyanurate polyisocyanate is A high-density skin layer characterized by having 10% by weight or more of one isocyanurate ring in the molecule and 90% by weight or less of having two or more isocyanurate rings in the molecule. A polyurethane molding composition for molded articles comprising:
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