JPH03125624A - 車載用空気清浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車に搭載して使用する空気清浄機に関する
ものである。

従来の技術 従来のこの種の空気清浄機はリアトレイ上に設置された
り、リアトレイ内に埋込まれたり、又天井に取付けられ
たりしたものが公知である。例えば、第４図〜第６図に
示すように特開昭６３−２９６８５５号公報の空気清浄
機１１では、自動車１２の後部座席１３とリアウィンド
１４間のパネル１５（リアトレイ）に埋込まれている。

又、第７図に示す実開昭６２−１７７３６号公報の空気
清浄機１６では、自動車の天井に取付けて使用すること
を前提として、ランプ１７も設けられている。

発明が解決しようとする課題 上記のような従来の車載用空気清浄機においては、リア
トレイに装着した場合、運転席や後部席からの操作用と
して、スイッチや表示部を備えるには長い配線を使用す
る必要があり、又運転席で喫煙した場合、必ず後部席を
通って機体に吸入されるという問題があった。

又、天井に取付けられた場合、天井の強度と運転者の頭
上スペース及びバックミラーを介しての後方視界の問題
から大型の高性能空気清浄機の取付けは難しいという問
題があった。

さらにハードトップタイプの自動車では上記いづれの場
合もスペースがさらに小さくなり、ワコン車では天井に
ニアコンディショナー等を取付けた場合や、天井窓を設
けた場合等では、天井に空気清浄機の取付は場所がなく
、リアトレイも無いため、従来の取付は位置以外の位置
を考える必要があった。

本発明は−Ｆ記のような難点を解消し、運転席と助手席
との間のセンターコンソールを利用して運転席からも亦
後部席からも容易に操作でき、又それぞれに表示を見る
ことのできる車載用空気清浄機を提供することを目的と
するものである。

課題を解決するだめの手段 本発明は上記目的を達成するために、自動車内の運転席
と助手席との間に位置したセンターコンソール内に空気
清浄機を組込み、運転席用と後部席用の少なくとも２つ
以ｔの操作スイッチを空気清浄機本体にそれぞれ設けた
。

作用 本発明は上記構成により、センターコンソールを利用す
ることにより余分なスペースを必要とせず、運転者が一
人で乗車した場合、走行中又は停車中において、容易に
操作スイッチを操作でき、後部席に乗車した人も運転者
をわずられせることなく操作スイッチを操作できる。同
時に運転者は走行中において容易に空気清浄機本体上部
の運転表示部により運転状態を確認でき、後部席の乗車
者も同じく本体上部の運転表示部によって運転者に間合
せたり依頼することなく機体の運転状態を確認できる。

さらに、これらの機能は車体内での配線処理を特に必要
とせず、広い範囲の車種に亘って大型の機体を設けるこ
とを可能とする。

実施例 以下、本発明の一実施例として示した空気清浄機を図面
を参照しながら説明する。

第１図において、！は空気清浄機本体でＡは自動車室内
の運転席側、Ｂは助手席側となる位置（右側ハンドル車
の場合）である。空気清浄機本体ｌはこれら座席間、い
わゆるセンターコンソールに設置されている。２は吸気
口で、本体１の上面に開口しており、吸気口２より吸入
された空気は浄化された後、後部席例の排気口３より排
出される。空気清浄機の操作は運転席用の操作スイッチ
４と後部席用の操作スイッチ５によって行え、各々−回
の押釦操作によって運転状態が切替えられる。又６は運
転表示部としての表示灯で、運転者から最も視認性の高
い位置、本体の上面に設けられ、運転状態を表示する。

７は運転表示部としての表示灯で、後部席より最も視認
性の高い位置、後方側面部に設けられ、運転状態を表示
する。なお、この運転表示部７は省略して、本体上部に
ある運転表示部６だけにする場合もある。

第３図は自動車８の車体に組込んだ場合を示すもので運
転者９が自動車８を運転している場合、運転者９が機体
の操作を行う場合は右手でハンドルを保持したまま、運
転席用の操作スイッチ４を操作でき、後部席に乗車した
者１０が操作を行う場合は、運転者に依頼する必要もな
く、且つ安全な乗車姿勢を保ったまま後部席用の操作ス
イッチ５によって操作ができるものである。又運転者が
喫煙した場合、後部席の乗車者に影響を与えることなく
、吸気口２から吸気でき、空気清浄化が早い。又、運転
者９が機体の動作状況を確認する場合は運転姿勢のまま
視線の移動により運転表示部６を見ればよく、後部席乗
申者１０が確認したい場合は、運転表示部７によって確
認でき、運転者に間合せたり、体勢を変えて覗き込むと
いう不安定な状態を避けることができるものである。

上記のように本体Ｉは、運転席にも後部席にも近く、空
気清浄効果を十分に活かすことができ。

且つ本体も十分な容積が確保できる位置に設置され２操
作スイッチ及び運転表示部は機体外の配線を必要とせず
全ての乗車者に対して良好な使用性と性能を簡単な工事
を用いて提供できるものであり、安全性の向上も図れる
ものである。

発明の効果 上記のように本発明によれば、空気清浄機本体をセンタ
ーコンソールの位置に配置し、操作スイッチ部を運転席
用と後部席用の２つ以上に分けてそれぞれ最も操作し易
い位置に設けたので１機体操作時の安全性を高めること
ができた。

従って、余分なスペースをとることなく、運転者に対す
る負担を軽減し、全ての乗車者にとって使用上の便利性
が高く、空気清浄化の性能を十分に発揮できる空気清浄
機を提供することができ、自動用の運転安全性も向」ニ
させることができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す空気清浄機の外観平面
図、第２図は同後方側面図、第３図は自動用に組込んだ
状態を示す説明図、第４図は従来の自動車用空気清浄機
を組込んだ状態を示す側面図、第５図は間装部平面図、
第６図は同空気清浄機の拡大説明図、第７図は他の従来
例を示す斜視図で、蓋を開けた状態を示すものである。 １・・・空気清浄機本体　　２・・・吸気口３・・・排
気口　　４．５・・・操作スイッチ６．７・・・運転表
示部 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自動車内の運転席と助手席との間に位置したセンターコ
   ンソール内に空気清浄機を組込み、運転席用と後部席用
   の少なくとも２つ以上の操作スイッチを空気清浄機本体
   にそれぞれ設けた車載用空気清浄機。