JP6418814B2 - 異常判定装置、データ送信装置および異常判定システム - Google Patents
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Description
特許文献2には、直流電化区間において軌道回路信号の迂回路が存在する場合のレール破断を検知するためのレール破断検知方法であって、軌道回路の送信器が2次巻線及び3次巻線のうちの一方の巻線に接続されたインピーダンスボンドの他方の巻線に生じる他方巻線電圧を検出し、この軌道回路の在線検知対象区間でレール破断が発生した状態で帰線電流が流れた場合に生じる他方巻線電圧の電圧低下に基づいて定められた低電圧条件を、検出された他方巻線電圧が満たすか否かを判定することにより、軌道回路が在線を検知していない場合にレール破断が発生していることを検知するレール破断検知方法が記載されている。
特許文献2に記載の技術では、軌道回路がない場合にレール破断を検知することができない。
1−1.異常判定システムの全体構成
以下、本発明の一実施形態に係る異常判定システム9を説明する。図において、異常判定システム9の各構成が配置される空間をxyz右手系座標空間として表す。図に示す座標記号のうち、円の中に点を描いた記号は、紙面奥側から手前側に向かう矢印を表す。空間においてx軸に沿う方向をx軸方向という。また、x軸方向のうち、x成分が増加する方向を+x方向といい、x成分が減少する方向を−x方向という。y、z成分についても、上記の定義に沿ってy軸方向、+y方向、−y方向、z軸方向、+z方向、−z方向を定義する。
発電量が、この閾値を超えていないと判定する間(ステップS101;NO)、制御部11は、ステップS101の判定を続ける。発電量が、この閾値を超えたと判定すると(ステップS101;YES)、制御部11は、車軸通過数をリセットするとともに、発電量の積算を開始する(ステップS102)。車軸通過数は、例えば、制御部11のRAMに記憶されている。
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を組み合わせてもよい。
上述した実施形態において、異常判定装置は、発電装置から電力および信号がそれぞれ供給されるように発電装置と接続されていたが、発電装置と物理的に接続されていなくてもよい。この場合、発電装置から電力および信号が供給されるデータ送信装置を設け、データ送信装置から異常判定装置に向けて、レールに異常が発生しているか否かを判定するための情報を送信させてもよい。
上述した実施形態において、異常判定装置1は、発電量積算値に基づきレール3の異常の有無を判定していたが、発電量積算値以外に基づいてレール3の異常の有無を判定してもよい。異常判定装置1は、例えば決められた期間内の最大発電量や、閾値を超える発電量を示した時間の合計などに基づいてレール3の異常の有無を判定してもよい。
上述した実施形態において、積算部112や積算部612は、計数部113や計数部613によって計数された車軸通過数が規定数Nに達するまでの期間にわたって、発電装置2から送信される信号が示す発電量を積算していたが、これらの積算部が発電量を積算する期間はこれに限られない。例えば、積算部は、決められた開始時刻から終了時刻までの期間にわたって、発電量を積算してもよい。また、積算部は、例えば発電量が決められた範囲内にある期間にわたって、発電量を積算してもよい。
上述した実施形態において、異常判定装置1は、送信部13により、所定の条件を満たす間に、レール3に異常が生じたか否かについて判定した判定結果を示す信号を外部の装置へ送信していたが、この信号を外部の装置へ送信しなくてもよい。異常判定装置1は、例えば、表示装置や警報装置などを備え、これらによって判定結果を周囲にいる人に向けて報知してもよい。
上述した実施形態または変形例1において、異常判定装置1、またはデータ送信装置6は、発電装置2により発生された電力を消費して動作していたが、発電装置2とは別に電源を備えていてもよい。
Claims (11)
- レールの振動に伴い振動して電力を発生させる発電装置の発電量を取得し、該発電量に基づき前記レールの異常の有無を判定する判定手段を備える
ことを特徴とする異常判定装置。 - 所定の規則に従い定まる期間にわたって前記発電量を積算する積算手段を備え、
前記判定手段は、前記積算手段により積算された積算値に基づき前記異常の有無を判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の異常判定装置。 - 前記発電量のピークの数を計数する計数手段を備え、
前記積算手段は、前記計数手段により計数された前記ピークの数に基づき定まる前記期間にわたって前記発電量を積算する
ことを特徴とする請求項2に記載の異常判定装置。 - 前記発電量が所定の条件を満たす間に、前記判定した異常の有無を示すデータを送信する送信手段を備える
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の異常判定装置。 - 前記発電装置により発生された電力を消費して動作する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の異常判定装置。 - レールの振動に伴い振動して電力を発生させる発電装置の発電量を取得し、所定の規則に従い定まる期間にわたって前記発電量を積算する積算手段と、
前記積算手段により積算された積算値を示すデータを、該データが示す前記積算値に基づき前記レールの異常の有無を判定する異常判定装置に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とするデータ送信装置。 - 前記発電量のピークの数を計数する計数手段を備え、
前記積算手段は、前記計数手段により計数された前記ピークの数に基づき定まる前記期
間にわたって前記発電量を積算する
ことを特徴とする請求項6に記載のデータ送信装置。 - 前記送信手段は、前記発電量が所定の条件を満たす間に、前記積算値を示すデータを送信する
ことを特徴とする請求項6または7に記載のデータ送信装置。 - 前記発電装置により発生された電力を消費して動作する
ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のデータ送信装置。 - 請求項6乃至9のいずれか1項に記載のデータ送信装置と、
前記データ送信装置から送信される前記積算値を示すデータを受信する受信手段と、前記受信手段が受信したデータが示す積算値に基づき前記レールの異常の有無を判定する判定手段とを備える異常判定装置と、
を備える異常判定システム。 - 前記異常判定装置は、前記期間に前記レールを通過した車両の情報を取得し、当該情報に基づいて前記異常の有無を判定する
ことを特徴とする請求項10に記載の異常判定システム。
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JP2014134822A JP6418814B2 (ja) | 2014-06-30 | 2014-06-30 | 異常判定装置、データ送信装置および異常判定システム |
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