JPH0260709B2 - - Google Patents

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JPH0260709B2
JPH0260709B2 JP23259785A JP23259785A JPH0260709B2 JP H0260709 B2 JPH0260709 B2 JP H0260709B2 JP 23259785 A JP23259785 A JP 23259785A JP 23259785 A JP23259785 A JP 23259785A JP H0260709 B2 JPH0260709 B2 JP H0260709B2
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JP
Japan
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soil
gypsum
parts
alkaline
weight
Prior art date
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JP23259785A
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Japanese (ja)
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JPS6291582A (en
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Mokuharu Hasegawa
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TEII EE SHII HASEGAWA KK
Original Assignee
TEII EE SHII HASEGAWA KK
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Publication date
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  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

〔発明の属する技術分野〕 本発明は、土壌のアルカリ性を改質する土壌改
良剤に関する。 〔従来技術の説明〕 わが国の農地については、一般に酸性土壌が多
いところではあるが、使用頻度の増大にともな
い、PH値が6.5を越えてPH値が7.0以上、時にはこ
れ以上の高PH値の土壌が出現して来ている。 土壌改良剤としては酸性土壌を改良するものが
よく知られていて、例えば消石灰、苦土石灰等が
あり、これらにより問題の解消が容易にはかられ
る。 ところが土壌がアルカリ性である場合、そうし
た土壌を改良するについては硫酸を使用するなど
の提案があるものの、普遍的に有効な土壌改良剤
たり得ないものである。 即ち、硫酸を使用したアルカリ性土壌改良剤の
典型的なものに、過剰量の硫酸を石膏に混入せし
めたものが知られているが、持続性に乏しいこと
の他、アルカリ性土壌を耕地に適するように改良
するには充分なものではなく、且つまた仮令一応
の土壌改良ができたところで土壌の塩類濃度が高
くなつてしまい、かえつて作物栽培上に支障を来
たしてしまう等の問題がある。更にまた、物が硫
酸であることから取扱上の問題もある。 ところで、土壌が酸性であるという場合、土壌
について水素イオンが多く水酸イオンが少ない状
態をいう。一方、土壌がアルカリ性であるという
場合、前者の場合とは逆で、土壌について水素イ
オンが少なく水酸イオンが多い状態をいう。 そして、酸性土壌は、活酸性の場合と潜酸性の
場合とに分けられ、前者の場合は土壌溶液の水素
イオン濃度をもつて示され、後者の場合は土壌粒
子の陰荷電に結合する水素イオン濃度をもつて示
される。したがつて、本質的な土壌の酸性度合
は、土壌粒子に結合する水素イオン濃度に依存
し、土壌溶液の水素イオン濃度は、土壌粒子の水
素イオン濃度が影響する。 酸性土壌に消石灰を施してその改質をはかる場
合についてみるに、土壌の粘土粒子に結合してい
る水素イオンと消石灰の石灰イオンが置換して水
素イオンが遊離し、該水素イオンが消石灰の水酸
イオンで中和され、それにより土壌が改質され
る。 一方、アルカリ性土壌若しくは高PH土壌に適宜
の酸を施してそれらの改質をはかろうとする場合
についてみるに、土壌溶液中の水酸イオンを酸の
水素イオンで中和することは可能であるものの、
土壌粒子に結合している各種塩基を硫酸の水素イ
オンで置換するのは困難である。したがつて、ア
ルカリ性土壌、高PH土壌は、硫酸等の酸を単に施
しただけではそれらからアルカリ性の問題は排除
されない。その理由は以下のところにある。 即ち、土壌中には、炭酸石灰、炭酸苦土等、中
性・難溶性の塩類が含まれているところ、アルカ
リ性、高PH土壌にはこうした炭酸塩の含量が高
い。このような土壌に例えば硫酸を処理した場
合、次の化学式で示される化学反応が生起して硫
酸の効力には限度がある。 CaCO3+H2SO4→CaSO4+H2O+CO2↑ 〔発明の目的〕 本発明は、アルカリ性土壌を植物栽培に適する
土壌に改良することを主たる目的とするものであ
る。 本発明の他の目的は、未飽和膠質を与え、それ
によりアルカリ性土壌を植物栽培に適する土壌に
改質する土壌改良剤及びその製法を提供すること
にある。 〔発明の構成、効果〕 本発明により提供されるアルカリ性土壌の改良
剤は、モンモリロナイト系粘土鉱物を60〜90重量
部、石膏又は石膏と硫酸苦土との混合物を8〜38
重量部、酸化マンガンをMnに基いて0.2〜2.0重
量部、更に好しくは酸化第二鉄を0.4〜10.0重量
部含有してなることを特徴とするものである。 かくなる本発明は、以下に述べるように、本発
明者が鋭意研究を重ねた結果完成するに至つたも
のである。 土壌粒子の陰荷電が水素イオンと結合している
ものを未飽和膠質といい、それが各種塩基と結合
しているものを飽和膠質といつていて、酸性土壌
は未飽和膠質が多いものであり、アルカリ性土壌
は飽和膠質の多いものであるところ、本発明者
は、このアルカリ性土壌が飽和膠質の多いもので
ある点に着眼して上述したような問題を有さずし
て、アルカリ性土壌、高PH土壌が普遍的に改質さ
れて再利用できる状態にする土壌改良剤を提供す
べく研究を重ねた。 本発明者は、先づアルカリ性土壌若しくは高PH
土壌に、未飽和物質を添加することを試みた。 ところで、前記未飽和膠質は一般には粘土鉱物
で代表され、該粘土鉱物には、カオリナイト系、
ハロイサイト系、そしてモンモリロナイト系のも
のがある。 本発明者は、先づこれらをアルカリ性土壌若し
くは高PH土壌に添加することを試みた。その結果
以下のことが判明した。 即ち、カオリナイト系のものとハロイサイト系
のものはいずれも酸性ではあるものの、陰荷電量
が少いことから、これらを施用して土壌改質をは
かるとなると可成り多量に施用する必要があり、
その場合アルカリ性の問題が排除できたとして
も、植物栽培用土壌としては適さないものになつ
てしまう。 一方、モンモリロナイト系のものについては、
陰荷電の量は多いものの、そのPH値は7.2乃至
10.5というものであつてアルカリ性であることか
ら、そのまゝではアルカリ性土壌若しくは高PH土
壌の改質には到底適さない。 そして本発明者は、モンモリロナイト系粘土鉱
物が上述のようにそのまゝではアルカリ性土壌の
改質には適さないものではあるものの、該系の粘
土鉱物はベントナイトで代表されるように入手の
容易なものであり、処理加工の容易なものである
ことから、これを使用してアルカリ性土壌若しく
は高PH土壌を改良できる可能性を模索した。 本発明者は先づベントナイトについて各種の角
度から検討を行い、その結果以下のところが判明
した。 −塩基が多量に含有していて、これがアルカリ
性をもたらしている。 −ベントナイトには置換性塩基の種類により、
ナトリウムベントナイトとカルシウムベント
ナイトがあつて、前者はPH9.9乃至10.5の範
囲にあり、後者はPH7.2乃至8.7の範囲にあ
る。 −粘土鉱物のPHに影響を与えているのは、ナト
リウムとカリウムであり、これらは陰荷電に
強く吸着されている。そしてカルシウムとマ
グネシウムは陰荷電に非常に弱い状態で吸着
されているか乃至消石灰、炭酸石灰の形態で
混在している。 −酸処理を施すと、カルシウムとマグネシウム
は比較的容易に除けるが、ナトリウムとカリ
ウムは除去が困難である。 −酸性白土に類する自然酸性水で洗つてもナト
リウム及びカリウムは残存する。 −カルシウムベントナイトであつても、ナトリ
ウム及びカリウムの含量は少くない。 ところで、この種粘土鉱中のナトリウムを取り
除く方法は知られていて、該方法は下記の化学反
応式によるものである。 粘土・2Na+CaSO4(石膏)粘土・Ca+Na2SO4 しかし、この方法により耕地からナトリウムを
除くについては、耕地10アール当り数トンの石膏
の施用を必要とし、目的を達成するためには数年
〜10数年を要する。 本発明者はこの方法により、ナトリウムベント
ナイトに石膏を添加し、水を加えて放置してみた
が、短期間には未飽和膠質が得られないことが判
つた。 こうしたことから、本発明者は各種の試行錯誤
を繰返して鋭意研究を行つた結果、モンモリロナ
イト系粘土鉱物に、石膏又は石膏と硫酸苦土との
混合物、そして酸化マンガンを添加して混和した
ところ、記配合物は水が介在すると未飽和膠質を
もたらす知見を得た。 該知見に基いて更なる研究を重ねたところ、モ
ンモリロナイト系粘土鉱物60〜90重量部に対し
て、石膏又は石膏と硫酸苦土との混合物を8〜38
重量部及び酸化マンガンをMnに基いて0.2〜2.0
重量部添加して混和したものが所望の未飽和膠質
をもたらし、そして前記混和物に酸化第二鉄を
0.4〜10.0重量部存在せしめると更に好ましい未
飽和膠質をもたらすことが判明した。 そしてかくなる混合物を、アルカリ性土壌に施
用したところ、就中のナトリウムは硫酸ナトリウ
ムとなり、水が存在すれば流亡するところともな
つて、土壌のアルカリ性は短期に中性に変り、そ
してその処理土壌で作物を栽培したところ、作物
が好ましい状態に成育することが判明した。 前記モンモリロナイト系粘土鉱物としては、い
ずれのものも使用できるが、具体的には、ベント
ナイトと通称されるもの、中でもカルシウム型ベ
ントナイトが好ましいものである。またナトリウ
ム型ベントナイトであつても使用可能である。 こうしたモンモリロナイト系粘土鉱物は、粒状
形態のものが通常使用されるが、そのサイズは直
径0.5cm程度のものであつてもよいが、微粒状の
ものであればなお好ましい。また該鉱物は、本発
明の土壌改良剤が水分の多い土壌用のものである
場合特段配慮する必要は必ずしもないが、それが
水分の少い土壌用のものである場合には水分含量
に配慮する必要があり、その場合、通常には20%
程度でよいが、好しくは20〜30%である。その理
由は、前述したように未飽和膠質が水の存在にお
いて生成し、それにより土壌にアルカリ性をもた
らしている物質のナトリウムが硫酸ナトリウムに
変換されるところ、その系に介在する水分が10%
程度では未飽和膠質の生成が不充分であり、また
逆に30%を越す程に多いと、他の構成分の分布が
不均一になつてしまい土壌改良剤の効果が不充分
になつてしまうことによる。 また石膏については、天然石膏、燐酸石膏、排
煙脱硫石膏等公知のものがいずれも採用すること
ができ、これらの他焼石膏、半水石膏、二水石
膏、又はこれ等の混合物であつてもよい。 石膏と共に使用する硫酸苦土については、公知
の硫酸苦土を石膏と混合したもの、石膏に水酸化
苦土を添加して硫酸で中和したもの、排煙脱硫石
膏を作る方法にあつて消石灰に換えて苦土石灰等
を使用して得たもの等が好適に使用される。そし
てその場合、石膏と硫酸苦土との割合は10:1乃
至1:1の範囲で適宜選択できるが、7:3が好
ましい。 酸化マンガンは、工業用に市販されているもの
が通常には使用されるが、天然のマンガン鉱石を
粉砕して粗粒化したものであつてもよい。また、
マンガン含量の多い製練鉱滓等に硝酸を加えて加
熱処理して得たものも使用可能である。酸化第二
鉄は、工業用に市販されているものが通常には使
用される。 本発明のアルカリ性土壌改良剤は、上述の各構
成物質の好しくは微粒状態のものを所定量、ミキ
サー、肥料配合機、圧搾空気混合機等の混合装置
に導入してよく混配合して全体を均質化すること
により製造される。別法として、粒状のモンモリ
ロナイト系粘土鉱物の所定量と粒状乃至粉状の石
膏の所定量を予め混合しておき、これを前述の装
置に導入し、そこに粒状の他の構成物質の所定量
を加えて混合し全体を均質化することにより製造
することもできる。 このようにして得られる組成物は、そのまゝで
本発明のアルカリ性土壌改良剤たり得るが、前記
混合、均質化工程で油脂類、半合成又は合成糊化
剤、界面活性剤を添加して、塊状のものにしたも
のであることもできる。 以下に実施例を挙げて本発明をより詳細に説明
するが、本発明はこれらの例により制限されるも
のではない。 実施例 1 (1) アルカリ性土壌改良剤の製造 微粒状のカルシウム型ベントナイト90重量部
と、微粒状の燐酸石膏9重量部、工業用粒状二
酸化マンガン0.2重量部及び工業用粒状酸化第
二鉄0.8部を肥料配合機に導入し、均一に混合
し、土壌改良剤組成物を調製した。 (2) 前記(1)のアルカリ性土壌改良剤10重量部を、
第2表に示す特性アルカリ性土壌90重量部に添
加混合し、素焼の4.5.号鉢に詰め、土壌水分を
圃場容水量の60%に水分を調整した後、ガラス
ハウス内に置いた。 そして、毎日、不足水分量をおぎなうと共
に、10mmの降雨量に相当する、100mlの水を潅
水しながら、28日間放置したのち、採土し、風
乾・砕土した後、1mm網篩で篩別した後、定法
に従つて、PH、塩基置換容量(C.E.C)、電気
伝導度(E.C)、置換性苦土(MgO)、石灰
(CaO)、カリ(K2O)、ナトリウム(Na2O)
を測定し、計算により塩基飽和度を求めた。 同時に対象として、土壌そのまヾを無処理区と
し、石膏のみを10%添加した石膏硫酸を過剰に含
浸させた市販のアルカリ性土壌改良材を10%添加
した硫酸含浸石膏区、それに、モンモリロナイト
系粘土鉱物のみを10%添加した区を併設し、試験
区同様に管理した後、同様に分析・調査した。
[Technical field to which the invention pertains] The present invention relates to a soil conditioner that improves the alkalinity of soil. [Description of Prior Art] Agricultural land in Japan generally has a lot of acidic soil, but as the frequency of use increases, the PH value exceeds 6.5, the PH value exceeds 7.0, and sometimes even higher. Soil is emerging. Soil improvers that improve acidic soil are well known, such as slaked lime and magnesia, and these can easily solve the problem. However, in cases where the soil is alkaline, there have been proposals to improve the soil using sulfuric acid, but this is not a universally effective soil improver. In other words, a typical alkaline soil conditioner using sulfuric acid is one in which an excessive amount of sulfuric acid is mixed with gypsum, but in addition to being short-lasting, it is also difficult to make alkaline soil suitable for cultivation. However, even if some soil improvement has been achieved, the salt concentration in the soil will increase, which may actually hinder crop cultivation. Furthermore, since the product is sulfuric acid, there are handling problems. By the way, when soil is said to be acidic, it refers to a state in which there are many hydrogen ions and few hydroxide ions in the soil. On the other hand, when soil is said to be alkaline, it is the opposite of the former case, and refers to a state in which there are few hydrogen ions and many hydroxide ions in the soil. Acidic soil is divided into active acidity and latent acidity, and the former is indicated by the hydrogen ion concentration of the soil solution, while the latter is expressed by the hydrogen ions that bind to the negative charges of soil particles. It is indicated by concentration. Therefore, the essential degree of acidity of soil depends on the concentration of hydrogen ions bonded to soil particles, and the concentration of hydrogen ions in soil solution is influenced by the concentration of hydrogen ions in soil particles. When slaked lime is applied to acidic soil to improve its properties, the hydrogen ions bonded to clay particles in the soil replace the lime ions in the slaked lime, liberating hydrogen ions, and the hydrogen ions are released into the slaked lime water. It is neutralized with acid ions, thereby improving the soil. On the other hand, when trying to improve alkaline soil or high PH soil by applying an appropriate acid, it is possible to neutralize the hydroxide ions in the soil solution with the hydrogen ions of the acid. Of course,
It is difficult to replace various bases bound to soil particles with hydrogen ions of sulfuric acid. Therefore, simply applying an acid such as sulfuric acid to alkaline soil or high PH soil will not eliminate the problem of alkalinity. The reason is as follows. That is, soil contains neutral and poorly soluble salts such as carbonate lime and carbonate magnesium, and alkaline and high PH soils have a high content of these carbonates. When such soil is treated with sulfuric acid, for example, the chemical reaction shown by the following chemical formula occurs, and the effectiveness of sulfuric acid is limited. CaCO 3 +H 2 SO 4 →CaSO 4 +H 2 O+CO 2 ↑ [Object of the Invention] The main purpose of the present invention is to improve alkaline soil to soil suitable for plant cultivation. Another object of the present invention is to provide a soil improvement agent that provides unsaturated colloid and thereby improves alkaline soil into soil suitable for plant cultivation, and a method for producing the same. [Structure and effects of the invention] The alkaline soil improver provided by the present invention contains 60 to 90 parts by weight of montmorillonite clay mineral and 8 to 38 parts by weight of gypsum or a mixture of gypsum and magnesium sulfate.
It is characterized by containing 0.2 to 2.0 parts by weight of manganese oxide, more preferably 0.4 to 10.0 parts by weight of ferric oxide, based on Mn. The present invention has been completed as a result of extensive research by the present inventors, as described below. Soil particles in which the negatively charged particles are bonded to hydrogen ions are called unsaturated colloids, and those in which they are bonded to various bases are called saturated colloids. Acidic soil has a lot of unsaturated colloids. However, the present inventor focused on the fact that alkaline soil contains a lot of saturated colloid, and developed an alkaline soil, highly saturated colloid, which does not have the above-mentioned problems. Research has been carried out to provide a soil conditioner that can universally improve PH soil and make it reusable. The present inventor first identified alkaline soil or high PH soil.
Attempts were made to add unsaturated substances to the soil. By the way, the unsaturated colloid is generally represented by clay minerals, and the clay minerals include kaolinite,
There are halloysite and montmorillonite types. The present inventor first attempted to add these to alkaline soil or high PH soil. As a result, the following was found. In other words, although both kaolinite and halloysite compounds are acidic, they have a small amount of negative charge, so if they are to be used to improve soil, they must be applied in fairly large amounts. ,
In that case, even if the problem of alkalinity could be eliminated, the soil would be unsuitable for growing plants. On the other hand, regarding the montmorillonite type,
Although the amount of negative charges is large, its PH value is 7.2 to 7.2.
10.5 and is alkaline, it is completely unsuitable for improving alkaline soil or high PH soil as it is. The inventor of the present invention discovered that although montmorillonite clay minerals are not suitable as they are for improving alkaline soil as described above, clay minerals of this type are easily available, as represented by bentonite. Since it is easy to process and process, we explored the possibility of using it to improve alkaline soil or high PH soil. The present inventor first investigated bentonite from various angles, and as a result, the following points were found. -Contains a large amount of base, which provides alkalinity. - Depending on the type of substitutable base in bentonite,
There are sodium bentonite and calcium bentonite, the former having a pH in the range of 9.9 to 10.5, and the latter having a pH in the range of 7.2 to 8.7. - Sodium and potassium affect the pH of clay minerals, and these are strongly adsorbed with negative charges. Calcium and magnesium are either adsorbed in a state that is very weakly negatively charged or are mixed in the form of slaked lime or carbonate lime. - When acid treatment is applied, calcium and magnesium can be removed relatively easily, but sodium and potassium are difficult to remove. - Sodium and potassium remain even if washed with natural acidic water similar to acid clay. - Even in calcium bentonite, the content of sodium and potassium is not low. By the way, a method for removing sodium from this kind of clay ore is known, and this method is based on the following chemical reaction formula. Clay/2Na+CaSO 4 (Gypsum) Clay/Ca+Na 2 SO 4 However, removing sodium from cultivated land using this method requires the application of several tons of gypsum per 10 are of cultivated land, and it takes several years to achieve the goal. It will take more than 10 years. The inventor of the present invention tried adding gypsum to sodium bentonite, adding water and leaving it to stand using this method, but found that unsaturated colloid could not be obtained in a short period of time. For these reasons, the inventor of the present invention conducted intensive research through various trial and errors, and as a result, the inventors added and mixed gypsum or a mixture of gypsum and magnesium sulfate, and manganese oxide to the montmorillonite clay mineral. It was found that the above formulation produces an unsaturated colloid when water is present. Further research based on this knowledge revealed that 8 to 38 parts of gypsum or a mixture of gypsum and magnesium sulfate was added to 60 to 90 parts by weight of montmorillonite clay mineral.
Parts by weight and manganese oxide based on Mn 0.2-2.0
Parts by weight are added and blended to provide the desired unsaturated colloid, and ferric oxide is added to said blend.
It has been found that the presence of 0.4 to 10.0 parts by weight provides a more favorable unsaturated colloid. When this mixture was applied to alkaline soil, the sodium in it became sodium sulfate, and if water was present, it would be washed away, and the alkalinity of the soil would change to neutrality in a short period of time, and the treated soil would When the crops were cultivated, they were found to grow in favorable conditions. Any montmorillonite clay mineral can be used, but specifically, what is commonly called bentonite is preferred, especially calcium-type bentonite. Moreover, even sodium type bentonite can be used. Such montmorillonite clay minerals are usually used in granular form, and the size may be about 0.5 cm in diameter, but it is more preferable if they are in fine granular form. Further, it is not necessarily necessary to take special consideration regarding the mineral when the soil conditioner of the present invention is used for soil with high moisture content, but when it is used for soil with low moisture content, consideration should be given to the water content. If so, typically 20%
It may be a certain amount, but preferably 20 to 30%. The reason for this is that, as mentioned above, unsaturated colloid is formed in the presence of water, and as a result, sodium, which is the substance that makes the soil alkaline, is converted to sodium sulfate, and the water present in the system is reduced by 10%.
If the amount exceeds 30%, the formation of unsaturated colloid is insufficient, and on the other hand, if the amount exceeds 30%, the distribution of other components becomes uneven and the effect of the soil conditioner becomes insufficient. It depends. Regarding the gypsum, any known gypsum such as natural gypsum, phosphogypsum, flue gas desulfurization gypsum, etc. can be used, and in addition to these, calcined gypsum, hemihydrate gypsum, dihydrate gypsum, or a mixture thereof. Good too. Regarding the sulfuric acid magnesium clay used with gypsum, there are sulfuric acid magnesium clay mixed with gypsum, hydroxide magnesium clay added to gypsum and neutralized with sulfuric acid, and slaked lime in the method of making flue gas desulfurization gypsum. Instead, those obtained by using magnesia lime or the like are preferably used. In that case, the ratio of gypsum to magnesium sulfate can be appropriately selected within the range of 10:1 to 1:1, but preferably 7:3. Manganese oxide commercially available for industrial use is usually used, but natural manganese ore may be crushed into coarse particles. Also,
It is also possible to use a material obtained by adding nitric acid to smelting slag, etc., which has a high manganese content and heat-treating it. Commercially available ferric oxide for industrial use is usually used. The alkaline soil conditioner of the present invention can be prepared by introducing a predetermined amount of each of the above-mentioned constituent substances, preferably in the form of fine particles, into a mixing device such as a mixer, fertilizer blender, compressed air mixer, etc., and thoroughly mixing the whole product. It is produced by homogenizing. Alternatively, a predetermined amount of granular montmorillonite clay mineral and a predetermined amount of granular or powdered gypsum may be mixed in advance and introduced into the above-mentioned apparatus, whereupon a predetermined amount of granular other constituent materials may be mixed. It can also be produced by adding and mixing to homogenize the whole. The composition obtained in this way can be used as the alkaline soil conditioner of the present invention as it is, but oils and fats, semi-synthetic or synthetic gelatinizing agents, and surfactants may be added in the mixing and homogenizing steps. , it can also be made into chunks. The present invention will be explained in more detail with reference to Examples below, but the present invention is not limited to these Examples. Example 1 (1) Production of alkaline soil conditioner 90 parts by weight of finely divided calcium type bentonite, 9 parts by weight of finely divided phosphogypsum, 0.2 parts by weight of industrial granular manganese dioxide, and 0.8 parts by weight of industrial granular ferric oxide. were introduced into a fertilizer blender and mixed uniformly to prepare a soil conditioner composition. (2) 10 parts by weight of the alkaline soil conditioner of (1) above,
The mixture was added to 90 parts by weight of the characteristic alkaline soil shown in Table 2, packed into a No. 4.5 unglazed pot, and after adjusting the soil moisture to 60% of the field water capacity, the mixture was placed in a glass house. The soil was left to stand for 28 days while making up for the water shortage and irrigating with 100 ml of water, which corresponds to 10 mm of rainfall, every day. After that, the soil was collected, air-dried, crushed, and sieved with a 1-mm mesh sieve. After that, according to the standard method, PH, base displacement capacity (CEC), electrical conductivity (EC), displacement magnesium (MgO), lime (CaO), potash (K 2 O), sodium (Na 2 O)
was measured, and the degree of base saturation was determined by calculation. At the same time, the soil itself was treated as an untreated area, gypsum with 10% gypsum added, a sulfuric acid-impregnated gypsum area with 10% of a commercially available alkaline soil conditioner impregnated with excessive sulfuric acid, and montmorillonite clay. A plot containing only 10% minerals was set up, and after being managed in the same way as the test plot, it was analyzed and investigated in the same way.

【表】【table】

【表】【table】

【表】 以上の結果より、本アルカリ性改良材の効果は
顕著に認められる。モンモリロナイト系粘土鉱物
の種類間の効果の差は、塩基置換容量の差にもと
づくものと判断される。 実施例 2 実施例1において使用した、カルシユウム型ベ
ントナイトに対する石膏等配合物の添加時期を、
粘土鉱物製造工程に合せて、原鉱石採掘粗砕時、
鉱石粉砕直前、粉砕・製造直後の三回の時期に、
実施例1に従つて、添加処理し、その効果を、実
施例1の方法によつて調べた結果を、第4表に示
す。
[Table] From the above results, the effect of this alkaline improver is clearly recognized. It is considered that the difference in effectiveness between types of montmorillonite clay minerals is based on the difference in base substitution capacity. Example 2 The timing of addition of gypsum and other compounds to calcium-type bentonite used in Example 1 was
In line with the clay mineral manufacturing process, during mining and crushing of raw ore,
Three times, immediately before ore crushing, and immediately after crushing and manufacturing,
Table 4 shows the results of the additive treatment according to Example 1 and the effects investigated using the method of Example 1.

【表】 以上の結果より、採掘粗砕時に石膏等配合物の
添加・処理の効果がやゝ高いが、これは粘土鉱物
と石膏等配合物の反応時間が長く、よく反応して
いることに原因すると判断される。しかし、実用
的には、風鉱石採掘粗砕時より、粘土鉱物製品完
成時に渡つて、石膏等配合物を添加・処理するこ
とが有効と判断できる。 実施例 3 実施例1において使用した、カルシユウム型ベ
ントナイトに石膏等配合物を添加・処理した、ア
ルカリ性土壌改良剤に、使用時の飛散防止を目的
にポリビニールアルコールの0.1%溶液を、10%
相当量を噴霧して添加したものと、これに、有機
質成分として廃糖密を5%添加して造粒したもの
を、実施例1により実験し、調査した結果を、第
5表に示す。
[Table] From the above results, the effect of adding and treating compounds such as gypsum during mining and crushing is somewhat high, but this is because the reaction time of clay minerals and compounds such as gypsum is long and they react well. judged to be the cause. However, in practical terms, it can be judged that it is effective to add and treat compounds such as gypsum from the time of mining and crushing the wind ore to the time of completing the clay mineral product. Example 3 A 0.1% solution of polyvinyl alcohol was added to the alkaline soil conditioner used in Example 1, which was prepared by adding and treating calcium-type bentonite with a compound such as gypsum, to prevent scattering during use.
Table 5 shows the results of experiments carried out in Example 1 using a mixture in which a considerable amount was sprayed and granulated with 5% waste molasses added thereto as an organic component.

【表】 以上の結果より判断して、粉状品に飛散防止剤
を添加しても、また、造粒しても効果に大差を認
めない。 実施例 4 石膏等配合物の、その石膏部分を、石膏90部と
硫酸苦土10部とし、また、苦土石灰(CaO 40%、
MgO 10%含有)に、CaO、MgO、に当量の、
硫酸を加え、石膏、硫酸苦土混合物を作りこれを
石膏に置き換えて用いる。この石膏等配合物をカ
ルシユウム型モンモリロナイト系粘土鉱物に、実
施例1の方法で添加し、その効果を実験し、調査
した結果を、第6表に示す。
[Table] Judging from the above results, there is no significant difference in effectiveness even if an anti-scattering agent is added to the powdered product or whether it is granulated. Example 4 The gypsum part of the gypsum mixture was made of 90 parts of gypsum and 10 parts of magnesium sulfate, and magnesium lime (CaO 40%,
(containing 10% MgO), equivalent to CaO, MgO,
Add sulfuric acid to create a mixture of gypsum and sulfuric acid magnesia, and use this in place of gypsum. This gypsum mixture was added to calcium-type montmorillonite clay minerals by the method of Example 1, and the effects were tested and investigated. The results are shown in Table 6.

【表】 以上の結果より、石膏の一部を、硫酸苦土に置
き換えても効果に差がないことが認められる。
[Table] From the above results, it is recognized that there is no difference in effectiveness even if part of the gypsum is replaced with sulfuric acid magnesium.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 モンモリロナイト系粘土鉱物を60乃至90重量
部と、石膏を8乃至38重量部と、酸化マンガンを
Mnに基づいて0.2乃至2.0重量部とを含有するこ
とを特徴とする土壌のアルカリ性改良剤。 2 酸化第2鉄を0.4乃至10.0重量部さらに含有
することを特徴とする、特許請求の範囲第1項に
記載の土壌のアルカリ性改良剤。 3 石膏の30重量部迄の量を硫酸苦土で置き換え
たことを特徴とする、特許請求の範囲第1項また
は第2項に記載の土壌のアルカリ性改良剤。
[Claims] 1. 60 to 90 parts by weight of montmorillonite clay mineral, 8 to 38 parts by weight of gypsum, and manganese oxide.
1. A soil alkalinity improver characterized by containing 0.2 to 2.0 parts by weight based on Mn. 2. The soil alkalinity improver according to claim 1, further comprising 0.4 to 10.0 parts by weight of ferric oxide. 3. The soil alkalinity improver according to claim 1 or 2, characterized in that up to 30 parts by weight of gypsum is replaced with magnesium sulfate.
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