JPH0347419Y2 - - Google Patents

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JPH0347419Y2
JPH0347419Y2 JP1985176429U JP17642985U JPH0347419Y2 JP H0347419 Y2 JPH0347419 Y2 JP H0347419Y2 JP 1985176429 U JP1985176429 U JP 1985176429U JP 17642985 U JP17642985 U JP 17642985U JP H0347419 Y2 JPH0347419 Y2 JP H0347419Y2
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transistor
battery
turned
charging
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は複数のバツテリーを順次個別に充電す
るようにした充電装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、複数のバツテリー(例えばNiCd電池)
を充電する方法として、この複数のバツテリー
(多数のNiCd電池を有するバツテリーパツクも含
む)を順次個別に充電するものがある。
例えば、特開昭56−110446号公報には、複数の
NiCd電池ブロツクを満充電を検出するたびに次
の電池ブロツクの充電を開始し、又、シヨートバ
ツテリーが接続されているときには、これを検出
して次の電池ブロツクを充電開始する充電装置が
しめされている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 充電回路において、定電流源を用い、順次行な
われる充電を制御する切換制御回路等への電力供
給もこの定電流源で行なう場合、接続されている
バツテリーがシヨートバツテリー(内部でシヨー
トしている)であると、定電流源の出力電圧が低
下し、切換制御回路等が動作しないおそれがあつ
た。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は定電流源からの電流を切換制御回路に
よつて順次切換えて複数のバツテリーを充電する
充電装置において、前記定電流源と前記複数のバ
ツテリーを結ぶ電源ラインに挿入された直列トラ
ンジスタ該直列トランジスタの状態を制御する制
御トランジスタと該制御トランジスタのベースと
前記電源ラインの定電流源側に接続されたツエナ
ーダイオードを有し、バツテリー接続端子がシヨ
ート状態のときに前記切換制御回路の電源電圧を
保持する電源制御回路と、前記バツテリー接続端
子のシヨート状態を検出して前記切換制御回路の
状態を変更する切換信号を作成するシヨート検出
回路を備えることを特徴とする充電装置である。
(ホ) 作用 すなわち、バツテリー接続端子がシヨート状態
にあるときには、電源制御回路の直列トランジス
と制御トランジスタがオフ状態となり、定電流源
の出力が完全に低下することがないので、切換制
御回路等は動作可能である。そこで、シヨート状
態であれば次のバツテリーが充電開始される。
(ヘ) 実施例 以下図面に従い本考案の実施例を説明する。第
1図、第2図は充電装置を示す回路図であり、便
宜上、2つに分割してある。そして、第1図のア
〜タは第2図のア〜タに接続される。
この充電装置は、電力源であるACパツク(電
源回路)(図示省略)が端子1,2,3に接続さ
れ、複数のバツテリー(定格6V)(図示省略)が
バツテリー接続端子4,5,6,7及び8,9に
接続されることにより、使用される。
端子1には、ACパツクの+出力端子が、端子
3には一出力端子(アース)が接続される。端子
2は、ACパツクを定電流動作(バツテリー充電
用)させるか、定電圧動作させるかを制御する制
御端子である(後述する)。
第1図、第2図の充電装置は、電源制御回路1
1、切換制御回路12、第1、第2、第3スイツ
チ回路13,14,15、満充電検出回路16、
バツテリー接続検出回路17、シヨート検出回路
18、逆流検出回路19、初期設定回路20、タ
イマ回路21、バツテリー/ACパツク検出回路
22を備えている。
電源制御回路11は、+電圧(電源)ライン2
3に直列に挿入された温度ヒユーズ(第1トラン
ジスタの保護用)24、第1(直列)トランジス
タQ1、第2(制御)トランジスタQ2、第1ツ
エナーダイオードZ1、抵抗R1,R2,R3を
備えている。第1トランジスタQ1のコレクタは
端子4,6,8に接続されて、各バツテリーに充
電電流1.3Aを供給する。
第2トランジスタQ2は第1トランジスタQ1
の状態を制御するため、コネクタが第1トランジ
スタとQ1のベースに抵抗R1を介して接続され
ている。第1ツエナーダイオードZ1はアノード
が抵抗R2,R3の接続点に、カソードが、バツ
テリー/ACパツク検出回路22の第3トランジ
スタQ3を介して+電圧ライン23に接続されて
いる。
充電装置における他の回路には、電源制御回路
11の前段より電力が供給される様になつてい
る。
電源制御回路11は、正常なバツテリーが、例
えば端子4,5に接続されているとき点aが十分
高い電圧となるので、第2トランジスタQ2がオ
ンし、第1トランジスタQ1もオン状態となつ
て、充電電流が流れる。これに対して、シヨート
バツテリーが接続されていると、ACパツクが定
電流動作なので、点aの電圧が低下し、第1ツエ
ナーダイオード(ツエナー電圧5.6V)で主とし
て定まる所定電圧(約6V)になると第1、第2
トランジスタQ1,Q2がオフ状態となる。そこ
で、シヨートバツテリーが接続された様な状態
(バツテリー接続端子4,5,6,7,8,9が
ショートした状態)であつても、ショート検出回
路18、切換制御回路12等には動作できる電圧
が供給されることになる。
切換制御回路12は、どのバツテリーに充電を
行なうかの状態を保持する第1、第2、第3サイ
リスタ接続回路25,26,27、これらのサイ
リスタ接続回路の状態を順次変更してゆくための
付属回路よりなる。
第1サイリスタ接続回路25は、第4トランジ
スタQ4、第5トランジスタQ5、抵抗R4,R
5,R6、誤動作防止用コンデンサC1よりな
る。出力は、第4トランジスタQ4のコレクタと
第5トランジスタQ5のベースの接続点28より
得られる。
第1サイリスタ接続回路25は、第4トランジ
スタQ4のベースをLレベルとすることによりオ
ン状態となつて出力がHレベルとなる。又、第4
トランジスタQ4のベースをHレベルとすること
により、オフ状態となつて出力はLレベルとな
る。
そして、Lレベルとなる充電開始(初期設定)
信号は、第1ダイオードD1と抵抗R7を介して
第4トランジスタQ4のベースに印加される。
又、抵抗R5,R6の接続点には、第4トラン
ジスタQ4のベースをHレベルにして、オフ状態
とするための信号が印加される。
第1サイリスタ接続回路25の出力は、直接、
第1スイツチ回路13に供給される。又、抵抗R
8、コンデンサC2、第2ダイオードD2による
立上り遅延回路29を介して約5秒程度遅延され
て、第1NANDゲート30に印加される。また、
コンデンサC3、第3、第4ダイオードD3,D
4による、立上り微分回路31を介して、満充電
検出回路16、タイマ回路21のリセツトパルス
が作成される。
第2サイリスタ接続回路26は、第6、第7ト
ランジスタQ6,Q7、抵抗R9,R10,R1
1,R12、誤動作防止用コンデンサC4を有す
る。第7トランジスタQ7には第5ダイオードD
5を介して充電開始信号が印加されるので、第1
サイリスタ接続回路25がオン状態となるととも
に、第2サイリスタ接続回路26はオフ状態とな
る。
抵抗R10,R11の接続点には第6ダイオー
ドD6を介して第1NANDゲート30出力が接続
されているので、第1NANDゲート30出力がL
レベルとなることにより、第2サイリスタ接続回
路26はオン状態となる。
第2サイリスタ接続回路26の出力は、直接第
2スイツチ回路14に付与される。又、第
2NANDゲート32には抵抗R13、コンデンサ
C5、第7ダイオードD7よりなる立上り遅延回
路(遅延時間5秒程度)33を介して与えられ
る。タイマ回路21、満充電検出回路16へのリ
セツトパレスは第8、第9ダイオードD8,D
9、コンデンサC6よりなる立上り微分回路34
で作成される。又、出力は、第10ダイオードD1
0を介して第1サイリスタ接続回路25の抵抗R
6,R5の接続点に印加される。
第3サイリスタ接続回路27は第8、第9トラ
ンジスタQ8,Q9、抵抗R14,R15,R1
6,R17、誤動作防止用コンデンサC7を備え
る。
第9トランジスタQ9のベースは、充電開始信
号によつて、第11ダイオードD11を介してLレ
ベルとされるので、オフ状態となる。又、第
2NANDゲート32出力は第12ダイオードD12
を介して抵抗R15,R16の接続点に印加さ
れ、第3サイリスタ接続回路27をオン状態とす
る。又、第3NANDゲート35の出力は、抵抗R
18、コンデンサC8による積分回路36と第1
3ダイオードD13を介して第9トランジスタQ
9のベースに印加される。
第3サイリスタ接続回路27の出力は第8トラ
ンジスタQ8のコレクタと第9トランジスタQ9
のベースの接続点より得られる。この出力は、直
接、第3スイツチ回路15に出力される。又、第
14ダイオードD14を介して第1サイリスタ接続
回路25の抵抗R5,R6接続点へ、第15ダイオ
ードD15を介して第2サイリスタ接続回路26
の抵抗R10,R11接続点に印加される。
第16ダイオードD16を介して、出力は、抵抗
R19、コンデンサC9による遅延回路37と、
コンデンサC10、第17、第18ダイオードD1
7,D18、抵抗R20よりなる立上り微分回路
38に供給される。そして遅延回路37からは第
3NANDゲート35に印加され、立上り微分回路
38からは満充電検出回路16、タイマ回路21
のリセツトパルスが出力される。
第1、第2、第3サイリスタ接続回路25,2
6,27からのリセツトパルスはインバータ(第
4NANDゲートよりなる)39を介してタイマ回
路21へ印加される。第1、第2、第3NANDゲ
ート30,32,35へは、満充電検出回路1
6、バツテリー接続検出回路17、ショート検出
回路18、タイマ回路21からの切換信号が印加
される様になっている。
リセットパルスはその幅が3分程度になる様設
定されている。これは、後述の満充電検出回路1
6の動作との関係で定められている。つまり、完
全放電されたバツテリーを充電するとき、充電開
始1分頃に満充電と同様な端子電圧変化が生じる
ので、これを検出しないためである。
リセットパルス作成のためのコンデンサC3,
C6,C10の放電は、第1、第2サイリスタ接
続回路25,26において、対応する第1、第2
スイツチ回路13,14の抵抗R21,R22、
及び発光ダイオードL1,L2によって行なわれ
る。一方、第3サイリスタ接続回路27では、コ
ンデンサC10と第9トランジスタQ9のベース
を直接、接続すると、第3サイリスタ接続回路2
7をオフ状態にすることができないおそれがある
ので、図の如く、第16ダイオードD16を接続し
ている。この時R26,L3による放電はできな
くなるため、コンデンサC10の放電のために抵
抗R20が設けられている。
切換制御回路12は、以上の様に構成されてい
るので、充電開始信号が印加されることにより、
第1サイリスタ接続回路25がオン状態となり、
第2、第3サイリスタ接続回路26,27がオフ
状態となる。
そして、切換信号が付与されると、次に第2サ
イリスタ接続回路26がオン状態となり、第1、
第3サイリスタ接続回路25,27がオフ状態に
される。次に切換信号が印加されると第3サイリ
スタ接続回路27がオン状態となり、第1、第2
サイリスタ接続回路25,26がオフ状態とな
る。
更に、この状態で切換信号が第1〜第3NAND
ゲート30,32,35に印加されると、第3サ
イリスタ接続回路27もオフ状態となり、全ての
サイリスタ接続回路がオフ状態となる。
第1、第2、第3スイツチ回路13,14,1
5は夫々、第19ダイオードD19、第10トランジ
スタQ10、抵抗R21、第20ダイオードD2
0、第11トランジスタQ11、抵抗R22、第21
ダイオードD21、第12トランジスタQ12、抵
抗R23を備えている。
そして、対応するサイリスタ接続回路がオン状
態にあるとき、各トランジスタQ10,Q11,
Q12がオンとなる。つまり、対応するバツテリ
ーに充電電流が供給されることになる。
又、バツテリーが充電されているとき、対応す
る発光ダイオードL1,L2,L3に夫々抵抗R
24,R25,R26を介して電流が流れ、点灯
する。これにより、どのバツテリーが充電中であ
るかの表示が為される。
満充電検出回路16は、Ni−Cdバツテリーの
充電完了後の端子電圧の降下を検出する動作を行
なう。そして、2つのOPアンプA1,A2を有
するIC(μpc4082)を中心として構成されている。
第10pアンプA1の+側入力には+電源ライン
23、抵抗R27,R28,R29及び第2ツエ
ナーダイオードZ2,4.7Vによる分圧回路の抵
抗R29の端子電圧が印加されている。又、抵抗
R27,R28の両端は第2ツエナーダイオード
Z2,4.7Vが接続されている。第1OPアンプA
1の出力と一側入力の間には、抵抗R30と
FET42による帰還回路が形成されており、こ
の一側端子の電圧が100μFのコンデンサC11を
充電する。
結局、第10PアンプA1は、バツフアアンブと
して利用されていて、ホールドコンデンサC11
には、抵抗R29の端子電圧のピーク値がホール
ドされる。尚、FET42は、インピーダンスを
高め、ホールドコンデンサC11の放電を少なく
している。
第20PアンプA2は比較回路として用いられ、
+側端子は抵抗R27,R28の接続点に、−側
端子はホールドコンデンサC11の端子電圧が接
続されている。第20PアンプA2の出力は抵抗R
31、コンデンサC12を介して+電源ライン2
3に接続され、この抵抗R31、コンデンサC1
2の接続点が第22ダイオードD22を介して切換
信号作成用の第13トランジスタQ13のベースに
接続されている。
ホールドコンデンサC11には、抵抗R32、
第14トランジスタQ14、抵抗R33,R34に
よる放電回路43が接続されている。この第14ト
ランジスタQ14は第1、第2、第3サイリスタ
接続回路25,26,27からのリセツトパルス
によつてオンとなり、ホールドコンデンサC11
の電荷を放電する。
バツテリーの充電中には、+電源ライン23は、
バツテリー端子電圧の変化に応じて上昇してゆ
く。そこで、第20PアンプA2の+側入力の電圧
が一側入力よりも高いので、第20Pアンプ出力は
Hレベルである。ところが、充電が完了して、バ
ツテリーの端子電圧が低下すると、一側入力の方
が高くなつて、第20PアンプA2出力はLレベル
となる。この変化により第13トランジスタQ1
3がオンとなり、切換信号が作成され、第1、第
2、第3サイリスタ接続回路25,26,27が
次の状態に変化する。そこで前述の如く、リセツ
トパルスが作成され、ホールドコンデンサC11
の電荷が放電されて次の満充電検出に備えること
になる。
バツテリー接続検出回路17は、バツテリー接
続端子4,5,6,7,8,9にバツテリーが接
続されているかどうかを、第1トランジスタQ1
による電圧降下の有無により検出する。そのた
め、IC(μpc4082等のFET入力のもの)44の第
3OPアンプA3による比較回路が構成されてい
る。第3OPアンプA3の+側入力+電源ライン2
3に接続された抵抗R35,R36による分圧回
路の分圧電力が印加されている。又、一側入力に
は第1トランジスタQ1のコレクタが抵抗R37
を介して接続されている。第3OPアンプA3の出
力は第23ダイオードD23を介して、第13トラン
ジスタQ13のベースに接続されている。
尚、第24ダイオードD24は、ACバツクが接
続されておらず、充電されたバツテリーのみが接
続されているときの様な場合にIC44を保護す
るものである。
選択されたバツテリー接続端子にバツテリーが
接続されており、充電が行なわれていると、第
3OPアンプA3の+側入力が−側入力より高い電
圧となつているので、第3OPアンプA3出力はH
レベルである。これに対して、選択されたバツテ
リー端子が開放されていると−側入力の電圧が高
くなつて第3OPアンプA3出力はLレベルとな
る。
そこで、第13トランジスタQ13がオン状態と
なり、抵抗R38の端子電圧が高くなる。この立
上り抵抗R39、コンデンサC13、第24ダイオ
ードD24による立上り遅延回路45で遅延され
て、切換信号として第1、第2、第3NANDゲー
ト30,32,35に印加される。この立上り遅
延回路45は、第1、第2、第3サイリスタ接続
回路25,26,27の状態変化のときに生じる
第3OPアンプ出力の変化を切換信号として利用し
ないために設けられている。
シヨート検出回路18は、抵抗R40,R4
1、第25ダイオードD25、第15トランジスタQ
15を有する。そして、第15トランジスタQ15
のエミツタは温度ヒユーズ24の左端にて+電源
ライン23と接続され、第25ダイオードD25の
カソードは第1トランジスタQ1のコレクタに接
続されている。第15トランジスタQ15のコレク
タは、立上り遅延回路45に接続されている。
第15トランジスタQ15はバツテリー端子が異
常な低電圧となつたときにオン状態となり、Hレ
ベル出力が立上り遅延回路45に供給される。バ
ツテリー端子が異常な低電圧となるのは、シヨー
トバツテリーが接続されている場合とか、完全放
電状態のバツテリーの充電開始時の1〜2秒間が
考えられる。完全放電バツテリーの充電開始時に
おいても、第15トランジスタQ15がオン状態と
なるが、このとき、第1、第2、第3NANDゲー
ト30,32,35へのもう一方の入力が充電開
始より5秒程度遅れているので、結局、第1、第
2、第3サイリスタ接続回路25,26,27の
状態は変化しない。つまり、シヨートバツテリー
が接続されているときにのみ、第15トランジスタ
Q15のオン状態が有効となり、第1、第2、第
3サイリスタ接続回路25,26,27の状態が
変化することになる。
逆流検出回路19は、IC44の第4OPアンプA
4を中心に構成されている。第4OPアンプA4の
+側入力には抵抗R37を介して第1トランジス
タQ1のコレクタに、−側入力は抵抗R42を介
して+電源ライン23に接続されている。第4OP
アンプA4出力は、抵抗R43、コンデンサC1
4による遅延回路46(200msec〜1sec)及び、
第26ダイオ−ドD26を介して初期設定回路20
に接続されている。
抵抗R43とコンデンサC14の接続点には、
第16トランジスタQ16のベ−スが接続され、こ
のコレクタは第2トランジスタQ2のベ−スと接
続されている。
バツテリ−充電中に、停電等によつて+電源ラ
イン23の電圧が低下すると、第4OPアンプA4
の+側入力が−側入力より高くなつて出力がHレ
ベルとなり、第16トランジスタQ16がオンとな
る。これにより、第1、第2トランジスタQ1,
Q2がオフ状態となつて、バツテリ−と他の回路
が接続解除される。そこで、停電等の場合にも、
バツテリ−が放電されてしまうおそれはなくな
る。遅延回路46は、初期設定回路20との関係
で設けられている。
初期設定回路20は第1、第2、第3のバツテ
リ−の接続でオンとなる第1、第2、第3スイツ
チS1,S2,S3と各スイツチに対応する抵抗
R44,R45,R46、コンデンサC15,C
16,C17、第27、第28、第29ダイオ−ドD2
7,D28,D29、第30、第31、第32ダイオ−
ドD30,D31,D32及び、抵抗R47,R
48、第17トランジスタQ17を備えている。
ACパツクが端子1,2,3に接続されて、電
力が供給されている場合、第1、第2、第3スイ
ツチS1,S2,S3の少なくとも1つがオンと
なると、つまり、1個でもバツテリーが接続され
ると、抵抗R44,R45,R46の端子電圧が
上昇し、その立上り微分出力が、第30、第31、第
32ダイオードD30,D31,D32を介して第
17トランジスタQ17をオン状態とする。
つまり、これにより第17トランジスタQ17の
コレクタがLレベルとなり、初期設定信号が第
1、第2、第3サイリスタ接続回路25,26,
27に印加される。そこで、第1サイリスタ接続
回路25のみがオン状態、第2、第3サイリスタ
接続回路26,27はオフ状態となる。従い、
ACパツクから電力が供給されている状態では、
バツテリー接続により、初期設定が為され、充電
が開始される。
又、バツテリーが少なくとも一個接続されてい
る状態からACパツクが接続されることにより+
電源ラインに電圧が付与されると、同様にして抵
抗R44,R45,R46の端子電圧が立上り、
第17 トランジスタQ17がオン状態となる。第17トラ
ンジスタQ17の出力は、+電源ライン23の電
圧が立上つてから十分な時間、Lレベルとなつて
初期設定が確実に行なえる様、コンデンサC1
5,C16,C17等の定数を定めている。
一方、比較的短い期間(200msec程度)の停電
では、+電源ライン23が立上つても、コンデン
サC15,C16,C17が応答しないおそれが
ある。この様な短い期間の停電でも、第1、第
2、第3サイリスタ接続回路25,26,27は
全てオフの状態となつてしまうので、充電中であ
れば、充電が再開されないという問題が生じる。
そこで、遅延回路46と第26ダイオードD26
が設けられている。短い期間の停電が生じたと
き、第1トランジスタQ1は、すぐにオフ状態に
ならず、遅延回路46で定まる期間t1、オン状態
を保持する。そこで、+電源ライン23はこの期
間t1だけ、接続されているバツテリーより電力供
給される。
第40PアンプA4出力は、停電が生じると同時
にHレベルとなるから、第26ダイオードD26を
介して第17トランジスタQ17がオン状態とな
る。この時、+電源ライン23にはバツテリー電
圧が接続されているので、第1、第2、第3サイ
リスタ接続回路25,26,27が初期設定され
る。つまり、初期設定回路20のコンデンサC1
5,C16,C17が反応しない様な短い期間の
停電であつても、初期設定が確実に行なわれる。
タイマ回路21はIC(TA7326)47を中心に
構成され、抵抗R49,R50、コンデンサC1
8,C19、リセツト用第18トランジスタQ1
8、出力用第19トランジスタQ19、第33ダイオ
ードD33は外付けされている。
タイマ回路21は、第1、第2、第3サイリス
タ接続回路25,26,27からのリセツトパル
スによりリセツトされ、例えば60分で急速充電が
完了する様な場合には、70分後位に、Hレベル出
力が6番ピンより出力される様に設定されてい
る。Hレベルが6番ピンより出力されると第19ト
ランジスタQ19がオンし、第13トランジスタQ
13がオンとなつて、切換信号が作成される。
バツテリー/ACパツク検出回路22は、第3
トランジスタQ3、コンデンサC20、抵抗R5
1を有する。ACパツクは前述の様に、バツテリ
ーと同一形状であつて、バツテリーを用いる機器
のバツテリー接続部に収容して用いることができ
る。そこで、ACパツクとバツテリーとが誤つて
充電装置に接続されるおそれがあり、定電流回路
と異なるバツテリーがACパツクの位置に接続さ
れると、バツテリー端子がシヨートしていた場
合、大電流により充電装置が破壊されるおそれが
ある。
しかし、バツテリーには端子2に対応する端子
がないので、端子2が開放状態になり、第3トラ
ンジスタQ3はオフ状態となる。そこで、第1、
第2トランジスタQ1,Q2 がオフとなつて、
バツテリー端子がシヨート状態であつても、大電
流が流れるおそれはなくなる。
ACパツクは端子3に対応する端子を備えてい
て、この端子にベースが接続されるトランジスタ
Q20を有する。そして、このトランジスタQ2
0がオン状態のとき、定電流動作を行ない、オフ
のとき、定電圧動作を行なう様設定される。一
方、第3トランジスタQ3のベースはトランジス
タQ20のベース抵抗R52を介して接地され、
オン状態となるので、第1、第2トランジスタQ
1,Q2はオン状態となることができる。
抵抗R51とコンデンサC20による時定数
は、逆流検出回路19の遅延回路46の時定数と
同じか、それ以上の時間に設定されている。これ
は、前述の様な瞬時停電時に第3トランジスタQ
3がすぐにオフとなると、第1、第2、第3サイ
リスタ接続回路25,26,27の初期設定がで
きないからである。
尚、第3、第4ツエナーダイオードZ3,Z4
は保護用である。
以上の様に実施例の充電回路では、バツテリー
又は、ACパツクの接続によつて切換制御回路1
2が初期設定され、3本のバツテリーが、満充電
を検出して順次充電されてゆき、全て完了するま
で行なわれる。
バツテリーが接続されていないバツテリー端子
が選択された場合には、バツテリー接続検出回路
17が動作し、次のバツテリーを充電開始する。
選択されたバツテリー端子がシヨート状態にあ
るときには、電源制御回路11により、ACパツ
クとバツテリー端子を遮断するとともに、シヨー
ト検出回路18出力に基づいて、次のバツテリー
を充電する。
停電等が生じた場合には、逆流検出回路19が
動作して充電途中のバツテリーの放電が防止され
る。
又、ACパツクとバツテリーが誤つて接続され
た場合、バツテリー/ACパツク検出回路22に
より、電源制御回路11が遮断されるので、回路
が破壊されることがない。
充電途中でバツテリーを入れ換えたり、停電に
なつた場合には、初期設定回路20により、切換
制御回路12は常に初期状態に設定されるので、
3本のバツテリーが充電されずに残るおそれがな
い。
(ト) 考案の効果 以上述べた様に、本考案によれば、複数のバツ
テリーを順次個別に充電して行く場合に、選択さ
れたバツテリー接続端子がシヨート状態であつて
も、確実に切換制御回路が動作して次のバツテリ
ーの充電を開始するので、実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は実施例を示す回路図である。 11……電源制御回路、12……切換制御回
路、13,14,15……第1、第2、第3スイ
ツチ回路、16……満充電検出回路、17……バ
ツテリー接続検出回路、18……シヨート検出回
路、19……逆流検出回路、20……初期設定回
路、21……タイマ回路、22……バツテリー/
ACパツク検出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 定電流源からの電流を切換制御回路によつて順
    次切換えて複数のバツテリーを充電する充電装置
    において、前記定電流源と前記複数のバツテリー
    を結ぶ電源ラインに挿入された直列トランジスタ
    と該直列トランジスタの状態を制御する制御トラ
    ンジスタと該制御トランジスタのベースと前記電
    源ラインの定電流源側に接続されたツエナーダイ
    オードを有し、バツテリー接続端子がシヨート状
    態のときに前記切換制御回路の電源電圧を保持す
    る電源制御回路と、前記バツテリー接続端子のシ
    ヨート状態を検出して前記切換制御回路の状態を
    変更する切換信号を作成するシヨート検出回路を
    備えることを特徴とする充電装置。
JP1985176429U 1985-11-15 1985-11-15 Expired JPH0347419Y2 (ja)

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JP1985176429U JPH0347419Y2 (ja) 1985-11-15 1985-11-15
DE8686115700T DE3686023T2 (de) 1985-11-15 1986-11-12 Ladevorrichtung.
EP19860115700 EP0222381B1 (en) 1985-11-15 1986-11-12 Charging device
ES198686115700T ES2033672T3 (es) 1985-11-15 1986-11-12 Dispositivo para cargar baterias.
US06/930,490 US4792743A (en) 1985-11-15 1986-11-14 Charging device

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