JP5857784B2 - Vehicle wheel - Google Patents
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Description
本発明は、車両用ホイールに関する。 The present invention relates to a vehicle wheel.
従来からタイヤを保持するホイールが公知である(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, a wheel for holding a tire is known (see, for example, Patent Document 1).
この特許文献1に記載されたホイールは、ホイール本体と、該ホイール本体の車外側に装着されたホイールキャップとから構成されている。ホイール本体は、タイヤを保持するリム部と、車軸に支持されるハブ部と、これらのリム部およびハブ部を連結する連結部とからなり、連結部には通気孔が形成されている。また、ホイールキャップには、通気部および環状のガイド面が形成されている。
The wheel described in
車両走行時には、ホイール本体の通気孔を介して車外方向へ空気が流れ、ホイールキャップの通気部からガイド面に沿って流れる。 When the vehicle travels, air flows outward through the air holes of the wheel body, and flows along the guide surface from the airflow of the wheel cap.
しかしながら、前記特許文献1に記載のホイールでは、ホイールキャップによって空力性能を向上させる構成になっているため、ホイールの外観上の見栄えが低下する問題があった。また、ホイールキャップによって部品点数が増えるため、製品コストが高くなるという問題があった。
However, the wheel described in
そこで、本発明は、高い空力性能および低コストを維持しつつ、外観上の見栄えが高い車両用ホイールを提供することを目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a vehicle wheel having a high appearance in appearance while maintaining high aerodynamic performance and low cost.
本発明に係る車両用ホイールは、車両への装着状態における車内側に配置されるリムと、該リムと別体に構成され、前記リムの車外側に接合されるディスクとを備えている。前記ディスクにおける径方向外側に環状の周縁部を配置し、この周縁部における車外側の車外周縁部の表面を平坦に形成している。また、前記リムの車外側の端部を前記ディスクの周縁部の車内側に接合することによって、これらのリムの端部とディスクの周縁部とで第1閉断面部を形成している。
さらに、前記ディスクの車外周縁部における径方向外側端に、車内側に向けて延在する第1の突起部を形成し、前記リムの車外側の端部が径方向外側に屈曲するフランジ部を形成する。前記フランジ部の径方向外側及び車外側を、前記第1の突起部の径方向内側及び前記車外周縁部の車内側にそれぞれ突き合わせると共に、前記各突き合わせ部分において、前記第1の突起部の車内端と前記フランジ部の車内端とを面一に配置した状態で、前記リムのフランジ部を、前記第1の突起部及び前記車外周縁部に接合している。
The vehicle wheel according to the present invention includes a rim disposed on the vehicle inner side when mounted on the vehicle, and a disk configured separately from the rim and joined to the vehicle outer side of the rim. An annular peripheral portion is disposed on the outer side in the radial direction of the disk, and the surface of the outer peripheral peripheral portion on the vehicle outer side at the peripheral portion is formed flat. Further, by joining the end of the rim on the vehicle outer side to the vehicle inner side of the peripheral edge of the disk, the end of the rim and the peripheral edge of the disk form a first closed cross section.
Further, a first protrusion that extends toward the inside of the vehicle is formed at a radially outer end of the outer peripheral edge of the disk, and a flange portion at which the outer end of the rim is bent radially outward is formed. Form. The radially outer side and the vehicle outer side of the flange part are respectively butted against the radially inner side of the first projecting part and the vehicle inner side of the outer peripheral edge part of the first projecting part. The flange portion of the rim is joined to the first protrusion and the outer peripheral edge of the rim in a state where the end and the inner end of the flange portion are flush with each other.
本発明に係る車両用ホイールによれば、周縁部における車外周縁部の表面を平坦に形成しているため、車両走行時の空気抵抗が低下して高い空力性能を得ることができる。また、ホイールキャップがないため、外観上の見栄えが向上すると共に、重量の軽減化による航続距離の向上を図ることができる。
さらに、第1の突起部の車内端とフランジ部の車内端とを面一に配置しているため、接合強度が高い摩擦攪拌接合によって、第1の突起部とフランジ部とを効率的に接合することができる。
According to the vehicle wheel according to the present invention, the surface of the outer periphery of the vehicle at the periphery is formed flat, so that the air resistance during vehicle travel is reduced and high aerodynamic performance can be obtained. In addition, since there is no wheel cap, appearance can be improved and cruising distance can be improved by reducing weight.
Furthermore, since the inner end of the first protrusion and the inner end of the flange portion are flush with each other, the first protrusion and the flange portion are efficiently joined by friction stir welding with high joint strength. can do.
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。なお、以下においては、車外側とは、車両用ホイールを装着した状態における車幅方向外側を示し、車内側とは車幅方向内側を示す。また、径方向外側とは、径方向中心から離間する方向を示し、径方向内側とは、径方向中心に向かう方向を示す。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the following, the vehicle outer side refers to the vehicle width direction outer side in a state where the vehicle wheel is mounted, and the vehicle inner side refers to the vehicle width direction inner side. Further, the radially outer side indicates a direction away from the radial center, and the radial inner side indicates a direction toward the radial center.
[第1実施形態]
図1,2に示すように、本実施形態による車両用ホイール1は、車両への装着状態における車内側に配置されるリム3と、該リム3と別体に構成され、前記リム3の車外側に接合されるディスク5とを備えている。
[First embodiment]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
前記リム3は、幅方向中央部に配置されたベース部7と、該ベース部7の幅方向両側に配置されたビードシート9,11と、該ビードシート11の車内側端部に配置されて径方向外側に向けて立設された耳部13とから形成されている。前記ビードシート9,11には、図外のタイヤのビード部が嵌め込まれ、耳部13によってビード部の幅方向外側を支持する。
The rim 3 is disposed at a base portion 7 disposed at a central portion in the width direction,
前記ディスク5は、図1に示すように、径方向中央部に配設されたハブ部15と、該ハブ部15から径方向外側に向けて直線状に延在するスポーク部17と、径方向外側の端部に設けられて周方向に沿って円環状に形成された周縁部19とを有する。前記スポーク部17は、ハブ部15と周縁部19とを連結しており、周方向に沿って等間隔で5本設けられている。前記ハブ部15は、図外の車軸側のハブに挿入および支持されるハブ穴21を有する。なお、ハブ穴21の中心となる径方向中心Cを挟んで、一方側の径方向外側端23から他方側の径方向外側端25までのディスク5の直径は寸法Dである。また、スポーク部17における径方向内側端部には、ハブ側のボルト27が締結されている。なお、図2に示すように、前記ディスク5の周縁部19の径方向に沿った径方向長さはLである。ここで、寸法DとLとの関係は、0.1D≦2L≦0.2Dとなるように設定されている。
As shown in FIG. 1, the disk 5 includes a
図3に示すように、ディスク5の周縁部19は、車外側に配置されて径方向に沿って延在する車外周縁部31と、該車外周縁部31の径方向外側端から車内側に向けて延在する第1の突起部33と、車外周縁部31の径方向内側端から車内側に向けて延在する第2の突起部35と、が一体に形成されてなる。前記車外周縁部31および第2の突起部35の表面31a,35aは、平坦に形成されている。ここで、「平坦」とは、エッチングやレーザー刻印等で表面に模様を形成する浅い凹凸等、または、装飾目的の浅い凹凸等も含むものとする。
As shown in FIG. 3, the
一方、リム3のベース部7における車外側端部37は平坦に形成され、この車外側端部37の端縁39から径方向外側へ斜めに向けて屈曲部41が形成されている。また、屈曲部41における径方向外側端から車外側に向けてビードシート9が形成され、該ビードシート9における車外側の端縁から径方向外側に向けて屈曲するフランジ部43が形成されている。このフランジ部43は、ディスク5の第1の突起部33における径方向内側33aとディスク5の車外周縁部31の車内側31bに突き当てられている。これらの屈曲部41、ビードシート9およびフランジ部43によってリム3の端部が構成されている。
On the other hand, the vehicle outer
ここで、前記第1の突起部33の車内端33bとフランジ部43の車内端43aとを面一に配置した状態で、リム3のフランジ部43の径方向外側43aは、摩擦攪拌接合(FSW)によってディスク5の第1の突起部33における径方向内側33aに接合されている。なお、リム3のフランジ部43の車外側43bを摩擦攪拌接合によってディスク5の車外周縁部31の車内側31bに接合させても良い。この摩擦攪拌接合は、円柱状の工具45を回転させつつ、第1の突起部33の車内端33bとフランジ部43の車内端43aとに工具45を押し当てて摩擦による熱を発生させることで接合を行うものである。なお、この接合は、摩擦攪拌接合に限定されず、MIG溶接等のアーク溶接による接合でも良い。
Here, in a state where the vehicle
また、ディスク5の第2の突起部35の車内端は、斜めに面取りされた面取部47に形成され、リム3のベース部7における車外側端部の端縁も、斜めに切り欠かれた切欠部49に形成されている。そして、ディスク5の第2の突起部35の面取部47がリム3のベース部7における切欠部49に突き合わせている。この突き合わせ部分において、前記第2の突起部35の径方向内側面35aとリム3のベース部7における車外側端部の径方向内側面37aとを面一に配置した状態で、前記ディスク5の第2の突起部35の面取部47はリム3のベース部7における切欠部49に摩擦攪拌接合によって接合されている。なお、この接合は、摩擦攪拌接合に限定されず、MIG溶接等のアーク溶接による接合でも良い。
Further, the inner end of the
さらに、前記第2の突起部35は、車外周縁部31に対して略直交して延設されており、周縁部19とリム3の端部とによって第1閉断面部S1が形成されている。即ち、本実施形態では、前記周縁部19を前記ディスク5の径方向外側の端部に配置すると共に、前記第1閉断面部S1を、この周縁部19の車内側に配置している。具体的には、第1閉断面部S1は、リム3の屈曲部41、ビードシート9およびフランジ部43と、ディスク5の車外周縁部31および第2の突起部35と、によって画成された部位である。なお、本実施形態においては、第2の突起部35が車外周縁部31に対して略直交して延設されているため、第1閉断面部S1の容積を大きく設定することができる。
Further, the second projecting
なお、ディスク5の材質として、マグネシウムまたはアルミニウムの鋳造材、鍛造材、ダイカスト材が好ましい。また、リム3の材質として、マグネシウムまたはアルミニウムの鋳造材、展伸材が好ましい。ディスク5が鍛造材でリム3が展伸材の場合、軽量化の効果が大きくなる。また、ディスク5がダイカスト材の場合、生産性が高くなり、製造コストが安価になる。 The material of the disk 5 is preferably magnesium or aluminum casting, forging, or die casting. Further, as the material of the rim 3, a cast material or wrought material of magnesium or aluminum is preferable. When the disk 5 is a forged material and the rim 3 is a wrought material, the effect of reducing the weight is increased. Further, when the disk 5 is a die-cast material, the productivity is increased and the manufacturing cost is reduced.
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。 Below, the effect by this embodiment is demonstrated.
(1)本実施形態による車両用ホイール1は、車両への装着状態における車内側に配置されるリム3と、該リム3と別体に構成され、前記リム3の車外側に接合されるディスク5とを備えている。
(1) A
前記ディスク5の径方向外側に配置されて環状に形成された周縁部19における車外側の車外周縁部31の表面31aを平坦に形成する一方、前記リム3の車外側の端部を前記ディスクの周縁部19の裏面31bに接合すると共に、これらのリム3の端部とディスク5の周縁部19とによって第1閉断面部S1を形成している。
A
このように、車外周縁部31の表面31aを平坦に形成したため、車両走行時における空気抵抗が小さくなり、航続距離が向上する。また、カバーを使用しないため、外観上の見栄えが向上する。そして、第1閉断面部S1を形成したため、車両用ホイール1の重量が小さくなり、航続距離が更に向上する。なお、第1閉断面部S1によって周縁部19の剛性が向上するため、静粛性が得られる。
Thus, since the
(2)前記周縁部19を前記ディスク5の径方向外側の端部に配置すると共に、前記第1閉断面部S1を、この周縁部19の車内側に配置している。
(2) The
従って、第1閉断面部S1が車両用ホイール1における最も径方向外側の部位に配置されるため、第1閉断面部S1の容積が大きくなる。よって、前述した車両用ホイール1の重量の軽減化、および、周縁部19の剛性の向上の効果が更に大きくなる。
Therefore, since the first closed cross-section portion S1 is disposed at the most radially outer portion of the
(3)前記ディスク5の車外周縁部31における径方向外側端に、車内側に向けて延在する第1の突起部33を形成し、該第1の突起部33に、前記リム3の車外側の端部を径方向外側に屈曲させたフランジ部43を突き合わせると共に、この突き合わせ部分において、前記第1の突起部33の車内端33bとフランジ部43の車内端43aとを面一に配置した状態で、前記リム3のフランジ部43を、前記第1の突起部33に接合している。
(3) A
このように、前記第1の突起部33の車内端33bとフランジ部43の車内端43aとを面一に配置しているため、接合強度が高い摩擦攪拌接合によって、第1の突起部33とフランジ部43とを効率的に接合することができる。
Thus, since the vehicle
(4)前記ディスク5の車外周縁部における径方向内側端に、車内側に向けて延在する第2の突起部35を形成し、該第2の突起部35の車内端を前記リム3のベース部7に突き合わせると共に、この突き合わせ部分において、前記第2の突起部35の径方向内側面35aとリム3のベース部7の径方向内側面37aとを面一に配置した状態で、前記ディスク5の第2の突起部35をリム3のベース部7に接合している。
(4) A
このように、第2の突起部35の径方向内側面35aとリム3のベース部7の径方向内側面37aとを面一に配置しているため、接合強度が高い摩擦攪拌接合によって、第2の突起部35とリム3のベース部7とを効率的に接合することができる。
As described above, the radially
(5)前記ディスク5の周縁部19の径方向に沿った径方向長さをL、前記ディスク5の径方向中心Cを挟んで一方の径方向外側端23と他方の径方向外側端25とを結ぶディスク直径をDとしたときに、0.1D≦2L≦0.2Dとなるように設定している。即ち、径方向長さLの2倍の長さは、ディスク直径Dの10%以上で、かつ、20%以下である。
(5) The radial length along the radial direction of the
10%未満の場合は、前記第1閉断面部S1の容積が小さくなり、車両用ホイール1の重量が大きくなるため、航続距離が低下する。一方、20%よりも大きい場合は、Cd値の向上率が低くなり、航続距離の向上にあまり寄与しない。
If it is less than 10%, the volume of the first closed cross section S1 is reduced and the weight of the
[第2実施形態]
次いで、本発明の第2実施形態について説明する。ただし、第1実施形態と同一構造の部位には同一符号を付けて説明を省略する。
[Second Embodiment]
Next, a second embodiment of the present invention will be described. However, parts having the same structure as in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
本実施形態による車両用ホイール51では、ディスク55のスポーク部に第2閉断面部を形成した点が第1実施形態と異なる。
The
図4に示すように、ディスクの周縁部の車内側には、第1閉断面部S1が形成され、スポーク部57には、径方向のほぼ全長に亘って延在する第2閉断面部S2が形成されている。この第2閉断面部S2は、第1閉断面部S1に連通されている。なお、図4では、便宜上、第1閉断面部S1と第2閉断面部S2との間に破線を記載している。
As shown in FIG. 4, a first closed cross-section S1 is formed on the inner side of the peripheral edge of the disc, and a second closed cross-section S2 that extends over substantially the entire length in the radial direction is formed on the
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。 Below, the effect by this embodiment is demonstrated.
(1)前記ディスク55は、前記周縁部19と、径方向中央部に配置されたハブ部15と、径方向に沿って延在し、これらの周縁部19およびハブ部15を連結するスポーク部57とを有し、該スポーク部57に第2閉断面部S2を形成している。
(1) The
このように、スポーク部57に第2閉断面部S2を形成することにより、車両用ホイール51の重量の軽減化、および、周縁部19の剛性の向上の効果が更に大きくなる。
In this manner, by forming the second closed cross-section portion S2 in the
[実施例]
次に、本発明を実施例を通して更に具体的に説明する。
[Example]
Next, the present invention will be described more specifically through examples.
図5のグラフは、横軸にディスク直径に対する周縁部の径方向長さの比率を示し、縦軸に車輪の空気抵抗係数Cd値の変化率を示している。具体的には、横軸は、2L/D×100(%)を示す。このグラフでは、第1実施形態に係るホイールによる実験結果を示している。図5に示すように、横軸が10%近傍から徐々に空気抵抗係数Cd値の変化率が上昇し、20%近傍で上昇率が低くなる。 In the graph of FIG. 5, the horizontal axis indicates the ratio of the radial length of the peripheral edge to the disk diameter, and the vertical axis indicates the rate of change of the air resistance coefficient Cd value of the wheel. Specifically, the horizontal axis indicates 2 L / D × 100 (%). In this graph, the experimental result by the wheel which concerns on 1st Embodiment is shown. As shown in FIG. 5, the rate of change of the air resistance coefficient Cd value gradually increases from around 10% on the horizontal axis, and the rate of increase decreases around 20%.
また、図6のグラフは、実線は第1実施形態による第1閉断面部を形成したホイールの場合(本発明例)を示し、破線は閉断面部を形成していない中実状のホイールの場合(比較例)を示す。図6に示すように、本発明例の場合は横軸の値が大きくなるに従ってほぼ比例してホイールの重量の変化率も上昇する。しかし、比較例の場合は、10%近傍から急激に重量の変化率が増加する。 In the graph of FIG. 6, the solid line indicates the case of the wheel having the first closed cross section according to the first embodiment (example of the present invention), and the broken line is the case of the solid wheel having no closed cross section. (Comparative example) is shown. As shown in FIG. 6, in the case of the example of the present invention, the rate of change of the weight of the wheel increases almost proportionally as the value on the horizontal axis increases. However, in the case of the comparative example, the rate of change in weight increases rapidly from around 10%.
さらに、図7のグラフにおいては、実線で示す本発明例の場合は、航続距離の変化率が横軸が0%のときから徐々に低下し、10%のときに航続距離の変化がほぼ0になり、20%で航続距離の向上がほぼなくなる。ここで、10%のときは、ホイールの重量増による航続距離低下とCd値の向上による航続距離の向上とが略同じになる。20%のときは、ホイールの重量増による航続距離向上の効果がほぼなくなる。従って、2L/D×100(%)は、10〜20(%)が好ましい。 Further, in the graph of FIG. 7, in the case of the example of the present invention indicated by the solid line, the change rate of the cruising distance gradually decreases from when the horizontal axis is 0%, and the change of the cruising distance is almost 0 when the horizontal axis is 10%. As a result, the cruising range is almost completely improved at 20%. Here, when it is 10%, the cruising distance decrease due to the weight increase of the wheel and the cruising distance improvement due to the improvement of the Cd value are substantially the same. When it is 20%, the effect of improving the cruising distance by increasing the weight of the wheel is almost lost. Accordingly, 2L / D × 100 (%) is preferably 10 to 20 (%).
ただし、正確には、11%のときに航続距離の変化が0になり、その後徐々に上昇して20%近傍で変化率が一定になる。従って、2L/D×100(%)は、11〜20(%)が更に好ましい。 However, to be exact, the change in the cruising distance becomes 0 at 11%, and then gradually increases, and the rate of change becomes constant around 20%. Therefore, 2L / D × 100 (%) is more preferably 11 to 20 (%).
なお、破線で示す比較例の場合は、13%で航続距離の変化率が0になる。従って、13〜20%は、閉断面部の大きさに関わらず、確実に航続距離の向上が見込める範囲である。 In the case of the comparative example indicated by the broken line, the rate of change in cruising distance is 0 at 13%. Therefore, 13 to 20% is a range in which the cruising distance can be surely improved regardless of the size of the closed cross section.
C…径方向中心
D…ディスク直径
S1…第1閉断面部
S2…第2閉断面部
1,51…車両用ホイール
3…リム
5,55…ディスク
7…ベース部
15…ハブ部
17,57…スポーク部
19…周縁部
23,25…径方向外側端
31…車外周縁部
31a…表面
33…第1の突起部
35…第2の突起部
35a…径方向内側面
37a…径方向内側面
43…フランジ部
C ... Diameter center D ... Disk diameter S1 ... First closed section S2 ... Second
Claims (5)
前記ディスクの径方向外側に配置されて環状に形成された周縁部における車外側の車外周縁部の表面を平坦に形成する一方、
前記リムの車外側の端部を前記ディスクの周縁部の裏面に接合すると共に、これらのリムの端部とディスクの周縁部とによって第1閉断面部を形成し、
前記ディスクの車外周縁部における径方向外側端に、車内側に向けて延在する第1の突起部を形成し、
前記リムの車外側の端部が径方向外側に屈曲するフランジ部を形成し、
前記フランジ部の径方向外側及び車外側を、前記第1の突起部の径方向内側及び前記車外周縁部の車内側にそれぞれ突き合わせると共に、
前記各突き合わせ部分において、前記第1の突起部の車内端と前記フランジ部の車内端とを面一に配置した状態で、前記リムのフランジ部を、前記第1の突起部及び前記車外周縁部に接合したことを特徴とする車両用ホイール。 A vehicle wheel comprising: a rim disposed on the vehicle inner side in a state of being mounted on a vehicle; and a disk configured separately from the rim and joined to the vehicle outer side of the rim,
While forming the surface of the outer peripheral edge of the vehicle outside at the peripheral edge that is arranged radially outside the disk and formed in an annular shape,
Joining the vehicle outer end of the rim to the back surface of the peripheral edge of the disk, and forming a first closed cross section by the edge of the rim and the peripheral edge of the disk ,
Forming a first protrusion extending toward the vehicle inner side at a radially outer end of the outer peripheral edge of the disc;
The outer rim of the rim forms a flange that bends radially outward,
While abutting the radially outer side and the vehicle outer side of the flange portion respectively with the radial inner side of the first protrusion and the vehicle inner side of the outer peripheral edge of the vehicle,
In each of the butted portions, the flange portion of the rim is connected to the first protrusion portion and the vehicle outer peripheral edge portion in a state where the vehicle inner end of the first projection portion and the vehicle inner end of the flange portion are arranged flush with each other. A vehicle wheel characterized by being joined to the vehicle.
この突き合わせ部分において、前記第2の突起部の径方向内側面とリムのベース部の径方向内側面とを面一に配置した状態で、前記ディスクの第2の突起部をリムのベース部に接合したことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ホイール。 Forming a second protrusion extending toward the vehicle inner side at the radially inner end of the outer peripheral edge of the disc, and abutting the vehicle inner end of the second protrusion with the base of the rim;
In this abutting portion, the second protrusion of the disk is used as the base of the rim, with the radially inner surface of the second protrusion and the radially inner surface of the base of the rim being arranged flush with each other. vehicle wheel according to claim 1 or 2, characterized in that the joined.
0.1D≦2L≦0.2Dとなるように設定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ホイール。 When the radial length along the radial direction of the peripheral edge of the disk is L, and the disk diameter connecting one radial outer end and the other radial outer end across the radial center of the disk is D In addition,
The vehicle wheel according to any one of claims 1 to 3, characterized in that set to be 0.1D ≦ 2L ≦ 0.2D.
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