JP6786980B2 - 画像形成システム及び画像形成装置並びに画像形成制御プログラム - Google Patents
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Description
この種の画像形成装置において、連続紙又はロール紙と呼ばれる、定型サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙に画像を形成することも可能である。なお、このような長尺用紙は、宛名やシリアル番号や商品表示などのシール形式のラベル等を繰り返し印刷するといった用途で使用されることが多い。
下地画像形成装置において、所定位置にアイマークを形成し(図11中のステップS11)、アイマークに合わせて下地画像を形成する(図11中のステップS12)。これを、所定画像分繰り返して実行する(図11中のステップS13)。ここで、下地画像形成装置から追い刷り画像形成装置に用紙をセットする。
図12はアイマークを用いた追い刷りの様子を模式的に示している。以下、理想的な場合と実際の場合とを対比して説明する。
(1)本発明の一側面が反映された画像形成システムは、下地画像を形成する下地画像形成部と、追い刷り画像を形成する追い刷り画像形成部と、追い刷り画像を形成する前にマークを読み取る第1読み取り部と、追い刷り画像が形成された後にマークを読み取る第2読み取り部と、追い刷り画像を形成する際の位置を調整する制御部と、を備え、定型サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙に対して、下地画像を形成した後に追い刷り画像を形成する画像形成システムであって、前記下地画像形成部は、前記長尺用紙に下地画像を形成する際に、前記長尺用紙における追い刷り画像を形成する際の先端側に定められた追い刷り調整区間で、追い刷りでの位置確認に使用される第1マークと、前記第1マークに対して所定距離の位置で追い刷りでの位置照合に使用される第2マークとを形成し、前記制御部は、前記追い刷り画像形成部が追い刷り画像を形成する前に、前記追い刷り調整区間で、前記第1読み取り部により前記第1マークを読み取って追い刷りの位置確認を行い、前記第1マークに対して所定距離の位置で前記追い刷り画像形成部により第3マークを形成し、前記第2読み取り部の読み取り結果により前記第2マークと前記第3マークとの位置を照合し、前記第2マークと前記第3マークとの位置関係に応じて前記追い刷り画像形成部が追い刷り画像を形成する位置を調整する、ことを特徴とする。
(4)以上の(1)〜(3)において、前記下地画像形成部は、前記追い刷り調整区間において、前記第1マーク1個に対して前記第2マークを複数の異なる位置に形成し、前記制御部は、前記追い刷り調整区間で、前記第1マーク1個に対して複数の異なる位置で前記追い刷り画像形成部により第3マークを形成し、前記第2読み取り部の読み取り結果により、複数の位置で前記第2マークと前記第3マークとの位置を照合する。
(8)以上の(1)〜(6)において、前記長尺用紙において下地画像又は追い刷り画像を形成する区間を画像形成区間とした場合に、前記制御部は、前記追い刷り調整区間において照合された前記第2マークと前記第3マークとの位置関係が所定の距離を有する状態である場合に、追い刷り画像を形成する前記画像形成区間において前記所定の距離を有する状態を解消するように前記追い刷り画像形成部が追い刷り画像を形成する位置を調整する、ことを特徴とする。
(1)本発明の一側面が反映された画像形成システム及び画像形成装置並びに画像形成制御プログラムでは、長尺用紙に対して下地画像を形成した後に追い刷り画像を形成する際に、下地画像形成部は、追い刷り調整区間で、追い刷りでの位置確認に使用される第1マークと、第1マークに対して所定距離の位置で追い刷りでの位置照合に使用される第2マークとを形成し、追い刷り画像形成部は、追い刷り調整区間で、第1マークの読み取り結果により追い刷りの位置確認を行い、第1マークに対して所定距離の位置で追い刷り画像形成部により第3マークを形成し、制御部は、第2マークと第3マークの読み取り結果により位置を照合し、第2マークと第3マークとの位置関係に応じて追い刷り画像形成部が追い刷り画像を形成する位置を調整する。
(7)以上の(1)〜(6)において、追い刷り調整区間において、第2マークと第3マークとの位置が一致するように追い刷り画像形成部が追い刷り画像を形成する位置を調整することで、第1マーク(アイマーク)を検出できても追い刷り位置がずれる状況において、第1マークから所定距離に下地画像形成で形成された第2マークと、第1マークから所定距離に追い刷り画像形成で形成された第3マークとを一致させるように調整し、下地画像形成と追い刷り画像形成との正確な位置合わせが可能になる。
なお、画像形成システム1や画像形成装置100の動作が画像形成制御方法である。また、画像形成システム1や画像形成装置100の動作を制御する制御部101の制御は、画像形成制御プログラムに基づいて行われる。
ここで、給紙装置50と画像形成装置100と排紙装置200とがセットされた画像形成システム1の構成例を、図1と図2に基づいて詳細に説明する。
なお、給紙装置50と画像形成装置100と排紙装置200とがセットされた画像形成システム1は、画像形成システムの一例を示しており、図示されない他の後処理装置などが接続されていても良い。また、本実施形態では下地画像形成と追い刷り画像形成とを行うことを想定しているが、下地画像形成については図示されない他の画像形成装置で実行しても良いし、画像形成装置100で実行しても良い。なお、追い刷り画像形成については、追い刷り画像形成部としての画像形成装置100で実行する。
以下、図3のフローチャート、図4以降の各種説明図を用いて、長尺用紙PLに対して下地画像形成と追い刷り画像形成とを行う本実施形態の動作説明を行う。
長尺用紙PLにおいて、追い刷りでの位置ずれが発生しやすいのはジョブの先頭部分が多くなる。そのため、追い刷り画像形成時に、追い刷り画像を画像形成する前に追い刷り位置、倍率が調整済みであることが望ましい。
ここで、画像形成区間における追い刷り画像形成での位置確認に使用される第1マークとしての既存の「アイマーク」に加え、本実施形態では、追い刷り調整区間において、第1マークと共に、第1マークに対して所定距離の位置で追い刷りでの位置照合に使用される第2マークとして「チェックマーク」を、下地画像形成装置が長尺用紙PLに形成しておく。そして、画像形成装置100で追い刷り画像形成を実行する際に、追い刷り調整区間において、第1マークに対して所定距離に第3マークとしての「追い刷りチェックマーク」を追い刷りする。
なお、ここでは、追い刷り調整区間における第2マークと第3マークとの位置関係として、
・位置関係1:「第2マークと第3マークとが一致する状態」、
・位置関係2:「第2マークと第3マークとが所定の距離を有する状態」、
との2種類を想定することができる。
このため、追い刷り調整区間の区間長さ、第1マーク位置、第1マーク個数、第1マーク間隔、第2マーク個数、第2マーク位置(第1マークから第2マークまでの所定距離)等の各種情報を、追い刷り調整区間情報として、下地画像形成を実行する画像形成装置と追い刷り画像形成を実行する画像形成装置との間で情報共有しておく。
まず、下地画像形成を行う画像形成装置(画像形成装置100又は図示されない外部の画像形成装置:以下、「下地画像形成装置」と呼ぶ)は、追い刷り画像形成における通紙方向の情報を入手する。ここで、追い刷り画像形成の通紙方向が、下地画像形成の通紙方向と同方向であるか、逆方向であるかを確認する。例えば、下地画像形成装置で排紙された長尺用紙PLのロールをそのまま追い刷り画像形成装置に供給すると通紙方向は逆方向になる。一方、下地画像形成装置で排紙された長尺用紙PLのロールを巻き直してから追い刷り画像形成装置に供給すると通紙方向は同方向になる。この通紙方向の情報は通信部経由で下地画像形成装置が入手しても良いし、オペレータが下地画像形成装置の操作部に情報を入力しても良い。
また、追い刷り画像形成の通紙方向が下地画像形成と逆方向である場合(図3中のステップS100で「逆方向」)、下地画像形成装置においては、長尺用紙PLの先端から画像形成区間が始まり、長尺用紙PLの後端側に追い刷り調整区間が存在する。なお、追い刷り画像形成の通紙方向が下地画像形成と逆方向である場合には、下地画像形成では、長尺用紙PLの給紙方向が逆になるだけでなく、マークや下地画像の向きも追い刷り画像形成とは異なる向きである。
なお、図4又は図5の状態で下地画像形成された長尺用紙PLは、下地画像形成装置で排紙された状態のロールを巻き直してから給紙装置50にセットされる。一方、図6の状態で下地画像形成された長尺用紙PLは、下地画像形成装置で排紙された状態のロールを巻き直しせずに給紙装置50にセットされる。これにより、いずれの場合であっても、図4(b)や図5(b)のような状態で、追い刷り調整区間の後に画像形成区間が存在するようにして追い刷り画像形成が実行されるようになる。
その時点で長尺用紙PLにおいて追い刷り調整区間であれば(図3中のステップS202でYES)、長尺用紙PL上において、読み取られたアイマークMK_eyeから所定の距離の位置に、第3マークとしての追い刷りチェックマークMK_ck2を形成するように、制御部101は画像形成部150を制御する(図3中のステップS203)。
図7に示す例では、追い刷り調整区間において、全てのチェックマークMK_ck1に対して追い刷りチェックマークMK_ck2が追い刷りされていて、全てにおいてチェックマークMK_ck1と追い刷りチェックマークMK_ck2の位置が不一致である。すなわち、未使用、すなわち追い刷りチェックマークMK_ck2が追い刷りされていないチェックマークMK_ck1は存在していない(図3中のステップS208でNO)。この場合、制御部101は、追い刷り調整が完了しなかったため、追い刷り画像形成を中止し、操作表示部105においてエラー状態を表示させる(図3中の「追い刷り画像形成・エラーエンド」)。
この場合、制御部101は、未使用チェックマークMK_ck1で追い刷り調整を行うように各部を設定し(図3中のステップS209)、長尺用紙PLを巻き戻して給紙装置50に再セットするように操作表示部105に表示を行って、オペレータに長尺用紙PLの再セットを促す(図3中のステップS210)。長尺用紙PLが給紙装置50に再セットされると、制御部101はステップS200に戻って、未使用のチェックマークMK_ck1を用いて追い刷り調整を開始する(図8(c))。なお、この際に、オペレータは追い刷り調整区間で実行される位置調整の精度の設定を変更する(図4中のステップS200)ことも可能である。
図8(c)の場合には、2列目のチェックマークMK_ck1を用いて追い刷り調整を再開し、上から3個目でチェックマークMK_ck1と追い刷りチェックマークMK_ck2とが一致(図3中のステップS204でYES、S205、S207でYES)した例を示している。この後、制御部101は、画像形成区間において、センサ109で読み取られたアイマークに合わせて、下地画像G_dwnに重ねて追い刷り画像G_upを画像形成するように画像形成部150を制御する(図3中のステップS210)。
しかし、図9(b)のように、チェックマークMK_ck1と追い刷りチェックマークMK_ck2との位置が一致しているにもかかわらず、画像形成倍率の違いや用紙収縮に起因して、チェックマークMK_ck1と追い刷りチェックマークMK_ck2から離れた位置において、下地画像「A」の下端部と追い刷り画像の「◎」とが接触しない不適切な状態になることもある。
以上の実施形態では、長尺用紙PLにおける追い刷り画像を形成する際の先端側に定められた追い刷り調整区間と、追い刷り調整区間の後の画像形成区間とを説明してきた。但し、追い刷り調整区間において、チェックマークMK_ck1と追い刷りチェックマークMK_ck2との位置が一致しない場合に(図3中のステップS207でNO)、ヤレ画像を出さないためには、画像形成区間における追い刷り画像形成を開始せずに長尺用紙PLの搬送を停止させる必要がある。
また、以上の実施形態では、出力物読取部190での読み取り結果を参照して、チェックマークMK_ck1と追い刷りチェックマークMK_ck2との位置を照合していたが、これに限定されるものではない。例えば、画像形成部150の転写位置直後に、チェックマークMK_ck1と追い刷りチェックマークMK_ck2との位置を照合する専用のセンサを設けることも可能である。この場合、上述した緩衝区間を短くすることができる。
また、以上の実施形態において、追い刷り調整区間の途中で追い刷りが完了したため追い刷り調整区間が残っている場合であって、複数のチェックマークMK_ck1が下地画像形成で形成されている場合には、それまでと異なる他の位置のチェックマークMK_ck1に追い刷りチェックマークMK_ck2を追い刷りして位置の照合を行うようにしても良い。この場合には、より精度の高い追い刷り調整が可能になる。
また、以上の実施形態において、位置確認用のアイマークを第1マークの具体例として説明してきたが、アイマークと呼ばれるマーク以外の他のマークや印や線についても、本実施形態における第1マークと同様に使用される場合には、本実施形態の変形例である。その他、本実施形態の趣旨に反しない範囲での各種の変形が可能であり、これらも本実施形態の変形例に含まれるものである。
〔その他の実施形態(4)〕
以上の説明では、追い刷り調整区間における第2マーク(チェックマークMK_ck1)と第3マーク(追い刷りチェックマークMK_ck2)との位置関係として、位置関係1(第2マークと第3マークとが一致する状態)を具体例にして全体の説明をしてきた。
この場合、追い刷り調整区間において照合された第2マークと第3マークとの位置関係が所定の距離を有する状態になった場合に、制御部101は、追い刷り画像を形成する画像形成区間において、その所定の距離を有する状態を解消するように、画像形成部100が追い刷り画像を形成する位置を調整する。
50 給紙装置
100 画像形成装置
101 制御部
102 通信部
103 プリントコントローラ
104 記憶部
105 操作表示部
107 搬送部
109 センサ
110 原稿読取部
120 RIP処理部
130 データ記憶部
140 画像処理部
150 画像形成部
160 定着部
190 出力物読取部
200 排紙装置
Claims (10)
- 下地画像を形成する下地画像形成部と、追い刷り画像を形成する追い刷り画像形成部と、追い刷り画像を形成する前にマークを読み取る第1読み取り部と、追い刷り画像が形成された後にマークを読み取る第2読み取り部と、追い刷り画像を形成する際の位置を調整する制御部と、を備え、定型サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙に対して、下地画像を形成した後に追い刷り画像を形成する画像形成システムであって、
前記下地画像形成部は、前記長尺用紙に下地画像を形成する際に、前記長尺用紙における追い刷り画像を形成する際の先端側に定められた追い刷り調整区間で、追い刷りでの位置確認に使用される第1マークと、前記第1マークに対して所定距離の位置で追い刷りでの位置照合に使用される第2マークとを形成し、
前記制御部は、前記追い刷り画像形成部が追い刷り画像を形成する前に、前記追い刷り調整区間で、前記第1読み取り部により前記第1マークを読み取って追い刷りの位置確認を行い、前記第1マークに対して所定距離の位置で前記追い刷り画像形成部により第3マークを形成し、前記第2読み取り部の読み取り結果により前記第2マークと前記第3マークとの位置を照合し、前記第2マークと前記第3マークとの位置関係に応じて前記追い刷り画像形成部が追い刷り画像を形成する位置を調整する、
ことを特徴とする画像形成システム。 - 前記追い刷り調整区間は、下地画像又は追い刷り画像を形成する画像形成区間と、前記長尺用紙の端部の間に定められており、
前記下地画像形成部は、前記長尺用紙の搬送方向に沿って複数個の前記第1マークを形成し、前記長尺用紙の搬送方向に沿って複数個の前記第2マークの列を、前記搬送方向とは直交する方向に複数形成し、
前記制御部は、前記追い刷り調整区間において、ある列において前記第2マークと前記第3マークとの位置を照合により一致が確認できない場合には、別の列において前記第2マークと前記第3マークとの位置の照合により追い刷り画像を形成する位置を調整するように、前記追い刷り画像形成部を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。 - 前記制御部は、設定された精度に基づいて、前記第2マークと前記第3マークとの位置を照合し、前記第2マークと前記第3マークとの位置関係に応じて前記追い刷り画像形成部が追い刷り画像を形成する位置を調整する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれか一項に記載の画像形成システム。 - 前記下地画像形成部は、前記追い刷り調整区間において、前記第1マーク1個に対して前記第2マークを複数の異なる位置に形成し、
前記制御部は、前記追い刷り調整区間で、前記第1マーク1個に対して複数の異なる位置で前記追い刷り画像形成部により第3マークを形成し、前記第2読み取り部の読み取り結果により、複数の位置で前記第2マークと前記第3マークとの位置を照合する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像形成システム。 - 前記長尺用紙において下地画像又は追い刷り画像を形成する区間を画像形成区間とした場合に、
前記下地画像形成部は、前記画像形成区間の余白部分に前記第1マークと前記第2マークとを形成し、
前記追い刷り画像形成部は、前記画像形成区間の余白部分に前記第3マークを形成し、
前記制御部は、前記追い刷り調整区間に加えて画像形成区間においても、前記第2マークと前記第3マークとの位置を照合し、前記第2マークと前記第3マークとの位置関係に応じて前記追い刷り画像形成部が追い刷り画像を形成する位置を調整する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像形成システム。 - 前記長尺用紙において下地画像又は追い刷り画像を形成する区間を画像形成区間とした場合に、
前記下地画像形成部は、前記追い刷り調整区間では前記第1マークと前記第2マークとを形成し、前記画像形成区間の余白部分では前記第1マークを形成し、
前記追い刷り画像形成部は、前記追い刷り調整区間に前記第3マークを形成し、
前記制御部は、前記追い刷り調整区間において、前記第2マークと前記第3マークとの位置を照合して前記第2マークと前記第3マークとの位置関係に応じて追い刷り画像を形成する位置を調整し、前記画像形成区間において、前記第1マークの読み取り結果を参照して追い刷り画像を形成する位置を確認する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像形成システム。 - 前記制御部は、前記追い刷り調整区間において、前記第2マークと前記第3マークとの位置が一致するように前記追い刷り画像形成部が追い刷り画像を形成する位置を調整する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の画像形成システム。 - 前記長尺用紙において下地画像又は追い刷り画像を形成する区間を画像形成区間とした場合に、
前記制御部は、前記追い刷り調整区間において照合された前記第2マークと前記第3マークとの位置関係が所定の距離を有する状態である場合に、追い刷り画像を形成する前記画像形成区間において前記所定の距離を有する状態を解消するように前記追い刷り画像形成部が追い刷り画像を形成する位置を調整する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の画像形成システム。 - 追い刷り画像を形成する追い刷り画像形成部と、追い刷り画像を形成する前にマークを読み取る第1読み取り部と、追い刷り画像が形成された後にマークを読み取る第2読み取り部と、追い刷り画像を形成する際の位置を調整する制御部と、を備え、定型サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙に対して、下地画像形成部により下地画像が形成された後に追い刷り画像を形成する画像形成装置であって、
前記長尺用紙に下地画像を形成する際に、前記長尺用紙における追い刷り画像を形成する際の先端側に定められた追い刷り調整区間で、追い刷りでの位置確認に使用される第1マークと、前記第1マークに対して所定距離の位置で追い刷りでの位置照合に使用される第2マークとが前記下地画像形成部により形成されており、
前記制御部は、前記追い刷り画像形成部が追い刷り画像を形成する前に、前記追い刷り調整区間で、前記第1読み取り部により前記第1マークを読み取って追い刷りの位置確認を行い、前記第1マークに対して所定距離の位置で前記追い刷り画像形成部により第3マークを形成し、前記第2読み取り部の読み取り結果により前記第2マークと前記第3マークとの位置を照合し、前記第2マークと前記第3マークとの位置関係に応じて前記追い刷り画像形成部が追い刷り画像を形成する位置を調整する、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 下地画像を形成する下地画像形成部と、追い刷り画像を形成する追い刷り画像形成部と、追い刷り画像を形成する前にマークを読み取る第1読み取り部と、追い刷り画像が形成された後にマークを読み取る第2読み取り部と、追い刷り画像を形成する際の位置を調整する制御部と、を備え、
定型サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙に対して、下地画像を形成した後に追い刷り画像を形成する画像形成システムを制御する画像形成制御プログラムであって、
前記下地画像形成部は、前記長尺用紙に下地画像を形成する際に、前記長尺用紙における追い刷り画像を形成する際の先端側に定められた追い刷り調整区間で、追い刷りでの位置確認に使用される第1マークと、前記第1マークに対して所定距離の位置で追い刷りでの位置照合に使用される第2マークとを形成し、
前記制御部は、前記追い刷り画像形成部が追い刷り画像を形成する前に、前記追い刷り調整区間で、前記第1読み取り部により前記第1マークを読み取って追い刷りの位置確認を行い、前記第1マークに対して所定距離の位置で前記追い刷り画像形成部により第3マークを形成し、前記第2読み取り部の読み取り結果により前記第2マークと前記第3マークとの位置を照合し、前記第2マークと前記第3マークとの位置関係に応じて前記追い刷り画像形成部が追い刷り画像を形成する位置を調整する、
よう前記画像形成システムのコンピュータを機能させることを特徴とする画像形成制御プログラム。
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