JP7369574B2 - 映像変換装置及びそのプログラム - Google Patents
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Description
なお、HDR映像に変換する前のSDR映像を「元のSDR映像」と記載し、HDR映像から変換されたSDR映像を「変換後のSDR映像」と記載する。
映像変換手段は、映像判定手段の判定結果に基づいてHDR映像の由来を判定し、判定したHDR映像の由来に基づいて、HDR映像を変換後のSDR映像に変換する。
[映像変換装置の構成]
以下、本発明の各実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各実施形態において、同一の手段には同一の符号を付し、説明を省略した。
図1を参照し、第1実施形態に係る映像変換装置1の構成について説明する。
映像変換装置1は、HDR映像をSDR映像に変換するものであり、図1に示すように、HDR映像制作手段10と、記憶手段20と、SDR映像変換手段30とを備える。
HDR映像制作手段10は、SDR映像やHDR映像といった映像素材からHDR番組制作を行うものであり、図2に示すように、HDR変換手段11と、切替手段12と、識別子付加手段13とを備える。なお、図2では、HDR変換手段11を「SDR→HDR変換」と図示し、識別子付加手段13を「識別子付加」と図示した。
なお、映像ソース識別子がHDR制作されたHDR映像であることを示す場合、変換方式・特性識別子が「変換なし」であることを示すよう設定する。
記憶手段20は、映像ソース識別子及び変換方式・特性識別子が付加されたHDR映像を記憶するメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。このHDR映像は、後記するSDR映像変換手段30によって参照される。
SDR映像変換手段30は、記憶手段20に記憶されているHDR映像をSDR映像に変換するものである。図3に示すように、SDR映像変換手段30は、識別子抽出手段31と、映像変換手段32と、切替手段33とを備える。
なお、図3では、識別子抽出手段31を「識別子抽出」と図示し、トーンマッピングによって変換されたSDR映像を「SDRTM映像」と図示し、直接マッピングの逆特性を与える変換関数によって変換されたSDR映像を「SDRDM映像」と図示した。
第1の変換方式では、映像ソース識別子がHDR制作されたことを示している。この場合、映像変換手段32は、トーンマッピングによってHDR映像をSDR映像に変換する。ここで、映像変換手段32では、HDR映像を最適なSDR映像に変換できるように任意の特性を予め設定しておき、その特性でトーンマッピングを行う。
なお、第1の変換方式では、変換方式・特性識別子が「変換なし」を示しており、映像変換手段32は、変換方式・特性識別子を参照する必要はない。
第2の変換方式では、映像ソース識別子がSDR映像から変換されたことを示し、かつ、変換方式・特性識別子が逆トーンマッピングで変換されたことを示している。この場合、映像変換手段32は、逆トーンマッピングの逆特性を与えるトーンマッピングによってHDR映像をSDR映像に変換する。この逆トーンマッピングの逆特性は、変換方式・特性識別子が示す逆トーンマッピングの特性に基づき、その逆特性を求めて逐次設定する。逆トーンマッピングの特性が既知であれば、その逆特性を予め設定しておけばよい。
第3の変換方式では、映像ソース識別子がSDRから変換されことを示し、かつ、変換方式・特性識別子が直接マッピングで変換されたことを示している。この場合、映像変換手段32は、直接マッピングの逆特性を与える変換関数を用いて、HDR映像をSDR映像に変換する。例えば、直接マッピングの特性が図10で表される場合、直接マッピングの逆特性を与える変換関数として、図10の逆関数を映像変換手段32に予め設定しておけばよい。
なお、図3では、第1又は第2の変換方式で変換されたSDR映像がSDRTM映像となり、第3の変換方式で変換されたSDR映像がSDRDM映像となる。また、第1及び第2の変換方式では、トーンマッピングで変換する点は同じであるが、トーンマッピングで変換するときの特性が異なることになる。
図4を参照し、映像変換装置1の動作について説明する。
図4に示すように、ステップS1において、HDR変換手段11は、映像素材としてSDR映像が入力された場合、そのSDR映像をHDR映像に変換する。なお、映像素材としてHDR映像が入力された場合、ステップS1の処理を行わずに、ステップS2の処理に進めばよい。
ステップS3において、識別子抽出手段31は、記憶手段20からHDR映像を読み出して、そのHDR映像に付加されている映像ソース識別子及び変換方式・特性識別子を抽出する。
以上のように、映像変換装置1では、HDR映像がSDRから変換されている場合に元のSDR映像の変換方式を考慮し、HDR映像をSDR映像に変換するので、変換後のSDR映像の見え方が元のSDR映像と同様になる。つまり、映像変換装置1では、映像素材がHDR制作されたか又はSDR映像から変換されたか、逆トーンマッピング又は直接マッピングの何れで変換されたかによらず、明るさや階調再現特性の違いがなく、元のSDR映像と変換後のSDR映像との見え方に差異がない。このように、映像変換装置1では、高品質なSDR番組を制作することができる。
前記した第1実施形態では、映像ソース識別子及び変換方式・特性識別子が別々の識別子であることとして説明したが、これに限定されない。つまり、映像変換装置1では、映像ソース識別子及び変換方式・特性識別子をまとめて、1つの映像ソース・変換方式・特性識別子としてもよい。
[映像変換装置の構成]
図6を参照し、第2実施形態に係る映像変換装置1Cについて、第1実施形態と異なる点を説明する。
第2実施形態では、映像ソース識別子や変換方式・特性識別子を用いずに、HDR映像レベルにより変換方式を判定する点が、第1実施形態と異なる。
なお、映像変換装置1Cに入力されるHDR映像は、第1実施形態における切替手段12から出力されるHDR映像と同等であり、HDR制作されたものと、SDR映像から変換されたものとが混在している。なお、SDR映像をHDR映像に変換する手法は第1実施形態と同様のため、説明を省略する。
映像ソース解析・判定手段40は、HDR映像が入力され、入力されたHDR映像に所定の映像レベル以上の成分が含まれるか否かをHDR映像のフレーム毎に判定するものである。つまり、映像ソース解析・判定手段40は、公知の手法でHDR映像の信号レベルを解析し、所定の映像レベル以上の成分が含まれないか否かを判定する。そして、映像ソース解析・判定手段40は、HDR映像と共に、その判定結果をSDR映像変換手段50に出力する。
SDR映像変換手段50は、映像ソース解析・判定手段40から入力された判定結果に基づいてHDR映像の由来を判定し、判定したHDR映像の由来に基づいて、HDR映像をSDR映像に変換するものである。図7に示すように、SDR映像変換手段50は、変換映像出力手段51と、切替手段52とを備える。
第1の変換方式は、HDR映像が直接マッピングによってSDR映像から変換されている場合に対応する。この場合、所定の映像レベル以上の成分が含まれないと判定されることから、HDR映像からSDR映像への変換に直接マッピングを用いたと推定できる。従って、変換映像出力手段51は、直接マッピングの逆特性を与える変換関数によってHDR映像をSDR映像に変換する。
第2の変換方式は、HDR映像が直接マッピングによってSDR映像から変換されているものではない、すなわち、HDR制作されているか、又は、逆トーンマッピングによってSDR映像から変換されている場合に対応する。この場合、所定の映像レベル以上の成分が含まれると判定されることから、HDR映像からSDR映像への変換に直接マッピング以外を用いたと推定できる。従って、変換映像出力手段51は、トーンマッピングによってHDR映像をSDR映像に変換する。
なお、図7では、第1の変換方式で変換されたSDR映像がSDRDM映像となり、第2の変換方式で変換されたSDR映像がSDRTM映像となる。
図8を参照し、映像変換装置1Cの動作について説明する。
図8に示すように、ステップS10において、映像ソース解析・判定手段40は、HDR映像の信号レベルを解析する。
ステップS11において、映像ソース解析・判定手段40は、HDR映像に所定の映像レベル以上の成分が含まれないか否かを判定する。
所定の映像レベル以上の成分が含まれる場合(ステップS13でNo)、直接マッピングによって変換されていないと推定できるので、切替手段52は、SDRTM映像の出力に切り替える(ステップS15)。
以上のように、映像変換装置1Cでは、HDR映像がSDR映像から変換されている場合、元のSDR映像の変換方式を考慮し、HDR映像をSDR映像に変換するので、変換後のSDR映像の見え方が元のSDR映像と同様になる。さらに、映像変換装置1Cでは、HDR映像に映像ソース識別子及び変換方式・特性識別子が付加されていなくても、HDR映像をSDR映像に変換できる。このようにして、映像変換装置1Cでは、高品質なSDR番組を制作することができる。
10 HDR映像制作手段
11 HDR変換手段
12 切替手段
13 識別子付加手段
20 記憶手段
30 SDR映像変換手段
31 識別子抽出手段
32 映像変換手段
33 切替手段
40 映像ソース解析・判定手段(映像判定手段)
50 SDR映像変換手段(映像変換手段)
51 変換映像出力手段
52 切替手段
Claims (4)
- HDR映像がHDR制作されたか又は元のSDR映像から変換されたかを示す映像ソース識別子と、前記元のSDR映像から前記HDR映像に変換された場合の変換方式及び変換特性を示す変換方式・特性識別子とに基づいて、前記HDR映像を変換後のSDR映像に変換する映像変換装置であって、
前記HDR映像と共に前記映像ソース識別子及び前記変換方式・特性識別子が入力され、入力された前記映像ソース識別子及び前記変換方式・特性識別子に基づいて変換方式及び変換特性を識別し、識別した変換方式及び変換特性によって前記HDR映像を前記変換後のSDR映像に変換する映像変換手段、
を備え、
前記映像変換手段は、
前記映像ソース識別子がHDR制作されたことを示す場合、トーンマッピングによって前記HDR映像を前記変換後のSDR映像に変換し、
前記映像ソース識別子が前記元のSDR映像から変換されたことを示し、かつ、前記変換方式・特性識別子が逆トーンマッピングで変換されたことを示す場合、前記逆トーンマッピングの逆特性を与えるトーンマッピングによって前記HDR映像を前記変換後のSDR映像に変換し、
前記映像ソース識別子が前記元のSDR映像から変換されたことを示し、かつ、前記変換方式・特性識別子が直接マッピングで変換されたことを示す場合、前記直接マッピングの逆特性を与える変換関数によって前記HDR映像を前記変換後のSDR映像に変換することを特徴とする映像変換装置。 - 前記HDR映像に前記映像ソース識別子及び前記変換方式・特性識別子を付加する識別子付加手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の映像変換装置。
- HDR映像レベルに基づいて、HDR映像を変換後のSDR映像に変換する映像変換装置であって、
前記HDR映像が入力され、入力された前記HDR映像に所定の映像レベル以上の成分が含まれないか否かを判定する映像判定手段と、
前記映像判定手段の判定結果に基づいて前記HDR映像の由来を判定し、判定した前記HDR映像の由来に基づいて、前記HDR映像を前記変換後のSDR映像に変換する映像変換手段と、
を備え、
前記映像変換手段は、
前記判定結果が前記HDR映像に前記所定の映像レベル以上の成分が含まれないことを示す場合、直接マッピングの逆特性を与える変換関数によって前記HDR映像を前記変換後のSDR映像に変換し、
前記判定結果が前記HDR映像に前記所定の映像レベル以上の成分が含まれることを示す場合、トーンマッピングによって前記HDR映像を前記変換後のSDR映像に変換することを特徴とする映像変換装置。 - コンピュータを、請求項1から請求項3の何れか一項に記載の映像変換装置として機能させるためのプログラム。
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Methods for conversion of high dynamic range content to standard dynamic range content and vice-versa,Report ITU-R BT.2446-0,米国,ITU,2019年09月04日 |
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