JP6584468B2 - Fuel supply device - Google Patents
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Description
本発明は、燃料を吸い上げて加圧し、エンジン等の機器に供給する燃料供給装置に関するものである。 The present invention relates to a fuel supply device that sucks up and pressurizes fuel and supplies the fuel to equipment such as an engine.
インペラ等の回転体を有するポンプを用いて燃料タンクから燃料を吸上げる燃料供給装置において、近年、ポンプの駆動源として、小型化が期待されるブラシレスモータを適用する動きがある。このような燃料供給装置では、軸方向に沿って燃料がモータ部分を通り抜けるための流路を形成するとともに、外部に燃料が漏れないようにする必要がある。 2. Description of the Related Art In recent years, in a fuel supply apparatus that sucks fuel from a fuel tank using a pump having a rotating body such as an impeller, there is a movement to apply a brushless motor that is expected to be downsized as a pump drive source. In such a fuel supply device, it is necessary to form a flow path for the fuel to pass through the motor portion along the axial direction and to prevent the fuel from leaking to the outside.
そこで、ステータコア外周を内周側に密着させた金属ハウジングにエンドカバーを圧入し、金属ハウジングの端部を曲げ加工して抜け止めと密封を行っている燃料供給装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。一方、ブラシレスモータにおいては、磁気回路上、ヨークとしてのハウジングが不要であり、ステータコアをエンドカバーと一体化した樹脂で覆う燃料供給装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
In view of this, a fuel supply device has been proposed in which an end cover is press-fitted into a metal housing having the stator core outer periphery in close contact with the inner peripheral side, and an end of the metal housing is bent to prevent and seal (for example, (See Patent Document 1). On the other hand, in the brushless motor, the magnetic circuit housing as a yoke is not required, the fuel supply system is covered with a resin that integrates the stator core and the end cover has been proposed (e.g., see
しかしながら、金属ハウジングの端部を曲げ加工して密封しても、経時的に隙間が生じ、そこから燃料が漏れだしてしまうことが考えられる。また、ステータコアを樹脂のみで覆う場合、密閉性は確保できても、樹脂は金属と比べて剛性が低いため、ステータコアとポンプとの軸方向における位置関係を強固に固定することが困難であり、安定した吐出性能を得ることが困難になる。つまり、燃料漏れの抑制と安定した吐出性能を両立させることができなかった。 However, even if the end portion of the metal housing is bent and sealed, it is conceivable that a gap is formed with time and the fuel leaks from there. Also, when the stator core is covered only with the resin, even if the sealing property can be secured, the resin is less rigid than the metal, so it is difficult to firmly fix the positional relationship in the axial direction between the stator core and the pump. It becomes difficult to obtain stable ejection performance. That is, it has been impossible to achieve both suppression of fuel leakage and stable discharge performance.
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、燃料漏れを抑制するとともに安定した吐出性能を有する信頼性の高い燃料供給装置を得ることを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object thereof is to obtain a highly reliable fuel supply apparatus that suppresses fuel leakage and has stable discharge performance.
本発明の燃料供給装置は、円筒状の金属ハウジングと、前記金属ハウジングの軸方向における一端側の内周面に固定されるポンプケースおよび前記ポンプケースに軸方向の両側から挟まれるように収納されるインペラを有し、前記一端側に燃料の吸入口が開口するポンプ部と、電磁鋼板を前記軸方向に積層した積層体であるステータコアにコイルを巻回して形成され、前記金属ハウジングの他端側の内周面に圧入固定されたステータおよび前記ステータの内周面に対向配置され、回転軸が前記インペラに連なる回転子を有するモータ部と、前記金属ハウジングの前記他端側の開放端を覆うとともに、前記他端側に前記ポンプ部から供給された燃料の吐出口が開口する樹脂製のエンドカバーと、前記積層体の前記軸方向に沿った面に接するとともに、前記ポンプ部および前記吐出口を連通するように形成された燃料流路と、を備え、前記ステータは、前記ステータコアの前記他端側の端面から前記軸方向における所定距離の位置までの所定領域に積層された電磁鋼板のそれぞれの外周面が、全周にわたって前記金属ハウジングとの間に隙間を有するように形成されるとともに前記金属ハウジングの外周面のうち、前記他端側の先端部分から第二の所定距離までの部分は、他の部分に対して外径が小さくなるように段差が形成され、前記エンドカバーは、前記ステータが圧入された前記金属ハウジングに対する一体成型品であり、全周にわたって前記他端側から前記隙間に食い込む食込部が形成されるとともに前記段差に前記エンドカバーを構成する樹脂が充填されていることを特徴とする。 A fuel supply device of the present invention is housed so as to be sandwiched from both sides in the axial direction by a cylindrical metal housing, a pump case fixed to an inner peripheral surface on one end side in the axial direction of the metal housing, and the pump case. The other end of the metal housing formed by winding a coil around a stator core that is a laminated body in which electromagnetic steel plates are laminated in the axial direction. A stator that is press-fitted and fixed to the inner peripheral surface on the side, a motor portion that is disposed to face the inner peripheral surface of the stator and that has a rotor whose rotation shaft is continuous with the impeller, and an open end on the other end side of the metal housing. A resin end cover that covers the other end side and opens a discharge port of fuel supplied from the pump unit on the other end side, and a surface along the axial direction of the laminate. And a fuel flow path formed so as to communicate the pump unit and the discharge port, and the stator has a predetermined distance from an end surface on the other end side of the stator core to a predetermined distance in the axial direction. each of the outer peripheral surface of the electromagnetic steel plates stacked in area, of the outer circumferential surface of Rutotomoni the metal housing is formed so as to have a gap between the metal housing over the entire circumference, from the tip portion of the other end The portion up to the second predetermined distance is formed with a step so that the outer diameter is smaller than the other portion, and the end cover is an integrally molded product with respect to the metal housing into which the stator is press-fitted. and wherein the resin constituting the end cover to the biting portion bites into the gap is formed Rutotomoni the step from the other side over the circumference is filled That.
本発明の燃料供給装置によれば、一体成形により形成されたエンドカバーの食込部が、金属部分と樹脂との隙間の発生を抑制するとともに、金属ハウジングの外周面の段差にエンドカバーを構成する樹脂を充填することにより、ステータとポンプの軸方向における位置関係を強固に固定できるので、燃料漏れを抑制するとともに安定した吐出性能を有する信頼性の高い燃料供給装置を得ることができる。
According to the fuel supply device of the present invention, the biting portion of the end cover formed by integral molding suppresses the generation of a gap between the metal portion and the resin, and configures the end cover at the step on the outer peripheral surface of the metal housing. Since the positional relationship in the axial direction of the stator and the pump can be firmly fixed by filling the resin to be used, a highly reliable fuel supply device that suppresses fuel leakage and has stable discharge performance can be obtained.
実施の形態1.
図1〜図5は、本発明の実施の形態1にかかる燃料供給装置の構成を説明するためのもので、図1は燃料供給装置をモータの回転軸に沿って切断した断面図である。そして、図2はステータの軸方向における中間部での回転軸に垂直な燃料供給装置の断面を示すもので、図1のA−A切断面に対応する断面図、図3はステータの軸方向における上端部近傍での回転軸に垂直な燃料供給装置の断面を示すもので、図1のB−B切断面に対応する断面図、図4はステータの燃料供給装置の回転軸に沿った右側部分の拡大断面図であり、図1の領域Cに対応する。また、図5は燃料供給装置のステータを金属ハウジングに圧入する状態を示す模式図であり、図5(a)は圧入前のステータと金属ハウジングの斜視図、図5(b)は圧入完了時のステータと金属ハウジングの図1の断面図に対応する端面図である。なお、図5(a)においては、簡略化のため、ステータのうち、ボビンやコイルの描画を省略し、ステータコアのみを描画している。
FIGS. 1-5 is for demonstrating the structure of the fuel supply
本発明の実施の形態1にかかる燃料供給装置1は、図1に示すように、ポンプ部2と、ポンプ部2を駆動するモータ部3、およびエンドカバー6が軸方向の下側から順に配置されている。そして、ポンプ部2とモータ部3に対して、径方向の外側から囲むように金属ハウジング7が配置されている。
As shown in FIG. 1, the
モータ部3は、ステータ4と回転子5を有している。ステータ4のステータコア43は、電磁鋼板44をモータ軸方向に加締めながら積層されて形成されており、図2、図3に示すように、内周方向に6個のティース43tが円周方向に等間隔に形成されている。各々のティース43tには、軸方向の両端側にボビン41が装着され、ボビン41上にコイル42が巻回されている。
The motor unit 3 has a stator 4 and a
回転子5は、永久磁石51とシャフト52とが樹脂部材53で固定され、ステータ4の内周側に設置されている。ステータ4のティース43t毎に巻回されたコイル42は、図示しない制御基板と電気接続するための電源供給ターミナル81と中性点ターミナル82に電気的に接続されている。上記制御基板に形成された駆動回路は、回転子5の回転位置に応じて通電を逆転させる転流制御を行うことによって、回転駆動を制御している。つまり、本実施の形態にかかる燃料供給装置1のモータ部3は、ブラシを用いず回転駆動させる、いわゆるブラシレスモータと称されるモータである。
In the
ポンプ部2は、ポンプベース21とポンプカバー22からなるポンプケースでインペラ23を軸方向の両側から挟みこむようにして構成している。ポンプベース21には燃料の吐出口2pxが、ポンプカバー22には燃料の吸入口2piが形成され、ポンプベース21とポンプカバー22を合わせると、その間にインペラ23を収容する空間S2が形成されている。そして、ポンプベース21を円筒状の金属ハウジング7の内周側に図中下側から圧入して固定し、その内周部にインペラ23を挿入し、ポンプベース21をかぶせ、金属ハウジング7の一端(図中下端)に加締め固定される。
The
ここで、ポンプベース21にはシャフト52の軸受が、ポンプカバー22にはスラスト軸受が圧入されている。そして、インペラ23は、空間S2内に回転自在に収納され、中心部は断面がD字状に形成され、シャフト52に形成された切欠き部52nと係合されている。これにより、インペラ23は、回転子5の駆動に合わせて回転する。
Here, a
インペラ23には、周方向に図示しない複数の羽根が形成されており、ポンプベース21には、インペラ23に対向する面に、羽根の配列に沿ってC字状の図示しない溝が形成され、回転子5の回転方向における溝の終端部には上方(z軸方向)に向けて燃料の吐出口2pxに連通する連通孔が形成されている。そして、ポンプカバー22のインペラ23に対向する面にも同様に、羽根の配列に沿ってC字状の溝が形成され、溝の回転方向の始点部には燃料の吸入口2piに連通する連通孔が形成されている。この2つのC字状の溝とインペラ23の各羽根間の空間を組み合わせることによって、燃料の吸入口2piから燃料の吐出口2pxに連なるポンプ流路が形成される。つまり、燃料の吸入口2piから流体を吸引し、燃料の吐出口2pxから吐出するカスケード式のポンプ部2の基本的な構成が形成される。
The
つぎに、本発明の実施の形態1にかかる燃料供給装置1の特徴部分であるモータ部3のステータ4と金属ハウジング7について説明する。ステータ4の主構成部分であるステータコア43は、図4に示すように、モータ軸方向におけるポンプ部2側の下端面Fepの反対側である上端面Feuから一定長さまでの所定領域Rueの外周面Fo4が、他の領域の外周面Fo4より小さくなるように構成している。具体的には、所定領域Rue以外の領域に対応する部分には、金属ハウジング7の内径と同等以上の外径を有する電磁鋼板44を積層し、所定領域Rueに対応する部分には、金属ハウジング7の内径よりも小さな外径を有する電磁鋼板44を積層してステータコア43を構成している。
Next, the stator 4 and the
そして、例えば、図5に示すように、ステータコア43の外周面Fo4を金属ハウジング7の内周面Fi7に対向させ、軸方向の所定位置に達するまでステータ4を金属ハウジング7に圧入する。すると、ステータコア43のうち、所定領域Rue以外の部分の外周面Fo4と金属ハウジング7の内周面Fi7との間で摩擦力が働き、ステータコア43と金属ハウジング7間の軸方向における位置が固定される。つまり、ステータ4の金属ハウジング7に対する軸方向の位置が固定され、かつステータ4と金属ハウジング7の同軸関係も固定される。その際、所定領域Rueに対応する部分においては、ステータコア43の外周面Fo4と金属ハウジング7の内周面Fi7との間には、所定の間隔T6gを有する隙間G47が形成されている。
Then, for example, as shown in FIG. 5, the outer peripheral surface Fo4 of the
このように、径方向、軸方向の位置関係が固定され、ステータ4(図5では省略しているが、ボビン41、コイル42を含む)と一体となった金属ハウジング7に対し、モールド成形によって、エンドカバー6を形成する。例えば、ステータ4が圧入された金属ハウジング7を図示しない金型に軸を合わせて固定する。そこに、絶縁樹脂材として、ポリアセタール(POM:Poly Oxy Methylene)をモールドし、シャフト52回転時の軸受け61とステータ4をインサート成形してエンドカバー6が形成される。この時、ステータコア43のうち、所定領域Rueの部分では、図3に示すように、ステータコア43の外周面Fo4と金属ハウジング7の内周面Fi7との隙間G47に絶縁樹脂材が流れこみ、金属ハウジング7がエンドカバー6の一部を構成することになる。そのため、エンドカバー6は、所定領域Rueの部分まで、隙間G47の間隔に対応する所定の厚み(=T6g)を有した状態で、金属ハウジング7とステータコア43の外周との間に食い込む食込部6iを有するように形成されている。
In this way, the positional relationship in the radial direction and the axial direction is fixed, and the
つぎに、動作について説明する。この燃料供給装置1では、図示しない電源供給ターミナルに制御された電流を通電することにより、回転子5を回転させる。すると、シャフト52に連結されたインペラ23が追従して回転し、複数の羽根の間にある気体または液体等の流体も、同じく高速でポンプの流路内を流動することとなる。このとき、流体は、羽根から受ける運動エネルギーと円周状に流れることによる遠心力によって、ポンプの流路内で何度も渦を巻く。そして、C字状の溝に沿って下流に向かうにつれ圧力を上げていく一方、上流側は負圧となる。
Next, the operation will be described. In this
これにより、ポンプカバー22の吸入口2piより燃料を吸い込み、ポンプベース21の吐出口2pxから高圧状態で金属ハウジング7の内部のモータ部3に向かって送り出される。モータ部に送り出された燃料は、ステータコア43の内周面Fi4と回転子5の外周面Fo5との隙間を通過した後、エンドカバー6の吐出口6pxから吐出される。
As a result, the fuel is sucked from the suction port 2pi of the pump cover 22 and is sent out from the discharge port 2px of the pump base 21 toward the motor unit 3 inside the
ポンプの昇圧は用途によっても異なるが、車両用では、数百kPaのレベルの圧力が想定される。つまり、ポンプ部2内の空間S2内には数百kPaの内圧が発生し、ポンプカバー22とポンプベース21とが離れあう方向に作用する。また、モータ部3についても、ポンプ部2から離れる方向に作用する。
The pressure of the pump varies depending on the application, but a pressure of several hundred kPa is assumed for a vehicle. That is, an internal pressure of several hundred kPa is generated in the space S <b> 2 in the
しかし、本実施の形態にかかる燃料供給装置1では、所定領域Rue以外の部分では、図2に示すように、ステータコア43の外周面Fo4と金属ハウジング7の内周面とは、圧入により、軸方向で強固に固定されている。また、エンドカバー6も、所定領域Rueの部分まで、T6g対応の厚みを有して、金属ハウジング7とステータコア43の外周との間に食い込んでいる。これにより、直噴型のエンジンで使用されるような500kPa台の高圧状況下においても、エンドカバー6が金属ハウジング7から脱落することなく使用可能である。
However, in the
また、ポンプ部2は、ポンプベース21が金属ハウジング7に設けた段差(図中、符号なしで表記)に対してはめ込まれ、ポンプカバー22がモータ部3側に押し付けられるように加締め固定されている。そのため、ポンプカバー22がモータ部3に対して軸方向で離れる方向に移動することを防止するとともに、ポンプベース21との軸方向における位置も固定される。つまり、ポンプ動作によって内圧が変化しても、ポンプ部2とモータ部3間の軸方向における位置関係、およびポンプ部2内の部材の軸方向における位置関係が崩れることはない。
Further, the
一方、ステータコア43は金属板を加締めて隙間なく積層しているが、内周面Fi4から外周面Fo4にかけて、電磁鋼板44どうしの合わせ面が連続することになる。そのため、ステータコア43の内周面Fi4と回転子5の隙間を通過する燃料の一部は、毛管力等によって、ステータコアの内周面Fi4からステータコア43の内部に浸透し、ステータコアの外周面Fo4側に滲出する。この時、ステータコアの外周面Fo4まで流れてきた燃料が、燃料供給装置1の外部へ漏れ出す際には、エンドカバー6側に向かって軸方向に沿って移動することになる。
On the other hand, the
しかし、軸方向における出口側に位置する所定領域Rue部分では、エンドカバー6を形成する絶縁樹脂部材が、所定の厚みを有して食い込む食込部6iが形成されている。食込部6iは、圧入のように固体状態で入り込むのではなく、モールド成形により、樹脂が溶融した状態で入り込み、硬化して形成されたものである。そのため、食込部6iは、ステータコア43の外周面Fo4、および金属ハウジング7の内周面Fi7に対し、それぞれと溶着するかのように、表面の微細な凹凸の中にまで入り込んでいる。そして、所定領域Rue部分では、この状態が全周にわたって形成されている。
However, in the predetermined region Rue portion located on the outlet side in the axial direction, a biting
その結果、軸方向において所定領域Rue部分に燃料が達したとしても、ステータコア43の外周面Fo4と食込部6iとの間、および金属ハウジング7の内周面Fi7と食込部6iとの間は完全に密着しているため、軸方向に進む経路が断たれ、さらに進むことはできない。また、ステータコア43の外周面Fo4と食込部6iとの間、あるいは金属ハウジング7の内周面Fi7と食込部6iとの間の密着性が低下した場合でも、両者の境界面は平坦ではなく、複雑な凹凸状になっている。そのため、燃料が軸方向に沿って進む経路が長くなり、圧入でエンドカバーを挿入した場合と比べて、燃料の外部への漏出を抑制し、シール性を高めることができる。
As a result, even if the fuel reaches the predetermined region Rue in the axial direction, it is between the outer peripheral surface Fo4 of the
また、食込部6iは、所定の厚み(T6g)を有して、全周にわたって形成されているため、エンドカバー6は、食込部6iの先端まで剛性を保った状態で連続していることになる。そのため、エンドカバー6と金属ハウジング7およびエンドカバー6とステータコア43とは機械的に強固に固定されており、軸受61の同心性を保つことができ、回転子5、そしてインペラ23の回転安定性を維持することができる。なお、エンドカバー6を形成するモールド材としてPOMを用いた例を示したが、これに限ることはなく、例えば、PPSやその他、耐油(燃料)性および機械的安定性を有する樹脂であれば、適用可能である。
Moreover, since the
なお、所定領域Rueの範囲(所定領域Rueの下端Fep側の終点の位置)としては、ステータコア43の軸方向における中央よりも上端面Feu側にあることが望ましい。
さらに望ましくは、軸方向の中央よりも上端面Feuに近い側に終点があることが望ましい。
As the range of the predetermined region Rue (location of the end of the lower Fe p-side of the predetermined area Rue), it is desirable that the center in the axial direction of the
More desirably, the end point is located closer to the upper end face Feu than the center in the axial direction.
また、本実施の形態および以降の各実施の形態においては、ステータコア43の内周面Fi4と回転子5の外周面Fo5との間に燃料流路を形成する例を示したが、これに限ることはない。例えば、ステータコア43(の各電磁鋼板44)自体に軸方向に連ねる貫通孔を設けて燃料流路を形成するようにしてもよい。
Further, in the present embodiment and each of the following embodiments, the example in which the fuel flow path is formed between the inner peripheral surface Fi4 of the
以上のように、本発明の実施の形態1にかかる燃料供給装置1によれば、円筒状の金属ハウジング7と、金属ハウジング7の軸方向における一端側の内周面Fi7に固定されるポンプケース(ポンプベース21、ポンプカバー22)と、ポンプケースに軸方向の両側から挟まれるように収納されるインペラ23とを有し、一端側に燃料の吸入口2piが開口するポンプ部2と、電磁鋼板44を軸方向に積層した積層体であるステータコア43にコイル42を巻回して形成され、金属ハウジング7の他端側の内周面Fi7に圧入固定されたステータ4と、ステータ4の内周面Fi4に対向配置され、回転軸がインペラ23に連なる回転子5と、を有するブラシレスモータ(モータ部3)と、金属ハウジング7の他端側の開放端を覆うとともに、他端側にポンプ部2から供給された燃料の吐出口6pxが開口する樹脂製のエンドカバー6と、積層体の軸方向に沿った面に接するとともに、ポンプ部2と吐出口6pxとを連通するように形成された燃料流路と、を備え、ステータ4は、ステータコア43の他端側の端面(上端面Feu)から軸方向における所定距離の位置までの所定領域Rueに積層された電磁鋼板44のそれぞれの外周面Fo4が、全周にわたって金属ハウジング7との間に隙間G47を有するように形成され、エンドカバー6は、ステータ4が圧入された金属ハウジング7に対する一体成型品であり、全周にわたって他端側から隙間G47に食い込む食込部6iが形成されているように構成したので、電磁鋼板44の積層面間を伝って燃料が所定領域Rue部分に達したとしても、食込部6iによって、燃料が軸方向に進む経路が断たれ、あるいは、経路が長くなり、圧入でエンドカバーを挿入した場合と比べて、燃料の外部への漏出を抑制し、シール性を高めることができる。さらに、食込部6iによって、エンドカバー6と金属ハウジング7との機械的つながりが強固になり、同軸性が維持され、安定した吐出が可能となる。また、ポンプ部2とモータ部3が、ともにひとつの金属ハウジング7の内周面Fi7に圧入されているので、軸方向の変位が抑制され、より効果的に安定した吐出が可能となる。
As described above, according to the
その際、所定距離として、ステータコア43の軸方向における長さの半分未満に設定すれば、エンドカバー6を一体成型する際のステータ4と金属ハウジング7との同軸性を損なうことなく成形できる。
At this time, if the predetermined distance is set to be less than half the length of the
とくに、所定距離として、ステータコア43の軸方向における長さの4分の1未満に設定すれば、よりステータ4と金属ハウジング7との同軸性を損なうことなく成形できる。
In particular, if the predetermined distance is set to be less than a quarter of the length of the
実施の形態2.
本実施の形態2にかかる燃料供給装置は、実施の形態1で説明した燃料供給装置に対し、金属ハウジングの内周面の形状を変更したものである。内周面と、食込部のように内周面の形状に関係する部分以外の構成については、実施の形態1で説明したものと同様である。図6は本実施の形態2にかかる燃料供給装置のステータ上端部近傍の回転軸に沿った部分拡大断面図であり、実施の形態1の説明に用いた図4の上半分の領域に対応するものである。
The fuel supply apparatus according to the second embodiment is obtained by changing the shape of the inner peripheral surface of the metal housing with respect to the fuel supply apparatus described in the first embodiment. The configurations other than the inner peripheral surface and the portion related to the shape of the inner peripheral surface such as the biting portion are the same as those described in the first embodiment. FIG. 6 is a partially enlarged cross-sectional view along the rotation axis in the vicinity of the upper end of the stator of the fuel supply apparatus according to the second embodiment, and corresponds to the upper half region of FIG. 4 used in the description of the first embodiment. Is.
本実施の形態2にかかる燃料供給装置1は、図6に示すように、金属ハウジング7の内周面Fi7のうち、少なくとも所定領域Rueに対応する部分に、周方向に延びる溝7cを設けるようにした。
As shown in FIG. 6, the
これにより、食込部6iと金属ハウジング7の内周面Fi7との接触面積が大きくなるとともに、軸方向における位置関係がより強固に固定されるようになった。その結果、温度変化の際に、樹脂と金属部材との線膨張係数差による寸法関係の変化があっても、両者の変位を強制的に抑制し、金属ハウジング7の内周面Fi7と食込部6iとの密着性をより安定化させることができる。また、金属ハウジング7の内周面Fi7と食込部6iとの密着性が低下した場合でも、溝7cによる境界面の軸方向に沿った凹凸によって、燃料が軸方向に沿って進む経路がより長くなり、燃料の外部への漏出を抑制し、シール性を一層高めることができる。
As a result, the contact area between the biting
なお、図では2本の溝7cを形成する例を示しているが、単数でも、3本以上でもよい。また、溝7cは全周にわたって形成されることが望ましいが、周方向で途切れる箇所があってもよい。その場合には、軸方向の異なる位置に形成した他の溝7cと、周方向における途切れる部分が重ならないように形成することが望ましい。あるいは、溝7cを周方向に進むにつれ軸方向にも移動するらせん状に形成してもよい。
In the figure, an example in which two
以上のように、本実施の形態2にかかる燃料供給装置1によれば、金属ハウジング7の内周面Fi7の所定領域Rueに対応する部分には、周方向に延びる溝7cが形成されているので、食込部6iと金属ハウジング7の内周面Fi7との接触面積が大きくなるとともに、軸方向における位置関係がより強固に固定される。また、燃料が軸方向に沿って進む経路がより長くなり、燃料の外部への漏出を抑制し、シール性を一層高めることができる。
As described above, according to the
実施の形態3.
本実施の形態3にかかる燃料供給装置は、実施の形態1で説明した燃料供給装置に対し、金属ハウジングの上端部の外周側の形状を変更したものである。外周側の形状に関係する部分以外の構成については、実施の形態1で説明したものと同様である。図7は本実施の形態3にかかる燃料供給装置のステータ上端部近傍の回転軸に沿った部分拡大断面図であり、実施の形態2の説明に用いた図6に対応するものである。
Embodiment 3 FIG.
The fuel supply device according to the third embodiment is obtained by changing the shape of the outer peripheral side of the upper end portion of the metal housing from the fuel supply device described in the first embodiment. The configuration other than the portion related to the outer peripheral shape is the same as that described in the first embodiment. FIG. 7 is a partially enlarged cross-sectional view along the rotation axis in the vicinity of the upper end portion of the stator of the fuel supply device according to the third embodiment, and corresponds to FIG. 6 used in the description of the second embodiment.
本実施の形態3にかかる燃料供給装置1は、図7に示すように、金属ハウジング7の外周面Fo7のうち、エンドカバー6側の端部7euから所定の長さの部分を他の部分より外径が小さくなるように段差7sを設けるようにした。そして、段差7s部分は、エンドカバー6を形成する絶縁樹脂部材で形成された被覆部6pで覆われるようにした。つまり、金属ハウジング7のエンドカバー6側の端部7euは、食込部6iと被覆部6pにより、径方向の両側から挟み込まれるようにした。その際、内周面Fi7と端面と外周面Fo7とが連続してエンドカバー6を構成する樹脂部材と密着するようにした。
As shown in FIG. 7, the
その結果、ステータコア43の外周面Fo4と、外部との間を結ぶ、エンドカバー6と金属ハウジング7間の接続面の距離が、段差7sがない場合と比較して長くなった。そのため、ステータコア43の外周面Fo4に漏れ出した燃料が、ポンプ外部へ漏れ出す経路が長くなり、漏れを抑制することができる。
As a result, the distance of the connection surface between the
一方、エンドカバー6の樹脂材料の方が、金属ハウジング7の金属材料より線膨張係数が大きい。そのため、温度が低くなるときにはエンドカバー6の方が金属ハウジング7よりも径方向の内側に向かって、温度が高くなるときにはエンドカバー6の方が金属ハウジング7よりも径方向の外側に向かって相対的に変位する。しかし、本実施の形態では、エンドカバー6の材料が径方向の両側から金属ハウジング7を挟み込んでいる。そのため、温度がどのように変化しても、金属ハウジング7の内周面Fi7と外周面Fo7のいずれかは、エンドカバー6の材料と押し合う方向に力が働くので、金属ハウジング7とエンドカバー6との界面に剥離が生じた場合でも、シール性を保つことができる。
On the other hand, the resin material of the
なお、本実施の形態3で示した金属ハウジングの上端部の外周側の形状は、実施の形態2に示した燃料供給装置にも適用可能である。 The shape of the outer peripheral side of the upper end portion of the metal housing shown in the third embodiment can also be applied to the fuel supply device shown in the second embodiment.
以上のように、本実施の形態3にかかる燃料供給装置1によれば、金属ハウジング7の外周面Fo7のうち、エンドカバー6側の先端部分から第二の所定距離までの部分に、他の部分対して外径が小さくように段差7sが形成され、段差7sにはエンドカバーを構成する樹脂が充填されているので、樹脂材料が径方向の両側から金属部材を挟み込むことになり、温度変化があっても、シール性を保つことができる。
As described above, according to the
実施の形態4.
本実施の形態4にかかる燃料供給装置は、実施の形態1で説明した燃料供給装置に対し、ステータコアのうち、金属ハウジングの内周面に対して圧入する部分に用いる電磁鋼板の外周側の形状を変更したものである。ステータコアの外周側の形状に関係する部分以外の構成については、実施の形態1で説明したものと同様である。図8は本実施の形態4にかかる燃料供給装置のステータの軸方向における中間部分の軸に垂直な断面図であり、実施の形態1の説明に用いた図2に対応するものである。
Embodiment 4 FIG.
The fuel supply device according to the fourth embodiment is a shape on the outer peripheral side of the electromagnetic steel sheet used for the portion of the stator core that is press-fitted into the inner peripheral surface of the metal housing with respect to the fuel supply device described in the first embodiment. Is a change. The configuration other than the portion related to the outer peripheral shape of the stator core is the same as that described in the first embodiment. FIG. 8 is a cross-sectional view perpendicular to the axis of the intermediate portion in the axial direction of the stator of the fuel supply apparatus according to the fourth embodiment, and corresponds to FIG. 2 used in the description of the first embodiment.
本実施の形態4にかかる燃料供給装置1は、図8に示すように、ステータコア43のうち、上端面Feuから所定長さの所定領域Rue以外の部分の層に使用する電磁鋼板44の形状を実施の形態1の図2で説明した形状とは異なるものとした。具体的には、外周面Fo4のうち、周方向においてティース43tが配置されている箇所にのみ、金属ハウジング7の内周面Fi7と接する突起部43pを設け、周方向における他の部分は、内周面Fi7に接触しないように径を小さくした。
As shown in FIG. 8, the
これにより、圧入の際に金属ハウジング7と接触するステータコア43の外周面Fo4の周方向長さが、各実施の形態にかかる燃料供給装置1よりも短くなっている。つまり、圧入に際して金属ハウジング7とステータコア43との接触面積が各実施の形態にかかる燃料供給装置1よりも小さくなっており、圧入の際に必要な荷重が小さくなる。その結果、圧入の際に発生する金属ハウジング7の内周面Fi7への応力も小さくなり、金属ハウジング7への応力負荷を減らすことができる。
Thereby, the circumferential direction length of the outer peripheral surface Fo4 of the
一方、周方向における突起部43pと突起部43pとの間には、エンドカバー6を成形する際に、所定領域Rue部分の食込部6iからさらに下方に延びる延長部6ixが形成される。例えば、突起部43p以外の部分の金属ハウジング7との隙間を所定領域Rue部分の隙間G47と同程度にすれば、食込部6iと延長部6ixとが剛性を損なわずに連続し、エンドカバー6の金属ハウジング7に対するアンカー効果がさらに高まる。
On the other hand, between the
なお、本実施の形態においては、突起部43pをティース43t毎に設けるようにしたことで、金属ハウジング7の内周面Fi7とステータコア43の内周面Fi4の同心性を向上させる効果を奏することができた。しかし、これに限ることはなく、外径の小さな部分を、周方向に分散配置させることでも上述した応力負荷低減の効果を奏することは可能である。その際、突起部43pに相当する部分が、周方向で偏らないように配置することが望ましい。
In the present embodiment, by providing the
なお、本実施の形態4で示したステータコア43の形状は、実施の形態2と3に示した燃料供給装置にも適用可能である。
Note that the shape of the
以上のように、本実施の形態4にかかる燃料供給装置1によれば、ステータコア43の、所定領域Rue以外の領域に使用される電磁鋼板44の中には、金属ハウジング7の内周面Fi7と接する部分(突起部43p)が周方向において間欠的に分散配置されたものがあるようにすれば、圧入の際に必要な荷重が小さくなり、金属ハウジング7への応力負荷を減らすことができる。
As described above, according to the
実施の形態5.
本実施の形態5にかかる燃料供給装置は、上記各実施の形態1で説明した燃料供給装置に対し、ステータコアのうち、軸方向の中間部分の領域に、金属ハウジングの内周面と接触しないように外径を小さくした電磁鋼板を用いたものである。ステータコアの外周側の形状に関係する部分以外の構成については、実施の形態1で説明したものと同様である。図9は本発明の実施の形態5にかかる燃料供給装置の構成を説明するためのもので、図9(a)は燃料供給装置をモータの回転軸に沿って切断した断面図、9(b)はステータの右側部分の拡大断面図で、図9(a)の領域Dに対応する。
The fuel supply device according to the fifth embodiment is not in contact with the inner peripheral surface of the metal housing in the region of the intermediate portion in the axial direction of the stator core with respect to the fuel supply devices described in the first embodiment. In addition, an electromagnetic steel sheet having a reduced outer diameter is used. The configuration other than the portion related to the outer peripheral shape of the stator core is the same as that described in the first embodiment. FIG. 9 is a view for explaining the configuration of a fuel supply apparatus according to
本実施の形態5にかかる燃料供給装置1は、図9に示すように、ステータコア43のうち、軸方向における中間部分に、金属ハウジング7の内周面と接触しないように外径を小さくした電磁鋼板44を用いた。外径を小さくした電磁鋼板44としては、部品効率の観点から、実施の形態1の図3で説明した所定領域Rue対応する電磁鋼板44と同じものを用いた。これにより、ステータコア43の外周面Fo4が金属ハウジング7の内周面に圧入されている軸方向における長さが、実施の形態1で説明した場合よりも短くなる。
つまり、圧入に際して金属ハウジング7とステータコア43との接触面積が実施の形態1〜3にかかる燃料供給装置1よりも小さくなっており、圧入の際に必要な荷重が小さくなる。その結果、圧入の際に発生する金属ハウジング7の内周面Fi7への応力も小さくなり、金属ハウジング7への応力負荷を減らすことができる。
As shown in FIG. 9, the
In other words, the contact area between the
ここで、外径が小さく、金属ハウジング7と接触しない電磁鋼板44の軸方向での配置について検討する。例えば、金属ハウジング7と接触しない層を軸方向の上端面Feu側だけに集約し、さらに中央を超えて拡大させた拡大領域まで形成するようにしても、圧入に際する荷重を低減することは可能である。つまり、金属ハウジング7と接触する層を軸方向の下端面Fep側だけに集約するようにしても、圧入に際する荷重を低減することは可能である。
Here, the arrangement in the axial direction of the
しかし、ステータコア43を圧入した金属ハウジング7に対して、エンドカバー6を一体成形する際、成形時の樹脂を射出するゲートの位置やエンドカバー6の形状にもよるが、樹脂部材が周方向で偏って充填されることが想定される。そのとき、拡大領域が設定されていると、エンドカバー6側の端面部付近でステータコア43の外周部と金属ハウジング7の内周面とが接していないため、周方向において最初に樹脂が充填された箇所では、樹脂によってステータコア43は内周側へ押され、金属ハウジング7は外周側へ押されることになる。
However, when the
その結果、最初に樹脂が充填された箇所とは軸対称となる箇所におけるステータコアの外周と金属ハウジングの隙間は狭くなり、樹脂が充填されにくくなり、樹脂が十分に充填されず、空隙が生じる恐れがある。さらには、金属ハウジングとステータコアの軸がぶれてスムーズな回転を実現できない場合がある。 As a result, the gap between the outer periphery of the stator core and the metal housing at the location that is axially symmetric with respect to the location where the resin is initially filled becomes narrow, making it difficult to fill the resin, and the resin may not be sufficiently filled, resulting in a gap. There is. Furthermore, the metal housing and the stator core shaft may be shaken to prevent smooth rotation.
それに対して、本実施の形態5にかかる燃料供給装置では、軸方向の中間部分より上端面Feu側に、ステータコア43の外周面Fo4が金属ハウジング7の内周面Fi7と接する領域が存在する。つまり、軸方向における中央から見て、上端面Feu側および下端面Fep側それぞれに金属ハウジング7の内周面Fi7と接する領域が存在する。そのため、所定領域Rueにおいて、周方向で偏って樹脂が充填される場合でも、ステータコア43と金属ハウジング7の傾きを抑制し、同心性を維持させることができる。
On the other hand, in the fuel supply device according to the fifth embodiment, a region where the outer peripheral surface Fo4 of the
なお、軸方向の中央から一方の端部側にかけて金属ハウジングに接しない電磁鋼板44の層のみを配置することは、上述したように傾き等の支障をきたす。しかし、軸方向における中央から見て、一端側の領域と他端側の領域のそれぞれに、金属ハウジング7と接触する電磁鋼板44の層を配置するようにステータコア43を構成するのであれば、その配置については適宜変更可能である。その際、金属ハウジング7と接触する電磁鋼板44の層のうち、最も離れた層間距離が軸長(上端面Feu−下端面Fep間距離)の1/2以上であることが、軸安定の上で望ましい。
In addition, disposing only the layer of the
なお、金属ハウジング7に接しない領域Raの電磁鋼板44としては、所定領域Rueに対応するものと同形の物に限ることはない。しかし、所定領域Rueに対応するものと同形にすれば、電磁鋼板44のパターンの種類を増加させる必要がない。
The
また、実施の形態4では所定領域Rue以外の部分の全層に金属ハウジングと接触しない部分を有する電磁鋼板44を配置する場合について説明したが、この場合は、周方向において分散した位置で金属ハウジング7と接触しているため、傾きの問題は生じない。しかし、実施の形態4においても、本実施の形態5で説明したように、軸方向において適宜分散して配置するようにしてもかまわない。
In the fourth embodiment, the case where the
なお、本実施の形態5で示したステータコアの形態は、実施の形態2と3に示した燃料供給装置にも適用可能である。 The form of the stator core shown in the fifth embodiment can also be applied to the fuel supply devices shown in the second and third embodiments.
以上のように、本実施の形態5にかかる燃料供給装置1によれば、ステータコア43の軸方向における中間部分に、金属ハウジング7の内周面Fi7よりも外径が小さな電磁鋼板44を用いるようにすれば、圧入の際に必要な荷重が小さくなり、金属ハウジング7への応力負荷を減らすことができる。
As described above, according to the
実施の形態6.
本実施の形態6にかかる燃料供給装置は、上記各実施の形態1で説明した燃料供給装置に対し、金属ハウジングの軸方向の中間部分の領域に、ステータコアの外周部と接触しないように内径を大きくした凹状部を設けたものである。金属ハウジングの内周面の中間部分の領域の形状に関係する部分以外の構成については、実施の形態1で説明したものと同様である。図10は本発明の実施の形態6にかかる燃料供給装置のステータの右側部分の拡大断面図で、実施の形態5の図9(b)に対応する。
The fuel supply device according to the sixth embodiment has an inner diameter in the region of the intermediate portion in the axial direction of the metal housing so as not to contact the outer peripheral portion of the stator core, compared to the fuel supply device described in the first embodiment. An enlarged concave portion is provided. The configuration other than the portion related to the shape of the region of the intermediate portion of the inner peripheral surface of the metal housing is the same as that described in the first embodiment. FIG. 10 is an enlarged cross-sectional view of the right portion of the stator of the fuel supply device according to the sixth embodiment of the present invention, and corresponds to FIG. 9B of the fifth embodiment.
本実施の形態6にかかる燃料供給装置1は、図10に示すように、金属ハウジング7の内周面Fi7の軸方向の中間部分に、ステータコア43と接触しないように内径を大きくした凹状部7dを設けたものである。より具体的には、ステータコア43に対向する領域のうち、所定領域Rueおよび下端面Fepから離れた中間部分に、ステータコア43と接触しない凹状部7dを設けた。
As shown in FIG. 10, the
これにより、ステータコア43の外周面Fo4が金属ハウジング7の内周面に圧入されている軸方向における長さが、実施の形態5で説明した場合と同様に短くなる。つまり、圧入に際して金属ハウジング7とステータコア43との接触面積が実施の形態1〜3にかかる燃料供給装置1よりも小さくなっており、圧入の際に必要な荷重が小さくなる。その結果、圧入の際に発生する金属ハウジング7の内周面Fi7への応力も小さくなり、金属ハウジング7への応力負荷を減らすことができる。
Thereby, the length in the axial direction in which the outer peripheral surface Fo4 of the
なお、本実施の形態においては、凹状部7dを下端面Fepから離れた中間部分に設ける例を示したが、下端面Fepに達しているようにしてもよい。ただし、その場合は、軸のブレを防止する観点から、金属ハウジング7と接触する電磁鋼板44の層のうち、最も離れた層間距離が軸長(上端面Feu−下端面Fep間距離)の1/2以上になるように設定することが望ましい。
In the present embodiment, the example in which the
また、本実施の形態6で示した金属ハウジングの形態は、実施の形態2〜4に示した燃料供給装置にも適用可能である。なお、あえて組み合わせる必然性はないが、実施の形態5に示した燃料供給装置にも適用可能である
Moreover, the form of the metal housing shown in the sixth embodiment is also applicable to the fuel supply device shown in the second to fourth embodiments. In addition, although there is no necessity to combine, it is applicable also to the fuel supply apparatus shown in
以上のように、本実施の形態6にかかる燃料供給装置1によれば、金属ハウジング7の内周面Fi7の軸方向の中間部分に、ステータコア43と接触しないように内径を大きくした凹状部7dが形成されているようにすれば、圧入の際に必要な荷重が小さくなり、金属ハウジング7への応力負荷を減らすことができる。
As described above, according to the
1:燃料供給装置、 2:ポンプ部、 2pi:吸入口、
3:モータ部(ブラシレスモータ)、 4:ステータ、 5:回転子、
6:エンドカバー、 6i:食込部、 6px:吐出口、 7:金属ハウジング、
7c:溝、 7s:段差、 21:ポンプベース、 22:ポンプカバー、
23:インペラ、 42:コイル、 43:ステータコア、 43p:突起部、
44:電磁鋼板、 Feu:ステータコアのエンドカバー側の上端面、
Fi7:金属ハウジングの内周面、 Fo4:ステータの外周面、 G47:隙間、
Rue:所定領域
1: fuel supply device, 2: pump unit, 2pi: suction port,
3: Motor part (brushless motor), 4: Stator, 5: Rotor,
6: End cover, 6i: Biting part, 6px: Discharge port, 7: Metal housing,
7c: Groove, 7s: step 21: Ponpube scan, 22: Ponpukaba over,
23: Impeller, 42: Coil, 43: Stator core, 43p: Projection
44: Electrical steel sheet, Feu: Upper end surface on the end cover side of the stator core,
Fi7: inner peripheral surface of the metal housing, Fo4: outer peripheral surface of the stay data, G47: gap,
Rue: Predetermined area
Claims (4)
前記金属ハウジングの軸方向における一端側の内周面に固定されるポンプケースおよび前記ポンプケースに軸方向の両側から挟まれるように収納されるインペラを有し、前記一端側に燃料の吸入口が開口するポンプ部と、
電磁鋼板を前記軸方向に積層した積層体であるステータコアにコイルを巻回して形成され、前記金属ハウジングの他端側の内周面に圧入固定されたステータおよび前記ステータの内周面に対向配置され、回転軸が前記インペラに連なる回転子を有するモータ部と、
前記金属ハウジングの前記他端側の開放端を覆うとともに、前記他端側に前記ポンプ部から供給された燃料の吐出口が開口する樹脂製のエンドカバーと、
前記積層体の前記軸方向に沿った面に接するとともに、前記ポンプ部および前記吐出口を連通するように形成された燃料流路と、を備え、
前記ステータは、前記ステータコアの前記他端側の端面から前記軸方向における所定距離の位置までの所定領域に積層された電磁鋼板のそれぞれの外周面が、全周にわたって前記金属ハウジングとの間に隙間を有するように形成されるとともに前記金属ハウジングの外周面のうち、前記他端側の先端部分から第二の所定距離までの部分は、他の部分に対して外径が小さくなるように段差が形成され、
前記エンドカバーは、前記ステータが圧入された前記金属ハウジングに対する一体成型品であり、全周にわたって前記他端側から前記隙間に食い込む食込部が形成されるとともに前記段差に前記エンドカバーを構成する樹脂が充填されていることを特徴とする燃料供給装置。 A cylindrical metal housing;
A pump case fixed to an inner peripheral surface on one end side in the axial direction of the metal housing, and an impeller accommodated so as to be sandwiched from both sides in the axial direction by the pump case, and a fuel inlet on the one end side An opening pump part;
A stator core, which is a laminated body in which electromagnetic steel sheets are laminated in the axial direction, is formed by winding a coil, and is press-fitted and fixed to the inner peripheral surface on the other end side of the metal housing, and is disposed opposite to the inner peripheral surface of the stator And a motor unit having a rotor whose rotating shaft is connected to the impeller, and
A resin end cover that covers the open end of the metal housing on the other end side and that opens the discharge port of fuel supplied from the pump unit on the other end side;
A fuel flow path that is in contact with a surface along the axial direction of the laminated body and is formed so as to communicate the pump unit and the discharge port;
In the stator, each outer peripheral surface of the electromagnetic steel sheets laminated in a predetermined region from the end surface on the other end side of the stator core to a position at a predetermined distance in the axial direction is spaced from the metal housing over the entire periphery. of the outer peripheral surface of the formed Rutotomoni the metal housing so as to have the portion of the tip portion of the other end to a second predetermined distance, a step such that the outer diameter becomes smaller than the other portions Formed,
Said end cover, said a stator integral molding relative to the metal housing that is press-fit, forming the end cover to the other end biting portion bites into the gap is formed from the side Rutotomoni the step over the entire periphery A fuel supply device filled with resin .
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