JPH03116197A - 音声復号化装置 - Google Patents
音声復号化装置Info
- Publication number
- JPH03116197A JPH03116197A JP1255635A JP25563589A JPH03116197A JP H03116197 A JPH03116197 A JP H03116197A JP 1255635 A JP1255635 A JP 1255635A JP 25563589 A JP25563589 A JP 25563589A JP H03116197 A JPH03116197 A JP H03116197A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- post filter
- voice
- decoding device
- decoder
- frequency characteristics
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims description 13
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000013139 quantization Methods 0.000 abstract description 7
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 abstract description 6
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は音声復号化装置に係り、特に、自動車電話等に
用いる際の音声信号の音質を調整するに好適な音声復号
化装置に関する。
用いる際の音声信号の音質を調整するに好適な音声復号
化装置に関する。
苓
〔従来技術〕
従来、音質を可変にできる音声復号化装置としては、第
2図に示されるものが知られている。この音声復号化装
置20は復号化器21とトーンコントローラ22から構
成されており、符号化器23で符号化された音声信号を
復号化器21で復号化し、復号化した音声信号の音質を
トーンコントローラ22で調整できるようになっている
。このトーンコントローラ22は音声の周波数領域の高
域を強調したり、低域を強調したりできるようになって
いる。このため、音声復号化装置20の場合には、トー
ンコントローラ22のパラメータを外部から任意に調整
できるようにすれば、受信者の好みや周囲の状況に応じ
た音声を得ることができる。
2図に示されるものが知られている。この音声復号化装
置20は復号化器21とトーンコントローラ22から構
成されており、符号化器23で符号化された音声信号を
復号化器21で復号化し、復号化した音声信号の音質を
トーンコントローラ22で調整できるようになっている
。このトーンコントローラ22は音声の周波数領域の高
域を強調したり、低域を強調したりできるようになって
いる。このため、音声復号化装置20の場合には、トー
ンコントローラ22のパラメータを外部から任意に調整
できるようにすれば、受信者の好みや周囲の状況に応じ
た音声を得ることができる。
ナ(
〔発明台解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の装置の場合には、トーンコン
トローラ22によって音声のスペクトル構造のパワーを
調整することはできるが、スペクトルの微細な構造を変
化させることができない。このため、量子化雑音を減ら
したり、音声にめりはりをつけたりするような音質を変
えることができないという不具合がある。
トローラ22によって音声のスペクトル構造のパワーを
調整することはできるが、スペクトルの微細な構造を変
化させることができない。このため、量子化雑音を減ら
したり、音声にめりはりをつけたりするような音質を変
えることができないという不具合がある。
本発明の目的は、復号化された音声信号の音質を調整し
て出力することができる音声復号化装置を提供すること
にある。
て出力することができる音声復号化装置を提供すること
にある。
前記目的を達成するために、本発明は、符号化された音
声信号を復号化する復号器と、復号器の出力信号を受け
、この信号のスペクトル成分を可変にして音声信号を出
力するポストフィルタと、ポストフィルタの特性パラメ
ータを外部から設定するための調整器とを備えた音声復
号化装置を構成したものである。
声信号を復号化する復号器と、復号器の出力信号を受け
、この信号のスペクトル成分を可変にして音声信号を出
力するポストフィルタと、ポストフィルタの特性パラメ
ータを外部から設定するための調整器とを備えた音声復
号化装置を構成したものである。
復号化された音声信号のスペクトルを平坦にすることに
よって量子化歪のパワーを最小化し、さらにポストフィ
ルタの周波数特性を可変にするようにしたため、受信者
の好みや周囲の状況に合わせて量子化雑音を聴感上減少
させたり、音声にめりはりをつけたりする等の音質の調
整が可能となる。
よって量子化歪のパワーを最小化し、さらにポストフィ
ルタの周波数特性を可変にするようにしたため、受信者
の好みや周囲の状況に合わせて量子化雑音を聴感上減少
させたり、音声にめりはりをつけたりする等の音質の調
整が可能となる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すものである。
第1図において、音声復号化装置10は復号化器11と
、ポストフィルタ12と、スイッチ13から構成されて
おり、復号化器11には符号化器14から符号化された
音声信号が入力されるようになっている。
、ポストフィルタ12と、スイッチ13から構成されて
おり、復号化器11には符号化器14から符号化された
音声信号が入力されるようになっている。
復号化器11は符号化器14からの符号化された音声信
号を復号化し、復号化した音声信号をポストフィルタ1
2へ出力するようになっている。
号を復号化し、復号化した音声信号をポストフィルタ1
2へ出力するようになっている。
ポストフィルタ12は、例えばCPUのプログラムで実
現されるものであり、あらかじめ複数のパラメータの組
が用いられている。各組のパラメータは、調整器を構成
するスイッチ13からの切替指令により、指定された組
のパラメータが選択され、選択されたパラメータの組に
よってポストフィルタ12の周波数特性が変えられるよ
うになっている。そしてポストフィルタ12からは周波
数特性が調整された音声が出力されるようになっている
。
現されるものであり、あらかじめ複数のパラメータの組
が用いられている。各組のパラメータは、調整器を構成
するスイッチ13からの切替指令により、指定された組
のパラメータが選択され、選択されたパラメータの組に
よってポストフィルタ12の周波数特性が変えられるよ
うになっている。そしてポストフィルタ12からは周波
数特性が調整された音声が出力されるようになっている
。
ここで、ポストフィルタ12は、入力信号のスペクトル
を平坦にすることによって量子化歪のパワーを最小化し
、聴感上の音質を改善するために、以下のような特性を
有するように構成されている。
を平坦にすることによって量子化歪のパワーを最小化し
、聴感上の音質を改善するために、以下のような特性を
有するように構成されている。
即ち、ポストフィルタ12の特性をH(Z)とすると、
H(Z)は次の(1)式によって表される。
H(Z)は次の(1)式によって表される。
ここに、
B (Z) =I3 Z 、 +/3 Z +
/3 Z−”−’3 (τ:ピッチ周期、β :ピッチ予測係数、α:線形予
測係数) γ、δは適当に定める1以下の正の定数で、ηはδとB
(Z)に依存する係数である。
/3 Z−”−’3 (τ:ピッチ周期、β :ピッチ予測係数、α:線形予
測係数) γ、δは適当に定める1以下の正の定数で、ηはδとB
(Z)に依存する係数である。
(1)式において第1項の分母は調波構造強調を示し、
大域的な傾きは分子のηで補償することを示している。
大域的な傾きは分子のηで補償することを示している。
また第2項はホルマント強調を示し、次数の高い分母で
ホルマントを強調し、次数の低い分子で穏やかなスペク
トル包絡の傾きを補償することを示している。
ホルマントを強調し、次数の低い分子で穏やかなスペク
トル包絡の傾きを補償することを示している。
上記特性を有するポストフィルタ12を用いることによ
り、復号化された音声信号のスペクトルを平坦にして量
子化雑音を聴感上減少させたり、ホルマントを強調する
ことによって音声にめりはりをつけたりすることができ
る。この場合音声の周波数構造を変えているため、音声
の自然性が失われるおそれがあるが、その度合は受信者
の好みや周囲の状況によって一義的に決められない。そ
こで、(1)式において、適当に与えられる定数α、β
を受信者が外部から設定できるようにすれば、スペクト
ル構造を変化させる度合を変えることができ、受信者の
好みの音声を得ることが可能となる。
り、復号化された音声信号のスペクトルを平坦にして量
子化雑音を聴感上減少させたり、ホルマントを強調する
ことによって音声にめりはりをつけたりすることができ
る。この場合音声の周波数構造を変えているため、音声
の自然性が失われるおそれがあるが、その度合は受信者
の好みや周囲の状況によって一義的に決められない。そ
こで、(1)式において、適当に与えられる定数α、β
を受信者が外部から設定できるようにすれば、スペクト
ル構造を変化させる度合を変えることができ、受信者の
好みの音声を得ることが可能となる。
このように、本実施例によれば、ポストフィルタ12の
パラメータをスイッチ13の操作にょって自由に設定で
きるため、ポストフィルタ12の周波数特性を調整し、
受信者の好みや使用時の周囲の状況によって量子化雑音
を聞こえに<<シたり、音声にめりはりをつけたりする
ことが可能となる。
パラメータをスイッチ13の操作にょって自由に設定で
きるため、ポストフィルタ12の周波数特性を調整し、
受信者の好みや使用時の周囲の状況によって量子化雑音
を聞こえに<<シたり、音声にめりはりをつけたりする
ことが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、復号化された音
声信号のスペクトル成分をポストフィルタによって可変
とし、調整器によってポストフィルタの周波数特性を変
化させるようにしため、受信者の好み・や使用状況によ
って音声の性質を変化させることができる。
声信号のスペクトル成分をポストフィルタによって可変
とし、調整器によってポストフィルタの周波数特性を変
化させるようにしため、受信者の好み・や使用状況によ
って音声の性質を変化させることができる。
第1図は本発明の一実施例を示す音声復号化装置のブロ
ック図、第2図は従来の音声復号化装置のブロック図で
ある。 10・・・音声復号化装置、 11・・・復号化器、 12・・・ポストフィルタ、 13・・・スイッチ 4・・・符号化器。
ック図、第2図は従来の音声復号化装置のブロック図で
ある。 10・・・音声復号化装置、 11・・・復号化器、 12・・・ポストフィルタ、 13・・・スイッチ 4・・・符号化器。
Claims (1)
- 符号化された音声信号を復号化する復号器と、前記復号
器の出力信号を受け、この信号のスペクトル成分を可変
にして音声信号を出力するポストフィルタと、前記ポス
トフィルタの特性パラメータを外部から設定するための
調整器とを備えた音声復号化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1255635A JPH03116197A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 音声復号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1255635A JPH03116197A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 音声復号化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03116197A true JPH03116197A (ja) | 1991-05-17 |
Family
ID=17281487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1255635A Pending JPH03116197A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 音声復号化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03116197A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010532875A (ja) * | 2007-07-06 | 2010-10-14 | フランス・テレコム | ディジタル信号の復号中に後処理ステップによってもたらされるひずみの制限 |
JP2015007805A (ja) * | 2007-06-14 | 2015-01-15 | オランジュ | 符号器の量子化ノイズを復号化中に低減するための後処理方法及び装置 |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP1255635A patent/JPH03116197A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015007805A (ja) * | 2007-06-14 | 2015-01-15 | オランジュ | 符号器の量子化ノイズを復号化中に低減するための後処理方法及び装置 |
JP2010532875A (ja) * | 2007-07-06 | 2010-10-14 | フランス・テレコム | ディジタル信号の復号中に後処理ステップによってもたらされるひずみの制限 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU714752B2 (en) | Speech coder | |
US5752222A (en) | Speech decoding method and apparatus | |
JP3777904B2 (ja) | ユーザーの聴力に従ってデジタル入力信号を調整するデジタル電話 | |
KR101763313B1 (ko) | 메타데이터 구동된 동적 범위 제어 | |
JP2993396B2 (ja) | 音声加工フィルタ及び音声合成装置 | |
JP5046654B2 (ja) | スケーラブル復号装置及びスケーラブル復号方法 | |
JP2897551B2 (ja) | 音声復号化装置 | |
JPH0863196A (ja) | ポストフィルタ | |
WO1999030315A1 (fr) | Procede et dispositif de traitement du signal sonore | |
JPWO2006098274A1 (ja) | スケーラブル復号化装置およびスケーラブル復号化方法 | |
JP4413480B2 (ja) | 音声処理装置及び移動通信端末装置 | |
JP4747835B2 (ja) | オーディオ再生の効果付加方法およびその装置 | |
JPH07160296A (ja) | 音声復号装置 | |
JP2000122695A (ja) | 後置フィルタ | |
JP2004272292A (ja) | 音信号加工方法 | |
JPH0918424A (ja) | 音声復号化装置 | |
JP4444295B2 (ja) | 情報信号を量子化するための方法および装置 | |
JP3076086B2 (ja) | 音声合成装置用ポストフィルタ | |
JP3270922B2 (ja) | 符号化,復号化方法及び符号化,復号化装置 | |
CN101320565B (zh) | 感知加权滤波方法及感知加权滤波器 | |
JP3164038B2 (ja) | 音声帯域分割復号装置 | |
CN100487789C (zh) | 感知加权滤波方法及感知加权滤波器 | |
JPH03116197A (ja) | 音声復号化装置 | |
JPH09230896A (ja) | 音声合成装置 | |
JP3360423B2 (ja) | 音声強調装置 |