JP5914973B2 - 透過膜の阻止率向上方法及び阻止率向上処理剤 - Google Patents
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Description
(5) タンニン酸にポリビニルメチルエーテル(PVME)を添加してRO膜の阻止率を向上させる(非特許文献5)。薬剤の使用濃度がそれぞれ10ppm以上と高い。脱塩率は65%を90%まで回復させているが、透過流束の低下は35%、84%を95%に回復させた場合の透過流束の低下は4%である。持続性が低く、新膜98.5%→修復直後99.2%→190時間後98.7%である。
請求項2の透過膜の阻止率向上方法は、請求項1において、前記アミノ基(−NH 2 )を有する分子量1000以下の化合物が、ベンゼン骨格とアミノ基を有する芳香族アミノ化合物、ベンゼン骨格と2つ以上のアミノ基とアミノ基の数より少ないカルボキシル基を有する芳香族アミノカルボン酸化合物、炭素数1〜20の直鎖又は分岐の炭化水素基と1個又は複数のアミノ基を有する脂肪族アミノ化合物、直鎖又は分岐の炭素数1〜20の炭化水素基にアミノ基と水酸基を有する脂肪族アミノアルコール、複素環とアミノ基を有する複素環アミノ化合物、アミノ酸化合物、ペプチドあるいはその誘導体より選ばれることを特徴とするものである。
請求項9の透過膜の阻止率向上剤は、請求項8において、前記アミノ基(−NH 2 )を有する分子量1000以下の化合物が、ベンゼン骨格とアミノ基を有する芳香族アミノ化合物、ベンゼン骨格と2つ以上のアミノ基とアミノ基の数より少ないカルボキシル基を有する芳香族アミノカルボン酸化合物、炭素数1〜20の直鎖又は分岐の炭化水素基と1個又は複数のアミノ基を有する脂肪族アミノ化合物、直鎖又は分岐の炭素数1〜20の炭化水素基にアミノ基と水酸基を有する脂肪族アミノアルコール、複素環とアミノ基を有する複素環アミノ化合物、アミノ酸化合物、ペプチドあるいはその誘導体より選ばれることを特徴とするものである。
本発明の透過膜の阻止率向上方法は、分子量1000以下の低分子量アミノ化合物を含む水溶液(アミノ処理水。なお、pH7以下のものを除く。)を透過膜に通水するアミノ処理工程を有する。
本発明において、アミノ処理工程で用いるアミノ化合物は、アミノ基を有し、分子量1000以下の比較的低分子量のものであり、特に制限はないが、例えば、次のようなものが挙げられる。
・ 芳香族アミノカルボン酸化合物:例えば、3,5−ジアミノ安息香酸、3,4−ジアミノ安息香酸、2,4−ジアミノ安息香酸、2,5−ジアミノ安息香酸、2,4,6−トリアミノ安息香酸などのベンゼン骨格と2つ以上のアミノ基とアミノ基の数より少ないカルボキシル基を有するもの。
本発明の透過膜の阻止率向上方法は、ナノ濾過膜、RO膜等の選択性透過膜に対して好適に適用される。ナノ濾過膜は、粒径が約2nm程度の粒子や高分子を阻止する液体分離膜である。ナノ濾過膜の膜構造としては、セラミック膜などの無機膜、非対称膜、複合膜、荷電膜などの高分子膜などを挙げることができる。RO膜は、膜を介する溶液間の浸透圧差以上の圧力を高濃度側にかけて、溶質を阻止し、溶媒を透過する液体分離膜である。RO膜の膜構造としては、非対称膜、複合膜などの高分子膜などを挙げることができる。本発明の透過膜の阻止率向上方法を適用するナノ濾過膜又はRO膜の素材としては、例えば、芳香族系ポリアミド、脂肪族系ポリアミド、これらの複合材などのポリアミド系素材、酢酸セルロースなどのセルロース系素材などを挙げることができる。これらの中で、芳香族系ポリアミド素材の透過膜であって、劣化することによりC−N結合の分断でカルボキシル基を多く生成する膜に、本発明の透過膜の阻止率向上方法を特に好適に適用することができる。
本発明の透過膜により、被処理水を透過させて透過膜処理を行う本発明の水処理方法では、透過膜の透過流束を高くした状態で阻止率が向上し、かつその高い状態を長く維持することができ、これにより有機物等の除去対象物質の除去効果が高く、長期間にわたって安定処理が可能である。被処理水の供給、透過の操作は通常の透過膜処理と同様に行うことができるが、カルシウムやマグネシウムなどの硬度成分を含有する被処理水を処理する場合は、原水に分散剤、スケール防止剤、その他の薬剤を添加してもよい。処理対象とする被処理水は特に限定されるものではないが、有機物含有水に好適に用いることができ、例えばTOC=0.01〜100mg/L、好ましくは0.1〜30mg/L程度の有機物含有水の処理に好適に用いられる。このような有機物含有水としては電子デバイス製造工場排水、輸送機械製造工場排水、有機合成工場排水又は印刷製版・塗装工場排水など、あるいはそれらの一次処理水など挙げることができるが、これらに限定されない。
[比較例1]
以下の条件で被処理水を図2に示す平膜試験装置に通水した。
被処理水:NaCl 500mg/L、IPA 100mg/L
運転圧力:0.75 MPa
温度:24℃±2℃
pH:7.5(水酸化ナトリウム水溶液で調整)
比較例1の条件で通水を行い劣化状態を確認した後、被処理水にタンニン酸(シグマ・アルドリッチ社製403040−50G)0.5mg/L添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpH7.5に調整したものを被処理水とすること以外は比較例1の条件で通水を行った。
比較例1の条件で通水を行い劣化状態を確認した後、被処理水にミモザ(大日本製薬製)0.5mg/L添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpH7.5に調整したものを被処理水とすること以外は比較例1の条件で通水を行った。
比較例1の条件で通水を行い劣化状態を確認した後、被処理水にポリオキシエチレン(10)オレイルエーテル(和光純薬製)0.5mg/L添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpH7.5に調整したものを被処理水として2時間通水すること以外は比較例1の条件で通水を行った。
比較例1の条件で通水を行い劣化状態を確認した後、被処理水にポリエチレングリコール(分子量4000、和光純薬製)1mg/L添加したものを被処理水として2時間通水し、被処理水にポリオキシエチレン(10)オレイルエーテル(和光純薬製)0.5mg/L添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpH7.5に調整したものを被処理水としてさらに1時間通水すること以外は比較例1の条件で通水を行った。
比較例1の条件で通水を行い劣化状態を確認した後、被処理水にポリビニルアミジン5mg/L添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpH7.5に調整したものを被処理水として2時間通水し、被処理水にポリスチレンスルホン酸5mg/L添加したものを被処理水として2時間通水すること以外は比較例1の条件で通水を行った。
比較例1の条件で通水を行い劣化状態を確認した後、被処理水にアルギニンを10mg/L添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpH7.5に調整したものを被処理水とすること以外は比較例1の条件で通水を行った。
比較例1の条件で通水を行い劣化状態を確認した後、被処理水にアルギニンを2mg/L添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpH7.5に調整したものを被処理水とすること以外は比較例1の条件で通水を行った。
比較例1の条件で通水を行い劣化状態を確認した後、被処理水にアルギニンを2mg/L、アスパルテーム1mg/L添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpH7.5に調整したものを被処理水とすること以外は比較例1の条件で通水を行った。
比較例1の条件で通水を行い劣化状態を確認した後、被処理水にアルギニンを2mg/L、アスパルテーム1mg/L添加、タンニン酸(シグマ・アルドリッチ社製403040−50G)0.5mg/L添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpH7.5に調整したものを被処理水として24時間通水すること以外は比較例1の条件で通水を行った。
比較例1の条件で通水を行い劣化状態を確認した後、被処理水にアルギニンを2mg/L、アスパルテーム1mg/L添加、ミモザ(大日本製薬製)0.5mg/L添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpH7.5に調整したものを被処理水として24時間通水すること以外は比較例1の条件で通水を行った。
比較例1の条件で通水を行い劣化状態を確認した後、被処理水にアルギニンを2mg/L、アスパルテーム1mg/L添加、ケブラチョ(大日本製薬製)0.5mg/L添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpH7.5に調整したものを被処理水として24時間通水すること以外は比較例1の条件で通水を行った。
脱塩率[%]=(1−透過液の導電率[mS/m]/濃縮液の導電率[mS/m])×100
IPA除去率[%]=(1−透過液のTOC[mg/L]/濃縮液のTOC[mg/L])×100
また、阻止率向上効率を以下の式で定義した。
表1に結果を示す。本発明では、阻止率向上効率、特にIPA除去率の向上効率が非常に高いことが分かる。
次の条件で被処理水を図2に示す平膜試験装置に通水した。
劣化膜:日東電工社製超低圧逆浸透膜ES20を、次亜塩素酸ナトリウム(遊離塩素1mg/L)を含む溶液に30時間浸漬して加速劣化させたもの。
被処理水:NaCl 500mg/L、IPA 100mg/L
運転圧力:0.75 MPa
温度:24℃±2℃
pH:7.2(水酸化ナトリウム水溶液で調整)
比較例7の条件で通水を行い劣化状態を確認した後、被処理水にタンニン酸(シグマ・アルドリッチ社製403040−50G)0.5mg/L添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpH7.2に調整したものを被処理水とすること以外は比較例7の条件で通水を行った。
比較例7の条件で通水を行い劣化状態を確認した後、被処理水にアルギニンを2mg/L、アスパルテーム1mg/L添加、タンニン酸(シグマ・アルドリッチ社製403040−50G)1mg/L添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpH7.2に調整したものを被処理水として24時間通水すること以外は試験方法2の条件で通水を行った。
下記条件で被処理水を図2に示す平膜試験装置に通水した。
被処理水:NaCl30000mg/L、ホウ素7mg/L(ホウ酸として添加)
運転圧力:6MPa
温度:24℃±2℃
pH:8(水酸化ナトリウム水溶液で調整)
被処理水にポリビニルアミジン5mg/L添加したものを被処理水として2時間通水し、被処理水にポリスチレンスルホン酸5mg/L添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpH8に調整したものを被処理水として2時間通水すること以外は比較例9の条件で通水を行った。
被処理水にアルギニンを2mg/L、アスパルテーム1mg/L添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpH8に調整したものを被処理水とすること以外は比較例9の条件で通水を行った。
被処理水にアルギニンを2mg/L、アスパルテーム1mg/L添加、タンニン酸(シグマ・アルドリッチ社製403040−50G)0.5mg/L添加し、水酸化ナトリウム水溶液でpH8に調整したものを被処理水とすること以外は比較例9の条件で通水を行った。
1A 原水室
1B 透過水室
2 平膜セル
3 スターラー
Claims (9)
- アミノ基(−NH 2 )を有する分子量1000以下の化合物を含む水溶液(pH7以下のものを除く)を、劣化したポリアミド素材の透過膜に通水する工程を有する透過膜の阻止率向上方法であって、該アミノ基(−NH 2 )を有する分子量1000以下の化合物として、分子量や骨格構造の異なる化合物を2種以上併用する方法であり、該分子量の異なる2種以上の化合物の併用が分子量60〜300の化合物と分子量200〜1000の化合物との併用であることを特徴とする透過膜の阻止率向上方法。
- 請求項1において、前記アミノ基(−NH 2 )を有する分子量1000以下の化合物が、ベンゼン骨格とアミノ基を有する芳香族アミノ化合物、ベンゼン骨格と2つ以上のアミノ基とアミノ基の数より少ないカルボキシル基を有する芳香族アミノカルボン酸化合物、炭素数1〜20の直鎖又は分岐の炭化水素基と1個又は複数のアミノ基を有する脂肪族アミノ化合物、直鎖又は分岐の炭素数1〜20の炭化水素基にアミノ基と水酸基を有する脂肪族アミノアルコール、複素環とアミノ基を有する複素環アミノ化合物、アミノ酸化合物、ペプチドあるいはその誘導体より選ばれることを特徴とする透過膜の阻止率向上方法。
- 請求項1又は2において、前記アミノ基(−NH 2 )を有する化合物の少なくとも1種が塩基性アミノ酸であることを特徴とする透過膜の阻止率向上方法。
- 請求項1又は2において、前記アミノ基(−NH 2 )を有する化合物の少なくとも1種がアスパルテーム又はその誘導体であることを特徴とする透過膜の阻止率向上方法。
- 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記水溶液がさらに分子量1000以上、10000以下のカルボキシル基、アミノ基、又はヒドロキシル基を有する化合物を含有することを特徴とする透過膜の阻止率向上方法。
- 請求項5において、分子量1000以上、10000以下のカルボキシル基、アミノ基、又はヒドロキシル基を有する化合物がタンニン酸又はアミノ酸の重合物であることを特徴とする透過膜の阻止率向上方法。
- 請求項1ないし6のいずれか1項において、前記水溶液が含有する各化合物の各成分の濃度が、それぞれ10mg/L以下であることを特徴とする透過膜の阻止率向上方法。
- アミノ基(−NH 2 )を有する分子量1000以下の化合物を1種以上含み、分子量1000以上、10000以下のカルボキシル基、アミノ基、あるいはヒドロキシル基を有する化合物を1種以上含む、劣化したポリアミド素材の透過膜の阻止率向上剤であって、該アミノ基(−NH 2 )を有する分子量1000以下の化合物として、分子量や骨格構造の異なる化合物を2種以上含み、該分子量の異なる2種以上の化合物を含む阻止率向上剤は、分子量60〜300の化合物と分子量200〜1000の化合物を含むことを特徴とする透過膜の阻止率向上剤。
- 請求項8において、前記アミノ基(−NH 2 )を有する分子量1000以下の化合物が、ベンゼン骨格とアミノ基を有する芳香族アミノ化合物、ベンゼン骨格と2つ以上のアミノ基とアミノ基の数より少ないカルボキシル基を有する芳香族アミノカルボン酸化合物、炭素数1〜20の直鎖又は分岐の炭化水素基と1個又は複数のアミノ基を有する脂肪族アミノ化合物、直鎖又は分岐の炭素数1〜20の炭化水素基にアミノ基と水酸基を有する脂肪族アミノアルコール、複素環とアミノ基を有する複素環アミノ化合物、アミノ酸化合物、ペプチドあるいはその誘導体より選ばれることを特徴とする透過膜の阻止率向上剤。
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