JP6626636B2 - 二重容器 - Google Patents
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Description
または、内部容器と外部容器とにそれぞれ異なる内容物を充填すれば、必ずしも内部容器を2つ設ける必要が無くなり、コスト削減を図ることができる。
て複数の内容物を充填することができ、汎用性を増すことができる。
図2aに示すように、下部に、袋体21を取り付けるための貼着部23を備えており、上部に、後述する内部容器用バルブ40のハウジング41の下端の連結筒41hと連結する連結部24を備えている。貼着部23は、略ひし形柱状のものであり、その側面に水平方向に延びる水平リブ23aが形成されており、上端にフランジ部23bが形成されている。連結部24は、円筒状のものであり、その下端に底部24aが形成されている。また、上端部に、後述するバルブホルダー50と係合するための係合部24bが形成されている。
44をハウジング41内に挿入し、カバー45でそれらを覆うようにして固定する。つまり、カバー45をハウジング41に向かう方向(下方向)に押圧しながら、ハウジング41のフランジ部41dの下部に位置するカバー45の側面45cをハウジング41側に向かって環状に数箇所または全周をカシメて(縮径して)、ハウジング41に固定する。これにより環状のラバー43と、環状のラバー43に連結された弁体42は、バネ44の弾発力を受けてカバー45に押し付けられた状態でハウジング41内に固定され、環状のラバー43でシールされた状態になる。カバー45の下端45dは、下方に真っ直ぐ向いた状態となっている。
また、シール部84と下筒部82の内面とは、第2テーパー段部84d(環状段部)によって連続している。下筒部82の下部内面には、連結部材22の連結部24の係合部24bと係合する環状係合部86が形成されている。
固定部92は、図2aに示すように、バルブホルダー50のフランジ部61cの上面と当接する上鍔部92aを有し、バルブアッセンブリ30を外部容器10に取り付けるときに、下端をカシメることによって下鍔部92bが形成される。
Pi−PoがPaを下回るようにし、使用時にはPi(加圧剤P1によるゲージ圧)がPa以上となるようにしているのである。
加圧剤P2としては、例えば窒素、圧縮空気、炭酸ガス、亜酸化窒素などの圧縮ガス、液化石油ガス、ハイドロフルオロオレフィンなどの液化ガスなどがあげられる。外容器内の圧力としては、例えば0.2〜0.6MPaとする。
内容物C1、C2としては、混合されることで効果を発揮する2液反応製剤があげられ、特に本発明の二重容器1は2液反応製剤に触れることなく外部容器10内で2液を混合することができるため、皮膚に対して刺激がある有機溶剤を含有する2液式発光剤などがあげられる。2液式発光剤とする場合は、2つの内部容器20の一方に活性シュウ酸エステル溶液を充填し、他方に過酸化水素水を充填するのが好ましい。
加圧剤P1としては、上記外部容器10と内部容器20との間に充填されるものと同様のものを用いるが、これに限定されるわけではなく、種々のものを使用可能である。圧力は、内部容器20の開封手段21aを開封するのに必要な圧力や、外部容器10と内部容器20との間に充填される加圧剤P2の圧力との兼ね合いで決まるが、少なくとも、外部容器10と内部容器20との間に充填された加圧剤P2による与圧が無くなった状態において、開封手段21aの作動圧力(許容圧力)を上回る圧力とする。具体的には、例えば0.1〜0.5MPaとする。なお、開封手段21aの作動圧力が0.05MPa以下であると、内容物Cや加圧剤Pの充填時や搬送時の衝撃等により開封してしまう可能性があり、0.4MPa以上とすると、圧力差を生じさせるために多くの加圧剤P1、P2が必要となるため、0.05〜0.4MPaとすることが好ましい。
き)、円筒体140に収納されている内容物C1と、外部容器10内の内容物C2と混合させる。なお、円筒体140内に収納されている内容物C1は、外部容器10内の内容物C2と反応しガスを発生させる炭酸塩などの発泡剤を含んでおり、混合によりガスを生じさせ、このガスによる圧力で内容物を外部へ吐出できるようになっている。
10・・外部容器
10a・・胴部
10b・・肩部
10c・・首部
10d・・フランジ部
10e・・開口部の内面
20・・内部容器
21・・袋体
21a・・貼り合せ部
22・・連結部材
23・・貼着部
23a・・水平リブ
23b・・フランジ部
24・・連結部
24a・・底部
24b・・係合部
30・・バルブアッセンブリ
40・・内部容器用バルブ
40A・・吐出用バルブ
41・・ハウジング
41a・・円柱状の空間
41b・・連通孔
41c・・ラバー保持部
41d・・フランジ部
41e・・第1段部
41f・・第2段部
41g・・ガスケット
41h・・連結筒
42・・弁体
42a・・環状段部
42A・・ステム
42b・・ステム孔
43・・環状のラバー
44・・バネ
45・・カバー
45a・・上底
45b・・中心孔
45c・・側面
45d・・下端
50・・バルブホルダー
50a・・切欠面
60・・基部
61・・本体(蓋部)
61a・・上面
61b・・リング部
61c・・フランジ部
62・・シール部
62a・・環状凹部
62b・・ガスケット
70・・充填部(混合操作用バルブ)
70a・・ステムラバー保持部
71・・ステム
71a・・ステム孔
72・・ステムラバー
73・・バネ
74・・操作ボタン
74a・・通路
80・・ホルダー部
81・・上筒部
82・・下筒部
83・・環状段部
84・・シール部
84a・・上部
84b・・下部
84c・・第1テーパー段部
84d・・第2テーパー段部
85・・溝部
86・・環状係合部
90・・マウンテンカバー
90a・・切欠面
91・・カバー部
91a・・挿通孔
91b・・凹み部
91c・・突出部
92・・固定部
92a・・上鍔部
92b・・下鍔部
100・・キャップ
110・・ディップチューブ
120・・吐出用ボタン
130・・隔壁部
140・・円筒体
141・・蓋体
C1、C2・・内容物
P1、P2・・加圧剤
Claims (7)
- 内圧を有するように加圧される外部容器と、
外部容器内に収容され、内容物と加圧剤とが充填される内部容器と、
外部容器に取り付けられるバルブアッセンブリとを備え、
バルブアッセンブリが、外部容器内と大気とを連通可能なバルブを備えており、
内部容器がパウチであって、
パウチが、外部容器内の減圧によって生じる、加圧剤圧力の相対的な上昇により剥がれて開封する貼り合せ部を周縁部に備えていることを特徴とする二重容器。 - 内部容器を少なくとも2つ備えており、内部容器にそれぞれに異なる内容物が充填される請求項1記載の二重容器。
- 内部容器と外部容器にそれぞれ異なる内容物が充填される請求項1又は2記載の二重容器。
- バルブアッセンブリが、内部容器内と大気とを連通可能なバルブを備えている請求項1から3のいずれかに記載の二重容器。
- 外部容器内の内容物を吐出するための吐出用バルブを備えている請求項1から4のいずれかに記載の二重容器。
- 外部容器内と大気とを連通可能なバルブが、吐出用バルブを兼ねている請求項5記載の二重容器。
- 内部容器が、内部容器内を仕切る隔壁部を備えている請求項1から6のいずれかに記載の二重容器。
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JP2015107625A JP6626636B2 (ja) | 2015-05-27 | 2015-05-27 | 二重容器 |
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