JP6995511B2 - 冷蔵庫及び冷蔵庫の温度制御方法 - Google Patents
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Description
《1-1》構成
以下、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫1について説明する。図1は、実施の形態1に係る冷蔵庫1の概略的な構成を示す正面図である。図2は、実施の形態1に係る冷蔵庫1の概略的な構成を示す縦断面図である。なお、図1及び図2を含む以下の図面では、各構成部材の寸法の関係、形状等が実際のものとは異なる場合がある。また、明細書中における各構成部材同士の位置関係(例えば、上下関係等)は、原則として、冷蔵庫を使用可能な状態に設置したときのものである。冷蔵庫1は、実施の形態2、3、4、及び5において、冷蔵庫1a、1b、1c及び1dとそれぞれ表記される。
以下、実施の形態1に係る冷蔵庫1が行う温度制御方法について説明を行う。図8は、実施の形態1に係る冷蔵庫1の処理の一例を示すフローチャートである。冷蔵庫1に電源が投入されたとき、または、操作パネル6により、選択されたとき、本実施の形態1に係る温度制御をスタートする。まず、カウンターi=0とする(S101)。続いて、時間t=0とし(S102)、設定温度θsを低温設定温度θL(例えば-20℃)として、凍結工程(第1のステップ)を開始する(S103)。続いて、凍結工程の時間t(経過時間)を計測する(S104)。
実施の形態1に係る冷蔵庫1によれば、食品の表層部(表面)を凍結する凍結工程と、凍結した表層部を解凍させる解凍工程とを含む凍結解凍工程を繰り返して実施し、その後食品の温度を一定に保つ維持工程を実施する。これにより、食品の表層部に付着した菌を低減し、食品の保存性を向上させることができる。また、食品の中心部は凍らせないため、食品を長持ちさせることができ、食品を取り出してすぐに包丁で切断したり、調理したりできるので、利便性が向上する。
上記説明では、凍結工程を食品の表層部のみを凍結し中心部は凍結させない処理としたが、凍結工程を食品の中心部まで凍結させる処理として、その後、表層部及び中心部を解凍させることも可能である。この場合には、食品の中心部についても凍結解凍工程を経ることにより、食品の表層部に存在する菌のみならず、食品の中心部に存在する菌をも滅菌することが考えられる。
以下、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫1aについて説明する。図9は、実施の形態2に係る冷蔵庫1aの切替室200aの概略的な構成を示す断面図である。図10は、実施の形態2に係る冷蔵庫1aの制御系の概略的な構成を示すブロック図である。図9及び図10において、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
以下、本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫1bについて説明する。図11は、実施の形態3に係る冷蔵庫1bの切替室200bの概略的な構成を示す断面図である。図12は、実施の形態3に係る冷蔵庫1bの制御系の概略的な構成を示すブロック図である。図11及び図12において、実施の形態1及び実施の形態2と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
以下、本発明の実施の形態4に係る冷蔵庫1cについて説明する。図15は、実施の形態4に係る冷蔵庫1cの切替室200cの概略的な構成を示す断面図である。図16は、実施の形態4に係る冷蔵庫1cの制御系の概略的な構成を示すブロック図である。実施の形態1から3と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
以下、本発明の実施の形態5に係る冷蔵庫1dについて説明する。図19は、実施の形態5に係る冷蔵庫1dの切替室200dの概略的な構成を示す断面図である。図20は、実施の形態5に係る冷蔵庫1dの冷媒回路の概略的な構成を示す図である。実施の形態1から4と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
Claims (10)
- 被冷却物が保存される貯蔵室と、
前記貯蔵室内を冷却する冷凍サイクルを有する冷却部と、
前記冷却部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記冷却部に、
前記被冷却物の表層部のみを凍結させる第1の処理と、前記第1の処理により凍結された前記被冷却物の前記表層部のみを解凍させる第2の処理と、を含む凍結解凍処理を2回以上繰り返し実行させ、
前記制御部は、前記第1の処理において、前記被冷却物の前記表層部以外の部分である中心部を凍結させないように設定温度及び設定時間を制御する
ことを特徴とする冷蔵庫。 - 前記制御部は、前記冷却部に、
前記凍結解凍処理の完了後、前記貯蔵室内の温度を前記被冷却物の凍結点よりも高い第1の温度に維持する第3の処理を実行させる
ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。 - 前記制御部は、前記冷却部に、
前記凍結解凍処理の完了後、前記貯蔵室内の温度を前記被冷却物の凍結点よりも低い第2の温度に維持する第4の処理を実行させる
ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。 - 前記貯蔵室内を加熱する加熱部を更に備え、
前記制御部は、
前記第2の処理において、前記貯蔵室内の温度が前記被冷却物の凍結点よりも高い温度となるように前記加熱部を制御する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。 - 前記加熱部は、ヒータを備える
ことを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。 - 前記冷却部は、
ペルチェ素子を備える
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。 - 前記冷却部は、前記被冷却物を載置して冷却する冷却板を備える
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。 - 前記第1の処理の設定温度は、-25℃から-5℃の範囲内であり、
前記第2の処理の設定温度は、0℃から10℃の範囲内である
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の冷蔵庫。 - 時間計測部を更に備え、
前記制御部は、前記時間計測部により計測された時間に基づいて、前記凍結解凍処理の一周期の時間を、30分から90分の範囲内で制御する
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の冷蔵庫。 - 被冷却物が保存される貯蔵室と、前記貯蔵室内を冷却する冷凍サイクルを有する冷却部と、を備えた冷蔵庫によって実行される温度制御方法であって、
前記冷却部に、前記被冷却物の表層部のみを凍結させる第1の処理と、前記第1の処理により凍結された前記被冷却物の前記表層部のみを解凍させる第2の処理と、を含む凍結解凍処理を2回以上繰り返し実行させるステップを有し、
前記第1の処理において、前記被冷却物の前記表層部以外の部分である中心部を凍結させないように設定温度及び設定時間を制御する
ことを特徴とする冷蔵庫の温度制御方法。
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