JP7276053B2 - 静電容量タッチパネル付き表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静電容量タッチパネル付き表示装置に関する。
従来から、静電容量タッチパネル付き表示装置が提案されている。一般的に、静電容量タッチパネル付き表示装置は、画像を表示する表示パネルと、接触を検出する静電容量タッチパネルと、表示パネル及び静電容量タッチパネルを制御する制御回路が設けられた回路基板と、表示パネル及び回路基板を接続する表示パネル用フレキシブル基板と、静電容量タッチパネル及び回路基板を接続するタッチパネル用フレキシブル基板と、を有する(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-258935号公報
従来の静電容量タッチパネル付き表示装置においては、表示パネルと垂直な方向から見た場合に、表示パネル用フレキシブル基板と、タッチパネル用フレキシブル基板とが重なる。このため、表示パネル用フレキシブル基板により伝達される信号が、タッチパネル用フレキシブル基板により伝達される信号に対して、ノイズとして重畳し、静電容量タッチパネルによる接触の検出結果を正確に把握できなくなるという問題が存在した。
以上の課題を解決するために、本発明に係る静電容量タッチパネル付き表示装置は、画像を表示する表示パネルと、接触の有無を検出する静電容量タッチパネルと、前記表示パネル及び前記静電容量タッチパネルを制御する制御回路が設けられた回路基板と、第1開口部を有し、前記表示パネル及び前記回路基板の間に設けられた金属フレームと、前記第1開口部を通過し、前記表示パネル及び前記回路基板を接続する第1のフレキシブル基板と、前記静電容量タッチパネルから出力される信号を受信する半導体素子が設けられ、前記第1開口部を通過することなく、前記静電容量タッチパネル及び前記回路基板を接続する第2のフレキシブル基板と、を備える、ことを特徴とする、ことを特徴とする。
本発明の実施形態に係るタブレット端末1の構成の一例を示すブロック図である。 表示パネル3の構成の一例を示すブロック図である。 静電容量タッチパネル4の構成の一例を示すブロック図である。 タブレット端末1の概略的な構造の一例を示す分解斜視図である。 タブレット端末1の概略的な構造の一例を示す平面図である。 タブレット端末1の概略的な構造の一例を示す断面図である。 タブレット端末1の概略的な構造の一例を示す断面図である。 対比例に係るタブレット端末1Zの概略的な構造の一例を示す分解斜視図である。 対比例に係るタブレット端末1Zの概略的な構造の一例を示す断面図である。 変形例1に係るタブレット端末1の概略的な構造の一例を示す平面図である。 変形例2に係るタブレット端末1の概略的な構造の一例を示す平面図である。 変形例3に係るタブレット端末1Aの概略的な構造の一例を示す断面図である。 変形例4に係るタブレット端末1Bの概略的な構造の一例を示す断面図である。 変形例5に係るタブレット端末1Cの概略的な構造の一例を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。ただし、各図において、各部の寸法及び縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
<<A.実施形態>>
本実施形態では、タブレット端末1を例示して、静電容量タッチパネル付き表示装置を説明する。
<<1.タブレット端末の概要>>
以下、図1乃至図3を参照しつつ、本実施形態に係るタブレット端末1の概要を説明する。
図1は、タブレット端末1の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図1に例示するように、タブレット端末1は、制御ユニット2と、表示パネル3と、静電容量タッチパネル4と、タッチパネル駆動回路5と、を備える。
制御ユニット2は、表示パネル3を制御する表示制御回路21と、静電容量タッチパネル4を制御するタッチパネル制御回路22と、表示パネル3、静電容量タッチパネル4、及び、タッチパネル駆動回路5に対して電力を供給する電源回路23と、を備える。なお、以下では、表示制御回路21及びタッチパネル制御回路22を、「制御回路」と称する場合がある。
表示制御回路21は、表示パネル3の動作を規定する制御信号Ctr1と、表示パネル3において表示すべき画像を示す画像信号Vidとを、表示パネル3に供給することで、表示パネル3が画像信号Vidの示す画像を表示するように表示パネル3を制御する。なお、本実施形態では、一例として、画像信号Vidが、アナログの信号である場合を想定する。
タッチパネル制御回路22は、静電容量タッチパネル4を駆動するタッチパネル駆動回路5に対して、タッチパネル駆動回路5の動作を規定する制御信号Ctr2を供給することで、タッチパネル駆動回路5を介して静電容量タッチパネル4を制御する。タッチパネル駆動回路5は、制御信号Ctr2に基づいて、静電容量タッチパネル4の駆動を制御するための制御信号Ctr-Sを生成し、生成した制御信号Ctr-Sを、静電容量タッチパネル4に供給する。静電容量タッチパネル4は、制御信号Ctr-Sにより駆動されると、静電容量タッチパネル4に対する指またはペン等の物体の接触を検出し、検出結果を示す検出信号VSSを出力する。タッチパネル駆動回路5は、検出信号VSSに基づいて、静電容量タッチパネル4に対する物体の接触位置を示す、接触位置信号ISSを生成し、生成した接触位置信号ISSを、タッチパネル制御回路22に対して出力する。
電源回路23は、表示パネル3を駆動するための駆動電圧Pw1を、表示パネル3に対して供給し、また、静電容量タッチパネル4及びタッチパネル駆動回路5を駆動するための駆動電圧Pw2を、静電容量タッチパネル4及びタッチパネル駆動回路5に対して供給する。なお、本実施形態において、駆動電圧Pw1は、駆動電圧Pw2よりも高い。
図2は、表示パネル3の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、表示パネル3は、複数の画素Pxが設けられた表示部31と、表示部31を駆動する駆動回路32と、を備える。
表示部31は、+X方向に延在するM行の走査線33と、+Y方向に延在するN列のデータ線34と、M行の走査線33及びN列のデータ線34との(M×N)個の交差に対応し、+X方向にN列で+Y方向にM行のマトリックス状に設けられた、(M×N)個の画素Pxと、を備える。
なお、本実施形態では、一例として、値Mが、M≧270を満たす自然数であり、値Nが、N≧480を満たす自然数である場合を想定する。また、本実施形態では、一例として、表示部31が、4.3インチ以上の大きさを有する場合を想定する。但し、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、値Mは、少なくとも、M≧200を満たす自然数であり、値Nは、少なくとも、N≧300を満たす自然数であればよい。また、表示部31は、少なくとも、4インチ以上の大きさを有していればよい。
なお、+Y方向とは、+X方向に交差する方向である。以下では、+X方向及び+Y方向に直交する方向を、+Z方向と称する。また、以下では、+X方向の反対方向を-X方向と称し、+Y方向の反対方向を-Y方向と称し、+Z方向の反対方向を-Z方向と称する。また、以下では、+X方向及び-X方向をX軸方向と総称し、+Y方向及び-Y方向をY軸方向と総称し、+Z方向及び-Z方向をZ軸方向と総称する場合がある。なお、本実施形態では、X軸方向及びY軸方向が直交する場合を、一例として想定する。
駆動回路32は、走査線駆動回路321と、データ線駆動回路322と、を備える。
走査線駆動回路321は、制御信号Ctr1に基づいて、第m行の走査線33を選択するための選択信号Gw[m]を生成する。そして、走査線駆動回路321は、制御信号Ctr1により規定されるフレーム期間に含まれるM個の水平走査期間のうち、m番目の水平走査期間において、選択信号Gw[m]を出力する。これにより、走査線駆動回路321は、フレーム期間において、第1行~第M行の走査線33を順番に選択することができる。ここで、変数mは、1≦m≦Mを満たす自然数である。
データ線駆動回路322は、画像信号Vidに基づいて、画素Pxにおいて表示すべき階調を指定する階調指定信号Vd[n]を生成し、走査線駆動回路321が第m行の走査線33を選択しているm番目の水平走査期間において、第n列のデータ線34に対して、生成した階調指定信号Vd[n]を出力する。ここで、変数nは、1≦n≦Nを満たす自然数である。また、本実施形態では、画像信号Vidは、階調指定信号Vd[1]~Vd[N]を含む信号である。
このように、駆動回路32は、m番目の水平走査期間において、第m行の走査線33を選択する選択信号Gw[m]を出力するとともに、第n列のデータ線34に対して、階調指定信号Vd[n]を出力することで、第m行第n列の画素Pxに対して、階調指定信号Vd[n]の指定する階調を表示させることができる。
図3は、静電容量タッチパネル4及びタッチパネル駆動回路5の構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、静電容量タッチパネル4は、+X方向にQ列で+Y方向にR行のマトリックス状に設けられた、(Q×R)個のタッチセンサーTsと、(Q×R)個のタッチセンサーTsと1対1に対応する、(Q×R)本の検出線41と、を備える。なお、本実施形態では、一例として、値Qが、Q≧11を満たす自然数であり、値Rが、R≧19を満たす自然数である場合を想定する。但し、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、値Q及び値Rは、少なくとも、「(Q×R)≧200」を満たす自然数であればよい。
タッチセンサーTsは、容量素子を有する。そして、タッチセンサーTsに対して物体が接触すると、例えば、タッチセンサーTsに設けられた容量素子が有する2つの電極の電位が変動する。
タッチパネル駆動回路5は、制御信号Ctr2に基づいて制御信号Ctr-Sを生成し、生成した制御信号Ctr-Sを、静電容量タッチパネル4に対して出力する。ここで、制御信号Ctr-Sとは、第q行第r列のタッチセンサーTs[q][r]に対して、各タッチセンサーTsが有する2つの電極のうち、一方の電極の電位を示す検出信号Vs[q][r]を、タッチセンサーTs[q][r]と対応して設けられた検出線41に出力することを指示する信号である。これにより、タッチパネル駆動回路5は、(Q×R)個のタッチセンサーTsから、(Q×R)個の検出信号Vsの供給を受けることができる。なお、上述した検出信号VSSは、例えば、(Q×R)個の検出信号Vsを含む信号である。そして、タッチパネル駆動回路5は、検出信号VSSに含まれる(Q×R)個の検出信号Vsに基づいて、接触位置信号ISSを生成し、生成した接触位置信号ISSを、制御ユニット2に対して出力する。
本実施形態では、一例として、タッチパネル駆動回路5が、各タッチセンサーTsから検出信号Vsが1秒間に100回以上出力されるように、静電容量タッチパネル4を駆動する場合を想定する。但し、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、タッチパネル駆動回路5は、各タッチセンサーTsから検出信号Vsが1秒間に90回以上出力されるように、静電容量タッチパネル4を駆動することができればよい。
<<2.タブレット端末の構造>>
以下、図4乃至図7を参照しつつ、タブレット端末1の構造を説明する。
図4は、タブレット端末1の構造の一例を説明するための分解斜視図である。図5は、タブレット端末1に設けられた制御ユニット2を+Z方向から見た平面図である。図6は、タブレット端末1を+X方向から見た場合のタブレット端末1の断面構造を模式的に表す模式図である。図7は、タブレット端末1を+Y方向から見た場合のタブレット端末1の断面構造を模式的に表す模式図である。
タブレット端末1は、上述した制御ユニット2、表示パネル3、静電容量タッチパネル4、及び、タッチパネル駆動回路5に加え、金属フレーム6と、表示パネル用フレキシブル基板F1と、タッチパネル用フレキシブル基板F2と、を備える。また、制御ユニット2は、表示制御回路21、タッチパネル制御回路22、及び、電源回路23が設けられた制御基板200を備える。
図4に示すように、表示パネル3は、-Z方向から見た場合に、+X方向に延在する辺H1と、+Y方向に延在する辺H2と、を有する。なお、本実施形態では、一例として、辺H1が辺H2よりも長い場合を想定する。また、静電容量タッチパネル4は、-Z方向から見た場合に、+X方向に延在する辺H3と、+Y方向に延在する辺H4と、を有する。なお、本実施形態では、一例として、辺H3が辺H4よりも長い場合を想定する。また、制御基板200は、-Z方向から見た場合に、+X方向に延在する辺H5と、+Y方向に延在する辺H6と、を有する。なお、本実施形態では、一例として、辺H5が辺H6よりも長い場合を想定する。
また、本実施形態では、図4に示すように、表示パネル3が、静電容量タッチパネル4及び金属フレーム6の間に設けられ、金属フレーム6が、表示パネル3及び制御基板200の間に設けられる場合を想定する。そして、本実施形態において、表示パネル3及び制御基板200は、金属フレーム6に固定される。
また、本実施形態では、一例として、-Z方向から見た場合に、静電容量タッチパネル4の一部または全部と、表示パネル3の一部または全部とが重なり、表示パネル3の一部または全部と、金属フレーム6の一部または全部とが重なり、金属フレーム6の一部または全部と、制御基板200の一部または全部とが重なるように、静電容量タッチパネル4、表示パネル3、金属フレーム6、及び、制御基板200が設けられている場合を想定する。
以下では、図6及び図7に示すように、制御基板200が有する+Z方向と垂直な2つの面のうち、-Z側の面を、面D1と称し、+Z側の面を、面D2と称する。面D1は、金属フレーム6に固定される。
図4に示すように、表示パネル用フレキシブル基板F1は、表示パネル3及び制御基板200を接続する。具体的には、表示パネル用フレキシブル基板F1は、-Z方向から見た場合に、表示パネル3と辺H1において接続し、また、制御基板200と辺H5において交差するように設けられる。そして、表示パネル用フレキシブル基板F1は、制御基板200の面D2に設けられたコネクタCN1に接続される。なお、図4、図5、及び、図6に示すように、表示パネル用フレキシブル基板F1は、表示パネル3の辺H1に対して、-Y方向から接続し、制御基板200の辺H5と交差する部分において、+Y方向に延在し、また、コネクタCN1に対して-Y方向から接続するように設けられる。また、本実施形態では、図6に示すように、表示パネル用フレキシブル基板F1が、金属フレーム6の-Y側を通過し、制御基板200の-Y側を通過する場合を、一例として想定する。
なお、本実施形態では、表示パネル用フレキシブル基板F1は、表示パネル3と辺H1において接続するが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。表示パネル用フレキシブル基板F1は、例えば、表示パネル3の辺H1と交差し、辺H1よりも+Y側まで延在するように設けられていてもよい。
表示制御回路21は、表示パネル用フレキシブル基板F1に設けられた配線を介して、表示パネル3に対して、画像信号Vidと、制御信号Ctr1とを供給する。また、電源回路23は、表示パネル用フレキシブル基板F1に設けられた配線を介して、表示パネル3に対して、駆動電圧Pw1を供給する。
図4に示すように、タッチパネル用フレキシブル基板F2は、静電容量タッチパネル4及び制御基板200を接続する。具体的には、タッチパネル用フレキシブル基板F2は、-Z方向から見た場合に、静電容量タッチパネル4と辺H4において接続し、また、制御基板200と辺H6において交差するように設けられる。そして、タッチパネル用フレキシブル基板F2は、制御基板200の面D2に設けられたコネクタCN2に接続される。なお、図4、図5、及び、図7に示すように、タッチパネル用フレキシブル基板F2は、静電容量タッチパネル4の辺H4に対して、-X方向から接続し、制御基板200の辺H6と交差する部分において、+X方向に延在し、また、コネクタCN2に対して-X方向から接続するように設けられる。
なお、本実施形態では、タッチパネル用フレキシブル基板F2は、静電容量タッチパネル4と辺H4において接続するが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。タッチパネル用フレキシブル基板F2は、例えば、静電容量タッチパネル4の辺H4と交差し、辺H4よりも+X側まで延在するように設けられていてもよい。
また、図7に示すように、タッチパネル用フレキシブル基板F2は、面B1と、面B1及び制御基板200の間に位置する面B2との、2つの面を有する。そして、タッチパネル用フレキシブル基板F2の面B1には、タッチパネル駆動回路5が半導体素子として実装される。また、タッチパネル用フレキシブル基板F2の面B2には、タッチパネル用フレキシブル基板F2及びタッチパネル駆動回路5における帯電を防止するための、帯電防止材51が設けられる。
タッチパネル制御回路22は、タッチパネル用フレキシブル基板F2に設けられた配線を介して、タッチパネル駆動回路5に対して、制御信号Ctr2を供給する。また、電源回路23は、タッチパネル用フレキシブル基板F2に設けられた配線を介して、静電容量タッチパネル4及びタッチパネル駆動回路5に対して、駆動電圧Pw2を供給する。また、タッチパネル駆動回路5は、タッチパネル用フレキシブル基板F2に設けられた配線を介して、静電容量タッチパネル4に対して制御信号Ctr-Sを供給し、制御ユニット2に対して接触位置信号ISSを供給する。また、静電容量タッチパネル4は、タッチパネル用フレキシブル基板F2に設けられた配線を介して、タッチパネル駆動回路5に対して検出信号VSSを供給する。
なお、図5からも把握されるように、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2は、Z軸方向から見た場合に、表示パネル用フレキシブル基板F1と、タッチパネル用フレキシブル基板F2とが、重ならないように設けられる。また、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2は、-Z方向から見た場合に、表示パネル用フレキシブル基板F1の延在する方向と、タッチパネル用フレキシブル基板F2の延在する方向とが、略直交するように設けられる。ここで、「略直交」とは、直交する場合の他に、設計上直交する場合であって、製造誤差等の誤差を除けば直交していると看做せる場合も含む概念である。
<<3.対比例>>
以下、本実施形態の効果を明確化するために、図8及び図9を参照しつつ、対比例に係るタブレット端末1Zの構造を説明する。
図8は、対比例に係るタブレット端末1Zの構造の一例を説明するための分解斜視図である。図9は、タブレット端末1Zを+Y方向から見た場合のタブレット端末1Zの断面構造を模式的に表す模式図である。
図8及び図9に示すように、対比例に係るタブレット端末1Zにおいて、表示パネル用フレキシブル基板F1は、-Z方向から見た場合に、表示パネル3と辺H2において接続し、制御基板200と辺H6において交差するように設けられ、また、タッチパネル用フレキシブル基板F2は、-Z方向から見た場合に、静電容量タッチパネル4と辺H4において接続し、また、制御基板200と辺H6において交差するように設けられる。より具体的には、対比例に係るタブレット端末1Zにおいて、表示パネル用フレキシブル基板F1は、表示パネル3の辺H2に対して、-X方向から接続し、制御基板200の辺H6と交差する部分において、+X方向に延在し、また、コネクタCN1に対して-X方向から接続するように設けられる。また、対比例に係るタブレット端末1Zにおいて、タッチパネル用フレキシブル基板F2は、静電容量タッチパネル4の辺H4に対して、-X方向から接続し、制御基板200の辺H6と交差する部分において、+X方向に延在し、また、コネクタCN2に対して-X方向から接続するように設けられる。更に、対比例に係るタブレット端末1Zにおいて、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2は、-Z方向から見た場合に、表示パネル用フレキシブル基板F1と、タッチパネル用フレキシブル基板F2とが、重なるように設けられる。
対比例に係るタブレット端末1Zにおいて、表示パネル用フレキシブル基板F1に設けられた配線に電流が流れると、当該配線と垂直な平面上において、当該配線と垂直な方向に向かう円環状の磁界が生じる。そして、対比例に係るタブレット端末1Zでは、-Z方向から見て、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が重なり、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が略平行となるように設けられる。このため、表示パネル用フレキシブル基板F1に設けられた配線に流れる電流に起因して発生した磁界の影響で、タッチパネル用フレキシブル基板F2に設けられた配線において誘導起電力が生じる。従って、対比例に係るタブレット端末1Zでは、表示パネル用フレキシブル基板F1に設けられた配線により送信される画像信号Vidに起因して磁界が発生し、当該磁界に基づく誘導起電力が、タッチパネル用フレキシブル基板F2に設けられた配線により送信される検出信号VSSに対してノイズとして重畳し、静電容量タッチパネル4におけるタッチの検出結果を正確に把握できなくなるという問題が存在した。
これに対して、本実施形態に係るタブレット端末1では、-Z方向から見た場合に、表示パネル用フレキシブル基板F1と、タッチパネル用フレキシブル基板F2とが、重ならないように設けられる。このため、本実施形態によれば、対比例と比較して、表示パネル用フレキシブル基板F1に設けられた配線を流れる電流に起因して発生した磁界の、タッチパネル用フレキシブル基板F2に設けられた配線により送信される信号に対する影響を低減できる。
また、本実施形態に係るタブレット端末1では、-Z方向から見た場合に、表示パネル用フレキシブル基板F1と、タッチパネル用フレキシブル基板F2とが、略直交するように設けられる。このため、本実施形態によれば、対比例と比較して、表示パネル用フレキシブル基板F1に設けられた配線を流れる電流に起因して発生した磁界の、タッチパネル用フレキシブル基板F2に設けられた配線により送信される信号に対する影響を低減できる。
このように、本実施形態によれば、対比例と比較して、静電容量タッチパネル4におけるタッチの検出結果を正確に把握できなくなる可能性を低減することが可能となる。
<<4.実施形態の纏め>>
以上のように、本実施形態に係るタブレット端末1は、X軸方向に延在する辺H1、及び、Y軸方向に延在する辺H2を有する表示パネル3と、X軸方向に延在する辺H3、及び、Y軸方向に延在する辺H4を有する静電容量タッチパネル4と、X軸方向に延在する辺H5、及び、Y軸方向に延在する辺H6を有する制御基板200と、表示パネル3の辺H1から引き出され、辺H5と交差し、制御基板200に接続する表示パネル用フレキシブル基板F1と、静電容量タッチパネル4の辺H4から引き出され、辺H6と交差し、制御基板200に接続するタッチパネル用フレキシブル基板F2と、を備える、ことを特徴とする。
すなわち、本実施形態によれば、Z軸方向から見て表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が重ならないため、Z軸方向から見て表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が重なる態様と比較して、表示パネル用フレキシブル基板F1により送信される信号に起因して、タッチパネル用フレキシブル基板F2により送信される信号に重畳するノイズを低減することができる。
また、本実施形態によれば、表示パネル用フレキシブル基板F1が延在する方向を、タッチパネル用フレキシブル基板F2が延在する方向と交差した方向にすることができる。このため、本実施形態によれば、表示パネル用フレキシブル基板F1が延在する方向と、タッチパネル用フレキシブル基板F2が延在する方向とが略平行となる態様と比較して、表示パネル用フレキシブル基板F1により送信される信号に起因して、タッチパネル用フレキシブル基板F2により送信される信号に重畳するノイズを低減することができる。
このように、本実施形態によれば、静電容量タッチパネル4におけるタッチの検出結果を正確に把握できない状況の招来を抑制することができる。
なお、本実施形態において、タブレット端末1は「静電容量タッチパネル付き表示装置」の一例であり、制御基板200は「回路基板」の一例であり、表示パネル用フレキシブル基板F1は「第1のフレキシブル基板」の一例であり、タッチパネル用フレキシブル基板F2は「第2のフレキシブル基板」の一例であり、+Y方向または-Y方向は「第1方向」の一例であり、+X方向または-X方向は「第2方向」の一例であり、辺H6は「第1の辺」の一例であり、辺H5は「第2の辺」の一例である。
また、本実施形態に係るタブレット端末1において、表示パネル3は、静電容量タッチパネル4と制御基板200との間に設けられる、ことを特徴とする。
本実施形態によれば、静電容量タッチパネル4が、表示パネル3と制御基板200との間に設けられる態様と比較して、制御基板200から静電容量タッチパネル4に対して伝播するノイズを低減することができる。すなわち、本実施形態によれば、静電容量タッチパネル4におけるタッチの検出結果を正確に把握できない状況の招来を抑制することができる。
また、本実施形態に係るタブレット端末1において、表示パネル用フレキシブル基板F1は、制御基板200の辺H5と交差する部分において、Y軸方向に延在し、タッチパネル用フレキシブル基板F2は、制御基板200の辺H6と交差する部分において、X軸方向に延在し、Y軸方向はX軸方向と略直交する方向である、ことを特徴とする。
すなわち、本実施形態によれば、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が略直交するため、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が略直交しない態様と比較して、表示パネル用フレキシブル基板F1により送信される信号に起因して、タッチパネル用フレキシブル基板F2により送信される信号に重畳するノイズを低減することができる。このため、本実施形態によれば、静電容量タッチパネル4におけるタッチの検出結果を正確に把握できない状況の招来を抑制することができる。
また、本実施形態に係るタブレット端末1において、タッチパネル用フレキシブル基板F2の有する2つの面のうち、面B1には、静電容量タッチパネル4を駆動するタッチパネル駆動回路5が設けられている、ことを特徴とする。
本実施形態によれば、例えば、制御基板200にタッチパネル駆動回路5が設けられる態様と比較して、静電容量タッチパネル4及びタッチパネル駆動回路5の電気的な距離を近くすることができる。よって、本実施形態によれば、例えば、制御基板200にタッチパネル駆動回路5が設けられる態様と比較して、静電容量タッチパネル4を駆動するための信号に対して重畳するノイズを低減することができる。これにより、本実施形態によれば、静電容量タッチパネル4において誤作動が発生する可能性を低減し、静電容量タッチパネル4に対する物体の接触を精度良く検出することが可能となる。
なお、本実施形態において、面B1は「一方の面」の一例である。
また、本実施形態に係るタブレット端末1において、タッチパネル用フレキシブル基板F2の有する2つの面のうち、面B1とは反対側の面B2には、タッチパネル用フレキシブル基板F2及びタッチパネル駆動回路5における帯電を防止するための、帯電防止材51が設けられ、面B2は、タッチパネル用フレキシブル基板F2の有する2つの面のうち、制御基板200側の面である、ことを特徴とする。
本実施形態によれば、帯電防止材51が設けられない態様と比較して、タッチパネル駆動回路5に対して、制御基板200を含む制御ユニット2から伝播するノイズを低減することができる。よって、本実施形態によれば、静電容量タッチパネル4において誤作動が発生する可能性を低減し、静電容量タッチパネル4に対する物体の接触を精度良く検出することが可能となる。
なお、本実施形態において、面B2は「他方の面」の一例である。
また、本実施形態に係るタブレット端末1は、表示パネル3と制御基板200とが固定される金属フレーム6を有する、ことを特徴とする。
本実施形態によれば、タブレット端末1が振動する場合であっても、制御基板200に対する表示パネル3の相対位置が変化することを抑制することができる。よって、本実施形態によれば、制御基板200に対する表示パネル3の相対位置の変化に起因するタブレット端末1の故障を抑制することができる。
また、本実施形態に係るタブレット端末1において、制御基板200には、表示パネル3を駆動する駆動電圧Pw1を表示パネル3に供給し、静電容量タッチパネル4を駆動する駆動電圧Pw2を静電容量タッチパネル4に供給する電源回路23が設けられ、駆動電圧Pw1は、駆動電圧Pw2よりも高い、ことを特徴とする。
一般的に、表示パネル3を駆動する駆動電圧Pw1が、静電容量タッチパネル4を駆動する駆動電圧Pw2よりも高い場合には、低い場合と比較して、表示パネル3を駆動する信号に起因するノイズの、静電容量タッチパネル4における物体の接触の検出結果を示す信号に対して与える影響が大きくなる。
これに対して、本実施形態では、Z軸方向から見て表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が重ならず、且つ、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が互いに交差する方向に設けられる。このため、本実施形態によれば、駆動電圧Pw1が駆動電圧Pw2よりも高い場合であっても、表示パネル用フレキシブル基板F1により送信される表示パネル3を駆動する信号に起因して、タッチパネル用フレキシブル基板F2により送信される信号に重畳するノイズを低減することができる。すなわち、本実施形態によれば、駆動電圧Pw1が駆動電圧Pw2よりも高い場合であっても、静電容量タッチパネル4におけるタッチの検出結果を正確に把握できない状況の招来を抑制することができる。
なお、本実施形態において、駆動電圧Pw1は「第1駆動電圧」の一例であり、駆動電圧Pw2は「第2駆動電圧」の一例である。
また、本実施形態に係るタブレット端末1において、辺H5は、辺H6よりも長い、ことを特徴とする。
一般的に、表示パネル3に設けられる画素Pxの個数は、静電容量タッチパネル4に設けられるタッチセンサーTsの個数よりも多い。このため、一般的に、表示パネル3及び制御基板200の間で送受信される信号数は、静電容量タッチパネル4及び制御基板200の間で送受信される信号数よりも多い。従って、一般的に、表示パネル3及び制御基板200を接続する表示パネル用フレキシブル基板F1は、静電容量タッチパネル4及び制御基板200を接続するタッチパネル用フレキシブル基板F2よりも太くなる。
これに対して、本実施形態では、表示パネル用フレキシブル基板F1と交差する辺H5が、タッチパネル用フレキシブル基板F2と交差する辺H6よりも長い。従って、本実施形態によれば、タブレット端末1に対して表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2を取り付ける際の作業負荷を低減することが可能となる。
また、本実施形態に係るタブレット端末1において、表示パネル3は、X軸方向に並ぶ300個以上の画素Pxと、Y軸方向に並ぶ200個以上の画素Pxと、を有する、ことを特徴とする。
一般的に、表示パネル3に設けられた画素Pxの個数が多い場合には、少ない場合と比較して、表示パネル3を駆動する信号に起因するノイズの、静電容量タッチパネル4における物体の接触の検出結果を示す信号に対して与える影響が大きくなる。
これに対して、本実施形態では、Z軸方向から見て表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が重ならず、且つ、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が互いに交差する方向に設けられる。このため、本実施形態によれば、表示パネル3に設けられた画素Pxの個数が多い場合であっても、表示パネル用フレキシブル基板F1により送信される表示パネル3を駆動する信号に起因して、タッチパネル用フレキシブル基板F2により送信される信号に重畳するノイズを低減することができる。すなわち、本実施形態によれば、表示パネル3に設けられた画素Pxの個数が多い場合であっても、静電容量タッチパネル4におけるタッチの検出結果を正確に把握できない状況の招来を抑制することができる。
また、本実施形態に係るタブレット端末1において、表示パネル3は、4インチ以上のサイズを有する、ことを特徴とする。
本実施形態によれば、表示パネル3に設けられた画素Pxの個数が多い場合であっても、静電容量タッチパネル4におけるタッチの検出結果を正確に把握できない状況の招来を抑制することができる。
また、本実施形態に係るタブレット端末1において、静電容量タッチパネル4は、200個以上のタッチセンサーTsを有する、ことを特徴とする。
本実施形態では、Z軸方向から見て表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が重ならず、且つ、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が互いに交差する方向に設けられるため、タッチパネル用フレキシブル基板F2により送信される信号に起因して、表示パネル用フレキシブル基板F1により送信される信号に重畳するノイズを低減することができる。よって、本実施形態によれば、静電容量タッチパネル4に設けられたタッチセンサーTsの個数が多い場合であっても、表示パネル3における誤動作の発生を抑制することができる。
また、本実施形態に係るタブレット端末1において、静電容量タッチパネル4に設けられたタッチセンサーTsは、タッチセンサーTsに対する接触の有無を、1秒間に90回以上検出可能である、ことを特徴とする。
本実施形態によれば、タッチパネル用フレキシブル基板F2により送信される信号に起因して、表示パネル用フレキシブル基板F1により送信される信号に重畳するノイズを低減することができる。よって、本実施形態によれば、タッチパネル用フレキシブル基板F2により送受信される信号数が多い場合であっても、表示パネル3における誤動作の発生を抑制することができる。
<<B.変形例>>
以上の各形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲内で適宜に併合され得る。なお、以下に例示する変形例において作用や機能が実施形態と同等である要素については、以上の説明で参照した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
<<変形例1>>
上述した実施形態では、制御基板200が有する複数の辺のうち、表示パネル用フレキシブル基板F1が交差する辺と、タッチパネル用フレキシブル基板F2が交差する辺とが、互いに隣り合う辺である場合を例示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。制御基板200が有する複数の辺のうち、表示パネル用フレキシブル基板F1が交差する辺と、タッチパネル用フレキシブル基板F2が交差する辺とは、互いに対向する辺であってもよい。
図10は、本変形例に係るタブレット端末1を、+Z方向から見た平面図である。
図10に示すように、本変形例に係るタブレット端末1において、タッチパネル用フレキシブル基板F2は、Z軸方向から見た場合に、制御基板200が有する辺H6と交差し、また、表示パネル用フレキシブル基板F1は、Z軸方向から見た場合に、制御基板200が有する複数の辺のうち、辺H6と対向しY軸方向に延在する辺H7と交差する。
本変形例においては、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が延在する方向は、共にX軸方向となるものの、対比例と比較して、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2の間隔が広い。このため、本変形例によれば、対比例と比較して、表示パネル用フレキシブル基板F1に設けられた配線を流れる電流に起因して発生した磁界の、タッチパネル用フレキシブル基板F2に設けられた配線により送信される信号に対する影響を低減できる。すなわち、本変形例によれば、対比例と比較して、静電容量タッチパネル4におけるタッチの検出結果を正確に把握できなくなる可能性を低減することができる。
<<変形例2>>
上述した実施形態及び変形例1では、制御基板200が有する複数の辺のうち、表示パネル用フレキシブル基板F1が交差する辺と、タッチパネル用フレキシブル基板F2が交差する辺とが、異なる辺である場合を例示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。制御基板200が有する複数の辺のうち、表示パネル用フレキシブル基板F1が交差する辺と、タッチパネル用フレキシブル基板F2が交差する辺とは、同一の辺であってもよい。この場合、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2は、Z軸方向から見て、互いに重ならないように設けられればよい。
図11は、本変形例に係るタブレット端末1を、+Z方向から見た平面図である。
図11に示すように、本変形例に係るタブレット端末1において、タッチパネル用フレキシブル基板F2は、Z軸方向から見た場合に、制御基板200が有する辺H5と交差し、また、表示パネル用フレキシブル基板F1は、Z軸方向から見た場合に、制御基板200が有する辺H5と交差し、且つ、タッチパネル用フレキシブル基板F2とは重ならない。
本変形例においては、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が延在する方向は、共にY軸方向となるものの、対比例と比較して、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2の間隔が広い。このため、本変形例によれば、対比例と比較して、表示パネル用フレキシブル基板F1に設けられた配線を流れる電流に起因して発生した磁界の、タッチパネル用フレキシブル基板F2に設けられた配線により送信される信号に対する影響を低減できる。すなわち、本変形例によれば、対比例と比較して、静電容量タッチパネル4におけるタッチの検出結果を正確に把握できなくなる可能性を低減することができる。
<<変形例3>>
上述した実施形態並びに変形例1及び2では、表示パネル用フレキシブル基板F1が、金属フレーム6が存在しZ軸方向と垂直な平面において、金属フレーム6の有する複数の辺により囲まれる領域よりも外側を通過する場合を例示した。すなわち、上述した実施形態並びに変形例1及び2では、表示パネル用フレキシブル基板F1が、金属フレーム6が存在しZ軸方向と垂直な平面において、金属フレーム6よりも-Y側を通過する場合を例示した。しかし、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、表示パネル用フレキシブル基板F1は、金属フレーム6が存在しZ軸方向と垂直な平面において、金属フレーム6の有する複数の辺により囲まれる領域を通過してもよい。
図12は、本変形例に係るタブレット端末1Aを+X方向から見た場合の、タブレット端末1Aの断面構造を模式的に表す模式図である。タブレット端末1Aは、金属フレーム6の代わりに、金属フレーム6Aを備える点において、実施形態に係るタブレット端末1と相違する。
図12に示すように、金属フレーム6Aは、金属フレーム6Aが有する+Z側の面と、金属フレーム6Aが有する-Z側の面とを貫通する貫通孔K1を有する。そして、タブレット端末1Aにおいて、表示パネル用フレキシブル基板F1は、貫通孔K1を通過するように設けられる。なお、タブレット端末1Aにおいて、タッチパネル用フレキシブル基板F2は、実施形態に係るタブレット端末1と同様に、図7に示すように、金属フレーム6Aよりも-X側を通過し、貫通孔K1を通過することは無い。
すなわち、本変形例に係るタブレット端末1Aは、画像を表示する表示パネル3と、接触の有無を検出する静電容量タッチパネル4と、表示パネル3及び静電容量タッチパネル4を制御する制御回路が設けられた制御基板200と、貫通孔K1を有し、表示パネル3及び制御基板200の間に設けられた金属フレーム6Aと、貫通孔K1を通過し、表示パネル3及び制御基板200を接続する表示パネル用フレキシブル基板F1と、静電容量タッチパネル4から出力される信号を受信するタッチパネル駆動回路5が設けられ、貫通孔K1を通過することなく、静電容量タッチパネル4及び制御基板200を接続するタッチパネル用フレキシブル基板F2と、を備える、ことを特徴とする。
本変形例において、表示パネル用フレキシブル基板F1が、貫通孔K1を通過し、タッチパネル用フレキシブル基板F2が、貫通孔K1を通過しないように、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が設けられる。このため、本変形例においても、上述した実施形態と同様に、Z軸方向から見て、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が重ならないように、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2を設けることができる。すなわち、本変形例によれば、対比例と比較して、表示パネル用フレキシブル基板F1に設けられた配線を流れる電流に起因して発生した磁界の、タッチパネル用フレキシブル基板F2に設けられた配線により送信される信号に対する影響を低減できる。
また、本変形例によれば、貫通孔K1を通過しないようにタッチパネル用フレキシブル基板F2が設けられるため、タッチパネル用フレキシブル基板F2が貫通孔K1を通過する態様と比較して、タッチパネル用フレキシブル基板F2をタブレット端末1Aに取り付ける際に、タッチパネル用フレキシブル基板F2に設けられたタッチパネル駆動回路5が破損する可能性を低くすることができる。
なお、本変形例において、貫通孔K1は「第1開口部」の一例である。
<<変形例4>>
上述した実施形態並びに変形例1乃至3では、表示パネル用フレキシブル基板F1が、制御基板200が存在しZ軸方向と垂直な平面において、制御基板200の有する複数の辺により囲まれる領域よりも外側を通過する場合を例示した。すなわち、上述した実施形態並びに変形例1乃至3では、表示パネル用フレキシブル基板F1が、制御基板200が存在しZ軸方向と垂直な平面において、制御基板200よりも-Y側を通過する場合を例示した。しかし、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、表示パネル用フレキシブル基板F1は、制御基板200が存在しZ軸方向と垂直な平面において、制御基板200の有する複数の辺により囲まれる領域を通過してもよい。
図13は、本変形例に係るタブレット端末1Bを+X方向から見た場合の、タブレット端末1Bの断面構造を模式的に表す模式図である。タブレット端末1Bは、金属フレーム6の代わりに、金属フレーム6Aを備える点と、制御基板200の代わりに、制御基板200Aを備える点とにおいて、実施形態に係るタブレット端末1と相違する。
図13に示すように、制御基板200Aは、金属フレーム6Aが有する面D1と面D2とを貫通する貫通孔K2を有する。そして、タブレット端末1Bにおいて、表示パネル用フレキシブル基板F1は、貫通孔K1及び貫通孔K2を通過するように設けられる。なお、タブレット端末1Bにおいて、タッチパネル用フレキシブル基板F2は、実施形態に係るタブレット端末1と同様に、図7に示すように、金属フレーム6A及び制御基板200Aよりも-X側を通過し、貫通孔K1及び貫通孔K2を通過することは無い。
なお、本実施形態においては、貫通孔K2を構成する辺のうち、辺H5と略平行となる辺を「第5の辺」として解釈してもよい。
すなわち、本変形例に係るタブレット端末1Bは、画像を表示する表示パネル3と、接触の有無を検出する静電容量タッチパネル4と、表示パネル3及び静電容量タッチパネル4を制御する制御回路が設けられた制御基板200Aと、貫通孔K1を有し、表示パネル3及び制御基板200Aの間に設けられた金属フレーム6Aと、貫通孔K1を通過し、表示パネル3及び制御基板200Aを接続する表示パネル用フレキシブル基板F1と、静電容量タッチパネル4から出力される信号を受信するタッチパネル駆動回路5が設けられ、貫通孔K1を通過することなく、静電容量タッチパネル4及び制御基板200Aを接続するタッチパネル用フレキシブル基板F2と、を備え、制御基板200Aは、貫通孔K2を有し、表示パネル用フレキシブル基板F1は、貫通孔K2を通過し、タッチパネル用フレキシブル基板F2は、貫通孔K2を通過しない、ことを特徴とする。
本変形例において、表示パネル用フレキシブル基板F1が、貫通孔K1及び貫通孔K2を通過し、タッチパネル用フレキシブル基板F2が、貫通孔K1及び貫通孔K2を通過しないように、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が設けられる。このため、本変形例においても、上述した実施形態と同様に、Z軸方向から見て、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が重ならないように、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2を設けることができる。すなわち、本変形例によれば、対比例と比較して、表示パネル用フレキシブル基板F1に設けられた配線を流れる電流に起因して発生した磁界の、タッチパネル用フレキシブル基板F2に設けられた配線により送信される信号に対する影響を低減できる。
また、本変形例によれば、貫通孔K1及び貫通孔K2を通過しないようにタッチパネル用フレキシブル基板F2が設けられるため、タッチパネル用フレキシブル基板F2が貫通孔K1及び貫通孔K2を通過する態様と比較して、タッチパネル用フレキシブル基板F2をタブレット端末1Bに取り付ける際に、タッチパネル用フレキシブル基板F2に設けられたタッチパネル駆動回路5が破損する可能性を低くすることができる。
なお、本変形例において、貫通孔K2は「第2開口部」の一例である。
また、本変形例に係るタブレット端末1Bにおいて、制御基板200Aが有する2つの面のうち、面D1は、金属フレーム6Aに固定され、制御基板200Aが有する2つの面のうち、面D1とは反対側の面D2には、表示パネル用フレキシブル基板F1が接続されるコネクタCN1と、タッチパネル用フレキシブル基板F2が接続されるコネクタCN2とが設けられる、ことを特徴とする。
本変形例に係るタブレット端末1Bにおいて、表示パネル用フレキシブル基板F1が接続されるコネクタCN1と、タッチパネル用フレキシブル基板F2が接続されるコネクタCN2とが、表示制御回路21、タッチパネル制御回路22、及び、電源回路23が配置される面D2に設けられるため、コネクタCN1及びコネクタCN2を面D1に設ける態様と比較して、制御基板200Aにおける配線を簡素化することができる。
なお、本変形例において、面D1は「第1の面」の一例であり、面D2は「第2の面」の一例であり、コネクタCN1は「第1のコネクタ」の一例であり、コネクタCN2は「第2のコネクタ」の一例である。
<<変形例5>>
上述した実施形態並びに変形例1乃至3では、コネクタCN1が、制御基板200の有する2つの面のうち面D2に設けられる場合を例示した。しかし、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、コネクタCN1は、制御基板200の面D1に設けられてもよい。
図14は、本変形例に係るタブレット端末1Cを+X方向から見た場合の、タブレット端末1Cの断面構造を模式的に表す模式図である。タブレット端末1Cは、金属フレーム6の代わりに、金属フレーム6Aを備える点と、コネクタCN1が、制御基板200の面D2の代わりに、面D1に設けられている点とにおいて、実施形態に係るタブレット端末1と相違する。なお、タブレット端末1Cにおいて、制御基板200には、面D1に設けられたコネクタCN1と、面D2に設けられた表示制御回路21とを接続する配線L1が設けられている。また、タブレット端末1Cにおいて、表示パネル用フレキシブル基板F1は、金属フレーム6Aが有する貫通孔K1を通過するように設けられ、タッチパネル用フレキシブル基板F2は、金属フレーム6Aよりも-X側を通過し、金属フレーム6Aが有する貫通孔K1を通過することは無い。
すなわち、本変形例に係るタブレット端末1Cは、画像を表示する表示パネル3と、接触の有無を検出する静電容量タッチパネル4と、表示パネル3及び静電容量タッチパネル4を制御する制御回路が設けられた制御基板200と、貫通孔K1を有し、表示パネル3及び制御基板200の間に設けられた金属フレーム6Aと、貫通孔K1を通過し、表示パネル3及び制御基板200を接続する表示パネル用フレキシブル基板F1と、静電容量タッチパネル4から出力される信号を受信するタッチパネル駆動回路5が設けられ、貫通孔K1を通過することなく、静電容量タッチパネル4及び制御基板200を接続するタッチパネル用フレキシブル基板F2と、を備え、制御基板200が有する2つの面のうち、金属フレーム6Aに固定される面D1には、表示パネル用フレキシブル基板F1が接続されるコネクタCN1が設けられ、制御基板200が有する2つの面のうち、面D1とは反対側の面D2には、タッチパネル用フレキシブル基板F2が接続されるコネクタCN2が設けられる、ことを特徴とする。
本変形例において、表示パネル用フレキシブル基板F1が、貫通孔K1を通過し、タッチパネル用フレキシブル基板F2が、貫通孔K1を通過しないように、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が設けられる。このため、本変形例においても、上述した実施形態と同様に、Z軸方向から見て、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2が重ならないように、表示パネル用フレキシブル基板F1及びタッチパネル用フレキシブル基板F2を設けることができる。すなわち、本変形例によれば、対比例と比較して、表示パネル用フレキシブル基板F1に設けられた配線を流れる電流に起因して発生した磁界の、タッチパネル用フレキシブル基板F2に設けられた配線により送信される信号に対する影響を低減できる。
また、本変形例によれば、貫通孔K1を通過しないようにタッチパネル用フレキシブル基板F2が設けられるため、タッチパネル用フレキシブル基板F2が貫通孔K1を通過する態様と比較して、タッチパネル用フレキシブル基板F2をタブレット端末1Cに取り付ける際に、タッチパネル用フレキシブル基板F2に設けられたタッチパネル駆動回路5が破損する可能性を低くすることができる。
<<変形例6>>
上述した実施形態並びに変形例1乃至5では、静電容量タッチパネル付き表示装置として、タブレット端末を例示して説明したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。静電容量タッチパネル付き表示装置としては、タブレット端末の他に、スマートフォン、携帯情報端末、カーナビゲーション装置、その他、静電容量タッチパネルを備えた任意の表示装置を採用することができる。
1…タブレット端末、2…制御ユニット、3…表示パネル、4…静電容量タッチパネル、5…タッチパネル駆動回路、6…金属フレーム、21…表示制御回路、22…タッチパネル制御回路、23…電源回路、CN1…コネクタ、CN2…コネクタ、F1…表示パネル用フレキシブル基板、F2…タッチパネル用フレキシブル基板、K1…貫通孔、K2…貫通孔。

Claims (15)

  1. 画像を表示する表示パネルと、
    接触の有無を検出する静電容量タッチパネルと、
    前記表示パネル及び前記静電容量タッチパネルを制御する制御回路が設けられた回路基板と、
    第1開口部を有し、前記表示パネル及び前記回路基板の間に設けられた金属フレームと、
    前記第1開口部を通過し、前記表示パネル及び前記回路基板を接続する第1のフレキシブル基板と、
    前記静電容量タッチパネルから出力される信号を受信する半導体素子が設けられ、前記第1開口部を通過することなく、前記静電容量タッチパネル及び前記回路基板を接続する第2のフレキシブル基板と、
    を備える、
    ことを特徴とする、静電容量タッチパネル付き表示装置。
  2. 前記回路基板は、第2開口部を有し、
    前記第1のフレキシブル基板は、前記第2開口部を通過し、
    前記第2のフレキシブル基板は、前記第2開口部を通過しない、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の静電容量タッチパネル付き表示装置。
  3. 前記回路基板が有する2つの面のうち第1の面は、
    前記金属フレームに固定され、
    前記回路基板が有する2つの面のうち、前記第1の面とは反対側の第2の面には、
    前記第1のフレキシブル基板が接続される第1のコネクタと、
    前記第2のフレキシブル基板が接続される第2のコネクタと、が設けられる、
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の静電容量タッチパネル付き表示装置。
  4. 前記回路基板が有する2つの面のうち、前記金属フレームに固定される第1の面には、
    前記第1のフレキシブル基板が接続される第1のコネクタが設けられ、
    前記回路基板が有する2つの面のうち、前記第1の面とは反対側の第2の面には、
    前記第2のフレキシブル基板が接続される第2のコネクタが設けられる、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の静電容量タッチパネル付き表示装置。
  5. 前記表示パネルと垂直な方向から見た場合、
    前記第1のフレキシブル基板と前記第2のフレキシブル基板とは重ならない、
    ことを特徴とする、請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の静電容量タッチパネル付き表示装置。
  6. 前記表示パネルは、
    前記静電容量タッチパネルと、前記回路基板との間に設けられる、
    ことを特徴とする、請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の静電容量タッチパネル付き表示装置。
  7. 前記第1のフレキシブル基板は、前記第1のコネクタに対して、第1の方向から接続し、
    前記第2のフレキシブル基板は、前記第2のコネクタに対して、前記第1方向と略直交する第2の方向から接続する、
    ことを特徴とする、請求項3または4に記載の静電容量タッチパネル付き表示装置。
  8. 前記回路基板は、
    前記第1方向に延在し、前記第1の方向及び前記第2の方向に垂直な方向から見た場合に前記第2のフレキシブル基板と交差する第1の辺と、
    前記第2方向に延在する第2の辺と、を有し、
    前記第2の辺は、前記第1の辺よりも長い、
    ことを特徴とする、請求項7に記載の静電容量タッチパネル付き表示装置。
  9. 前記第2のフレキシブル基板の有する2つの面のうち一方の面には、
    前記半導体素子が設けられ、
    前記第2のフレキシブル基板の有する2つの面のうち他方の面には、
    前記第2のフレキシブル基板及び前記半導体素子における帯電を防止するための帯電防止材が設けられ、
    前記他方の面は、前記第2のフレキシブル基板の有する2つの面のうち、前記回路基板側の面である、
    ことを特徴とする、請求項1乃至8のうち何れか1項に記載の静電容量タッチパネル付き表示装置。
  10. 前記表示パネルは、前記金属フレームに固定される、
    ことを特徴とする、請求項1乃至9のうち何れか1項に記載の静電容量タッチパネル付き表示装置。
  11. 前記回路基板には、
    前記表示パネルを駆動する第1駆動電圧を、前記表示パネルに供給し、
    前記静電容量タッチパネルを駆動する第2駆動電圧を、前記静電容量タッチパネルに供給する電源回路が設けられ、
    前記第1駆動電圧は、前記第2駆動電圧よりも高い、
    ことを特徴とする、請求項1乃至10のうち何れか1項に記載の静電容量タッチパネル付き表示装置。
  12. 前記表示パネルは、
    第1の方向に並ぶ200個以上の画素と、
    前記第1方向に交差する第2方向に並ぶ300個以上の画素と、を有する、
    ことを特徴とする、請求項1乃至11のうち何れか1項に記載の静電容量タッチパネル付き表示装置。
  13. 前記表示パネルは、4インチ以上のサイズを有する、
    ことを特徴とする、請求項1乃至12のうち何れか1項に記載の静電容量タッチパネル付き表示装置。
  14. 前記静電容量タッチパネルは、200個以上のタッチセンサーを有する、
    ことを特徴とする、請求項1乃至13のうち何れか1項に記載の静電容量タッチパネル付き表示装置。
  15. 前記静電容量タッチパネルに設けられたタッチセンサーは、
    当該タッチセンサーへのタッチの有無を、1秒間に90回以上、検出可能である、
    ことを特徴とする、請求項1乃至14のうち何れか1項に記載の静電容量タッチパネル付き表示装置。
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