JP7099544B2 - X線撮影装置およびx線画像の表示角度調整方法 - Google Patents

X線撮影装置およびx線画像の表示角度調整方法 Download PDF

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Description

この発明は、X線撮影装置およびX線撮影装置を使用して表示部に表示されるX線画像の表示角度を調整するX線画像の表示角度調整方法に関する。
例えば、循環器系等の検査および手術を行う場合に使用されるX線撮影装置は、X線管を備えたX線照射部と、X線照射部から照射され被検者を通過したX線を検出するフラットパネルディテクタ等のX線検出器と、円弧状の案内部を有しX線管とX線検出器とを支持する略C字状のC型アームと、円弧状の案内部と係合することによりC型アームをスライド可能に支持するスライド機構と、スライド機構を介してC型アームを水平方向を向く軸心を中心に回動可能に支持する回動機構と、C型アームを鉛直軸周りに旋回させる旋回機構と、を備えている。X線検出器により検出されたX線によるX線画像は、液晶表示パネル等の表示部に表示される。
このようなX線撮影装置においては、C型アームを旋回させたときには、表示部に表示されるX線画像も回転することになり、画像の方向が変更される。このため、従来、C型アームの旋回角度に対応させてX線検出器を回動させることにより、表示部に表示されるX線画像の向きが一定となるようにしている(特許文献1参照)。
図7は、このような従来のX線撮影装置によりX線画像の向きを調整する状態を模式的に示す平面図である。なお、この図においては、アーム13により支持されたフラットパネルディテクタ32により検出されたX線によるX線画像を、表示部としてのモニター17に表示するときの状態を示している。
図7において左側に示すように、アーム13が回動していない状態においてフラットパネルディテクタ32により検出されたX線によるX線画像は、モニター17上において正立した状態で表示される。これに対して、アーム13が旋回した状態においてフラットパネルディテクタ32により検出されたX線によるX線画像は、図7において中央に示すように、モニター17上において傾斜した状態で表示される。このX線画像を正立した状態で表示するためには、図7において右側に示すように、アーム13に対してフラットパネルディテクタ32を回動させればよい。
特開平11-226001号公報
アーム13の旋回角度が小さいときには、アーム13に対してフラットパネルディテクタ32を小さな角度で回動させるだけで、モニター17に表示されるX線画像を正立した状態とすることができる。しかしながら、アーム13の旋回角度が大きくなったときには、アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度も大きなものとする必要がある。フラットパネルディテクタ32をアーム13に対して、例えば、360度のように大きな角度で回動させるためには、配線の処理等が必要となり、大がかりな機構が必要となる。また、アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度が大きくなれば、フラットパネルディテクタ32が回動を開始してから回動が終了するまでに長い時間が必要となる。
これに対して、フラットパネルディテクタ32をアーム13に対して回動させるかわりに、フラットパネルディテクタ32により検出されたX線によるX線画像を画像処理によって回転させることも考えられる。しかしながら、このような構成を採用した場合においては、X線画像を回転させるための補完計算に伴って、モニター17に表示されるX線画像の画質が低下するという問題が生ずる。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、アームに対するX線検出器の回動機構を簡易なものとしながら、X線画像を適正な角度に速やかに回転させることが可能なX線撮影装置およびX線画像の表示角度調整方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、X線照射部とX線検出器とを対向する状態で支持するアームと、前記アームを鉛直軸周りに旋回させるアーム旋回機構と、前記X線検出器で検出されたX線画像を表示する表示部と、を備えたX線撮影装置において、前記アームの旋回角度を検出する旋回角度検出器と、前記X線検出器を前記アームに対して、少なくとも90度の範囲で回動させる回動機構と、前記X線検出器の前記アームに対する回動角度を検出する回動角度検出器と、前記表示部に表示するX線画像を、画像処理により90度毎の角度で回転させる画像処理部と、前記アームの旋回角度をθ1、前記画像処理部による画像の回転角度をθ2、前記アームに対する前記X線検出器の回動角度をθ3としたときに、θ1=θ2+θ3となるように、前記画像処理部を制御して前記画像処理部による画像の回転角度θ2を90度毎に変更するとともに、前記回動機構を制御して前記回動機構による前記アームに対する前記X線検出器の回動角度θ3を90度より小さい角度の範囲で変更する制御部と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、X線照射部とX線検出器とを対向する状態で支持するアームと、前記アームを鉛直軸周りに旋回させるアーム旋回機構と、前記X線検出器で検出されたX線画像を表示する表示部と、を備えたX線撮影装置において、前記X線検出器を前記アームに対して、少なくとも90度の範囲で回動させる回動機構と、前記表示部に表示するX線画像を、画像処理により90度毎の角度で回転させる画像処理部と、を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のX線撮影装置を使用して前記表示部に表示されるX線画像の表示角度を調整するX線画像の表示角度調整方法であって、前記アームの旋回角度をθ1、前記画像処理部による画像の回転角度をθ2、前記アームに対する前記X線検出器の回動角度をθ3としたときに、θ1=θ2+θ3となるように、前記アームの旋回角度θ1に対して、前記画像処理部による画像の回転角度θ2を90度毎に変更するとともに、前記アームに対する前記X線検出器の回動角度θ3を90度より小さい角度の範囲で変更することを特徴とする。
請求項1から請求項3に記載の発明によれば、X線検出器により検出されたX線画像を、画像処理により90度毎に角度で回転させるとともに、アームに対するX線検出器の回動により90度より小さい角度で回転させることにより、表示部に表示されるX線画像を適正な角度に配置することが可能となる。このため、アームに対するX線検出器の回動範囲を少なくとも90度の範囲とすることにより、アームに対するX線検出器の回動機構を簡易なものとすることができる。また、アームに対するX線検出器の回動角度を90度より小さい角度とすることができることから、表示部に表示されるX線画像を適正な角度に配置するまでの時間を短時間とすることが可能となる。そして、画像処理によるX線画像の回転は90度毎であることから、画像の回転に伴う画質の低下を防止することが可能となる。
この発明の第1実施形態に係るX線撮影装置の斜視図である。 撮影台車1を図1とは逆側から見た斜視図である。 フラットパネルディテクタ32をC型アーム13の先端の支持部33に対して回動させるための回動機構の概要図である。 この発明に係るX線撮影装置の主要な制御系を示すブロック図である。 C型アーム13の旋回角度θ1、画像処理部51によりモニター17に表示される画像の回転角度θ2、C型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度θ3の関係を説明するための説明図である。 C型アームの旋回角度θ1と、画像処理部51による画像の回転角度θ2と、C型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度θ3との関係を示す表である。 従来のX線撮影装置によりX線画像の向きを調整する状態を模式的に示す平面図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係るX線撮影装置の斜視図であり、図2は、その撮影台車1を図1とは逆側から見た斜視図である。このX線撮影装置は、外科において手術を行うときにX線透視やX線撮影を実行するためのものであり、撮影台車1と、モニター台車2とを備える。
撮影台車1は、本体11と、X線管21と、このX線管21から照射されるX線の照射野を規定するコリメータ23を有するX線照射部と、X線管21から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出器としてのフラットパネルディテクタ32と、これらのX線照射部およびフラットパネルディテクタ32とを対向する状態で支持するC型アーム13とを備える。なお、矩形状の形状を有するフラットパネルディテクタ32は、C型アーム13の先端の支持部33により支持されており、支持部33の内部に配設された回動機構の作用により、C型アーム13に対して回動する。
本体11は台車状の構造を有し、この本体11には、方向変更用の車輪である前輪10と、図示しないモータの駆動により回転する駆動車輪である左右一対の後輪12と、本体11の進行方向を操作するための左右一対のハンドル25とが配設されている。本体11内には、指定された条件でX線撮影またはX線透視を実行するための撮影制御と、後述するフラットパネルディテクタ32の回動制御およびX線画像の回転制御とを含む各種の制御を実行するための制御部50(図4参照)が内設されている。
C型アーム13は、略円弧状の形状を有し、X線管21およびコリメータ23からなるX線照射部と、X線検出器としてのフラットパネルディテクタ32とを、X線照射部からフラットパネルディテクタ32に至るX線の軸線がC型アーム13の円弧の直径と一致する状態で支持している。このC型アーム13は、支持部14に対してスライド可能に支持されている。また、支持部14は、本体11に配設され、支持部14をC型アーム13等とともに、水平軸周りに回転させる連結部24に連結されている。この連結部24は、本体11に対して、鉛直軸周りに旋回する。このため、C型アーム13は、連結部24の旋回に伴って、X線管21、コリメータ23およびフラットパネルディテクタ32とともに、鉛直軸周りに旋回する。このC型アーム13の旋回角度は、連結部24の支軸に配設されたロータリエンコーダやポテンショメータからなる旋回角度検出器47(図4参照)により検出される。
また、図2に示すように、本体11の上面部には、LCDタッチパネル26が配設されている。このLCDタッチパネル26には、X線透視またはX線撮影のために必要とされる各種の操作項目を示す複数の操作スイッチや、X線透視画像または撮影画像等が表示される。
一方、モニター台車2は、フラットパネルディテクタ32により検出されたX線によるX線画像を表示するための表示部としてのモニター17を支持するとともに、収納式のキーボード等から構成される入力部16を備えた筐体15を備える。この筐体15は、複数の車輪18、19の作用により、移動可能となっている。
図3は、フラットパネルディテクタ32をC型アーム13の先端の支持部33に対して回動させるための回動機構の概要図である。
フラットパネルディテクタ32は、下面(X線検出面)に対して垂直方向を向く(X線検出面の法線方向を向く)支軸41と連結されている。この支軸41は、矩形状を成すフラットパネルディテクタ32の中心に配置されている。この支軸41は、ベアリング42の作用により回転可能に支持されており、その上端付近にはギア43が固定されている。このギア43は、モータ45の回転軸に固定されたギア44と噛合している。このため、フラットパネルディテクタ32は、モータ45の駆動により、支軸41を中心に回転する。フラットパネルディテクタ32の回動角度は、モータ45に付設されたロータリエンコーダまたはポテンショメータからなる回動角度検出器46により検出される。なお、フラットパネルディテクタ32の回転角度範囲は、少なくとも90度の範囲となっている。すなわち、フラットパネルディテクタ32は、90度の範囲(例えば、プラスマイナス45度の範囲)で回動すればよい。これにより、C型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の配線等を含む回動機構を簡易なものとすることができる。
図4は、この発明に係るX線撮影装置の主要な制御系を示すブロック図である。
上述したX線撮影装置は、装置全体を制御する制御部50を備える。この制御部50は、ソフトウエアがインストールされたコンピュータから構成される。この制御部50に含まれる各部の機能は、コンピュータにインストールされているソフトウエアを実行することで実現される。この制御部50は、機能的構成として、モニター17に表示するX線画像を画像処理により90度毎の角度で回転させる画像処理部51と、画像処理部51によるX線画像の回転角度θ2とC型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度θ3とを演算する角度演算部52とを備える。この制御部50は、上述したX線管21、フラットパネルディテクタ32、入力部16、モニター17、モータ45、回動角度検出器46および旋回角度検出器47と接続されている。
次に、以上のような構成を有するX線撮影装置において、C型アーム13の旋回に伴って回転するX線画像を適正な角度に回転させる動作について説明する。図5は、C型アーム13の旋回角度θ1、画像処理部51によりモニター17に表示される画像の回転角度θ2、C型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度θ3の関係を説明するための説明図である。
図5においては、C型アーム13が撮影台車1に対して角度θ1だけ旋回した状態を示している。なお、このC型アーム13の旋回は、オペレータがC型アーム13を保持して旋回させる手動動作により実行される。但し、C型アーム13をモータ等の駆動により旋回させる構成を採用してもよい。
C型アーム13が角度θ1だけ旋回したときには、表示部としてのモニター17に表示されるX線画像も回転することになる。このため、このX線撮影装置においては、C型アーム13の旋回時に、制御部50の指令により、図4に示す画像処理部51を制御して画像処理部51による画像の回転角度θ2を変更するとともに、図3に示す回動機構を制御して回動機構によるC型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度θ3を変更する。
この場合においては、図4に示す角度演算部52が、C型アーム13の旋回角度をθ1、画像処理部51による画像の回転角度をθ2、C型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度をθ3としたときに、θ1=θ2+θ3となるように、角度θ2と角度θ3を演算する。そして、角度演算部52の演算結果に基づいて制御部50から指令を送信し、画像処理部51を制御して画像処理部51による画像の回転角度θ2を90度をひとつの単位として90度毎に変更するとともに、回動機構を制御して回動機構によるC型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度θ3を90度より小さい角度の範囲で変更する。
図6は、C型アーム13の旋回角度θ1と、画像処理部51による画像の回転角度θ2と、C型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度θ3との関係を示す表である。
例えば、C型アーム13の旋回角度θ1が45度であるときには、画像処理部51による画像の回転角度θ2を0度とし、C型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度θ3を45度とする。C型アーム13の旋回角度θ1が100度であるときには、画像処理部51による画像の回転角度θ2を90度とし、C型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度θ3を10度とする。C型アーム13の旋回角度θ1が170度であるときには、画像処理部51による画像の回転角度θ2を90度とし、C型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度θ3を80度とする。C型アーム13の旋回角度θ1が200度であるときには、画像処理部51による画像の回転角度θ2を180度とし、C型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度θ3を20度とする。
なお、C型アーム13の旋回角度θ1が170度であるときに、画像処理部51による画像の回転角度θ2を180度とし、C型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度θ3を逆方向に10度(-10度)としてもよく、C型アーム13の旋回角度θ1が200度であるときに、画像処理部51による画像の回転角度θ2を270度とし、C型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度θ3を逆方向に70度(-70度)としてもよい。同様に、θ1が200度である時に、これを逆方向に160度(-160度)であるとして取り扱ってもよい。
角度演算部52は、正逆方向の回転をも考慮してθ2およびθ3を決定する。このとき、フラットパネルディテクタ32の回転に要する時間をより短くするため、θ3が最も小さくなるようなθ2およびθ3を選択することが好ましい。
画像処理部51によりX線画像を回転させる場合においては、X線画像を回転させるための補完計算に伴って、モニター17に表示されるX線画像の画質が低下するという問題が生ずる。しかしながら、X線画像を90度の単位で90度毎に回転させたときには、行列変換等を利用して補完演算を行うことなく画像を回転させることができる。このため、上述した構成を採用した場合においては、モニター17に表示されるX線画像の画質が低下することはない。
また、上述した構成を採用した場合においては、フラットパネルディテクタ32の回転角度範囲は少なくとも90度の範囲とすればよく、フラットパネルディテクタ32は、90度の範囲で回動すればよい。これにより、C型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の配線等を含む回動機構を簡易なものとすることができる。また、C型アーム13に対するフラットパネルディテクタ32の回動角度が小さくなることから、モニター17に表示されるX線画像を適正な角度に配置するまでの時間を短時間とすることが可能となる。
なお、上述した実施形態においては、フラットパネルディテクタ32をC型アーム13に対してモータ45の駆動で回動させているが、フラットパネルディテクタ32をオペレータが手動で回動させる構成としてもよい。また、上述した実施形態においては、画像処理部51により画像を自動的に回転させているが、オペレータの指令に基づいて画像処理部51によりX線画像を90度をひとつの単位として90度毎に回転させてもよい。
また、上述した実施形態においては、フラットパネルディテクタ32の回動角度θ3をモータ45に付設されたロータリエンコーダまたはポテンショメータからなる回動角度検出器46により検出しているが、角度θ3を支持部33等に設けられた目盛り等により認識するようにしてもよい。さらに、上述した実施形態においては、C型アーム13の旋回角度θ1を連結部24の支軸に配設されたロータリエンコーダやポテンショメータからなる旋回角度検出器47により検出しているが、角度θ1を本体11等に設けられた目盛り等により認識するようにしてもよい。このような構成を採用した場合においては、目盛り等により認識された角度θ1または角度θ3を、オペレータが入力部16から入力し、角度演算部52が入力された値に基づいてθ2およびθ3を演算するとともに、必要に応じ、演算結果をLCDタッチパネル26に表示すればよい。
1 撮影台車
2 モニター台車
11 本体
13 C型アーム
15 筐体
16 入力部
17 モニター
21 X線管
23 コリメータ
32 フラットパネルディテクタ
33 支持部
45 モータ
46 回動角度検出器
47 旋回角度検出器
50 制御部
51 画像処理部
52 角度演算部

Claims (2)

  1. X線照射部とX線検出器とを対向する状態で支持するアームと、
    前記アームを鉛直軸周りに旋回させるアーム旋回機構と、
    前記X線検出器で検出されたX線画像を表示する表示部と、
    を備えたX線撮影装置において、
    前記アームの旋回角度を検出する旋回角度検出器と、
    前記X線検出器を前記アームに対して、少なくとも90度の範囲で回動させる回動機構と、
    前記X線検出器の前記アームに対する回動角度を検出する回動角度検出器と、
    前記表示部に表示するX線画像を、画像処理により90度毎の角度で回転させる画像処理部と、
    前記アームの旋回角度をθ1、前記画像処理部による画像の回転角度をθ2、前記アームに対する前記X線検出器の回動角度をθ3としたときに、θ1=θ2+θ3となるように、前記画像処理部を制御して前記画像処理部による画像の回転角度θ2を90度毎に変更するとともに、前記回動機構を制御して前記回動機構による前記アームに対する前記X線検出器の回動角度θ3を90度より小さい角度の範囲で変更する制御部と、
    を備えたことを特徴とするX線撮影装置。
  2. X線照射部とX線検出器とを対向する状態で支持するアームと、
    前記アームを鉛直軸周りに旋回させるアーム旋回機構と、
    前記X線検出器で検出されたX線画像を表示する表示部と、
    前記X線検出器を前記アームに対して、少なくとも90度の範囲で回動させる回動機構と、
    前記表示部に表示するX線画像を、画像処理により90度毎の角度で回転させる画像処理部と、
    を備えたX線撮影装置を使用して前記表示部に表示されるX線画像の表示角度を調整するX線画像の表示角度調整方法であって、
    前記アームの旋回角度をθ1、前記画像処理部による画像の回転角度をθ2、前記アームに対する前記X線検出器の回動角度をθ3としたときに、θ1=θ2+θ3となるように、前記アームの旋回角度θ1に対して、前記画像処理部による画像の回転角度θ2を90度毎に変更するとともに、前記アームに対する前記X線検出器の回動角度θ3を90度より小さい角度の範囲で変更することを特徴とするX線画像の表示角度調整方法。
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