JP7123753B2 - ヒンジキャップ - Google Patents
ヒンジキャップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7123753B2 JP7123753B2 JP2018205485A JP2018205485A JP7123753B2 JP 7123753 B2 JP7123753 B2 JP 7123753B2 JP 2018205485 A JP2018205485 A JP 2018205485A JP 2018205485 A JP2018205485 A JP 2018205485A JP 7123753 B2 JP7123753 B2 JP 7123753B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge
- mounting
- cap
- outer peripheral
- cylindrical portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/10—Waste collection, transportation, transfer or storage, e.g. segregated refuse collecting, electric or hybrid propulsion
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
そのため、容器からヒンジキャップを分離する際に、外筒を縦方向引き裂きと周方向引き裂きの2工程にわたる破断を必要とし、分別に手間がかかるという問題があった。
なお、以下の説明において、図1でみて、左方向を「正面(ヒンジと反対側)」とし、右方向を「背面(ヒンジ側)」とし、上方向を「上」とし、下方向を「下」とする。
容器Eは、上部に口部1を備え、口部1の外周面には、嵌合突条2が設けられている。
蓋係合部8は、上部外周に、蓋体Bと係合して閉蓋を維持する蓋係合突部10が突設されている。
嵌着筒6は、内周下部の周方向に、中栓部材Dと嵌合する嵌合凸条13が周設されている。
外周筒部7は、分離部14を境に、ヒンジC側である一端側7aに分離端部15が上下方向の端面として形成され、分離端部15には、内周側に突出片15aが装着外筒部9の外周面と、当接または近接するように形成されている。
また、外周筒部7は、分離部14を境に、ヒンジCと反対側である他端側7bに装着外筒部9が一体に連結される終端連結部16が設けられている。
横リブ17は、少なくともヒンジC領域に形成される必要があるが、周方向に延長して設けても構わない。
本実施例では、横リブ17は、水平に連続して形成されているが、間隔をおいて複数形成してもよく、水平に限らず斜めに傾斜して形成しても構わない。
本実施例では、弱化片19は、周方向に間隔をおいて複数形成されているが、周方向に連続して形成されていても構わない。また、弱化片19は、装着外筒部9の外周と外周筒部7の内周との間の下端部に形成されているが、弱化片19の位置は、下端部以外であっても構わない。
また、ヒンジC領域の装着外筒部9と外周筒部7との間の中間部に横リブ17を設けた場合、ヒンジキャップの分別時には破断し易いが、ヒンジCの開閉方向には強度を保つことができ、さらに、ヒンジキャップの成形時に、装着外筒部9から外周筒部7およびヒンジCを経て蓋体Bへの樹脂の流れがよくなり、ヒンジキャップの成形性を向上させることができる。
本実施例では、連結部18は、上面視で外周筒部7と装着外筒部9との間にスリット状の溝を形成しているが、連結部18は、破断しない構造であれば、この溝を埋めて終端連結部16と一体としてもよいし、浅い溝であっても構わない。
また、側周壁21の外周下部の正面側(ヒンジCと反対側)には、摘み片25が設けられている。
本実施例では、隔壁部30の上面にシールSを貼着することにより、隔壁部30に開口された注出口33と空気導入口34とを封鎖するようにしている。
なお、摘み部Saは、ヒンジCと反対側から斜め上方へ起立した状態にセットされている。
また、内筒部31の下端部のヒンジC側には、中栓部材Dをキャップ本体Aに装着する際に目印となる位置決め突片35が形成されている。
押圧部47は、基環部43の外縁から上方に向けて立ち上がった縦壁44と、縦壁44の上端から径方向外方へ張り出した上壁45と、上壁45の外縁から下方へ裾広がりに形成された傾斜部46とから構成され、全体として断面形状が鉤状をなしている。
これに対して、傾斜部46の下端部は、内周係合凸部11と当接してもよいが、内周係合凸部11との間に多少の隙間が生じることが好ましく、これによって、押圧部47をキャップ本体Aに装着するのを容易にできる。
隔壁部30の外周下部には、嵌着筒6の嵌合凸条13と嵌合する嵌合凹条40が形成されている。
本実施例では、押圧部47は、全周にわたって環状に形成されているが、押圧部47は、間欠的に切り欠かれて形成されていても構わない。
本実施例のヒンジキャップは、最初に、シールSを隔壁部30の上面に貼着した中栓部材Dを、位置決め突片35をヒンジC側に合わせてキャップ本体Aに装着する。
その後、中栓部材Dは、内周係合凸部11により、フランジ部32が抜け落ちないようになっている。
打栓工程は、中栓部材Dの内筒部31とキャップ本体Aの装着外筒部9との間に形成された環状溝に容器Eの口部1を当てがい、蓋体Bの上から押圧力を加える。
その際、装着外筒部9の嵌合突部12は、口部1の嵌合突条2に乗り上げ、装着筒部3を下方から外側に押し広げようとするが、装着筒部3は、蓋係合部8よりも装着外筒部9の方が変形して押し広げられ、嵌合突部12が嵌合突条2を乗り越えると、変形した装着外筒部9は、元の状態に復元する。
同時に、中栓部材Dの内筒部31は、外周面の下部が口部1の内周上端に乗り上げ、内筒部31を内側に変形させながら口部1の内周に挿入される。
また、装着外筒部9は、蓋係合部8よりも薄肉に形成され、容易に変形するので、打栓時の押圧力を従来に比べ減らすことができる。
打栓終了時には、キャップ本体Aの装着外筒部9の復元力により、装着外筒部9の内周および嵌合突部12は、容器Eの口部1外周および嵌合突条2に密着する。
また、中栓部材Dの内筒部31は、外方へ戻ろうとする復元力および嵌合凹条40にキャップ本体Aの嵌着筒6の嵌合凸条13が当接する圧力により、密着性が高められるとともに、内筒部31の下部が内方に変形してしまうことを防止することができる。
つぎに、容器Eを注出方向(正面側)に傾けることで、容易に容器E内の内容液を注出口33からキャップ本体Aの注出筒5を介して注出することができる。
使用後は、蓋体Bを再び閉蓋することで、蓋体Bの密封リング22がキャップ本体Aの注出筒5内周に挿入され、キャップ本体A内を密封することができ、ヒンジキャップの開封後も、繰り返し蓋体Bを開閉して使用することができる。
その際には、ヒンジキャップの蓋体Bを開蓋し、蓋体Bを指で把持してキャップ本体Aの径方向に引っ張ると、キャップ本体Aの外周筒部7は、分離部14のヒンジC側である一端側7aに形成された分離端部15の突出片15aが装着外筒部9の外周面と接続されていないので、図5(a)に示すように、外周筒部7は、簡単に分離端部15から外方へ変形し、これによって横リブ17は、分離部14側から破断を開始する。
また、本実施例では、中栓部材Dの隔壁部30の上面にシールSを貼着し、隔壁部30に開口された注出口33および空気導入口34を閉鎖したが、隔壁部に弱化部で区画し、該区画をプルリングなどで抜栓して隔壁部に注出口を開口するようにしてもよい。
B 蓋体
C ヒンジ
D 中栓部材
E 容器
S シール
Sa 摘み部
a 空間
1 口部
2 嵌合突条
3 装着筒部
3a 変曲点
4 基壁
5 注出筒
6 嵌着筒
7 外周筒部
7a 一端側
7b 他端側
8 蓋係合部
9 装着外筒部
10 蓋係合突部
11 内周係合凸部
12 嵌合突部
13 嵌合凸条
14 分離部
15 分離端部
15a 突出片
16 終端連結部
17 横リブ
18 連結部
19 弱化片
20 頂壁
21 側周壁
22 密封リング
23 被係合部
24 係合凹部
25 摘み片
30 隔壁部
31 内筒部
32 フランジ部
33 注出口
34 空気導入口
35 位置決め突片
40 嵌合凹条
43 基環部
44 縦壁
45 上壁
46 傾斜部
47 押圧部
Claims (5)
- 容器の口部に嵌合装着されるキャップ本体と、キャップ本体にヒンジを介して開閉可能に取り付けられる蓋体とを備えるヒンジキャップであって、
キャップ本体は、口部に嵌合する装着筒部と、装着筒部の外周から一定の間隙を隔てて連設される外周筒部とを有し、
外周筒部は、上下方向の分離部を境に、一端側に形成される分離端部と、他端側に装着筒部が連結される連結部とを有し、
装着筒部と外周筒部との間に、分離端部から少なくともヒンジの範囲にわたって形成される横リブと、横リブの終端部から周方向に破断可能に形成される弱化片とを有することを特徴とするヒンジキャップ。 - 分離部は、外周筒部の外周上端に取り付けられるヒンジの左右いずれかの近傍に形成されることを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
- 分離端部は、内周側に形成され、装着筒部と当接または近接する突出片を有することを特徴とする請求項1または2に記載のヒンジキャップ。
- 横リブは、装着筒部と外周筒部との間の中間部に形成されることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のヒンジキャップ。
- 弱化片は、装着筒部と外周筒部との間の下端部に形成されることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のヒンジキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018205485A JP7123753B2 (ja) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | ヒンジキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018205485A JP7123753B2 (ja) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | ヒンジキャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020070063A JP2020070063A (ja) | 2020-05-07 |
JP7123753B2 true JP7123753B2 (ja) | 2022-08-23 |
Family
ID=70546992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018205485A Active JP7123753B2 (ja) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | ヒンジキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7123753B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7535879B2 (ja) * | 2020-06-30 | 2024-08-19 | 株式会社吉野工業所 | ヒンジキャップ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009166881A (ja) | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Japan Crown Cork Co Ltd | 分別機能付ヒンジキャップ |
JP2016088538A (ja) | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 株式会社吉野工業所 | 分別廃棄用キャップ |
JP2017081617A (ja) | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 株式会社吉野工業所 | ヒンジキャップ |
-
2018
- 2018-10-31 JP JP2018205485A patent/JP7123753B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009166881A (ja) | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Japan Crown Cork Co Ltd | 分別機能付ヒンジキャップ |
JP2016088538A (ja) | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 株式会社吉野工業所 | 分別廃棄用キャップ |
JP2017081617A (ja) | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 株式会社吉野工業所 | ヒンジキャップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020070063A (ja) | 2020-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5804847B2 (ja) | キャップ | |
JP4575695B2 (ja) | プルリング無しヒンジキャップ | |
JP6166948B2 (ja) | キャップ | |
JP5669597B2 (ja) | 分別廃棄用ヒンジキャップ | |
JP6846960B2 (ja) | 合成樹脂製容器蓋 | |
JP7123753B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP4580064B2 (ja) | ヒンジ付きキャップ | |
JP6052784B2 (ja) | 注出キャップ | |
JP7254415B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP6124783B2 (ja) | 分別キャップ | |
JP6736558B2 (ja) | 容器注出口の封止構造 | |
JP7346059B2 (ja) | キャップ | |
JP6234019B2 (ja) | キャップ | |
JP7229642B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP6598451B2 (ja) | 分別廃棄用キャップ | |
JP6821248B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP6812081B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP6857532B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP3859852B2 (ja) | 封緘容器 | |
JP7466988B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP7118724B2 (ja) | 中栓付きキャップ | |
JP5669706B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP4790434B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JPH0948446A (ja) | 合成樹脂製キャップ | |
JP7505876B2 (ja) | ヒンジキャップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210513 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220302 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220315 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220809 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220810 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7123753 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |