JPH02183533A - プラズマ気相成長装置の汚染防止方法 - Google Patents

プラズマ気相成長装置の汚染防止方法

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JPH02183533A
JPH02183533A JP332489A JP332489A JPH02183533A JP H02183533 A JPH02183533 A JP H02183533A JP 332489 A JP332489 A JP 332489A JP 332489 A JP332489 A JP 332489A JP H02183533 A JPH02183533 A JP H02183533A
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JP
Japan
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chamber
film
wall
plasma
voltage
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JP332489A
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English (en)
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Atsuhiro Tsukune
敦弘 筑根
Masahiko Toki
雅彦 土岐
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 半導体装置の製造に用いられるプラズマ気相成長装置、
特に生成膜の特性劣化を招くチャンバ内壁の汚染を防止
する方法に関し、 プラズマ気相成長装置のパーティクル発生要因である、
生成膜によるチャンバ内壁の汚染を防止する方法の提供
を目的とし、 チャンバから電気的に絶縁された導電性材料からなる筒
状の防着仮を、プラズマ反応室の内壁に沿ってウェーハ
を取り囲むように設置し、且つ少なくとも膜生成時には
正の直流電圧を防着仮に印加するよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体装置の製造に用いられるプラズマ気相成
長装置に係り、特に生成膜の特性劣化を招くチャンバ内
壁の汚染を防止する方法に関する。
近年、半導体装置の高集積度に伴ってパターンが微細化
し、例えば生成された絶縁保護膜の膜厚が均一であるこ
とが要求される。しかし、絶縁保護膜の生成に用いられ
るプラズマ気相成長装置は、ウェーハに膜を生成すると
共にチャンバ内壁にも膜を生成する場合があり、チャン
バ内壁の膜が厚くなると微粒子(パーティクルと称する
)となって、ウェーハ上に堆積し絶縁保護膜の膜厚均一
性が1貝なねれる。
そこで高集積度半導体装置の製造設備として被処理ウェ
ーハ上に効率よく膜が生成され、チャンバ内壁への膜の
生成が抑制されるプラズマ気相成長装置の実現が望まれ
ている。
〔従来の技術〕
第3図は従来のプラズマ気相成長装置の主要部を示す側
断面図である。
図において従来の電子サイクロトロン共鳴(以下ECR
と称する)プラズマ気相成長装置は、プラズマ生成室1
1とプラズマ反応室12を具えたチャンバ1、およびプ
ラズマ生成室11の外側に装着されたマグネットコイル
2を具えている。
プラズマ生成室11にはマイクロ波導入窓13を介し導
波管14が接続され、プラズマ反応室12の内部にはウ
ェーハ3を載置するステージ4が設けられている。なお
チャンバ1内の気体は排気管15を介してプラズマ反応
室12から外部に排出される。
例えばウェーハ3に窒化シリコン(SiN)膜を生成す
る場合は、配管16を介して窒素ガス(N2)が第1の
反応ガスとしてプラズマ生成室11に導入され、配管1
7を介してモノシラン(Sit14)が第2の反応ガス
としてプラズマ反応室12に導入される。
またウェーハ3に二酸化シリコン(SiO□)膜を生成
する場合は、配管16を介して酸素ガス(0□)が第1
の反応ガスとしてプラズマ生成室11に導入され、配管
17を介して5i)I4が第2の反応ガスとしてプラズ
マ反応室12に導入される。
かかるプラズマ気相成長装置においてマイクロ波導入窓
13を介しプラズマ生成室11に入力された、例えば2
.45GHzの高周波によりイオン化されたガス(N、
” 、02”   SrH’等)が、イオン化されない
ガスと共にウェーハ3に吸着され反応しあってSiN膜
やSiO□膜が生成される。
しかし一般にチャンバ1はアルミニウムやステンレス等
で形成されており、ガスを吸着しやすいためウェーハ3
に吸着されるべきガスが、チャンバ1、特にプラズマ反
応室12の内壁にも吸着されてSiN膜やSiO□膜等
が生成される。
このチャンバ1の内壁に生成された膜が厚(なるとパー
ティクルの発生が増加するため、しばしば装置を止めて
チャンバ1の内壁を清浄化する必要がある。しかしチャ
ンバ1の内壁の清浄化は極めて困難で装置の停止時間が
長くなる。
そこで導電性材料、例えばアルミニウムやステンレス等
からなる筒状の吸着板5が、プラズマ反応室12の内壁
に沿って被処理ウェーハ3を取り囲むように設置され、
吸着板5をしばしば交換することによってパーティクル
の発生を抑制している。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のプラズマ気相成長装置の場合は吸着板に生成され
た膜を、プラズマエツチングの技術を応用したセルフク
リーニングにより除去しているが、吸着板に生成された
膜を完全に除去できずパーティクルの発生を抑制するた
め、−カ月に一度程度装置を止めて吸着板を交換しなけ
ればならないという問題があった。
本発明の目的はプラズマ気相成長装置のパーティクル発
生要因である、生成膜によるチャンバ内壁の汚染を防止
する方法を提供するこ七にある。
(課題を解決するための手段〕 第1図は本発明になる汚染防止方法の実施例を示す側断
面図である。なお全図を通し同じ対象物、は同一記号で
表している。
上記課題はチャンバlから電気的に絶縁された導電性材
料からなる筒状の防着板6を、プラズマ反応室12の内
壁に沿ってウェーハ3を取り囲むように設置し、且つ少
なくとも膜生成時には正の直流電圧を防着Fi6に、印
加する本発明になるプラズマ気相成長装置の汚染防止方
法によって達成される。
〔作 用〕 第1図においてチャンバから電気的に絶縁された導電性
材料からなる筒状の防着板を、プラズマ反応室の内壁に
沿ってウェーハを取り囲むように設置し、且つ少なくと
も膜生成時には正の直流電圧を防着板に印加することに
よって、正の直流電圧を印加された防着板はイオン化さ
れたガスを弾き膜の生成を妨げる。即ち、プラズマ気相
成長装置のパーティクル発生要因である、生成膜による
チャンバ内壁の汚染を防止する方法を実現することがで
きる。
〔実施例〕
以下添付図により本発明の実施例について説明する。な
お第2図は防着板の一例を示す斜視図である。
本発明になる汚染防止方法を取り入れたECRプラズマ
気相成長装置は、第1図に示す如くプラズマ生成室11
とプラズマ反応室12を具えたチャンバ1、およびプラ
ズマ生成室11の外側に装着されたマグネットコイル2
を具えている。
プラズマ生成室11にはマイクロ波導入窓13を介し導
波管14が接続され、プラズマ反応室12の内部にはウ
ェーハ3を載置するステージ4が設けられている。なお
チャンバ1内の気体は排気管15を介してプラズマ反応
室12から外部に排出される。
またプラズマ反応室12には内壁に沿ってウェーハ3を
取り囲むように、チャンバ1から電気的に絶縁された導
電性材料からなる筒状の防着板6が設置され、防着板6
にはチャンバ1の外部に設けられた直流電源7が接続さ
れている。
この直流電源7は少な(とも20〜100■の間で電圧
を変えることが可能で、膜生成時には正の直流電圧を前
記防着板6に印加しているが、セルフクリーニング時に
はスイッチ71を切替え負の直流電圧を印加することが
できる。
上記筒状の防着板6は第2図に示す如くアルミニウムや
ステンレス等で形成され、その両端にはチャンバ1から
電気的に絶縁するための絶縁体61が装着されている。
なお防着板6の側面に開口する貫通孔62は配管17を
嵌挿する孔である。
かかるプラズマ気相成長装置において配管16および配
管17を介し、チャンバl内に第1の反応ガスと第2の
反応ガスを導入すると共に、マイクロ波導入窓13を介
して2.45 G Hzの高周波を人力することによっ
て、イオン化されたガスはイオン化されないガスと共に
ウェーハ3に吸着される。
本発明になる汚染防止方法は従来のプラズマ気相成長装
置と異なり、膜生成時に20〜100■の正の直流電圧
が防着板6に印加されており、イオン化されたガスは弾
かれ防着板6に吸着されることは無い。即ち、プラズマ
気相成長装置のパーティクル発生要因である、生成膜に
よるチャンバ内壁の汚染を防止する方法を実現すること
ができる。
この効果は全ガスの分子数とイオン化された分子数の比
、即ちイオン化率が高いほど大きく、イオン化率が低い
(10−’〜10−’)一般のRFプラズマ気相成長装
置よりも、イオン化率が高い(10−”〜10−’)E
CRプラズマ気相成長装置の方が効果が大きい。
汚染の要因となるガスにはイオン化されたガスとイオン
化されないガスがあり、防着板に正の直流電圧を印加し
てもイオン化されないガスは吸着される。したがって膜
生成時における防着板の汚染を皆無にすることはできな
いが、ちなみにECRプラズマ気相成長装置に適用する
と防着板の交換は、数カ月に一度になって大幅に改善さ
れ装置の稼働率を高めることができる。
〔発明の効果〕
上述の如(本発明によればプラズマ気相成長装置のパー
ティクル発生要因である、生成膜によるチャンバ内壁の
汚染を防止する方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる汚染防止方法の実施例を示す側断
面図、 第2図は防着板の一例を示す斜視図、 第3図は従来のプラズマ気相成長装置の主要部を示す側
断面図、 である。図において 1はチャンバ、     2はマグネットコイル、3は
ウェーハ、     4はステージ、6は防着板、  
   7は直流電源、11はプラズマ生成室、 12は
プラズマ反応室、13はマイクロ波導入窓、14は導波
管、15は排気管、     16.17は配管、61
は絶縁体、     62は貫通孔、71はスイ ッチ、 をそれぞれ表す。 A\禎≦日月1−7II−るシシ設ヂガー辷、方;央の
1さぁ溪λ1列乏′5六引41J−′I1ロ昇 1 z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. チャンバ(1)から電気的に絶縁された導電性材料から
    なる筒状の防着板(6)を、プラズマ反応室(12)の
    内壁に沿ってウェーハ(3)を取り囲むように設置し、
    且つ少なくとも膜生成時には正の直流電圧を該防着板(
    6)に、印加することを特徴とするプラズマ気相成長装
    置の汚染防止方法。
JP332489A 1989-01-10 1989-01-10 プラズマ気相成長装置の汚染防止方法 Pending JPH02183533A (ja)

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