JPH0396143A - パケット伝送方法 - Google Patents
パケット伝送方法Info
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- JPH0396143A JPH0396143A JP1233666A JP23366689A JPH0396143A JP H0396143 A JPH0396143 A JP H0396143A JP 1233666 A JP1233666 A JP 1233666A JP 23366689 A JP23366689 A JP 23366689A JP H0396143 A JPH0396143 A JP H0396143A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は音声等をパケット化、あるいはセル化して送
受信するパケット伝送方法に関する。
受信するパケット伝送方法に関する。
「従来の技術」
通常、音声をパケット化して伝送する場合、パケット廃
棄、紛失、誤り、伝送遅延ゆらぎ等に対する耐性の確保
のために、送信側においてパケット単位にシーケンス番
号を付与することでパケットの開始時間と継続時間を送
イ」シ、受信側では受信したシーケンス番号により相対
時間と受信側でもつパケット化の単位時間に同期した信
号をカウントして受信したパケットのシーケンス番号の
連続性を監視し、再生し、伝送上で誤り等力ぐ起こった
場合でも、受信したシーケンス番号の抜けた番号を検出
し、その時間分を補正して再生する。
棄、紛失、誤り、伝送遅延ゆらぎ等に対する耐性の確保
のために、送信側においてパケット単位にシーケンス番
号を付与することでパケットの開始時間と継続時間を送
イ」シ、受信側では受信したシーケンス番号により相対
時間と受信側でもつパケット化の単位時間に同期した信
号をカウントして受信したパケットのシーケンス番号の
連続性を監視し、再生し、伝送上で誤り等力ぐ起こった
場合でも、受信したシーケンス番号の抜けた番号を検出
し、その時間分を補正して再生する。
この場合、基準となるパケット化時間が一定の場合は問
題がない.つまり、送信側のシーケンス番号の単位時間
が一定ということはlパケットの構成するサンプル数(
時間長)が一定で、受信側でも送信側のシーケンス番号
の単位時間と同じ同期信号をもつことで送信側より送信
されたシーケンス番号と同期した単位時間でシーケンス
番号をカウントする時間長が送受信側でともに一定とな
る。このシーケンス番号の時間長を基準として受信側で
受信したシーケンス番号を監視することで、受信したシ
ーケンス番号が以前に受信したシーケンス番号と今回受
信したシーケンス番号が連続していれば再生を続け、連
続していなければ以前に受信したパケットのシーケンス
番号と今回受信したパケットのシーケンス番号の差分の
数値を求め、それに相当する時間〔=(シーケンス番号
の時間長)×(差分数値)〕が紛失したパケットの時間
長であり、その時間分パケットの再生を中止し、その紛
失した時間長の次のパケットの開始時間より再生を始め
れば、元の音声を時間歪なく再生できる. それに対して可変速度符号化の適用などで単位時間当た
りに発生するビット数が変化するものを、パケット長(
ビット長)を一定とすると、1パケット分の時間長はビ
ットレート(符号化速度)に応じて可変長になるため、
送信側が付与するパケット毎のシーケンス番号の単位時
間を送信側から受信側へ知らせる方法がなければ、パケ
ットの紛失等が生じた場合正しく再生が出来なくなる。
題がない.つまり、送信側のシーケンス番号の単位時間
が一定ということはlパケットの構成するサンプル数(
時間長)が一定で、受信側でも送信側のシーケンス番号
の単位時間と同じ同期信号をもつことで送信側より送信
されたシーケンス番号と同期した単位時間でシーケンス
番号をカウントする時間長が送受信側でともに一定とな
る。このシーケンス番号の時間長を基準として受信側で
受信したシーケンス番号を監視することで、受信したシ
ーケンス番号が以前に受信したシーケンス番号と今回受
信したシーケンス番号が連続していれば再生を続け、連
続していなければ以前に受信したパケットのシーケンス
番号と今回受信したパケットのシーケンス番号の差分の
数値を求め、それに相当する時間〔=(シーケンス番号
の時間長)×(差分数値)〕が紛失したパケットの時間
長であり、その時間分パケットの再生を中止し、その紛
失した時間長の次のパケットの開始時間より再生を始め
れば、元の音声を時間歪なく再生できる. それに対して可変速度符号化の適用などで単位時間当た
りに発生するビット数が変化するものを、パケット長(
ビット長)を一定とすると、1パケット分の時間長はビ
ットレート(符号化速度)に応じて可変長になるため、
送信側が付与するパケット毎のシーケンス番号の単位時
間を送信側から受信側へ知らせる方法がなければ、パケ
ットの紛失等が生じた場合正しく再生が出来なくなる。
すなわちパケット長(ビット長)を固定にし単位時間当
たりのビット数が変化する場合のゆらぎ制御は、パケッ
ト単位の個々の時間長とパケット間の相対時間関係を受
信側にそのタイミングを知らせる必要がある。そのため
従来は、パケット毎にシーケンス番号を付与して揺らぎ
制御を行う方法として、パケット毎の時間長を一定にす
ることを前提にし、パケット間の相対時間関係を知らせ
ていた. 「発明が解決しようとする課題」 パケット長(ビット長)が一定で単位時間当たりに発生
するビット数が変化する状況において、従来の方法によ
る送信側でパケット化単位にシーケンス番号を付与する
方法だけではパケットが正常受信されている場合は問題
はないが、パケットの紛失、欠落等があった場合、受信
側ではシーケンス番号が連続してないためその欠落した
シーケンス番号を検知することはできても、そのシーケ
ンス番号の単位時間がパケットにより変わり、そのパケ
ットのサンプル数(時間長)が異なるため、パケットの
紛失等が生じるとその欠けた部分の時間長が分からなく
パケットの紛失、欠落時の後に正しく受信されたパケッ
トの再生開始時間が不明となり、時間歪が生じて正しく
補正することができない。つまり、問題点としてはパケ
ット単位毎に時間長が可変する場合、パケットの紛失等
が生しるとその欠落したパケットの時間長が受信側で不
明になることである。
たりのビット数が変化する場合のゆらぎ制御は、パケッ
ト単位の個々の時間長とパケット間の相対時間関係を受
信側にそのタイミングを知らせる必要がある。そのため
従来は、パケット毎にシーケンス番号を付与して揺らぎ
制御を行う方法として、パケット毎の時間長を一定にす
ることを前提にし、パケット間の相対時間関係を知らせ
ていた. 「発明が解決しようとする課題」 パケット長(ビット長)が一定で単位時間当たりに発生
するビット数が変化する状況において、従来の方法によ
る送信側でパケット化単位にシーケンス番号を付与する
方法だけではパケットが正常受信されている場合は問題
はないが、パケットの紛失、欠落等があった場合、受信
側ではシーケンス番号が連続してないためその欠落した
シーケンス番号を検知することはできても、そのシーケ
ンス番号の単位時間がパケットにより変わり、そのパケ
ットのサンプル数(時間長)が異なるため、パケットの
紛失等が生じるとその欠けた部分の時間長が分からなく
パケットの紛失、欠落時の後に正しく受信されたパケッ
トの再生開始時間が不明となり、時間歪が生じて正しく
補正することができない。つまり、問題点としてはパケ
ット単位毎に時間長が可変する場合、パケットの紛失等
が生しるとその欠落したパケットの時間長が受信側で不
明になることである。
そこでパケットの紛失等があった場合でも受信側で送信
側のパケノト化毎の処理時間とパケット間の相対的時間
関係を検知できれば、送信側の処理状況や伝送上の条件
にかかわらず受信側は時間歪なしに正しく再生できる。
側のパケノト化毎の処理時間とパケット間の相対的時間
関係を検知できれば、送信側の処理状況や伝送上の条件
にかかわらず受信側は時間歪なしに正しく再生できる。
このパケット化毎の処理時間とバケッ1・間の相対時間
関係を検知できる方法が必要である。この発明は、音声
等をパケット化、あるいはセル化して送受信する際に、
受信側で元の音声を時間歪なく再生するようにした遅延
ゆらぎ吸収方法を含むパケット伝送方法を提供すること
を目的とする。
関係を検知できる方法が必要である。この発明は、音声
等をパケット化、あるいはセル化して送受信する際に、
受信側で元の音声を時間歪なく再生するようにした遅延
ゆらぎ吸収方法を含むパケット伝送方法を提供すること
を目的とする。
r課題を解決するための千段」
通常のゆらぎ制御方法を用いてパケット毎に時間長が変
化するものについて考えると、単にパケット化単位にシ
ーケンス番号を付与するだけでは、あるシーケンス番号
のパケットが紛失した場合、受信側において紛失したパ
ケットの時間長がわからず正しく再生できない。
化するものについて考えると、単にパケット化単位にシ
ーケンス番号を付与するだけでは、あるシーケンス番号
のパケットが紛失した場合、受信側において紛失したパ
ケットの時間長がわからず正しく再生できない。
この発明では、送信側回路、受信側回路においてサンプ
リング信号がともに一定周期に行っていることに着目し
、パケット単位にサンプル数を知らせる方法を考えた。
リング信号がともに一定周期に行っていることに着目し
、パケット単位にサンプル数を知らせる方法を考えた。
これは、1つのパケットに格納するサンプル数をカウン
トする手段とそのカウント値をもとにパケット間の相対
的時間関係を表す数値TSを求めてパケットに付加する
手段とを』いる。この数値TSとしてはパケット1のT
SをTS 1,パケット1に続く次のパケット2の↑S
をTS2、パケット1のサンプル数をSnとすると、T
S2−TS1=Snの関係を持たせ、パケット化毎の数
{iTsをパケットのヘッダに付与して送信する。この
パケットを受信する側においては、受信したパケットか
ら数値TSを読み取り、ディジタル符号の再生に同期し
て値を1ずつ更新するカウンタを有して、パケットの開
始時にそのパケットのTS値をそのカウンクの初期値と
して設定し、そのパケットの終了時に次に到着したパケ
ットのTS値をカウンタの値と比較し、値が一致すれば
そのパケットの再生を続けて行うとともに、その値が一
致していなければそのパケットをバッファリングし、カ
ウンタは引き続きディジタル符号の再生に同期してカウ
ンタを更新してゆき、数値TSとカウンタの値とが一致
したらそのパケットの再生を開始する. このようにしてこの発明は、相対的時間関係を表す数値
TSをパケットを構戒するサンプル数を示す数値で構威
し、これをパケットヘッダとして持ち、受信側でもディ
ジタル符号の再生周期に同期したサンプリング信号をカ
ウントし、このカウント値と受信した相対的時間関係を
表す数値TSと比較することで、パケットの紛失した時
間長を検出でき、正しく受信されたパケットから再び再
生を開始すれば、時間歪なしに再生が可能となることを
特徴とする。また、従来の技術とはパケットを構成する
サンプル数(時間長)をパケット単位に受信側に知らせ
、そのパケット長(時間長)を認識することでパケット
の時間長に関わらず受信側で常に時間歪なく再生できる
ことが異なる.「実施例」 第1図にこの発明の実施例を示す。送信側において、信
号入力端子1から例えばリニアかμlamのPCM符号
列が入力され、パケット制御回路2でこのディジタル符
号系列は決められたピント長(lパケット)に制御され
、そのlパケットを構戊するサンプル数がカウンタ回路
3でカウントされ、ヘッダ作成回路4はカウンタ回路3
のカウント値を読取り、以前までのカウント値と今回の
カウント値との和をとり、そのパケットに対応させて相
対的時間関係表示数値TSを出力する。バケント制御回
路2の出力はメモリ5に格納され、送信回路6はメモリ
5に蓄積された符号列を取り出し、そのパケットに対応
したヘッダをヘッダ作成回路4より出力してパケットに
組立て、プロトコルに従って回線に送出する. 受信側においては受信回路7でパケットを受信し、ヘッ
ダ部とデータ部とに分解し、そのデータ部とヘッダ部と
をメモリ8に格納する.ヘッダ読み取り回路9はメモリ
8中のヘッダ部から相対的時間関係を表す数値TSを読
み取る.ディジタル符号再生に同期して値を1ずつ更新
するカウンタ回路10が設けられ、パケット再生制御回
路11はパケットの再生開始時にそのパケットのTS値
をカウンタ回路lOに初期値として設定する。ここでパ
ケットの最初の再生開始時間を示す相対的時間関係表示
数値TS値をTSIとし、その次に受信した数値TSを
TS2とすると、パケットの最初の再生開始時はTSI
からカウンタ回路lOはカウントを始めそのパケットの
再生終了時のカウント値(そのパケットのサンプル数だ
けカウント値は更新される)と次に到着したパケットの
TS2とを比較し、値が一致すればそのパケットの再生
を続けて行い、値が一致しない場合はそのパケットをメ
モリ8に格納したままにし、カウンタ回路10は引き続
き更新を続け数値TS2とカウント値が一致したらパケ
ットの再生を開始するように制御する. 第2図は送受信における情報の流れを示す図であり、同
図において説明すると例えば125μs周期(サンプル
レート8kllz)で人力端子lから入力したディジタ
ル符号系列の信号は、パケット制御回路2で1パケット
当たり6 4 byte (512ビット)のパケット
長(ビット長)で制御し符号化される.パケット毎にパ
ケント1を4 0kbps ( 1サンプル5ビット)
、パケット2を3 2kbps ( 1サンプル4ビッ
ト)、パケット3を24kbps(1サンプル3ビット
)、パケット4を1 6kbps ( lサンプル2ビ
ット)、パケット5を40kbps(1サンプル5ビッ
ト)の符号化速度で符号化を行った場合について考える
と、それぞれのパケットの時間長は12.75 ms
(=0.125 msX102サンプル)、1 6++
s (128サンプル) , 21.25 yIs (
170サンプル) 、3 2ms (256サンプル)
、12.75 1IIs (102サンプル)となる
.このパケット毎にカウンタ回路3でパケット当たりの
サンプル数をカウントし、ヘッダ作威回路4で相対時間
関係表示数値TSを付与する。ここで最初のカウンタ値
に0をセットすると、以降のパケット1から5までの数
稙TSは、0, 102 , 230 , 400 ,
656となり、パケットの再生開始から1つ前のパケ
ットまでのサンプル数の総和で数値TSを更新していく
。その相対的時間関係数値TSをもとにヘッダ作威回路
4で送信用ヘッダを作威し、送信回路6で送信する.ま
た、受信側においてパケットを受信し再生を行う際に、
かりにパケット3が紛失した場合で考えると受信回路7
で受信し、メモリ8にデータ部とヘッダ部に分離して格
納され、ヘッダ読み取り回路9で相対的時間関係表示数
値TSを読み取り、パケット再生制御回路1lにその数
値TSを伝える.そこでバケソト再生制御回路11では
パケットの再生開始時のパケット1の数値TSの0をカ
ウンタ回路10に初期値として設定し、カウンタ回路l
Oではディジタル符号再生信号に同期して設定値0から
カウント始めるとともに、メモリ8よりパケット1をサ
ンプル毎に読み出しパケット再生回路l2で再生をする
。パケット1の再生終了時のカウンタ回路IOはバケン
ト1の102サンプルをカウントし、そのカウント値1
02とパケット2の数値TSの102とを比較し、一致
していればパケット2の再生に移る。カウント回路lO
も引き続き更新する。同様にしてパケット2の再生終了
時のカウンタ値230と次のパケットの数値TSを比較
する.この場合パケット3が紛失しているのでパケット
4の数値TSの400がセットされる.この値とカウン
ト値230とを比較すると一致しないため、パケット4
のデータはメモリ8に格納したままとし、カウント値を
引き続き更新し続け、数値TSの400と一致したなら
ばパケット4のデータをメモリ8より読み出し再生を再
開する。とのパケット4をメモリ8に格納している時間
がバケント3のパケットの時間長相当分であり、パケッ
ト2とパケット4との数値TSの差分のサンプル数をカ
ウントする事でパケットの紛失時間を検出できる。以降
パケント4の再生終了時とパケット5の数値TSの65
6を比較し一致するのでパケット再生回路l2で再生を
続ける。
トする手段とそのカウント値をもとにパケット間の相対
的時間関係を表す数値TSを求めてパケットに付加する
手段とを』いる。この数値TSとしてはパケット1のT
SをTS 1,パケット1に続く次のパケット2の↑S
をTS2、パケット1のサンプル数をSnとすると、T
S2−TS1=Snの関係を持たせ、パケット化毎の数
{iTsをパケットのヘッダに付与して送信する。この
パケットを受信する側においては、受信したパケットか
ら数値TSを読み取り、ディジタル符号の再生に同期し
て値を1ずつ更新するカウンタを有して、パケットの開
始時にそのパケットのTS値をそのカウンクの初期値と
して設定し、そのパケットの終了時に次に到着したパケ
ットのTS値をカウンタの値と比較し、値が一致すれば
そのパケットの再生を続けて行うとともに、その値が一
致していなければそのパケットをバッファリングし、カ
ウンタは引き続きディジタル符号の再生に同期してカウ
ンタを更新してゆき、数値TSとカウンタの値とが一致
したらそのパケットの再生を開始する. このようにしてこの発明は、相対的時間関係を表す数値
TSをパケットを構戒するサンプル数を示す数値で構威
し、これをパケットヘッダとして持ち、受信側でもディ
ジタル符号の再生周期に同期したサンプリング信号をカ
ウントし、このカウント値と受信した相対的時間関係を
表す数値TSと比較することで、パケットの紛失した時
間長を検出でき、正しく受信されたパケットから再び再
生を開始すれば、時間歪なしに再生が可能となることを
特徴とする。また、従来の技術とはパケットを構成する
サンプル数(時間長)をパケット単位に受信側に知らせ
、そのパケット長(時間長)を認識することでパケット
の時間長に関わらず受信側で常に時間歪なく再生できる
ことが異なる.「実施例」 第1図にこの発明の実施例を示す。送信側において、信
号入力端子1から例えばリニアかμlamのPCM符号
列が入力され、パケット制御回路2でこのディジタル符
号系列は決められたピント長(lパケット)に制御され
、そのlパケットを構戊するサンプル数がカウンタ回路
3でカウントされ、ヘッダ作成回路4はカウンタ回路3
のカウント値を読取り、以前までのカウント値と今回の
カウント値との和をとり、そのパケットに対応させて相
対的時間関係表示数値TSを出力する。バケント制御回
路2の出力はメモリ5に格納され、送信回路6はメモリ
5に蓄積された符号列を取り出し、そのパケットに対応
したヘッダをヘッダ作成回路4より出力してパケットに
組立て、プロトコルに従って回線に送出する. 受信側においては受信回路7でパケットを受信し、ヘッ
ダ部とデータ部とに分解し、そのデータ部とヘッダ部と
をメモリ8に格納する.ヘッダ読み取り回路9はメモリ
8中のヘッダ部から相対的時間関係を表す数値TSを読
み取る.ディジタル符号再生に同期して値を1ずつ更新
するカウンタ回路10が設けられ、パケット再生制御回
路11はパケットの再生開始時にそのパケットのTS値
をカウンタ回路lOに初期値として設定する。ここでパ
ケットの最初の再生開始時間を示す相対的時間関係表示
数値TS値をTSIとし、その次に受信した数値TSを
TS2とすると、パケットの最初の再生開始時はTSI
からカウンタ回路lOはカウントを始めそのパケットの
再生終了時のカウント値(そのパケットのサンプル数だ
けカウント値は更新される)と次に到着したパケットの
TS2とを比較し、値が一致すればそのパケットの再生
を続けて行い、値が一致しない場合はそのパケットをメ
モリ8に格納したままにし、カウンタ回路10は引き続
き更新を続け数値TS2とカウント値が一致したらパケ
ットの再生を開始するように制御する. 第2図は送受信における情報の流れを示す図であり、同
図において説明すると例えば125μs周期(サンプル
レート8kllz)で人力端子lから入力したディジタ
ル符号系列の信号は、パケット制御回路2で1パケット
当たり6 4 byte (512ビット)のパケット
長(ビット長)で制御し符号化される.パケット毎にパ
ケント1を4 0kbps ( 1サンプル5ビット)
、パケット2を3 2kbps ( 1サンプル4ビッ
ト)、パケット3を24kbps(1サンプル3ビット
)、パケット4を1 6kbps ( lサンプル2ビ
ット)、パケット5を40kbps(1サンプル5ビッ
ト)の符号化速度で符号化を行った場合について考える
と、それぞれのパケットの時間長は12.75 ms
(=0.125 msX102サンプル)、1 6++
s (128サンプル) , 21.25 yIs (
170サンプル) 、3 2ms (256サンプル)
、12.75 1IIs (102サンプル)となる
.このパケット毎にカウンタ回路3でパケット当たりの
サンプル数をカウントし、ヘッダ作威回路4で相対時間
関係表示数値TSを付与する。ここで最初のカウンタ値
に0をセットすると、以降のパケット1から5までの数
稙TSは、0, 102 , 230 , 400 ,
656となり、パケットの再生開始から1つ前のパケ
ットまでのサンプル数の総和で数値TSを更新していく
。その相対的時間関係数値TSをもとにヘッダ作威回路
4で送信用ヘッダを作威し、送信回路6で送信する.ま
た、受信側においてパケットを受信し再生を行う際に、
かりにパケット3が紛失した場合で考えると受信回路7
で受信し、メモリ8にデータ部とヘッダ部に分離して格
納され、ヘッダ読み取り回路9で相対的時間関係表示数
値TSを読み取り、パケット再生制御回路1lにその数
値TSを伝える.そこでバケソト再生制御回路11では
パケットの再生開始時のパケット1の数値TSの0をカ
ウンタ回路10に初期値として設定し、カウンタ回路l
Oではディジタル符号再生信号に同期して設定値0から
カウント始めるとともに、メモリ8よりパケット1をサ
ンプル毎に読み出しパケット再生回路l2で再生をする
。パケット1の再生終了時のカウンタ回路IOはバケン
ト1の102サンプルをカウントし、そのカウント値1
02とパケット2の数値TSの102とを比較し、一致
していればパケット2の再生に移る。カウント回路lO
も引き続き更新する。同様にしてパケット2の再生終了
時のカウンタ値230と次のパケットの数値TSを比較
する.この場合パケット3が紛失しているのでパケット
4の数値TSの400がセットされる.この値とカウン
ト値230とを比較すると一致しないため、パケット4
のデータはメモリ8に格納したままとし、カウント値を
引き続き更新し続け、数値TSの400と一致したなら
ばパケット4のデータをメモリ8より読み出し再生を再
開する。とのパケット4をメモリ8に格納している時間
がバケント3のパケットの時間長相当分であり、パケッ
ト2とパケット4との数値TSの差分のサンプル数をカ
ウントする事でパケットの紛失時間を検出できる。以降
パケント4の再生終了時とパケット5の数値TSの65
6を比較し一致するのでパケット再生回路l2で再生を
続ける。
「発明の効果」
以上述べたようにこの発明によれば、単位時間当たりに
発生するビット数が変化する伝送方式をパケット長(ビ
ット数)を一定として伝送する場合でも、lパケットを
構成するサンプル数の情報が含まれる数値をパケットヘ
ッダとして持つことにより、パケットの紛失や欠落が生
じても受信側でパケット内のサンプル数を検出すること
でバケント間の関係やパケット再生開始時間、再生継続
時間やパケット廃棄等を認識でき、時間歪なく正常に再
生する事ができる。
発生するビット数が変化する伝送方式をパケット長(ビ
ット数)を一定として伝送する場合でも、lパケットを
構成するサンプル数の情報が含まれる数値をパケットヘ
ッダとして持つことにより、パケットの紛失や欠落が生
じても受信側でパケット内のサンプル数を検出すること
でバケント間の関係やパケット再生開始時間、再生継続
時間やパケット廃棄等を認識でき、時間歪なく正常に再
生する事ができる。
第l図はこの発明の1実施例を示すブロック図、第2図
は送受信における情報の流れの例を示す図である。
は送受信における情報の流れの例を示す図である。
Claims (1)
- (1)送信側でディジタル符号系列をパケット制御回路
によりパケット化し、その1つのパケットに格納するサ
ンプル数をカウントし、そのカウント値をもとにパケッ
ト間の相対的時間関係を表示する数値TSを求めてパケ
ットに付与して送信し、前記数値TSとして、パケット
1のTSをTS1、パケット1に続く次のパケット2の
TSをTS2、パケット1のサンプル数をSnとすると
、TS2−TS1=Snの関係を持たせ、 受信側で受信したパケットから数値TSを読み取る手段
とディジタル符号の再生周期に同期して値を1ずつ更新
するカウンタを設け、パケットの再生開始時にそのパケ
ットの数値TSを前記カウンタの初期値として設定し、
そのパケットの再生終了時に次に到着したパケットの数
値TSと前記カウンタの値とを比較し、その値が一致す
ればそのパケットの再生を続けて行うとともに、その値
が一致しなければそのパケットをバッファリングし、前
記カウンタは引き続き更新してゆき、数値TSと前記カ
ウンタの値が一致したらそのパケットの再生を開始する
ことを特徴とするパケット伝送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1233666A JPH0396143A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | パケット伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1233666A JPH0396143A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | パケット伝送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0396143A true JPH0396143A (ja) | 1991-04-22 |
Family
ID=16958630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1233666A Pending JPH0396143A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | パケット伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0396143A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06232822A (ja) * | 1992-07-14 | 1994-08-19 | General Instr Corp | デジタル通信装置のための送信エラー回復方法と装置 |
JP2006100933A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Kyocera Corp | 音声通信装置 |
JP2007184949A (ja) * | 2007-01-29 | 2007-07-19 | Kyocera Corp | 音声通信方法 |
-
1989
- 1989-09-08 JP JP1233666A patent/JPH0396143A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06232822A (ja) * | 1992-07-14 | 1994-08-19 | General Instr Corp | デジタル通信装置のための送信エラー回復方法と装置 |
JP2006100933A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Kyocera Corp | 音声通信装置 |
JP4667811B2 (ja) * | 2004-09-28 | 2011-04-13 | 京セラ株式会社 | 音声通信装置、音声通信方法 |
JP2007184949A (ja) * | 2007-01-29 | 2007-07-19 | Kyocera Corp | 音声通信方法 |
JP4684247B2 (ja) * | 2007-01-29 | 2011-05-18 | 京セラ株式会社 | 音声通信方法、音声通信装置 |
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