JP6621717B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
前記前後方向と直交する幅方向と、
吸収材料を含み、前記前後方向に延びる一対の第1折り目及び一対の第2折り目を有する吸収体と、
前記吸収体の肌対向面側に配置される肌面シートと、を備える吸収性物品であって、
前記吸収体は、
前記一対の第1折り目の間に位置し、前記吸収体の幅方向の中央を含む第1領域と、
前記第1折り目より幅方向内側に位置する前記第2折り目と前記第1折り目との間に位置し、前記第1領域の肌対向面側にそれぞれ配置される一対の第2領域と、
前記第2折り目よりも幅方向の外側に位置し、前記第2領域の肌対向面側にそれぞれ配置される一対の第3領域と、を有し、
前記一対の第2折り目は、前記幅方向において離間しており、
前記第2領域の吸収材料の目付は、前記第1領域の吸収材料の目付よりも低く、前記第3領域の吸収材料の目付よりも低い、吸収性物品。
置される。そのため、吸収体の一対の第2折り目間は、吸収体の厚みが比較的薄く、一対の第2折り目よりも幅方向外側の領域と比較して非肌面側に凹む。吸収体の幅方向中央が非肌面側に凹んでいるため、着用者と吸収体の間に前後方向に延びる空間を形成できる。
当該空間によって体液を前後方向に拡散することができ、吸収体の前後方向の全域にわたって吸収性能を有効活用し易くなる。
前記肌面シートは、前記一対の第2折り目間に位置する第1領域の肌対向面側と、前記第3領域の肌対向面側と、に跨って配置されてもよい。
前記第1領域、前記第2領域及び前記第3領域が積層された重畳部において、前記肌面シートは、前記第1領域と前記第2領域の間、及び前記第2領域と前記第3領域の間に配置されなくてもよい。
前記第1領域、前記第2領域及び前記第3領域が積層された重畳部において、前記第2領域の肌対向面と前記第3領域の非肌対向面とは、接合されていないことが望ましい。
前記接合部は、前記前後方向において非連続に配置されてよい。
前記第3領域は、前記第1折り目よりも幅方向外側に延びており、
前記第1領域の非肌対向面と前記第3領域の非肌対向面は、非肌面シートに接合されており、
前記第1領域の非肌対向面と前記第3領域の非肌対向面は、前記幅方向において離間していることが望ましい。
前記吸収体は、吸収材料としてのパルプを有し、
前記第1領域のパルプの目付及び前記第3領域のパルプの目付は、前記第2領域のパルプの目付よりも高いことが望ましい。
前記吸収体は、吸収材料としてのパルプ及び吸収性ポリマーを有し、
前記第2領域の吸収性ポリマーの目付は、前記第2領域のパルプの目付よりも高いことが望ましい。
前記肌面シートは、低目付部と、前記低目付部よりも目付が高い高目付部と、を有し、
前記低目付部と前記高目付部は、前記前後方向に沿ってそれぞれ延び、前記幅方向に交互に配置されていることが望ましい。
次に、本発明に係る吸収性物品としての使い捨ておむつの実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
図1は、本実施形態に係る使い捨ておむつ10の展開平面図である。図2は、図1に示したA−A線に沿った使い捨ておむつ10の断面図である。図3は、吸収体の展開平面図である。図4は、図3のB−B線に沿った吸収体の断面図である。図1に示す展開平面図は、使い捨ておむつを構成する肌面シートとしてのトップシート50及びサイドシート70等の皺が形成されない状態まで、レッグ伸縮部75及び漏防カフの弾性部材77を伸長させた状態の図である。
次いで、吸収体40の構成について詳細に説明する。吸収体40は、図3及び図4に示すように、展開状態において1枚のシート状である。吸収体40は、前後方向に延びる一対の第1折り目FL1と、前後方向に延びる一対の第2折り目FL2と、を有する。吸収体40は、一対の第1折り目FL1と一対の第2折り目FL2とによって4か所で折られており、複数層に積層されている。一対の第1折り目同士、一対の第2折り目同士、及び第1折り目FL1と第2折り目FL2は、それぞれ幅方向において離間している。
次いで、図5に基づいてトップシート50の構成について詳細に説明する。図5は、トップシートと吸収体40の幅方向に沿った断面を模式的に示した断面図である。トップシート50は、低目付部51と高目付部52を有する。低目付部51は、トップシートを構成する不織布の繊維の目付が高目付部52よりも低い。低目付部51は、トップシート50の繊維の平均目付よりも繊維の目付が低い部分であり、高目付部52は、トップシート50の繊維の平均目付よりも繊維の目付が高い部分である。
次いで、図6から図8に基づいて変形例に係る吸収性物品について説明する。なお、変形例の説明において実施形態と同様の構成については同符号を用いて説明を省略する。図6は、変形例1に係る吸収性物品10Aの幅方向に沿った断面の断面図である。変形例1に係る吸収性物品の吸収体40は、一対の第1折り目FL1と、一対の第2折り目FL2と、一対の第3折り目FL3と、一対の第4折り目FL4と、によって折り畳まれる。吸収体40は、第1折り目FL1によって谷折りされ、かつ第2折り目FL2によって山折りされ、第3折り目FL3によって谷折りされ、第4折り目によって山折りされている。折り畳み状態で、第1領域401の肌対向面側に第2領域402が配置され、第2領域402の肌対向面側に第3領域403が配置される。更に、第3領域403の肌対向面側に、第3折り目と第4折り目の間に位置する第4領域404が配置され、第4領域404の肌対向面側に、第4折り目よりも幅方向の外側に位置する第5領域405が配置されている。
吸収体の外側縁は、第1折り目よりも幅方向の外側に延出せずに、第1折り目の幅方向の位置と一致していてもよいし、第1折り目よりも幅方向の内側に位置していてもよい。吸収体の外側縁が第1折り目よりも幅方向の内側に位置する構成において、重畳部近傍に体液が排出されると、重畳部によって体液を吸収して重畳部が局所的に膨んだり、重畳部によって体液を拡散したりして重畳部よりも幅方向内側に設けられる空間S2の深さが深くなる。よって、吸収体の幅方向中央を囲む壁が高くなり、横漏れをより防止できる。
20 :前胴回り域
25 :股下域
30 :後胴回り域
35 :脚回り開口部
40 :吸収体
401 :第1領域
402 :第2領域
403 :第3領域
40a :吸収コア
40b :コアラップ
50 :トップシート(肌面シート)
51 :低目付部
52 :高目付部
60 :外装シート(非肌面シート)
60a :バックシート(非肌面シート)
L :前後方向
T :厚み方向
W :幅方向
FL1 :第1折り目
FL2 :第2折り目
Claims (8)
- 前後方向と、
前記前後方向と直交する幅方向と、
吸収材料を含み、前記前後方向に延びる一対の第1折り目及び一対の第2折り目を有する吸収体と、
前記吸収体の肌対向面側に配置される肌面シートと、を備える吸収性物品であって、
前記吸収体は、
前記一対の第1折り目の間に位置し、前記吸収体の幅方向の中央を含む第1領域と、
前記第1折り目より幅方向内側に位置する前記第2折り目と前記第1折り目との間に位置し、前記第1領域の肌対向面側にそれぞれ配置される一対の第2領域と、
前記第2折り目よりも幅方向の外側に位置し、前記第2領域の肌対向面側にそれぞれ配置される一対の第3領域と、を有し、
前記一対の第2折り目は、前記幅方向において離間しており、
前記第2領域の吸収材料の目付は、前記第1領域の吸収材料の目付よりも低く、前記第3領域の吸収材料の目付よりも低い、吸収性物品。 - 前記肌面シートは、前記一対の第2折り目間に位置する第1領域の肌対向面側と、前記第3領域の肌対向面側と、に跨って配置される、請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記第1領域、前記第2領域及び前記第3領域が積層された重畳部において、前記肌面シートは、前記第1領域と前記第2領域の間、及び前記第2領域と前記第3領域の間に配置されない、請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記第1領域、前記第2領域及び前記第3領域が積層された重畳部において、前記第2領域の肌対向面と前記第3領域の非肌対向面とは、接合されていない、請求項1から請求項3のいずれかに記載の吸収性物品。
- 前記第1領域、前記第2領域及び前記第3領域が積層された重畳部において、前記第1領域の肌対向面と第2領域の非肌対向面とを接合する接合部を有し、
前記接合部は、前記前後方向において非連続に配置される、請求項1から請求項4のいずれかに記載の吸収性物品。 - 前記第3領域は、前記第1折り目よりも幅方向外側に延びており、
前記第1領域の非肌対向面と前記第3領域の非肌対向面は、非肌面シートに接合されており、
前記第1領域の非肌対向面と前記非肌面シートの接合部と、前記第3領域の非肌対向面と前記非肌面シートの接合部と、は、前記幅方向において離間している、請求項1から請求項5のいずれかに記載の吸収性物品。 - 前記吸収体は、吸収材料としてのパルプを有し、
前記第1領域のパルプの目付及び前記第3領域のパルプの目付は、前記第2領域のパルプの目付よりも高い、請求項1から請求項6のいずれかに記載の吸収性物品。 - 前記肌面シートは、低目付部と、前記低目付部よりも目付が高い高目付部と、を有し、
前記低目付部と前記高目付部は、前記前後方向に沿ってそれぞれ延び、前記幅方向に交互に配置されている、請求項1から請求項7のいずれかに記載の吸収性物品。
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