JP6877306B2 - 列車位置検出システム、自動列車制御システム、列車運転支援システム及び列車障害物検知システム - Google Patents
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Description
以上が、前記自動列車制御システム100の構成と各構成要素の説明である。
次に、図2を用いて、前記位置検出部101の処理の流れを説明する。
…式(1)
続いてステップ206で、前記車両特性153が前記路線形状推定部110に入力される。また、ステップ207で、前記制駆動力実績値159が前記路線形状推定部110に入力される。
ステップ210で、前記暫定位置157に対して前記位置補正量162を反映することで、前記車両位置151を生成し、ステップ211で前記車両位置151を前記制駆動指令算出部104へ出力する。
遠心加速度に前記車両加速度158の横方向の加速度を、円周速度に前記車両速度152を代入することで曲線半径が求められる。
…式(3)
ここで、「発生制駆動力」には前記制駆動力実績値159を代入する。「重量」には前記車両特性153に含まれる編成重量を代入する。「発生加速度」には前記車両加速度158を代入する。これらにより、「走行抵抗」の値が求まる。
左辺は算出済みである。「曲線抵抗」は式(5)で表され、既に求めた曲線半径に反比例することが知られている。ここでKは定数であり、例えばK=800といった値が使用される。
…式(5)
転がり抵抗+空気抵抗の部分は、式(6)で表され、前記の編成重量、前記車両速度152、および編成両数を代入することで求められる。
[a+b×車両速度[km/h]+{c+d×(編成両数−1)}×車両速度[km/h]2÷重量[t]]×重量[t]×重力加速度[m/s2] …式(6)
これらから式(4)の勾配抵抗のみを取り出すことができる。ここで、a、b、c、dは走行抵抗式の係数であり、在来線では例えば、a=1.32、 b=0.0164、c=0.0280、d=0.0078といった値が使用される。
左辺は算出済みであり、右辺の車重に前記の編成重量を代入することにより、路線勾配θが算出できる。
前記制駆動制御部105は図示しない運転士の運転操作、または、図示しない自動運転システムからの制駆動指令を入力として、車両を制駆動させるアクチュエータ106に対するアクチュエータ制御指令155を生成する。
101…位置検出部
102…速度検出部
103…車両特性管理部
104…制駆動指令算出部
105…制駆動制御部
106…アクチュエータ
107…絶対位置出力部
108…暫定位置検出部
109…車両加速度検出部
110…路線形状推定部
111…路線形状照合部
112…路線形状蓄積部
113…位置補正部
151…車両位置
152…車両速度
153…車両特性
154…制駆動指令
155…アクチュエータ制御指令
156…絶対位置
157…暫定位置
158…車両加速度
159…制駆動力実績値
160…路線形状推定データ
161…照合用路線形状データ
162…位置補正量
163…照合用データ範囲
164…編成内他車両位置
301…路線形状蓄積部が保持するデータ
302…路線形状推定部が出力する路線形状データ
303…路線形状のズレを最小化するよう位置方向にシフトさせた路線形状データ
304…暫定位置(補正前)
305…車両位置(補正後)
306…位置補正量
400…列車運転支援システム
404…運転支援内容生成部
414…運転支援内容教示部
465…運転支援内容
500…列車障害物検知システム
504…障害物有無判定部
514…障害物情報教示部
515…前方監視部
565…障害物情報
566…前方監視結果
Claims (15)
- 車両の絶対位置を出力する絶対位置出力部と、前記絶対位置と車両速度から前記車両の暫定位置を検出する暫定位置検出部を持つ列車位置検出システムであって、
前記車両に加わった加速度を検出する車両加速度検出部と、制駆動力実績値と前記加速度と、少なくとも車重を含む車両特性を基に前記車両が走行している路線の路線形状を推定する路線形状推定部と、前記車両が走行する路線内における位置と前記路線形状の対応からなる路線形状データを保持している路線形状蓄積部と、前記路線形状推定部で推定された前記路線形状と前記暫定位置の付近の前記路線形状データを照合して前記車両の位置補正量を算出する路線形状照合部と、編成内の他車両の位置情報である編成内他車両位置を取得し前記編成内他車両位置から換算して自車両の車両位置である他車両換算車両位置を算出し、前記暫定位置を前記位置補正量によって補正して得た車両位置である暫定補正車両位置を算出し、前記他車両換算車両位置と前記暫定補正車両位置の差が所定の閾値以内のとき、前記他車両換算車両位置と前記暫定補正車両位置の平均値を車両位置として検出する位置補正部と、
を備えることを特徴とする列車位置検出システム。 - 請求項1に記載の列車位置検出システムであって、
前記位置補正部は、前記他車両換算車両位置と前記暫定補正車両位置の差が所定の値以上のとき、前記暫定位置を、前記車両位置として検出すること
を特徴とする列車位置検出システム。 - 請求項1又は請求項2のいずれか一つに記載の列車位置検出システムであって、前記位置補正部は、前記路線形状データの路線形状に関し、増減傾向の変化点がひとつ以上含まれるときに、前記暫定位置を前記位置補正量によって補正すること、を特徴とする列車位置検出システム。
- 請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の列車位置検出システムであって、前記路線形状が路線勾配と曲線半径のいずれかまたは両方であることを特徴とする列車位置検出システム。
- 請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の列車位置検出システムであって、前記車両加速度検出部は、前記車両速度の時間変化から前記加速度を検出することを特徴とする列車位置検出システム。
- 請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の列車位置検出システムであって、前記車両加速度検出部は加速度センサであることを特徴とする列車位置検出システム。
- 請求項6に記載の列車位置検出システムであって、前記加速度センサが台車に設置されることを特徴とする列車位置検出システム。
- 請求項6乃至請求項7のいずれか一つに記載の列車位置検出システムであって、前記加速度センサの内、少なくとも一つは、前記車両速度の時間変化から前記加速度を検出するものであることを特徴とする列車位置検出システム。
- 請求項6乃至請求項8のいずれか一つに記載の列車位置検出システムであって、前記加速度センサを複数備え、正常動作しているか、故障を検知していない前記加速度センサの内、いずれか一つが検出する前記加速度を前記車両に加わった前記加速度として検出することを特徴とする列車位置検出システム。
- 請求項6乃至請求項8のいずれか一つに記載の列車位置検出システムであって、前記加速度センサを複数備え、正常動作しているか、故障を検知していない前記加速度センサの検出する前記加速度の平均を前記車両に加わった前記加速度として検出することを特徴とする列車位置検出システム。
- 請求項6乃至請求項8のいずれか一つに記載の列車位置検出システムであって、前記加速度センサを複数備え、前記複数の前記加速度センサの検出する前記加速度の平均より規定値以上乖離した値を検出した前記加速度センサを故障と判断し、前記故障と判断しない前記加速度センサの検出する前記加速度の平均を前記車両に加わった前記加速度として検出することを特徴とする列車位置検出システム。
- 請求項1乃至請求項11のいずれか一つに記載の列車位置検出システムであって、前記路線形状蓄積部が保持している前記路線形状データを、前記路線形状推定部で推定された前記路線形状のデータで作成あるいは更新することを特徴とする列車位置検出システム。
- 車両位置を検出する位置検出システムと、車両速度を検出する速度検出部と、少なくとも車重を含む車両特性を管理する車両特性管理部と、前記車両位置と前記車両速度と前記車両特性を基に前記車両の制駆動指令を算出する制駆動指令算出部と、前記制駆動指令を受けて前記車両のアクチュエータを制御する制駆動制御部と、を備える自動列車制御システムであって、
前記位置検出システムは、請求項1乃至請求項12のいずれか一つに記載の列車位置検出システムであることを特徴とする自動列車制御システム。 - 車両位置を検出する位置検出システムと、車両速度を検出する速度検出部と、少なくとも車重を含む車両特性を管理する車両特性管理部と、前記車両位置と前記車両速度と前記車両特性を基に前記車両の運転士に対する運転支援内容を生成する運転支援内容生成部と、前記運転支援内容を受けて、運転士に運転支援内容を伝える運転支援内容教示部と、を備える列車運転支援システムであって、
前記位置検出システムは、請求項1乃至請求項12のいずれか一つに記載の列車位置検出システムであることを特徴とする列車運転支援システム。 - 車両位置を検出する位置検出システムと、車両速度を検出する速度検出部と、少なくとも車重を含む車両特性を管理する車両特性管理部と、車両の前方を監視する前方監視部と、前記前方監視部の監視結果と前記車両位置と前記車両速度と前記車両特性を基に、列車の運行を支障する障害物の有無を判定する障害物有無判定部を、前記判定の結果を乗務員に教示する障害物情報教示部と、を備える列車障害物検知システムであって、
前記位置検出システムは、請求項1乃至請求項12のいずれか一つに記載の列車位置検出システムであることを特徴とする列車障害物検知システム。
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