JP6851920B2 - ブラシレスモータ及び電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Description
各ティース部には、絶縁性を有する樹脂材料により形成されたインシュレータが装着され、このインシュレータを介してコイルが巻装されている。そして、コイルに外部電源からの電力が給電されると、コイルに発生する磁束と永久磁石との間に吸引力、または反発力が生じロータが回転する。
このように、コイルを2系統の3相構造とすることにより、不具合等が生じて1系統のコイルに給電できなくなった場合であっても、もう1系統のコイルに給電を行うことができる。このため、ブラシレスモータが完全に駆動しなくなってしまうことを防止できる。
ところで、各ティース部にコイルを巻回する場合、始線を配置した後、この始線に重なるようにコイルが巻回されていき、最後に終線が引き出される。このため、始線は、後に巻回されるコイルによってティース部に固定されるので、始線の長さを管理し易くできる。この管理し易い始線を、終線の長さよりも長く設定することにより、コイルの長さ管理を容易化できる。
(ブラシレスモータ)
図1は、ブラシレスモータ1の斜視図、図2は、ステータ2及びバスバーユニット5の斜視図である。
図1、図2に示すように、ブラシレスモータ1は、電動パワーステアリング装置(EPS;Electric Power Steering)100に用いられるものである。ブラシレスモータ1は、略有底円筒状のモータハウジング4と、このモータハウジング4内に内嵌固定された略円筒状のステータ2と、ステータ2の径方向内側に回転自在に配置されたロータ3と、ステータ2の軸方向一端側に配置され、このステータ2に給電を行うためのバスバーユニット5と、を備えている。
なお、以下の説明では、ロータ3の回転軸線L1方向を単に軸方向、ロータ3の回転方向を周方向、軸方向及び周方向に直交するロータ3の径方向を単に径方向と称して説明する。
同図に示すように、分割コア30は、例えば金属板を複数積層してなるものであって、周方向に延びる分割バックヨーク31を有している。分割バックヨーク31は、分割コア30を環状に連結したときにバックヨーク部12の環状の磁路を形成する部分である。分割バックヨーク31は、断面略円弧状に形成されている。
なお、図2に示すように、連結部31a,31bを介して各分割コア30を連結した状態(バックヨーク部12を形成した状態)では、バックヨーク部12の外周面12aには、連結部31a,31bが形成されている箇所に、これら連結部31a,31bによって軸方向に沿う凹部32が形成される。
外壁部36は、軸方向に沿って立ち上がり、且つ分割バックヨーク31に沿って周方向に延びるように、軸方向からみて円弧状に形成されている。外壁部18aには、2つのスリット36a,36b(第1スリット36a、第2スリット36b)が周方向に等間隔で形成されている。
M=12×N ・・・(1)
を満たすように設定されている。
本実施形態では、N=1に設定され、分割コア30の個数Mは「12」に設定されている。
図4は、各コイル16の相の割り当てと始線16a及び終線16bの引き回しを説明するための図であって、軸方向からみたステータ2の平面図に相当している。
同図に示すように、まず、ティース部33に巻回されている各コイル16の相の割り当てについて説明する。
各コイル16は、同一系統が1つ置きのティース部33に配置されている。また、各コイル16は、2系統のうちの一方の系統の任意の相に対し、この相の周方向両隣が他方の系統の他の相であって、且つ互いに異なる相となるように割り当てられている。
また、2系統目のコイル16は、1つ置きのティース部33に紙面時計回りで第2U相コイル162Ua、第2V相コイル162Va、第2W相コイル162Wa、第2U相コイル162Ub、第2V相コイル162Vb、第2W相コイル162Wb、の順に割り当てられている。
一方、コイル16の終線16bの長さは、始線16aの引き回し方向と同じ方向にやや斜め上に引き出されてバスバーユニット5に接続可能な長さに設定されている。
図5は、バスバーユニット5の平面図である。図6は、1層目のバスバーユニット5のパターン配置図である。図7は、2層目のバスバーユニット5のパターン配置図である。図8は、3層目のバスバーユニット5のパターン配置図である。
図2、図5〜図8に示すように、バスバーユニット5は略円環状に形成された3層構造とされ、複数のバスバー21U〜22Wを有している。そして、各層にそれぞれ所定のバスバー21U〜22Wが配置されている。また、バスバーユニット5は、各層に配置された各バスバー21U〜22Wの絶縁距離を確保すると共に、各バスバー21U〜22Wを3層に分けて配置した状態で保持する樹脂製のバスバーホルダ20を備えている。このバスバーホルダ20が、略円環状に形成されている。
第1V相コイル接続端子23Vは、第1V相コイル161Vaの始線16aの端部が配置された箇所のほぼ真上に配置され、この第1V相コイル161Vaの始線16aの端部が接続される。
第1W相コイル接続端子23Wは、第1W相コイル161Waの始線16aの端部が配置された箇所のほぼ真上に配置され、この第1W相コイル161Waの始線16aの端部が接続される。
各相の渡り部27U,27V,27Wは、バスバーホルダ20の形状に沿って軸方向からみて円弧状に形成されている。各相の渡り部27U,27V,27Wは、それぞれ周長が異なっている。
すなわち、各相の第2電源バスバー22U,22V,22Wは、第2U相コイル接続端子24U、第2V相コイル接続端子24V、及び第2W相コイル接続端子24Wを備えている。また、各相の第2電源バスバー22U,22V,22Wは、第2U相給電端子26U、第2V相給電端子26V、及び第2W相給電端子26Wを備えている。さらに、各相の第2電源バスバー22U,22V,22Wは、第2U相渡り部28U、第2V相渡り部28V、及び第2W相渡り部28Wを備えている。
第2V相コイル接続端子24Vには、第2V相コイル162Vaの始線16aの端部が接続される。
第2W相コイル接続端子24Wには、第2W相コイル162Waの始線16aの端部が接続される。
第1V相コイル接続端子45Vは、第1V相コイル161Vbの終線16bの端部が配置された箇所のほぼ真上に配置され、この第1V相コイル161Vbの終線16bの端部が接続される。
第1W相コイル接続端子45Wは、第1W相コイル161Wbの終線16bの端部が配置された箇所のほぼ真上に配置され、この第1W相コイル161Wbの終線16bの端部が接続される。
第1渡り部47は、バスバーホルダ20の形状に沿って軸方向からみて円弧状に形成されている。
すなわち、第2中性点バスバー42は、第2U相コイル接続端子46U、第2V相コイル接続端子46V、及び第2W相コイル接続端子46Wと、各相のコイル接続端子46U,46V,46Wを接続する第2渡り部48と、により構成されている。
第2V相コイル接続端子46Vには、第2V相コイル162Vbの終線16bの端部が接続される。
第2W相コイル接続端子46Wには、第2W相コイル162Wbの終線16bの端部が接続される。
2つの第2W相コイル接続端子52Wは、それぞれ第2W相コイル162Waの終線16bの端部が配置されている箇所の真上と第2W相コイル162Wbの始線16aの端部が配置されている箇所の真上に配置されている。そして、2つの第2W相コイル接続端子52Wには、それぞれ第2W相コイル162Waの終線16bと第2W相コイル162Wbの始線16aとが接続されている。
2つの第1U相コイル接続端子51Uは、それぞれ第1U相コイル161Uaの終線16bの端部が配置されている箇所の真上と第1U相コイル161Ubの始線16aの端部が配置されている箇所の真上に配置されている。そして、2つの第1U相コイル接続端子51Uには、それぞれ第1U相コイル161Uaの終線16bと第1U相コイル161Ubの始線16aとが接続されている。
2つの第1V相コイル接続端子51Vは、それぞれ第1V相コイル161Vaの終線16bの端部が配置されている箇所の真上と第1V相コイル161Vbの始線16aの端部が配置されている箇所の真上に配置されている。そして、2つの第1V相コイル接続端子51Vには、それぞれ第1V相コイル161Vaの終線16bと第1V相コイル161Vbの始線16aとが接続されている。
2つの第1W相コイル接続端子51Wは、それぞれ第1W相コイル161Waの終線16bの端部が配置されている箇所の真上と第1W相コイル161Wbの始線16aの端部が配置されている箇所の真上に配置されている。そして、2つの第1W相コイル接続端子51Wには、それぞれ第1W相コイル161Waの終線16bと第1W相コイル161Wbの始線16aとが接続されている。
2つの第2U相コイル接続端子52Uは、それぞれ第2U相コイル162Uaの終線16bの端部が配置されている箇所の真上と第2U相コイル162Ubの始線16aの端部が配置されている箇所の真上に配置されている。そして、2つの第2U相コイル接続端子52Uには、それぞれ第2U相コイル162Uaの終線16bと第2U相コイル162Ubの始線16aとが接続されている。
2つの第2V相コイル接続端子52Vは、それぞれ第2V相コイル162Vaの終線16bの端部が配置されている箇所の真上と第2V相コイル162Vbの始線16aの端部が配置されている箇所の真上に配置されている。そして、2つの第2V相コイル接続端子52Vには、それぞれ第2V相コイル162Vaの終線16bと第2V相コイル162Vbの始線16aとが接続されている。
同図に示すように、コイル16の始線16aの長さを終線16bの長さよりも長く設定することにより(図3参照)、各バスバー21U〜44Wの各コイル接続端子23U〜52Wの位置と、対応するコイル16の始線16aの端部及び終線16bの端部の位置と、が所定量だけ周方向にずれる。
同図に示すように、バスバーユニット5によって、コイル16は、2系統の3相(U相、V相、W相)構造となるようにスター結線方式にて結線される。また各系統において、同相となるコイル16は、直列に結線される。
さらに、バスバーユニット5の各層において、同層に配置されているバスバー21U〜44Wの形状をできる限り同一にすることができる。
また、バスバーユニット5の1層目において、第1V相バスバー21Vと第2W相バスバー22Wとをほぼ同一の形状とすることができる。換言すれば、第1V相バスバー21Vと第2W相バスバー22Wとを任意の径方向の直線を中心にして線対称な形状とすることができる。
そして、バスバーユニット5の3層目において(図8参照)、各中間バスバー43U,43V,43W,44U,44Vの形状を、ほぼ同一にすることができる。
次に、図11〜図17に基づいて、第2実施形態について説明する。なお、以下の図では、前述の第1実施形態と同一態様には同一符号を付して説明を省略する。
ここで、第2実施形態のブラシレスモータ201は、電動パワーステアリング装置100に用いられるものである点、略有底円筒状のモータハウジング4と、このモータハウジング4内に内嵌固定された略円筒状のステータ2と、ステータ2の径方向内側に回転自在に配置されたロータ3と、ステータ2の軸方向一端側に配置され、このステータ2に給電を行うためのバスバーユニット205と、を備えている点等の基本的構成は、前述の第1実施形態と同様である。また、ステータ2は、12個の分割コア30を連結してなる点、各分割コア30のティース部33に、コイル16が集中巻方式により巻回されている点等の基本的構成も前述の第1実施形態と同様である。
同図に示すように、第2実施形態では、回転軸7(回転軸線L1、中心軸線L2)を中心に対向配置(以下、単に対向配置という)された同一系統で且つ同一相の2つのティース部33に、コイル16が一連に巻回されている。そして、2つのティース部33に架け渡されるコイル16が、2つのティース部33に巻回されたコイル16同士を接続する渡り線コイル216として機能する。渡り線コイル216は、ステータ202のバスバーユニット205側に引きまわれている。また、対向配置された2つのティース部33の何れか一方にコイル16の始線16aが引き出され、他方にコイル16の終線16bが引き出される。
同図に示すように、各系統の各相のコイル16の割り当ては、前述の第1実施形態と同様である。そして、全ての分割コア30を連結すると、合計6本の各相の渡り線コイル216(第1U相渡り線コイル216U1、第1V相渡り線コイル216V1、第1W相渡り線コイル216W1、第2U相渡り線コイル216U2、第2V相渡り線コイル216V2、第2W相渡り線コイル216W2)がステータ202のバスバーユニット205側に引き回される。また、各分割コア30からそれぞれ1つずつコイル16の始線16a又は終線16bの何れかが引き出される。
図13は、バスバーユニット205の平面図である。図14は、1層目のバスバーユニット205のパターン配置図である。図15は、2層目のバスバーユニット205のパターン配置図である。図16は、3層目のバスバーユニット205のパターン配置図である。
図13〜図16に示すように、バスバーユニット5は略円環状に形成された3層構造とされ、複数のバスバー221U〜242を有している。そして、各層にそれぞれ所定のバスバー221U〜242が配置されている。また、バスバーユニット5は、各層に配置された各バスバー221U〜242の絶縁距離を確保すると共に、各バスバー221U〜242を3層に分けて配置した状態で保持する樹脂製のバスバーホルダ220を備えている。このバスバーホルダ220が、略円環状に形成されている。
第1系統の第1U相電源バスバー221U、及び第1W相電源バスバー221Wは、軸方向からみてバスバーホルダ220の半円分に集約配置されている。また、第1系統の第1U相電源バスバー221U、及び第1W相電源バスバー221Wは、導電性の板状部材にプレス加工を施して形成されたものであり、それぞれ別個に構成されている。
第1W相コイル接続端子223Wは、第1W相コイル161Waの始線16aの端部が配置された箇所のほぼ真上に配置され、この第1W相コイル161Waの始線16aの端部が接続される。
第1U相渡り部227U、及び第1W相渡り部227Wは、バスバーホルダ20の形状に沿って軸方向からみて円弧状に形成されている。第1U相渡り部227U、及び第1W相渡り部227Wは、それぞれ周長が異なっている。
すなわち、第2系統の第2V相電源バスバー222Vは、第2V相コイル接続端子224Vと、第2V相給電端子226Vと、第2V相渡り部228Vと、を備えている。また、第2W相電源バスバー222Wは、第2W相コイル接続端子224Wと、第2W相給電端子226Wと、第2W相渡り部228Wと、を備えている。
第2W相コイル接続端子224Wには、第2W相コイル162Waの始線16aの端部が接続される。
第1系統の第1V相電源バスバー221Vは、軸方向からみて1層目の第1U相給電端子225U、及び第1W相給電端子225Wが配置されている側のバスバーホルダ220の半円分に集約配置されている。また、第1系統の第1V相電源バスバー221Vは、導電性の板状部材にプレス加工を施して形成されたものである。
第1V相コイル接続端子223Vは、第1V相コイル161Vaの始線16aの端部が配置された箇所のほぼ真上に配置され、この第1V相コイル161Vaの始線16aの端部が接続される。
すなわち、第2系統の第2U相電源バスバー222Uは、第2U相コイル接続端子224Uと、第2U相給電端子226Uと、第2U相渡り部228Uと、を備えている。
第2U相コイル接続端子224Uは、第2U相コイル162Uaの始線16aの端部が配置された箇所のほぼ真上に配置されている。第2U相コイル接続端子224Uには、第2U相コイル162Uaの始線16aの端部が接続される。
第1V相コイル接続端子245Vは、第1V相コイル161Vbの終線16bの端部が配置された箇所のほぼ真上に配置され、この第1V相コイル161Vbの終線16bの端部が接続される。
第1W相コイル接続端子245Wは、第1W相コイル161Wbの終線16bの端部が配置された箇所のほぼ真上に配置され、この第1W相コイル161Wbの終線16bの端部が接続される。
第1渡り部247は、バスバーホルダ20の形状に沿って軸方向からみて円弧状に形成されている。
すなわち、第2中性点バスバー242は、第2U相コイル接続端子246U、第2V相コイル接続端子246V、及び第2W相コイル接続端子246Wと、各相のコイル接続端子246U,246V,246Wを接続する第2渡り部248と、により構成されている。
同図に示すように、同一系統で且つ同一相の2つのティース部33に、コイル16が一連に巻回され、2つのティース部33に架け渡されるコイル16を渡り線コイル216として機能させる。これにより、バスバーユニット205を構成するバスバー221,222,241,242の個数を減少させつつ、前述の図10に示すように、コイル16を、2系統の3相(U相、V相、W相)構造となるようにスター結線方式にて結線できる。
次に、図18に基づいて、第2実施形態の変形例について説明する。
図18は、第2実施形態の変形例における分割コア30の斜視図であって、前述の第2実施形態における図11に対応している。
ここで、上述の第2実施形態では、ステータ202のバスバーユニット205側に、同一系統で且つ同一相の2つのティース部33に架け渡される渡り線コイル216が引きまわれている場合について説明した。しかしながら、図18に示すように、ステータ202のバスバーユニット205とは反対側に渡り線コイル216を引き回してもよい。
例えば、上述の実施形態では、ブラシレスモータ1は、電動パワーステアリング装置100に用いられるものである場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ブラシレスモータ1を様々な電動駆動装置に用いることが可能である。
2,202…ステータ
5,205…バスバーユニット
16…コイル
16a…始線
16b…終線
21U,221U…第1U相電源バスバー(電源用バスバー)
21V,221V…第1V相電源バスバー(電源用バスバー)
21W,221W…第1W相電源バスバー(電源用バスバー)
22U,222U…第2U相電源バスバー(電源用バスバー)
22V,222V…第2V相電源バスバー(電源用バスバー)
22W,222W…第2W相電源バスバー(電源用バスバー)
23U,223U…第1U相コイル接続端子(始線接続位置)
23V,223V…第1V相コイル接続端子(始線接続位置)
23W,223W…第1W相コイル接続端子(始線接続位置)
24U,224U…第2U相コイル接続端子(始線接続位置)
24V,224V…第2V相コイル接続端子(始線接続位置)
24W,224W…第2W相コイル接続端子(始線接続位置)
33…ティース部
41,241…第1中性点バスバー(中性点用バスバー)
42,242…第2中性点バスバー(中性点用バスバー)
43U…第1U相中間バスバー(バスバー)
43V…第1V相中間バスバー(バスバー)
43W…第1W相中間バスバー(バスバー)
44U…第2U相中間バスバー(バスバー)
44V…第2V相中間バスバー(バスバー)
44W…第2W相中間バスバー(バスバー)
45U,51U,245U…第1U相コイル接続端子(終線接続位置)
45V,51V,245V…第1V相コイル接続端子(終線接続位置)
45W,51W,245W…第1W相コイル接続端子(終線接続位置)
46U,52U,246U…第2U相コイル接続端子(終線接続位置)
46V,52V,246V…第2V相コイル接続端子(終線接続位置)
46W,52W,246W…第2W相コイル接続端子(終線接続位置)
100…電動パワーステアリング装置
101…ステアリング
161Ua,161Ub…第1U相コイル(コイル)
161Va,161Vb…第1V相コイル(コイル)
161Wa,161Wb…第1W相コイル(コイル)
162Ua,162Ub…第2U相コイル(コイル)
162Va,162Vb…第2V相コイル(コイル)
162Wa,162Wb…第2W相コイル(コイル)
216…渡り線コイル
Claims (7)
- Nを自然数としたとき、12N個のティース部を有し、該ティース部に集中巻方式によりコイルが巻回されるステータと、
前記コイルを、2系統の3相構造となるようにスター結線するバスバーと、を備え、
前記ステータの中心軸を中心に、同一系統の2つの同一相の前記コイルが対向配置されたブラシレスモータであって、
前記ティース部に巻回されている各前記コイルの巻き初めである始線の長さと、巻き終わりとなる終線の長さとが異なった長さに設定され、且つ全ての前記始線の長さが同一長さに設定されると共に、全ての前記終線の長さが同一長さに設定されることを特徴とするブラシレスモータ。 - 前記終線の長さよりも前記始線の長さが長く設定されていることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータ。
- 前記始線の始線引き出し位置と、対応する前記始線の前記バスバーへの始線接続位置とが周方向にずれていると共に、
前記終線の終線引き出し位置と、対応する前記終線の前記バスバーへの終線接続位置とが周方向にずれており、
前記始線接続位置の前記始線引き出し位置に対するずれ量と、前記終線接続位置の前記終線引き出し位置に対するずれ量とが、それぞれ、同一に設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブラシレスモータ。 - 12個のティース部を有し、該ティース部に集中巻方式によりコイルが巻回されるステータを備え、
前記コイルは、2系統の3相構造にスター結線されており、
前記ステータの中心軸を中心に、同一系統の2つの同一相の前記コイルが対向配置されたブラシレスモータであって、
前記対向配置された同一相の前記コイル同士を接続する渡り線コイルと、
電源に接続される側の前記コイルの電源側端末部を、前記電源に接続するための電源用バスバーと、
中性点に接続される側の前記コイルの中性点側端末部を、互いに接続するための中性点用バスバーと、
を備え、
前記電源用バスバーは2層に構成されており、前記中性点用バスバーは1層に構成されており、
1層目の前記電源用バスバーには、前記2系統のうちの第1系統における第1U相電源バスバー、及び第1W相電源バスバーと、前記2系統のうちの第2系統における第2V相電源バスバー、及び第2W相電源バスバーと、が配置されており、
2層目の前記電源用バスバーには、前記第1系統における第1V相電源バスバーと、前記第2系統における第2U相電源バスバーと、が配置されており、
前記中性点用バスバーは、前記第1系統における第1中性点バスバーと、前記第2系統における第2中性点バスバーと、からなることを特徴とするブラシレスモータ。 - 同一系統の2つの同一相の前記コイルと、対応する前記渡り線コイルとが、1つのコイルによって連続形成されている
ことを特徴とする請求項4に記載のブラシレスモータ。 - 前記ステータの軸方向一端面側に、前記電源用バスバー及び前記中性点用バスバーが配置されており、
前記ステータの軸方向他端面側に、前記渡り線コイルが配置されていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のブラシレスモータ。 - 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のブラシレスモータを、車両のステアリング操作に基づいて、該ステアリング操作をアシストするために用いることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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