JP5616144B2 - エアバッグ装置 - Google Patents
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Description
、ベントホール42を開放していた位置から離れ、開口43aとベントホール42との連通状態が解除されて、ベントホール42はカバーパネル43によって閉塞状態にされる。
即ち、本願発明では、ガス発生器から供給された膨張ガスによって、折畳まれた収納状態から膨張展開可能なエアバッグ本体を備えたエアバッグ装置において、
エアバッグ本体の外殻に形成したガス排出用のベントホールと、
前記ベントホールの開口とは異なる第1開口を有し、前記ベントホールの開口に前記第1開口を重ね合わせた状態で、前記エアバッグ本体の内面側に縫着されたガイド基布と、
前記エアバッグ本体と前記ガイド基布との間で、前記ベントホールの前記開口から外部に対して一部部位の出没が可能に構成され、しかも、前記第1開口の開閉を行い得る横幅寸法を有する帯状の閉鎖部材と、
前記エアバッグ本体と前記ガイド基布との間において、前記閉鎖部材の長手方向への移動量を規制する規制手段と、
を備え、
前記ガイド基布の外面側と前記エアバッグ本体の内面側との間には、前記閉鎖部材の前記長手方向への移動を案内する挿通路が形成され、
前記エアバッグ本体の膨張展開時における前期段階では、前記閉鎖部材の一部部位が前記ベントホールの前記開口から前記エアバッグ本体の外部に突出しており、前記ベントホールの前記開口と前記ガイド基布の前記第1開口とが開放され、前記エアバッグ本体の外部に前記膨張ガスを排出する排気路が形成された状態にあり、
前記膨張展開時における前期段階を過ぎた段階では、前記エアバッグ本体の膨張展開により前記規制手段を緊張させることによって、前記閉鎖部材の前記一部部位が前記ベントホールの前記開口を介して前記ガイド基布側に引き込まれ、前記閉鎖部材の前記一部部位により前記ベントホールの前記開口及び前記ガイド基布の前記第1開口からの排気が抑制され、
前記ベントホールの前記開口及び前記ガイド基布の前記第1開口の排気抑制状態にて、膨張展開した前記エアバッグ本体が外圧を受けて凹むことにより当該エアバッグ本体内の内圧が所定の内圧以上に上昇した段階で、前記規制手段が緊張状態を解かれ、前記閉鎖部材の前記一部部位が前記エアバッグ本体内の内圧により前記ベントホールの開口から前記エアバッグ本体の外部に突出し、前記ベントホールの前記開口と前記ガイド基布の前記第1開口とが開放されて前記膨張ガスの排気路が形成されてなる、
ことを最も主要な特徴としている。
が膨張展開を開始してからの前期段階が終わるまでは、突出した閉鎖部材を通る排気通路は、閉じられることがない。このため、エアバッグ本体からガスが排出される状態が保たれることになり、エアバッグ本体に接触する乗員に対する負荷が少ない状態に維持しておくことができる。
に取り付けておくことが望ましい構成であるが、必ずしも乗員拘束面に取り付けておく必要はない。乗員拘束面に取り付けておくことによって、乗員が乗員拘束面に接触したとき、乗員拘束面が大きく窪むように変形するので、規制部材の緊張状態を開放させ易くなる。
置を例に挙げて説明を行う。本願発明に係わるエアバッグ装置としては、運転席用のエアバッグ装置に限定されるものではなく、助手席用エアバッグ等の乗員を保護するエアバッグ装置として好適に適用することができる。このため、本発明は、以下に説明する実施例に限定されるものではなく、多様な変更が可能である。
なる。そして、ガイド基布4の第1開口4aを閉鎖した状態は、エアバッグ本体2内の内圧が所定の内圧にまで上昇するまでの間、紐部材6aによって維持されることになる。
を迅速に行わせるため、ベントホール3からの排気が行われるのを防ぐことになる。即ち、図4(b)に示すように、膨張展開の前期段階が終わったのちに、紐部材6aが緊張状態になると、ベントホール3から外部に突出していた閉鎖部材5を、二点鎖線で示していた状態から実線で示した位置に移動させ、閉鎖部材5をベントホール3内に引っ張り込む。そして、ガイド基布4の第1開口4aを閉鎖部材5で閉鎖させることになる。
3は、エアバッグ本体2におけるインフレータ取付部8側に形成されている。
2・・・エアバッグ本体、
3・・・ベントホール、
4・・・ガイド基布、
5・・・閉鎖部材(テザー)、
6・・・規制部材、
6a・・・紐部材、
8・・・インフレータ取付部、
12・・・挿通路、
30・・・エアバッグ、
31・・・排気口、
32・・・吊り紐本体部、
33・・・閉塞部、
34・・・吊り紐、
40・・・容量規制テザー、
41・・・可変ベント手段、
42・・・ベントホール、
43・・・カバーパネル、
43a・・・開口、
44・・・テザー開放手段、
45・・・アクチュエータ、
46・・・フック。
Claims (3)
- ガス発生器から供給された膨張ガスによって、折畳まれた収納状態から膨張展開可能なエアバッグ本体を備えたエアバッグ装置において、
エアバッグ本体の外殻に形成したガス排出用のベントホールと、
前記ベントホールの開口とは異なる第1開口を有し、前記ベントホールの開口に前記第1開口を重ね合わせた状態で、前記エアバッグ本体の内面側に縫着されたガイド基布と、
前記エアバッグ本体と前記ガイド基布との間で、前記ベントホールの前記開口から外部に対して一部部位の出没が可能に構成され、しかも、前記第1開口の開閉を行い得る横幅寸法を有する帯状の閉鎖部材と、
前記エアバッグ本体と前記ガイド基布との間において、前記閉鎖部材の長手方向への移動量を規制する規制手段と、
を備え、
前記ガイド基布の外面側と前記エアバッグ本体の内面側との間には、前記閉鎖部材の前記長手方向への移動を案内する挿通路が形成され、
前記エアバッグ本体の膨張展開時における前期段階では、前記閉鎖部材の一部部位が前記ベントホールの前記開口から前記エアバッグ本体の外部に突出しており、前記ベントホールの前記開口と前記ガイド基布の前記第1開口とが開放され、前記エアバッグ本体の外部に前記膨張ガスを排出する排気路が形成された状態にあり、
前記膨張展開時における前期段階を過ぎた段階では、前記エアバッグ本体の膨張展開により前記規制手段を緊張させることによって、前記閉鎖部材の前記一部部位が前記ベントホールの前記開口を介して前記ガイド基布側に引き込まれ、前記閉鎖部材の前記一部部位により前記ベントホールの前記開口及び前記ガイド基布の前記第1開口からの排気が抑制され、
前記ベントホールの前記開口及び前記ガイド基布の前記第1開口の排気抑制状態にて、膨張展開した前記エアバッグ本体が外圧を受けて凹むことにより当該エアバッグ本体内の内圧が所定の内圧以上に上昇した段階で、前記規制手段が緊張状態を解かれ、前記閉鎖部材の前記一部部位が前記エアバッグ本体内の内圧により前記ベントホールの開口から前記エアバッグ本体の外部に突出し、前記ベントホールの前記開口と前記ガイド基布の前記第1開口とが開放されて前記膨張ガスの排気路が形成されてなる、
ことを特徴とするエアバッグ装置。 - 前記閉鎖部材の長手方向における両端部は、前記両端部間の長さ方向における変形に対してゆとりを持たせた状態で前記エアバッグ本体の内面側に縫着されてなり、
前記規制手段は、前記閉鎖部材の長手方向における中間部と前記エアバッグ本体の内面との間を、前記第1開口を通って連結する規制部材により形成されてなる、
ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ装置。 - 前記閉鎖部材の長手方向における両端部は、前記両端部間の長さ方向における変形に対してゆとりを持たせた状態で前記エアバッグ本体の乗員拘束面側における前記エアバッグ本体の乗員拘束面側に取付けられてなり、
前記規制手段は、前記両端部間の長さ寸法が前記膨張展開における前期段階を過ぎた段階において緊張状態となる長さ寸法に設定された前記閉鎖部材により形成されてなる、
ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ装置。
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