JP6076596B2 - Electric door control device for vehicle - Google Patents
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Description
本発明は、車両の電動ドア制御装置に関するものである。 The present invention relates to an electric door control device for a vehicle .
車両のスライドドアを動作させるアクチュエータ等の電子部品を制御する制御装置としては、特許文献1、2に記載のものが知られている。特許文献1記載の従来例は、電動スライドドアの動作を制御するように構成されるもので、電子キー内に組み込まれる加速センサと、車両の制御部に制御信号を出力する送信回路とを有する。加速線センサは電子キーが振られるとその方向を検出し、検出された電子キーの移動方向に従って開扉、あるいは閉扉動作信号を生成して送信回路から車両制御部に出力する。
As a control device for controlling electronic components such as an actuator for operating a sliding door of a vehicle, those described in
しかし、上述した従来例は、電子キーが振られた方向を電子キー内に収容されるセンサにより検出するために、電子キーの構造が複雑になるという問題がある上に、電子キーによる制御は車両から離れた位置から可能なために、これにより車両の電子部品の動作を制御しようとすると、安全性に問題が発生する場合があり、適用範囲は限られるという問題がある。 However, the above-described conventional example has a problem that the structure of the electronic key is complicated because the direction in which the electronic key is swung is detected by a sensor housed in the electronic key. Since it is possible from a position away from the vehicle, there is a problem that safety may occur when the operation of the electronic components of the vehicle is controlled by this, and there is a problem that the application range is limited.
すなわち、特許文献1記載の電動スライドドアの駆動を電子キーから出力される制御信号で実行可能にした場合、電子キー操作位置から死角になる位置の電動ドアを誤って開閉操作してしまい、不慮の事故を誘発する危険もあるため、周囲の周到な確認が必要となる。
That is, when the driving of the electric sliding door described in
また、特許文献2記載の従来例は、車両のドアハンドルに複数の静電容量センサを配列し、この静電容量センサ列に対するスワイプ方向により電動ドアを駆動するもので、車両に対して近距離から電動ドアを操作するために、従来例1に記載の従来例のように、遠隔操作に伴う安全性の問題は低いものの、電動ドアの操作に対する操作権限を認証できないために、悪戯等による電動ドアの操作を防ぐことができないという問題がある。
In the conventional example described in
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、操作安全性の高い車両の電動ドア制御装置の提供を目的とする。 The present invention has been made to eliminate the above drawbacks, and an object thereof is to provide an electric door control device for a vehicle with high operational safety.
本発明によれば上記目的は、
車両の電動ドア6を制御する車両の電動ドア制御装置であって、
RFIDパッシブタグ1と、
前記RFIDパッシブタグ1を認証可能なRFIDリーダ2に接続されるアンテナ3の複数を配列したアンテナ配列部4と、
前記アンテナ配列部4との近接した交信可能範囲内でのRFIDパッシブタグ1の移動経路を各アンテナ3でのRFIDパッシブタグ1の認証順序により検出し、車両の電動ドア6の操作権限についての車両に近接した位置においてなされる認証を通じて検出されたRFIDパッシブタグ1の移動パターンに予め割り当てられた作動信号を電動ドア6に出力して該電動ドア6の開閉動作を制御する制御部5と、
を有し、
かつ、錠操作用電子キー7と、
前記錠操作用電子キー7の認証が該錠操作用電子キー7との交信により成立したときに、施錠、あるいは解錠指令信号を前記電動ドア6に出力して該電動ドア6の施解錠動作を制御するキーレスエントリー制御部11とを有し、
前記RFIDパッシブタグ1は、錠操作用電子キー7と異なるIDを出力して該錠操作用電子キー7に取り付けられ、キーレスエントリー制御部11による認証可能対象から除外される車両の電動ドア制御装置を提供することにより達成される。
According to the present invention, the object is
An electric door control device for a vehicle for controlling the
RFID
The
The movement path of the RFID
I have a,
And the
When authentication of the lock operation
The RFID
本発明において、アンテナ配列部4は車両に配置されており、このアンテナ配列部4をRFIDパッシブタグ1により非接触状態で所定の軌跡でなぞると、アンテナ配列部4の各アンテナ3は、RFIDパッシブタグ1が交信範囲に入った順に該RFIDパッシブタグ1と交信を開始し、RFIDパッシブタグ1を認証する。
In the present invention, the
アンテナ配列部4の各アンテナ3に接続されているRFIDリーダ2が上記RFIDパッシブタグ1を認証可能である場合、換言すれば、RFIDパッシブタグ1が所定のIDを有している場合には、RFIDリーダ2は、対応アンテナ3における認証順序を決定することが可能になり、結果、RFIDパッシブタグ1の移動経路、方向を特定することができる。
When the
上記RFIDパッシブタグ1の移動経路、方向を検出した制御部5は、予め設定された「移動パターン」対「操作対象」、「動作内容」テーブルを検索し、移動パターンに合致する動作指令を対応する電子装置に出力する。操作対象には、電動ドア6が、また、動作内容は、電動ドア6の開閉選択が設定される。
The control unit 5 that detects the movement path and direction of the RFID
また、アンテナ配列部4は、アンテナ3を直線状に配置する以外、マトリクス状に配置することも可能であり、アンテナ3が直線状に配置される場合には、例えば、左から右へのRFIDパッシブタグ1の移動パターンに電動ドア6の開放、逆方向の移動パターンに閉塞を対応させることができ、平面的に配置された場合には、斜め方向、縦方向を加えた移動パターンにより動作内容を識別できる。
Further, the
さらに、RFIDパッシブタグ1を使用するために、特別な電源を必要とせず、小型のチップ形状のものも提供されているために、装置の小型化がきわめて容易である。
Further, since the RFID
以上のように、RFIDパッシブタグ1の動きを車両に配置されたアンテナ配列部4により検出して要求動作を決定する本発明において、RFIDパッシブタグ1との通信距離は比較的近距離であるために、車両の周辺を十分に見渡せる範囲で各電子装置を制御することとなり、死角位置における動作等を確実に防止することが可能になり、安全性を高めることができる。
As described above, in the present invention in which the movement of the RFID
また、RFIDパッシブタグ1の移動経路を制御信号として取り込むためには、該RFIDパッシブタグ1が設定されたRFIDリーダ2に対して認証される必要があるために、悪戯等によって不正に電子装置が操作されることが確実に防止される。
Further, in order to capture the movement path of the RFID
さらに、RFIDパッシブタグ1はアンテナ配列部4に対して非接触状態でID交換を行うことができるために、操作時に手を汚すことがない。
Furthermore, since the RFID
車両に既に導入されている認証システムに使用される錠操作用電子キー7に本発明のRFIDパッシブタグ1を付加することにより、該RFIDパッシブタグ1によって電動ドア6の開閉操作を行うことが可能になる。
By the Ruco be added RFID
電動ドア6の解錠操作が可能な錠操作用電子キー7に取り付けられたRFIDパッシブタグ1に電動ドア6の開閉操作機能を付加することにより、例えば、住居用の電子キーに使用されるRFIDタグと同一のIDを出力するRFIDタグを本発明のRFIDパッシブタグ1として錠操作用電子キー7に追加すると、本錠操作用電子キー7を使用して住居用の電動施錠装置の解錠操作に加え、車両の電動ドア6の開閉操作も可能にすることができる。
By adding a function for opening and closing the
また、RFIDパッシブタグ1は、前記電動ドア6を解錠操作する錠操作用電子キー7と異なるIDを出力して該錠操作用電子キー7に取り付けられることにより、当該RFIDパッシブタグ1を装着した錠操作用電子キー7の所持者にのみ、車両に標準で装備されているハンドル装置9への操作、あるいは錠操作用電子キー7による電動ドア6の開閉操作方法にオプションの電動ドア6開放操作方法を提供することが可能になる。
Also, R FID
この場合、
前記RFIDパッシブタグ1は前記錠操作用電子キー7に貼り付け可能なチップ形状に形成すると、利用者が好みで標準装備される錠操作用電子キー7のケース表面に貼り付けて使用することができるために、上記錠操作用電子キー7に何らの変更を加えることなく電動ドア制御装置用の電子キーを作ることができる。また、RFIDパッシブタグ1を着脱自在とすると、例えば、車両を知人等に貸し出す場合、RFIDパッシブタグ1によってのみ可能な操作を制限することができるために,利便性が向上する。
in this case,
If the RFID
上記RFIDパッシブタグ1には家屋の錠装置に対する操作権限を認証する認証部において認証可能なIDを出力するものを使用すると、錠操作用電子キー7を使用して家屋の錠装置の施解錠操作も行うことができる。
When the RFID
さらに、アンテナ配列部4は車両のドアパネル自体、あるいはアンテナ配列部4を保持する部材をドアパネルに固定して構成することができるが、電動ドア6を操作する操作ハンドル8に設けると、意匠的違和感が減少する。
なお、本発明によれば、
車両に装着される電子装置を制御する車両の電子部品制御装置であって、
RFIDパッシブタグ1と、
前記RFIDパッシブタグ1を認証可能なRFIDリーダ2に接続されるアンテナ3の複数を配列して車両に配置されるアンテナ配列部4と、
前記アンテナ配列部4との交信可能範囲内でのRFIDパッシブタグ1の移動経路を各アンテナ3でのRFIDパッシブタグ1の認証順序により検出し、検出されたRFIDパッシブタグ1の移動パターンに予め割り当てられた作動信号を所定の電子装置に出力して該電子装置の動作を制御する制御部5と、
を有する車両の電子部品制御装置や、
開閉位置間を駆動される車両の電動ドア6を開閉制御する車両の電動ドア制御装置であって、
RFIDパッシブタグ1と、
前記RFIDパッシブタグ1を認証可能なRFIDリーダ2に接続されるアンテナ3の複数を配列したアンテナ配列部4と、
前記アンテナ配列部4との交信可能範囲内でのRFIDパッシブタグ1の移動経路を各アンテナ3でのRFIDパッシブタグ1の認証順序により検出し、検出されたRFIDパッシブタグ1の移動パターンに予め割り当てられた作動信号を電動ドア6に出力して該電動ドア6の開閉動作を制御する制御部5と、
を有する車両の電動ドア制御装置を提供することも可能である。
Further, the
According to the present invention,
A vehicle electronic component control device for controlling an electronic device mounted on a vehicle,
RFID
An
The movement path of the RFID
An electronic component control device for a vehicle having
An electric door control device for a vehicle that controls opening and closing of an
RFID
An
The movement path of the RFID
It is also possible to provide an electric door control device for a vehicle having
本発明によれば、車両に近接した位置での操作を要求するために、操作安全性を高めることができる上に、直接車両に手を触れずに電子部品を制御することが可能となり、手を汚すことなく操作を行うことができる。 According to the present invention, since an operation at a position close to the vehicle is requested, it is possible to improve operational safety and to control electronic components without directly touching the vehicle. The operation can be performed without soiling.
図1に車両の電動スライドドア(電動ドア6)の開閉を制御する電動ドア制御装置として構成された本発明の実施の形態を示す。スライドドア6には該スライドドア6の開閉操作を行うためのハンドル装置9と、スライドドア6を施錠するためのドアロック装置10とが装着される。ハンドル装置9は、スライドドア6のパネルに固定されるハンドルベース10aに操作ハンドル8を連結して形成される。
FIG. 1 shows an embodiment of the present invention configured as an electric door control device that controls opening and closing of an electric slide door (electric door 6) of a vehicle. A
ドアロック装置10の施解錠操作を電子的に行うために、車両には利用者が所持する錠操作用電子キー7により操作可能なキーレスエントリー制御部11が配置される。錠操作用電子キー7はケース内に収容されるID送信部7aを有しており、ケースに配置される施解錠操作ボタン7bを押下操作すると、ID送信部7aから固有のID情報が出力される。
In order to electronically perform the locking / unlocking operation of the
錠操作用電子キー7から出力されるID情報が操作ハンドル8内に格納されたアンテナ11aに受信されると、キーレスエントリー制御部11は予め登録されたID情報と比較し、一致するとロック制御部12に施錠、あるいは解錠指令信号を出力し、ドアロック装置10を施解錠動作させる。
When the ID information output from the lock operation
また、キーレスエントリー制御部11は、ドアロック装置10に対する制御に加え、スライドドア6の開閉操作を制御可能であり、ハンドルベース10aに配置される操作ボタン10bを押下操作すると、アンテナ11aからID要求信号を錠操作用電子キー7に出力する。ID要求信号を受信した錠操作用電子キー7はID送信部7aからID情報を出力し、該ID情報に対するキーレスエントリー制御部11における認証が成立すると、ドアロック装置10が施錠状態で、スライドドア6が閉扉状態の時には,まず、ロック制御部12に解錠指令を出力してドアロック装置10を解錠状態に遷移させた後、ドア駆動制御部13にドア開扉指令を出力してドア駆動装置14のアクチュエータを駆動し、スライドドア6を開動作させる。
Further, the keyless
また、スライドドア6が開扉状態において上記操作ボタン10bを押下すると、キーレスエントリー制御部11は、ドア駆動制御部13にドア閉扉指令を出力してドア駆動装置14のアクチュエータを駆動し、スライドドア6を閉動作させた後、ロック制御部12に施錠指令を出力してドアロック装置10を施錠状態に駆動する。
When the
これに対し、本例による電動ドア制御装置は、上記キーレスエントリー制御部11に機能追加するために設けられ、ハンドル装置9の操作ハンドル8に設けられるアンテナ配列部4と、アンテナ配列部4の各アンテナ3に接続されるRFIDリーダ2と、操作制御部(制御部5)と、パターン格納部15と、RFIDパッシブタグ1とを有する。
On the other hand, the electric door control device according to the present example is provided to add a function to the keyless
RFIDパッシブタグ1はそれ自体駆動電源を要しないためにチップ状に形成され、上記錠操作用電子キー7に貼り付けられる。このRFIDパッシブタグ1は、上記RFIDリーダ2から出力されるリクエスト信号に応答してID情報を出力する。本例においてRFIDパッシブタグ1は、住居用の電気錠を施解錠操作する際に要求されるID情報を出力可能であり、住居用の電気錠を施解錠することができる。
Since the RFID
アンテナ配列部4は、複数個のアンテナ3により構成され、本例においては、車長方向に長い操作ハンドル8の長手方向両端位置に2個のアンテナ3を配置して構成される。各アンテナ3は、上述したキーレスエントリー制御部11により制御されるアンテナ11aと同様に操作ハンドル8内に収容される。
The
RFIDリーダ2は、上記アンテナ配列部4内のアンテナ3からリクエスト信号を出力した後、所定時間上記RFIDパッシブタグ1からの応答を待つ。RFIDリーダ2がRFIDパッシブタグ1からの応答信号を受信すると、応答信号に含まれるID情報を予め登録されたID情報と照合し、一致した場合、認証成立信号を出力する。
The
また、RFIDリーダ2は、アンテナ配列部4のいずれのアンテナ3が受信したID情報に対して認証が成立したかを識別することが可能であり、操作制御部5は所定時間内に認証成立したアンテナ3の順序を錠操作用電子キー7の移動パターンとして取得する。
Further, the
上記パターン格納部15は、操作制御部5により取得された移動パターンと制御内容を対応させたテーブルであり、操作制御部5は上記移動パターンを取得すると、パターン格納部15で取得した移動パターンを検索し、一致するパターンが検索されるとそれに対応する制御を実行する。
The
本例において、パターン格納部15には、スライドドア6の開方向、すなわち、車両先頭側から後方に向けた移動パターンに対してはスライドドア6の開放動作、閉方向、すなわち、車両後尾側から前方に向けた移動パターンに対してはスライドドア6の閉塞動作が割り当てられているが、これに加え、閉動作の場合には施錠動作を加えたり、あるいは、車両先頭側から後尾側への移動に次いで、再び車両先頭側へ復帰する往復移動パターンに対してグローブボックスへの解錠動作を割り当て、逆方向の往復移動パターンに対してグローブボックスの施錠動作を割り当てる等することができる。
In this example, the
図2(a)に以上のように構成される操作制御部5の動作フローを示す。まず、操作制御部5はスライドドア6の開閉状態を検出する開閉検出部(図示せず)の出力を監視しており(ステップS1)、開閉検出部が開扉状態を出力している場合、閉扉操作の検出に備えてアンテナ配列部4からリクエスト信号を出力し(ステップS2)、錠操作用電子キー7に貼られたRFIDパッシブタグ1との交信開始を待つ(ステップS3)。
FIG. 2A shows an operation flow of the operation control unit 5 configured as described above. First, the operation control unit 5 monitors the output of an open / close detection unit (not shown) that detects the open / close state of the slide door 6 (step S1), and when the open / close detection unit outputs the door open state, In preparation for the detection of the closing operation, a request signal is output from the antenna arrangement unit 4 (step S2), and the start of communication with the RFID
これに対し、ステップS1において閉扉状態が検出されている場合には、上記キーレスエントリー制御部11により解錠操作が行われるのを待って(ステップS11)、リクエスト信号を出力する。
On the other hand, when the closed state is detected in step S1, the keyless
ステップS3においてRFIDパッシブタグ1との交信が確認されると、タイマを起動して(ステップS4)、アンテナ配列部4におけるRFIDパッシブタグ1の認証状態を時系列で記録し、所定時間経過した後(ステップS5)、この間の記録から移動パターンを特定する(ステップS6)。
When communication with the RFID
ステップS6において特定された移動パターンはパターン格納部15内で検索され(ステップS7)、一致するパターンが存在する場合には(ステップS8)、キーレスエントリー制御部11からの制御信号が出力されているか否かを検出する(ステップS9)。ステップS8において一致パターンが検出されなかった場合には、適宜のエラー信号を出力した後(ステップS81)、再試行を促す。エラー信号には、錠操作用電子キー7の車内への置き忘れ時等に発呼されるブザー等が使用できる。
The movement pattern specified in step S6 is searched in the pattern storage unit 15 (step S7). If there is a matching pattern (step S8), is the control signal from the keyless
ステップS9においてキーレスエントリー制御部11からの制御信号が出力されていない場合には、電動ドア制御装置による操作制御部5を経由した制御とキーレスエントリー制御部11経由の制御とがバッティングする虞がないために、直ちに制御信号を生成して移動パターンに対応する制御内容を実行する(ステップS10)。これに対し、キーレスエントリー制御部11から制御信号が出力されており、さらにこの制御内容と電動ドア制御装置による操作制御部5を経由した制御内容がバッティングする場合には(ステップS91)、双方の制御を行うことなく、エラー信号を出力して(ステップS81)再トライを促す。
When the control signal from the keyless
なお、以上においては、電動ドア制御装置における制御をスライドドア6の開閉操作に限る場合を示したが、ドアロック装置10における施解錠動作を制御対象に加えて構成することもできる。この場合、図3に示すように、操作制御部5からの制御信号は、キーレスエントリー制御部11からの制御信号と同様にロック制御部12とドア駆動制御部13とを制御することが可能であり、パターン格納部15には、施解錠のための移動パターンが登録される。
In the above, the case where the control in the electric door control device is limited to the opening / closing operation of the
この場合、操作制御部5は、図2(b)に示すように、錠操作キーとキーレスエントリー制御部11との交信の開始をリクエスト信号の送信開始条件とし(ステップT1)、この後、ステップS2以下を実行することができる。
In this case, as shown in FIG. 2B, the operation control unit 5 sets the start of communication between the lock operation key and the keyless
なお、以上においては、アンテナ配列部4が、操作対象となるスライドドア6の操作ハンドル8に複数個のアンテナ3を内蔵する例を示したが、アンテナ配列部4のアンテナ3の一部は操作ハンドル以外、例えば、フロント操作ハンドルやサイドドアミラー、ドアサイドパネルに配置することができる。図4に示すようにフロントドア6’に配置されるハンドル装置9’の操作ハンドル8’に複数個のアンテナ3で構成されるアンテナ配列部4の1部のアンテナ3’を設けるように構成することが可能である。このように複数個のアンテナ3をより隔離した位置に配置させたことにより、アンテナ3の認証順序をより正確に取得することが可能になる。
In the above description, an example in which the
1 RFIDパッシブタグ
2 RFIDリーダ
3 アンテナ
4 アンテナ配列部
5 制御部
6 電動ドア
7 錠操作用電子キー
8 操作ハンドル
DESCRIPTION OF
Claims (4)
RFIDパッシブタグと、
前記RFIDパッシブタグを認証可能なRFIDリーダに接続されるアンテナの複数を配列したアンテナ配列部と、
前記アンテナ配列部との近接した交信可能範囲内でのRFIDパッシブタグの移動経路を各アンテナでのRFIDパッシブタグの認証順序により検出し、車両の電動ドアの操作権限についての車両に近接した位置においてなされる認証を通じて検出されたRFIDパッシブタグの移動パターンに予め割り当てられた作動信号を電動ドアに出力して該電動ドアの開閉動作を制御する制御部と、
を有し、
かつ、錠操作用電子キーと、
前記錠操作用電子キーの認証が該錠操作用電子キーとの交信により成立したときに、施錠、あるいは解錠指令信号を前記電動ドアに出力して該電動ドアの施解錠動作を制御するキーレスエントリー制御部とを有し、
前記RFIDパッシブタグは、錠操作用電子キーと異なるIDを出力して該錠操作用電子キーに取り付けられ、キーレスエントリー制御部による認証可能対象から除外される車両の電動ドア制御装置。 Control the electric door of the vehicle is an electric door control device for a vehicle,
RFID passive tag,
An antenna arrangement section in which a plurality of antennas connected to an RFID reader capable of authenticating the RFID passive tag are arranged;
The movement path of the RFID passive tag within the communicable range close to the antenna arrangement part is detected by the authentication order of the RFID passive tag at each antenna, and at the position close to the vehicle regarding the operation authority of the electric door of the vehicle A control unit for controlling the opening / closing operation of the electric door by outputting an operation signal pre-assigned to the movement pattern of the RFID passive tag detected through authentication made to the electric door;
I have a,
And electronic key for lock operation,
When the authentication of the lock operation electronic key is established by communication with the lock operation electronic key, the lockless or unlocking command signal is output to the electric door to control the unlocking operation of the electric door. An entry control unit,
The RFID passive tag is an electric door control device for a vehicle that outputs an ID different from the electronic key for lock operation, is attached to the electronic key for lock operation, and is excluded from an object that can be authenticated by the keyless entry control unit .
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