JP6315996B2 - Electronic device, method and program - Google Patents
Electronic device, method and program Download PDFInfo
- Publication number
- JP6315996B2 JP6315996B2 JP2014005772A JP2014005772A JP6315996B2 JP 6315996 B2 JP6315996 B2 JP 6315996B2 JP 2014005772 A JP2014005772 A JP 2014005772A JP 2014005772 A JP2014005772 A JP 2014005772A JP 6315996 B2 JP6315996 B2 JP 6315996B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- keyword
- stroke
- handwritten
- character recognition
- strokes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Character Discrimination (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Description
本発明の実施形態は、文字列を手書き入力する技術に関する。 Embodiments described herein relate generally to a technique for inputting a character string by handwriting.
近年、タブレットコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、スマートフォン、PDAといった文書を手書きで入力可能な種々の電子機器が開発されている。 In recent years, various electronic devices such as tablet computers, notebook personal computers, smartphones, and PDAs have been developed that can input documents by handwriting.
本発明の一形態の目的は、手書き文書の作成を容易にすることが可能な電子機器、方法及びプログラムを提供することにある。 An object of one embodiment of the present invention is to provide an electronic device, a method, and a program capable of easily creating a handwritten document.
実施形態によれば、タッチスクリーンディスプレイと、キーワードを構成するストローク数が1加算される毎の文字認識結果と文字認識されたストローク集合におけるストローク数とが前記キーワードに対応付けて保持される第1テーブルと、前記キーワードの読み仮名が前記キーワードに対応付けて保持される第2テーブルと、少なくとも手書き文書データの作成及び表示機能、編集機能、並びに候補表示処理機能を有する手書きアプリケーションを実行するプロセッサと、を具備する電子機器の方法が提供される。前記方法は、前記タッチスクリーンディスプレイ上から手書きで記載される1以上のストロークに対応するストロークデータが入力されると、前記1以上のストロークに基づいて特定される複数のストローク集合に対して文字認識処理を実行することと、前記文字認識結果と、当該文字認識結果が取得されたストローク集合におけるストローク数とに基づいて前記第1テーブルを検索して、筆跡による手書き入力候補に相当する第1キーワードを取得することと、前記文字認識結果に基づいて前記第2テーブルを検索して、読み仮名による手書き入力候補に相当する第2キーワードを取得することと、1ストロークに対応する前記ストロークデータが入力される度に前記第1キーワードと前記第2キーワードとを候補表示領域に表示することと、を含む。 According to the embodiment, the touch screen display, the character recognition result every time the number of strokes constituting the keyword is incremented by 1, and the number of strokes in the stroke set recognized by the character are stored in association with the keyword. A table, a second table in which the reading of the keyword is held in association with the keyword, and a processor that executes a handwriting application having at least a function for creating and displaying handwritten document data, an editing function, and a candidate display processing function , An electronic device method is provided. The method, the stroke data corresponding to one or more strokes which are described by hand from on the touch screen display is inputted, the character recognition for a plurality of stroke set identified based on the one or more stroke The first keyword corresponding to the handwriting input candidate by handwriting by executing the process, searching the first table based on the character recognition result and the number of strokes in the stroke set from which the character recognition result is obtained , Searching the second table based on the character recognition result, obtaining a second keyword corresponding to a handwritten input candidate based on a reading kana, and inputting the stroke data corresponding to one stroke Each time the first keyword and the second keyword are displayed in the candidate display area , Including the.
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings.
図1は、一実施形態に係る電子機器の外観の一例を示す斜視図である。この電子機器は、例えば、ペンまたは指によって手書き入力可能なペン・ベースの携帯型電子機器である。この電子機器は、タブレットコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、スマートフォン、PDA等として実現され得る。以下では、この電子機器がタブレットコンピュータ10として実現されている場合を説明する。タブレットコンピュータ10は、タブレットまたはスレートコンピュータとも称される携帯型電子機器であり、本体11は、薄い箱型の筐体を有している。
FIG. 1 is a perspective view illustrating an example of an external appearance of an electronic apparatus according to an embodiment. This electronic device is, for example, a pen-based portable electronic device that can be handwritten with a pen or a finger. This electronic device can be realized as a tablet computer, a notebook personal computer, a smartphone, a PDA, or the like. Below, the case where this electronic device is implement | achieved as the
タッチスクリーンディスプレイ17は、本体11の上面に重ね合わせるように取り付けられている。タッチスクリーンディスプレイ17には、フラットパネルディスプレイと、フラットパネルディスプレイの画面上のペンまたは指の接触位置を検出するように構成されたセンサとが組み込まれている。フラットパネルディスプレイは、例えば、液晶表示装置(LCD)であってもよい。センサとしては、例えば、静電容量方式のタッチパネル、電磁誘導方式のデジタイザ等を使用することができる。以下では、デジタイザ及びタッチパネルの2種類のセンサの双方がタッチスクリーンディスプレイ17に組み込まれている場合を説明する。このため、タッチスクリーンディスプレイ17は、指を使用した画面に対するタッチ操作のみならず、ペン100を使用した画面に対するタッチ操作も検出することができる。
The
ペン100は、例えばデジタイザペン(電磁誘導ペン)であってもよい。ユーザは、ペン100を使用してタッチスクリーンディスプレイ17上で手書き入力操作を行うことができる(ペン入力モード)。ペン入力モードにおいては、画面上のペン100の動きの軌跡、つまり、手書き入力操作によって手書きされるストロークが求められ、これによって手書きにより入力された複数のストロークが画面上に表示される。ペン100が画面に接触されている間のペン100の動きの軌跡が1つのストロークに相当する。複数のストロークが文字、記号等を構成する。手書きされた文字、手書きされた図形、手書きされた表等に対応する多数のストロークの集合が手書き文書を構成する。
The
本実施形態では、この手書き文書は、イメージデータではなく、各ストロークの軌跡の座標列とストローク間の順序関係とを示す時系列情報(手書き文書データ)として記憶媒体に保存される。ただし、この手書き文書は、イメージデータに基づいて生成されても良い。時系列情報の詳細は図4を参照して後述するが、時系列情報は、複数のストロークが手書きされた順を示し、かつ複数のストロークにそれぞれ対応する複数のストロークデータを含む。換言すれば、時系列情報は、複数のストロークにそれぞれ対応する時系列のストロークデータの集合を意味する。各ストロークデータは、ある1つのストロークに対応し、このストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)を含む。これらストロークデータの並びの順序は、ストロークそれぞれが手書きされた順序に相当する。 In the present embodiment, this handwritten document is stored in the storage medium as time series information (handwritten document data) indicating the coordinate sequence of the trajectory of each stroke and the order relationship between the strokes, not image data. However, this handwritten document may be generated based on the image data. Details of the time-series information will be described later with reference to FIG. 4, but the time-series information indicates the order in which a plurality of strokes are handwritten, and includes a plurality of stroke data respectively corresponding to the plurality of strokes. In other words, the time series information means a set of time series stroke data respectively corresponding to a plurality of strokes. Each stroke data corresponds to a certain stroke, and includes a coordinate data series (time series coordinates) corresponding to each point on the locus of this stroke. The order of arrangement of the stroke data corresponds to the order in which the strokes are handwritten.
タブレットコンピュータ10は、記憶媒体から既存の任意の時系列情報を読み出し、この時系列情報に対応する手書き文書、つまり、この時系列情報によって示される複数のストロークを画面上に表示することができる。時系列情報によって示される複数のストロークも、手書きによって入力される複数のストロークである。
The
更に、本実施形態に係るタブレットコンピュータ10は、ペン100を使用せずに、指で手書き入力操作を行うためのタッチ入力モードも有している。タッチ入力モードが有効な場合、ユーザは、指を使用してタッチスクリーンディスプレイ17上で手書き入力操作を行うことができる。タッチ入力モードにおいては、画面上の指の動きの軌跡、つまり、手書き入力操作によって手書きされるストロークが求められ、これによって手書きにより入力された複数のストロークが画面上に表示される。
Furthermore, the
タブレットコンピュータ10は、編集機能を有している。この編集機能は、「消しゴム」ツール、範囲選択ツール、及び他の各種ツール等を用いたユーザによる編集操作に応じて、範囲選択ツールによって選択される表示中の手書き文書内の任意の手書き部分(手書き文字、手書きマーク、手書き図形及び手書き表等)を削除または移動することができる。また、範囲選択ツールによって選択される手書き文書内の任意の手書き部分を、手書き文書を検索するための検索キーとして指定することもできる。また、範囲選択ツールによって選択される手書き文書内の任意の手書き部分に対して、手書き文字認識/手書き図形認識/手書き表認識のような認識処理を実行することもできる。
The
本実施形態では、手書き文書は、1つまたは複数のページとして管理され得る。この場合、時系列情報(手書き文書データ)を1つの画面に収まる面積単位で区切ることによって、1つの画面に収まる時系列情報のまとまりを1つのページとして記録してもよい。あるいは、ページのサイズを可変できるようにしてもよい。この場合、ページのサイズは1つの画面のサイズよりも大きい面積に広げることができるので、画面のサイズよりも大きな面積の手書き文書を1つのページとして扱うことができる。1つのページ全体をディスプレイに同時に表示できない場合は、そのページを縮小して表示するようにしてもよいし、縦横スクロールによってページ内の表示対象部分を移動するようにしてもよい。 In the present embodiment, the handwritten document can be managed as one or a plurality of pages. In this case, a group of time-series information that fits on one screen may be recorded as one page by dividing time-series information (handwritten document data) by area units that fit on one screen. Alternatively, the page size may be variable. In this case, since the page size can be expanded to an area larger than the size of one screen, a handwritten document having an area larger than the screen size can be handled as one page. When one entire page cannot be simultaneously displayed on the display, the page may be reduced and displayed, or the display target portion in the page may be moved by vertical and horizontal scrolling.
図2は、タブレットコンピュータ10と外部装置との連係動作の一例を示している。タブレットコンピュータ10は、無線LAN等の無線通信デバイスを備えており、パーソナルコンピュータ1との無線通信を実行することができる。更に、タブレットコンピュータ10は、無線通信デバイスを使用してインターネット3上のサーバ2との通信を実行することもできる。サーバ2は、オンラインストレージサービス、他の各種クラウドコンピューティングサービスを実行するサーバであってもよい。
FIG. 2 shows an example of the linking operation between the
パーソナルコンピュータ1は、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)のようなストレージデバイスを備えている。タブレットコンピュータ10は、時系列情報(手書き文書データ)をパーソナルコンピュータ1に送信して、パーソナルコンピュータ1のHDDに記録することができる(アップロード)。タブレットコンピュータ10とパーソナルコンピュータ1との間のセキュアな通信を確保するために、通信開始時には、パーソナルコンピュータ1がタブレットコンピュータ10を認証するようにしてもよい。この場合、タブレットコンピュータ10の画面上にユーザに対してIDまたはパスワードの入力を促すダイアログを表示してもよいし、タブレットコンピュータ10のID等を自動的にタブレットコンピュータ10からパーソナルコンピュータ1に送信してもよい。
The
これにより、タブレットコンピュータ10内のストレージの容量が少ない場合でも、タブレットコンピュータ10が多数の時系列情報あるいは大容量の時系列情報を扱うことが可能となる。
Thereby, even when the storage capacity of the
更に、タブレットコンピュータ10は、パーソナルコンピュータ1のHDDに記録されている任意の1以上の時系列情報を読み出し(ダウンロード)、その読み出した時系列情報によって示されるストロークをタブレットコンピュータ10のディスプレイ17の画面に表示することができる。この場合、複数の時系列情報それぞれのページを縮小することによって得られるサムネイルの一覧をディスプレイ17の画面上に表示してもよいし、これらサムネイルから選ばれた1ページをディスプレイ17の画面上に通常サイズで表示してもよい。
Furthermore, the
更に、タブレットコンピュータ10が通信する先はパーソナルコンピュータ1ではなく、上述したように、ストレージサービス等を提供するクラウド上のサーバ2であってもよい。タブレットコンピュータ10は、時系列情報(手書き文書データ)をインターネットを介してサーバ2に送信して、サーバ2のストレージデバイス2Aに記録することができる(アップロード)。更に、タブレットコンピュータ10は、サーバ2のストレージデバイス2Aに記録されている任意の時系列情報を読み出して(ダウンロード)、その時系列情報によって示されるストロークそれぞれの軌跡をタブレットコンピュータ10のディスプレイ17の画面に表示することができる。
Furthermore, the destination to which the
このように、本実施形態では、時系列情報が保存される記憶媒体は、タブレットコンピュータ10内のストレージデバイス、パーソナルコンピュータ1内のストレージデバイス、サーバ2のストレージデバイスのいずれであってもよい。
As described above, in this embodiment, the storage medium in which the time series information is stored may be any one of the storage device in the
次に、図3及び図4を参照して、ユーザによって手書きされたストローク(文字、図形及び表等)と時系列情報との関係について説明する。図3は、ペン100等を使用してタッチスクリーンディスプレイ17上に手書きされる手書き文書(手書き文字列)の一例を示している。
Next, with reference to FIG. 3 and FIG. 4, the relationship between strokes (characters, figures, tables, etc.) handwritten by the user and time-series information will be described. FIG. 3 shows an example of a handwritten document (handwritten character string) handwritten on the
手書き文書では、一旦手書きによって入力される文字や図形などの上に、更に別の文字や図形などが手書きによって入力されるというケースが多い。図3においては、「A」、「B」及び「C」の手書き文字が、この順番で手書きによって入力され、この後に、手書きの矢印が、手書き文字「A」のすぐ近くに手書きによって入力されている。 In a handwritten document, in many cases, another character or figure is input by handwriting on the character or figure once input by handwriting. In FIG. 3, the handwritten characters “A”, “B”, and “C” are input by handwriting in this order, and then a handwritten arrow is input by handwriting in the immediate vicinity of the handwritten character “A”. ing.
手書き文字「A」は、ペン100等を使用して手書きされた2つのストローク(「∧」形状の軌跡、「−」形状の軌跡)によって、つまり、2つの軌跡によって表現される。最初に手書きされる「∧」形状のペン100の軌跡は例えば等時間間隔でリアルタイムにサンプリングされ、これによって「∧」形状のストロークの時系列座標SD11、SD12、…、SD1nが得られる。同様に、次に手書きされる「−」形状のペン100の軌跡も等時間間隔でリアルタイムにサンプリングされ、これによって「−」形状のストロークの時系列座標SD21、SD22、…、SD2nが得られる。
The handwritten character “A” is expressed by two strokes (“∧” -shaped trajectory, “−”-shaped trajectory) handwritten using the
手書き文字「B」は、ペン100等を使用して手書きされた2つのストローク、つまり、2つの軌跡によって表現される。手書き文字「C」は、ペン100等を使用して手書きされた1つのストローク、つまり、1つの軌跡によって表現される。手書きの「矢印」は、ペン100等を使用して手書きされた2つのストローク、つまり、2つの軌跡によって表現される。
The handwritten character “B” is represented by two strokes handwritten using the
図4は、図3の手書き文書に対応する時系列情報200を示している。時系列情報は、複数のストロークデータSD1、SD2、…、SD7を含む。時系列情報200内においては、これらストロークデータSD1、SD2、…、SD7は、これらのストロークが手書きされた順に時系列に並べられている。
FIG. 4 shows time-
時系列情報200において、先頭の2つのストロークデータSD1、SD2は、手書き文字「A」の2つのストロークをそれぞれ示している。3番目と4番目のストロークデータSD3、SD4は、手書き文字「B」を構成する2つのストロークをそれぞれ示している。5番目のストロークデータSD5は、手書き文字「C」を構成する1つのストロークを示している。6番目と7番目のストロークデータSD6、SD7は、手書き「矢印」を構成する2つのストロークをそれぞれ示している。
In the
各ストロークデータは、1つのストロークに対応する座標データ系列(時系列座標)、つまり、1つのストローク軌跡上の複数のサンプリング点それぞれに対応する複数の座標を含む。各ストロークデータにおいては、複数のサンプリング点の座標はストロークが書かれた順(サンプリングされた順)に時系列に並べられている。例えば、手書き文字「A」に関しては、ストロークデータSD1は、手書き文字「A」の「∧」形状のストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)、つまり、n個の座標データSD11、SD12、…、SD1nを含む。ストロークデータSD2は、手書き文字「A」の「−」形状のストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列、つまり、n個の座標データSD21、SD22、…、SD2nを含む。なお、座標データの数はストロークデータ毎に異なっていてもよい。ストロークを等時間間隔でサンプリングすると、ストロークの長さが異なっているので、サンプリング点の数も異なる。 Each stroke data includes a coordinate data series (time series coordinates) corresponding to one stroke, that is, a plurality of coordinates corresponding to each of a plurality of sampling points on one stroke locus. In each stroke data, the coordinates of a plurality of sampling points are arranged in chronological order in the order in which the strokes are written (sampled order). For example, for the handwritten character “A”, the stroke data SD1 includes coordinate data series (time series coordinates) corresponding to each point on the locus of the stroke of the “∧” shape of the handwritten character “A”, that is, n pieces of data. Coordinate data SD11, SD12,..., SD1n are included. The stroke data SD2 includes coordinate data series corresponding to each point on the trajectory of the stroke of the “−” shape of the handwritten character “A”, that is, n coordinate data SD21, SD22,. Note that the number of coordinate data may be different for each stroke data. If the strokes are sampled at equal time intervals, the lengths of the strokes are different, so the number of sampling points is also different.
各座標データは、対応する軌跡内のある1点のX座標及びY座標を示す。例えば、座標データSD11は、「∧」形状のストロークの始点のX座標(X11)及びY座標(Y11)を示す。SD1nは、「∧」形状のストロークの終点のX座標(X1n)及びY座標(Y1n)を示す。 Each coordinate data indicates the X coordinate and Y coordinate of a certain point in the corresponding locus. For example, the coordinate data SD11 indicates the X coordinate (X11) and the Y coordinate (Y11) of the start point of the “∧” -shaped stroke. SD1n indicates the X coordinate (X1n) and Y coordinate (Y1n) of the end point of the “∧” -shaped stroke.
各座標データは、その座標に対応する点が手書きされた時点(サンプリングタイミング)に対応するタイムスタンプ情報Tを含んでいてもよい。手書きされた時点は、絶対時間(例えば、年月日時分秒)またはある時点を基準とした相対時間のいずれであってもよい。例えば、各ストロークデータに、ストロークが書き始められた絶対時間(例えば、年月日時分秒)をタイムスタンプ情報として付加し、更に、ストロークデータ内の各座標データに、絶対時間との差分を示す相対時間をタイムスタンプ情報Tとして付加してもよい。 Each coordinate data may include time stamp information T corresponding to the time point (sampling timing) when the point corresponding to the coordinates is handwritten. The handwritten time may be either absolute time (for example, year / month / day / hour / minute / second) or relative time based on a certain time. For example, absolute time (for example, year / month / day / hour / minute / second) at which the stroke is started is added to each stroke data as time stamp information, and each coordinate data in the stroke data indicates a difference from the absolute time. The relative time may be added as time stamp information T.
このように、各座標データにタイムスタンプ情報Tが追加された時系列情報を使用することにより、ストローク間の時間的関係をより精度よく表すことができる。図4には示していないが、各座標データには、筆圧を示す情報(Z)を追加してもよい。 As described above, by using the time series information in which the time stamp information T is added to each coordinate data, the temporal relationship between the strokes can be expressed more accurately. Although not shown in FIG. 4, information (Z) indicating writing pressure may be added to each coordinate data.
図4で説明したような構造を有する時系列情報200は、個々のストロークの筆跡だけでなく、ストローク間の時間的関係も表すことができる。したがって、この時系列情報200を使用することにより、図3に示すようにたとえ手書き「矢印」の先端部が手書き文字「A」上に重ねてまたは手書き文字「A」に近接して書かれたとしても、手書き文字「A」と手書き「矢印」の先端部とを異なる文字または図形として扱うことが可能となる。
The
更に、本実施形態では、上述したように、手書き文書データは、イメージまたは文字認識結果ではなく、時系列のストロークデータの集合から構成される時系列情報200として記憶されるので、手書き文字の言語に依存せずに手書き文字を扱うことができる。したがって、本実施形態における時系列情報200の構造は、使用言語の異なる世界中の様々な国で共通に使用できる。
Further, in the present embodiment, as described above, handwritten document data is not stored as an image or character recognition result, but is stored as time-
図5は、タブレットコンピュータ10のシステム構成を示す図である。
FIG. 5 is a diagram showing a system configuration of the
タブレットコンピュータ10は、CPU101、システムコントローラ102、主メモリ103、グラフィクスコントローラ104、BIOS−ROM105、不揮発性メモリ106、無線通信デバイス107及びエンベデッドコントローラ(EC)108等を備える。
The
CPU101は、タブレットコンピュータ10内の各種モジュールの動作を制御するプロセッサである。CPU101は、ストレージデバイスである不揮発性メモリ106から主メモリ103にロードされる各種ソフトウェアを実行する。これらソフトウェアには、オペレーティングシステム(OS)201及び各種アプリケーションプログラムが含まれている。各種アプリケーションプログラムには、手書きノートアプリケーションプログラム202が含まれている。以下では、手書き文書データを手書きノートとも称する。この手書きノートアプリケーションプログラム202は、上述の手書き文書データを作成及び表示する機能、手書き文書データを編集する機能、所望の手書き部分を含む手書き文書データや、ある手書き文書データ内の所望の手書き部分を検索するための手書き文書検索機能を有している。
The
CPU101は、BIOS−ROM105に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
The
システムコントローラ102は、CPU101のローカルバスと各種コンポーネント・モジュールとの間を接続するデバイスである。システムコントローラ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。システムコントローラ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバス等を介してグラフィクスコントローラ104との通信を実行する機能も有している。
The
グラフィクスコントローラ104は、タブレットコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17Aを制御する表示コントローラである。グラフィクスコントローラ104によって生成される表示信号はLCD17Aに送られる。LCD17Aは、表示信号に基づいて画面イメージを表示する。LCD17A、タッチパネル17B及びデジタイザ17Cは互いに重ね合わされている。タッチパネル17Bは、LCD17Aの画面上で入力を行うための静電容量式のポインティングデバイスである。指が接触される画面上の接触位置及び当該接触位置の動き等は、タッチパネル17Bによって検出される。デジタイザ17Cは、LCD17Aの画面上で入力を行うための電磁誘導式のポインティングデバイスである。ペン(デジタイザペン)100が接触される画面上の接触位置及び当該接触位置の動き等は、デジタイザ17Cによって検出される。
The
無線通信デバイス107は、無線LANまたは3G移動通信等の無線通信を実行するように構成されたデバイスである。EC108は、電力管理のためのエンベデッドコントローラを含むワンチップマイクロコンピュータである。EC108は、ユーザによるパワーボタンの操作に応じて本タブレットコンピュータ10を電源オンまたは電源オフする機能を有している。
The
次に、手書きノートアプリケーションプログラム202によってユーザに提示される幾つかの代表的な画面の例を説明する。
Next, examples of some typical screens presented to the user by the handwritten
図6は、手書きノートアプリケーションプログラム202のホーム画面の一例を示す。ホーム画面は複数の手書き文書データを扱うための基本画面であり、ノートの管理や、アプリケーション全体の設定を行うことができる。
FIG. 6 shows an example of the home screen of the handwritten
ホーム画面は、デスクトップ画面領域70と引き出し画面領域71とを含む。デスクトップ画面領域70は、作業中の複数の手書きノートに対応する複数のノートアイコン801〜805を表示するテンポラリ領域である。ノートアイコン801〜805の各々は、対応する手書きノート内のあるページのサムネイルを表示する。デスクトップ画面領域70は、更に、ペンアイコン771、カレンダーアイコン772、スクラップノート(ギャラリー)アイコン773及びタグ(ラベル)アイコン774を表示する。
The home screen includes a
ペンアイコン771は、表示画面をホーム画面からページ編集画面に切り替えるためのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)である。カレンダーアイコン772は、現在の日付を示すアイコンである。スクラップノートアイコン773は、他のアプリケーションプログラムからまたは外部ファイルから取り込んだデータ(スクラップデータまたはギャラリーデータ)を閲覧するためのGUIである。タグアイコン774は、任意の手書きノート内の任意のページにラベル(タグ)を貼り付けるためのGUIである。
The
引き出し画面領域71は、作成済みの全ての手書きノートを格納するためのストレージ領域を閲覧するための表示領域である。引き出し画面領域71は、全ての手書きノート内の幾つかの手書きノートに対応するノートアイコン80A、80B及び80Cを表示する。ノートアイコン80A、80B及び80Cの各々は、対応する手書きノート内のあるページのサムネイルを表示する。手書きノートアプリケーションプログラム202は、ペン100または指を使用してユーザによって行われる引き出し画面領域71上のあるジェスチャ(例えば、スワイプジェスチャ等)を検出することができる。このジェスチャ(例えば、スワイプジェスチャ等)の検出に応答して、手書きノートアプリケーションプログラム202は、引き出し画面領域71上の画面イメージを左方向または右方向にスクロールする。これにより、引き出し画面領域71に任意の手書きノートそれぞれに対応するノートアイコンを表示することができる。
The
手書きノートアプリケーションプログラム202は、ペン100または指を使用してユーザによって行われる引き出し画面領域71のノートアイコン上の他のジェスチャ(例えば、タップジェスチャ等)を検出することができる。引き出し画面領域71上のあるノートアイコン上のジェスチャ(例えば、タップジェスチャ等)の検出に応答して、手書きノートアプリケーションプログラム202は、このノートアイコンをデスクトップ画面領域70の中央部に移動する。そして、手書きノートアプリケーションプログラム202は、このノートアイコンに対応する手書きノートを選択し、デスクトップ画面の代わりに図7に示すノートプレビュー画面を表示する。図7のノートプレビュー画面は、選択された手書きノート内の任意のページを閲覧可能な画面である。
The handwritten
更に、手書きノートアプリケーションプログラム202は、ペン100または指を使用してユーザによって行われるデスクトップ画面領域70上のジェスチャ(例えば、タップジェスチャ等)も検出することができる。デスクトップ画面領域70の中央部に位置するノートアイコン上のジェスチャ(例えば、タップジェスチャ等)の検出に応答して、手書きノートアプリケーションプログラム202は、中央部に位置するノートアイコンに対応する手書きノートを選択し、そして、デスクトップ画面の代わりに、図7に示すノートプレビュー画面を表示する。
Further, the handwritten
更に、ホーム画面は、メニューを表示することができる。このメニューは、画面の下部、例えば引き出し画面領域71に表示されるノート一覧ボタン81A、ノート作成ボタン81B、ノート削除ボタン81C、検索ボタン81D及び設定ボタン81Eを備える。ノート一覧ボタン81Aは、手書きノートの一覧を表示するためのボタンである。ノート作成ボタン81Bは、新しい手書きノートを作成(追加)するためのボタンである。ノート削除ボタン81Cは、手書きノートを削除するためのボタンである。検索ボタン81Dは、検索画面(検索ダイアログ)を開くためのボタンである。設定ボタン81Eは、アプリケーションの設定画面を開くためのボタンである。
Further, the home screen can display a menu. This menu includes a
なお、図示しないが、引き出し画面領域71の下にも、戻るボタン、ホームボタン、リーセントアプリケーションボタンが表示される。
Although not shown, a return button, a home button, and a recent application button are also displayed below the
図8は、設定ボタン81Eがペン100または指でタップされた際に開かれる設定画面の一例を示す。
FIG. 8 shows an example of a setting screen that is opened when the setting button 81E is tapped with the
この設定画面は、様々な設定項目を表示する。これら設定項目には、「バックアップと復元」、「入力モード(ペン、またはタッチ入力モード)」、「ライセンス情報」及び「ヘルプ」等が含まれる。 This setting screen displays various setting items. These setting items include “backup and restoration”, “input mode (pen or touch input mode)”, “license information”, “help”, and the like.
ホーム画面においてノート作成ボタン81Bがペン100または指でタップされるとノート作成画面が表示される。ここで、タイトル欄にノートの名前を手書き入力する。なお、ノートの表紙と用紙とを選択することができる。作成ボタンを押すと、新規なノートが作成され、当該作成されたノートは引き出し画面領域71に置かれる。
When note creation button 81B is tapped with
図7は、上述のノートプレビュー画面の一例を示す。 FIG. 7 shows an example of the above-described note preview screen.
ノートプレビュー画面は、選択された手書きノート内の任意のページを閲覧可能な画面である。ここでは、ホーム画面のデスクトップ画面領域70のノートアイコン801に対応する手書きノートが選択された場合を説明する。この場合、手書きノートアプリケーションプログラム202は、この手書きノートに含まれる複数のページ901、902、903、904及び905を、これらページ901、902、903、904及び905それぞれの少なくとも一部分が視認可能で、かつ、これらページ901、902、903、904及び905が重なった形態で表示する。
The note preview screen is a screen capable of browsing an arbitrary page in the selected handwritten note. Here, a case where a handwritten note corresponding to the
ノートプレビュー画面は、更に、上述のペンアイコン711、カレンダーアイコン772及びスクラップノートアイコン773を表示する。
The note preview screen further displays the pen icon 711, the
ノートプレビュー画面は、更に、メニューを画面下部に表示することができる。このメニューは、ホームボタン82A、ページ一覧ボタン82B、ページ追加ボタン82C、ページ編集ボタン82D、ページ削除ボタン82E、ラベルボタン82F、検索ボタン82G及びプロパティ表示ボタン82Hを備える。ホームボタン82Aは、ノートのプレビューを閉じてホーム画面を表示するためのボタンである。ページ一覧ボタン82Bは、現在選択されている手書きノート内のページの一覧を表示するためのボタンである。ページ追加ボタン82Cは、新しいページを作成(追加)するためのボタンである。編集ボタン82Dは、ページ編集画面を表示するためのボタンである。ページ削除ボタン82Eは、ページを削除するためのボタンである。ラベルボタン82Fは、使用可能なラベルの種類の一覧を表示するためのボタンである。検索ボタン82Gは、検索画面を表示するためのボタンである。プロパティ表示ボタン82Hは、このノートのプロパティを表示するためのボタンである。
The note preview screen can further display a menu at the bottom of the screen. This menu includes a
手書きノートアプリケーションプログラム202は、ユーザによって行われるノートプレビュー画面上の様々なジェスチャを検出することができる。例えば、あるジェスチャの検出に応答して、手書きノートアプリケーションプログラム202は、一番上に表示されるべきページを任意のページに変更する(ページ送り、ページ戻し)。また、一番上のページ上で行われるあるジェスチャ(例えば、タップジェスチャ)の検出に応答して、またはペンアイコン771上で行われるジェスチャ(例えば、タップジェスチャ)の検出に応答して、あるいは編集ボタン82D上で行われるあるジェスチャ(例えば、タップジェスチャ)の検出に応答して、手書きノートアプリケーションプログラム202は、一番上のページを選択し、そしてノートプレビュー画面の代わりに、図9に示すページ編集画面を表示する。
The handwritten
図9のページ編集画面は、手書きノート内のページ(手書きページ)の新規作成、及び既存のページの閲覧及び編集が可能な画面である。図7のノートプレビュー画面上のページ901が選択された場合には、図9に示すように、ページ編集画面は、ページ901の内容を表示する。
The page editing screen in FIG. 9 is a screen that allows a new creation of a page (handwritten page) in a handwritten note, and browsing and editing of an existing page. When the
このページ編集画面において、破線で囲まれた矩形の領域500は、手書き可能な手書き入力領域である。手書き入力領域500においては、デジタイザ17Cからの入力イベントは手書きストロークの表示(描画)のために使用され、タップ等のジェスチャを示すイベントとしては使用されない。一方、ページ編集画面における手書き入力領域500以外の領域においては、デジタイザ17Cからの入力イベントはタップ等のジェスチャを示すイベントとしても使用され得る。
In this page editing screen, a
タッチパネル17Bからの入力イベントは、手書きストロークの表示(描画)には使用されず、タップ及びスワイプ等のジェスチャを示すイベントとして使用される。
The input event from the
ページ編集画面は、更に、ユーザによって予め登録された3種類のペン501〜503と、範囲選択ペン504、消しゴムペン505とを含むクイックセレクトメニューを手書き入力領域500外の画面上部に表示する。ここでは、黒ペン501、赤ペン502及びマーカー503がユーザによって予め登録されている場合が説明されている。ユーザは、ペン100または指でクイックセレクトメニュー内のあるペン(ボタン)をタップすることにより、使用するペンの種類を切り替えることができる。例えば、黒ペン501がユーザによるペン100または指を使用したタップジェスチャによって選択された状態で、ペン100を用いた手書き入力操作がページ編集画面上で行われると、手書きノートアプリケーションプログラム202は、ペン100の動きに合わせて黒色のストローク(軌跡)をページ編集画面上に表示する。
The page editing screen further displays a quick select menu including three types of
クイックセレクトメニュー内の上述の3種類のペンは、ペン100のサイドボタン(図示せず)の操作によっても切り替えることができる。クイックセレクトメニュー内の上述の3種類のペンの各々には、よく使うペンの色やペンの太さの組み合わせを設定することができる。
The above-mentioned three types of pens in the quick select menu can be switched by operating a side button (not shown) of the
ページ編集画面は、更に、メニューボタン511、ページ戻し(ノートプレビュー画面に戻る)ボタン512及び新規ページ追加ボタン513を、手書き入力領域500外の画面下部に表示する。メニューボタン511は、メニューを表示するためのボタンである。
The page editing screen further displays a
このメニューは、例えば、このページをゴミ箱に入れる、コピーやカットしたページの一部を貼り付ける、検索画面を開く、エクスポートサブメニューを表示する、インポートサブメニューを表示する、ページをテキストに変換してメールを送る、ペンケースを表示する等のボタンを表示してもよい。エクスポートサブメニューは、例えば、ページ編集画面上に表示されている手書きページを認識して電子文書ファイル、プレゼンテーションファイル、画像ファイル等に変換する機能、あるいはページを画像ファイルに変換して他のアプリケーションと共有する機能をユーザに選択させる。インポートサブメニューは、例えば、メモギャラリーからメモをインポートする機能、あるいはギャラリーから画像をインポートする機能をユーザに選択させる。ペンケースは、クイックセレクトメニュー内の3種類のペンの各々の色(描画される線の色)及び太さ(描画される線の太さ)を変更可能なペン設定画面を呼び出すためのボタンである。 This menu includes, for example, putting this page in the trash, pasting a part of the copied or cut page, opening the search screen, displaying the export submenu, displaying the import submenu, converting the page to text Buttons for sending an e-mail and displaying a pen case may be displayed. The export submenu is, for example, a function for recognizing a handwritten page displayed on the page editing screen and converting it into an electronic document file, presentation file, image file, etc., or converting a page into an image file and other applications. Have users select the features to share. For example, the import submenu allows the user to select a function for importing a memo from the memo gallery or a function for importing an image from the gallery. The pen case is a button for calling up the pen setting screen that allows you to change the color (color of the line to be drawn) and thickness (thickness of the line to be drawn) of each of the three types of pens in the quick select menu. is there.
図10は、検索画面(検索ダイアログ)の例を示す。図10では、図7に示すノートプレビュー画面上で検索ボタン82Gが選択され、当該ノートプレビュー画面上に検索画面(検索ダイアログ)が開かれた場合が説明されている。
FIG. 10 shows an example of a search screen (search dialog). FIG. 10 illustrates a case where the
検索画面は、検索キー入力領域530、筆跡検索ボタン531、テキスト検索ボタン532、デリートボタン533及び検索実行ボタン534を表示する。筆跡検索ボタン531は、筆跡検索を選択するためのボタンである。テキスト検索ボタン532は、テキスト検索を選択するためのボタンである。テキスト検索ボタン532は、テキスト検索を選択するためのボタンである。検索実行ボタン534は、検索処理の実行を要求するためのボタンである。
The search screen displays a search
筆跡検索においては、検索キー入力領域530は、例えば検索キーとすべき文字列を手書きするための入力領域として使用される。なお、ユーザは、手書き文字列に限らず、手書き図形及び手書き表等を検索キー入力領域530にペン100で手書きすることができる。検索キー入力領域530において例えば手書き文字列が検索キーとして入力された状態で検索実行ボタン434がユーザによって選択されると、当該手書き文字列を構成するストローク集合(クエリーストローク集合)を用いて、このクエリーストローク集合に対応するストローク集合を含む手書き文書(ノート)を検索するための筆跡検索が実行される。筆跡検索では、ストローク間のマッチングによって、クエリーストローク集合に類似するストローク集合が検索される。クエリーストローク集合とある別のストローク集合との間の類似度の算出においては、DP(Dynamic Programming)マッチングを使用してもよい。
In handwriting search, the search
テキスト検索においては、例えばソフトウェアキーボードが画面上に表示される。ユーザは、ソフトウェアキーボードを操作することによって任意のテキスト(文字列)を検索キーとして検索キー入力領域530に入力することができる。検索キー入力領域530にテキストが検索キーとして入力された状態で検索実行ボタン534がユーザによって選択されると、このテキスト(クエリーテキスト)を表すストローク集合を含む手書きノートを検索するためのテキスト検索が実行される。
In text search, for example, a software keyboard is displayed on the screen. The user can input an arbitrary text (character string) to the search
筆跡検索/テキスト検索は、全ての手書き文書を対象に実行することもできるし、選択された手書き文書のみを対象に実行することもできる。筆跡検索/テキスト検索が実行されると、検索結果画面が表示される。検索結果画面においては、クエリーストローク集合(またはクエリーテキスト)に対応するストローク集合を含む手書き文書(ページ)の一覧が表示される。なお、ヒットワード(クエリーストローク集合またはクエリーテキストに対応するストローク集合)は、強調表示される。 The handwriting search / text search can be executed for all handwritten documents, or can be executed only for selected handwritten documents. When handwriting search / text search is executed, a search result screen is displayed. On the search result screen, a list of handwritten documents (pages) including a stroke set corresponding to the query stroke set (or query text) is displayed. Note that hit words (a stroke set corresponding to a query stroke set or a query text) are highlighted.
次に、図11を参照して、手書きノートアプリケーションプログラム202の機能構成について説明する。
Next, the functional configuration of the handwritten
手書きノートアプリケーションプログラム202は、手書き文書データを扱うことが可能なWYSIWYGアプリケーションである。この手書きノートアプリケーションプログラム202は、例えば、表示処理部301、時系列情報生成部302、編集処理部303、ページ保存処理部304、ページ取得処理部305、特徴量登録処理部306及び作業メモリ401等を備える。表示処理部301は、手書きデータ入力部301A、筆跡描画部301B及び候補表示処理部301Cを含む。
The handwritten
上述したタッチパネル17Bは、「タッチ(接触)」、「移動(スライド)」及び「リリース」等のイベントの発生を検出するように構成されている。「タッチ(接触)」は、画面上のオブジェクト(指)が接触したことを示すイベントである。「移動(スライド)」は、画面上にオブジェクト(指)が接触されている間に接触位置が移動されたことを示すイベントである。「リリース」は、画面からオブジェクト(指)が離されたことを示すイベントである。
The
上述したデジタイザ17Cも、「タッチ(接触)」、「移動(スライド)」及び「リリース」等のイベントの発生を検出するように構成されている。「タッチ(接触)」は、画面上にオブジェクト(ペン100)が接触したことを示すイベントである。「移動(スライド)」は、画面上にオブジェクト(ペン100)が接触されている間に接触位置が移動されたことを示すイベントである。「リリース」は、画面からオブジェクト(ペン100)が離されたことを示すイベントである。
The
手書きノートアプリケーションプログラム202は、手書きページデータの作成、閲覧及び編集を行うためのページ編集画面をタッチスクリーンディスプレイ17上に表示する。
The handwritten
表示処理部301及び時系列情報生成部302は、デジタイザ17Cによって発生される「タッチ(接触)」、「移動(スライド)」または「リリース」のイベントを受信し、これによって手書き入力操作を検出する。「タッチ(接触)」イベントには、接触位置の座標が含まれている。「移動(スライド)」イベントには、移動先の接触位置の座標が含まれている。したがって、表示処理部301及び時系列情報生成部302は、デジタイザ17Cから接触位置の動きの軌跡に対応する座標列を受信することができる。
The
表示処理部301は、デジタイザ17Cを用いて検出される画面上のオブジェクト(ペン100)の動きに応じて手書きストロークを画面上に表示する。この表示処理部301により、画面にペン100が接触している間のペン100の軌跡、つまり、各ストロークの軌跡がページ編集画面上に表示される。
The
時系列情報生成部302は、デジタイザ17Cから出力される上述の座標列を受信し、この座標列に基づいて、図4で詳述したような構造を有する時系列情報(座標データ系列)を含む手書きデータを生成する。時系列情報生成部302は、生成された手書きデータを作業メモリ401に一時保存する。
The time series
編集処理部303は、現在表示中の手書きページを編集するための処理を実行する。すなわち、編集処理部303は、タッチスクリーンディスプレイ17上でユーザによって行われる編集操作及び手書き入力操作に応じて、現在表示中の手書きページに新たなストローク(新たな手書き文字及び新たな手書きマーク等)を追加する処理、表示されている複数のストローク内の1以上のストロークを削除または移動する処理等を含む編集処理を実行する。更に、編集処理部303は、編集処理の結果を表示中の時系列情報に反映するために作業メモリ401内の時系列情報を更新する。
The
ページ保存処理部304は、作成中の手書きページ上の複数の手書きストロークに対応する複数のストロークデータを含む手書きページデータを記憶媒体402に保存する。記憶媒体402は、例えばタブレットコンピュータ10内のストレージデバイスであってもよいし、サーバコンピュータ2のストレージデバイスであってもよい。
The page
ページ取得処理部305は、記憶媒体402から任意の手書きページデータを取得する。この取得された手書きページデータは、表示処理部301に送られる。表示処理部301は、手書きページデータに含まれる複数のストロークデータに対応する複数のストロークを画面上に表示する。
The page
特徴量登録処理部306は、ページ保存処理部304によって手書き文書(データ)が記憶媒体402に保存される際に、当該手書き文書を構成するストローク集合に対して文字認識処理を実行することによって、当該手書き文書を構成する全てのストロークを文字列(単語)に変換する。特徴量登録処理部306は、変換された文字列をキーワードとし、当該キーワード、手書き文書において当該キーワードに変換された(つまり、文字認識処理によって当該キーワードとして文字認識された)ストローク集合における各ストロークを時系列順に1ストロークずつ積算してなる各ストローク集合に対する文字認識結果及び当該ストローク集合におけるストローク数を対応づけてサジェスト特徴テーブルに登録する。
When the page
また、特徴量登録処理部306は、変換された文字列(キーワード)及び当該文字列に変換されたストローク集合に対応するストロークデータを対応づけてサジェストキーワードテーブルに登録する。
The feature amount
更に、特徴量登録処理部306は、変換された文字列(キーワード)及び当該文字列の読み仮名を対応づけて読み仮名テーブルに登録する。
Further, the feature amount
なお、サジェスト特徴テーブル、サジェストキーワードテーブル及び読み仮名テーブルは、例えば記憶媒体402に保存されているものとする。
It is assumed that the suggest feature table, the suggest keyword table, and the reading kana table are stored in the
次に、図11に示す表示処理部301の詳細について説明する。
Next, details of the
前述したように、タッチスクリーンディスプレイ17は、画面に対するタッチ操作をタッチパネル17Bまたはデジタイザ17Cで検出する。手書きデータ入力部301Aは、タッチパネル17Bまたはデジタイザ17Cから出力される検出信号を入力するモジュールである。検出信号には、タッチ位置の座標情報(X,Y)が含まれている。このような検出信号を時系列順に入力することによって、手書きデータ入力部301Aは、手書きで記載されるストロークに対応するストロークデータを入力する。手書きデータ入力部301Aによって入力されたストロークデータ(検出信号)は、筆跡描画部301Bに供給される。
As described above, the
筆跡描画部301Bは、手書き入力の軌跡(筆跡)を描画してタッチスクリーンディスプレイ17のLCD17Aに表示するモジュールである。筆跡描画部301Bは、手書きデータ入力部301Aからのストロークデータ(検出信号)に基づき、手書き入力の軌跡(筆跡)に対応する線分を描画する。
The
手書きデータ入力部301Aによって入力されたストロークデータが上述したページ編集画面(上の手書き入力領域500)において手書きで記載されたストロークに対応するものである場合、当該ストロークデータは、候補表示処理部301Cにも供給される。このようにストロークデータが手書きデータ入力部301Aによって入力される場合、候補表示処理部301Cは、手書きで記載された1以上のストローク(つまり、手書きデータ入力部301Aから供給されたストロークデータが入力された時点で入力されているストロークデータ)に基づいて特定される複数のストローク集合を、ユーザによる手書き入力の候補として、ページ編集画面上の候補表示領域に表示する。この手書き入力の候補として表示される複数のストローク集合は、例えば手書き文字列を表し、手書きで記載された1以上のストロークの形状に対応するストローク集合(第1ストローク集合)及び当該手書きで記載された1以上のストロークの形状を用いて定まる読み仮名に対応するストローク集合(第2ストローク集合)を含む。なお、手書き入力の候補として表示されるストローク集合は、後述するように上記した記憶媒体402に保存されているサジェスト特徴テーブル、サジェストキーワードテーブル及び読み仮名テーブルを参照して特定される。
When the stroke data input by the handwritten data input unit 301A corresponds to a stroke written by handwriting on the above-described page editing screen (upper handwriting input area 500), the stroke data is displayed as a candidate
以下の説明では、ページ編集画面上の候補表示領域に手書き入力の候補として表示されるストローク集合を、単に手書き入力候補と称する。また、この手書き入力候補のうち、1以上のストロークの形状に対応するストローク集合を筆跡による手書き入力候補、当該1以上のストロークの形状を用いて定まる読み仮名に対応するストローク集合を読み仮名による手書き入力候補と称する。なお、この手書き入力候補が表示される候補表示領域の具体例については後述する。 In the following description, a stroke set displayed as a candidate for handwriting input in the candidate display area on the page editing screen is simply referred to as a handwriting input candidate. Among the handwriting input candidates, a stroke set corresponding to one or more stroke shapes is a handwriting input candidate by handwriting, and a stroke set corresponding to a reading kana determined by using the one or more stroke shapes is handwritten by reading a kana. This is called an input candidate. A specific example of the candidate display area where the handwriting input candidates are displayed will be described later.
このようにページ編集画面の候補表示領域に手書き入力候補(筆跡による手書き入力候補及び読み仮名による手書き入力候補)が表示された場合、ユーザは、当該手書き入力候補を手書き入力領域500に表示(記載)する文字列等として選択(指定)することができる。候補表示領域に表示された手書き入力候補がユーザによって選択される場合、筆跡描画部301Bは、当該手書き入力候補をページ編集画面上の手書き入力領域500に表示する。このとき、筆跡描画部301Bは、上記したように候補表示領域に表示された手書き入力候補(ストローク集合)の座標に基づいて、当該手書き入力候補を手書き入力領域500に表示する。なお、このストローク集合の座標は、既に入力されているストロークデータに含まれる時系列座標(つまり、手書き入力領域500に既に手書きで記載されているストローク)を基準として相対的に定められる。
When handwriting input candidates (handwriting input candidates by handwriting and handwriting input candidates by reading kana) are displayed in the candidate display area of the page editing screen in this way, the user displays the handwriting input candidates in the handwriting input area 500 (description) ) Can be selected (designated) as a character string or the like. When the user selects a handwriting input candidate displayed in the candidate display area, the
なお、図11においては図示されていないが、手書きノートアプリケーションプログラム202は、上記した以外に、上述した筆跡検索及びテキスト検索等を実行するための検索処理部等を備える。
Although not shown in FIG. 11, the handwritten
図12は、上記した記憶媒体402に保存されているサジェスト特徴テーブルのデータ構造の一例を示す。図12に示すように、サジェスト特徴テーブルには、キーワード、文字認識結果及びストローク数が対応づけて保持(登録)されている。キーワードは、上述した手書き入力候補に相当する文字列(テキスト)である。文字認識結果は、当該文字認識結果に対応づけられているキーワードとして文字認識されるストローク集合の一部のストローク集合に対する文字認識結果を示す。ストローク数は、当該ストローク数に対応づけられている文字認識結果が得られたストローク集合におけるストロークの数(つまり、画数)を示す。
FIG. 12 shows an example of the data structure of the suggestion feature table stored in the
図12に示す例では、サジェスト特徴テーブルには、例えばキーワード「エアコン」、文字認識結果「−」及びストローク数「1」が対応づけて保持されている。これによれば、キーワード「エアコン」として文字認識されるストローク集合がユーザによって手書きされる際に、1ストロークが手書きされた時点で文字認識処理を行った場合の文字認識結果が「−」であることが示されている。 In the example illustrated in FIG. 12, for example, the keyword “air conditioner”, the character recognition result “−”, and the number of strokes “1” are stored in association in the suggestion feature table. According to this, when a stroke set that is recognized as the keyword “air conditioner” is handwritten by the user, the character recognition result when character recognition processing is performed when one stroke is handwritten is “−”. It has been shown.
また、サジェスト特徴テーブルには、例えばキーワード「エアコン」、文字認識結果「T」及びストローク数「2」が対応づけて保持されている。これによれば、キーワード「エアコン」として文字認識されるストローク集合がユーザによって手書きされる際に、2ストロークが手書きされた時点で文字認識処理を行った場合の文字認識結果が「T」であることが示されている。 In the suggestion feature table, for example, the keyword “air conditioner”, the character recognition result “T”, and the number of strokes “2” are stored in association with each other. According to this, when the stroke set recognized as the keyword “air conditioner” is handwritten by the user, the character recognition result when the character recognition process is performed when two strokes are handwritten is “T”. It has been shown.
このように、サジェスト特徴テーブルには、例えばキーワード「エアコン」を構成するストローク数(つまり、画数)が1加算される毎の文字認識結果が保持される。すなわち、サジェスト特徴テーブルには、上記したようにキーワードとして文字認識されたストローク集合における各ストロークを時系列順に1ストロークずつ積算してなる各ストローク集合に対する文字認識結果及び当該ストローク集合におけるストローク数が当該キーワードに対応づけて保持されている。 In this way, the suggestion feature table holds, for example, a character recognition result every time the number of strokes (ie, the number of strokes) constituting the keyword “air conditioner” is incremented by 1. That is, in the suggestion feature table, as described above, the character recognition result for each stroke set obtained by integrating the strokes in the stroke set recognized as a keyword one by one in time-series order and the number of strokes in the stroke set Stored in association with keywords.
詳細については後述するが、上述したように手書き入力候補を表示する際には、文字認識結果及びストローク数(つまり、画数)をキーとした検索が行われる。 Although details will be described later, as described above, when handwritten input candidates are displayed, a search is performed using the character recognition result and the number of strokes (that is, the number of strokes) as keys.
ここではキーワード「エアコン」について説明したが、サジェスト特徴テーブルには、他のキーワード(例えば、「工場」等)についても同様に文字認識結果及びストローク数が対応づけて保持されている。 Although the keyword “air conditioner” has been described here, the character recognition result and the number of strokes are similarly stored in association with other keywords (for example, “factory”) in the suggestion feature table.
図13は、上記した記憶媒体402に保存されているサジェストキーワードテーブルのデータ構造の一例を示す。図13に示すように、サジェストキーワードテーブルには、主キーとなるキーワード及びストロークデータが対応づけて保持(登録)されている。キーワードは、上述した手書き入力候補に相当する文字列(テキスト)である。ストロークデータは、当該ストロークデータに対応づけられているキーワードとして文字認識されるストローク集合に対応するデータ(当該ストロークのバイナリデータ)である。
FIG. 13 shows an example of the data structure of the suggest keyword table stored in the
図13に示す例では、サジェストキーワードテーブルには、例えばキーワード「エアコン」及びストロークデータ「(10,10)−(13,8)−…」が対応づけて保持されている。これによれば、キーワード「エアコン」として文字認識されるストローク集合に対応するストロークデータが「(10,10)−(13,8)−…」であることが示されている。なお、上記したようにストロークデータには、ストロークの軌跡上の複数のサンプリング点それぞれに対応する複数の座標が含まれている。 In the example shown in FIG. 13, for example, the keyword “air conditioner” and stroke data “(10, 10)-(13, 8)-. This indicates that the stroke data corresponding to the stroke set recognized as the keyword “air conditioner” is “(10, 10)-(13, 8)-...”. As described above, the stroke data includes a plurality of coordinates corresponding to a plurality of sampling points on the stroke trajectory.
ここではキーワード「エアコン」について説明したが、サジェストキーワードテーブルには、他のキーワード(例えば、「工場」、「功績」及び「遠投」等)についても同様にストロークデータが対応づけて保持されている。 Although the keyword “air conditioner” has been described here, the suggestion keyword table similarly stores stroke data in association with other keywords (for example, “factory”, “achievement”, “long throw”, etc.). Yes.
図14は、上記した記憶媒体402に保存されている読み仮名テーブルのデータ構造の一例を示す。図14に示すように、読み仮名テーブルには、キーワード及び読み仮名が対応づけて保持(登録)されている。キーワードは、上述した手書き入力候補に相当する文字列(テキスト)である。読み仮名は、当該読み仮名に対応づけられているキーワードの読み仮名を示す。
FIG. 14 shows an example of the data structure of a reading table stored in the
図14に示す例では、読み仮名テーブルには、例えばキーワード「エアコン」及び読み仮名「エアコン」が対応づけて保持されている。これによれば、キーワード「エアコン」の読み仮名が「エアコン」であることが示されている。 In the example illustrated in FIG. 14, for example, the keyword “air conditioner” and the reading kana “air conditioner” are stored in association with each other in the reading kana table. According to this, it is shown that the reading pseudonym of the keyword “air conditioner” is “air conditioner”.
同様に、読み仮名テーブルには、例えばキーワード「工場」及び読み仮名「コウジョウ」が対応づけて保持されている。これによれば、キーワード「工場」の読み仮名が「コウジョウ」であることが示されている。 Similarly, for example, the keyword “factory” and the reading kana “Kojijo” are stored in the reading kana table in association with each other. This indicates that the reading pseudonym of the keyword “factory” is “Koujo”.
ここではキーワード「エアコン」及び「工場」について説明したが、読み仮名テーブルには、他のキーワード(例えば、「功績」及び「遠投」等)についても同様に読み仮名が対応づけて保持されている。 Although the keywords “air conditioner” and “factory” have been described here, the reading kana table similarly stores reading kana corresponding to other keywords (for example, “achievement” and “far-throw”). Yes.
また、図14に示す例では読み仮名がカタカナ表記であるものとして説明したが、当該読み仮名は平仮名表記であっても構わない。 In the example shown in FIG. 14, the reading kana is described as katakana notation, but the reading kana may be hiragana notation.
以下、本実施形態に係るタブレットコンピュータ10の動作について説明する。ここでは、本実施形態に係るタブレットコンピュータ10によって実行される処理のうち、特徴量登録処理及び候補表示処理について説明する。
Hereinafter, the operation of the
まず、図15のフローチャートを参照して、特徴量登録処理の処理手順について説明する。なお、特徴量登録処理は、上記した手書き文書(データ)が記憶媒体402に保存される際に特徴量登録処理部306によって実行される。
First, the processing procedure of the feature amount registration processing will be described with reference to the flowchart of FIG. The feature amount registration processing is executed by the feature amount
特徴量登録処理において、特徴量登録処理部306は、ページ保存処理部304によって手書き文書が記憶媒体402に保存される際に、当該手書き文書を例えば作業メモリ401から取得する(ブロックB1)。なお、手書き文書は、上述したページ編集画面上の手書き入力領域500においてユーザによって手書きで記載されたストローク集合から構成され、当該ストローク集合に対応するストロークデータを含む。
In the feature amount registration process, the feature amount
次に、特徴量登録処理部306は、取得された手書き文書(に含まれるストロークデータに対応するストローク集合)に対して文字認識処理を実行する(ブロックB2)。これにより、手書き文書を構成するストローク集合が文字列に変換される。このとき、手書き文書を構成する各ストローク(に対応するストロークデータ)は、文字認識処理が実行されることによって変換された文字列中の当該ストロークが属する文字(当該ストロークが構成する文字)と対応づけられているものとする。
Next, the feature amount
特徴量登録処理部306は、変換された文字列に対して形態素分析(形態素解析)処理を実行する(ブロックB3)。これにより、変換された文字列は、単語単位に分割される。このとき、特徴量登録処理部306は、上記した文字列中の各文字に対応づけられたストロークに基づいて、形態素分析処理によって分割された各単語に属するストローク集合を特定する。
The feature amount
次に、特徴量登録処理部306は、形態素分析処理によって分割された各単語に属するストローク集合に対して積算文字認識処理を実行する(ブロックB4)。この積算文字認識処理は、各ストローク毎に特徴量となる文字認識結果(文字列)を取得する処理である。
Next, the feature amount
ここで、図16を参照して、積算文字認識処理について具体的に説明する。ここでは、便宜的に、単語「エアコン」に属するストローク集合に対して積算文字認識処理が実行される場合について説明する。 Here, with reference to FIG. 16, the integrated character recognition processing will be specifically described. Here, for the sake of convenience, a case will be described in which the integrated character recognition process is performed on a stroke set belonging to the word “air conditioner”.
この場合、ストローク数(画数)が1であるストローク(集合)1001に対して文字認識処理を実行した場合の文字認識結果は、「−」となる。 In this case, the character recognition result when the character recognition process is executed for the stroke (collection) 1001 having the number of strokes (number of strokes) is “−”.
次に、ストローク数(画数)が2であるストローク集合1002に対して文字認識処理を実行した場合の文字認識結果は「T」となる。 Next, the character recognition result when the character recognition process is executed for the stroke set 1002 having the number of strokes (number of strokes) is “T”.
同様に、ストローク数(画数)が3であるストローク集合1003に対して文字認識処理を実行した場合の文字認識結果は「エ」となる。 Similarly, the character recognition result when the character recognition process is executed for the stroke set 1003 having the number of strokes (number of strokes) of 3 is “D”.
更に、ストロークク数(画数)が4であるストローク集合1004に対して文字認識処理を実行した場合の文字認識結果は「エフ」となる。 Further, the character recognition result when the character recognition process is executed for the stroke set 1004 having the number of strokes (number of strokes) of 4 is “F”.
また、ストローク数(画数)が5であるストローク集合1005に対して文字認識処理を実行した場合の文字認識結果は「エア」となる。 The character recognition result when the character recognition process is executed for the stroke set 1005 having the number of strokes (number of strokes) of 5 is “air”.
このようにストローク数を1ずつ増加させていくと、最後には、ストローク数(画数)が9であるストローク集合に対する文字認識結果として「エアコン」が得られる。 When the number of strokes is increased by 1 in this manner, finally, “air conditioner” is obtained as a character recognition result for a stroke set having 9 strokes (number of strokes).
上記したように単語「エアコン」に属するストローク集合に対して積算文字認識処理が実行された場合、図16に示す積算文字認識結果1100を得ることができる。この積算文字認識結果1100には、単語、ストローク集合に対する文字認識結果及び当該ストローク集合におけるストローク数が含まれる。
As described above, when the integrated character recognition process is executed for the stroke set belonging to the word “air conditioner”, the integrated
なお、上記したブロックB4においては1つの単語に属するストローク集合に対して積算文字認識処理が実行されるものとして説明したが、当該積算文字認識処理は、1つのまとまりとして扱うことが可能な複数の単語を含む文字列に対して実行されても構わない。 In the above-described block B4, it has been described that the integrated character recognition process is performed on the stroke set belonging to one word. However, the integrated character recognition process includes a plurality of pieces that can be handled as one unit. You may perform with respect to the character string containing a word.
再び図15に戻ると、特徴量登録処理部306は、取得された積算文字認識結果1100に基づいて、上記したサジェスト特徴テーブル、サジェストキーワードテーブル及び読み仮名テーブルに対して各種情報を登録する(ブロックB5)。
Returning to FIG. 15 again, the feature amount
具体的には、特徴量登録処理部306は、積算文字認識結果1100に含まれる単語(キーワード)、文字認識結果及びストローク数を対応づけてサジェスト特徴テーブルに登録する。
Specifically, the feature amount
また、特徴量登録処理部306は、積算文字認識結果に含まれる単語(キーワード)及び当該単語に属するストローク集合に対応するストロークデータをサジェストキーワードテーブルに登録する。
The feature amount
更に、特徴量登録処理部306は、積算文字認識結果に含まれる単語(キーワード)及び当該単語の読み仮名を対応づけて読み仮名テーブルに登録する。読み仮名テーブルに登録される読み仮名は、タブレットコンピュータ10の内部に保持されている各種辞書等から取得されてもよいし、ユーザによって指定(登録)されても構わない。
Furthermore, the feature amount
なお、上記したブロックB5において、サジェスト特徴テーブル、サジェストキーワードテーブル及び読み仮名テーブルに既に同一の情報(例えば、キーワード)が保持されている場合には、当該情報の登録処理は省略される。 When the same information (for example, keyword) is already held in the suggest feature table, the suggest keyword table, and the reading kana table in the block B5 described above, the information registration process is omitted.
上記したように特徴量登録処理によれば、手書き文書が記憶媒体402に保存される際に、後述する候補表示処理において用いられる必要な情報を自動的にサジェスト特徴テーブル、サジェストキーワードテーブル及び読み仮名テーブルに登録することができる。
As described above, according to the feature amount registration process, when a handwritten document is stored in the
次に、図17のフローチャートを参照して、候補表示処理の処理手順について説明する。なお、候補表示処理は、上記したページ編集画面上の手書き入力領域500において手書きで記載されるストロークに対応するストロークデータが入力される際に候補表示処理部301Cによって実行される。また、候補表示処理は、手書き入力領域500に対して1のストロークが手書きで記載される度に実行される。
Next, a processing procedure of candidate display processing will be described with reference to the flowchart of FIG. The candidate display processing is executed by the candidate
候補表示処理において、候補表示処理部301Cは、ページ編集画面上の手書き入力領域500においてユーザによって手書きで記載される1ストロークに対応するストロークデータを入力する(ブロックB11)。以下、ブロックB11において入力されたストロークデータを対象ストロークデータと称する。
In the candidate display process, the candidate
次に、候補表示処理部301Cは、対象ストロークデータが入力された時点で入力されているストロークデータに対応するストローク集合(つまり、手書き入力領域500に手書きで記載されている1以上のストローク)に対して文字認識処理を実行する(ブロックB12)。具体的には、対象ストロークデータが例えば手書き文字列のn画目(nは1以上の整数)のストロークに対応するストロークデータであるものとすると、候補表示処理部301Cは、1画目〜n画目のストローク集合に対して文字認識処理を実行する。これにより、候補表示処理部301Cは、文字認識結果を取得する。本実施形態において、この文字認識結果は、1画目〜n画目のストローク集合(の形状)の特徴を表す特徴量として用いられる。
Next, the candidate
なお、1画目のストロークは、例えば手書き入力領域500に手書きで記載されている他のストロークの位置等に基づいて特定されるものとする。
Note that the stroke of the first stroke is specified based on, for example, the positions of other strokes handwritten in the
候補表示処理部301Cは、取得された文字認識結果及び当該文字認識結果が取得されたストローク集合におけるストローク数に基づいて、サジェスト特徴テーブルからキーワードを検索する(ブロックB13)。この場合、候補表示処理部301Cは、取得された文字認識結果及び当該文字認識結果が取得されたストローク集合におけるストローク数(つまり、画数)に対応づけてサジェスト特徴テーブルに保持されているキーワードを検索する。ここで候補表示処理部301Cによって検索されるキーワードは、上述した筆跡による手書き入力候補に相当するキーワードである。
The candidate
また、候補表示処理部301Cは、取得された文字認識結果に基づいて、読み仮名テーブルからキーワードを検索する(ブロックB14)。この場合、候補表示処理部301Cは、例えば取得された文字認識結果を含む読み仮名(例えば、当該文字認識結果と前方一致する読み仮名)に対応づけて当該読み仮名テーブルに保持されているキーワードを検索する。ここで候補表示処理部301Cによって検索されるキーワードは、上述した読み仮名による手書き入力候補に相当するキーワードである。
Further, the candidate
なお、上述した図14に示す読み仮名テーブルにおいてはカタカナの読み仮名が保持されているものとして説明したが、例えばユーザによって平仮名(の読み仮名)が手書きで記載された場合(つまり、1画目〜n画目のストローク集合に対する文字認識結果が平仮名である場合)には、当該平仮名をカタカナに変換した上で検索処理が実行されるものとする。 In the above-described reading kana table shown in FIG. 14, it has been described that katakana reading kana is held. However, for example, when a hiragana (reading kana) is written by hand by the user (that is, the first stroke) When the character recognition result for the stroke set of the nth stroke is hiragana), the hiragana is converted into katakana and the search process is executed.
候補表示処理部301Cは、ブロックB13及びB14において検索された各キーワードに対して優先度を付与する(ブロックB15)。なお、各キーワードの優先度は、文字認識結果が取得されたストローク集合におけるストローク数に応じて付与される。このブロックB15の処理の詳細については後述する。
The candidate
次に、候補表示処理部301Cは、ブロックB13及びB14において検索されたキーワードを構成するストローク集合に対応するストロークデータを取得する(ブロックB16)。具体的には、候補表示処理部301Cは、検索されたキーワードに対応づけてサジェストキーワードテーブルに保持されているストロークデータを取得する。
Next, the candidate
候補表示処理部301Cは、取得されたストロークデータ(に対応するストローク集合)をページ編集画面上の候補表示領域に描画することによって、手書き入力候補を表示する(ブロックB17)。この手書き入力候補は、ブロックB15において各キーワードに対して付与された優先度に基づいて表示される。
The candidate
なお、候補表示処理部301Cによって表示される手書き入力候補のうち、ブロックB13において検索されたキーワードを構成するストローク集合(当該キーワードに対応づけてサジェストキーワードテーブルに保持されているストロークデータ)は筆跡による手書き入力候補として表示され、ブロックB14において検索されたキーワードを構成するストローク集合(当該キーワードに対応づけてサジェストキーワードテーブルに保持されているストロークデータ)は読み仮名による手書き入力候補として表示される。
Of the handwritten input candidates displayed by the candidate
すなわち、本実施形態における候補表示処理によれば、ユーザによって手書きで記載された1以上のストロークの形状に基づく手書き入力候補(筆跡による手書き入力候補)と、当該形状を用いて定まる読み仮名に基づく手書き入力候補(読み仮名による手書き入力候補)とを表示することが可能となる。 That is, according to the candidate display processing in the present embodiment, the handwriting input candidate (handwriting input candidate by handwriting) based on the shape of one or more strokes handwritten by the user and the reading kana determined by using the shape. It becomes possible to display handwriting input candidates (handwriting input candidates based on reading kana).
ここで、上述した図17に示すブロックB15の処理について説明する。上述したように候補表示処理は手書き入力領域500に対して1のストロークが手書きで記載される度に実行されるが、以下の説明では、例えばブロックB11においてn画目のストロークに対応するストロークデータが入力された場合に上述したブロックB13及びB14において検索されるキーワードを便宜的にn画目のキーワードと称する。
Here, the processing of the block B15 shown in FIG. 17 described above will be described. As described above, the candidate display process is executed each time one stroke is written by hand in the
一般的に、文字数(画数)が多くなるほどユーザが意図する候補となる可能性が高い。そこで、本実施形態においては、例えばストローク数(つまり、画数)を各キーワードの優先度として用いる。この場合、例えばn画目のキーワードに優先度(値)としてnを付与し、当該n画目のキーワードの優先度は、n−1画目までに当該キーワードに付与された優先度にnを加算した値とする。これによれば、例えばn−1画目のキーワードよりもn画目のキーワードの優先度を高くすることができる。ここでは、各キーワードの優先度としてストローク数を用いるものとして説明するが、当該ストローク数以外の定数等が用いられても構わない。 In general, the greater the number of characters (number of strokes), the higher the possibility that the user intends. Therefore, in this embodiment, for example, the number of strokes (that is, the number of strokes) is used as the priority of each keyword. In this case, for example, n is assigned as a priority (value) to the keyword of the nth image, and the priority of the keyword of the nth image is set to n as the priority assigned to the keyword up to the (n-1) th image. The added value. According to this, the priority of the keyword of the nth image can be made higher than the keyword of the n-1th image, for example. Here, the description will be made assuming that the number of strokes is used as the priority of each keyword, but a constant or the like other than the number of strokes may be used.
以下、図18及び図19を参照して、各キーワードの優先度について具体的に説明する。ここでは、図18に示すように、1画目〜3画目までのストロークで「エ」の文字が手書きで記載される場合を想定する。 Hereinafter, the priority of each keyword will be described in detail with reference to FIGS. Here, as shown in FIG. 18, it is assumed that the character “e” is written by hand with strokes from the first stroke to the third stroke.
図18は、2画目までのストロークが手書きで記載された場合の各キーワードの優先度を示す。図18に示す例では、2画目までのキーワード(つまり、1画目のキーワード及び2画目のキーワード)が「エアコン」、「工場」、「功績」及び「干拓」であるものとする。また、2画目までにキーワード「エアコン」に対して付与された優先度が3であるものとする。同様に、2画目までにキーワード「工場」及び「功績」に対して付与された優先度は2であり、キーワード「干拓」に対して付与されている優先度は1であるものとする。 FIG. 18 shows the priority of each keyword when strokes up to the second stroke are written by hand. In the example shown in FIG. 18, it is assumed that the keywords up to the second screen (that is, the first screen keyword and the second screen keyword) are “air conditioner”, “factory”, “achievement”, and “reclaimed”. It is assumed that the priority given to the keyword “air conditioner” by the second stroke is 3. Similarly, it is assumed that the priority given to the keywords “factory” and “achievement” by the second stroke is 2, and the priority given to the keyword “land reclamation” is 1.
なお、キーワード「エアコン」に付与されている優先度は3であるため、当該キーワード「エアコン」は、1画目のキーワードであり、かつ、2画目のキーワードである。また、キーワード「工場」及び「功績」に対して付与されている優先度は2であるため、当該キーワード「工場」及び「功績」は、2画目のキーワードである。更に、キーワード「干拓」に対して付与されている優先度は1であるため、当該キーワード「干拓」は、1画目のキーワードである。 Since the priority assigned to the keyword “air conditioner” is 3, the keyword “air conditioner” is a keyword for the first stroke and a keyword for the second stroke. Further, since the priority given to the keywords “factory” and “achievement” is 2, the keywords “factory” and “achievement” are keywords of the second stroke. Furthermore, since the priority given to the keyword “reclaiming” is 1, the keyword “reclaiming” is the keyword for the first stroke.
ここで、3画目のキーワードが「エアコン」、「工場」、「功績」及び「遠投」であるものとする。なお、キーワード「エアコン」、「工場」及び「功績」は、上記した筆跡による手書き入力候補に相当するキーワードである。また、キーワード「遠投」は、上記した読み仮名による手書き入力候補に相当するキーワードである。 Here, it is assumed that the keywords in the third screen are “air conditioner”, “factory”, “achievement”, and “far-throw”. Note that the keywords “air conditioner”, “factory”, and “achievement” are keywords corresponding to the handwriting input candidates by handwriting described above. The keyword “long throw” is a keyword corresponding to the handwriting input candidate using the above-mentioned reading kana.
この場合、3画目のキーワードである「エアコン」、「工場」、「功績」及び「遠投」には優先度として3が付与される。このようにキーワード「エアコン」、「工場」、「功績」及び「遠投」に対して付与された優先度は、上記した2画目までに当該キーワードに付与された優先度に加算される。
In this case, the keyword “air conditioner”, “factory”, “achievement”, and “far-throw” that are the keywords in the third screen are given
図19は、3画目のストロークが手書きで記載された場合にける各キーワードの優先度を示す。 FIG. 19 shows the priority of each keyword when the stroke of the third stroke is written by hand.
まず、キーワード「エアコン」については、2画目までに当該キーワード「エアコン」に付与されている優先度は3であるため、3画目のストロークが手書きで記載された時点で優先度は6となる。なお、キーワード「工場」及び「功績」についても同様に、図18に示す優先度(つまり、2画目までの優先度)に3が加算され、3画目のストロークが手書きで記載された時点で優先度はそれぞれ5となる。また、キーワード「干拓」については、3画目のキーワードではないため、図18に示す優先度が維持される。 First, for the keyword “air conditioner”, the priority assigned to the keyword “air conditioner” by the second stroke is 3, so the priority is 6 when the stroke of the third stroke is written by hand. Become. Similarly, for the keywords “factory” and “achievement”, 3 is added to the priority shown in FIG. 18 (that is, the priority up to the second stroke), and the stroke of the third stroke is written by hand. The priority is 5 respectively. Further, since the keyword “reclaimed” is not the keyword for the third stroke, the priority shown in FIG. 18 is maintained.
なお、キーワード「遠投」については、2画目までに当該キーワード「遠投」に優先度は付与されていないため、3画目のストロークが手書きで記載された時点で優先度は3となる。 As for the keyword “long throw”, the priority is not given to the keyword “long throw” by the second stroke, so the priority becomes 3 when the stroke of the third stroke is written by hand. .
上記したようにキーワード「遠投」は読み仮名による手書き入力候補に相当するキーワードであるが、当該読み仮名による手書き入力候補に相当するキーワードは、筆跡による手書き入力候補(に相当するキーワード)と異なり、手書きで記載された1以上のストロークが例えばカタカナの文字として認識されなければ検索されない。具体的には、例えば図18及び図19に示すように、キーワード「エアコン」等は例えば1画目のストロークが手書きで記載された時点から検索されるが、キーワード「遠投」は3画目のストロークが手書きで記載された時点で初めて検索される。 As described above, the keyword “long throw” is a keyword corresponding to a handwritten input candidate based on a reading kana, but a keyword corresponding to a handwriting input candidate based on the reading kana is different from a handwritten input candidate (corresponding to) based on a handwriting. If one or more strokes written by hand are not recognized as, for example, katakana characters, they are not searched. Specifically, as shown in FIGS. 18 and 19, for example, the keyword “air conditioner” or the like is searched from the time when the stroke of the first stroke is written by hand, but the keyword “far throw” is the third stroke. The first search is made when the stroke is written by hand.
すなわち、例えばユーザが読みによる手書き入力候補を表示することを望んでいたとしても、当該読み仮名による手書き入力候補に相当するキーワードの優先度は他の筆跡による手書き入力候補に相当するキーワードと比べて低くなり、結果的にユーザが望む候補を優先的に表示することができない可能性がある。 That is, for example, even if the user wants to display a handwriting input candidate by reading, the priority of the keyword corresponding to the handwriting input candidate by the reading kana is higher than the keyword corresponding to the handwriting input candidate by another handwriting. As a result, the candidate desired by the user may not be displayed preferentially.
そこで、本実施形態においては、筆跡による手書き入力候補(に相当するキーワード)及び読み仮名による手書き入力候補(に相当するキーワード)に対して所定の係数を与え、当該筆跡による手書き入力候補と当該読み仮名による手書き入力候補との優先度が異なるようにすることも可能である。図19に示す場合において、読み仮名による手書き入力候補となるキーワードの優先度に対して例えば係数2を乗算する構成とすれば、キーワード「遠投」の優先度は6となる。なお、この場合において、筆跡による手書き入力候補に対する係数は例えば1とする。このように読み仮名による手書き入力候補に対する係数を筆跡による手書き入力候補に対する係数より大きくすることで、キーワード「遠投」を構成するストローク集合(読み仮名による手書き入力候補)を、例えば他の筆跡による手書き入力候補に相当するキーワード「工場」及び「功績」等と比較して優先的に表示することが可能となる。
Therefore, in the present embodiment, a predetermined coefficient is given to a handwriting input candidate (corresponding to a handwriting input candidate) and a handwriting input candidate (a keyword corresponding to a reading kana) based on a handwriting, and the handwriting input candidate based on the handwriting and the reading It is also possible to make the priorities different from those of handwritten input candidates by kana. In the case shown in FIG. 19, the priority of the keyword “long throw” is 6 if the priority of the keyword that is a candidate for handwriting input by reading kana is multiplied by, for example, the
ここでは、筆跡による手書き入力候補及び読み仮名による手書き入力候補に対して係数を与えるものとして説明したが、例えば筆跡による手書き入力候補及び読み仮名よる手書き入力候補に対して異なる方法で優先度を付与するようにしてもよい。 Here, the coefficient is given to the handwritten input candidate based on the handwriting and the handwritten input candidate based on the reading kana. However, for example, the priority is given to the handwriting input candidate based on the handwriting and the handwriting input candidate based on the reading kana in different ways. You may make it do.
また、上述した図18及び図19に示す例において、キーワード「エアコン」は3画目のキーワードであるが、当該キーワード「エアコン」は、筆跡による手書き入力候補に相当するキーワードとしても検索されるが、読み仮名による手書き入力候補に相当するキーワードとしても検索される。このような場合において、上記したように筆跡による手書き入力候補及び読み仮名による手書き入力候補に対して異なる係数を与えるような場合、キーワード「エアコン」は例えば筆跡による手書き入力候補(に相当するキーワード)として扱われるものとする。ここでは、筆跡による手書き入力候補及び読み仮名による手書き入力候補の両方に該当する場合には筆跡による手書き入力候補として扱われるものとして説明したが、このような場合には読み仮名による手書き入力候補として扱われるようにしてもよい。 In the example shown in FIGS. 18 and 19 described above, the keyword “air conditioner” is the keyword for the third stroke, but the keyword “air conditioner” is also searched as a keyword corresponding to a handwriting input candidate by handwriting. The keyword is also retrieved as a keyword corresponding to a handwritten input candidate using a reading kana. In such a case, as described above, when different coefficients are given to the handwritten input candidate based on the handwriting and the handwritten input candidate based on the reading kana, the keyword “air conditioner” is, for example, the handwritten input candidate based on the handwriting (corresponding keyword) Shall be treated as Here, the case where both the handwriting input candidate by handwriting and the handwriting input candidate by reading kana are described as being treated as the handwriting input candidate by handwriting, but in such a case, as the handwriting input candidate by reading kana It may be handled.
なお、手書き入力候補(に相当するキーワードを構成するストローク集合)は、上記したように当該キーワードに対して付与された優先度に基づいて候補表示領域に表示される。 Note that the handwriting input candidate (a set of strokes constituting the corresponding keyword) is displayed in the candidate display area based on the priority assigned to the keyword as described above.
次に、図20を参照して、手書き入力候補が表示される候補表示領域について具体的に説明する。ここでは、前述した図9と同一の部分には同一参照符号を付してその詳しい説明を省略する。 Next, with reference to FIG. 20, a candidate display area in which handwritten input candidates are displayed will be described in detail. Here, the same parts as those in FIG. 9 described above are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
なお、上述したように優先度は各キーワードに対して付与されるが、以下では、便宜的に、当該キーワードを構成するストローク集合である手書き入力候補に対して優先度が付与されているものとして説明する。 As described above, the priority is assigned to each keyword. However, for the sake of convenience, it is assumed below that priority is given to the handwriting input candidate that is a stroke set constituting the keyword. explain.
図20に示すように、ここではユーザがページ編集画面上の手書き入力領域500において「近所の電気店でパッケージ」という文字列の後に「エ」の文字を手書きで記載した場合を想定する。この場合、ページ編集画面上には、候補表示領域500aが表示される。また、この候補表示領域500aには、「エ」の文字における3画目のストロークが手書きで記載された時点での優先度に基づいて手書き入力候補が表示される。
As shown in FIG. 20, it is assumed here that the user has handwritten “e” in the
図20に示す例では、候補表示領域500aには、上記した図19に示す優先度(値)の高い手書き入力候補(つまり、高い優先度が付与されたキーワードを構成するストローク集合)が上から順に表示されている。
In the example illustrated in FIG. 20, the
ここで、ユーザは、図20に示すページ編集画面上の候補表示領域500aにおいて表示された手書き入力候補のうちの1つを選択(指定)することができる。このように手書き入力候補のうちの1つが選択された場合には、当該手書き入力候補が手書き入力領域500に表示される。なお、図21は、候補表示領域500aに表示された手書き入力候補のうち「エアコン」が選択された場合の表示画面(手書き入力領域500)の一例を示している。手書き入力候補は、図21に示すように、例えば周囲の文字等のサイズに調整された状態で手書き入力領域500に表示される。
Here, the user can select (designate) one of the handwriting input candidates displayed in the
なお、図20及び図21では優先度の高い4つの手書き入力候補が表示されているが、図19に示す「干拓」のような他の手書き入力候補も併せて表示されても構わない。また、優先度が予め定められた値以上の手書き入力候補についてのみ表示されるような構成としても構わない。 20 and 21, four handwriting input candidates with high priority are displayed, but other handwriting input candidates such as “pilot” shown in FIG. 19 may be displayed together. Moreover, it is good also as a structure which is displayed only about the handwriting input candidate whose priority is more than a predetermined value.
また、図20及び図21では全ての手書き入力候補が同一の態様で表示されているが、上述した筆跡による手書き入力候補と読み仮名による手書き入力候補とを区別可能な態様で表示することも可能である。具体的には、筆跡による手書き入力候補と読み仮名による手書き入力候補とを異なる色彩、大きさまたは太さ等で表示することによって、ユーザは筆跡による手書き入力候補と読みによる手書き入力候補とを容易に把握することができる。なお、上記した「エアコン」のように筆跡による手書き入力候補及び読み仮名による手書き入力候補の両方に該当する場合には、例えば筆跡による手書き入力候補として表示されるものとする。 20 and 21, all handwriting input candidates are displayed in the same manner, but it is also possible to display the handwriting input candidates based on the handwriting and the handwriting input candidates based on the reading kana described above in a distinguishable manner. It is. Specifically, by displaying handwriting input candidates based on handwriting and handwriting input candidates based on reading kana in different colors, sizes, thicknesses, etc., the user can easily select handwriting input candidates based on handwriting and handwriting input candidates based on reading. Can grasp. In addition, when it corresponds to both the handwriting input candidate by handwriting and the handwriting input candidate by reading kana like the above-mentioned “air conditioner”, it is displayed as a handwriting input candidate by handwriting, for example.
上記したように本実施形態においては、手書きで記載される1以上のストロークの形状に対応するストローク集合(第1ストローク集合)と、当該1以上のストロークの形状を用いて定まる読み仮名に対応するストローク集合(第2ストローク集合)とを手書き入力の候補として表示する構成により、ユーザは手書き文書の作成の際に文字列の全てを手書きで記載する必要がなく、ユーザの手間を削減することができるため、ユーザによる手書き文書の作成を容易にすることが可能となる。また、本実施形態においては、例えば漢字が思い出せないような場合であっても読み仮名を手書きで記載することで適切な文字列を入力することが可能となる。 As described above, in the present embodiment, a stroke set (first stroke set) corresponding to one or more stroke shapes described by handwriting and a reading kana determined by using the one or more stroke shapes are supported. With the configuration in which the stroke set (second stroke set) is displayed as a candidate for handwriting input, the user does not need to write all the character strings by hand when creating a handwritten document, and the user's labor can be reduced. Therefore, the user can easily create a handwritten document. In the present embodiment, for example, even when the kanji cannot be remembered, an appropriate character string can be input by writing the reading kana in handwriting.
また、本実施形態においては、手書きで記載される1以上のストロークの数に応じて付与される優先度に応じて手書き入力候補(ストローク集合)を表示することにより、よりユーザが意図する手書き入力候補を優先的に表示することが可能となる。 Moreover, in this embodiment, the handwriting input which a user intends more is displayed by displaying a handwriting input candidate (stroke set) according to the priority provided according to the number of one or more strokes described by handwriting. Candidates can be displayed preferentially.
また、本実施形態においては、筆跡による手書き入力候補及び読み仮名による手書き入力候補に対して予め定められた係数をストロークの数(画数)に乗じた優先度とすることで、例えば筆跡による手書き入力候補と読みによる手書き入力候補とで生じる優先度の差を調整することが可能となる。 In the present embodiment, the handwriting input candidate by handwriting and the handwriting input candidate by reading kana are set to a priority obtained by multiplying the number of strokes (number of strokes) by a predetermined coefficient, for example, handwriting input by handwriting. It is possible to adjust the difference in priority generated between the candidate and the handwritten input candidate by reading.
また、本実施形態においては、読み仮名による手書き入力候補に対する係数を筆跡による手書き入力候補に対する係数より大きくすることによって、上述したように読み仮名による手書き入力候補の優先度が筆跡による手書き入力候補の優先度より低くなることを回避し、ユーザが意図する手書き入力候補を優先的に表示することができる。 Further, in the present embodiment, by setting the coefficient for the handwritten input candidate based on the reading kana to be larger than the coefficient for the handwritten input candidate based on the handwriting, the priority of the handwritten input candidate based on the reading pseudonym becomes the priority of the handwritten input candidate based on the handwriting as described above. It is possible to avoid lowering the priority and to preferentially display the handwriting input candidate intended by the user.
また、本実施形態においては、筆跡による手書き入力候補と読み仮名による手書き入力候補を区別可能に表示する構成により、ユーザは表示された手書き入力候補が筆跡による手書き入力候補であるか読み仮名による手書き入力候補であるかを容易に判別することが可能となる。 In the present embodiment, the configuration is such that the handwriting input candidate based on the handwriting and the handwriting input candidate based on the reading kana are displayed in a distinguishable manner, so that the user can determine whether the displayed handwriting input candidate is the handwriting input candidate based on the handwriting. It is possible to easily determine whether it is an input candidate.
なお、本実施形態の処理はコンピュータプログラムによって実現することができるため、このコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのコンピュータプログラムをコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。 Since the processing of the present embodiment can be realized by a computer program, the computer program is installed and executed on a computer through a computer-readable storage medium that stores the computer program, as in the present embodiment. The effect of can be easily realized.
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
17…タッチスクリーンディスプレイ、17A…LCD、17B…タッチパネル、17C…デジタイザ、100…ペン、101…CPU、102…システムコントローラ、103…主メモリ、104…グラフィクスコントローラ、105…BIOS−ROM、106…不揮発性メモリ、107…無線通信デバイス、108…EC、201…OS、202…手書きノートアプリケーション、301…表示処理部、301A…手書きデータ入力部、301B…筆跡描画部、301C…候補表示処理部、302…時系列情報生成部、303…編集処理部、304…ページ保存処理部、305…ページ取得処理部、306…特徴量登録処理部、401…作業メモリ、402…記憶媒体。 17 ... Touch screen display, 17A ... LCD, 17B ... Touch panel, 17C ... Digitizer, 100 ... Pen, 101 ... CPU, 102 ... System controller, 103 ... Main memory, 104 ... Graphics controller, 105 ... BIOS-ROM, 106 ... Non-volatile 107, wireless communication device, 108 ... EC, 201 ... OS, 202 ... handwritten note application, 301 ... display processing unit, 301A ... handwritten data input unit, 301B ... handwriting drawing unit, 301C ... candidate display processing unit, 302 ... time-series information generation unit, 303 ... editing processing unit, 304 ... page storage processing unit, 305 ... page acquisition processing unit, 306 ... feature amount registration processing unit, 401 ... working memory, 402 ... storage medium.
Claims (15)
キーワードを構成するストローク数が1加算される毎の文字認識結果と文字認識されたストローク集合におけるストローク数とが前記キーワードに対応付けて保持される第1テーブルと、
前記キーワードの読み仮名が前記キーワードに対応付けて保持される第2テーブルと、
少なくとも手書き文書データの作成及び表示機能、編集機能、並びに候補表示処理機能を有する手書きアプリケーションを実行するプロセッサと、
を具備する電子機器の方法であって、
前記タッチスクリーンディスプレイ上から手書きで記載される1以上のストロークに対応するストロークデータが入力されると、前記1以上のストロークに基づいて特定される複数のストローク集合に対して文字認識処理を実行することと、
前記文字認識結果と、当該文字認識結果が取得されたストローク集合におけるストローク数とに基づいて前記第1テーブルを検索して、筆跡による手書き入力候補に相当する第1キーワードを取得することと、
前記文字認識結果に基づいて前記第2テーブルを検索して、読み仮名による手書き入力候補に相当する第2キーワードを取得することと、
1ストロークに対応する前記ストロークデータが入力される度に前記第1キーワードと前記第2キーワードとを候補表示領域に表示することと、
を含む方法。 Touch screen display,
A first table in which a character recognition result each time the number of strokes constituting a keyword is incremented by one and a number of strokes in a character-recognized stroke set are stored in association with the keyword;
A second table in which the reading kana of the keyword is held in association with the keyword;
A processor for executing a handwriting application having at least a function for creating and displaying handwritten document data, an editing function, and a candidate display processing function;
A method of an electronic device comprising:
When the stroke data corresponding to one or more strokes which are described by hand from on the touch screen display is input, executes character recognition processing on a plurality of stroke set identified based on the one or more stroke and that,
Searching the first table based on the character recognition result and the number of strokes in the stroke set from which the character recognition result is acquired, and acquiring a first keyword corresponding to a handwriting input candidate by handwriting;
Searching the second table based on the character recognition result to obtain a second keyword corresponding to a handwritten input candidate by a reading kana;
Displaying the first keyword and the second keyword in the candidate display area each time the stroke data corresponding to one stroke is input;
Including methods.
キーワードを構成するストローク数が1加算される毎の文字認識結果と文字認識されたストローク集合におけるストローク数とが前記キーワードに対応付けて保持される第1テーブルと、
前記キーワードの読み仮名が前記キーワードに対応付けて保持される第2テーブルと、
少なくとも手書き文書データの作成及び表示機能、編集機能、並びに候補表示処理機能を有する手書きアプリケーションを実行するプロセッサと、
を具備する電子機器であって、
前記プロセッサは、
前記タッチスクリーンディスプレイ上から手書きで記載される1以上のストロークに対応するストロークデータが入力されると、前記1以上のストロークに基づいて特定される複数のストローク集合に対して文字認識処理を実行し、
前記文字認識結果と、当該文字認識結果が取得されたストローク集合におけるストローク数とに基づいて前記第1テーブルを検索して、筆跡による手書き入力候補に相当する第1キーワードを取得し、
前記文字認識結果に基づいて前記第2テーブルを検索して、読み仮名による手書き入力候補に相当する第2キーワードを取得し、
1ストロークに対応する前記ストロークデータが入力される度に前記第1キーワードと前記第2キーワードとを候補表示領域に表示する
電子機器。 Touch screen display,
A first table in which a character recognition result each time the number of strokes constituting a keyword is incremented by one and a number of strokes in a character-recognized stroke set are stored in association with the keyword;
A second table in which the reading kana of the keyword is held in association with the keyword;
A processor for executing a handwriting application having at least a function for creating and displaying handwritten document data, an editing function, and a candidate display processing function;
An electronic device comprising:
The processor is
When the stroke data corresponding to one or more strokes which are described by hand from on the touch screen display is inputted, it performs character recognition processing on a plurality of stroke set identified based on the one or more stroke ,
Search the first table based on the character recognition result and the number of strokes in the stroke set from which the character recognition result is obtained, and obtain a first keyword corresponding to a handwriting input candidate by handwriting,
The second table is searched based on the character recognition result, and a second keyword corresponding to a handwritten input candidate based on a reading kana is obtained.
An electronic device that displays the first keyword and the second keyword in a candidate display area each time the stroke data corresponding to one stroke is input .
キーワードを構成するストローク数が1加算される毎の文字認識結果と文字認識されたストローク集合におけるストローク数とが前記キーワードに対応付けて保持される第1テーブルと、
前記キーワードの読み仮名が前記キーワードに対応付けて保持される第2テーブルと、
少なくとも手書き文書データの作成及び表示機能、編集機能、並びに候補表示処理機能を有する手書きアプリケーションを実行するプロセッサと、
を具備する電子機器のコンピュータにより実行されるプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記タッチスクリーンディスプレイ上から手書きで記載される1以上のストロークに対応するストロークデータが入力されると、前記1以上のストロークに基づいて特定される複数のストローク集合に対して文字認識処理を実行する手順と、
前記文字認識結果と、当該文字認識結果が取得されたストローク集合におけるストローク数とに基づいて前記第1テーブルを検索して、筆跡による手書き入力候補に相当する第1キーワードを取得する手順と、
前記文字認識結果に基づいて前記第2テーブルを検索して、読み仮名による手書き入力候補に相当する第2キーワードを取得する手順と、
1ストロークに対応する前記ストロークデータが入力される度に前記第1キーワードと前記第2キーワードとを候補表示領域に表示する手順と、
を実行させるプログラム。 Touch screen display,
A first table in which a character recognition result each time the number of strokes constituting a keyword is incremented by one and a number of strokes in a character-recognized stroke set are stored in association with the keyword;
A second table in which the reading kana of the keyword is held in association with the keyword;
A processor for executing a handwriting application having at least a function for creating and displaying handwritten document data, an editing function, and a candidate display processing function;
A program executed by a computer of an electronic apparatus comprising :
In the computer,
When the stroke data corresponding to one or more strokes which are described by hand from on the touch screen display is input, executes character recognition processing on a plurality of stroke set identified based on the one or more stroke Procedure and
A procedure for searching the first table based on the character recognition result and the number of strokes in the stroke set from which the character recognition result is acquired, and acquiring a first keyword corresponding to a handwriting input candidate by handwriting;
A procedure for searching the second table based on the character recognition result and acquiring a second keyword corresponding to a handwritten input candidate by a reading kana;
Displaying the first keyword and the second keyword in the candidate display area each time the stroke data corresponding to one stroke is input;
A program that executes
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005772A JP6315996B2 (en) | 2014-01-16 | 2014-01-16 | Electronic device, method and program |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005772A JP6315996B2 (en) | 2014-01-16 | 2014-01-16 | Electronic device, method and program |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015135546A JP2015135546A (en) | 2015-07-27 |
JP6315996B2 true JP6315996B2 (en) | 2018-04-25 |
Family
ID=53767348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014005772A Active JP6315996B2 (en) | 2014-01-16 | 2014-01-16 | Electronic device, method and program |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6315996B2 (en) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5471940A (en) * | 1977-11-18 | 1979-06-08 | Fujitsu Ltd | On-line hand-written charactr input system |
JPH07129564A (en) * | 1993-10-29 | 1995-05-19 | Toshiba Corp | Document preparing device and device and method for converting kanji-mixed kana into kanji |
JP3888701B2 (en) * | 1994-12-27 | 2007-03-07 | シャープ株式会社 | Character converter |
JPH10143501A (en) * | 1996-11-12 | 1998-05-29 | Toshiba Corp | Character string predicting method and document generation device using the method |
JP4536239B2 (en) * | 1999-10-15 | 2010-09-01 | パナソニック株式会社 | Character input device and method, and computer-readable recording medium |
-
2014
- 2014-01-16 JP JP2014005772A patent/JP6315996B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015135546A (en) | 2015-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5813780B2 (en) | Electronic device, method and program | |
JP6092418B2 (en) | Electronic device, method and program | |
JP6180888B2 (en) | Electronic device, method and program | |
JP6092462B2 (en) | Electronic device, method and program | |
JP5728592B1 (en) | Electronic device and handwriting input method | |
JP6426417B2 (en) | Electronic device, method and program | |
JP5989903B2 (en) | Electronic device, method and program | |
JP5395927B2 (en) | Electronic device and handwritten document search method | |
JP2013238917A (en) | Electronic device and handwritten document processing method | |
JP5925957B2 (en) | Electronic device and handwritten data processing method | |
JP5634617B1 (en) | Electronic device and processing method | |
JP2016085512A (en) | Electronic equipment, method, and program | |
JP6430198B2 (en) | Electronic device, method and program | |
US20150098653A1 (en) | Method, electronic device and storage medium | |
JP6223687B2 (en) | Electronic device and handwritten document search method | |
JP6315996B2 (en) | Electronic device, method and program | |
JP6202997B2 (en) | Electronic device, method and program | |
JP6062487B2 (en) | Electronic device, method and program | |
JP6251408B2 (en) | Electronic device, method and program | |
JP6430199B2 (en) | Electronic device, method and program |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170908 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171031 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180227 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180327 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6315996 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313121 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |