JPH02129123A - 抗血液凝固剤 - Google Patents

抗血液凝固剤

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JPH02129123A
JPH02129123A JP28109688A JP28109688A JPH02129123A JP H02129123 A JPH02129123 A JP H02129123A JP 28109688 A JP28109688 A JP 28109688A JP 28109688 A JP28109688 A JP 28109688A JP H02129123 A JPH02129123 A JP H02129123A
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group
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ring
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compound residue
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Application number
JP28109688A
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English (en)
Inventor
Koichiro Oda
小田 晃一郎
Takeshi Inamori
武 稲森
Shigetaka Iida
飯田 成宇
Yoshiyuki Fujimura
藤村 義幸
Masato Iwamoto
正人 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、抗血液凝固剤に関する。更に詳しくは、本発
明は、アルギニンアミド類またはその塩類を有効成分と
する吸収良好なる抗血液凝固剤に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点) 本発明に用いられるアルギニンアミド類またはその塩類
は、トロンビン阻害作用をもつアルギニン誘導体であり
、抗血栓症剤としての用途が期待されている(特許第1
3g2377号参照)。
しかし、アルギニンアミド類またはその塩類は、通常の
投与では殆ど吸収されない薬物であ(問題点を解決する
ための手段) 本発明者らはこのような実情に鑑みて鋭意研究を重ねた
結果、本薬物に特定の炭素数を有する脂肪酸またはその
非毒性塩を吸収促進剤として併用することによりかかる
問題が解決されることを見出し、本発明を完成するに至
った。
即ち、本発明の要旨は、総炭素数g乃至12の脂肪酸又
はその非毒性塩及び下記一般式(1)(上記一般式(I
)  中、R1は(λR,グR)−μmアルキルーコー
カルボキシピペリジノ基を示し R2はフェニル基また
は以下に定義する縮合多環式化合物残基を示し R2は
低級アルキル基、低級アルコキシ基または低級アルキル
基で置換されたアミン基から選択される7つ以上の置換
基を有していてもよい。
縮合多環式化合物残基:ベンゼン環を含む縮合多環式化
合物残基であり、該ベンゼン環が上記一般式(1)中の
スルホニル基のイオウ原子と結合シ、且つ該ベンゼン環
には複素環であってもよい他の環が縮合し、該多環式化
合物残基の環を構成する総炭素原子数が7〜/弘である
残基)で表わされるN2−アリールスルホ−#−L−フ
ルギニンアミド類又はその塩類を含有してなる抗血液凝
固剤に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
まず、一般式(1)中、R1は(2R,≠R)−グーア
ルキル−2−カルボキシピサ■Jジノ基を示す。ここで
アルキルとは例えばメチル基、エチル基、プロピル基、
インプロピル基又はブチル基のようなCI−Caの低級
アルキル基を示す。
R2はフェニル基または以下に定義する縮合多環式化合
物残基を示す。
縮合多環式化合物残基:ベンゼン環を含む縮合多環式化
合物残基であり、該ベンゼン環が上記一般式(1)中の
スルホニル基のイオウ原子と結合し、且つ該ベンゼン環
には複素環であってもよい他の環が縮合し、該多環式化
合物残基の環を構成する総炭素原子数が7〜l≠である
残基を示す。
さらに好ましくは縮合多環式化合物残基は、二環へ化合
物残基または三環式化合物残基であり、二環式化合物残
基の場合はベンゼン環にはj員環または乙員環が縮合し
たものであるのが好ましく、この!員環またはt員環は
複素環であってもよい。三環式化合物残基の場合はj員
環または6員環にはもう7つのj員環または乙員環が縮
合したものが好ましく、これは同様に複素環であっても
よい。複素環を構成するヘテロ原子は酸素原子、窒素原
子またはイオウ原子である。
またR2 (,1低級アルキル基、低級アルコキシ基ま
たは低級アルキル基で置換されたアミン基から選択され
る1つ以上の基で置換されていてもよい。低級アルキル
基としては例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イ
ンプロピル基、ブチル基、イソブチル基、  tert
−ブチル基のようなC□〜C6のアルキル基、低級アル
コキシ基トしては例えばメトキシ基、エトキシ基、プロ
ポキシ基、インプロポキシ基、ブトキシ基のようなC□
〜C5のアルコキシ基、低級アルキル基で置換されたア
ミノ基としては例えば上述したような低級アルキル基で
置換されたアルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基が挙
げられる。
R2が縮合多環式化合物残基の場合は具体的には以下の
ようなものが挙げられる。
アンスリル基、フェナンスリル基、ベンゾフラニル基、
ジペンゾチエニル基、フェノキサジニル基、キノリル基
、カルバゾリル基、アクリジニル基、フェナジニル基、
フェノチアジニル基、フェノキサジニル基、ベンズイミ
ダゾリル基、フルオレニル−!L r、3−ジヒドロベ
ンゾフラニル基、チオキサンテニル基、ナフチル基、テ
トラヒドロナフチル基、インキノリル基、テトラヒドロ
キノリル基、テトラヒドロインキノリル基等である。上
記多環式化合物残基のベンゼン環と一般式(1)中のス
ルホニル基のイオウ原子とが結合するが、ベンゼン環上
の結合位置は特に限定されない。
本発明における一般式(1)で表わされる化合物は、例
えば特許第1312377号や特開昭!t−タ22/3
号公報に記載の方法により、容易に製造することができ
る。その具体例としては以下のようなものが挙げられる
(2U<%グR)−/−(N2−(J−インプロポキシ
ベンゼンスルホニル)−L−アルギニル〕−≠−メチル
ー2−ピペリジンカルボン酸和唸(2R1弘R)−/−
(NZ−(3,タージメチル−≠−フロボキシベンゼン
スルホニル)−L−アルギニル〕−≠−メチルーーーヒ
ペリジン力ルポン酸 (JR,4’R)−/−(−N2−(t、、4,7.f
−テトラヒドロ−2−ナフタレンスルホニル)−し−ア
ルギニル〕−弘−メチルー2−ピペリジンカルボン酸 (2R%弘R) −/ −(N2− (タージメチルア
ミノ−/−ナフタレンスルホニル)−L−フルギニル〕
−クーメチルーコービペリジンカルボン酸 (コR,4tR)−/ −CN2−(J−メチル−/、
2,3.II−テトラヒドロ−♂−キノリンスルホニル
)−L−アルギニル:] −]4t−メチルー2−ピペ
リジンカルボン酸 (2R% !R)−/ −(N” −(λ−ジベンゾチ
オフェンスルホニル)−L−アルギニルコーク−メチル
−2−ピペリジンカルボン酸。
(2R% 4’ R) −/ −(N2− (x、<t
−ジメトキシ−3−ブトキシベンゼンスルホニル)−L
−アルギニル〕−≠−メチルー2−ピペリジンカルボン
酸 (2R1グR) −/ −(N2− (3,s−ジメチ
ルークーフロボキシベンゼンスルホニル)−L−フルギ
ニル〕−弘−エチルー2−ピペリジンカルボン酸(2R
1グR) −/ −(N2−(3−エチル−/、2,3
,4t−テトラヒドロ−♂−キノリンスルホニル)−L
−アルギニル〕−’A−メfルー2−ピペリジンカルボ
ン酸 (2R1弘R)−/−〔N2−(コー力ルバゾールスル
ホニル)−L−フルギニル〕−≠−メチ/l/ −s 
−ヒヘ’J ジンカルボン酸(2R1≠R) −/ −
CN2−(コーフルオレンスルホニル)−L−アルギニ
ル)−+−メチル−2−ピペリジンカルボン酸 (λr(、11,R)−/−(N2−(、!−フェノキ
サチインスルホニル)−L−アルギニル〕−<=−メチ
ルーコーピペリジンカルボン酸 (’ Rs 弘R”) −/ −(N2− (2−アン
スラセンスルホニル)−L−アルギニルコーク−メチル
−r −ピペリジンカルボン酸 (2R1弘R) −/ −(N2− (7−メチル−2
−ナフタレンスルホニル)−L−フルギニル〕−4−メ
チルーコーピペリジンカルボン酸等である。
また、本発明においてこれらのアルギニンアミド類と形
成し得る塩としては、種々の薬学的に許容される無機塩
又は有機塩があげられる。
コハク酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、グルコン酸塩、安息香
酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベン
ゼンスルホンe塩、p−)ルエンスルホン酸塩等が例示
できる。
本発明で使用される総炭素数♂乃至12の脂肪酸は天然
に得られるものでも、合成によって得られるものでもよ
いが、好適には天然に得られるものが使用てれる。該脂
肪酸としては、直鎖状、分枝状の両者があげられ、好ま
しくは直鎖状のものが使用される。
本発明でいう総炭素数♂乃至12の脂肪酸の非毒性塩と
しては、薬学的に許容される塩であればいずれのもので
もよく、例えばアルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウ
ム塩など)、有機塩基類(アルギニン塩、リジン塩など
の塩基性アミノ酸塩など)等があげられる。
かかる脂肪酸及びその非毒性塩としては、具体的には、
例えばカプリル酸、そのナトリウム塩、カリウム塩、リ
ジン塩、アルギニン塩等;ペラルゴン酸、そのナトリウ
ム塩、リジン塩、アルギニン塩等;カプリン酸、そのナ
トリウム塩、カリウム塩、リジン塩、アルギニン塩等;
ウンデシル酸、そのアルギニン塩;ラウリン酸、そのナ
トリウム塩、カリウム塩、リジン塩、アルギニン塩等が
あげられ、本発明においてはカプリン酸及びその塩類が
好適に用いられる。
本発明においては、かかる総炭素数g乃至12の脂肪酸
又はその非毒性塩は単独で使用してもよいし、また2種
以上を組み合わせて使用してもよい。
この総炭素数g乃至12の脂肪酸及びその非毒性塩の使
用量は、通常、前記(1)式にて表わされるアルギニン
アミド類又はその塩のo、i乃は薬物の吸収改善効果、
コスト、製剤の実用性等を考慮したうえで決定される。
本発明に於いては、(1)式にて表わされるアルギニン
アミド類又はその塩及び総炭素数g乃至/コの脂肪酸又
は脂肪酸塩の他に製剤化に必要があれば、基剤、賦形剤
、隠蔽剤、滑沢剤等を添加してもよい。
経口投与用製剤の添加剤としては、賦形剤として乳糖、
マンニトール、トウモロコシデンプン、バレイショデン
プン、リン酸水素カルシウム、微結晶セルロース、白糖
、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム等が挙げら
れ崩壊剤としてカルボキシメチルセルロース、カルボキ
ンメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセル
ロースカルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース等が
挙げられ、結合剤としてポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロースが挙げ
られ、滑沢剤としてタルク、ステアリン酸、ステアリン
酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウムが挙ケられ、
この他に適宜、二酸化ケイ素、酸化チタン、ポリエチレ
ングリコール、°シIJ :I−ン樹脂等を添加する。
直腸投与用製剤の基剤としては、油性基剤としてラッカ
セイ油、オリーブ油、トウモロコシ油、ヒマシ油、カカ
オ脂、脂肪酸のグリセリンエステル等の植物性油脂類、
ワセリン、パラフィン等の鉱物油が挙げられる。また、
水溶性基剤としてポリエチレングリコール、プロピレン
グリコール、グリセリン等が挙げられる。
本発明においては、腸溶性基剤、徐放性基剤等を使用し
て製剤からの薬物及び吸収促進剤の放出を制御すること
も好ましい態様の一つである。この場合、放出制御製剤
と非制御製剤とを二種以上組合せて1つの製剤としても
よい。このような製剤を投与した場合には、薬物の吸収
改善と共に血中濃度の持続化を得ることも出来る。
経口投与用製剤の放出制御に使用される基剤としては、
セラック、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、酢酸フタル酸セルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、カル
ボキシメチルエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロースアセテートサクシネート、エチルセルロ
ース、ポリビニルアセタールジメチルアミンアセテート
、ジメチルアミノエチルメタアクリレート−メチルアク
リレート共重合物、メタアクリル酸コポリマー アミノ
アルキルメタアクリレートコポリマー アクリル酸エチ
ルメタアクリル酸メチルコポリマー等が挙げられる。
(発明の効果) 本発明の抗血液凝固剤は、その処方中に総炭素数r乃至
12の脂肪酸又はその非毒性塩を使用することにより、
使用しない場合に比べて経口投与で3乃至j倍、直腸投
与でり倍程度迄の吸収改善効果をもたらすことが出来た
また、経口投与用製剤中に腸溶性基剤、徐放性基剤を使
用して薬物放出制御能を持たせることで薬物の吸収改善
効果と共に、血中濃度の持続化を得ることが出来た。
(実施例) 以下に本発明の実施例及び試験例を示し、さらに本発明
を具体的に説明するが、その要旨を越えない限り、以下
の実施例に限定されるものではない。
(実施例/) (−2R%4’R)−≠−メチルー/−[N2−(R8
)−3−メチル−l、コツ3.グーテトラヒドロー♂−
キノリンスルホニル)−L−フルギニル〕−2−ピペリ
ジンカルボン酸−水和物(以下、「アルギビジン」と称
す)200?、乳糖12002、/θ0メツシュで篩過
したカプリン酸ナトリウムt00fをバーチカルクラニ
ュレーターで混合する。これを、流動層造粒機を用いて
、オイドラギットL−/(717(メタアクリル酸コポ
リマ一二ローム、ファーマ社製)及びt%エタノール溶
液200Ofで造粒した後カプセル充填し、アルギビジ
ン100■を含有する製剤/を得た。
遠心流動コーティング造粒機を用いて、ノンバレル10
3(白糖からなる球形顆粒:フロイント社製)j4Or
に、アルギビジンとカプリン酸ナトリウムとの比が/:
3の水−メタノール溶液(固型分換算♂122)を噴霧
した後、カプセル充填し、アルギピジン700■含有製
剤2を得た。
遠心流動コーティング造粒機を用いて、上記製剤2の顆
粒3009にTC−4nW(ヒドロキシプロピルメチル
セルロース:信越化学社製)トタルクとの比が2:/の
エタノール・塩化メチレン液(固型分換算≠よ2)を噴
霧し、さらに、オイドラギット(=−100とマイバセ
ットタ−poT(酢酸モノグリセライド:イーストマン
、コダック社製)とタルクとの比が70:/:2のエタ
ノール液(固型分換算/3♂2)を噴霧した後、カプセ
ル充填し、アルギビジンioo■含有製剤3を得た。
(実施例2) 100メツシユで篩過した、総炭素数が2゜1.10.
12及び/l の直鎖脂肪酸ナトリウム塩、総炭素数1
0の直鎖脂肪酸それぞれ100fとアルギピジン100
?とを乳鉢にて混合した後、カプセル充填し、アルギビ
ジン100■含有カプセル剤6種を得た。
(実施例3) 100メツシユで篩過したカプリン酸ナトリウム33.
J7,100,200及びt100?(DJcれぞれと
アルギビジン1007とを乳鉢にて混合した後、カプセ
ル充填し、アルギピジン100〜含有カプセル剤!種を
得た。
(実施例≠) ウィテプゾールW−31(主として飽和脂肪酸のトリグ
リセライド:ダイナマイト・ノーベル社製)/10fを
溶融した後、アルギビジンioyと100メツシユで篩
過したカプリン酸ナトリウム309とを加えて攪拌し、
均一に分散させる。これを坐剤用コンテナに充填して成
形し、アルギピジン100■含有坐剤lを得た。
ポリエチレングリコールaooo、st?、rt!リエ
チレングリコール≠oo、sty、アルギビジン102
及び100メツシ二で篩過したカプリン酸ナトリウム3
0fを使用して同様の操作を行い、アルギピジン100
■含有坐剤2を得た。
(試験例) 実施例に示した製剤及びその対照剤とをピーグル犬に投
与して経時的に採血を行い、アルギビジンの血中濃度を
測定した。得られた時間−血中濃度曲線下の面積を台形
法にて算出した。
また、最高血中濃度、最高血中濃度時間を求め、バイオ
アベイラビリティ−の比較を行った。
(試験例/) 下記の要領で対照剤を試作した。
即ち、アルギビジ7200f、乳糖/100?をバーチ
カルグラニユレータ−で混合する。
これを流動層造粒機を用いて、オイドラギノトL−10
0j係エタノール溶液2000?で造粒した後、カプセ
ル充填し、アルギビジンioo■含有製剤Oを得た。
この対照剤と実施例/に示した≠種の製剤を、雄性ピー
グル犬にアルギビジン換算で10■/却経口投与し、血
中濃度の測定とバイオアベイラビリティ−パラメータの
計算を行った。その結果を図/及び表/に示した。
表  / カプリン酸ナトリウムを加えることにより、血中濃度面
積(o−jhr)で3乃至弘倍、最高血中濃度で弘乃至
5倍と著しい吸収改善効果が見られた。
(試験例2) 下記の要領で対照剤を試作した。
即ち、アルギビジン3000?、トウモロコシデンプン
タooy、ノイシリンUFL2 (メタケイ酸アルミン
酸マグネシウム:富士化学社製)’110?、ECG−
!06(カルrF:キ’/メチルセルロースカルシウム
:五6[[社製)/60?をバーチカルグラニユレータ
−で混合する。これを流動層造粒機を用いてメトローズ
SM−/j(メチルセルロース:信越化学社製)夕%水
溶液rt、tooyで造粒する。この顆粒とECG−j
O!  /!Of、ノイシリンUS。
(メタケイ酸アルミン酸マグネシウム:富士化学社製)
/j09を■型混合機で混合し、さらにタルク/ 20
 ?、ステアリン酸マグネシウム30fを加えて混合す
る。これを打錠機で打錠してアルギビジン100■含有
錠を得た。
この対照剤と実施例コに示した6種の製剤を、雄性ピー
グル犬にアルギビジン換算で100■/ body経口
投与し、血中濃度の測定とバイオアベイラビリティ−パ
ラメータの計算を行った。
その結果を図2に示した。
カプリル酸ナトリウム、カプリン酸ナトリウム、ラウリ
ン酸ナトリウム及びカプリン酸を添加した製剤で血中濃
度下面積及び最高血中濃度が増加し、特にカプリン酸ナ
トリウムで顕著であった。
(試験例3) 試験例λで使用した対照剤と実施例3に示した5種の製
剤を、雄性ピーグル大にアルギピジン換算で100■/
body経口投与し、血中濃度の測定とバイオアベイラ
ビリティ−パラメータの計算を行った。その結果を図3
に示した。
本実施例の範囲内では、カプリン酸ナトリウムの添加量
を増加すると血中濃度下面積及び最高血中濃度も増加し
た。
(試験例弘) 坐剤/の対照剤としてウィテプゾールW −3! /弘
02及びアルギピシン10?を使用して、実施例弘と同
様の操作を行いアルギピジン100■含有坐剤Oを得た
また、坐剤2の対照剤として、ポリエチレンクリコール
≠000 709、;f!リエチレングリコール≠00
 70?及びアルギピジン/Q2を使用して、同様にア
ルギピジル100■含有坐剤O′を得た。
この対照剤と実施例グに示した2種の製剤を雄性ピーグ
ル犬にアルギピジン換算で100■/body直腸投与
し、血中濃度の測定とバイオアベイラビリティ−パラメ
ータの計算を行・りた。
その結果を図弘に示した。カプロン酸ナトリウムを加え
た坐剤は、加えない坐剤に比べ血中濃度下面積でり倍、
最高血中濃度で弘倍と著しい吸収改善効果が見られた。
【図面の簡単な説明】
図/は、実施例/及び試験例/で得られたj種の製剤を
雄性ピーグル犬にアルギビジン換算で10my7H経ロ
投与した後の、経過時間と血中濃度との関係を表わす図
面である。 図λは、実施例λ及び試験例λで得られた7種の製剤を
雄性ピーグル犬にアルギピジン換算で100■/bod
y経口投与したときの、脂肪酸類の総炭素数と血中濃度
下面積及び最高血中濃度との関係をグラフにして表わし
た図面である。図中、Cont、は脂肪酸類を含まない
もの、C,o、C,Na、C,Na、 c、0Nal 
C,、Na及びct6 N aは、それぞれカプリン酸
、カプロン酸ナトリウム、カプリル酸ナトリウム、カプ
リン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム及びパルミチ
ン酸ナトリウムを含有する製剤を表わす。 図3は、実施例3及び試験例λで得られた乙種の製剤を
、雄性ピーグル犬にアルギピジン換算でt o o m
y/ body経口投与したときの、脂肪酸類の含有比
率と血中濃度下面積及び最高血中濃度との関係をグラフ
にして表わした図面である。 図グけ、実施例グ及び試験例≠で得られた弘種の製剤を
、雄性ピーグル犬にアルギビジン換算で100■/bo
dy直腸投与したときの血中濃度下面積及び最高血中濃
度をグラフにして表わした図面である。 なお、図中で0.0’、/及びコはそれぞれ実施例グ及
び試験例グの坐剤番号に対応する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)総炭素数8乃至12の脂肪酸又はその非毒性塩及
    び下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    ( I ) (上記一般式( I )中、R^1は(2R、4R)−4
    −アルキル−2−カルボキシピペリジノ基を示し、R^
    2はフェニル基または以下に定義する縮合多環式化合物
    残基を示し、R^2は低級アルキル基、低級アルコキシ
    基または低級アルキル基で置換されたアミノ基から選択
    される1つ以上の置換基を有していてもよい。 縮合多環式化合物残基:ベンゼン環を含む縮合多環式化
    合物残基であり、該ベンゼン環が上記一般式( I )中
    のスルホニル基のイオウ原子と結合し、且つ該ベンゼン
    環には複素環であってもよい他の環が縮合し、該多環式
    化合物残基の環を構成する総炭素原子数が7〜 14である残基)で表わされるN^2−アリールスルホ
    ニル−L−アルギニンアミド類又はその塩類を含有して
    なる抗血液凝固剤。
  2. (2)一般式( I )中のR^1が(2R、4R)−4
    −メチル−2−カルボキシピペリジノ基であり、R^2
    が3−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−8−キ
    ノリル基であることを特徴とする請求項1記載の抗血液
    凝固剤。
  3. (3)総炭素数8乃至12の脂肪酸又はその非毒性塩を
    ( I )式で表わされるアルギニンアミド類又はその塩
    類の0.1乃至10倍量使用することを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の抗血液凝固剤。
  4. (4)製剤が薬物放出制御能を有することを特徴とする
    請求項1乃至3記載の抗血液凝固剤。
JP28109688A 1988-11-07 1988-11-07 抗血液凝固剤 Pending JPH02129123A (ja)

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