JP5621429B2 - ロール状媒体搬送装置 - Google Patents
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Description
特許文献1のプリンターは、ロール体からフィルムを繰り出して搬送する導入ローラーと、フィルムを搬送経路の上流側から下流側に搬送するメインローラーとを備え、これら導入ローラー及びメインローラーがロール状媒体搬送装置として機能している。また、このロール状媒体搬送装置には、フィルムをたるませるためのガイドと、フィルムのたるみ量を検出するリミットスイッチとが設けられている。そして、このリミットスイッチにより、搬送されるフィルムのたるみ量を検出して、たるみ量をほぼ一定範囲内に維持するように制御している。
例えば、回転体がたるみ検出部と鉛直方向における同位置に設けられている場合に、たるみ部分がロール体の径よりも径方向の外側にふくらんだ形状となると、たるみ部分の下端がたるみ検出部に接触しない状態となることがある。すなわち、たるみ部分をたるみ検出部に案内する回転体の効果を十分に得ることができなくなり、必要とされるたるみ量よりも多くのたるみが形成されることとなる。
この構成によれば、記録媒体が搬送経路の上流側から下流側に順搬送される際に記録媒体がロール体から繰り出されてたるみ部分が形成される場合には、たるみ検出部よりも上流側に設けられた回転体により、たるみ部分を好適にたるみ検出部に案内することができる。また、記録媒体が下流側から上流側に逆搬送されることに基づいてたるみ部分がロール体に巻き取られる場合には、たるみ検出部よりも下流側に設けられた回転体により、たるみ部分を好適にたるみ検出部に案内することができる。すなわち、たるみ部分を繰り出すとき及び巻き取るときのいずれにおいてもたるみ部分を好適にたるみ検出部に案内することができる。
例えば、記録媒体が逆搬送される際に、たるみ部分が第2の回転体に接触した後に、これよりも鉛直方向の下方に設けられているたるみ検出部に案内するとき、第1の回転体は第2の回転体よりも下方に設けられていることが望ましい。
回転機構30は、回転軸Jを正逆両方向に回転させるための回転モーター31と、動力伝達切替装置32とを備えている(いずれも図4参照)。動力伝達切替装置32は、記録部80に対して給送される用紙S1,S2の切り替えに際して、回転モーター31の動力の伝達先を回転軸J1と回転軸J2との間で切り替える。
搬送機構40は、搬送経路を形成する搬送経路形成部材41A〜41Cと、反転経路を形成する反転経路形成部材42と、給紙ローラー43A,43Bと、搬送ローラー44A〜44Fと、この搬送ローラー44A〜44Fとそれぞれ対をなす従動ローラー45A〜45Fを備えている。
たるみセンサー60は、ロール体R1,R2から自重で垂れ下がる用紙Sのたるみ部分SGの下端位置を検出するために、回転軸J1,J2の下方となる収容体21,22の内底部に1つずつ設けられている。
記録部80は、搬送経路の上側に配置されたガイド軸81と、ガイド軸81に支持されたキャリッジ82と、キャリッジ82に支持された記録ヘッド83と、搬送経路を挟んで記録ヘッド83と対向する位置に配置された支持部材84とを備えている。
カッター90は、記録部80の下流側に設けられている。カッター90は、用紙Sの印刷が施された部分の先端側を幅方向Wに切断することで、切断された用紙Sの先端側の一部を所定のプリントサイズのカット用紙CSとする。
図2(a)に示すように、レバー62は、ローラー63にたるみ部分SGが接触していないとき、すなわちレバー62の先端部が検知部64から上方に離間した規定位置BLにあるとき、受光部は光源部から出射された光を受光して所定の閾値以上のON値を出力する。
ここで、各収容体21,22に適した径のロール体Rが設置されたときにおいて、ロール体Rが未使用状態のときのロール体Rの半径を「最大半径Rmax」とし、ロール芯RCに巻かれた用紙Sの残量がひと巻き分のときのロール体Rの半径を「最小半径Rmin」とする。
上流側ローラー73は、径方向において位置U2よりも外側且つ位置U1よりも内側、及び鉛直方向において高さH1よりも上側且つ高さH3よりも下側に配置されている。また上流側ローラー73は、水平方向において、位置U2と位置U1との間のほぼ中間位置に配置されている。
第2ローラー77は、径方向において第1ローラー76の中心点を通る鉛直方向の線分上の位置よりも外側且つ位置D1よりも内側、及び鉛直方向において高さH2よりも上側且つ最大半径Rmaxのときの下端位置よりも下側に配置されている。
制御装置100は、制御手段としてのコンピューター110と、ヘッド駆動回路120と、モーター駆動回路131,132とを備えている。コンピューター110は、バス140を介して、ヘッド駆動回路120及びモーター駆動回路131,132に電気的に接続されている。
給送装置20が用紙Sを給送する場合には、まず回転モーター31を駆動してロール体Rから用紙Sの一部を繰り出してロール体Rの下方にたるみ部分SGをたるませた状態とした後に、搬送モーター46を駆動して搬送ローラー44A〜44Fを正回転させる。すなわち、用紙Sは、ロール体Rの下方に自重で垂れ下がったたるみ部分SGが送り方向Zに送り出される。また、用紙Sは、先端側がロール体Rの外周面における基端側とは反対側となる位置に巻き掛けられた状態で、搬送経路に導かれる。
給送装置20においては、記録部80に向けて用紙Sを給送するとき、搬送モーター46の駆動に先だって回転軸Jの下方に用紙Sのたるみ部分SGを形成するために、たるみセンサー60の出力値がON値からOFF値になるまで回転軸Jが正回転される。また、搬送機構40が記録部80に向けて用紙Sを給送している間には、常時、たるみセンサー60がたるみ部分SGの下端位置の検出を行う。
図5を参照して、印刷ジョブが開始された後のたるみ形成態様について説明する。
印刷ジョブが開始されると、印刷処理の実行に伴って用紙Sが順搬送されるとともに、たるみセンサー60のON値出力に基づいて回転軸Jが正回転して、用紙Sがロール体Rから繰り出されてロール体Rの下方にたるみ部分SGが形成される。
図6(a)に示すように、用紙Sが逆搬送されると、たるみセンサー60の出力値がON値からOFF値に変化するまで回転軸Jが逆回転されて、たるみ部分SGが戻し方向Yに巻き取られる。このときのたるみ部分SGは、はじめに第2ローラー77に接触する。そして、第2ローラー77に接触したたるみ部分SGは、第2ローラー77により第1ローラー76に案内される。すなわち、このときのたるみ部分SGは、第2ローラー77及び第1ローラー76に接触する状態となる。なおこのとき、たるみ部分SGは、上流側ローラー73に接触することはない。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・案内装置70は、下流側装置74、すなわち、第1ローラー76及び第2ローラー77を省略してもよい。また、上流側装置71、すなわち、上流側ローラー73を省略してもよい。
・下流側装置74は、第1ローラー76及び第2ローラー77に加えて複数の回転体を備えるようにしてもよい。
・第1ローラー76及び第2ローラー77は、それぞれ鉛直方向において、同じ位置に配設してもよい。
・搬送経路の上流端は、必ずしも搬送経路形成部材41A,41Bの上流端によって構成する必要はなく、搬送経路上に配置された搬送ローラー等によって構成してもよい。また、用紙Sのたるみ部分SGとロール体Rの外周面に巻き掛けられた用紙Sとが干渉することがなければ、搬送経路の上流端は、回転軸Jよりも下方に配置してもよい。
・制御装置100は必ずしも収容室STに収容しなくてもよいし、収容室STに制御装置100以外の装置や機構を収容するようにしてもよい。
・記録媒体は用紙に限らず、金属やプラスチックフィルム、樹脂シート,布など、任意の素材から構成することができる。
Claims (5)
- 長尺状の記録媒体をロール状に巻き重ねたロール体を保持する保持部と、
前記保持部を回転させる保持部駆動手段と、
前記保持部の鉛直方向下方に設けられて前記ロール体から垂れ下がる前記記録媒体のたるみ部分を検出するたるみ検出部と、
前記たるみ検出部よりも前記記録媒体の搬送経路の下流側且つ鉛直方向の上方に設けられて前記搬送経路に沿って前記記録媒体を搬送する搬送機構と、
前記たるみ検出部と鉛直方向における同位置またはこれよりも上方における前記たるみ検出部よりも前記搬送経路の上流側及び下流側の少なくとも一方に配置されて前記たるみ部分を前記たるみ検出部に案内する回転体と、を備え、
前記回転体は、前記ロール体の半径が最小となるときの前記ロール体の水平方向における外周面に接して鉛直方向に伸びる線分上の位置よりも径方向の外側に配設されるロール状媒体搬送装置。 - 前記回転体は、前記ロール体の半径が最大となるときの前記ロール体の水平方向における外周面に接して鉛直方向に伸びる線分上の位置よりも径方向の内側に配設される請求項1に記載のロール状媒体搬送装置。
- 前記回転体は、前記たるみ検出部よりも前記搬送経路の上流側及び下流側のいずれにも設けられる請求項1又は請求項2に記載のロール状媒体搬送装置。
- 前記たるみ検出部よりも前記搬送経路の下流側に設けられる回転体は、一対の回転体であり、この一対の回転体は、相対的に上流側に配設される第1の回転体と相対的に下流側に配設される第2の回転体とにより構成されるものである請求項3に記載のロール状媒体搬送装置。
- 前記第2の回転体は、前記第1の回転体よりも鉛直方向上方に設けられる請求項4に記載のロール状媒体搬送装置。
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