JP7326717B2 - motors and electric vehicles - Google Patents
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Description
本発明は、モータ、および、電動車両に関する。 The present invention relates to motors and electric vehicles.
特開2014-45534に開示されている回転電機は、各巻線に電力を供給する引き回し線としての給電線と、巻線の温度を検出する巻線温度検出手段とを備える。そして、巻線温度検出手段は、給電線に接触して給電線の温度を検出する。巻線温度検出手段は、電子制御装置と接続されており、電子制御装置は給電線の温度から巻線の温度を管理している。 A rotating electrical machine disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2014-45534 includes a feeder line as a lead wire that supplies power to each winding, and winding temperature detection means that detects the temperature of the winding. Then, the winding temperature detecting means detects the temperature of the power supply line by coming into contact with the power supply line. The winding temperature detection means is connected to an electronic control unit, and the electronic control unit manages the temperature of the windings from the temperature of the power supply line.
給電線は、引き回し線のため位置が変化しやすく、給電線と巻線温度検出手段との接触が安定しにくい。そのため、特開2014-45534に開示されている回転電機では、巻線温度検出手段はステータに固定されるセンサホルダで保持している。すなわち、巻線温度検出手段を給電線に接触させるためのセンサホルダが必要であり、部品点数が多くなるとともに組立工数が多くなる。 Since the power supply line is a lead wire, the position of the power supply line is likely to change, and the contact between the power supply line and the winding temperature detection means is difficult to stabilize. Therefore, in the rotary electric machine disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2014-45534, the winding temperature detection means is held by a sensor holder fixed to the stator. In other words, a sensor holder is required to bring the winding temperature detection means into contact with the power supply line, which increases the number of parts and the number of assembling man-hours.
本発明は、簡単な構成であるとともにコイルの温度を推定するためのデータを精度よく検出する技術を提供する。 The present invention provides a technique that has a simple configuration and accurately detects data for estimating the temperature of a coil.
本発明の例示的なモータは、上下に延びる中心軸を中心に回転するロータと、前記ロータと径方向に対向するとともに複数のコイルを有するステータと、前記ステータよりも軸方向下方に配置されて前記コイルの引出線と接続されるブスバーと、前記ブスバーの少なくとも一部と軸方向に間隙をあけて配置される配線基板と、前記配線基板の前記ブスバーと対向する面に実装される温度検知部と、前記ブスバーと前記温度検知部との間に配置され、前記ブスバーおよび前記温度検知部と接触する絶縁部材と、を備える。 An exemplary motor of the present invention includes a rotor that rotates around a vertically extending central axis, a stator that radially faces the rotor and has a plurality of coils, and a stator disposed axially below the stator. a busbar connected to the lead wire of the coil; a wiring substrate arranged with a gap in the axial direction from at least a part of the busbar; and a temperature detection unit mounted on a surface of the wiring substrate facing the busbar. and an insulating member disposed between the bus bar and the temperature detection unit and in contact with the bus bar and the temperature detection unit.
本発明の例示的な電動車両は、前記モータと、前記モータに電力を供給する電源部と、を備える。 An exemplary electric vehicle of the present invention includes the motor and a power supply section that supplies power to the motor.
例示的な本発明によれば、簡単な構成であるとともにコイルの温度を推定するためのデータを精度よく検出できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the exemplary invention, the configuration is simple and the data for estimating the temperature of the coil can be accurately detected.
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本明細書では、モータ1および電動車両100の説明に際して、図2に示すモータ1の中心軸Cと平行な方向を「軸方向」、モータ1の中心軸Cに直交する方向を「径方向」、モータ1の中心軸Cを中心とする円弧に沿う方向を「周方向」とそれぞれ称する。また、軸方向に沿う方向において「上方」および「下方」を定義する。なお、以下の説明における上下の記載は、説明を容易にするために定義したものであって、モータ1の実際の使用状態とは、必ずしも一致しない。
Exemplary embodiments of the invention are described in detail below with reference to the drawings. In this specification, when describing the
<1.電動車両>
図1は、本発明の実施形態にかかる電動車両の概略図である。本実施形態では、電動車両100は使用者のペダル108を踏む力を補助する電動アシスト自転車である。図1に示すように、電動車両100は、車体101と、2個の車輪102と、動力伝達部103と、補助動力部104と、電源部105と、を備える。
<1. Electric vehicle>
FIG. 1 is a schematic diagram of an electric vehicle according to an embodiment of the invention. In this embodiment, the
車体101は、ハンドル110と、サドル111とを含む。2個の車輪102、動力伝達部103、補助動力部104および電源部105は、車体101に取り付けられる。2個の車輪102は、車体101の前部に前輪102fとして、後部に後輪102rとして取り付けられる。後輪102rには、動力伝達部103が接続される。
動力伝達部103は、回転軸106と、クランク107と、ペダル108とを備える。また、動力伝達部103には、回転軸106に取り付けられた駆動ギヤと、後輪102rに取り付けられた従動ギヤと、駆動ギヤと従動ギヤとを連結するチェーン(いずれも不図示)をさらに含む。回転軸106は、車体101に回転可能に取り付けられる。クランク107は、回転軸106に固定される。さらに、クランク107の先端には、ペダル108が回転可能に取り付けられる。
The
また、動力伝達部103には、補助動力部104が取り付けられる。補助動力部104は、内部にモータ1を備える。また、補助動力部104は、モータ1のシャフト2(図2参照)からの出力を回転軸106に伝達する伝達部(不図示)を備える。補助動力部104は、使用者がペダル108を踏む力を補助して、回転軸106に力を付与する。なお、本実施形態において、補助動力装部104は、回転軸106に力を付与しているがこれに限定されない。これ以外にも、例えば、動力伝達部103のチェーンに動力を付与する構成、前輪102fおよび後輪102rの少なくとも一方に動力を付与する構成等を挙げることができる。すなわち、補助動力部104としては、使用者の力による車輪の回転を補助できる構成を広く採用できる。
An
電源部105は、車体101に取り付けられる。電源部105は、不図示の配線を介して補助動力部104に接続される。電源部105は、補助動力部104のモータ1に電力を供給する。すなわち、電動車両100は、モータ1と、モータ1に電力を供給する電源部105と、を備える。
The
電動車両100の運転時には、使用者はサドル111にまたがり、ハンドル110を握って、足でペダル108を踏む。ペダル108を踏む力が、クランク107を介して回転軸106に伝達される。これにより、回転軸106には、回転方向の力が作用し、回転する。回転軸106に作用する力は、動力伝達部103によって後輪102rに伝達される。
When driving the
そして、補助動力部104は、必要に応じて、モータ1を駆動してモータ1からの動力を回転軸106に伝達する。これにより、モータ1からの動力で、使用者のペダル108を踏む力を補助する。
The
<2.モータ1>
図2は、モータ1の縦断面図である。図3は、図2に示すモータ1の要部を示す斜視図である。図2に示すように、モータ1は、ロータ2と、ステータ3と、ブスバー4と、配線基板5と、温度検知部6と、絶縁部材7と、を備える。また、モータ1は、モータハウジング8をさらに備える。
<2.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the
<2.1 ロータ2について>
図4は、ロータ2の斜視図である。ロータ2は、上下に延びる中心軸C周りに回転する。ロータ2は、シャフト21と、ロータコア22と、マグネット片23と、を備える。
<2.1
FIG. 4 is a perspective view of the
シャフト21は、上下に延びる中心軸Cを中心とする。シャフト21は、モータハウジング8の後述するハウジング本体部81およびハウジングカバー82に軸受Br(図2参照)を介して回転可能に保持される。シャフト21は、ハウジングカバー82に形成された後述する下側軸受収容部821(図2参照)を貫通する。シャフト21は、例えば、金属によって構成される柱状の部材である。ただし、シャフト21は柱状に限定されず、例えば、筒状等の柱状とは異なる形状であってもよい。シャフト21は金属以外の素材で構成されてもよい。
The
ロータコア22は、シャフト21に固定される。図2、図4等に示すように、ロータコア22は、例えば電磁鋼板を軸方向に積層して構成されるが、これに限定されない。例えば、樹脂の成形体であってもよい。ロータコア22は、シャフト貫通孔221と、マグネット装着部222とを備える。
シャフト貫通孔221は、ロータコア22の中央に中心軸Cに沿って延びる貫通孔である。本実施形態では、シャフト21がシャフト貫通孔221に圧入され、シャフト21はロータコア22に直接固定されている。なお、シャフト21のロータコア22への固定は、圧入に限定されず、接着、溶接等の固定方法も採用可能である。
The shaft through-
マグネット装着部222は、ロータコア22に複数個(本実施形態のモータ1では14個)備えられており、周方向に等間隔で配置される。マグネット装着部222は、貫通孔である。マグネット片23は、マグネット装着部222の内部に固定される。なお、マグネット装着部222は、マグネット片23が固定可能であれば、貫通孔でなくてもよい。マグネット片23は、14個備えられる。すなわち、ロータ2は、14極である。
A plurality of magnet mounting portions 222 (14 in the
ロータ2は、ロータコア22と、ロータコア22に保持される複数のマグネット片23とを備える構成に替えて、磁性体の筒体にN極とS極とを交互に着磁したマグネット片を用いてもよい。
Instead of the
<2.2 軸受Brについて>
図2において、軸受Brは、シャフト21を回転可能に支持する。本実施形態では、モータ1は2つの軸受Brを備える。一方の軸受Brは、シャフト21のロータコア22より軸方向上方を保持する。他方の軸受Brは、シャフト21のロータコア22より軸方向下方を保持する。本実施形態では、軸受Brはボールベアリングである。シャフト21は、軸受Brの内輪に固定される。軸受Brの外輪は、モータハウジング8に固定される。軸受Brの数および種類は、本実施形態の構成から変更されてよい。
<2.2 Bearing Br>
In FIG. 2, bearing Br rotatably supports
<2.3 ステータ3について>
図5は、ステータ3の斜視図である。図2、図3に示すとおり、ステータ3は、ロータ2と径方向に対向する。本実施形態では、ステータ3は、ロータ2の径方向外方に配置される。つまり、本実施形態のモータ1は、ステータ3の径方向内方にロータ2が配置されるインナーロータ型のモータである。ただし、モータ1は、ステータ3の径方向外方にロータ2が配置されるアウターロータ型のモータであってもよい。
<2.3
FIG. 5 is a perspective view of the
ステータ3は、駆動電流に応じて磁束を発生させる電機子である。図5に示すとおり、ステータ3は、ステータコア31、インシュレータ32、および複数のコイル33を備える。
The
ステータコア31は磁性体である。ステータコア31は、例えば電磁鋼板を軸方向に積層して構成される。ステータコア31は、円環状のコアバック311と、12個のティース312とを備える。なお、ティース312は、12個に限定されないが、後述するように3系統の位相が異なる電流を供給する構成であるため、3の倍数である。12個のティース312は、コアバック311から径方向内方へ向けて突出する。そして、各ティース312は、ロータ2の径方向外面と径方向に対向する。
インシュレータ32は絶縁体である。インシュレータ32の材料には、例えば樹脂が用いられる。インシュレータ32は、ステータコア31の少なくとも一部(例えば、ティース312)を覆う。
The
コイル33は、インシュレータ32を介してティース312に導線を巻くことによって構成される。ここでは、ステータ3は、12個のコイル33を備える。モータ1は、直流ブラシレスモータである。そのため、ステータ3に備えられた12個のコイル33には、位相が異なる3系統(以下、3相とする)の電流が供給される。この3相を、それぞれ、U相、V相、W相とする。つまり、ステータ3は、4個のU相コイル33u、4個のV相コイル33v及び4個のW相コイル33wを備える。すなわち、ステータ3は、ロータ2と径方向に対向するとともに複数のコイル33を有する。
ここで、コイルの結線について図面を参照して説明する。図6は、コイル33の結線状態を示す概略回路図である。図6に示すとおり、ステータ3では、2個のU相コイル33uを直列に接続してU相コイルユニット34uとしている。ステータ3は、4個のU相コイル33uを備えるため、U相コイルユニット34uを2個備える。同様に、ステータ3は、2個のV相コイル33vを直列に接続したV相コイルユニット34vを2個備える。ステータ3は、2個のW相コイル33wを直列に接続したW相コイルユニット34wを2個備える。なお、以下の説明において、3相を分けて説明する必要がない場合には、単にコイル33またはコイルユニット34として説明する。また、本実施形態において、各コイルユニット34は、同じ相のコイル33を直列接続しているが、並列接続であってもよい。
Here, the connection of the coil will be described with reference to the drawings. FIG. 6 is a schematic circuit diagram showing how the
ステータ3では、U相コイルユニット34u、V相コイルユニット34vおよびW相コイルユニット34wをスター結線して、結線ユニットを構成する。ステータ3は、2個の結線ユニットを備える。なお、2個の結線ユニットを、第1結線ユニットY1および第2結線ユニットY2とする。第1結線ユニットY1と第2結線ユニットY2とは、等価回路である。
In the
各コイルユニット34は、それぞれ、電力が供給される側の引出線(以下、給電側引出線331とする)と、中性点側の引出線(以下、中性点側引出線332)とを備える。給電側引出線331は、中性点側のコイル33と反対側のコイル33の導線の端部である。また、中性点側引出線332は、中性点側のコイル33の導線の端部である。
Each coil unit 34 has a lead wire on the side to which electric power is supplied (hereinafter referred to as a power supply side lead wire 331) and a neutral point side lead wire (hereinafter referred to as a neutral point side lead wire 332). Prepare. The feed-
<2.4 モータハウジング8について>
図2に示すとおり、モータハウジング8は、ロータコア22およびステータ3を内包する。詳細には、モータハウジング8は、ハウジング本体部81と、ハウジングカバー82とを備える。ハウジング本体部81は、軸方向上部に蓋部810を有し、軸方向下方に開口する有蓋円筒状である。ロータコア22、ステータ3、ブスバー4、配線基板5、温度検知部6および絶縁部材7は、ハウジング本体部81内に収容される。ハウジング本体部81の蓋部810の中央部には、軸方向上方に突出した上側軸受収容部811が設けられる。上側軸受収容部811には、ロータコア22の軸方向上方に配置される軸受Brが収容される。シャフト21は、上側軸受収容部811に収容された軸受Brにてハウジング本体部81に回転可能に保持される。
<2.4
As shown in FIG. 2, the
また、ハウジング本体部81の蓋部810は、軸方向に貫通する給電孔812を備える。給電孔812は、ブスバー4の後述する給電側ブスバー41(図7参照)と軸方向に重なる位置に形成される。給電孔812は、モータ1の外部から給電側ブスバー41に供給される電流を供給する給電線(不図示)が貫通する。給電線は、給電側ブスバー41の各々に接続される。給電線は、給電側ブスバー41を介して各コイルユニット34(図6参照)に電力を供給する。
Further, the
ハウジング本体部81の内部には、リング部材83が配置される。リング部材83は、ステータコア31の径方向外面とハウジング本体部81の径方向内面と接触する。リング部材83が、ハウジング本体部81およびステータコア31に接触することで、ステータコア31がハウジング本体部81の内部に固定される。
A
ハウジングカバー82は軸方向に延びる筒状部82pと、筒状部82pの軸方向下端部から径方向内側に拡がる平板部82tとを備える。そして、ハウジングカバー82は、ハウジング本体部81の軸方向下側に配置され、ハウジング本体部81の開口を覆う。ハウジングカバー82は、モータハウジング8の下面である。
The
ハウジングカバー82の筒状部82pは、ハウジング本体部81の径方向外面側に配置される。ハウジング本体部81とハウジングカバー82との固定は、筒状部82pとハウジング本体部81との圧入にて行われる。なお、圧入に限定されず、例えば、筒状部82pの一部をかしめて固定してもよい。また、溶接、接着等の固定方法を用いてもよいし、ねじ等の固定具を用いて固定してもよい。
The
ハウジングカバー82の中央部は、軸方向上方に突出する下側軸受収容部821が形成される。下側軸受収容部821には、ロータコア22より軸方向下方に配置される軸受Brが収容される。シャフト21は、下側軸受収容部821に収容された軸受Brにてハウジングカバー82に回転可能に保持される。
A central portion of the
下側軸受収容部821は筒状であり、軸方向上下に貫通している。シャフト21は、下側軸受収容部821を軸方向に貫通する。そして、シャフト21のハウジングカバー82の下面から突出した部分にギヤ、プーリ等が固定される。つまり、シャフト21は、モータ1の出力軸である。
The lower
<2.5 ブスバー4について>
次に、ブスバー4について図面を参照して説明する。図7は、給電側ブスバー41および中性点側ブスバー42の斜視図である。図8は、図7に示す給電側ブスバー41および中性点側ブスバー42を樹脂部43で覆った状態の斜視図である。図9は、ステータ3とブスバー4との位置を示す斜視図である。なお、図9では、樹脂部43を省略している。
<2.5 Busbar 4>
Next, the
ブスバー4は、導電性を有する金属板を曲げて形成されている。金属板としては、例えば、アルミニウムを挙げることができるが、これに限定されない。ブスバー4を形成する金属板としては、導電性を有するとともに、熱伝導率が高い金属板を広く採用できる。なお、導電性を有するとともに熱伝導率が高ければ、金属に限定されない。
The
ブスバー4は、コイルユニット34の給電側引出線331および中性点側引出線332と接続される。ブスバー4は、給電側ブスバー41と、中性点側ブスバー42とを含む。図2、図9等に示すとおり、給電側ブスバー41および中性点側ブスバー42は、いずれもコイル33よりも軸方向上方に配置される。すなわち、ブスバー4(41、42)は、ステータ3よりも軸方向上方に配置されてコイル33の引出線331(332)と接続される。
The
図6に示すとおり、給電側ブスバー41は、U相、V相、W相の電流を供給するU相給電側ブスバー41u、V相給電側ブスバー41vおよびW相給電側ブスバー41wを備える。U相給電側ブスバー41uには、第1結線ユニットY1および第2結線ユニットY2それぞれのU相コイルユニット34uの給電側引出線331が接続される。同様に、V相給電側ブスバー41vには、第1結線ユニットY1および第2結線ユニットY2それぞれのV相コイルユニット34vの給電側引出線331が接続される。W相給電側ブスバー41wには、第1結線ユニットY1および第2結線ユニットY2それぞれのW相コイルユニット34wの給電側引出線331が接続される。
As shown in FIG. 6, the power
給電側ブスバー41の詳細な形状について説明する。図7に示すとおり、U相給電側ブスバー41u、V相給電側ブスバー41vおよびW相給電側ブスバー41wは、いずれも同じ形状である。そのため、給電側ブスバー41の製造が容易である。また、給電側ブスバー41を同じ形状とすることで組み立て時の間違いを抑制することも可能である。なお、以下の説明において、特に必要がない場合に、給電側ブスバー41として説明する。
A detailed shape of the power feeding
図7に示すとおり、給電側ブスバー41は、給電側本体部410と、給電線接続部411と、給電側引出線接続部412とを備える。給電側本体部410は、径方向内側に延びる平面視長方形状である。給電側本体部410の径方向内側の端部に給電線接続部411が連結される。給電線接続部411は、平面視において、円形である。給電線接続部411に外部からの給電線が接続される。
As shown in FIG. 7 , the power
給電側引出線接続部412は、給電側本体部410の径方向外側の端部に接続される。給電側引出線接続部412は、給電側本体部410から軸方向上方に延びる。給電側引出線接続部412は、周方向に延びており、周方向の両端部に折返し部413を備える。折返し部413は、給電側引出線接続部412の端部を径方向外側に折り曲げて形成される。折返し部413は、給電側引出線331(図6参照)を挟む。これにより、給電側引出線331が給電側ブスバー41に固定されるとともに、接続される。
The feeder-side lead
給電側ブスバー41には、第1結線ユニットY1および第2結線ユニットY2の対応する相のコイルユニット34の給電側引出線331が接続される(図2参照)。そのため、給電側引出線接続部412は、2個の折返し部413を備える。
The power feeding
中性点側ブスバー42には、第1結線ユニットY1および第2結線ユニットY2の各コイルユニット34の中性点側引出線332が接続される(図2参照)。すなわち、複数のコイル33はスター結線されており、ブスバー4はスター結線の中性線に接続される。中性点側ブスバー42は、モータ1が駆動しているとき中性点であり、電流が流れ続ける。たとえば、U相からV相に電流が流れるときも、V相からW相に電流が流れるときも電流が流れる。
The neutral point
次に、中性点側ブスバー42の詳細な形状について説明する。図7に示すとおり、中性点側ブスバー42は、中性点側本体部420と、中性点側引出線接続部421と、検温部422と、段差部423とを備える。
Next, the detailed shape of the neutral point
中性点側本体部420は、径方向に幅を有する円弧状である。中性点側本体部420は、コイル33の軸方向上方に配置される(図2、図9参照)。中性点側本体部420は、径方向外側に径方向に延びる突起部を備える。突起部の径方向外側の端部に、中性点側引出線接続部421が連結される。
The neutral point
中性点側引出線接続部421は、軸方向上方に延びる。そして、中性点側引出線接続部421は、周方向一方側に延び、先端部に折返し部424を備える。折返し部424は、中性点側引出線332を挟むことで、固定するとともに電気的に接続される。つまり、中性点側引出線接続部421には、各コイルユニット34u、34vおよび34wの中性点側引出線332(図6参照)が接続される。
The neutral point side lead
図9に示すとおり、中性点側引出線接続部421は、コイル33の径方向外縁部と軸方向に対向する位置に配置される。これにより、コイル33からの給電側引出線331と中性点側引出線接続部421との接続が容易である。
As shown in FIG. 9 , the neutral point side lead
図6に示すとおり、中性点側ブスバー42には、6個のコイルユニット34の中性点側引出線332が接続される。そのため、中性点側ブスバー42は、周方向に等間隔で配置された6個の中性点側引出線接続部421を備える。しかしながら、中性点側引出線接続部421が給電側引出線接続部412と同じく2個の折返し部424を備える構成の場合、3個であってもよい。また、2個の折返し部424を備える構成と、1個の折返し部424を備える構成とを両方備えてもよい。
As shown in FIG. 6 , neutral point
図7において、検温部422は、中性点側本体部420よりも径方向内側に配置される。検温部422は中性点側本体部420の径方向内縁と段差部423を介して連結される。段差部423は、径方向内側に進むにつれて軸方向下方に向かって傾斜している。これにより、検温部422は、中性点側本体部420よりも軸方向下方に位置して絶縁部材7(図2参照)に接触する。すなわち、ブスバー4、引出線332が接続される部分421と絶縁部材7と接触する部分422とは、軸方向にずれている。また、図9に示すとおり、検温部422は、ステータ3のコイル33よりも径方向内側に配置される。
In FIG. 7, the
モータ1が駆動されるとき、各相のコイルユニット34には、電流が供給される。コイル33は、電流が流れることで発熱する。コイルユニット34の中性点側引出線332は、中性点側ブスバー42の中性点側引出線接続部421と接続される。これにより、中性点側ブスバー42には、コイル33の熱が伝わる。
When the
また、モータ1が駆動されるとき、中性点側ブスバー42には、電流が流れる。中性点側ブスバー42は、内部を流れる電流によって発熱する。この電流は、コイル33を流れる電流と同じである。そのため、中性点側ブスバー42の電流による発熱は、コイル33の発熱と対応して変化する。つまり、中性点側ブスバー42は、コイル33から伝わる熱と、内部を流れる電流による発熱とで、昇温される。
Also, when the
図9に示すとおり、ブスバー4は、3個の給電側ブスバー41に備えられる給電側引出線接続部412と、中性点側ブスバー42に備えられる6個の中性点側引出線接続部421とが、それぞれ、周方向に並ぶ。
As shown in FIG. 9 , the
図3、図8に示すように、樹脂部43は、円環状である。給電側ブスバー41および中性点側ブスバー42の一部は、樹脂部43に覆われている。さらに詳しくは、給電側ブスバー41の給電側本体部410の一部が樹脂部43に覆われる。また、中性点側ブスバー42の中性点側本体部420が、樹脂部43に覆われる。すなわち、モータ1は、ブスバー4のコイル33の引出線332と接続する部分421と温度検知部5と対向する面422の間の少なくとも一部を覆う樹脂部43をさらに備える。
As shown in FIGS. 3 and 8, the
樹脂部43は、接続用貫通孔431を備える。3個の給電側引出線接続部412と、中性点側ブスバー42に備えられる6個の中性点側引出線接続部421とは、接続用貫通孔431の内部に配置される。そして、給電側引出線接続部412および中性点側引出線接続部421は、接続用貫通孔431から軸方向上方に突出する。
The
樹脂部43は、径方向内縁部から径方向に突出する基板保持部432を備える。基板保持部432は樹脂部43に2個備えられており、周方向に一定の間隔をあけて配置される。基板保持部432の軸方向下面に配線基板5が固定される。配線基板5の基板保持部432の固定の詳細については、後述する。
The
上述のとおり、中性点側本体部420は、樹脂部43に覆われる。樹脂部43はブスバー4に比べて熱伝導率が低い。そのため、中性点側本体部420から外部に熱が逃げにくい。つまり、樹脂部43は、中性点側ブスバー42の温度を維持する保温材としての役割を果たす。これにより、中性点側引出線接続部421と検温部422との温度差を小さくできる。このため、温度検知部6がコイル33の温度を正確に検知することができる。
As described above, the neutral point
樹脂部43は、インシュレータ32に固定される。樹脂部43とインシュレータ32との固定は、例えば、ねじ等の固定具で行われる。このように、ねじ止めで固定することで、樹脂部43をステータ3に対して精度よく位置決めできる。つまり、樹脂部43をインシュレータ32に固定することで、給電側ブスバー41および中性点側ブスバー42は、ステータコア31に対して、位置決めされる。つまり、ブスバー4は、ステータ3に対して一定の位置に配置される。
The
樹脂部43をインシュレータ32に固定したとき、給電側引出線331および中性点側引出線332が接続用貫通孔431を貫通する、そして、給電側引出線接続部412の折返し部413は給電側引出線331を挟む。また、中性点側引出線接続部421の折返し部424は中性点側引出線332を挟む。このようにすることで、ブスバー4とコイル33とが接続される。
When the
図9に示すように、樹脂部43の円環部は、ステータ3の軸方向上方に配置される。そして、基板保持部432は、径方向においてステータ3よりも内側に突出する(図8参照)。基板保持部432に保持される配線基板5は、ステータ3よりも径方向内側に配置される。換言すると、基板保持部432に保持される配線基板5は、ロータコア22と軸方向に対向する位置に配置される。
As shown in FIG. 9 , the annular portion of the
<2.6 配線基板5について>
図2、図3、図8等に示すように、配線基板5は、樹脂部43の基板保持部432に取り付けられる。配線基板5は、軸方向において中性点側ブスバー42よりも下方で検温部422と軸方向に対向する。すなわち、配線基板5は、ブスバー42の少なくとも一部(422)と軸方向に間隙をあけて配置される。
<2.6
As shown in FIGS. 2, 3, 8, etc., the
配線基板5は、ねじ、リベット等の固定具52(図2参照)によって、樹脂部43の基板保持部432に固定される。また、配線基板5は樹脂部43に直接固定される。すなわち、モータ1は、配線基板5をブスバー4に固定する固定具52をさらに備えている。これにより、配線基板5のブスバー4への固定が容易である。
The
配線基板5は、中性点側ブスバー42に対して軸方向に精度よく位置決めされる。より詳しくは、樹脂部43に配線基板5を直接固定するため、配線基板5と検温部422との距離のばらつきを抑制できる。これにより、検温部422と温度検知部6との距離のばらつきが抑制されるため、コイル33の温度を正確に取得できる。
The
なお、配線基板5は、樹脂部43に固定されているが、ブスバー4に固定される構成であってもよい。すなわち、配線基板5はブスバー4に固定されてもよい。配線基板5をブスバー4に固定することで、配線基板5の固定時のブスバー4に対する位置決めが容易である。そのため、モータ1の組み立てが容易である。
Although the
配線基板5は、ロータコア22と軸方向に対向して配置される。配線基板5のロータコア22と対向する面、すなわち、軸方向下面には、位置検出部51が実装される。位置検出部51は、ホール素子を用いたセンサを含む。ホール素子は、磁束の変化を検出する素子である。そのため、位置検出部51は、ロータ2の回転時の磁束の変動を検知できる位置に配置される。なお、位置検出部51とロータコア22との軸方向の距離を距離L1とする。
The
樹脂部43がステータ3に対して位置決めされるため、樹脂部43の基板保持部432に固定される配線基板5はステータ3に対して精度よく位置決めされる。そして、ロータ2は、ステータ3に対して軸方向に位置決めされる。樹脂部43をインシュレータ32に固定することで、位置検出部51はロータコア22に対して位置決めされる。つまり、本実施形態のモータ1では、ロータコア22と位置検出部51との相対位置の位置決めが容易である。
Since the
図10は、温度検知部6の近傍を拡大した拡大断面図である。図10に示すとおり、配線基板5には、コイル33の温度の取得に用いられる温度検知部6が実装される。温度検知部6は、コイル33の温度を直接検知するものではなく、中性点側ブスバー42の検温部422の温度を検知する。
FIG. 10 is an enlarged cross-sectional view of the vicinity of the
図10等に示すとおり、温度検知部6は、中性点側ブスバー42の検温部422と軸方向に対向する。すなわち、温度検知部6は配線基板5のブスバー(422)と対向する面に実装される。温度検知部6と検温部422との間には、絶縁部材7が配置される。絶縁部材7は、電気絶縁性を有するとともに熱伝導率が高い材料で形成される。すなわち、絶縁部材7は熱伝導体である。絶縁部材7は、温度検知部6および検温部422の両方と接触する。すなわち、絶縁部材7は、ブスバー(422)と温度検知部6との間に配置され、ブスバー(422)および温度検知部6と接触する。
As shown in FIG. 10 and the like, the
これにより、温度検知部6と検温部422とが絶縁部材7により電気的に絶縁されると同時に、検温部422の熱が、絶縁部材7を介して温度検知部6に伝達される。絶縁部材7が熱伝導体であることで、検温部422の熱が温度検知部6に伝達されやすい。つまり、温度検知部6は、精度よく検温部422の温度を検知できる。そのため、温度検知部6は、検温部422と電気的に絶縁されるとともに、検温部422の温度を検知できる。また、絶縁部材7は、温度検知部6の検温部422と対向する面よりも広い。すなわち、絶縁部材7は、シート状であるとともに温度検知部6の絶縁部材7と接触する面よりも大きい。これにより、検温部422と温度検知部6とをより確実に絶縁できる。また、検温部422の熱が温度検知部6の検知領域の全体に伝達される。これにより、温度検知部6による温度の検知精度を高めることができる。
As a result, the
中性点側ブスバー42は樹脂部43の内部に収容されている。そして、温度検知部6が実装された配線基板5は、樹脂部43の基板保持部432に直接固定される。そのため、中性点側ブスバー42の検温部422と温度検知部6との距離は、モータ1の他の部分の形状がばらついても、ばらつきにくい、つまり、略一定である。そのため、検温部422と温度検知部6との隙間を小さくできる。また、隙間が変化しにくい。
The neutral point
そのため、絶縁部材7を薄く構成して、検温部422から温度検知部6に伝達される熱の伝達ロスを少なくできる。これにより、温度検知部6は、検温部422の温度を精度よく検知できる。そして、検温部422と温度検知部6との隙間が変化しにくい。このことから、絶縁部材7が検温部422と温度検知部6との隙間の変動を緩衝する部材でなくてもよい。つまり、絶縁部材7として、弾性変形しない部材または弾性変形の少ない部材を採用可能である。そのため、絶縁部材7としては、例えば、熱伝導シート等のシート状の部材を用いることができる。また、熱伝導グリス等の粘性を有する部材を用いてもよい。絶縁部材7は、電気的絶縁性を有するとともに、熱伝導率が高い部材を広く採用することができる。
Therefore, the insulating
さらに、絶縁部材7を薄くし、弾性変形しにくい部材を用いることで、検温部422から温度検知部6への熱伝達ロスを低減できる。これにより、温度検知部6が検温部422の温度を精度よく検知できる。
Furthermore, by making the insulating
また、検温部422が段差部423を介して中性点側本体部420と接続されている。これにより、コイル33の外径にかかわらず検温部422と温度検知部6との距離を小さくできるため、絶縁部材7を薄くでき、コストダウンが可能である。また、検温部422と温度検知部6との距離を短く維持しつつ、位置検出部51のロータコア22に対する軸方向の距離を所定の距離L1に維持できる。そのため、ロータ2の位置(回転)を高い精度で検知できる。
Also, the
ここで、検温部422の温度からコイル33の温度を取得する方法について説明する。コイル33に電流が供給されると、コイル33は、発熱する。コイル33の熱は、中性点側引出線接続部421を介して、中性点側ブスバー42に伝わる。中性点側ブスバー42は、コイル33の熱により昇温される。そのため、中性点側ブスバー42の温度からコイル33の温度を算出できる。
Here, a method for obtaining the temperature of the
さらに詳細には、コイル33の中性点側引出線332は、中性点側引出線接続部421に接続される。そのため、コイル33の熱は、中性点側引出線接続部421に伝わる。そして、伝わった熱は、中性点側引出線接続部421から中性点側ブスバー42内に拡がる。本実施形態のモータ1では、温度検知部6で検温部422の温度を取得している。中性点側ブスバー42は熱伝導体で形成されているため、検温部422の温度から中性点側引出線接続部421の温度を計算できる。また、中性点側引出線接続部421とコイル33との間には、熱伝導率が低い部材が介入しない。そのため、中性点側引出線接続部421の温度からコイル33の温度を容易に推定できる。
More specifically, the neutral point
以上のことから、検温部422の温度に基づいてコイル33の温度を、精度よく容易に推定可能である。なお、演算は、別途備えられる不図示の制御部によって行われる。上述の推定は、例えば、演算式を用いて行ってもよいし、別途備えられる不図示のテーブルを用いて行ってもよい。
From the above, it is possible to accurately and easily estimate the temperature of the
また、モータ1の構成、使用状態によって、中性点側ブスバー42全体の温度がコイル33の温度と略同じになる場合がある。このような場合では、制御部は、演算を行わずに温度検知部6が検知した温度をコイル33の温度としてもよい。
Also, the temperature of the entire neutral point
また、各コイルユニット34に供給される電流値が変動した場合、電流値の変動によって、コイル33の温度は、変動する。コイル33の温度の変動が大きいと、検温部422に反映されるまでに時間差が生じる。
Further, when the current value supplied to each coil unit 34 fluctuates, the temperature of the
一方、コイル33に電流が流れるとき、中性点側ブスバー42にもコイル33に流れる電流と同じ電流値の電流が流れる。そのため、中性点側ブスバー42は、コイル33と同じ電流値で発熱する。中性点側ブスバー42とコイル33は、それぞれの材質および形状によって同じ電流値を流した場合の発熱量は異なる。
On the other hand, when the current flows through the
導体に電流を流した場合の導体の発熱量は、流した電流値の2乗に比例する。つまり、中性点側ブスバー42の電流による発熱量とコイル33の電流による発熱量とは対応関係になる。このことを利用して、制御部は、検温部422の温度からコイル33の温度を演算にて求めることが可能である。例えば、温度検知部6が検知した温度の変動が少ないときには、制御部は、簡単な対応の演算でコイル33の温度を算出する。一方で、温度検知部6が検知した温度が大きく変動する場合には、制御部は、コイル33に供給される電流値が大きく変動したと判断し、中性点側ブスバー42に流れる電流による発熱を考慮した演算を行い、コイル33の温度を推定する。このようにすることで、より精度が高いコイル33の温度を取得できる。
When a current is passed through a conductor, the amount of heat generated by the conductor is proportional to the square of the value of the passed current. That is, the amount of heat generated by the current in the neutral point
<2.7 モータ1の駆動について>
モータ1において、制御部は、位置検出部51が検出したロータコア22の位置の情報と、温度検知部6が検知した検温部422の温度を取得している。そして、制御部は、ロータコア22の位置に基づいて、コイルユニット34の供給する電流の相およびタイミングを決定する。また、制御部は、温度検知部6が検知した検温部422の温度から、コイル33の温度を演算にて算出する。
<2.7 Drive of
In the
モータ1はコイル33の温度が高くなりすぎると、モータ1の動作が不安定になる虞がある。そのため、制御部は、取得したコイル33の温度からコイル33に供給する電流値を算出するときに、十分な安全を確保できる安全率を使用して算出する。そして、電流値を決定する要素の一つにコイル33の温度があるため、コイル33の温度の精度が高くなると、安全率を小さくできる。
If the temperature of the
また、モータはコイルの温度によって、特性が変化する。すなわち、コイル33の温度が異なると、同じ電流値の電流を供給しても、得られるトルクが変動する。そのため、制御部は、コイル33の温度に基づいて、コイルユニット34に供給する電流値を最適化する。例えば、モータ1を図1に示す電動車両100の補助動力部104の動力源とする場合、坂道を登るときや発進時に大きなトルクを必要とする。そして、坂道を登っているときと、発進時とで同じトルクが必要であったとしても、それまでの駆動状態等によって、コイル33の温度が異なる。このような場合でも、制御部がコイル33の温度を精度よく推定して最適化した電流を供給するため、モータ1は、過不足ないトルクで電動車両100の補助が可能である。
Also, the characteristics of the motor change depending on the temperature of the coil. That is, when the temperature of the
また、本実施形態のモータ1では、コイル33の温度に基づいて、最適な電流を供給することが可能である。これにより、コイル33の温度のばらつきに基づく安全マージンを小さくすることができる。それだけ、大電流を印加することが可能となり、同じ構成のモータであっても、出力(トルク)をより大きくできる。
Further, in the
例えば、コイル33の温度の推定値に対する信頼性が高い場合、コイル33に供給する電流値をコイル33の本来の限界の電流値に近い電流を供給可能である。一方、コイル33の温度の推定値に対する信頼性が低い場合、コイル33の本当の温度が検知した温度よりも高い虞があるため、一定の安全性を考慮した電流値の電流しか供給できない。
For example, if the estimated value of the temperature of the
本発明のモータ1では、コイル33の温度の精度を高めることができるため、コイル33に供給する電流値を高度に最適化できる。温度検知部6が検知した温度から推定したコイル33の温度と、コイル33の本当の温度とのずれに対して考慮する安全率を小さくできる。そのため、モータ1では、コイル33を安定して駆動させるとともに、より大きな出力を得ることができる。
In the
本実施形態のモータ1によれば、ブスバー4の温度からコイル33の精度の高い温度を取得できる。このとき、温度検知部6を位置検出部51が実装される配線基板5に実装している。そのため、温度検知部6を支持するための別部材が不要であり、モータ1の構成部材を減らすことができる。これにより、製造工程を減らすことができる。
According to the
モータ1において、コイル33は、線径のばらつき、巻きのばらつきによってコイル33の外径が変動する場合がある。例えば、温度検知部6でコイル33の表面の温度を検知する構成の場合、コイル33の外径のばらつきを考慮して最も大きくなる場合にコイル33に干渉しない温度検知部6を配置する。この場合において、コイル33の外径がばらついた場合、温度検知部6にて検知されたコイル33の温度がばらつく。また、コイル33と温度検知部6との間に電熱部材を配置した場合でも、温度検知部6にて検知されたコイル33の温度がばらつく。
In the
一方で、本実施形態のモータ1では、中性点側ブスバー42の検温部422の温度を検知する構成である。そして、本実施形態のモータ1では、温度検知部6と検温部422との隙間は、コイル33の外径がばらついても、一定である。そのため、本実施形態のモータ1では、コイル33の温度の個体差が発生しにくく、コイル33に供給する電流の制御を最適化できる。このことからも、モータ1では、コイル33を安定して駆動させるとともに、より大きな出力を得ることができる。また、モータ1の出力の個体差を抑制することもできる。
On the other hand, the
これにより、例えば、図1に示す電動車両100の補助動力部104から供給される補助動力を、従来の電動車両に比べて大きくすることができる。これにより、より大きな補助力を供給することが可能である。また、コイル33の温度変化に対する安全率を小さく抑えることができるため、同じ出力が要求される場合において、従来よりも小型のモータ1を用いることも可能である。これにより、小型および軽量のモータ1を用いることができ、例えば、電動車両100の車両重量を軽くすることができる。これにより、使用者の負担を減らすことができるとともに、モータ1の消費電力を低減し、より長時間に亘る補助が可能となる。
Thereby, for example, the auxiliary power supplied from the
<3.変形例>
図11は、変形例のモータ1bの温度検知部6bの近傍を拡大した拡大断面図である。図11に示すモータ1bでは、配線基板5b、温度検知部6b、中性点側ブスバー42b、基板保持部432bの構成がモータ1と異なる。モータ1bにおいて、モータ1と実質上同じ部分については同じ符号を付すとともに、同じ部分の詳細な説明を省略する。
<3. Variation>
FIG. 11 is an enlarged cross-sectional view showing the vicinity of the
図11に示すとおり、モータ1bでは、他部材との干渉を避ける、熱の影響を避ける等或いはその他の理由で、配線基板5bが、樹脂部43の基板保持部432bの軸方向上面に保持される。なお、基板保持部432bは、ロータコア22等と干渉しない位置に形成される。
As shown in FIG. 11, in the
このとき、配線基板5bは、中性点側ブスバー42bよりも軸方向上方に配置される。温度検知部6bは、配線基板5bの軸方向下面に実装される。そして、中性点側ブスバー42bの段差部423bは、中性点側本体部420から径方向中央側に向かうにつれて軸方向上方に向かう。そして、段差部423bの径方向内端部に、検温部422bが配置される。そして、検温部422bの上面と温度検知部6bとの間に絶縁部材7が配置される。このように、配線基板5bの樹脂部43に対する配置位置が変化した場合でも、コイル33の温度を精度よく推定可能である。
At this time, the
配線基板5bが基板保持部432bの軸方向上面に保持されることで、配線基板5bとロータコア22との軸方向の距離が長くなる。そのため、モータ1bでは、脚付きの位置検出部51bと、ソケット511bを用いる。これにより、位置検出部51bを配線基板5bから離すとともにロータコア22に接近させる。これにより、位置検出部51bとロータコア22との軸方向の距離を距離L1を位置検出部51bがロータコア22の位置の検出に適切な長さとすることが可能である。なお、これ以外にも、位置検出部5bをロータコア22に接近させることができる方法を広く採用できる。
The axial distance between the
<4.留意事項>
本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。また、本明細書中に示される複数の実施形態および変形例は可能な範囲で組み合わせて実施されてよい。
<4. Notes>
Various modifications can be made to the various technical features disclosed in this specification without departing from the gist of the technical creation. In addition, the multiple embodiments and modifications shown in this specification may be implemented in combination to the extent possible.
本発明は、例えば電動アシスト自転車、電動スクータ、電動車いす等の電力によって駆動力を得る電動車両に利用することができる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be applied to electric vehicles such as electrically assisted bicycles, electric scooters, electric wheelchairs, and the like, which obtain driving force from electric power.
1・・・モータ
1b・・・モータ
2・・・ロータ
21・・・シャフト
22・・・ロータコア
221・・・シャフト貫通孔
222・・・マグネット装着部
23・・・マグネット片
3・・・ステータ
31・・・ステータコア
311・・・コアバック
312・・・ティース
32・・・インシュレータ
33・・・コイル
331・・・給電側引出線
332・・・中性点側引出線
33u・・・U相コイル
33v・・・V相コイル
33w・・・W相コイル
34・・・コイルユニット
34u・・・U相コイルユニット
34v・・・V相コイルユニット
34w・・・W相コイルユニット
4・・・ブスバー
41・・・給電側ブスバー
410・・・給電側本体部
411・・・給電線接続部
412・・・給電側引出線接続部
413・・・折返し部
41u・・・U相給電側ブスバー
41v・・・V相給電側ブスバー
41w・・・W相給電側ブスバー
42・・・中性点側ブスバー
420・・・中性点側本体部
421・・・中性点側引出線接続部
422・・・検温部
423・・・段差部
424・・・折返し部
42b・・・中性点側ブスバー
43・・・樹脂部
431・・・接続用貫通孔
432・・・基板保持部
432b・・・基板保持部
5・・・配線基板
51・・・位置検出部
52・・・固定具
5b・・・配線基板
51b・・・位置検出部
511b・・・ソケット
6・・・温度検知部
6b・・・温度検知部
7・・・絶縁部材
8・・・モータハウジング
81・・・ハウジング本体部
810・・・蓋部
811・・・上側軸受収容部
812・・・給電孔
82・・・ハウジングカバー
821・・・下側軸受収容部
83・・・リング部材
82p・・・筒状部
82t・・・平板部
100・・・電動車両
101・・・車体
102・・・車輪
102f・・・前輪
102r・・・後輪
103・・・動力伝達部
104・・・補助動力部
105・・・電源部
106・・・回転軸
107・・・クランク
108・・・ペダル
110・・・ハンドル
111・・・サドル
Br・・・軸受
C・・・中心軸
Y1・・・第1結線ユニット
Y2・・・第2結線ユニット
REFERENCE SIGNS
Claims (10)
前記ロータと径方向に対向するとともに複数のコイルを有するステータと、
前記ステータよりも軸方向下方に配置されて前記コイルの引出線と接続されるブスバーと、
前記ブスバーの少なくとも一部と軸方向に間隙をあけて配置される配線基板と、
前記配線基板の前記ブスバーと対向する面に実装される温度検知部と、
前記ブスバーと前記温度検知部との間に配置され、前記ブスバーおよび前記温度検知部と接触する絶縁部材と、を備え、
前記温度検知部は、前記絶縁部材を介して伝達された前記ブスバーの熱の温度を検知し、
前記絶縁部材は、熱伝導体であり、
前記ブスバーは、
前記絶縁部材に接触する検温部と、
前記検温部に近づくにつれて前記配線基板側へ傾く段差部と、
を備えている、モータ。 a rotor rotating around a vertically extending central axis;
a stator radially facing the rotor and having a plurality of coils;
a bus bar arranged axially below the stator and connected to the lead wire of the coil;
A wiring board arranged with a gap in the axial direction from at least a part of the bus bar;
a temperature detection unit mounted on a surface of the wiring board facing the bus bar;
an insulating member disposed between the busbar and the temperature detection unit and in contact with the busbar and the temperature detection unit;
The temperature detection unit detects the temperature of the heat of the busbar transmitted through the insulating member,
The insulating member is a heat conductor,
The busbar is
a temperature detection unit that contacts the insulating member;
a stepped portion that inclines toward the wiring board as it approaches the temperature detection portion;
a motor .
前記モータに電力を供給する電源部と、を備えた電動車両。 a motor according to any one of claims 1 to 9;
and a power source that supplies power to the motor.
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