JP6129545B2 - 空間座標測定装置および空間座標測定方法 - Google Patents
空間座標測定装置および空間座標測定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6129545B2 JP6129545B2 JP2012275314A JP2012275314A JP6129545B2 JP 6129545 B2 JP6129545 B2 JP 6129545B2 JP 2012275314 A JP2012275314 A JP 2012275314A JP 2012275314 A JP2012275314 A JP 2012275314A JP 6129545 B2 JP6129545 B2 JP 6129545B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target
- irradiation angle
- laser light
- image processing
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
ターゲットはレトロリフレクタあるいは単にリフレクタと呼ばれるそれぞれ直交する3枚の鏡を使用した反射鏡を用いるのが一般的である。このリフレクタは、どのような場合でも入射した方向に光を返すことができる。また、レーザで距離を測る技術は確立されており、例えば、レーザー干渉計では、数メートルの距離を、ナノメートル単位の分解能で測定することができる。
(1) 測定対象物の近傍にレーザトラッカーを設置する。
(2) ターゲットを測定対象物に接触させる。
(3) レーザトラッカーからレーザ光をターゲットに向け出射し、ターゲットで反射した光を再び装置で受け取る。このときのエンコーダ値と、レーザ干渉計の値からターゲットの空間座標(3次元位置情報)を得る。
(1) レーザ光軸方向に伸縮可能なカバーを設けたり、2枚の平行平板で光路を挟んだりして、外部から光路内への気体の流入を防ぎ、カバー内の空気の流れを停止する(特許文献1)。この例は空気の揺らぎの影響を受けにくい対策ではあるが、測定毎にカバーの位置を変更する必要があり、現実性に欠ける。
(2) 光路近傍に空気流(層流)を送る導風手段を配置し、所定の角度から光路に、温度や湿度を一定に保った空気を送風して、光路内の気体の安定化を図る(特許文献2)。この例では、空気の流れを作るための装置が別途必要であり、高価で、安定性にも不安がある。
(3) 同一のレーザトラッカーを3台用意して、それぞれの装置からターゲットまでの距離のみを測定し、その3点の距離データから三角測量法にて空間位置を特定する。この場合、角度データを使用しないため、空気の揺らぎの影響を受けにくいが、装置が3台必要であるため非常に高価になる。
このように従来技術では、安価で、高精度な測定が望める手法が確立されていない。
レーザー光Lbを発するレーザー光源2と、このレーザー光源2から発せられたレーザー光Lbの照射角度を変更可能な照射角度変更手段3と、移動する前記ターゲットTgに前記照射角度変更手段3でレーザー光Lbが照射されて前記ターゲットTgで反射されたレーザー光の反射光の位置情報を認識する受光部5と、この受光部5で認識された位置情報に基づき、前記照射角度変更手段3のレーザー光Lbの照射角度を変更させて前記ターゲットTgを追尾可能な制御手段7と、前記ターゲットTgで反射されたレーザー光の反射光を受光し、前記レーザー光源2の発するレーザー光Lbと受光した反射光とから前記ターゲットTgまでの距離を測定する距離測定手段6と、この距離測定手段6で測定された距離とレーザー光Lbの照射角度とから、前記ターゲットTgの空間座標を演算する演算手段8とを備え、
前記ターゲットTgを撮像する撮像手段9と、
この撮像手段9で撮像した画像を画像処理して前記ターゲットTgの位置を検出する画像処理手段10と、
前記制御手段11により、前記画像処理手段10で検出された前記ターゲットの位置と前記演算手段8で演算する前記ターゲットの空間座標とに基づき、前記照射角度変更手段3のレーザー光の照射角度を変更させることで、前記画像処理手段10で検出された前記ターゲットTgの位置を前記演算手段8で演算する前記ターゲットTgの空間座標の演算結果に反映させる画像処理結果反映手段11と、
が設けられたことを特徴とする。
前記演算手段8は、この変更した照射角度と前記距離測定手段6で測定された距離とから、前記ターゲットTgの空間座標を演算するものとしても良い。
前記演算手段8は、この変更した照射角度と前記距離測定手段6で測定された距離とから、前記ターゲットTgの空間座標を演算するものとしても良い。
前記「定められた時間」は、空間座標を測定する際の許容限度となる時間であり、測定物の種類や測定場所等の条件に応じて適宜に定められる。
前記輪郭抽出手段30により前記画像の輪郭を複数抽出し、前記ターゲット中心位置算出手段31は、これら複数抽出した測定結果を平均化したデータから前記ターゲットTgの中心位置TgOを算出するものとしても良い。例えば、揺らぎの影響が長く続く場合に、ターゲットTgを撮像手段9で繰り返し撮像し、撮像した画像を輪郭抽出手段30で平均化処理する。ターゲット中心位置算出手段31は、平均化処理した画像からターゲットTgの中心位置TgOを高精度に算出することができる。このように揺らぎの影響がある場合でも、高精度な3次元空間座標の測定を行うことができる。
レーザー光を発するレーザー光源と、このレーザー光源から発せられたレーザー光の照射角度を変更可能な照射角度変更手段と、移動する前記ターゲットに前記照射角度変更手段でレーザー光が照射されて前記ターゲットで反射されたレーザー光の反射光の位置情報を認識する受光部と、この受光部で認識された位置情報に基づき、前記照射角度変更手段のレーザー光の照射角度を変更させて前記ターゲットを追尾可能な制御手段と、前記ターゲットで反射されたレーザー光の反射光を受光し、前記レーザー光源の発するレーザー光と受光した反射光とから前記ターゲットまでの距離を測定する距離測定手段と、この距離測定手段で測定された距離とレーザー光の照射角度とから、前記ターゲットの空間座標を演算する演算手段とを用い、
前記ターゲットを撮像する撮像過程と、
この撮像過程で撮像した画像を画像処理して前記ターゲットの位置を検出する画像処理過程と、
前記制御手段により、前記画像処理過程で検出された前記ターゲットの位置と前記演算手段で演算する前記ターゲットの空間座標とに基づき、前記照射角度変更手段のレーザー光の照射角度を変更させることで、前記画像処理過程で検出された前記ターゲットの位置を前記演算手段で演算する前記ターゲットの空間座標の演算結果に反映させる画像処理結果反映過程と、
を含むことを特徴とする。
前記ターゲットを撮像する撮像手段と、この撮像手段で撮像した画像を画像処理して前記ターゲットの位置を検出する画像処理手段と、前記制御手段により、前記画像処理手段で検出された前記ターゲットの位置と前記演算手段で演算する前記ターゲットの空間座標とに基づき、前記照射角度変更手段のレーザー光の照射角度を変更させることで、前記画像処理手段で検出された前記ターゲットの位置を前記演算手段で演算する前記ターゲットの空間座標の演算結果に反映させる画像処理結果反映手段とが設けられた。このため、空気の揺らぎがある環境において、高精度な空間座標の測定が可能で、さらに、ターゲットの組み付け誤差による測定精度への影響を低減することができる。
前記ターゲットを撮像する撮像過程と、この撮像過程で撮像した画像を画像処理して前記ターゲットの位置を検出する画像処理過程と、前記制御手段により、前記画像処理過程で検出された前記ターゲットの位置と前記演算手段で演算する前記ターゲットの空間座標とに基づき、前記照射角度変更手段のレーザー光の照射角度を変更させることで、前記画像処理過程で検出された前記ターゲットの位置を前記演算手段で演算する前記ターゲットの空間座標の演算結果に反映させる画像処理結果反映過程とを含む。このため、空気の揺らぎがある環境において、高精度な空間座標の測定が可能で、さらに、ターゲットの組み付け誤差による測定精度への影響を低減することができる。
この実施形態に係る空間座標測定装置は、測定物上に設けられたターゲットの動きに追従し、空間座標を求めるものである。以下の説明は、空間座標測定方法についての説明をも含む。図1に示すように、この例では、ターゲットTgは、測定物W上の一箇所に静止した状態で取り付けられるものである。ターゲットTgとして、例えば、球状のレトロリフレクタが用いられる。
θ軸制御部22、ψ軸制御部23には、それぞれ、所定のゲインΚθ、Κψが設定されている。制御手段7は、受光部表面に到達したレーザースポットの位置情報に、Κθ、Κψを用いて、照射角度変更手段3(図1)による照射角度を制御する。
図1に示すように、演算手段8は、距離測定手段6により測定された距離の測定値と、θ軸エンコーダ19,ψ軸エンコーダ20の角度測定値より、ターゲットTgの空間座標(3次元位置情報)を求める。
前記CCDカメラ9aおよびズームレンズ9bは、ミラー17とターゲットTgとの間の光路途中で、且つ、前記ミラー17に、このミラー17と一緒に角度変更するように一体に設けられている。CCDカメラ9aおよびズームレンズ9bは、図5(B)に示すように、ψ軸モータ15(図1)を駆動させることで、ミラー17と共にψ軸回りに角変位可能に構成される。またCCDカメラ9aおよびズームレンズ9bは、図5(A)に示すように、θ軸モータ14(図1)を駆動させることで、θ軸回りに角変位可能に構成される。
図7(A)は、ターゲット画像検出時の空気の揺らぎの影響が大となる場合を説明する図であり、図7(B)は、ターゲット画像検出時の空気の揺らぎの影響が無い場合を説明する図である。図1も参照しつつ説明する。図7(A)に示すように、空気の揺らぎの影響がある部分33が輪郭画像全体に及ぶ場合、判定部30aは空気の揺らぎの影響があると判定し、抽出部30bは画像の輪郭を抽出しない。図7(B)に示すように、空気の揺らぎによる影響がなくなったとき、抽出部30bはこの揺らぎによる影響がなくなったときの輪郭を抽出する。
前記のように輪郭抽出手段30により画像の輪郭を抽出するとき、空気の揺らぎによる影響が定められた時間以上続くか否かを判定する判定手段34と、この判定手段34により空気の揺らぎによる影響が定められた時間以上続くと判定されたときその旨測定者に報知する報知手段35とをこの空間座標測定装置に設けても良い。前記輪郭抽出手段30における判定部30aに、前記判定手段34が接続されている。
(1) 制御手段7による追尾制御をオンにしてレーザー光LbがターゲットTgに到達している状態で、ターゲットTgを測定物W上の測定したい位置まで移動し設置すると、以下のように、追尾制御部7aによりターゲットTgの中心をレーザー光Lbが追尾する。
レーザー光源2から発せられたレーザー光Lbは、照射角度変更手段3、第1乃至第3のミラー26,27,28、およびダイクロイックミラー29を順次経由してターゲットTgに到達する。このターゲットTgで反射された反射光は、略同じ経路を通り空間座標測定装置1に戻る。受光部5は、反射光の位置情報を認識する。制御手段7は、受光部5からの位置情報に基づき、照射角度変更手段3のレーザー光Lbの照射角度を変更させてターゲットTgを追尾する。すなわち制御手段7は、受光部表面上のレーザースポットが基準位置Oに戻るように、ミラー17を角変位させることで、ターゲットTgの中心をレーザー光が自動的に追尾する(受光部5で検出する追尾制御)。この時点で距離測定手段6によりターゲットTgまでの距離を測定可能である。
(3) 次に、画像処理結果反映手段11は、撮像手段9でターゲットTgを撮像させ(撮像過程)、画像処理手段10によりターゲットTgの中心と撮像手段9の光軸中心とのずれ量を検出させる。
(4) 画像処理結果反映手段11は、追尾制御部7aにより、ずれ量分、θ軸モータ14、ψ軸モータ15を駆動させることで、ターゲットTgの中心と撮像手段9の光軸中心とを一致させる。
ターゲット中心位置算出手段31は、この抽出された輪郭、および、この輪郭抽出時におけるθ軸エンコーダ19,ψ軸エンコーダ20の角度測定値からターゲットTgの中心位置TgOを算出する(画像処理過程)。
(6) 演算手段8は、揺らぎの影響がないか、または、揺らぎの影響が定められた範囲まで低減したときの、θ軸エンコーダ19,ψ軸エンコーダ20の角度測定値と距離測定値とから、ターゲットTgの3次元空間座標を求める(画像処理結果反映過程)。
撮像手段9および光学機器21をミラー17に一体に設けたため、ψ軸モータ15を駆動させることで、撮像手段9、光学機器21、およびミラー17をψ軸回りに一体に角変位することができ、θ軸モータ14を駆動させることで、撮像手段9、光学機器21、およびミラー17をθ軸回りに一体に角変位することができる。
輪郭抽出手段30により画像の輪郭を抽出するとき、空気の揺らぎによる影響が定められた時間以上続くか否かを判定する判定手段34と、この判定手段34により空気の揺らぎによる影響が定められた時間以上続くと判定されたときその旨測定者に報知する報知手段35とをこの空間座標測定装置1に設けた場合、測定者は、報知手段35による報知を受けて、例えば、空気の揺らぎの影響を緩和する措置を施すことができる。
(1) 画像処理結果反映手段11は、ターゲットTgを撮像手段9で撮像させ、撮像した画像を画像処理手段10で画像処理して前記ターゲットTgの位置を検出する。画像処理結果反映手段11は、追尾制御部7aにより、検出されたターゲットTgの位置に基づき、θ軸モータ14、ψ軸モータ15を駆動制御してレーザー光Lbをターゲット方向に位置決めする追尾制御を行わせる。この制御手段7による追尾制御を行っている状態で、ターゲットTgを測定物W上の測定したい位置まで移動し設置する。この時点で、空間座標測定装置1から発せられたレーザー光Lbはターゲット方向に向き、距離測定手段6によりターゲットTgまでの距離を測定可能である。
なお前記実施形態と同様に、画像の輪郭を抽出するとき、空気の揺らぎによる影響が定められた時間以上続く場合に、その旨測定者に報知する報知手段を設けても良い。
ところで、レーザー光の戻り光の位置を受光部5で検出して追尾する追尾制御は、高速な追尾が可能であるが、受光部5の検出範囲の制約等があり、ターゲットTgを移動させるときに常にターゲットTgのミラーを空間座標測定装置側に正確に向けて移動させる必要があり、測定の作業性が若干悪い。
2…レーザー光源
3…照射角度変更手段
5…受光部
6…距離測定手段
7…制御手段
8…演算手段
9…撮像手段
9b…ズームレンズ
10…画像処理手段
11…画像処理結果反映手段
14…θ軸モータ(第1の駆動手段)
15…ψ軸モータ(第2の駆動手段)
21…光学機器
30…輪郭抽出手段
30a…判定部
30b…抽出部
31…ターゲット中心位置算出手段
34…判定手段
35…報知手段
Lb…レーザー光
Tg…ターゲット
W…測定物
Claims (10)
- 測定物上に設けられたターゲットの空間座標を求める空間座標測定装置であって、
レーザー光を発するレーザー光源と、このレーザー光源から発せられたレーザー光の照射角度を変更可能な照射角度変更手段と、移動する前記ターゲットに前記照射角度変更手段でレーザー光が照射されて前記ターゲットで反射されたレーザー光の反射光の位置情報を認識する受光部と、この受光部で認識された位置情報に基づき、前記照射角度変更手段のレーザー光の照射角度を変更させて前記ターゲットを追尾可能な制御手段と、前記ターゲットで反射されたレーザー光の反射光を受光し、前記レーザー光源の発するレーザー光と受光した反射光とから前記ターゲットまでの距離を測定する距離測定手段と、この距離測定手段で測定された距離とレーザー光の照射角度とから、前記ターゲットの空間座標を演算する演算手段とを備え、
前記ターゲットを撮像する撮像手段と、
この撮像手段で撮像した画像を画像処理して前記ターゲットの位置を検出する画像処理手段と、
前記制御手段により、前記画像処理手段で検出された前記ターゲットの位置と前記演算手段で演算する前記ターゲットの空間座標とに基づき、前記照射角度変更手段のレーザー光の照射角度を変更させることで、前記画像処理手段で検出された前記ターゲットの位置を前記演算手段で演算する前記ターゲットの空間座標の演算結果に反映させる画像処理結果反映手段と、
が設けられたことを特徴とする空間座標測定装置。 - 請求項1記載の空間座標測定装置において、前記撮像手段の撮像用レンズにズームレンズを用いる空間座標測定装置。
- 請求項1または請求項2に記載の空間座標測定装置において、前記照射角度変更手段は、前記ターゲットに対し、レーザー光を直交する2軸回りにそれぞれ角度調整可能な第1および第2の駆動手段を有し、前記撮像手段を前記照射角度変更手段に取付け、前記第1,第2の駆動手段で角度調整されて前記ターゲットに向かうレーザー光の光軸と、前記撮像手段の光軸とを一致させる光学機器を設けた空間座標測定装置。
- 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の空間座標測定装置において、
前記画像処理結果反映手段は、前記制御手段による前記追尾を停止させこの停止した状態で、前記撮像手段で前記ターゲットを撮像させ、撮像した画像を前記画像処理手段で画像処理して前記ターゲットの位置を検出し、前記制御手段により、前記画像処理手段で検出された前記ターゲットの位置に基づき、前記照射角度変更手段のレーザー光の照射角度を変更させ、且つ、
前記演算手段は、この変更した照射角度と前記距離測定手段で測定された距離とから、前記ターゲットの空間座標を演算する空間座標測定装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の空間座標測定装置において、
前記画像処理結果反映手段は、前記撮像手段で前記ターゲットを撮像させ、撮像した画像を前記画像処理手段で画像処理して前記ターゲットの位置を検出し、前記制御手段により、前記画像処理手段で検出された前記ターゲットの位置に基づき、前記照射角度変更手段のレーザー光の照射角度を変更させ、且つ、
前記演算手段は、この変更した照射角度と前記距離測定手段で測定された距離とから、前記ターゲットの空間座標を演算する空間座標測定装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の空間座標測定装置において、
前記画像処理手段は、前記撮像手段で撮像した画像の輪郭を抽出する輪郭抽出手段と、この輪郭抽出手段で抽出された輪郭から前記ターゲットの中心位置を算出するターゲット中心位置算出手段と、を有する空間座標測定装置。 - 請求項6に記載の空間座標測定装置において、
前記輪郭抽出手段は、前記画像の輪郭を抽出するとき、空気の揺らぎによる影響があるか否かを判定する判定部と、この判定部で空気の揺らぎによる影響があると判定されたとき空気の揺らぎによる影響がなくなるかまたは定められた範囲まで低減するまで待って輪郭を抽出する抽出部と、を有する空間座標測定装置。 - 請求項6または請求項7に記載の空間座標測定装置において、前記輪郭抽出手段により前記画像の輪郭を抽出するとき、空気の揺らぎによる影響が定められた時間以上続くか否かを判定する判定手段と、この判定手段により空気の揺らぎによる影響が定められた時間以上続くと判定されたときその旨測定者に報知する報知手段と、を設けた空間座標測定装置。
- 請求項6ないし請求項8のいずれか1項に記載の空間座標測定装置において、前記輪郭抽出手段により前記画像の輪郭を複数抽出し、前記ターゲット中心位置算出手段は、これら複数抽出した測定結果を平均化したデータから前記ターゲットの中心位置を算出する空間座標測定装置。
- 測定物上に設けられたターゲットの空間座標を求める空間座標測定方法であって、
レーザー光を発するレーザー光源と、このレーザー光源から発せられたレーザー光の照射角度を変更可能な照射角度変更手段と、移動する前記ターゲットに前記照射角度変更手段でレーザー光が照射されて前記ターゲットで反射されたレーザー光の反射光の位置情報を認識する受光部と、この受光部で認識された位置情報に基づき、前記照射角度変更手段のレーザー光の照射角度を変更させて前記ターゲットを追尾可能な制御手段と、前記ターゲットで反射されたレーザー光の反射光を受光し、前記レーザー光源の発するレーザー光と受光した反射光とから前記ターゲットまでの距離を測定する距離測定手段と、この距離測定手段で測定された距離とレーザー光の照射角度とから、前記ターゲットの空間座標を演算する演算手段とを用い、
前記ターゲットを撮像する撮像過程と、
この撮像過程で撮像した画像を画像処理して前記ターゲットの位置を検出する画像処理過程と、
前記制御手段により、前記画像処理過程で検出された前記ターゲットの位置と前記演算手段で演算する前記ターゲットの空間座標とに基づき、前記照射角度変更手段のレーザー光の照射角度を変更させることで、前記画像処理過程で検出された前記ターゲットの位置を前記演算手段で演算する前記ターゲットの空間座標の演算結果に反映させる画像処理結果反映過程と、
を含むことを特徴とする空間座標測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012275314A JP6129545B2 (ja) | 2012-12-18 | 2012-12-18 | 空間座標測定装置および空間座標測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012275314A JP6129545B2 (ja) | 2012-12-18 | 2012-12-18 | 空間座標測定装置および空間座標測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014119366A JP2014119366A (ja) | 2014-06-30 |
JP6129545B2 true JP6129545B2 (ja) | 2017-05-17 |
Family
ID=51174318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012275314A Active JP6129545B2 (ja) | 2012-12-18 | 2012-12-18 | 空間座標測定装置および空間座標測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6129545B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6174732B1 (ja) * | 2016-02-04 | 2017-08-02 | 日本車輌製造株式会社 | 車体歪測定装置 |
KR101890256B1 (ko) * | 2016-11-17 | 2018-08-21 | 한국기계연구원 | 공간 좌표 측정 시스템 및 이를 이용한 공간 좌표 측정 방법 |
CN107246858A (zh) * | 2017-06-16 | 2017-10-13 | 芜湖捷和科技有限公司 | 一种三坐标测量机的误差自动调节装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5558004B2 (ja) * | 2006-01-13 | 2014-07-23 | ライカ・ゲオジステームス・アクチェンゲゼルシャフト | レーザートラッカーを用いたトラッキング方法及び測定システム |
JP5469894B2 (ja) * | 2008-07-05 | 2014-04-16 | 株式会社トプコン | 測量装置及び自動追尾方法 |
JP5469899B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2014-04-16 | 株式会社トプコン | 自動追尾方法及び測量装置 |
JP2012530908A (ja) * | 2009-06-23 | 2012-12-06 | ライカ・ジオシステムズ・アクチェンゲゼルシャフト | 座標測定装置 |
CA2766428C (en) * | 2009-06-23 | 2017-05-23 | Leica Geosystems Ag | Tracking method and measuring system having a laser tracker |
-
2012
- 2012-12-18 JP JP2012275314A patent/JP6129545B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014119366A (ja) | 2014-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10254404B2 (en) | 3D measuring machine | |
US10773339B2 (en) | Scanning head with integrated beam position sensor and adjustment arrangement for an off-line adjustment | |
JP4767255B2 (ja) | レンズにおける表裏面の光軸偏芯量の測定方法 | |
US20170067734A1 (en) | Aerial device that cooperates with an external projector to measure three-dimensional coordinates | |
EP3584533A1 (en) | Coordinate measurement system | |
WO2009093358A1 (ja) | ボンディング装置及びボンディング装置のボンディングステージ高さ調整方法 | |
JP2004198330A (ja) | 物体の位置検出方法及び装置 | |
TWI544283B (zh) | Exposure device | |
JP6559773B2 (ja) | 自動位置合わせシステム及び干渉計を用いた眼科用器具のインライン検査 | |
US20150085108A1 (en) | Lasergrammetry system and methods | |
CN109387194B (zh) | 一种移动机器人定位方法和定位系统 | |
KR102314092B1 (ko) | 로봇의 캘리브레이션 장치 및 그 방법 | |
JP6042547B2 (ja) | 測定範囲を拡大するためのハイブリッド結像方法を用いるレーザトラッカ | |
CN112424563A (zh) | 用于精确计算动态对象的位置和方位的多维测量系统 | |
JP2015169491A (ja) | 変位検出装置および変位検出方法 | |
CN102538707B (zh) | 一种对工件进行三维定位的装置及方法 | |
TW201616214A (zh) | 測試圖紙、採用該測試圖紙的攝像模組檢測方法及系統 | |
CA3015284A1 (en) | Measuring system for measuring a surface of a rotor blade of a wind turbine | |
JP6129545B2 (ja) | 空間座標測定装置および空間座標測定方法 | |
US7777874B2 (en) | Noncontact surface form measuring apparatus | |
JP2017003292A (ja) | アライメント測定装置およびアライメント測定方法 | |
KR101487251B1 (ko) | 옵티컬 트랙킹 시스템 및 이를 이용한 트랙킹 방법 | |
CN116342710B (zh) | 用于激光跟踪仪的双目相机的标定方法 | |
KR101281627B1 (ko) | 적외선 영상 탐색기의 축을 정렬하기 위한 장치 및 그 방법 | |
JP2017173258A (ja) | 距離測定装置、距離測定方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150918 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160628 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20160829 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161025 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170328 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170412 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6129545 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |