JPH04197931A

JPH04197931A - 用紙搬送装置

Info

Publication number: JPH04197931A
Application number: JP32588390A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Shimanoe; 安弘島ノ江
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-11-29
Filing date: 1990-11-29
Publication date: 1992-07-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）この発明は、画像読取装置などに設けられた用紙搬送装
置に関する。

（従来の技術）例えば、画像読取装置に設けられた用紙搬送装置は、従
来は下記のように構成されていた。すなわち、ホッパ上
に積載された用紙をフィーダにより取り込み、セパレー
タにより１枚ずつに分離する。分離された用紙を搬送駆
動手段により画像読取部に搬送し、画像読取部の直前に
設けられたセンサにより、分離された用紙が１枚である
かどうかを検出する。同時に画像読取部により用紙端部
を検出し、スキューの有無を検知する。そしてスキュー
なしに１枚だけ正しく搬送された用紙上の情報を画像読
取部により読み取る。

しかしながら、画像読取装置によって表面に形成された
情報を読み取る用紙には、サイズ及び厚さが異なるもの
や、ＯＣＲ紙、ファックス用紙、ノーカーボン紙などの
材質の異なるものなど、さまざまな用紙がある。このた
め同じフィード力及びセパレート力でこれらの用紙を１
枚ずつ、かつスキューしないように取り込むことは困難
であった。例えば厚く大きい用紙を取り込むためにはフ
ィード力を強くする必要があるが、ノーカーボン紙など
はフィード力を弱くしないと用紙が汚れたり座屈すると
いう問題があった。

（発明が解決しようとする課題）上述したように、従来の用紙搬送装置においては、ホッ
パ上に積載された用紙を取り込むフィーダのフィード力
、及び取り込まれた用紙を１枚ずつに分離するセパレー
タのセパレート力が一定であったため、さまざまな種類
の用紙を確実に１枚ずつに分離し、かつスキューしない
ように取り込むことは困難であるという問題があった。

この発明は、上記事情を考慮してなされたもので、用紙
の種類が異なっても、スキューすることなく１枚ずつ確
実に自動的に取り込むことのできる用紙搬送装置を提供
することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）上記目的を達成するため、この発明は、ホッパ上に積載
されて用紙を取り込むフィーダと取り込まれた前記用紙
を１枚ずつに分離するセパレータと、分離された前記用
紙の厚さ及びスキュー量をそれぞれ検出するセンサ及び
読取部と、分離された前記用紙を前記センサ及び読取部
へ搬送する搬送駆動手段とを具備した用紙搬送装置であ
って、前記フィーダのフィード力及び前記セパレータの
セパレート力を前記用紙の種類に応じて設定し、かつ自
動で可変とする手段を設けたことを特徴としている。

（作用）上記の構成によると、使用する用紙のサイズ、厚さ、材
質などの種類に応じてフィーダのフィード力及びセパレ
ータのセパレート力を適性に設定することができ、用紙
を確実に１枚ずつ分離し、スキューの発生を防止して搬
送することができる。

またダブルフィード及びスキューの発生の回数が所定の
しきい値より多くなったときに、自動的にフィード力及
びセパレート力を変えて、前記回数を所定のしきい値以
内におさえることができる。

（実施例）以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図及び第２図にこの発明の一実施例を示す。

図において、ホッパ１上には用紙２が積層載置されてい
る。ホッパ１上に積載された用紙２の搬送方向の端部の
上面には、用紙２を取り込むフィーダ３が設けられてお
り、側面には取り込まれた用紙２を１枚ずつ分離するセ
パレータ４が設けられれている。

フィーダ３はブロック５と、ブロック５に回転自在に平
行に設けられた１対の支軸６ａ、６ｂと、支軸６ａ、６
ｂにそれぞれ固定された１対のローラ７ａ、７ｂとロー
ラ７ａ、７ｂ間に張架されたフィードベルト８とから構
成されている。また、支軸６ａは装置本体に回転自在に
支持されており、図示しないモーターにより回転駆動さ
れる。ブロック５の支軸６ａの上部にはアーム９が上方
に突出して設けられており、アーム９の上端にはコイル
バネ１０の一端が取り付けられている。一方、装置本体
のホッパ１の上部には第１のパルスモータ１１が設けら
れており、パルスモータ１１の駆動軸にはプーリ１２が
固定されている。また、装置本体にはプーリ１２に対向
する位置に支軸１３を介してプーリ１４が回転自在に支
持されており、プーリ１２．１４間にはタイミングベル
ト１５が張架されている。さらに支軸１３には直角方向
にフック１６の一端が固定されており、フック１６の他
端にはコイルバネ１０の他端が取り付けられている。そ
して第１のパルスモータ１１の回転によりタイミングベ
ルト１５、プーリ１４、及び支軸１３を介してフック１
６を矢印Ａ−Ａ方向に回動し、コイルバネ１０及びアー
ム９を介して、ブロック５を支軸６ａを中心として回動
させて、ローラ７ｂが用紙２を押圧する力を可変とし、
フィート力を変化させるようになっている。

セパレータ４はブロック１７と、ブロック１７の上端か
ら突出して回転自在に支持されたローラ１８と、ブロッ
ク１７をコイルバネ１９を介して支持し、装置本体に固
定されたホルダ２０とから構成されている。そしてロー
ラ１８とフィーダ３に設けられたローラ７ａとの間に用
紙２を挟持し、コイルバネ１９の付勢力により用紙２を
１枚ずつ分離するようになっている。

一方、装置本体にはセパレータ４に近接して第２のパル
スモータ２１が設けられており、パルスモータ２１の駆
動軸にはプーリ２２に対向する位１に支軸２３を介しプ
ーリ２４が回転自在に支持されておりプーリ２２．２４
間にはタイミングベルト２５が張架されている。さらに
、支軸２３には直角方向に板バネ２６の一端が固定され
ており、板バネ２６の他端はブロック１７の下面に当接
している。そして第２のパルスモータ−２１の回転によ
り、タイミングベルト２５、プーリ２４及び支軸２３を
介して板バネ２６を矢印Ｂ−Ｂ方向に回動し、ブロック
１７を介してローラ１８がフィーダ３側のローラ７ａを
押圧する力を可変とし、セパレート力を変化させるよう
になっている。

フィーダ３によって取り込まれ、セパレータ４によって
一枚ずつ分離された用紙２の搬送路上には、搬送駆動手
段を構成する２対の駆動ローラ２７．２８が設けられて
いる。また、駆動ローラ２７．２８のそれぞれの一方の
ローラは図示しない駆動源によって回転駆動される。さ
らに駆動ローラ２７．２８間には用紙２の厚さを検出す
るセンサ２９と、用紙２の搬送方向に対して直角方向の
端部と、用紙２上の情報とを読み取る読取部３０とが設
けられている。そしてセンサ２９は発光素子２９ａと受
光素子２９ｂとからなり、読取部３０は光源３０ａ、レ
ンズ３０ｂ及びＣＣＤ３０ｃからなっている。

次にこの実施例の作用を説明する。フォーマット・コン
トローラ（ＦＣ）に入力されている用紙のサイズと厚さ
とにより、パルスモータ１１．２１に所定のパルス数の
信号を与えて、それぞれの駆動軸を所定の角度回転させ
る。パルスモータ１１の駆動軸の回転により。プーリ１
２、タイミングベルト１３及びプーリ１４を介して支軸
１３が回転し、フック１６が矢印Ａ−Ａ方向に所定の角
度回動する。この結果、コイルバネ１０を介してブロッ
ク５が支軸６ａを中心として回動し、ローラ７ｂが用紙
２を押圧する力を変化させて、フィード力を所定の大き
さに設定する。

一方、パルスモータ１１の駆動軸の回転により、プーリ
２２タイミングベルト２５及びプーリ２４を介して支軸
２３が回転し、板バネ２６が矢印Ｂ−Ｂ方向に所定の各
度回動する。この結果板バネ２６がブロック１７を上方
向に付勢する力が変化し、ローラ１８をローラ７ａに押
圧する力を変化させて、セパレート力を所定の大きさに
設定する。

フィード力及びセパレート力は上記のようにＦＣに入力
されている用紙のサイズと厚さにより決定され、フィー
ド力及びセパレート力はともに用紙が大きく、厚くなる
に従って強くなり、用紙が薄いときは弱くなる。

フィード力及びセパレート力の設定は終わった後、ホッ
パ１上に積載された用紙２はフィーダ３により取り込ま
れ、セパレータ４により１枚ずつに分離され、駆動ロー
ラ２７．２８により読取部３゜へ搬送される。このとき
センサ２９により用紙２が１枚であることを検゛出し、
読取部３０により用紙２の先端が搬送方向に対して直角
であることを確認した後、読取部３０により用紙２上の
情報の読取りを行う。この動作を繰り返す。

読取り動作中、任意の枚数の用紙２を取り込んだときの
スキュー、ダブルフィードの回数が、予め設定された所
定のしきい値をこえたときには、図示しない制御装置に
よりパルスモータ１１．２１に所定のパルス数の信号を
入力してそれぞれ駆動軸を所定の角度回転させ、スキュ
ーが多いときにはフィード力を強くし、ダブルフィード
が多いときはセパレート力を強くする。

この実施例によればＦＣに入力されている用紙２のサイ
ズ、厚さなどのデータにより、フィード力及びセパレー
ト力を適性に設置することができる。また読み取り動作
中にスキュー、ダブルフィートの回数が所定値をこえた
ときにもフィード力、セパレート力を変化させてこれら
の回数を減らすことができる。従って用紙の種類が異な
っても、スキューすることなく１枚ずづ自動的に取り組
むことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、フイード力及
びセパレート力を用紙の種類に応じて設定し、かつ自動
で可変とすることができるので、サイズ、厚さ、材質の
異なる種々の用紙を、ダブルフィートやスキューエラー
を発生することなく搬送することができる

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示す側面図、第２
図は同じく平面図である。１・・・ホッパ２・・・用紙３・・・フィーダ４・・・セパレータ２７．２８・・・駆動ローラ２９・・・センサ３０・・・読取部代理人　弁理士　本　１）　　崇

Claims

【特許請求の範囲】

ホッパ上に積載された用紙を取り込むフィーダと、取り
込まれた前記用紙を１枚ずつに分離するセパレータと、
分離された前記用紙の厚さ及びスキュー量をそれぞれ検
出するセンサ及び読取部と、分離された前記用紙を前記
センサ及び読取部へ搬送する搬送駆動手段とを具備した
用紙搬送装置であって、前記フィーダのフィード力及び
前記セパレータのセパレート力を前記用紙の種類に応じ
て設定し、かつ自動で可変とする手段を設けたことを特
徴とする用紙搬送装置。