JP5642067B2 - 1−(2−ハロビフェニル−4−イル)−シクロプロパンカルボン酸の誘導体を調製する方法 - Google Patents

1−(2−ハロビフェニル−4−イル)−シクロプロパンカルボン酸の誘導体を調製する方法 Download PDF

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Description

本発明は、式(I):
Figure 0005642067
による化合物を調製するための方法に関する。
本発明は、前記方法における有用な中間体にも関する。
発明の背景
アルツハイマー病は、組織病理学的な観点から、アルツハイマー患者の脳実質における細胞外および血管周囲の神経突起プラーク(neuritic plaque)ならびに細胞内神経原線維タングルの広範な存在を特徴とする神経変性障害である。
神経突起プラークは、主に、β−アミロイド(βA)、および、アミノ酸数に応じて、Aβ39、Aβ40、Aβ42およびAβ43として知られている39〜43個のアミノ酸残基のタンパク質の凝集体からなる。
当技術分野において、β−アミロイドの最も神経毒性のあるアイソフォーム、すなわち42個のアミノ酸を含有する形態(Aβ42)の産生を、γ−セクレターゼとして知られているアスパルチル−プロテアーゼ活性のある巨大分子/多タンパク質酵素複合体とのそれらの相互作用を介して減少させることができる化合物が報告されてきた。
特に、WO2004/074232(特許文献1)は、シクロオキシゲナーゼ−酵素活性などの他の重要な代謝プロセスに影響を及ぼすことなくγ−セクレターゼ活性を調節することができる一般式(I)
Figure 0005642067
(式中、XおよびRは、下に定義されている)の1−(2−ハロビフェニル−4−イル)−シクロプロパンカルボン酸の誘導体を開示している。
前記化合物を調製する重要な中間ステップは、適当なフェニルボロン酸またはそのエステルと3,4−ジハロ−シクロプロパンカルボン酸との間の鈴木反応である。
WO2004/074232では、3,4−ジハロ−シクロプロパンカルボン酸は、3,4−ジハロ−トルエンから出発して得られ、四塩化炭素(CCl)中のラジカル臭素化により対応する臭化ベンジルに変換し、得られる臭化物を3,4−ジハロフェニルアセトニトリルに変換し、後者を1,2ジブロモエタンと反応させると、対応する3,4−ジハロフェニルシクロプロパンニトリルが得られ、最終的に、望ましい3,4−ジハロ−シクロプロパンカルボン酸へと加水分解する。
しかしながら、WO2004/074232に記載されている方法は、低い全収率(12〜14%)をもたらし、工業的使用にとっての厳しい制限を受ける。
例えば、ラジカル臭素化ステップは、その収率に悪影響をもたらすかなりの量のビスハロゲン化副成物を生じ、極めて毒性があり、オゾン層を破壊し、温室効果ガスであるCClの使用を含む。
さらに、最終の鈴木カップリング反応は、不十分な収率をもたらし、得られる生成物は、収率の損失なしに結晶化により精製することが困難である。例えば、シリカゲルクロマトグラフィーがそのような精製に使用されてきたが、シリカゲルクロマトグラフィーのスケールアップは、面倒であり、大量の溶媒を必要とする。
国際公開第2004/074232号パンフレット
したがって、本発明の一目的は、WO2004/074232に開示されている方法に代わる上述の欠点すべてを有していない式(I)の1−(2−ハロビフェニル−4−イル)−シクロプロパンカルボン酸の誘導体を調製するための方法を提供することである。
本発明の目的は、第一ステップとして鈴木反応を行うことにより達成される。
さらに、他のステップ、特に、ラジカル臭素化ステップの収率を改善するための様々な条件が導入されている。
本発明の方法は、特に、大スケールの製造にとってより効率的であることが判明し、クロマトグラフ精製ステップを必要とすることなく高い化学純度で高収率の式(I)の化合物を提供する。
発明の概要
本発明の主題は、一般式(I)の化合物またはその塩を調製するための方法であって、
Figure 0005642067
式中
Xは、ハロゲン原子、好ましくはフッ素であり、
Rは、
−ハロゲン原子、好ましくは塩素、
−CF
−CH=CH
−CN、
−CHOH、
−NO
−メチレンジオキシ、
−エチレンジオキシ、
−シクロアルキル、好ましくは、C〜Cシクロアルキル、
−フェニル、
−ORまたはNHCOR(式中、Rは、CF、アルケニル、アルキニル、ベンジルおよびフェニルからなる群から選択される)、
−SR、SORまたはCOR(式中、Rはアルキルである)
から独立して選択される1個または複数の基を表し、
nはRの数であって、環上の置換可能なHの数を越えない整数であり、
スキーム1による下記のステップ:
(i)式(II)の化合物(式中、Xは、上のように定義され、X’は、塩素、臭素、ヨウ素またはトリフレート基(CFSO)である)を式(III)の化合物(式中、Rは上のように定義される)と反応させ、式(IV)の化合物を形成させるステップと、
(ii)式(IV)の化合物をラジカル臭素化にかけ、式(V)の化合物を形成させるステップと、
(iii)式(V)の化合物を式(VI)の対応するニトリル誘導体に変換するステップと、
(iv)式(VI)の化合物を1,2−ジブロモエタンと反応させ、式(VII)の化合物を形成させるステップと、
(v)式(VII)の化合物を加水分解し、式(I)の化合物を得るステップとを含む方法である。
有利には、ラジカル臭素化は、触媒量の過酸化ベンゾイル[PhCOO)]および溶媒としてのアセトニトリルの存在下でN−ブロモスクシンイミド(NBS)で行われる。
本発明は、上記反応の安定な中間体として得られた化合物(VII)も対象とする。
本発明は、医薬組成物を調製するための方法であって、ステップ(i)〜(v)および1種または複数の薬学的に許容される添加剤の混合を含む追加ステップ(vi)を含む方法をさらに対象とする。
定義
本明細書において使用される用語は、下記の意味を有する:
「ハロゲン原子」は、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素を包含する。
「アルキル」は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチルなどの直鎖または分岐のC〜Cアルキルを意味する。
「アルケニル」は、ビニル、1−プロペニル、2−プロペニル、1−ブテニル、イソブテニル、または直鎖もしくは分岐のペンテニルおよびヘキセニルなどの直鎖または分岐のC〜Cアルケニルを意味する。「アルキニル」という用語は、類似した方法で解釈されることになる。
「シクロアルキル」は、3〜8個の炭素原子を含有する環式の非芳香族炭化水素基を意味する。例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルおよびシクロヘプチルを包含する。
「飽和ヘテロ環式」は、少なくとも4個の炭素原子および少なくとも1個のヘテロ原子、好ましくは、窒素、酸素および硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子を有する飽和ヘテロ環式基を意味する。例は、ピペリジルまたはテトラヒドロフリルを包含する。
発明の詳細な説明
本発明は、スキーム1に従って一般式(I)の化合物を調製するための方法を提供し
Figure 0005642067
式中、
XおよびRは、上で定義されている通りである。
Rが、シクロアルキルである場合、前記環は、アルキル、CF、OHおよびオキソ基から独立して選択される1個または複数の基で置換されていてもよい。
シクロアルキル基は、C〜Cシクロアルキルであることが好ましい。
Rが、フェニルである場合、前記環は、ハロゲン原子、CF、OCF、OH、アルキルおよび飽和ヘテロ環式から独立して選択される1個または複数の基で置換されていてもよい。
飽和ヘテロ環式基は、ピロリジン、イミダゾリジンおよびイソオキサゾリジンなどの5または6個の原子および1または2個の窒素原子か1個の窒素原子および1個の酸素原子を有する単環式環であることが好ましい。
Figure 0005642067
第一ステップ(ステップi)では、Xが、ハロゲン原子、好ましくはフッ素であり、X’が、塩素、臭素、ヨウ素およびCFSO基(トリフレート)からなる群から選択される、式(II)を有する化合物を、式(III)のフェニルボロン酸(式中、Rは、ハロゲン原子、好ましくは、塩素、CF、CH=CH、CN、CHOH、NO、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、シクロアルキル、フェニル、ORまたはNHCOR(式中、Rは、CF、アルケニル、アルキニル、ベンジル、フェニルからなる群から選択される)、SR、SORおよびCOR(式中、Rはアルキルである)から独立して選択される1個または複数の基を表す)と反応させる。
式(II)および(III)の化合物は、市販されているか当業者によく知られている方法に従って調製することができる。
鈴木反応または宮浦−鈴木反応として知られている反応は、式(II)の化合物として4−ブロモ−3−フルオロ−トルエンおよび式(III)の化合物として3,4−ジクロロ−フェニルボロン酸を使用して行われることが好ましい。
パラジウム触媒に依存する前記反応は、ボロン酸の代わりにアルキルボロン酸エステルを使用して行うこともできる。
有利には、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム[Pd(PPh)]、炭素上パラジウム(C上Pd)としても知られている活性炭上パラジウム、アルミナ上パラジウムなどの任意のパラジウム触媒を触媒として使用することができる。
C上Pdは、安価であり、より取り扱いやすいことから使用されることが好ましい。
一般的に、ステップ(i)は、有機溶媒の存在下で行われる。有利に使用することができる有機溶媒は、エタノール、アセトン、テトラヒドロフラン(THF)、イソプロピルアルコール、N−メチルピロリドン(NMP)、ジオキサンおよび水とのそれらの混合物を包含する。
有機溶媒の組合せを使用することもできる。
有利には、反応は溶媒還流温度にて行われる。
Pd(PPh)が使用される場合、好ましい溶媒は、ジオキサン/水2:1v/vの混合物であり、Pd/Cが使用される場合、好ましい溶媒はエタノールである。
ステップ(i)は、塩基の存在下で行われることが好ましい。
有利に使用することができる塩基は、NaCO、KCO、KPO、CsCO、NaOH、およびKOHである。好ましい塩基はNaCOである。
場合により、トリフェニルホスフィン(P(Ph))、ポリメチルヒドロシロキサン(PMHS)、臭化テトラブチルアンモニウム(TBAB)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、またはNaIを反応媒質に加えることができる。
ステップ(i)は、化合物(II)に対してわずかにモル過剰の化合物(III)で行われることが好ましい。
ステップ(i)の反応を行うのに好ましい条件は、以下の通り報告される:
−溶媒:20体積エタノール、
−塩基:2当量NaCO
−触媒:13%w/wC上Pd10%、
−温度:還流。
通常、式(IV)の化合物は、70%を超える、好ましくは80%を超える収率で得られる。
式(IV)の化合物は、3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−メチル−ビフェニルであることが好ましい。
第二ステップ(ステップii)では、式(IV)の化合物をラジカル臭素化にかけ、XおよびRが上のように定義されている式(V)の化合物を形成させる。
化合物(IV)は、粗生成物であってよいか標準的手順に従って前もって結晶化させることができる。
有利には、ラジカル臭素化は、触媒量の過酸化ベンゾイル[PhCOO)]および溶媒としてのアセトニトリルの存在下でN−ブロモスクシンイミド(NBS)で行われる。
一般的に、反応は、溶媒還流温度にて行われる。
二臭素化生成物の形成を最小限に抑えるために、ステップ(ii)は、化合物(IV)1モル当量に対してわずかに過剰のNBS、好ましくは1.05モル当量で、PhCOOO0.04当量の存在下で行われることが好ましい。
一般的に、3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−ブロモメチル−ビフェニルであることが好ましい式(V)の化合物は、85%を超える、好ましくは90%を超える収率で得られる。
場合により、式(V)の化合物は、標準的手順に従って結晶化によりさらに精製することができる。
第三ステップ(ステップiii)では、式(V)の化合物を、XおよびRが上のように定義されている式(VI)の対応するニトリル誘導体に変換する。
シアン化ナトリウムまたは他の適当な塩を使用することができる。
有利には、ステップ(iii)は、エタノールまたはアセトニトリルなどの有機溶媒、好ましくはエタノール中で行われる。
ステップ(iii)において使用される温度は、好ましくは約20℃〜約60℃であり、より好ましくは約40℃〜約50℃である。
ステップ(iii)は、モル過剰のシアン化ナトリウムで行われることが好ましい。有利には、化合物(V)1当量に対してシアン化ナトリウム1.2モル当量〜1.0モル当量、好ましくは1.05モル当量が使用される。
一般的に、3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−シアノメチル−ビフェニルであることが好ましい式(VI)の化合物は、50%を超える、好ましくは約55〜60%の収率で得られる。
場合により、前記化合物は、標準的手順に従って結晶化により、好ましくは、エタノール中でスラリー化することによりさらに精製することができる。
第四ステップ(iv)では、式(VI)の化合物を、1,2−ジブロモエタンと反応させ、XおよびRが上のように定義されている式(VII)の化合物を形成させる。
有利には、ステップ(iv)は、エタノールもしくはアセトニトリルなどの有機溶媒または水とのそれらの混合物中で行われる。
前記シクロプロパン化ステップは、30% NaOHおよび塩化テトラブチルアンモニウム(TBAC)または臭化テトラブチルアンモニウム(TBAB)の存在下で相間移動触媒作用反応として行われることが好ましい。
ステップ(iv)における温度は、約20℃〜約50℃に維持されることが好ましい。
一般的に、1−(3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−シクロプロパンニトリルであることが好ましい式(VII)の化合物は、60%を超える、好ましくは約65〜70%の収率で得られる。
場合により、前記化合物は、標準的手順に従って結晶化により、好ましくは、結晶化溶媒としてn−ヘプタンを使用することによりさらに精製することができる。
第五ステップ(ステップv)では、式(VII)の化合物を、当業者によく知られている方法に従って加水分解すると、式(I)の望ましい化合物が得られる。
加水分解は、還流下で、強塩基、好ましくは、KOHの存在下でメタノールと水の混合物中で行われることが好ましい。
一般的に、1−(3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−シクロプロパンカルボン酸であることが好ましい式(I)の化合物は、65%を超える収率で得られる。
式(I)の化合物は、洗浄し、濾過し、当技術分野において知られている様々な技法により単離することができる。
前記化合物は、標準的手順による結晶化によりさらに精製することができ、クロマトグラフィーによる最終精製を使用することなく、例えば、95%を超える高い化学純度で得られる。
n−ヘプタンとイソプロピルアルコールの混合物からの結晶化が特に好ましい。
方法の全収率は、通常、少なくとも20%、好ましくは25%を超える、より好ましくは30%を超える。
好ましい実施形態において、本発明は、Xがフッ素であり、Rが塩素である式(I)の化合物を調製するための方法を提供する。
より好ましい実施形態において、本発明は、式(Ia)
Figure 0005642067
を有する1−(3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−シクロプロパンカルボン酸を調製するための方法を提供する。
得られる化合物(I)は、当技術分野において知られている様々な技法に従って対応する薬学的に許容される塩へさらに変換することができる。
薬学的に許容される塩は、酸性機能を適切な塩基と反応させて形成させる塩、例えば、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムおよびアンモニウム塩を包含する。
本発明の方法により得られる式(I)の化合物は、アルツハイマー病などの神経変性疾患を治療および/または予防するための医薬組成物の調製において使用することができる。
経口使用のためであることが好ましい前記医薬組成物は、薬学的に許容される添加剤および/または担体、例えば、Remington’sPharmaceutical SciencesHandbook、XVII Ed.、MackPub.、N.Y.、U.S.A.に記載されているものとの混合物中に式(I)の少なくとも1つの化合物を含む。
本発明を、下記の例でより詳細に例示する。
例1
3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−メチル−ビフェニルの調製
3−フルオロ−4−ブロモトルエン(50g、0.265mol)および3,4−ジクロロフェニルボロン酸(53g、0.278mol)をエタノール(970ml)に溶かし、炭酸ナトリウム(56.1g、0.529mol)を加える。炭上パラジウム10%(6.6g)を加え、混合物を窒素雰囲気下で4時間にわたって還流する。反応混合物を冷却し、濾過し、濃縮し、酢酸イソプロピル(250ml)を加え、次いで、溶液を再び濃縮する。残渣を酢酸イソプロピル(250ml)および1M水酸化ナトリウム(250ml)に溶かす。有機相を分離し、水(125ml)で洗浄し、塩化水素3Mで中和し、食塩水(250ml)で洗浄し、濃縮する。
残渣にアセトニトリル/水1/1v/v(150ml)を加え、40℃まで加熱して溶かし、次いで、0〜5℃まで冷却し、この温度にて30分にわたって撹拌する。
化合物3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−メチル−ビフェニルは、粉末として結晶化し、濾過し、アセトニトリル/水1/1v/v(25ml)で洗浄し、40℃にて乾燥する(56g、86%収率)。
HPLC−UV純度(210nm):95.0%
H NMR(DMSO−d6,300MHz):7.73(m,2H);7.49(m,2H);7.14(m,2H);2.36(s,3H)。
例2
3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−ブロモメチル−ビフェニルの調製
3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−メチル−ビフェニル(29g、0.114mol)、N−ブロモスクシンイミド(21.2g、0.119mol)、過酸化ベンゾイル(1.4g、0.004mol)をアセトニトリル(190ml)に溶かす。
混合物を3時間にわたって還流し、次いで、冷却し、水(54ml)中の亜硫酸ナトリウム(2.2g)の溶液を加え、30分にわたって撹拌し、次いで、放置して相を分離させる。
下の水相を分離し、ジクロロメタン(29ml)で抽出する。
上の相を真空下で濃縮し、水(10ml)、およびジクロロメタン(58ml)を加え、撹拌する。有機相を分離し、合わせ、水(29ml)で2回洗浄し、真空下で濃縮する。
化合物3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−ブロモメチル−ビフェニルは、オレンジ色の油として単離される(35.7g、94%収率)。
HPLC−UV純度(250nm):77.1%
H NMR(DMSO−d6,300MHz):7.87〜7.12(m,6H);4.76(s,2H)。
例3
3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−シアノメチル−ビフェニルの調製
3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−ブロモメチル−ビフェニル(35.0g、0.105mol)およびシアン化ナトリウム(5.4g、0.110mol)をエタノール(228ml)と水(25ml)の混合物に溶かし、次いで、3時間にわたって50℃にて加熱する。溶液を真空下で濃縮し、残渣をエタノール/水1/1v/v(35ml)に懸濁し、30分にわたって0〜5℃にて冷却する。
得られる固体を濾過し、真空下で40℃にて乾燥する。粗生成物を30分にわたって20〜25℃にてエタノール(56ml)に懸濁し、濾過し、真空下で40℃にて乾燥する。
化合物3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−シアノメチル−ビフェニルは、淡褐色の粉末として得られる(16.8g、57%収率)
HPLC−UV純度(250nm):92.3%
H NMR(DMSO−d6,300MHz):7.78(m,2H);7.60(m,2H);7.34(m,2H);4.14(s,1H)。
例4
1−(3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−シクロプロパンニトリルの調製
3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−シアノメチル−ビフェニル(9.0g、0.032mol)、1,2−ジブロモメタン(9.0g、0.048mol)、塩化テトラブチルアンモニウム(1.2g、0.043mol)、トルエン(60ml)および水(9ml)を反応器に入れる。
水酸化ナトリウム30%水性(60g、0.45mol)を20〜25℃にて30分かけて滴下し、反応混合物を6時間にわたって撹拌する。有機相を分離し、水(12ml)、塩化水素3M水性(36ml)および最後に水(12ml)で順に洗浄する。
溶液を濃縮し、次いで、n−ヘプタン(18ml)を80℃にて加える。
溶液を0〜5℃まで冷却し、30分にわたって撹拌する。
溶液から結晶化する生成物を濾過し、冷n−ヘプタン(5ml)で洗浄し、真空下で40℃にて乾燥する。
化合物1−(3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−シクロプロパンニトリルは、黄色の粉末として得られる(6.4g、65%収率)
HPLC−UV純度(250nm):98.2%
H NMR(DMSO−d6,300MHz):7.78(m,2H);7.60(m,2H);7.30(m,2H);1.84(m,2H);1.63(m,2H)。
例5
1−(3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−シクロプロパンカルボン酸の調製
1−(3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−シクロプロパンニトリル(14.3g、0.047mol)を、メタノール(143ml)と水(71.5ml)の混合物に溶かし、水酸化カリウム(35.1g、0.563mol)を滴加し、混合物を48時間にわたって還流する。
反応混合物を冷却し、20〜25℃にて水(57ml)中の水性塩化水素36%(57ml)の溶液に注ぐ。懸濁液を撹拌し、濾過し、固体を水で繰り返し洗浄し、真空下で40℃にて乾燥する。粗生成物を還流中の2−プロパノール(178ml)に溶かし、溶液に活性炭(0.3g)を加え、還流状態にて撹拌し、濾過し、濃縮し、n−ヘプタン(116ml)を加える。熱溶液を0〜5℃まで冷却し、結晶化する固体を濾過し、2−プロパノールで洗浄し、真空下で40℃にて乾燥する。
化合物1−(3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−シクロプロパンカルボン酸は、白色の粉末として得られる(10.3g、68%収率)
HPLC−UV純度(255nm):99.8%
H NMR(DMSO−d6,300MHz):12.51(bs,1H);7.78(m,2H);7.54(m,2H);7.30(m,2H);1.48(m,2H);1.22(m,2H)
MS(ESI,40V):323(M);279
融解範囲:199〜200℃。

Claims (10)

  1. 一般式(I)の化合物を調製するための方法であって、
    Figure 0005642067
    式中
    Xはフッ素であり、
    Rはハロゲン原子であり、
    nはRの数であって、環上の置換可能なHの数を越えない整数であり、
    下記のステップ:
    (i)式(II)
    Figure 0005642067
    (式中、Xは、上のように定義され、X’は、塩素、臭素、ヨウ素およびトリフレート基(CFSO)からなる群から選択される)の化合物を
    式(III)
    Figure 0005642067
    (式中、Rおよびnは上のように定義される)の化合物と反応させ、式(IV)
    Figure 0005642067
    の化合物を形成させるステップと、
    (ii)式(IV)の化合物をラジカル臭素化にかけ、式(V)
    Figure 0005642067
    の化合物を形成させるステップと、
    (iii)式(V)の化合物を式(VI)
    Figure 0005642067
    の対応するニトリル誘導体に変換するステップと、
    (iv)式(VI)の化合物を1,2−ジブロモエタンと反応させ、式(VII)
    Figure 0005642067
    の化合物を形成させるステップと、
    (v)式(VII)の化合物を加水分解し、式(I)の化合物を得るステップとを含む方法。
  2. 式(I)の化合物を単離して結晶化するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 結晶化が、n−ヘプタンとイソプロピルアルコールの混合物を使用することにより行われる、請求項2に記載の方法。
  4. ステップ(i)が、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、活性炭上パラジウム、およびアルミナ上パラジウムからなる群から選択されるパラジウム触媒の存在下で行われる、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. パラジウム触媒が活性炭上パラジウムである、請求項4に記載の方法。
  6. ステップ(ii)が、溶媒としてアセトニトリルを使用し、触媒量の過酸化ベンゾイルの存在下にN−ブロモスクシンイミドで行われる、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記Rが塩素である、請求項1に記載の方法。
  8. 前記一般式(I)の化合物が1−(3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−シクロプロパンカルボン酸である、請求項7に記載の方法。
  9. 下記のステップ:
    (i)4−ブロモ−3−フルオロ−トルエンを3,4−ジクロロフェニルボロン酸と反応させて3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−メチル−ビフェニルを形成させるステップと、
    (ii)3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−メチル−ビフェニルをラジカル臭素化にかけて3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−ブロモメチル−ビフェニルを形成させるステップと、
    (iii)3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−ブロモメチル−ビフェニルを対応する3’、4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−シアノメチル−ビフェニルに変換するステップと、
    (iv)3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ−4−シアノメチル−ビフェニルを1,2−ジブロモエタンと反応させて1−(3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−シクロプロパンニトリルを形成させるステップと、
    (v)1−(3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−シクロプロパンニトリルを加水分解して1−(3’,4’−ジクロロ−2−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−シクロプロパンカルボン酸を得るステップとを含む請求項8に記載の方法。
  10. 医薬組成物を調製するための方法であって、請求項1に記載のステップ(i)〜(v)および1種または複数の薬学的に許容される添加剤の混合を含む追加ステップ(vi)を含む方法。
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