JP6594267B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に、野菜等を貯蔵する貯蔵室を備えた冷蔵庫に関するものである。
冷蔵庫には、貯蔵品を貯蔵する複数の貯蔵室が形成され、各貯蔵室の温度は、各貯蔵室の貯蔵品に応じて設定されている。例えば、冷凍室よりも冷蔵室の方が設定温度は低く、冷蔵室よりも野菜室の方が設定温度は低い。つまり、設定温度は、低い方から野菜室、冷蔵室、冷凍室である。
ところで、冷凍室を冷蔵庫筐体の高さ方向に中間部に配置した冷蔵庫(以下、MID−F構成の冷蔵庫とも称する)も各種提案されている。その一方で、野菜室はユーザーの使用頻度が比較的高いことから、利便性を考慮し、冷蔵庫筐体の高さ方向の中間部に野菜室を配置した冷蔵庫(以下、MID−V構成の冷蔵庫とも称する)も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のMID−V構成の冷蔵庫は、野菜室を中間部に配置し、その上下に、例えば、冷蔵室及び冷凍室をそれぞれ配置する構成となる。特許文献1の冷蔵庫は、冷蔵室を流れた冷気を野菜室に供給して野菜室を冷却し、また、冷凍室から野菜室への冷熱の伝達によって野菜室の温度が下がりすぎることを避けるため、室同士を区画する仕切板の厚みを確保し、冷凍室と野菜室との間の断熱性能を向上させている。
特許第2913284号公報
特定の貯蔵室の上下にこの特定の貯蔵室よりも設定温度帯が低い貯蔵室が上下にそれぞれ配置された従来の冷蔵庫では、特定の貯蔵室の上の貯蔵室(例えば、冷蔵室)を流れた冷気が、直に特定の貯蔵室(例えば、野菜室)に流れ込む構成であり、特定の貯蔵室が冷えすぎる等の温度調整に関する課題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、特定の貯蔵室の上下にこの特定の貯蔵室よりも設定温度帯が低い貯蔵室が上下にそれぞれ配置されたものにおいて、特定の貯蔵室の温度調整を行いやすくすることができる冷蔵庫を提供することを目的としている。
本発明に係る冷蔵庫は、第1の貯蔵室、前記第1の貯蔵室に隣接して配置された第2の貯蔵室、及び前記第2の貯蔵室に隣接して配置された第3の貯蔵室が形成された冷蔵庫筐体と、前記冷蔵庫筐体に設けられ、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室とを区画する第1の仕切部材と、前記冷蔵庫筐体に設けられ、前記第2の貯蔵室と前記第3の貯蔵室とを区画する第2の仕切部材と、前記冷蔵庫筐体内に設けられた冷却器と、前記冷蔵庫筐体内に形成され、前記冷却器が設けられた冷却器室と、前記冷蔵庫筐体内に形成され、前記冷却器室と前記第1の貯蔵室及び前記第3の貯蔵室とを連通する冷却風路と、前記冷却風路又は前記冷却器室に設けられ、前記冷却器で冷却された空気を前記第1の貯蔵室及び前記第3の貯蔵室へ供給する第1の冷却ファンと、前記第2の貯蔵室に設けられ、前記第2の貯蔵室内の空気を循環させる第2の冷却ファンと、を備え、前記第2の貯蔵室は、前記第1の貯蔵室及び前記第3の貯蔵室よりも設定温度帯が高くなっており、前記第2の貯蔵室の空気が、前記第1の仕切部材のうちの前記第2の貯蔵室に臨む面によって冷却されるように形成され、前記第2の冷却ファンを通過した空気が前記第1の仕切部材に当たるように形成され、前記第1の仕切部材に対向する風路部材を備え、前記風路部材は、前記第2の貯蔵室の奥側に設けられ、前記第2の冷却ファンが設けられた第1の部材と、奥側の端部が前記第1の部材に接続され、前記第2の貯蔵室の奥側から手前側に向かうにしたがって前記第1の仕切部材に近づくように傾斜している第2の部材とを含む。
また、本発明に係る冷蔵庫は、第1の貯蔵室、前記第1の貯蔵室に隣接して配置された第2の貯蔵室、及び前記第2の貯蔵室に隣接して配置された第3の貯蔵室が形成された冷蔵庫筐体と、前記冷蔵庫筐体に設けられ、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室とを区画する第1の仕切部材と、前記冷蔵庫筐体に設けられ、前記第2の貯蔵室と前記第3の貯蔵室とを区画する第2の仕切部材と、前記冷蔵庫筐体内に設けられた冷却器と、前記冷蔵庫筐体内に形成され、前記冷却器が設けられた冷却器室と、前記冷蔵庫筐体内に形成され、前記冷却器室と前記第1の貯蔵室及び前記第3の貯蔵室とを連通する冷却風路と、前記冷却風路又は前記冷却器室に設けられ、前記冷却器で冷却された空気を前記第1の貯蔵室及び前記第3の貯蔵室へ供給する第1の冷却ファンと、前記第2の貯蔵室に設けられ、前記第2の貯蔵室内の空気を循環させる第2の冷却ファンと、を備え、前記第2の貯蔵室は、前記第1の貯蔵室及び前記第3の貯蔵室よりも設定温度帯が高くなっており、前記第2の貯蔵室の空気が、前記第1の仕切部材のうちの前記第2の貯蔵室に臨む面によって冷却されるように形成され、前記第2の貯蔵室内に形成され、前記第1の仕切部材に対向する第1の風路部材と、前記第2の貯蔵室内に形成され、前記第2の貯蔵室の奥面に対向する第2の風路部材とを備え、前記第2の貯蔵室は、前記第1の風路部材と前記第1の仕切部材との間に形成され、前記第2の冷却ファンを通過した一部の空気が流れる第1の風路と、前記第2の風路部材と前記第2の貯蔵室の奥面との間に形成され、前記第2の冷却ファンを通過した他部の空気が流れる第2の風路とが形成されている。
本発明に係る冷蔵庫によれば、第2の貯蔵室が、冷却器室と連通していない、いわゆるダクトレス構成となっており、第2の貯蔵室以外の貯蔵室から冷気が、直に第2の貯蔵室へ流入し、第2の貯蔵室が冷えすぎることを抑制することができる。また、本発明に係る冷蔵庫によれば、第2の貯蔵室には第2の冷却ファンが設けられているので、第2の貯蔵室内の空気を撹拌し、第2の貯蔵室の温度維持又は温度低下を実現できる。
このように、本発明に係る冷蔵庫によれば、第2の貯蔵室の冷えすぎを抑制することができるだけでなく、第2の貯蔵室の温度維持又は温度低下も実現することができ、第2の貯蔵室の温度調整を行いやすくなっている。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の正面図である。 図1に示すA−A断面図である。 図2に示すB−B断面図である。 図2に示すC−C断面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の冷媒回路構成図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫が備える制御装置のブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の断面図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫が備える制御装置のブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫の断面図である。 本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫が備える制御装置のブロック図である。
以下、図面を適宜参照しながら本発明の実施の形態について説明する。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、図1を含め、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1に係る冷蔵庫100の正面図である。
図2は、図1に示すA−A断面図である。
図3は、図2に示すB−B断面図である。
図4は、図2に示すC−C断面図である。
[全体構成の説明]
冷蔵庫100は、略直方体の形状の冷蔵庫筐体100Aを備えている。冷蔵庫筐体100A内部は仕切板7A〜7Cによって仕切られて、例えば、冷蔵室1、製氷室2、切替室3、野菜室4、及び冷凍室5が形成される。なお、以下ではこれらの部屋を総称して単に貯蔵室と称することがある。野菜室4は、製氷室2及び切替室3に隣接するとともに、冷凍室5に隣接している。
各貯蔵室の前方は開口し、当該開口には、この開口を開閉可能に閉塞する扉が設けられている。詳しくは、冷蔵室1の前方開口には冷蔵室左扉1a及び冷蔵室右扉1bが取り付けられ、製氷室2の前方開口には製氷室扉2aが取り付けられ、切替室3の前方開口には切替室扉3aが取り付けられ、野菜室4の前方開口には野菜室扉4aが取り付けられ、冷凍室5の前方開口には冷凍室扉5aが取り付けられている。扉の前面には、例えば取手(図示省略)が取り付けられている。
冷蔵室1は、冷蔵庫100内の最上段に設けられた貯蔵室であり、内部が冷蔵温度帯に維持される貯蔵室であって冷凍室5の温度帯に比べて高い。製氷室2及び切替室3は、冷蔵室1の下方に横並びに設けられた貯蔵室であり、内部が冷凍温度帯に維持される貯蔵室である。切替室3は、チルド及びソフト冷凍温度に切替可能となっている。野菜室4は、製氷室2及び切替室3の下方に設けられた貯蔵室である。野菜室4は、冷蔵室1と同様に内部が冷蔵温度帯に維持される貯蔵室であるが、冷蔵室1と比べると温度が高めである。冷凍室5は、野菜室4の下方に設けられた貯蔵室であり、内部が冷凍温度帯に維持され、冷蔵室1の温度帯に比べて低い。なお、製氷室2と切替室3の位置は反対であってもよい。
各貯蔵室は、設定可能な温度帯(設定温度帯)によって区別されており、例えば、冷蔵室1は約0℃〜4℃、野菜室4は約3℃〜10℃、製氷室2は約−18℃、冷凍室5は約−16℃〜−22℃にそれぞれ設定可能となっている。また、切替室3は、チルド(約0℃)やソフト冷凍(約−7℃)等の温度帯に切り替えることが可能である。このように、野菜室4の設定温度帯は、製氷室2、切替室3及び冷凍室5より低い温度帯となるように設定されている。なお、各貯蔵室の設定温度はこれに限るものではない。
冷蔵室左扉1aには、冷蔵室1、切替室3、野菜室4、冷凍室5の設定温度を調節する操作パネル12が取り付けられている。なお、操作パネル12の配置場所は冷蔵室左扉1aに限定されるものではなく、例えば冷蔵室1内に配置されていてもよい。
冷蔵庫筐体100Aは、冷蔵庫筐体100Aの内壁を形成する内箱9と、冷蔵庫筐体100Aの外郭を形成する外箱10とを備える。内箱9と外箱10との間には真空断熱材が設けられている。詳しくは、冷蔵庫筐体100Aの天井に天井部真空断熱材14aが設けられ、冷蔵庫筐体100Aの左側面に真空断熱材14bが設けられ、冷蔵庫筐体100Aの右側面に真空断熱材14cが設けられ、冷蔵庫筐体100Aの背面に真空断熱材14dが設けられている。また、冷蔵庫筐体100Aの内箱9と外箱10との間には、発泡ウレタン等で構成される断熱材が充填されている。
仕切板7A〜7Cは板状部材であり、樹脂で構成されている。仕切板7Aは冷蔵庫筐体100Aに設けられ、冷蔵室1と製氷室2及び切替室3とを区画する。仕切板7Bは、冷蔵庫筐体100Aに設けられ、製氷室2及び切替室3と野菜室4とを区画する。仕切板7Cは、冷蔵庫筐体100Aに設けられ、野菜室4と冷凍室5とを区画する。
仕切板7Bには真空断熱材及び発泡ウレタンが配置されておらず、製氷室2及び切替室3の冷熱が野菜室4に伝達しやすくなっている。仕切板7Cにも真空断熱材及び発泡ウレタンが配置されておらず、冷凍室5の冷熱が野菜室4に伝達しやすくなっている。なお、製氷室2及び切替室3から野菜室4への冷熱の供給量が、冷凍室5から野菜室4への冷熱の供給量よりも相対的に大きくなりやすい。このため、冷凍室5から野菜室4への冷熱の供給により野菜室4が冷えすぎないように、仕切板7Cの厚みをある程度確保するとよい。例えば、仕切板7Cは、仕切板7Bよりも厚みが厚くなっているとよい。言い換えると、仕切板7Bは、仕切板7Cよりも厚みが薄くなっているとよい。
なお、冷蔵室1、製氷室2及び切替室3のうちの少なくとも一つが本発明における第1の貯蔵室に対応している。また、野菜室4が本発明における第2の貯蔵室に対応している。更に、冷凍室5が本発明における第3の貯蔵室に対応している。仕切板7Bが本発明における第1の仕切部材に対応し、仕切板7Cが本発明における第2の仕切板に対応している。本実施の形態1では、第1の貯蔵室の説明として、製氷室2の構成を中心に説明するが、切替室3についても同様に適用することができる。
冷蔵庫100は、冷蔵庫筐体100A内に設けられた冷却器27及び冷却器28を備えている。また、冷蔵庫100は、冷蔵庫筐体100A内に形成され、冷却器27が設けられた冷却器室RM1と、冷蔵庫筐体100A内に形成され、冷却器28が設けられた冷却器室RM2とを備えている。冷却器室RM1は例えば野菜室4の上側に配置され、冷却器室RM2は例えば野菜室4の下側に配置される。
冷蔵庫100は、冷却器室RM2と冷凍室5とを区画する壁面部5Aを備えている。壁面部5Aは、冷凍室5の奥側に形成され、冷凍室5の奥面を構成している。
冷蔵庫100には、冷却風路R1〜R7が形成されている。冷却風路R1〜R7は冷却器で冷却された冷気が流れる風路である。なお、冷却風路R1〜R7のいずれも、野菜室4には連通しておらず、冷蔵庫100の野菜室4はダクトレス構成となっている。
冷却風路R1は、冷却器室RM1と冷蔵室1とを連通する風路である。冷却風路R1を流れた冷気は、冷蔵室1の奥側の壁面部1Bに形成された開口部1Aより冷蔵室1に流出する。壁面部1Bは冷蔵室1と冷却風路R1とを区画する。冷却風路R2は、冷蔵室1と冷却器室RM1とを連通する風路である。冷蔵室1内の冷気は、冷却風路R2を通って冷却器室RM1へ戻る。
冷却風路R3は、冷却器室RM1と製氷室2とを連通する風路である。冷却風路R3を流れた冷気は製氷室2へ流出する。冷却風路R4は、製氷室2と冷却器室RM1とを連通する風路である。製氷室2の冷気は、冷却風路R4を通って冷却器室RM1へ戻る。
冷却風路R5は野菜室4内に形成されている風路である。冷却風路R5の構成は後段で詳しく説明する。
冷却風路R6は、冷却器室RM2と冷凍室5とを連通する風路である。冷却風路R6を流れた冷気は冷凍室5へ流出する。冷却風路R7は、冷凍室5と冷却器室RM2とを連通する風路である。
なお、ここでは説明をしていないが、切替室3にも冷却器室RM1と連通する冷気供給用の風路及び戻り冷気が流れる風路が形成されている。
なお、冷却器27及び冷却器28が本発明における冷却器に対応している。また、冷却器室RM1及び冷却器室RM2が本発明における冷却室に対応している。更に、冷却風路R3及び冷却風路R4と冷却風路R6及び冷却風路R7とが本発明における冷却風路に対応している。
冷蔵庫100には、冷却風路R1〜R4又は冷却器室RM1に設けられ、冷却器27で冷却された空気を冷蔵室1、製氷室2及び切替室3へ供給する冷却ファン51が設けられている。本実施の形態1では、冷却ファン51は、冷却器室RM1に設けられている。
また、冷蔵庫100には、冷却風路R6、R7又は冷却器室RM2に設けられ、冷却器28で冷却された空気を冷凍室5へ供給する冷却ファン52が設けられている。本実施の形態1では、冷却ファン52は、冷却器室RM2に設けられている。冷却ファン51及び冷却ファン52が本発明における第1の冷却ファンに対応している。
冷蔵庫100の底部には、圧縮機21等が配置された機械室Rが設けられている。
また、冷蔵庫100には、冷却風路R1を開閉するダンパーD1と、冷却風路R2を開閉するダンパーD2とを備えている。なお、図示は省略しているが、切替室3に連通する風路にも、同様にダンパーが備えられている。
冷蔵庫100には、冷蔵室1の温度を検出する温度センサd1と、製氷室2の温度を検出する温度センサd2と、切替室3の温度を検出する温度センサ(図示省略)と、野菜室4の温度を検出する温度センサd3と、冷凍室5の温度を検出する温度センサd4とを備えている。
また、冷蔵庫100は、温度センサd1〜d4の検出温度に基づいて、圧縮機21等を統括制御する制御装置50が設けられている。制御装置50は、例えば、冷蔵庫筐体100Aの背面側上部に配置されている。
[野菜室4の詳細構成]
野菜室4は、図3に示すように、仕切板7Bを介して製氷室2から冷熱Q1を受け取り、仕切板7Bを介して切替室3から冷熱Q2を受け取り、仕切板7Cを介して冷凍室5から冷熱Q3を受け取る。つまり、野菜室4は、冷却器27又は冷却器28から直に冷風が供給されず、他の室の冷熱Q1〜Q3を受け取って間接的に冷却される。つまり、野菜室4は、野菜室4に臨む仕切板7Bの低温面LTP1と、野菜室4に臨む仕切板7Cの低温面LTP2とにより冷却されるように構成されている。ここで、仕切板7Bの低温面LTP1とは、仕切部材7Bのうちの野菜室4に面する下面に対応している。また、仕切板7Cの低温面LTP2とは、仕切部材7Cのうちの野菜室4に面する上面に対応している。
また、図4に示すように、野菜室4の奥面部4F1には真空断熱材14dが設けられ、野菜室4の一方の側面部4F2には真空断熱材14bが設けられ、野菜室4の他方の側面部4F3には真空断熱材14cが設けられている。これにより、野菜室4の冷熱が冷蔵庫100の外側に漏洩することを抑制することができるようになっている。なお、野菜室4の下部(仕切板7C)及び上部(仕切板7B)には真空断熱材が配置されておらず、他の室の冷熱が供給されやすくなっている。
野菜室4には、野菜室4内の空気を循環させる冷却ファン4Bが設けられている。例えば、野菜室4の温度が上昇したと判定された場合には、冷却ファン4Bが運転し、野菜室4内の空気を撹拌して野菜室4の温度を均一化し、温度を下げる。つまり、野菜室4内において、仕切板7B及び仕切板7Cの表面側の空気は冷えやすいので、この空気を野菜室4の全体に撹拌することで、野菜室4の温度を下げることができる。冷却ファン4Bが本発明における第2の冷却ファンに対応している。
野菜室4は、冷却ファン4Bを通過した空気が仕切板7Bの下面に当たるように構成されている。具体的には次の構成を備えている。
野菜室4には、野菜室4内の上部に形成され、仕切板7Bの下面に対向する風路部材4Aが設けられている。風路部材4Aと仕切板7Bとの間には冷却風路R5が形成されている。冷却風路R5は、冷気の入口としての冷気流入口4C及び冷気の出口としての冷気流出口4Dを含む。
風路部材4Aは、第1の部材4A1と、第2の部材4A2と、第3の部材4A3とを含む。第1の部材4A1は、野菜室4の奥側に設けられ、冷却ファン4Bが設けられている。第2の部材4A2は、野菜室4の奥側から手前側に向かうにしたがって仕切板7Bの下面に近づくように形成されている。具体的には、第2の部材4A2は、野菜室4の奥側から手前側に向かうにしたがって上側に傾斜している。また、第2の部材4A2は、下端部が第1の部材4A1に接続されている。第2の部材4A2が設けられていることにより、冷却ファン4Bを通過した空気が冷たい仕切板7Bの下面に向かって流れることになり、製氷室2及び切替室3から野菜室4への冷熱の供給がより促進される。つまり、第2の部材4A2が設けられていない場合よりも、設けられている場合の方が、冷熱の伝熱面である仕切板7Bの下面に沿う空気の流れが形成されやすく、より効率的に野菜室4内の空気を冷却することができる。
なお、ここでは、風路部材4Aが傾斜した形状を有する、すなわち、風路部材4Aが第2の部材4A2を含む場合を一例として説明したがそれに限定されるものではない。例えば、冷却ファン4Bは、冷却ファン4Bのファンの軸方向が仕切板7Bの下面と交差するように配置されていてもよい。これにより、冷却ファン4Bを通過した空気は仕切板7Bの下面に衝突するように流れるので、製氷室2及び切替室3から野菜室4への冷熱の供給がより促進される。この場合には、風路部材4Aが傾斜した形状を有していなくてもよい。
第3の部材4A3は、仕切板7Bの下面に平行に形成され、第2の部材4A2の上端部に接続されている。第3の部材4A3の前端は、野菜室4の上部の前側に位置している。第3の部材4A3の前端まで送り込まれた冷気は、野菜室4に形成された冷気流出口4Dを通過する。そして、冷気流出口4Dを通過した冷気は、冷気流入口4Cを介して、再び、冷却風路R5に流入する。第3の部材4A3が形成されていることにより、野菜室4により大きな対流を形成することができ、より高効率に野菜室4内の空気を撹拌し、野菜室4の温度を下げることができる。また、第3の部材4A3が形成されていることにより、冷熱の伝熱面である仕切板7Bの下面に冷気が沿いやすくなり、より効率的に野菜室4内の空気を冷却できる。
[冷蔵庫100の冷媒回路構成]
図5は、本実施の形態1に係る冷蔵庫100の冷媒回路構成図である。
冷蔵庫100は冷媒回路RCを備えている。冷媒回路RCは、圧縮機21と、凝縮器22と、凝縮パイプ23と、キャビネットパイプ24と、キャピラリーチューブ25と、三方弁26と、冷却器27と、冷却器28と、吸入管29とを含む。なお、凝縮パイプ23及びキャビネットパイプ24は、例えば、冷蔵庫筐体100Aの側面部等に引き回されるように配置されたものであり、結露防止の機能を果たす。キャピラリーチューブ25と吸入管29とが熱交換できるように構成されている。
三方弁26は、キャピラリーチューブ25と冷却器27とを接続する第1の流路と、キャピラリーチューブ25と冷却器28とを接続する第2の流路とを含み、これらの流路を切替自在となっている。第1の流路に切り替えられた場合には、キャピラリーチューブ25を通過した冷媒は、冷却器27及び冷却器28を流れる。一方、第2の流路に切り替えられた場合には、キャピラリーチューブ25を通過した冷媒は、冷却器27をバイパスして冷却器28を流れる。
[制御装置50の構成]
図6は、本実施の形態1に係る冷蔵庫100が備える制御装置50のブロック図である。
制御装置50は、温度センサd1〜d4等の検出温度に基づいて、冷却ファン51、冷却ファン52、冷却ファン4B、圧縮機21、ダンパーD1、ダンパーD2及び三方弁26等を統括制御する。
制御装置50は、各種アクチュエータを制御するアクチュエータ制御部50Aと、各室の温度等に基づいた判定を行う判定部50Bとを備えている。例えば、制御装置50の判定部50Bは、温度センサd3の検出温度が予め定められた第1の温度よりも高くなったと判定すると、制御装置50のアクチュエータ制御部50Aは、冷却ファン4Bを運転する。また、制御装置50の判定部50Bは、温度センサd3の検出温度が予め定められた第2の温度よりも以下であると判定すると、制御装置50のアクチュエータ制御部50Aは冷却ファン4Bを停止する。なお、このようなON、OFF制御に限定されるものではない。制御装置50は、温度センサd3の検出温度に応じた運転回転数が予め複数設定されていてもよい。
制御装置50に含まれる各機能部は、専用のハードウェア、またはメモリに格納されるプログラムを実行するMPU(Micro Processing Unit)で構成される。制御装置50が専用のハードウェアである場合、制御装置50は、例えば、単一回路、複合回路、ASIC(application specific integrated circuit)、FPGA(field-programmable gate array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。制御装置50が実現する各機能部のそれぞれを、個別のハードウェアで実現してもよいし、各機能部を一つのハードウェアで実現してもよい。制御装置50がMPUの場合、制御装置50が実行する各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアやファームウェアはプログラムとして記述され、メモリに格納される。MPUは、メモリに格納されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置50の各機能を実現する。メモリは、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリである。
[実施の形態1に係る冷蔵庫100の有する効果]
冷蔵庫100は、野菜室4の上下にこの野菜室4よりも設定温度帯が低い貯蔵室が上下にそれぞれ配置された、MID−V構成の冷蔵庫である。MID−V構成の冷蔵庫は、一般的には、野菜室が冷えすぎないように上下の室との断熱を図るため、野菜室の上下の仕切板の厚みを大きく設定している。このため、死容積が増大してしまい、容積率が低下してしまう傾向にある。しかし、本実施の形態に係る冷蔵庫100では、野菜室4をダクトレス構成とする代わりに、野菜室4の上下の仕切板7B及び仕切板7Cを介して伝達される冷熱を利用して野菜室4の冷却を行う。このため、仕切板7B及び仕切板7Cの厚みを薄く設定することとなり、死容積が低減して容積率を向上させることができる。
ところで、室同士を区画する仕切板の厚みを増大させることを避けながら、野菜室4の温度が設定温度より下がってしまうことを抑制する手段として、野菜室4にヒーターを設けるという手段がある。しかし、この手段では、ヒーターの分の電力消費量が増大してしまい、省エネルギー性が損なわれてしまう。本実施の形態に係る冷蔵庫100は、野菜室4をダクトレス構成としており、野菜室4が冷えすぎてしまうことを避けることができるので、このようなヒーターは不要である。
本実施の形態に係る冷蔵庫100は、冷却器27を通過した空気が野菜室4に供給されないダクトレス構成となっており、野菜室4が冷えすぎることを抑制することができる。また、本実施の形態に係る冷蔵庫100は、野菜室4が冷却不足とならないように、野菜室4内の空気の撹拌用の冷却ファン4Bが設けられている。すなわち、野菜室4はダクトレス構成であるが、野菜室4の温度維持又は温度低下を実現することができる。このように、本実施の形態に係る冷蔵庫100は、野菜室4の温度調整を行いやすくなっている。
なお、冷却ファン4Bを運転すると、野菜室4を冷却することができる理由について補足をする。野菜室4と隣接する室のうち、製氷室2は設定温度の変化がなく一定温度である。つまり、野菜室4に供給される冷熱のうち、製氷室2からのものはばらつきにくいということである。ここで、冷蔵庫100内への伝熱量Qは、Q=熱伝達率k×伝熱面面積A×(伝熱面温度Tw−庫内温度Tv)の関係がある。野菜室4の目標温度がある値Tvであるとする。また、野菜室4と製氷室2との伝熱面面積Aは一定である。更に、製氷室2の伝熱面温度Twも、上述の通り、設定温度の変化がないことから概ね一定と考えることができる。したがって、熱伝達率kの変化だけで伝熱量Qを制御することができる。ここで、熱伝達率kは冷却ファン4Bの風量の関数で表される。このため、冷却ファン4Bの回転数を上げると風量が増え、熱伝達率kが向上し、伝熱量Qも増大する(図3のQ1の値が増大する)。このように、冷蔵庫100では、冷却ファン4Bを運転することで野菜室4に隣接する室から受け取る冷熱量を増大させることができる。なお、ここでは、説明の便宜上、製氷室2を例として説明したが、その他の室も同様のことが成立する。
実施の形態2.
図7は、本実施の形態2に係る冷蔵庫200の断面図である。
図8は、本実施の形態2に係る冷蔵庫200が備える制御装置250のブロック図である。
実施の形態2は、実施の形態1の風路部材4Aの構成等が異なっている。なお、実施の形態2では、実施の形態1と共通する部分については同じ符号を付し、実施の形態1との相違点を中心に説明するものとする。
冷蔵庫200は野菜室4に設けられた風路部材44Aが設けられている。そして、野菜室4には、第1の風路R31と、第2の風路R32とが形成されている。風路部材44Aは、野菜室4の奥面部から野菜室4の上面(仕切板7Bの下面)へ沿う流れと、野菜室4の奥面部を沿いながら下側に向かう流れとが分岐するように構成されている。この風路部材44Aは、第1の風路部材44A1と、第2の風路部材44A2とを含む。
第1の風路部材44A1は、野菜室4内の上部に形成され、仕切板7Bの下面に対向するように設けられている。第2の風路部材44A2は、野菜室4内に形成され、野菜室4の奥面に対向するように設けられている。
第1の風路R31は、第1の風路部材44A1と仕切板7Bの下面との間に形成されている。この第1の風路R31は、冷却ファン44Bを通過して上側に向かう空気が流れる。第2の風路R32は、第2の風路部材44A2と野菜室4の奥面との間に形成されている。第2の風路R32は、冷却ファン44Bを通過して下側に向かう空気が流れる。つまり、冷却ファン44Bを通過した空気の一部は第1の風路R31に流れ、冷却ファン44Bを通過した空気の他部は第2の風路R32に流れる。
冷却ファン44Bは、第1の風路R31の最上流部分であって、第2の風路R32の最上流部分に対応する冷気流入口44Cに配置されている。第1の風路R31は、冷気の入口としての冷気流入口44と、冷気の出口としての冷気流出口44D1とを含む。また、第2の風路R32は、冷気の入口としての冷気流入口44と、冷気の出口としての冷気流出口44D2とを含む。
冷蔵庫200は、野菜室4に設けられ、第1の風路R31を開閉するダンパーD3を備えている。ダンパーD3を備えていることにより、第1の風路R31及び第2の風路R32に空気を流す状態(ダンパーD3が開の状態)と、第2の風路R32にだけ空気を流す状態(ダンパーD3が閉の状態)とを切り替えることができ、野菜室4の温度調整をきめ細やかに行うことができる。つまり、野菜室4をより冷却したい場合には、制御装置250は、ダンパーD3を開とする。これにより、第1の風路R31に空気を流して仕切板7Bから冷熱を受け取るとともに、第2の風路R32に空気を流して仕切板7Cから冷熱を受け取ることができる。また、野菜室4をそこまで冷却する必要がない場合には、制御装置250は、ダンパーD3を閉とする。これにより、仕切板7Cの冷熱を中心として野菜室4を冷却することになるので、野菜室4が冷えすぎることを避けることができる。
実施の形態3.
図9は、本実施の形態3に係る冷蔵庫300の断面図である。
図10は、本実施の形態3に係る冷蔵庫300が備える制御装置350のブロック図である。
実施の形態3では実施の形態1とは異なり、冷却器88Bが冷凍室5の上部に配置された構成となっている。なお、実施の形態3では、実施の形態1と共通する部分については同じ符号を付し、実施の形態1との相違点を中心に説明するものとする。
ここで、図9に示す冷却器27が本発明における第1の冷却器に対応する。
図9に示す冷却器88Bが本発明における第2の冷却器に対応する。
図9に示す冷却器室RM1が本発明における第1の冷却器室に対応する。
図9に示す冷却器室RM82が本発明における第2の冷却器室に対応する。
図9に示す冷却風路R3及び冷却風路R4が本発明における第1の冷却風路に対応し、図9に示す冷却風路R86及び冷却風路R87が本発明における第2の冷却風路に対応する。
図9に示す冷却ファン51が上側冷却ファンに対応し、図9に示す冷却ファン84Bが下側冷却ファンに対応する。
冷蔵庫300は、冷却器88Bを含む。冷却器88Bは仕切板7Bと冷凍室5との間に配置されている。冷却器88Bは、野菜室4の下側に配置された冷却器室RM82に設けられている。冷却器室RM82は水平方向に延びるように形成されている。そして、冷却器88Bも水平方向に延びるように配設されている。
冷却風路R86は、冷却器室RM82と冷凍室5とを連通する風路である。冷却風路R86を流れた冷気は冷凍室5へ流出する。冷却風路R87は、冷凍室5と冷却器室RM82とを連通する風路である。
冷却ファン84Bは、冷却器室RM82、冷却風路R86又は冷却風路R87に設けられている。本実施の形態では冷却器室RM82に冷却ファン84Bが設けられている。
実施の形態3の構成では、冷却器室RM82を形成する分、仕切板7Cの厚みが小さくしないと、冷蔵庫100の野菜室4の容積又は冷凍室5の容積が小さくなってしまう。このため、冷凍室5と野菜室4との断熱量が小さくなりすぎて、野菜室4が冷えすぎてしまう可能性がある。このため、冷蔵庫300の仕切板7C内には、真空断熱材14eが設けられている。このため、仕切板7Cの厚みを小さくしても、冷凍室5と野菜室4との断熱を確保することができ、野菜室4が冷えすぎることを抑制することができる。
実施の形態3の構成では、冷却器88Bの姿勢が横置きとなるので、冷蔵庫100外との断熱面面積が減少して熱漏洩が減少するだけでなく、冷却器88Bを冷凍室5の上側に移動することになるので冷凍室5内の貯蔵スペースが増大する。
1 冷蔵室、1A 開口部、1B 壁面部、1a 冷蔵室左扉、1b 冷蔵室右扉、2 製氷室、2a 製氷室扉、3 切替室、3a 切替室扉、4 野菜室、4A 風路部材、4A1 第1の部材、4A2 第2の部材、4A3 第3の部材、4B 冷却ファン、4C 冷気流入口、4D 冷気流出口、4F1 奥面部、4F2 側面部、4F3 側面部、4a 野菜室扉、5 冷凍室、5A 壁面部、5a 冷凍室扉、7A 仕切板、7B 仕切板、7C 仕切板、9 内箱、10 外箱、12 操作パネル、14a 天井部真空断熱材、14b 真空断熱材、14c 真空断熱材、14d 真空断熱材、14e 真空断熱材、21 圧縮機、22 凝縮器、23 凝縮パイプ、24 キャビネットパイプ、25 キャピラリーチューブ、26 三方弁、27 冷却器、28 冷却器、29 吸入管、44 冷気流入口、44A 風路部材、44A1 第1の風路部材、44A2 第2の風路部材、44B 冷却ファン、44C 冷気流入口、44D1 冷気流出口、44D2 冷気流出口、50 制御装置、50A アクチュエータ制御部、50B 判定部、51 冷却ファン、52 冷却ファン、84B 冷却ファン、88B 冷却器、100 冷蔵庫、100A 冷蔵庫筐体、200 冷蔵庫、250 制御装置、300 冷蔵庫、350 制御装置、D1 ダンパー、D2 ダンパー、D3 ダンパー、R 機械室、R1 冷却風路、R2 冷却風路、R3 冷却風路、R31 第1の風路、R32 第2の風路、R4 冷却風路、R5 冷却風路、R6 冷却風路、R7 冷却風路、R86 冷却風路、R87 冷却風路、RC 冷媒回路、RM1 冷却器室、RM2 冷却器室、RM82 冷却器室、d1 温度センサ、d2 温度センサ、d3 温度センサ、d4 温度センサ、LTP1 低温面、LTP2 低温面。

Claims (8)

  1. 第1の貯蔵室、前記第1の貯蔵室に隣接して配置された第2の貯蔵室、及び前記第2の貯蔵室に隣接して配置された第3の貯蔵室が形成された冷蔵庫筐体と、
    前記冷蔵庫筐体に設けられ、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室とを区画する第1の仕切部材と、
    前記冷蔵庫筐体に設けられ、前記第2の貯蔵室と前記第3の貯蔵室とを区画する第2の仕切部材と、
    前記冷蔵庫筐体内に設けられた冷却器と、
    前記冷蔵庫筐体内に形成され、前記冷却器が設けられた冷却器室と、
    前記冷蔵庫筐体内に形成され、前記冷却器室と前記第1の貯蔵室及び前記第3の貯蔵室とを連通する冷却風路と、
    前記冷却風路又は前記冷却器室に設けられ、前記冷却器で冷却された空気を前記第1の貯蔵室及び前記第3の貯蔵室へ供給する第1の冷却ファンと、
    前記第2の貯蔵室に設けられ、前記第2の貯蔵室内の空気を循環させる第2の冷却ファンと、
    を備え、
    前記第2の貯蔵室は、
    前記第1の貯蔵室及び前記第3の貯蔵室よりも設定温度帯が高くなっており、
    前記第2の貯蔵室の空気が、前記第1の仕切部材のうちの前記第2の貯蔵室に臨む面によって冷却されるように形成され、
    前記第2の冷却ファンを通過した空気が前記第1の仕切部材に当たるように形成され、
    前記第1の仕切部材に対向する風路部材を備え、
    前記風路部材は、
    前記第2の貯蔵室の奥側に設けられ、前記第2の冷却ファンが設けられた第1の部材と、
    奥側の端部が前記第1の部材に接続され、前記第2の貯蔵室の奥側から手前側に向かうにしたがって前記第1の仕切部材に近づくように傾斜している第2の部材とを含む
    冷蔵庫。
  2. 前記風路部材は、
    前記第1の仕切部材に平行に形成され、前記第2の部材の手前側の端部に接続された第3の部材を含む
    請求項に記載の冷蔵庫。
  3. 第1の貯蔵室、前記第1の貯蔵室に隣接して配置された第2の貯蔵室、及び前記第2の貯蔵室に隣接して配置された第3の貯蔵室が形成された冷蔵庫筐体と、
    前記冷蔵庫筐体に設けられ、前記第1の貯蔵室と前記第2の貯蔵室とを区画する第1の仕切部材と、
    前記冷蔵庫筐体に設けられ、前記第2の貯蔵室と前記第3の貯蔵室とを区画する第2の仕切部材と、
    前記冷蔵庫筐体内に設けられた冷却器と、
    前記冷蔵庫筐体内に形成され、前記冷却器が設けられた冷却器室と、
    前記冷蔵庫筐体内に形成され、前記冷却器室と前記第1の貯蔵室及び前記第3の貯蔵室とを連通する冷却風路と、
    前記冷却風路又は前記冷却器室に設けられ、前記冷却器で冷却された空気を前記第1の貯蔵室及び前記第3の貯蔵室へ供給する第1の冷却ファンと、
    前記第2の貯蔵室に設けられ、前記第2の貯蔵室内の空気を循環させる第2の冷却ファンと、
    を備え、
    前記第2の貯蔵室は、
    前記第1の貯蔵室及び前記第3の貯蔵室よりも設定温度帯が高くなっており、
    前記第2の貯蔵室の空気が、前記第1の仕切部材のうちの前記第2の貯蔵室に臨む面によって冷却されるように形成され、
    前記第2の貯蔵室内に形成され、前記第1の仕切部材に対向する第1の風路部材と、
    前記第2の貯蔵室内に形成され、前記第2の貯蔵室の奥面に対向する第2の風路部材とを備え、
    前記第2の貯蔵室は、
    前記第1の風路部材と前記第1の仕切部材との間に形成され、前記第2の冷却ファンを通過した一部の空気が流れる第1の風路と、
    前記第2の風路部材と前記第2の貯蔵室の奥面との間に形成され、前記第2の冷却ファンを通過した他部の空気が流れる第2の風路とが形成されている
    蔵庫。
  4. 前記第2の貯蔵室内に設けられ、前記第1の風路を開閉するダンパーを備えた
    請求項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記冷却器は、
    前記第1の冷却器及び前記第2の冷却器を含み、
    前記冷却器室は、
    前記第1の冷却器が設けられ、前記第2の貯蔵室の上側に配置された第1の冷却器室と、
    前記第2の冷却器が設けられ、前記第2の貯蔵室の下側に配置された第2の冷却器室とを含み、
    前記冷却風路は、
    前記冷却器室と前記第1の貯蔵室とを連通する第1の冷却風路と、
    前記冷却器室と前記第3の貯蔵室とを連通し、前記第1の冷却風路とは独立している第2の冷却風路とを含み、
    前記第1の冷却ファンは、
    前記第1の冷却風路又は前記第1の冷却器室に設けられ、前記第1の冷却器で冷却された空気を前記第1の貯蔵室へ供給する上側冷却ファンと、
    前記第2の冷却風路又は前記第2の冷却器室に設けられ、前記第2の冷却器で冷却された空気を前記第の貯蔵室へ供給する下側冷却ファンとを含み、
    前記第2の冷却器は、
    前記第2の仕切部材と前記第3の貯蔵室との間に配置され、
    前記冷蔵庫筐体には、
    前記第2の仕切部材内に、真空断熱材が設けられている
    請求項1〜のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記第1の貯蔵室は、
    前記第3の貯蔵室よりも設定温度帯が高く、
    前記第1の仕切部材は、
    前記第2の仕切部材よりも厚みが薄く構成されている
    請求項1〜のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記冷蔵庫筐体は、
    前記第2の貯蔵室の奥面部、前記第2の貯蔵室の一方の側面部、及び前記第2の貯蔵室の他方の側面部のそれぞれに、真空断熱材が設けられている
    請求項1〜のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記第1の仕切部材及び前記第2の仕切部材は、
    樹脂で構成されている
    請求項1〜のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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