JPH04149585A - ステッカー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガラス等の透明体の内側から貼り、外側から見
えるようにしたステッカ−に関するものである。

〔従来の技術〕

車のガラス窓、会社や家の玄関のガラス窓などのような
透明体の内側から貼って外側から見えるようにしたステ
ッカ−か従来提案されている。

第８図はこのようなステッカ−の−例を示す図である。

会社や団体のマーク、絵柄のような固定情報３３を予め
印刷した不透明な台紙３０を透明なアンカー層３２で下
地処理し、文字や数字のような可変情報を印字する部分
を除いて粘着層３５を塗布し、その上に窓のあいた離型
紙３６を重ねて貼り付ける。そして、可変情報は、プリ
ンタなとて離型紙の窓あき部分を通して台紙上に印刷し
て印字３４を形成する。なお、台紙３０の裏面には文字
や連続した番号等か印刷される。

このようなステッカ−は、離型紙３６を剥がして粘着層
３５を露出させ、車などの窓ガラスの内側に貼ると、窓
ガラスを通して絵柄等の上に印刷された文字や数字か見
えるので、例えば駐車許可等の車の証明用等に使用する
ことかできる。

〔発明か解決すべき課題〕

と二ろで、このようなステッカ−は、一般に可変情報か
改ざんされないようにする必要力・あり、特に証明用と
して使用するような場合には、このことか特に重要とな
る。しかし、第８図の構造のものでは、ステッカ−を受
は取った人間かガラス窓に貼る場合、可変情報印字部分
はむき出しであるため、溶剤やナイフによる削り取り、
容易にデータの改ざんができてしまう。また、ステッカ
−を発行する人間がガラス窓に貼る場合、可変情報印字
部分とガラス窓との間に粘着層がないため、その部分を
ナイフで切り取り、データを改ざんした上で元に戻すこ
ともてき、さらにステッカ−そのものを偽造することも
可能である。また、台紙の下側には通常連続番号を入れ
るか、欠番不可の場合には歩留まりを考えてシートカッ
トした上て印字することになり、可変情報印字プリンタ
として特殊なものか要求され、また、離型紙の窓あき部
分に印字する必要かあるために、窓の縁に引っ掛かるな
どのトラブルも多発するなどの問題がある。

本発明は上記課題を解決するためのもので、可変情報の
改ざんや偽造を防止するとともに、通常のプリンタも使
用可能なステッカ−を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のステッカ−は、ハーフカットにより形成された
折り返し片を有する離型紙に貼付さね、少なくとも一部
に固定情報か形成された本体と、折り返し片の本体に対
する剥離面に貼付され、少なくとも一部に可変情報か印
字されたシールとからなること、本体またはシールの少
なくとも一方に偽造防止情報を形成したこと、偽造防止
情報は反射型ホログラムまたは透明ホログラムであるこ
と、本体は全面塗布した粘着層によりＷ型紙に貼付され
ること、シールは可変情報印字面と反対側の面に全面塗
布した粘着層により折り返し片に貼付されること、可変
情報は逆文字印字されること、ステッカ−は証明書用で
あることを特徴とする。

〔作用〕

本発明は車の窓ガラスなとの内側に貼付する証明書用等
のステッカ−で、偽造防止、データ改ざん防止を目的と
したものであり、マークや絵柄等の固定情報を印字した
本体と、本体に貼付され、例えば管理番号等の数字や文
字なとのような可変情理が印字されるシールとから構成
され、シールの印字面を本体に接着して窓ガラス等に貼
付することを特徴としている。

固定情報を形成した本体は、一部を剥かして折り返すこ
とができる折り返し片を存するｗＩヤ紙に粘着層で貼付
し、一方、シールは印字面と反対側の裏面の粘着層で離
型紙に貼付されており、離型紙から剥離して裏面の粘着
層で本体の折り返し片の剥離面に貼付した後、折り返し
片を元に戻すことにより本体の粘着層に貼付される。本
体にシールを貼付して離型紙を剥離すると、本体の粘着
層とシール裏面の粘着層が露出し、窓ガラス等に貼付す
ることができる。本体またはシールには偽造防止情報、
例えばホログラムか形成されているので偽造を防止でき
、また可変情報印字部分は露出しておらず、可変情報印
字部分も粘着層により貼付されているので可変情報の改
ざんを防止することかできる。

〔実施例〕

以下、実施例を図面を参照して説明する。

第１図、第２図、第３図、第４図は本発明のステッカ−
の第１の実施例を説明するための図である。図中、１は
ステッカ−本体、２はベース、３はホログラム層、４は
Δｌ蒸着層、５はアンカ層、６は固定情報、７は粘着層
、８は離型紙、９はハーフカット部、１０はミシン目、
１１は折り返し片、１２は文字または数字、２０はシー
ル、２１は離型紙、２２は粘着層、２３は透明シール、
２４は可変情報である。

先ず、ステッカ−本体について説明すると、第１図（ａ
）において、連続番号等の文字１２を印字した紙やフィ
ルム等からなるベース２上に樹脂等からなるホログラム
層３を形成し、これにエンボス加工等によりレリーフ面
を形成する。なお、ベースは切込みを入れたり、脆質性
を持たせるようにすれば再剥離の防止に寄与させること
かできる。

このレリーフ形成面にＡＡ蒸着層４を蒸着することによ
り反射型ホログラムを形成する。ホログラムは偽造防止
用として使用するものであり、全面または一部に形成す
ればよく、またホログラムてなくても地紋、彩紋、切込
み等偽造困離な絵柄か表現てきるものであればどのよう
なものでもよく、あるいはこれらをホログラムと組み合
わせて形成してもよい。この上にアンカー層５を形成し
て下地処理し、マーク、絵柄、文字等の固定情報６をオ
フセット印刷により印字する。そして粘着層７を全面に
塗布して離型紙８を貼付する。離型紙８は、第１図（ｂ
ｌの平面図に示すように３辺を直線でカットし、１辺に
ミシン目１０を形成した／Ｓ−フカットにより第１図（
ｅａに示すような折り返すことのできる矩形の折り返し
片１１か形成されている。

勿論、折り返し片は矩形でなくてもよく、必要に応じて
形を決めればよい。

次に可変情報か印字されるシールについて説明すると、
第２図（ａｔにおいて、文字、数字等の可変情報は、離
型紙２０上に塗布し、た粘着層２１に貼付した透明シー
ル２２に逆像の形で印字される。

逆像の印字はプリンタ制御側でソフト的に容易に実現す
ることかできる。この印字は第２図（ｂ）に示すように
連続紙状の離型紙２０に透明シール２０を貼付しておき
、通常の連続ラベルプリンタで逆像の形で印字すること
により行われる。この場合、シール２枚づつ同じデータ
を印字しておき、１枚をステッカ−に使用し、もう１枚
を申請書や台帳などに貼ることにより発行したステッカ
−と保管する書類とのデータマツチングをとることに利
用することができる。

次に、ステッカ−本体か貼付された離型紙８の折り返し
片１１を剥離する。そし７て、第２図（ａ）のシール２
０を離型紙２１から剥離し、第３図に示すように、剥離
した折り返し片１１の剥離面にシール２０の粘着層２２
を重ねて接着する。前述したようにシール２０は、例え
ば第４図に示すように逆像の形で数字、文字等が印字さ
れる。

次に、第３図の矢印て示すように折り返し片１１を元に
戻して可変情報印字面を本体側の粘着層７に押しつける
ことにより、シール２０を本体に接着させて一体化する
。

この状態で離型紙８を剥離すると剥離面は全面粘着層か
露出することになるので、この面を窓ガラス等の内側に
押しつけることによりステッカ−を接着することかでき
る。

このようにして貼り付けたステッカ−を窓ガラスの外側
から見ると、ホログラム上に固定情ｅｖ６と正像の可変
情報２３か観察される。そして可変情報は粘着層の内側
に印字され、表面に露出していないのでデータの改ざん
を防止することかできる。また、ホログラムは偽造防止
憤りとして利用できるので、ステッカ−の偽造防止を図
ることができ、特にホログラム像は夜間の照明により一
層明瞭に観察できるので、夜間には特に効果的である。

第５図、第６図、第７図は本発明の第２の実施例を示す
図である。図中、第１図〜第４図と同一番号は同一内容
を示している。なお、２５１Ｊ：ＺｎＳ蒸着層、２６は
ホログラム層、２７はＰＥＴである。

本実施例は、本体１にホログラムを形成せず、ソール２
０側に透明ホログラムを形成したものである点か第１の
実施例と異なり、他の基本構成は第１の実施例と同しで
ある。

第５図に示すように、本体１は予め固定情報６をオフセ
ット印刷したベース２を直接粘着層７て離型紙８に貼付
した構造となっている。ベース２は、第１の実施例と同
様に切込みを入れたり、脆質性を持たせるようにするの
が好ましい。また、離型紙８にはハーフカットにより第
１図に示したような折り返し片ＩＩが形成されている。

シール２０は、第６図に示すように、ＰＢｒ２７上に樹
脂等からなるホログラム層を形成し、その上にエンホス
加工によりホログラムを形成するとともに、ＺｎＳ蒸着
層２５を蒸着後、粘着層２２て離型紙２１に貼付した後
、ＰＢｒ２７上に通常のプリンタで逆像の形で印字する
。本実施例においてもホログラムに限らず、第１の実施
例と同様に他の偽造防止情報を形成してもよい。また、
第１の実施例と同様に離型紙２０を連続紙状としてシー
ルを貼付し、連続ラベルプリンタで可変情報を印字する
ことかできる。

次に、シール２０を離型紙２１から剥離し、第７図に示
すように折り返し片１１の剥離面にシルの粘着層２２て
貼付するとともに、折り返し片１１を元に戻して本体に
押しつけることにより、シール２０を本体に接着して一
体化する。こうして作製したステッカ−の窓ガラス等へ
の接着は、前述のように離型紙８を剥離すると本体の剥
離面は全面粘着層が露出することになるので、この面を
窓ガラス等の内側に押しつけることにより接着すること
かできる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、マークや絵柄等の固定情
報を印字した本体と、可変情報か印字されたシールとに
分けて構成し、固定情報を形成した本体は、折り返し片
を有する離型紙に粘着層で貼付し、シールは、印字面と
反対側の裏面の粘着層で折り返し片の剥離面に貼付した
後、折り返し片を元に戻すことにより本体とシールとを
一体化し、この状態て離型紙を剥離することにより、本
体の粘着層とシール裏面の粘着層を露出させるようにし
たので、可変情報印字部分は露出しておらず、可変情報
印字部分も粘着層により貼付されているので可変情報の
改ざんを防止することかでき、また、本体またはシール
に偽造防止情報か形成されているので偽造防止を図るこ
とも可能である。

また、可変情報印字用プリンタとしては、連続紙状の離
型紙に貼付したシールにプリントすることかできるので
、安定した送りで印刷することかでき安価なプリンタを
使用することができる。

また、２枚づつ同じデータをシールに印字しておき、１
枚をステッカ−に使用し、もう１枚を申請書や台幅など
に貼ることにより発行したステッカ−と保管する書類と
のデータマツチングをとることに利用することもできる
。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図、第３図、第４図は本発明のステッカ−
の一実施例を説明するだめの図、第５図、第６図、第７
図は本発明の他の実施例を示す図、第８図は従来のステ
ッカ−の構成を示す図である。 １・・・ステッカ−本体、２・・・ベース、３・・・ホ
ログラム層、４・・ＡＩ蒸着層、５・・・アンカー層、
６・・・固定情報、７・・・粘着層、８・・・離型紙、
９・・・ハーフカット、１０・・・ミシン目、１】・・
折り返し片、２０・・・シール、２１・・・離型紙、２
２・・・粘着層、２３・・・透明シール、２４・・・可
変情報、２５・・・ＺｎＳ蒸着層、２６・・・ホログラ
ム層、２７・・・ＰＢｒ３出　　願　　人　　大日本印
刷株式会社代理人　弁理士　　蛭　川　昌　信（外７名
）第１ 図 （ａ） （ｂ） 苑５図 第６図

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）ハーフカットにより形成された折り返し片を有す
   る離型紙に貼付され、少なくとも一部に固定情報が形成
   された本体と、折り返し片の本体に対する剥離面に貼付
   され、少なくとも一部に可変情報が印字されたシールと
   からなるステッカー。
2. （２）前記本体またはシールの少なくとも一方に偽造防
   止情報を形成したことを特徴とするステッカー。
3. （３）前記偽造防止情報はホログラムからなることを特
   徴とする請求項２記載のステッカー。
4. （４）前記本体に形成されるホログラムは反射型ホログ
   ラムであることを特徴とする請求項３記載のステッカー
   。
5. （５）前記シールに形成されるホログラムは透明ホログ
   ラムであることを特徴とする請求項３記載のステッカー
   。
6. （６）前記本体は全面塗布した粘着層により離型紙に貼
   付されることを特徴とする請求項１記載のステッカー。
7. （７）前記シールは可変情報印字面と反対側の面に全面
   塗布した粘着層により折り返し片に貼付されることを特
   徴とする請求項１記載のステッカー。
8. （８）可変情報は逆像の形で印字されることを特徴とす
   る請求項１記載のステッカー。
9. （９）証明書用であることを特徴とする請求項１記載の
   ステッカー。