JPH03140659A - 回転動―往復動変換装置 - Google Patents

回転動―往復動変換装置

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JPH03140659A
JPH03140659A JP27826489A JP27826489A JPH03140659A JP H03140659 A JPH03140659 A JP H03140659A JP 27826489 A JP27826489 A JP 27826489A JP 27826489 A JP27826489 A JP 27826489A JP H03140659 A JPH03140659 A JP H03140659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
shaft
bellows
output rod
eccentric cam
Prior art date
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Pending
Application number
JP27826489A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Usui
碓井 康之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BARUKAABEROOZU KOGYO KK
Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
Original Assignee
BARUKAABEROOZU KOGYO KK
Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by BARUKAABEROOZU KOGYO KK, Nippon Valqua Industries Ltd, Nihon Valqua Kogyo KK filed Critical BARUKAABEROOZU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、回転運動を往復運動に変換する装置に関し、
ポンプあるいはコンプレッサ等の駆動部分に適用して好
ましい回転動一往復動変換装置に関する。
発明の技術的背景 ベローズを用いたベローズポンプは、例えば特開昭47
−40.208号公報などで既に公知である。
このベローズポンプにおける駆動部分を次に示す。第4
,5図に示すように、モータ50の出力軸51には止め
ネジ52によりブラケット53が取り付けられ、当該ブ
ラケット53の先端には、前記モータ50の出力軸51
に対して偏心した位置に凸部54が形成されている。そ
して、この凸部54にはベアリング55を介してロッド
56の基部が嵌合され、これにより、第3図に示す如く
、当該ロッド56の基部はモータ50の出力軸51に対
して偏心回転運動を行なうようになっている。
ロッド56の先端には、ベローズ受け72およびスペー
サ57がボルト58によって固定されており、環状ダイ
ヤフラムからなる密封ベローズ59の下端部がベローズ
受け72の外周に接合されている。一方、ベローズ59
の上端部は、当該ベローズ59の内部(圧縮室)と連通
ずる位置に吸入開口60と吐出開口61゛とが開設され
たバルブ受け62に接合されている。バルブ受け62は
、前記ロッド56、スペーサ57及びべO−ズ59を収
容する揺動室70が形成されたケーシング63に取り付
けられている。前記スペーサ57は、環状ベローズ59
の圧縮室内に突出するように形成され、ロッド56が偏
心往復運動の上死点にある場合に、バルブ受け62にほ
ぼ接触するようになっており、これによってベローズ5
9の圧縮室内に導入された流体を効率良く吐出すること
ができるようになっている。
前記バルブ受け62の中央部には、凹部64が形成され
ており、ここに金属板65を挟持した2枚のガスケット
66.66からなるバルブ67を収容し、バルブ押え6
8にて固定している。このバルブ67の金属板65及び
2枚のガスケット66.66には、吸入開口60と吐出
開口61とにそれぞれ連通ずる通孔が開設され、さらに
金属板65に開設された2つの通孔にはそれぞれ逆止弁
(不図示)が取り付けられている。これにより、吸入開
口60から導入された流体の当該吸入開口からの逆流、
及び、吐出開口61から排出された流体の当該吐出開口
からの逆流とを防止している。
さらに、前記バルブ押え68にも、吸入開口60と吐出
開口61のそれぞれに連通ずる通孔が形成されている。
このように構成することによって、モータを駆動させる
と、ロッドの基部が偏心運動を行ない、これによりロッ
ド先端に取り付けられたスペーサが揺動往復運動を行な
う。そして、スペーサが上死点から下死点に移動する際
に吸入口から流体をベローズ内部に吸入し、次いでスペ
ーサが下死点から上死点に移動する際に、この吸入した
流体を吐出口から吐出し、これを繰り返すことによって
吸入口に接続された空間の空気圧を低下させることがで
きる。
しかしながら、上述したベローズを用いた真空ポンプに
あっては、ロッドの揺動往復運動によりスペーサが揺動
しながら往復運動を行なうことから、スペーサの突出部
の外縁とベローズ内縁との隙間をある程度確保する必要
があり、この部分がデッドスペースとなり、これにより
、圧縮比率あるいは到達真空度を向上させることが困難
であるという欠点があった。また、スペーサの突出部の
外縁とベローズ内縁との間に隙間を設けると、この部分
に流体が溜ってしまい、流体が汚染されるという危惧も
ある。
さらに、モータの出力軸とロッドの基部とを偏心させて
いるため、ウェイトバランスがとりにくく(トルクバラ
ンスが悪い)、出力軸に加わる負荷が一定せず、モータ
あるいは軸受の寿命が低下する虞れもあった。
さらに、1つのモータにて多数のロッドを駆動させる、
いわゆる多気筒型真空ポンプ等への応用は、構造上困難
であった。
発明の目的 本発明は、このような不都合を解消するためになされた
ものであり、回転運動を略直線の往復運動に変換するこ
とにより、たとえば変換装置により駆動されるポンプの
圧縮比率・排気比率等を向上させると共に、駆動部に対
するトルク変動が少なく、耐久性の向上と駆動エネルギ
ーの低減、及び多気筒配列が可能な構造を備えた回転動
一往復動変換装置を提供することを目的とする。
発明の概要 かかる目的を達成するために本発明は、偏心カムが固定
された回転自在のシャフトと、前記偏心カムの外周に摺
接する摺動部を有すると共に、前記シャフトの回転軸芯
を含む同一平面内において揺動自在に軸支されたリンク
と、当該リンクに軸支され、前記シャフトの軸芯方向に
往復動する往復ロッドとを有することを特徴さしている
このように構成した本発明にあっては、駆動部を回転さ
せることによりシャフトを回転させると、偏心カムが偏
心回転し、この偏心カムの外周がリンクの摺動部にそれ
ぞれ摺動して当該リンクをシャフトの軸芯を含む平面内
において揺動させる。
この揺動によりリンクに軸支された出力ロットがシャフ
トの軸芯方向に往復運動を行なうこととなる。
したがって、出力ロットの枢軸は円弧上を往復運動する
といえども略直線の往復運動を行なうこととなり、出力
ロットの先端に、たとえばベローズまたはピストンを有
する圧縮機・排気機・ポンプ等に適用すれば圧縮比率・
排気比率・圧送効率等を向上させることができる。また
、出力ロットを直線の往復運動に近似させる構成により
、出力ロット先端に形成された圧縮室内における流体の
残留を防止することができる。
さらに、このように構成した本発明にあっては、シャフ
トを介して伝達される駆動部への負荷が均一(トルク変
動が小さくなる)となり、これにより駆動部及び各構成
部品の寿命の向上と駆動エネルギーの低減を図ることが
できる。
また、シャフトに偏心カムを取り付け、この偏心カムに
摺動部が当接するようにリンクを設けているため、当該
シャフトの周りに複数のリンクを配設することが可能と
なり、多気筒配列が可能な圧縮機・排気機・ポンプ等と
なって小型でしかも高性能の圧縮機・排気機・ポンプ等
を提供することができる。
発明の詳細な説明 以下、本発明を図面に示す実施例に基づき詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示す一部破断側面図、第
2図は、同実施例を示す一部破断平面図である。
本実施例は、本発明の回転動一往復動変換装置を真空用
ベローズポンプに適用したものである。
まず、第1図に示すように、モータ7をベース8に取り
付け、モータ7の駆動軸1に第1プーリ9を固定してい
る。このモータ7に近接したベース8上に、支柱10(
本実施例にあっては3つの支柱)によってヘッドフラン
ジ11を支持固定しており、第2図に示す如く、当該ヘ
ッドフランジ11の中央部には、吸入口12と吐出口1
3とを開設する一方、これら吸入口12及び吐出口13
にそれぞれ連通した吸入通路14及び吐出通路15を形
成している。この吸入通路14及び吐出通路15は、そ
れぞれ後述する3つの圧縮室16に連通させている。
ヘッドフランジ11の中央部とベース8との間には、軸
受17,17を介してシャフト3を回動自在に支持して
おり、その下端に第2プーリ18を取り付けて、前記モ
ータ7の駆動軸1に固定した第1プーリ9とベルト19
により連結している。
したがって、モータ7の駆動軸1の回転動は当該シャフ
ト3に回転運動として伝達される。
このシャフト3には、2つの偏心カム2a。
2bを離間して固定している。「20」は、偏心カム2
bの固定用ナツト、「21」は、偏心カム2aの固定用
スリーブ、また「22」はこのスリーブ21を固定する
ナツトである。偏心カム2a、2bは、多数のリンク5
をシャフト3回りに配設する都合上、円形状とすること
が好ましいが、特にこれに限定されない。また、2つの
偏心カム2a、2bは、後述するリンク5が揺動し得る
ように所定の回転角度だけ位相がずれるような状態でシ
ャフト3に偏心して取り付けている。なお、偏心カム2
a、2bの外周側面に先端鋭利となるようにテーパ面ま
たは凸状曲面を形成すれば、リンク5の摺動部4,4と
の摺動がより円滑に行われ、伝達効率が向上することと
なる。また、第3図に示すように、摺動部4の外周を凸
状曲面形状にして、偏心カム2a、2bの外周面を平面
状に形成するようにしても良い。この場合には、特に伝
達効率が向上する。
リンク5は、ベース8上に取り付けられた一対の支持ア
ーム23によって、シャフト3の軸芯を包含する平面内
を揺動自在となるように支持している。すなわち、第2
図に示すように、ピン24の両端を2つのベアリング2
5.25を介して支持アーム23にて支持し、このピン
24にリンク5の通孔5aを挿通し、スペーサ26.2
6によって横ずれを防止している。このリンク5の両端
には、前述した偏心カム2a、2bにそれぞれ当接する
ベアリングなどの摺動部4,4を取り付けている。また
、第2図に示すように、リンク5の中央部から突出形成
した側突片27の先端には、出力ロット6の基部を挟持
するように、出力ロット6の基部がピン28により軸支
しである。このピン28と出力ロット6の基部との間に
は軸受29を介装し、これにより、小さい円弧状の往復
運動を許容し得るようにしている。なお、摺動部4.4
は、ボールベアリング等のベアリングであっても良いが
、単に摺動特性に摺れたリングであっても良い。
出力ロット6の先端には、ベローズ受け72およびスペ
ーサ30をボルト(不図示)により固定しており、環状
ダイヤフラムからなる密封ベローズ31の下端部をベロ
ーズ受け72に接合している。一方、ベローズ31の上
端部は、バルブ受け32に接合しており、このバルブ受
け32には、当該ベローズ31の内部、すなわち圧縮室
16と連通ずる位置に吸入通路14と吐出通路15とに
それぞれ連通する開口部を開設している。前記スペーサ
30は、環状ベローズ31の圧縮室16内に突出するよ
うに形成し、出力ロット6が往復運動の上死点にある場
合に、バルブ受け32にほぼ接触するようになっており
、これによってベローズ31の圧縮室16内に導入され
た流体を効率良く吐出することができるようになってい
る。
前記バルブ受け32の中央部には、凹部33が形成され
ており、ここに金属板34を挟持した2枚のガスケット
35.35からなるバルブ36を収容し、ヘッドフラン
ジ11にて固定している。
このバルブ36の金属板34及び2枚のガスケラ1−3
5.35には、吸入口12と吐出口13とにそれぞれ連
通ずる通孔を開設しており、さらに金属板34に開設し
た2つの通孔にはそれぞれ逆止弁(不図示)を取り付け
ている。これにより、吸入口12から導入された流体の
当該吸入口からの逆流、及び、吐出口13から排出され
た流体の当該吐出口からの逆流とを防止している。
次に作用を説明する。
このように構成した本実施例に係る真空ポンプにあって
は、モータ7を回転させることによりシャフト3を回転
させると、偏心カム2a、2bが互いに回転位相がずれ
た状態で偏心回転し、この偏心カム2a+  2bがリ
ンク5の摺動部4,4にそれぞれ作用して当該リンク5
を平面内において揺動させる。この揺動によりリンク5
に軸支された出力ロット6が往復運動を行なうこととな
る。
このとき、出力ロット6の枢軸28は、円弧上を往復運
動することになるが、この円弧上の往復運動は実質的に
は略直線運動となり、したがって、スペーサ30を有す
る出力ロット6は第1図中において、略垂直に往復動す
ることとなる。
これにより、スペーサ30の外縁とベローズ31の内縁
との隙間を狭少にすることが可能となって、圧縮比率を
向上させることができる。設計値によれば、従来の隙間
が0゜5IIII11であったのを、0.2−程度にま
で小さくできる。
また、このようにスペーサ30の外縁とベローズ31の
内縁との隙間を狭少にすれば、この部分に流体が残留す
ることがなく、したがって流体の汚染をも防止すること
ができる。
さらに、このように構成した本実施例に係る真空用ベロ
ーズポンプにあっては、シャフト3を介して伝達される
駆動軸1への負荷が均一となり(トルク変動がなくなり
)、これにより駆動部及び各構成部品の寿命の向上と駆
動エネルギーの低減を図ることができる。
また、本実施例に係る真空ポンプの如く、1つのシャフ
トの周りに、3つのリンクを設け、当該リンクの摺動部
が全てシャフトの偏心カムに当接することができ、小型
でしかも高性能の多気筒型圧縮機を提供することができ
る。たとえば、各圧縮室16の吸入口12と吐出口13
とを並列に連結すれば、高容量の圧縮機またはポンプが
実現では、直列につなげば、高圧縮率あるいは高排気率
のものが得られる。
本発明は実施例に限定されることなく、種々に改変する
ことができる。
例えば、上記実施例においては、本発明の回転動一往復
動変換装置を真空用ベローズポンプに適用した具体例に
て説明したが、本発明は、往復動ピストン式のポンプ、
圧縮機等にも用いることができる。また、逆に、往復動
を回転動に変換する、たとえばエンジン等への応用も期
待できる。
なお、上記実施例では、偏心カムをシャフト3の軸方向
に回転位相をずらして2個取付けたが、3個以上取付け
るようにしても良い。その場合には、リンク5における
摺動部4もそれに合わせて設ける必要がある。また、偏
心カムはシャフト3に1個だけ設けるようにしても良い
。ただしその場合には、1個の偏心カムにリンク5の摺
動部4が常時摺動するようにするための手段(たとえば
スプリング)が必要である。
発明の詳細 な説明してきたように、本発明の回転動一往復動変換装
置は、駆動軸に連結されると共に偏心カムが回転方向に
位相をずらして取り付けられたシャフトと、前記偏心カ
ムにそれぞれ当接する摺動部を有すると共に平面内にお
いて揺動自在に軸支されたリンクと、当該リンクに軸支
された出力ロットとを有するため、出力ロットの枢軸は
円弧上を往復運動するといえども略直線運動を行なうこ
ととなり、出力ロットの先端にたとえばベローズまたは
ピストンを有する圧縮機・排気機・ポンプ等に適用すれ
ば、圧縮比率・排気比率・圧送効率等を向上させること
ができる。また、出力口・ソドを直線運動に近似させる
構成により、出力ロット先端に形成された圧縮室内にお
ける流体の残留を防止することができる。
さらに、このように構成した本発明にあっては、シャフ
トを介して伝達される駆動部への負荷が均一となり、こ
れにより駆動部及び各構成部品の寿命の向上と駆動エネ
ルギーの低減を図ることができる。
また、シャフトに偏心カムを取り付け、この偏心カムに
摺動部が当接するようにリンクを設けているため、当該
シャフトの周りに複数のリンクを配設することが可能と
なり、多気筒配列が可能な圧縮機・排気機・ポンプ等と
なって小型でしかも高性能の圧縮機・排気機・ポンプ等
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一部破断側面図、第2
図は同実施例を示す一部破断圧面図、第3図は他の実施
例を示す要部断面図、第4.5図は従来の真空ポンプを
示す一部破断圧面図、及び一部破断側面図である。 1・・・駆動軸 3・・・シャフト 5・・・リンク 2a、2b・・・偏心カム 4・・・摺動部 6・・・出力ロット 第  3  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  偏心カムが固定された回転自在のシャフトと、前記偏
    心カムの外周に摺接する摺動部を有すると共に、前記シ
    ャフトの回転軸芯を含む同一平面内において揺動自在に
    軸支されたリンクと、当該リンクに軸支され、前記シャ
    フトの軸芯方向に往復動する往復ロッドとを有すること
    を特徴とする回転動−往復動変換装置。
JP27826489A 1989-10-25 1989-10-25 回転動―往復動変換装置 Pending JPH03140659A (ja)

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JP27826489A JPH03140659A (ja) 1989-10-25 1989-10-25 回転動―往復動変換装置

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Cited By (5)

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