JP7186508B2 - モデル材用組成物 - Google Patents
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Description
[1]マテリアルジェット光造形法によりモデル材を造形するためのモデル材用組成物であって、重合性モノマー、光重合開始剤、および重合性基を有するシリコーン変性ウレタンオリゴマーを含み、25℃における粘度が20~500mPa・sである、モデル材用組成物。
[2]モデル材用組成物を、該モデル材用組成物の硬化物上に滴下して着弾させたとき、着弾0.3秒後におけるモデル材用組成物の液滴の前記硬化物に対する接触角が40°以上である、前記[1]に記載のモデル材用組成物。
[3]シリコーン変性ウレタンオリゴマーが有する重合性基が、アクリロイル基、メタクリロイル基、ビニル基、アリル基およびビニルエーテル基からなる群から選択される基である、前記[1]または[2]に記載のモデル材用組成物。
[4]モデル材用組成物の総質量に対して、重合性基を有するシリコーン変性ウレタンオリゴマーを0.1~20質量%含む、前記[1]~[3]のいずれかに記載のモデル材用組成物。
[5]表面張力が24~30mN/mである、前記[1]~[4]のいずれかに記載のモデル材用組成物。
[6]重合性基を有するシリコーン変性ウレタンオリゴマーの数平均分子量が1,000~10,000である、前記[1]~[5]のいずれかにモデル材用組成物。
[7]重合性基を有するシリコーン変性ウレタンオリゴマーが一分子中に1つの重合性基を有するシリコーン変性ウレタンオリゴマーである、前記[1]~[6]のいずれかに記載のモデル材組成物。
[8]重合性基を有するシリコーン変性ウレタンオリゴマーが下記式(1):
IPはイソホロンジイソシアネート単位を表し、
PAGはポリプロピレングリコール単位および/またはポリエチレングリコール単位を表し、
HEAはアクリル末端を表し、
nは0~30であり、aは1~50であり、bは1~50である〕
で示される構造を有する、前記[1]~[7]のいずれかに記載のモデル材用組成物。
[9]重合性モノマーとして、単官能エチレン性不飽和単量体(A)および多官能エチレン性不飽和単量体(B)を含む、前記[1]~[8]のいずれかに記載のモデル材用組成物。
[10]重合性化合物の総質量に対して、単官能エチレン性不飽和単量体(A)を40質量%以上含む、前記[9]に記載のモデル材用組成物。
[11]重合性化合物の総質量に対して、多官能エチレン性不飽和単量体(B)を1~30質量%含む、前記[9]または[10]に記載のモデル材用組成物。
[12]単官能エチレン性不飽和単量体(A)が、分子内に環状構造を有する単官能エチレン性不飽和単量体である、前記[9]~[11]のいずれかに記載のモデル材用組成物。
[13]単官能エチレン性不飽和単量体(A)および多官能エチレン性不飽和単量体(B)のSP値が、それぞれ11.0以下である、前記[9]~[12]のいずれかに記載のモデル材用組成物。
[14]着色剤をさらに含む、前記[1]~[13]のいずれかに記載のモデル材用組成物。
[15]前記[1]~[14]のいずれかに記載のモデル材用組成物と、マテリアルジェット光造形法によりサポート材を造形するためのサポート材用組成物とを含んでなる、マテリアルジェット光造形用組成物セット。
[16]サポート材用組成物が水溶性である、前記[15]に記載のマテリアルジェット光造形用組成物セット。
[17]前記[1]~[14]のいずれかに記載のモデル材用組成物または前記[15]若しくは[16]に記載のマテリアルジェット光造形用組成物セットを用いて光造形品を製造する方法であって、320~410nmの波長域において1レイヤーあたりの積算光量が300mJ/cm2以上の活性エネルギー線を照射することによりモデル材用組成物を硬化させることを含む、光造形品の製造方法。
本発明のモデル材用組成物は、重合性モノマー、光重合開始剤、および、重合性基を有するシリコーン変性ウレタンオリゴマー(以下、「シリコーン変性ウレタンオリゴマー(S)」ともいう)を含む。
本発明のモデル材用組成物をマテリアルジェットノズルから滴下した場合、該モデル材用組成物の液滴の最表面にシリコーン変性ウレタンオリゴマー(S)が有するシロキサン基が速やかに配置されると想定される。すなわち、本発明のモデル材用組成物をマテリアルジェットノズルから連続的に滴下する場合、滴下されたモデル材用組成物の液滴の最表面および該組成物の液滴が着弾するモデル材用組成物の硬化物の最表面のいずれにもシロキサン基が配置しており、この相対関係により、先に着弾したモデル材用組成物の硬化物表面に対する、滴下されたモデル材用組成物の接触角を大きくすることができる。このような液滴または硬化物最表面へのシロキサン基の配列に関して、本発明のモデル材用組成物では、シロキサン基がウレタンオリゴマーの分子構造として存在しているため、シロキサン基を有する化合物を単独で配合する場合と比較して、より正確にシロキサン基が液滴または硬化物の外側を向いて整列しやすい。あわせて、硬化物表面と液滴表面においてシロキサン基同士による分子間力を強固に働かすことができ、先に着弾したモデル材用組成物の硬化物と滴下された液滴とが強固に結合する。これら2つの効果により、先に着弾したモデル材用組成物の硬化物とそこに重なる次の層を形成するモデル材用組成物の液滴との間において、歪みやずれが生じ難くなり、また、歪みやずれが生じた場合の修復能力を向上させることができると考えられる。このため、本発明のモデル材用組成物は、マテリアルジェットノズルから連続して吐出される場合にも垂直方向に精度よく積み上がることができ、高速造形時における高い造形精度を確保することができる。
なお、シリコーン変性ウレタンオリゴマー(S)の数平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)やマトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析法(MALDI-TOF-MS)を用いて求めることができる。
nは0~30であり、好ましくは1~20であり、より好ましくは5~15である。また、aは1~50であり、好ましくは2~40であり、より好ましくは3~30であり、bは1~50であり、好ましくは2~40であり、より好ましくは3~30である。
ここで、本明細書中において「オリゴマー」とは、重量平均分子量Mwが800~10,000のものをいう。より好ましくは、重量平均分子量Mwの下限値が1,000を超えるものをいう。重量平均分子量Mwは、GPC(Gel Permeation Chromatography)で測定したポリスチレン換算の重量平均分子量を意味する。オリゴマー(C)として1種のみを用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のモデル材用組成物は、着色剤をさらに含んでいてもよい。但し、本発明のモデル材用組成物が、無色透明のクリア組成物である場合には、着色剤は含まれない。
本発明のモデル材用組成物は、高速造形時における造形精度に優れており、マテリアルジェットノズルから連続して吐出する場合にも高さ方向に精度よく積み上げることができる。このため、モデル材用組成物のみで三次元立体構造を造形し得るが、立体造形中にモデル材を支持するためのサポート材と組み合わせて用いることにより、複雑な形状や緻密な形状をより高い精度で造形することができる。したがって、本発明は、本発明のモデル材用組成物と、マテリアルジェット光造形法によりサポート材を造形するためのサポート材用組成物とを含んでなるマテリアルジェット光造形用組成物セットも対象とする。
サポート材用組成物は、光硬化によりサポート材を与える、サポート材用の光硬化性組成物である。モデル材を作成後、サポート材をモデル材から物理的に剥離することにより、または、サポート材を有機溶媒もしくは水に溶解させることにより、モデル材から除去することができる。本発明のモデル材用組成物は、サポート材用組成物として従来公知の種々の組成物との組み合わせにおいて用いることができるが、サポート材を除去する際にモデル材を破損することがなく、環境に優しく、細部まできれいにかつ容易にサポート材を除去することができるため、本発明の光造形用組成物セットを構成するサポート材用組成物は水溶性であることが好ましい。
本発明は、本発明のモデル材用組成物、または、本発明のマテリアルジェット光造形用組成物セットを用いて、マテリアルジェット方式による光造形法により立体造形物を製造する、光造形品の製造方法も提供する。
実施例において用いたモデル材用組成物を構成する成分の詳細および略号を表1に示す。
Fedorsは、凝集エネルギー密度とモル体積の両方が、置換基の種類および数に依存していると考え、以下の式と各々の置換基に応じた定数を提案している。
δ=(ΔE/V)1/2=(ΣΔei/ΣΔvi)1/2
ここで、δはSP値(cal/cm3)1/2、ΔEは凝集エネルギー密度、Vはモル体積、Δeiは各々の原子又は原子団の蒸発エネルギー(cal/mol)、Δviは各々の原子または原子団のモル体積(cm3/mol)である。
また、Tgが25℃以上の化合物については、モル体積に次の値を加算する。化合物中の繰り返し単位中の主鎖骨格原子数をnとした場合、n<3のときはΔviに4nを加え、n≧3のときはΔviに2nを加える。
表2に示す組成に従い、各モデル材用組成物を構成する成分を、それぞれ、混合攪拌装置を用いて均一に混合し、撹拌後、グラスフィルター(桐山製作所製)を用いて、この混合物を吸引ろ過し、実施例1および2のモデル材用組成物1および2を調製した。
上記実施例1および2において調製したモデル材用組成物の粘度および表面張力を、以下に示す方法に従い測定した。結果を表2に示す。
各モデル材用組成物の粘度は、R100型粘度計(東機産業社製)を用いて、25℃、コーン回転数5rpmの条件下測定した。
各モデル材用組成物の表面張力は、25℃における、測定開始から20秒後の値を、全自動平衡式エレクトロ表面張力計ESB-V(協和界面科学社製)を用いて測定した。
上記実施例1および2において調製したモデル材用組成物の硬化膜物性および造形特性を、以下に示す方法に従い評価した。各結果を表3に示す。
実施例1で作製したモデル材用組成物を、バーコーター(♯14)を用いて、厚さ188μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(帝人デュポンフィルム社製の白色PETフィルム、商品名“U292W”)上に塗布し、厚さ3μmの印字膜を形成した。印字膜を硬化する光源は、UV-LED硬化装置(日亜化学社製アルミ基板モジュールNSSU100AT、LEDピーク波長365nm)を用いて、照度508mW/cm2(UVチェッカーGSユアサ・ライティング製UVR-N1にて実測)の条件にて照射した。この印字膜を仮硬化の後、酸素阻害抑制効果を付与するためにUVカット機能のない透明PETフィルムを印字膜の表面に貼合し、仮硬化を含めた全積算光量が23mJ/cm2となるように紫外線を照射して硬化させて、貼合したPETフィルムを剥がしてモデル材硬化膜Aとした。
続いて、モデル材硬化膜Aの表面に対して、マイクロピペットを用いて、モデル材用をドロップ体積5.0±0.2μL滴下し、20秒後に、前述のUV-LED硬化装置を用いて、全積算光量が138mJ/cm2となるように紫外線を照射して硬化させて、直径の長さを測定した。なお、表3の測定値は、同一組成物により3回評価を実施し、その平均値を表示した。
上述の各モデル材硬化膜の表面に対して、株式会社マツボー社製の接触角測定装置“PG-X”を用いて、動的モードをドロッピングモードとし、各モデル材硬化膜を構成するモデル材用組成物を、それぞれ、ドロップ体積1.8±0.1μLで吐出させ、組成物の液滴がモデル材硬化膜上に着弾した0.3秒後における液滴の接触角を測定した。表3において、モデル材硬化膜に対するモデル材用組成物の接触角をMMと表示した。
上記実施例1および2で作製したモデル材用組成物を、それぞれ、ピエゾ型インクジェットノズルを備えたインクジェット記録装置(冨士フィルム社 DMP-2831、ヘッド10pL仕様)を用いて、厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ社製の透明PETフィルム、商品名“ルミラーQT92”)上に積層し、造形精度を評価した。このインクジェット記録装置におけるヘッド吐出条件として、電圧は30V、周波数は20kHz、ヘッド温度は40℃、ヘッドとPETフィルムとのクリアランスは2mmとした。また、光源としてUV-LED硬化装置(日亜化学社製アルミ基板モジュールNVSU119C、LEDピーク波長375nm、照度800mW/cm2)をヘッドと併走するように設置した。モデル材用組成物がPETフィルムもしくは下層となるモデル材硬化膜に着弾した0.4秒後に、全積算光量が43mJ/cm2となるように調整し、紫外線を照射して硬化させた。造形物のインプットデータとして、1辺0.3mm四角を1レイヤーとし、四角柱を作製するため、100レイヤー積層した。以下の基準によりその柱の高さを計測し、造形精度を評価した。
評価◎:高さ2000μm以上
評価○:高さ1000~2000μm
評価×:高さ1000μm未満
上述の濡れ性試験において作製した各モデル材硬化膜の表面状態を目視にて確認し、ピンポールやハジキ、ブツなど欠点の頻度を観察した。以下の基準により造形物の表面性を評価した。
<評価基準>
評価◎:全く欠点なし
評価○:わずかに欠点あり
評価×:多数、欠点あり。
上記実施例1および2で作製したモデル材用組成物を、それぞれ、バーコーター(♯36)を用いて、厚さ75μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ社製の透明PETフィルム、商品名“ルミラー75S10”)上に塗布し、厚さ8μmの印字膜を形成した。印字膜を硬化する光源は、高圧水銀ランプ硬化装置(アイグラフィックス社ECS-151Sユニット、高圧水銀ランプH015-L312、ピーク波長365nm)を用いて、照度330mW/cm2(UVチェッカーGSユアサ・ライティング製UVR-N1にて実測)の条件にて照射した。この印字膜を全積算光量が570mJ/cm2となるように紫外線を照射して硬化させて、造形物の反りを評価するための各モデル材硬化膜を得た。以下の基準により、反りのレベルを確認した。
<評価基準>
評価◎:全く反りなし
評価○:わずかに反りあり
評価×:大きく反りあり
Claims (16)
- マテリアルジェットノズルから吐出された光硬化性樹脂組成物を吐出直後に光硬化させるマテリアルジェット光造形法によりモデル材を造形するためのモデル材用組成物であって、
重合性モノマー、光重合開始剤、および重合性基を有するシリコーン変性ウレタンオリゴマーを含み、25℃における粘度が20~500mPa・sであり、
前記モデル材用組成物を、該モデル材用組成物の硬化物上に滴下して着弾させたとき、着弾0.3秒後におけるモデル材用組成物の液滴の前記硬化物に対する接触角が40°以上である、モデル材用組成物。 - シリコーン変性ウレタンオリゴマーが有する重合性基が、アクリロイル基、メタクリロイル基、ビニル基、アリル基およびビニルエーテル基からなる群から選択される基である、請求項1に記載のモデル材用組成物。
- モデル材用組成物の総質量に対して、重合性基を有するシリコーン変性ウレタンオリゴマーを0.1~20質量%含む、請求項1または2に記載のモデル材用組成物。
- 表面張力が24~30mN/mである、請求項1~3のいずれかに記載のモデル材用組成物。
- 重合性基を有するシリコーン変性ウレタンオリゴマーの数平均分子量が1,000~10,000である、請求項1~4のいずれかに記載のモデル材用組成物。
- 重合性基を有するシリコーン変性ウレタンオリゴマーが一分子中に1つの重合性基を有するシリコーン変性ウレタンオリゴマーである、請求項1~5のいずれかに記載のモデル材組成物。
- 重合性モノマーとして、単官能エチレン性不飽和単量体(A)および多官能エチレン性不飽和単量体(B)を含む、請求項1~7のいずれかに記載のモデル材用組成物。
- 重合性化合物の総質量に対して、単官能エチレン性不飽和単量体(A)を40質量%以上含む、請求項8に記載のモデル材用組成物。
- 重合性化合物の総質量に対して、多官能エチレン性不飽和単量体(B)を1~30質量%含む、請求項8または9に記載のモデル材用組成物。
- 単官能エチレン性不飽和単量体(A)が、分子内に環状構造を有する単官能エチレン性不飽和単量体である、請求項8~10のいずれかに記載のモデル材用組成物。
- 単官能エチレン性不飽和単量体(A)および多官能エチレン性不飽和単量体(B)のSP値が、それぞれ11.0以下である、請求項8~11のいずれかに記載のモデル材用組成物。
- 着色剤をさらに含む、請求項1~12のいずれかに記載のモデル材用組成物。
- 請求項1~13のいずれかに記載のモデル材用組成物と、マテリアルジェット光造形法によりサポート材を造形するためのサポート材用組成物とを含んでなる、マテリアルジェット光造形用組成物セット。
- サポート材用組成物が水溶性である、請求項14に記載のマテリアルジェット光造形用組成物セット。
- 請求項1~13のいずれかに記載のモデル材用組成物または請求項14若しくは15に記載のマテリアルジェット光造形用組成物セットを用いて光造形品を製造する方法であって、320~410nmの波長域において1レイヤーあたりの積算光量が300mJ/cm2以上の活性エネルギー線を照射することによりモデル材用組成物を硬化させることを含む、光造形品の製造方法。
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