JP5744155B2 - Electric pump - Google Patents
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Description
本発明は、電動ポンプに関するものである。 The present invention relates to an electric pump.
従来より、ピストンの往復運動に伴い、流体を、吸入通路、増圧室を通じて吐出通路に流動させる電動ポンプがある。また、近年では、電動ポンプは、例えば、アイドルストップシステムに用いられている。このアイドルストップシステムは、自動車等の燃費向上や排ガス規制が強化されるなかで、比較的簡便に燃費向上及び排ガス低減の効果が期待できる技術として採用が進んでおり、自動車の一時停止時あるいは低速走行時には、エンジンを停止させ、再発進時には、エンジンを再始動させるシステムである。電動ポンプは、このアイドルストップシステムにおいて、エンジン再始動直後の発進ショックを軽減させるために、アイドルストップ時に、トランスミッション内に圧力を発生させるためや、トランスミッション内をオイルで満たすために、用いられている。 2. Description of the Related Art Conventionally, there is an electric pump that causes fluid to flow into a discharge passage through a suction passage and a pressure increasing chamber as the piston reciprocates. In recent years, electric pumps are used, for example, in idle stop systems. This idle stop system is being adopted as a technology that can be expected to improve fuel efficiency and reduce exhaust gas relatively easily, while improving fuel economy and exhaust gas regulations for automobiles, etc. This is a system that stops the engine when traveling and restarts the engine when restarting. In this idle stop system, the electric pump is used to reduce the starting shock immediately after the engine restart, to generate pressure in the transmission during idle stop, or to fill the transmission with oil. .
電動ポンプは、ピストンが往復運動することにより、流体を、吸入通路から吸込み、吐出通路へ圧送するが、トランスミッション側の必要流量に対して電動ポンプの吐出流量が多い場合、あるいは急激にトランスミッションの容積変動が生じる場合などにおいて、吐出圧が極めて大きくなる場合がある。このため、電動ポンプにおいては、ポンプ機能部品に想定外の負荷が生じるのを防止するために、吐出通路(高圧側)から低圧側へ流体をリリーフするためのリリーフ弁が設けられている(例えば特許文献1参照)。 The electric pump sucks fluid from the suction passage and pumps it to the discharge passage by the reciprocating movement of the piston. If the discharge flow rate of the electric pump is larger than the required flow rate on the transmission side, or the volume of the transmission suddenly increases. When fluctuations occur, the discharge pressure may become extremely large. For this reason, in the electric pump, a relief valve for relief of fluid from the discharge passage (high pressure side) to the low pressure side is provided in order to prevent an unexpected load from being generated in the pump functional parts (for example, Patent Document 1).
ところで、上述したようなリリーフ弁においては、リリーフ弁への通過流量が大きくなった場合や、急激な流量変化を伴った場合に、弁体のリフトが不安定になり、異音(発振)等が発生する恐れがある。また、この発振現象が継続する場合には、リリーフ弁の信頼性(耐久性)の悪化が懸念される。 By the way, in the relief valve as described above, when the passage flow rate to the relief valve becomes large or accompanied by a sudden change in the flow rate, the lift of the valve body becomes unstable, abnormal noise (oscillation), etc. May occur. Further, when this oscillation phenomenon continues, there is a concern that the reliability (durability) of the relief valve is deteriorated.
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、異音(発振)等の発生を防止し、信頼性(耐久性)の向上を図ることができる、リリーフ弁を備えた電動ポンプを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above, and provides an electric pump including a relief valve that can prevent generation of abnormal noise (oscillation) and the like and can improve reliability (durability). For the purpose.
上述した目的を達成するための本発明は、ポンプ部と、前記ポンプ部を作動させるモータ部とを備え、前記ポンプ部には、複数のピストンと、該複数のピストンを収容する複数のシリンダ室を有するシリンダと、前記モータ部に駆動されて前記ピストンをそれぞれ往復運動させる斜板とが設けられている、電動ポンプであって、前記ポンプ部には、当該電動ポンプの吐出側の圧力が一定圧力以上となると開弁し前記シリンダ室からの吐出流体をリリーフするリリーフ弁が設けられており、前記シリンダは、前記シリンダ室からの吐出流体をリリーフするリリーフ路を有しており、前記リリーフ弁は、前記リリーフ路内に設けられており、バルブシートと、該バルブシートに選択的に着座する弁体と、一端が前記弁体に接続されるスプリングホルダと、一端が前記スプリングホルダに支持されるスプリングと、該スプリングの他端を支持する共に、前記スプリングホルダの他端が挿入されて該スプリングホルダの移動を案内するキャップとを備えており、前記スプリングの軸心方向中央部と、前記シリンダにおける前記リリーフ路を画定している部分との間の径方向の間隔を、クリアランスw1とし、前記スプリングホルダの前記一端と、前記シリンダにおける前記リリーフ路を画定している部分との間の径方向の間隔を、クリアランスw2とし、前記スプリングの軸心方向端部と、前記シリンダにおける前記リリーフ路を画定している部分との間の径方向の間隔を、クリアランスw3としたとき、前記クリアランスw1は、前記クリアランスw2よりも小さく、且つ、前記クリアランスw3の双方よりも小さい。 The present invention for achieving the above-described object includes a pump unit and a motor unit that operates the pump unit. The pump unit includes a plurality of pistons and a plurality of cylinder chambers that accommodate the plurality of pistons. And an swash plate that is driven by the motor unit to reciprocate the pistons, and the pump unit has a constant pressure on the discharge side of the electric pump. A relief valve is provided for opening the valve when the pressure exceeds the pressure and relieving the fluid discharged from the cylinder chamber, and the cylinder has a relief path for relieving the fluid discharged from the cylinder chamber, and the relief valve Is provided in the relief path, and includes a valve seat, a valve body selectively seated on the valve seat, and a spring hob with one end connected to the valve body. And a cap having one end supported by the spring holder, and a cap for supporting the other end of the spring and inserting the other end of the spring holder to guide the movement of the spring holder, The clearance in the radial direction between the central portion in the axial direction of the spring and the portion defining the relief path in the cylinder is defined as a clearance w1, and the one end of the spring holder and the relief path in the cylinder. The clearance in the radial direction between the portions defining the clearance is defined as a clearance w2, and the radial spacing between the axial end of the spring and the portion defining the relief path in the cylinder Is the clearance w3, the clearance w1 is smaller than the clearance w2, and the clearer Smaller than both of the scan w3.
本発明によれば、異音(発振)等の発生を防止し、信頼性(耐久性)の向上を図ることができる。 According to the present invention, it is possible to prevent abnormal noise (oscillation) and the like and improve reliability (durability).
以下、本発明に係る電動ポンプを、自動車のアイドルストップシステムに用いられるピストンポンプとして実施した場合の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。 DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, an embodiment in which an electric pump according to the present invention is implemented as a piston pump used in an automobile idle stop system will be described with reference to the accompanying drawings. In the drawings, the same reference numerals indicate the same or corresponding parts.
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1に係るピストンポンプの内部を示す断面図である。図1に示すピストンポンプは、アイドルストップシステムにおいて、エンジンの再始動直後の発進ショックを軽減させるべく、アイドルストップ時に、トランスミッション内に圧力を発生させるために用いられ、あるいは、トランスミッション内をオイルで満たすために用いられる。
FIG. 1 is a cross-sectional view showing the inside of the piston pump according to the first embodiment. The piston pump shown in FIG. 1 is used to generate pressure in the transmission during idle stop or to fill the transmission with oil in an idle stop system in order to reduce start shock immediately after engine restart. Used for.
ピストンポンプ100は、ポンプ部1と、このポンプ部1を作動させるモータ部2とを備えている。ポンプ部1は、吸入通路3と吐出通路4とが形成されているポンプケース5を有している。
The
ポンプケース5には、シリンダ6が収容されており、このシリンダ6には、複数のシリンダ室(摺動孔)6aが形成されている。複数のシリンダ室6aは、周方向に等角ピッチで配置され、ピストンポンプ100の回転軸(後述するロータ16の回転軸)回りに環状をなすライン上に並べられている。複数のシリンダ室6aにはそれぞれ、対応するピストン7が配置されている。
A
また、ポンプ部1には、吸入バルブ8と、バルブプレート9と、吐出バルブ10とが設けられている。吸入バルブ8は、シリンダ6と面接触して、ピストン7の往復運動により吸入された流体が逆流しないようにシールする。バルブプレート9は、増圧室と、吸入通路3/吐出通路4とを連通する通路を構成する。また、吐出バルブ10は、バルブプレート9と面接触して、吐出された流体が逆流しないようにシールする。
In addition, the
モータ部2は、シール部材11を介してポンプケース5と連結される樹脂製のモータケース12を有している。モータケース12の内部には、コイルが巻線されたステータ13が固定されており、さらに、このステータ13の内側には、軸受14,15により回転可能に支持されたロータ16が設けられている。ロータ16は、軸受14,15と嵌合するシャフト16aと、シャフト16aに例えば樹脂成形により固定されたリング状の永久磁石17とを有している。さらに、このシャフト16aには、軸受18を介して斜板19が設けられている。
The
また、モータケース12におけるポンプ部1と反対側には、モータ駆動用のドライバ20が設けられており、外部から供給された電力は、ドライバ20を介して、ステータ13内に巻線されたコイルに供給される。これにより、コイルに回転磁界が与えられると、永久磁石17の作用により、ロータ16が回転する。また、ポンプ部1においては、シャフト16aの回転運動により、斜板19の傾きが変化し、それぞれのピストン7が往復運動する。この往復運動に伴い、流体が吸入通路3から入り、吐出通路4から吐出される。
Further, a
次に、ポンプ部1に設けられたリリーフ弁101について説明する。リリーフ弁101は、ポンプ部1におけるシリンダ6に設けられており、より詳細には、シリンダ6に形成されたリリーフ路6b内に配置されている。リリーフ路6bは、複数のシリンダ室6aの内側(ロータ16の回転軸を中心とする径方向内側)に形成されており、換言すると、ロータ16のシャフト16aの延長上(ロータ16の回転軸上)に形成されている。リリーフ弁101は、バルブシート21と、弁体22と、スプリングホルダ23と、スプリング24と、キャップ25とを備えている。
Next, the
バルブシート21は、シリンダ6に形成された吸入通路3(低圧側)と吐出通路4(高圧側)とを連通するリリーフ路6b内に配置されており、流体の流通穴を有している。バルブシート21は、リリーフ路6b内に、例えば圧入により固定されている。
The
弁体22は、バルブシート21に選択的に着座し、バルブシート21の流体の流通穴を選択的に閉塞・開放する。弁体22は、例えば、鋼球によって構成されている。
The
スプリングホルダ23及びスプリング24は、リリーフ路6b内において、弁体22に対するバルブシート21の反対側に配置されている。スプリングホルダ23の一端は、弁体22に接続している。また、スプリングホルダ23の他端は、リリーフ路6b内に設けられたキャップ25に支持されている。より詳細には、スプリングホルダ23は、キャップ25によって、リリーフ路6bの延長方向(リリーフ弁101の軸心方向/弁体22に対する接近・離隔方向)に移動可能に支持されている。また、スプリングホルダ23の他端は、キャップ25に摺動自在に挿入されており、かかるキャップ25によって、スプリングホルダ23におけるリリーフ路6bの延長方向の移動が案内される。さらに、スプリングホルダ23の外周部には、このスプリングホルダ23のリフトを案内するための突起部23aが例えば等角ピッチで複数(本例では3ヶ所)設けられている。なお、図1の部分拡大部には、図1の紙面におけるスプリングホルダ23の上部側が突起部23aの無い箇所の断面が現れており、紙面におけるスプリングホルダ23の下部側が突起部23aの有る箇所の断面が現れている。キャップ25は、リリーフ路6b内に、例えば圧入あるいはカシメによって固定されている。
The
スプリング24は、スプリングホルダ23とキャップ25との間に配置されており、スプリング24の一端は、スプリングホルダ23に接続し、スプリング24の他端は、キャップ25に接続している。これにより、弁体22は、スプリング24の弾性力によって、常に、バルブシート21と着座する向きに付勢されている。スプリング24は、弁体22をバルブシート21に当接させる荷重を決定し、すなわち、リリーフ弁101を閉弁する圧力を設定している。
The
図1の部分拡大部に示されるように、スプリング24は、その軸心方向と直交する方向からみて、樽型をなすような径が変化する(径が一定ではない)形状を有している。すなわち、スプリング24の軸心方向中央部の径が最も大きく、スプリング24の径は、軸心方向中央部から軸心方向に離れた部分ほど、小さくなるように変化している。ここで、スプリング24の軸心方向中央部と、シリンダ6におけるリリーフ路6bを画定している部分6dとの間の径方向の間隔を、クリアランスw1とし、スプリングホルダ23の突起部23aと、シリンダ6におけるリリーフ路6bを画定している部分6dとの間の径方向の間隔を、クリアランスw2とし、スプリング24の軸心方向端部と、シリンダ6におけるリリーフ路6bを画定している部分6dとの間の径方向の間隔を、クリアランスw3としたとき、クリアランスw1は、クリアランスw2よりも小さく、且つ、クリアランスw3よりも小さくなっている。換言すれば、このようなクリアランスw1、w2及びw3の関係を満たすように、スプリング24が樽型形状に形成されており、且つ、スプリング24と、リリーフ路6bを画定している部分6dと、突起部23aとの位置関係が設計・調整されている。
As shown in the partially enlarged portion of FIG. 1, the
また、リリーフ弁101は、シリンダ6のみによって形成されたリリーフ路6b内に直接、収容されているといえる。換言すれば、バルブシート21、弁体22、スプリングホルダ23及びスプリング24は全て、リリーフ路6b内に直接、収容されており、すなわち、シリンダ6のみに直接、収容されている。
In addition, it can be said that the
次に、図2から図4を参照して、リリーフ弁101の動作について説明する。図2は、吸入工程におけるリリーフ弁の状態を示す図であり、図3は、吐出工程におけるリリーフ弁の状態を示す図である。また、図4は、リリーフ弁の開弁状態を示す図である。なお、図2〜図4に示す矢印は、流体の流れを示す。
Next, the operation of the
リリーフ弁101が閉弁する通常の吸排時は、図2に示されるように、ピストン7の移動によりシリンダ室6aが拡大すると、それに伴い、流体は、開弁した吸入バルブ8を通って、シリンダ室内へと吸入される。続いて、図3に示されるように、ピストン7の移動によりシリンダ室が縮小すると、それに伴い、流体は、シリンダ室6aから押し出され、開弁した吐出バルブ10を通って、吐出通路4へと吐出される。
At the time of normal intake / exhaust when the
これに対して、吐出側の圧力が一定圧力以上となり、ポンプ機能部品に作用する負荷が過大になりそうな時には、次のようにして、シリンダ室6aから吐出通路4へと吐出されるべき流体の少なくとも一部がリリーフされる。
On the other hand, when the pressure on the discharge side exceeds a certain pressure and the load acting on the pump functional parts is likely to be excessive, the fluid to be discharged from the
すなわち、シリンダ室6aから吐出通路4までの経路中には、バイパス路4aの一端側が連通しており、バイパス路4aの他端側は、リリーフ路6b(バルブシート21の流通穴)に連通している。そのため、吐出通路4における吐出バルブ10下流側の圧力が、バイパス路4aを介して、常に、弁体22に作用している。よって、この弁体22に作用している吐出側の圧力が一定圧力以上となると、弁体22に作用している吐出側の圧力が、スプリング24による閉弁力に打ち勝って、図4に示されるように、弁体22が開弁する。これによって、シリンダ室6aから吐出通路4へと吐出されるべき流体の少なくとも一部が、バイパス路4aを通って、リリーフ路6b内にリリーフされる。なお、スプリングホルダ23やキャップ25には、流体をリリーフさせる貫通穴または隙間形成部(リリーフ路6bの画定面との間に生じる隙間)が設けられているものとする。
That is, one end side of the
また、リリーフ弁101に過大な流量が流れたり、急激な流量変化が生じた時には、弁体22のリフトが大きくなったり、弁体22の位置が急激に変化するため、弁体22の挙動が不安定となり、異音(発振)等の発生につながる恐れがある。これに対して、本実施の形態1に係るピストンポンプでは、スプリング24が樽型形状であるので、弁体22が不安定な挙動になろうとした際に、スプリング24の軸心方向中央部が、リリーフ路6bを画定している部分6dにガイドされる。すなわち、上記クリアランスw1<クリアランスw2及びw3のそれぞれの関係により、弁体22が不安定な挙動に陥りそうな場合に、スプリングホルダ23及びスプリング24の軸心方向端部よりも先にスプリング24の軸心方向中央部が、リリーフ路6bを画定している部分6dによるガイド作用を受けることができる。また、スプリング24の軸心方向中央部がガイド対象となるので、スプリング24の軸心方向端部がガイド対象である場合に比べ、より確実にガイド作用を得ることができる。このようにスプリング24及び当該部分6dを介するスプリングホルダ23へのガイド作用により、弁体22の不安定な挙動を抑制でき、上記の異音(発振)等を防止することができる。
Further, when an excessive flow rate flows through the
また、弁体22は、吐出側の圧力が一定圧力未満の時すなわち通常の吸排時には、図2及び図3に示されるように、スプリング24の作用によりバルブシート21と当接し、バルブシート21の流通穴をシールしている。
Further, when the pressure on the discharge side is less than a certain pressure, that is, during normal intake / exhaust, the
以上のように構成された本実施の形態1に係るピストンポンプでは、シリンダにおけるリリーフ路を画定している部分によってスプリングの中央部がガイドされることとなるため、リリーフ弁に過大な流量が流れた場合や急激な流量変化が生じた場合にも、弁体の挙動が不安定になる現象を抑制し、異音(発振)等を防止することができる。また、弁体の不安定な挙動が抑制されることにより、リリーフ弁構成部品において、想定外の箇所が当接または摺動し、リリーフ弁構成部品の耐久性が著しく低下することを抑制できる。 In the piston pump according to the first embodiment configured as described above, the central portion of the spring is guided by the portion defining the relief path in the cylinder, so that an excessive flow rate flows through the relief valve. Even when the flow rate changes suddenly, the phenomenon that the behavior of the valve element becomes unstable can be suppressed, and abnormal noise (oscillation) or the like can be prevented. Further, by suppressing the unstable behavior of the valve body, it is possible to prevent the unexpected part from abutting or sliding in the relief valve component, and the durability of the relief valve component to be significantly reduced.
さらに加えて、本実施の形態1では、部品点数増加及び工数増加を抑制できるだけでなく、シリンダ室を有するシリンダに形成されたリリーフ路にリリーフ弁が直接、収容されるため、リリーフ弁の構成部品(本実施の形態1では、バルブシート、弁体、スプリングホルダ及びスプリング)をシリンダとは異なる別要素で予め組み立て(サブアセンブリ工程)、組み立てたリリーフ弁をさらにポンプに内蔵させるという過程をとらずに済む。すなわち、サブアセンブリ工程を省くことが出来るため、リリーフ弁設置に伴う部品点数の増加を抑制できると共に、加工工数の増加や組み立て工数の増加を抑制することができ、ひいては、コスト低減を図ることができる。よって、本実施の形態1のピストンポンプによれば、部品点数増加及び工数増加を抑制しながらも、過負荷に対するポンプ機能部品の保護を図ることができる。 In addition, in the first embodiment, not only the increase in the number of parts and man-hours can be suppressed, but also the relief valve is directly accommodated in the relief path formed in the cylinder having the cylinder chamber. (In the first embodiment, the valve seat, the valve body, the spring holder, and the spring) are assembled in advance (sub-assembly process) with different elements different from the cylinder, and the assembled relief valve is further incorporated in the pump. It will end. That is, since the sub-assembly process can be omitted, an increase in the number of parts associated with the relief valve installation can be suppressed, an increase in processing man-hours and an increase in assembly man-hours can be suppressed, and cost can be reduced. it can. Therefore, according to the piston pump of the first embodiment, it is possible to protect the pump functional parts against overload while suppressing the increase in the number of parts and the increase in the man-hours.
また、上記のように部品点数増加及び工数増加の抑制が可能である本実施の形態1のピストンポンプでは、弁体のリフトがスプリングホルダとキャップの摺動部によってのみ案内されているため、リリーフ弁通過流量が大きくなった場合や急激な流量変化を伴った場合の異音等の発生はより生じやすい構造であるといえるが、上述したように、本実施の形態1では、シリンダにおけるリリーフ路を画定している部分によってスプリングの中央部がガイドされることで、弁体の挙動の不安定化を抑制することができる。すなわち、本実施の形態1によれば、リリーフ弁設置に伴う、部品点数の増加を最小限に抑えられると共に、異音(発振)等の発生を防止し、信頼性(耐久性)の向上を図ることができる。 Further, in the piston pump of the first embodiment that can suppress the increase in the number of parts and the man-hour as described above, the lift of the valve body is guided only by the sliding portion of the spring holder and the cap, so that the relief Although it can be said that the generation of abnormal noise or the like is more likely to occur when the valve passage flow rate increases or when there is a sudden flow rate change, as described above, in the first embodiment, the relief path in the cylinder Instability of the behavior of the valve body can be suppressed by guiding the central portion of the spring by the portion that defines. In other words, according to the first embodiment, the increase in the number of parts associated with the installation of the relief valve can be minimized, the occurrence of abnormal noise (oscillation), etc. can be prevented, and the reliability (durability) can be improved. Can be planned.
なお、上記のような利点を得るべく、リリーフ弁をシリンダに直接収容させているが、かかるリリーフ弁の配置は、複数のシリンダ室の内側というシリンダ内部の空いたスペースに、リリーフ路を介してリリーフ弁を追加する態様となっている。このため、本実施の形態は、シリンダ内部の空いたスペースを活用して、製品サイズの変更を伴うことなく実施でき、製品の大型化やシリンダの大掛かりな再設計を回避し、比較的容易にリリーフ弁の機能を得ることができる。また、このような作用によっても、コスト低減を図ることができる。 In order to obtain the advantages as described above, the relief valve is directly accommodated in the cylinder. However, the relief valve is arranged in a vacant space inside the cylinder inside the plurality of cylinder chambers via a relief path. A relief valve is added. For this reason, this embodiment can be carried out without changing the product size by utilizing the empty space inside the cylinder, avoiding the enlargement of the product and the large-scale redesign of the cylinder, and relatively easily. The function of the relief valve can be obtained. Also, the cost can be reduced by such an action.
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について図5をもとに説明する。図5は、本発明の実施の形態2に係るピストンポンプのリリーフ弁の構造を示す図である。なお、本実施の形態2は、以下に説明する部分を除いては、上述した実施の形態1と同様であるものとする。
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 5 is a view showing the structure of the relief valve of the piston pump according to
実施の形態2におけるリリーフ弁201は、最大径部224aが軸心方向にわたって所定範囲広がっているスプリング224を有している。スプリング224のかかる最大径部224aには、スプリング224の軸心方向中央部が含まれており、最大径部224aの範囲は、スプリング224の軸心方向中央部に対して軸心方向の両側に存在する。
The
また、実施の形態1に関して述べた場合のように、軸心方向と直交する方向からみると、スプリング224は、樽型における最も径方向外側に膨らんだ部分(最大径部224a)が、軸心方向に沿って(リリーフ路6bを画定している部分6dに沿って)延びるようにストレート形状をなすように形成されている。スプリング24の径は、ストレート形状の最大径部224aから軸心方向に離れた部分ほど、小さくなるように変化している。
Further, as described in the first embodiment, when viewed from the direction orthogonal to the axial direction, the
実施の形態1に関して述べた場合と同様、スプリング224の軸心方向中央部と、シリンダ6におけるリリーフ路6bを画定している部分6dとの間の径方向の間隔を、クリアランスw1とし、スプリングホルダ23の突起部23aと、シリンダ6におけるリリーフ路6bを画定している部分6dとの間の径方向の間隔を、クリアランスw2とし、スプリング224の軸心方向端部と、シリンダ6におけるリリーフ路6bを画定している部分6dとの間の径方向の間隔を、クリアランスw3としたとき、クリアランスw1は、クリアランスw2よりも小さく、且つ、クリアランスw3よりも小さくなっている。
As in the case of the first embodiment, the clearance in the radial direction between the axial center portion of the
以上のように構成された本実施の形態2に係るピストンポンプにおいても、上述した実施の形態1と同様な利点を有する。さらに、スプリングの最外径部がストレート形状であるので、リーフ弁に過大な流量が流れたり、急激な流量変化が生じたりした際に生じ得る弁体の不安定な挙動を、より顕著に抑制することが可能となる。 The piston pump according to the second embodiment configured as described above also has the same advantages as those of the first embodiment described above. In addition, since the outermost diameter part of the spring is straight, the unstable behavior of the valve body that can occur when an excessive flow rate flows through the leaf valve or a sudden flow rate change occurs is significantly suppressed. It becomes possible to do.
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3について図6をもとに説明する。図6は、本発明の実施の形態3に係るピストンポンプのリリーフ弁の構造を示す図である。なお、本実施の形態3は、以下に説明する部分を除いては、上述した実施の形態1と同様であるものとする。
Next,
リリーフ弁301は、ポンプ部1におけるシリンダ6に形成されたリリーフ路6c内に配置されている。リリーフ路6cは、複数のシリンダ室6aの内側(ロータ16の回転軸を中心とする径方向内側)に形成されており、換言すると、ロータ16のシャフト16aの延長上(ロータ16の回転軸上)に形成されている。リリーフ弁301は、バルブシート21と、弁体22と、スプリングホルダ23と、スプリング324と、キャップ25とを備えている。
The
本実施の形態3では、シリンダ6において、リリーフ路6cを画定している部分6dに凸形状部6d’が設けられている。凸形状部6d’は、リリーフ路6c内に配置されたスプリング324に向けて突出しており、且つ、リリーフ路6c内に配置されたスプリング324の閉弁時の軸心方向中央部と対向する位置(スプリング324のセット長の中央部付近)に形成されている。凸形状部6d’の突出先端部は、軸心方向にわたって所定範囲広がっている。換言すると、軸心方向と直交する方向からみると、凸形状部6d’の突出先端部は、軸心方向に沿って(スプリング324に沿って)延びるようにストレート形状をなすように形成されている。
In the third embodiment, in the
また、本実施の形態3では、スプリング324は、径が一定の形状を有している。
In the third embodiment, the
さらに、実施の形態1に関して述べた場合と同様、スプリング324の軸心方向中央部と、シリンダ6におけるリリーフ路6cを画定している部分6d’との間の径方向の間隔を、クリアランスw1とし、スプリングホルダ23の突起部23aと、シリンダ6におけるリリーフ路6cを画定している部分6dとの間の径方向の間隔を、クリアランスw2とし、スプリング324の軸心方向端部と、シリンダ6におけるリリーフ路6cを画定している部分6dとの間の径方向の間隔を、クリアランスw3としたとき、クリアランスw1は、クリアランスw2よりも小さく、且つ、クリアランスw3よりも小さくなっている。
Further, similarly to the case described in the first embodiment, the clearance in the radial direction between the central portion in the axial center direction of the
以上のように構成された本実施の形態3に係るピストンポンプにおいても、上述した実施の形態2と同様な利点を有する。 The piston pump according to the third embodiment configured as described above has the same advantages as those of the second embodiment described above.
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。 Although the contents of the present invention have been specifically described with reference to the preferred embodiments, various modifications can be made by those skilled in the art based on the basic technical idea and teachings of the present invention. It is self-explanatory.
1 ポンプ部、2 モータ部、6 シリンダ、6a シリンダ室、6b,6c リリーフ路、6d リリーフ路を画定している部分、6d’ 凸形状部、7 ピストン、19 斜板、21 バルブシート、22 弁体、23 スプリングホルダ、24,224,324 スプリング、25 キャップ、100 ピストンポンプ、101,201,301 リリーフ弁。
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記ポンプ部には、複数のピストンと、該複数のピストンを収容する複数のシリンダ室を有するシリンダと、前記モータ部に駆動されて前記ピストンをそれぞれ往復運動させる斜板とが設けられている、電動ポンプであって、
前記ポンプ部には、当該電動ポンプの吐出側の圧力が一定圧力以上となると開弁し前記シリンダ室からの吐出流体をリリーフするリリーフ弁が設けられており、
前記シリンダは、前記シリンダ室からの吐出流体をリリーフするリリーフ路を有しており、
前記リリーフ弁は、前記リリーフ路内に設けられており、バルブシートと、該バルブシートに選択的に着座する弁体と、一端が前記弁体に接続されるスプリングホルダと、一端が前記スプリングホルダに支持されるスプリングと、該スプリングの他端を支持すると共に、前記スプリングホルダの他端が挿入されて該スプリングホルダの移動を案内するキャップとを備えており、
前記スプリングの軸心方向中央部と、前記シリンダにおける前記リリーフ路を画定している部分との間の径方向の間隔を、クリアランスw1とし、前記スプリングホルダの前記一端と、前記シリンダにおける前記リリーフ路を画定している部分との間の径方向の間隔を、クリアランスw2とし、前記スプリングの軸心方向端部と、前記シリンダにおける前記リリーフ路を画定している部分との間の径方向の間隔を、クリアランスw3としたとき、前記クリアランスw1は、前記クリアランスw2よりも小さく、且つ、前記クリアランスw3よりも小さい、
電動ポンプ。 A pump unit, and a motor unit for operating the pump unit,
The pump unit is provided with a plurality of pistons, a cylinder having a plurality of cylinder chambers that accommodate the plurality of pistons, and a swash plate that is driven by the motor unit to reciprocate the pistons, respectively. An electric pump,
The pump portion is provided with a relief valve that opens when the pressure on the discharge side of the electric pump is equal to or higher than a certain pressure and relieves the fluid discharged from the cylinder chamber,
The cylinder has a relief path for relief of fluid discharged from the cylinder chamber;
The relief valve is provided in the relief path, and includes a valve seat, a valve body selectively seated on the valve seat, a spring holder having one end connected to the valve body, and one end being the spring holder a spring supported by the, co and you support the other end of the spring, the other end of the spring holder is inserted and a cap for guiding the movement of the spring holder,
The clearance in the radial direction between the central portion in the axial direction of the spring and the portion defining the relief path in the cylinder is defined as a clearance w1, and the one end of the spring holder and the relief path in the cylinder. The clearance in the radial direction between the portions defining the clearance is defined as a clearance w2, and the radial spacing between the axial end of the spring and the portion defining the relief path in the cylinder Is the clearance w3, the clearance w1 is smaller than the clearance w2 and smaller than the clearance w3.
Electric pump.
請求項1の電動ポンプ。 The diameter of the spring is the largest in the central portion in the axial direction of the spring, and the smaller the portion away from the central portion in the axial direction in the axial direction,
The electric pump according to claim 1.
請求項1の電動ポンプ。 The maximum diameter portion of the spring extends in the axial direction of the spring, and the maximum diameter portion of the spring includes a central portion in the axial direction of the spring.
The electric pump according to claim 1.
前記凸形状部は、前記リリーフ路内に配置された前記スプリングに向けて突出しており、且つ、前記リリーフ路内に配置されたスプリングの閉弁時の軸心方向中央部と対向する位置に形成されている、
請求項1の電動ポンプ。 The portion defining the relief path is provided with a convex portion,
The convex portion protrudes toward the spring disposed in the relief path, and is formed at a position facing a central portion in the axial direction when the spring disposed in the relief path is closed. Being
The electric pump according to claim 1.
請求項1〜4の何れか一項の電動ポンプ。 The valve seat, the valve body, the spring holder, the spring and the cap are all stored directly in the relief path.
The electric pump according to any one of claims 1 to 4.
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