JP5383018B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Description

この発明は、使い捨ておむつに関する。
使い捨ておむつの一種に、3枚のほぼ長方形のシートをI字状に接合したタイプのおむつ(以下3ピースタイプという)がある。
3ピースタイプのおむつは、端切れが生じない等の理由により製造コストが低廉となるものの、矩形のシートで着用者の股下を覆うため、着用者の股下部と臀部を適切にカバーし難いという問題がある。すなわち、股下部を適切にカバーする幅のシートでは臀部を十分カバーできず、逆に臀部を適切にカバーする幅のシートでは、股下部でシートがだぶついて着用感が損なわれる。
このため、特許文献1は、互いに対向して離間する前胴周りパネルと後胴周りパネルとの間に股間パネルを設け、前胴周りパネルと後胴周りパネルの対向側縁を接合して成り、胴周り開口と一対の脚周り開口を有するパンツ型おむつにおいて、後胴周りパネルを前胴周りパネルより帯幅を広くする技術を開示している。ここでいう前・後胴周りパネルの帯幅とは、着用者の身長方向における寸法である。また、特許文献1の図1に図示されているように、胴周り開口は接合された前胴周りパネルと後胴周りパネルの上縁(遠位縁)により画成され、左右一対の脚周り開口は前胴周りパネルおよび後胴周りパネルの下縁(近位縁)と、股間パネルの両側縁とにより画成される。
国際公開第2006/017718号パンフレット(請求項1、図1、図7)
特許文献1のおむつは、後胴周りパネルの方が帯幅が広いので、着用者の臀部を広く覆うことができる。しかし、前・後胴周りパネルの帯幅が異なるため、後胴周りパネルが前胴周りパネルに接合されない部分が生じる。この部分は、おむつが着用されたとき臀部から浮き上がり、臀部から脚にかかる部分に十分フィットしないおそれがある。また、3枚のほぼ矩形のシートをI字状に接合した構造のおむつのため、左右一対の脚周り開口は、着用者の体の側面に位置して互いに平行になる。しかし、人間の脚(大腿部)の可動範囲は胴体の前方に広がっているため、おむつの脚に対する良好なフィット性を得るには、一対の脚周り開口はおむつのやや前方に向けて開口していることが望ましい。
以上に鑑み、本願は着用者の臀部から脚にかかる部分に対するフィット性が改善された3ピースタイプの使い捨ておむつを提供することを課題とする。
本発明の使い捨ておむつ(以下、おむつ)は、縦方向とこれに直交する横方向とを有し、横方向に並行して伸びる矩形の腹側シート部材および矩形の背側シート部材と、縦方向に延在して腹側シート部材および背側シート部材に接合されて両者を連結するとともに、横方向寸法が腹側シート部材および背側シート部材より小さく、かつ、体液吸収体を備える矩形の股間シート部材とを含んで構成され、縦方向中心線に関しほぼ対称なおむつを前提とする。
この前提において、腹側シート部材および背側シート部材には、胴周弾性部材が横方向に伸長されて接合され、少なくとも腹側シート部材の胴周弾性部材が存在する領域と股間シート部材とが重なり合い、使い捨ておむつを平面に展開したとき股間シート部材の両側を縦方向に伸びる股間部側縁が互いに平行となり、体液吸収体は、両股間部側縁に並行して伸びる両縦辺を有し、両縦辺は、体液吸収体の内方に向け湾曲して縦方向中心線に関し対称となる湾曲部を有し、湾曲部は縦方向において腹側シート部材側に偏って位置しており、体液吸収体が腹側シート部材に重なる境界の横方向長さが、体液吸収体が背側シート部材に重なる境界の横方向長さよりも短く、胴周弾性部材の伸長を開放し、腹側シート部材および背側シート部材とともに股間シート部材を収縮させたときの股間シート部材の横方向の見掛け上の幅が、腹側シート部材との境界での幅よりも、背側シート部材との境界での幅の方が大きいことを特徴とする。
ここで、本願で「使い捨ておむつを平面に展開したとき」とは、使い捨ておむつを構成する腹側シート部材、背側シート部材および股間シート部材を、胴周弾性部材等の弾性力に抗して平面になるように拡げることをいう。また、「伸長を開放」とは、おむつに外部からの力が加わらない状態で、伸長下に接合された胴周弾性部材を、腹側シート部材や背側シート部材を構成する材料から受ける抗力と釣り合うまで、自由に収縮させることをいう。
好ましい実施態様では、体液吸収体の両縦辺が、腹側シート部材側に位置する腹側平行部と、背側シート部材側に位置する背側平行部と、腹側および背側平行部の間に在って体液吸収体の内方に向け湾曲し、縦方向中心線に関し対称となる湾曲部とを有し、体液吸収体の背側平行部が背側シート部材に重なり合い、湾曲部が腹側シート部材に重なり合う。
別の好ましい実施態様では、股間シート部材の股間部側縁の各々に沿って股間部弾性部材が伸長下に接合されるとともに、両股間部側縁から離間して縦方向中心線に関し対称に体液吸収体が配設される。
別の好ましい実施態様では、使い捨ておむつを平面に展開したとき、腹側シート部材側で少なくとも体液吸収体を横切る胴周弾性部材の応力の方が、背側シート部材側で少なくとも体液吸収体を横切る胴周弾性部材より応力が大きい。
また、別の好ましい実施態様では、腹側シート部材と背側シート部材に複数条の胴周弾性部材が接合されており、腹側シート部材側で体液吸収体を横切る胴周弾性部材の方が、背側シート部材で体液吸収体を横切る胴周弾性部材より、胴周弾性部材間の間隔が狭い。
さらに別の好ましい実施態様では、背側シート部材を横切る胴周弾性部材の内、少なくとも背側シート部材と股間シート部材との境界付近にある胴周弾性部材の呈する弾性が、背側シート部材の他の部位にある胴周弾性部材の呈する弾性よりも低い。
他の好ましい実施態様では、腹側シート部材の両側に縦方向に伸びる両腹側縁と、背側シート部材の両側に縦方向に伸びる両背側縁とを、腹側シート部材および背側シート部材が環状になるように接合して成り、環状に連結された腹側シート部材および背側シート部材で画成される1つの胴周り開口と、環状に連結された腹側シート部材および背側シート部材、並びに両者に接合された股間シート部材で画成される一対の脚周り開口とを有するパンツ型とされる。
本発明のおむつは、胴周弾性部材の伸長を開放し、腹側シート部材および背側シート部材とともに股間シート部材を収縮させたときの股間シート部材の横方向の見掛け上の幅が、腹側シート部材との境界での幅よりも背側シート部材との境界での幅の方が大きくなるよう構成される。すなわち、股間シート部材の背側の方が、腹側より横方向の見掛け上の幅が大きくなり、この幅がより大きい股間シート部材の背側で着用者の臀部を広く覆うことができる。
また、股間シート部材の腹側の方が横方向の見掛け上の幅が小さいので、着用者の股下部でシートがだぶついて着用感が損なわれることが無い。さらに、股間シート部材の横方向の見掛け上の幅は背側から腹側に向い狭くなるので、おむつをパンツ型にしたとき、股間シート部材と環状に連結された腹側シート部材と背側シート部材で画成される一対の脚周り開口は、おむつのやや前方を向いて開口する。これらにより、着用者の臀部から脚にかかる部分に対するフィット性が改善された3ピースタイプの使い捨ておむつを提供することができる。
図1から図3を参照して、本発明に係るおむつ1について説明する。図1は第1の実施形態に係るおむつ1を平面に展開して表す平面図、図2は図1のII−II線での断面図、図3は、図1に示す状態から胴周弾性部材6の伸長を開放した状態を表す平面図である。
図1はおむつ1を着用者の肌に接する側から見た図である。おむつ1は矢印Xで示す横方向に伸びる矩形の腹側シート部材2と、腹側シート部材2から離間して横方向に並行に伸びる矩形の背側シート部材3と、矢印Yで示す縦方向に延在し腹側シート部材2および背側シート部材3の中央付近に接合されて連結する矩形の股間シート部材4とを備える。股間シート部材4は、横方向における寸法が腹側シート部材2および背側シート部材3より小さく、また、体液吸収体5を備える。おむつ1は縦方向中心線Mに関しほぼ対称なI字形状であり、体液吸収体5も縦方向中心線Mに関し対称に配置される。
腹側シート部材2および背側シート部材3はいずれも、通気性を有するトップシート11とバックシート12の間に、胴周弾性部材6である複数条の腹側ゴム紐61、背側ゴム紐62が、横方向に伸長された状態で間欠的に接合されている。腹側ゴム紐61は背側ゴム紐62より高伸長率で接合されており、おむつ1を平面に展開したとき、腹側ゴム紐61の方が、背側ゴム紐62より応力が高い。すなわち、体液吸収体5を横切る腹側ゴム紐61の方が、体液吸収体5を横切る背側ゴム紐62より応力が高い。なお、隣接する腹側ゴム紐61間および隣接する背側ゴム紐62間の間隔は一定である。腹側シート部材2、背側シート部材3の胴周弾性部材6が存在する領域に、股間シート部材4が重ね合わされて接合されている。なお、おむつ1を使用するとき、トップシート11は着用者の肌に向き合い、バックシート12はおむつ1の外側を向く。
矩形の股間シート部材4は、体液吸収体5より面積が大きく、長方形の透液性シート43および液不透過性シート44の間に、体液吸収体5および股間部弾性部材42、42が封入された構成となっている。透液性シート43は、おむつ1を使用するとき着用者の肌に正対し、液不透過性シート44はおむつ1の外側を向く。おむつ1を平面に展開したとき、股間シート部材4の両側を縦方向に伸びる股間部側縁41,41は平行になる。また、両股間部側縁41の全長に沿って、両股間部弾性部材42が伸長下で間欠的に接合されている。この実施形態では、両股間部弾性部材42としてゴム紐を用いている。
体液吸収体5は、股間シート部材4に、両股間部側縁41から間隔をあけて縦方向中心線Mに関し対称に接合されている。体液吸収体5は、腹側シート部材2および背側シート部材3に重なりあい、腹側シート部材2に重なる縦方向長さL1の方が、背側シート部材3に重なる縦方向長さL2よりも長い。これにより、おむつ1が着用されたとき、腹側シート部材2側で体液吸収体5が着用者の股間部前側を広く覆い、尿を効率よく吸収することができる。
体液吸収体5は、股間シート部材4の両股間部側縁41とほぼ平行に伸びる両縦辺51を有する。両縦辺51は、腹側シート部材2側に位置する腹側平行部53と、背側シート部材3側に位置する背側平行部54と、腹側平行部53および背側平行部54の間に在って体液吸収体5の内方に向け湾曲し、おむつの縦方向中心線Mに関し対称となる湾曲部52とを有し、体液吸収体5はダンベル状の形状となっている。湾曲部52の横方向寸法は、背側平行部54および両腹側平行部53より小さい。
背側平行部54は、その一部が背側シート部材3に重なりあい、両腹側平行部53は、その全部が腹側シート部材2に重なりあっている。
透液性シート43および液不透過性シート44の、体液吸収体5の湾曲部52から横方向外側に延出し両股間部側縁41に至る部分は、サイドフラップ部45となっている。サイドフラップ部45の両股間部側縁41には、両股間部弾性部材42が延在する。サイドフラップ部45には体液吸収体5が接合されておらず、体液吸収体5が接合された部分より低剛性であるため、両股間部弾性部材42の伸縮等により容易に変形することができる。
おむつ1を構成する各シートには、使い捨ておむつ用として公知の、熱可塑性合成樹脂を原料とする維不織布および/またはフィルムを、要求される性能を考慮して適宜選択して用いることができる。体液吸収体5には、フラッフパルプを含有する公知の体液吸収性材料をティッシュペーパ(図示せず)で包んで用いることができる。体液吸収体5はフラッフパルプを含有するので、液不透過性シート44、透液性シート43より高剛性で、相対的に変形し難い。股間部弾性部材42、胴周弾性部材6には紐状のゴム、熱可塑性エラストマのほか、テープ状、帯状のゴム、あるいは伸縮性を有する不織布、樹脂フィルムを用いることができる。
また、おむつ1を構成する各シート、弾性部材等の相互の接合は、ホットメルト接着剤による接着、あるいは熱溶着など、この分野で公知の方法で行うことができる。
おむつ1を平面に展開したときの胴周弾性部材6の応力は、胴周弾性部材6を伸長下に接合するときの伸長率により調整できる。あるいは、伸長率は同一で、胴周弾性部材6の材質や、断面積を変えることによっても応力を調整することもできる。
図2に断面図で示すように、腹側・背側ゴム紐61,62は、腹側および背側シート部材2,3のトップシート11と、股間シート部材4の液不透過性シート44を介して体液吸収体5に重なり合う。これらのおむつ1を構成する部材はホットメルト接着剤等(図示せず)により相互に接合されているので、腹側・背側ゴム紐61,62が横方向(図2では紙面に垂直な方向)に収縮したとき、体液吸収体5も腹側および背側シート部材2,3、股間シート部材4とともに横方向に収縮する。
図3に示すように、腹側・背側ゴム紐61,62の伸長を開放して横方向に収縮させると、腹側および背側シート部材2,3と股間シート部材4は、仮想線で表す平面に展開された状態から実線で表す状態まで、横方向に収縮する。このとき、おむつ1を平面に展開したとき、腹側ゴム紐61の方が背側ゴム紐62より応力が高いので、腹側シート部材2の方が背側シート部材3より大きく収縮することにより、体液吸収体5の腹側平行部53の方がより大きく収縮する。
股間シート部材4も、腹側・背側ゴム紐61,62の収縮により、仮想線で表す矩形の状態から横方向に収縮して、実線で表す台形の状態になる。この結果、股間シート部材4の横方向の見掛け上の幅は、仮想線で示す腹側シート部材2との境界B1における幅W1よりも、背側シート部材3との境界B2における幅W2の方が大きくなる。ここで、「股間シート部材4の横方向の見掛け上の幅」とは、胴周弾性部材6の収縮により股間シート部材4の横方向の幅W1,W2が小さくなった状態での、両股間部側縁41の間の距離のことである。
このように、股間シート部材4の背側シート部材3との境界B2での幅W2の方が大きくなることにより、股間シート部材4は着用者の臀部をより広く覆うことができ、臀部から脚にかかる部分へのフィット性が改善される。また、股間シート部材4が収縮して腹側シート部材2との境界B1の幅W1が小さくなることにより、着用者の股下で股間シート部材4がだぶついて着用感が損なわれることがない。
次に、図4から図6を参照して、図1に示すおむつ1の、腹側シート部材2の両側に縦方向に伸びる両腹側縁21,21と、背側シート部材3の両側に縦方向に伸びる両背側縁22,22とを、腹側シート部材2および背側シート部材3が環状になるように接合してパンツ型としたおむつ1について説明する。図4は、パンツ型としたおむつ1の斜視図であり、図5は、パンツ型としたおむつ1を腹側シート部材2から見た脚周り開口縁81の形状を摸式的に表す図、図6はパンツ型としたおむつ1を背側シート部材3側から見た摸式図である。
図4に示すようにパンツ型としたおむつ1は、環状に連結された腹側シート部材2および背側シート部材3で画成される1つの胴周り開口7と、腹側シート部材2、背側シート部材3と、両者に接合された股間シート部材4とで画成される一対の脚周り開口8を有する。すなわち、図1においておむつ1、腹側シート部材2および背側シート部材3の横方向に伸び股間シート部材4を挟んで向かい合う腹側近位縁13および背側近位縁14と、股間シート部材4の両股間部側縁41とから成る脚周り開口縁81、で一対の脚周り開口8が画成される。また、腹側近位縁13および背側近位縁14に並行して横方向に伸び、離間距離が腹側近位縁13および背側近位縁14よりも大きい腹側遠位縁15および背側遠位縁16とで形成される胴周り開口縁71で胴周り開口7が画成される。
ところで、前記のように体液吸収体5の横方向外側には変形しやすいサイドフラップ部45が延出し、ここに股間部弾性部材42が伸長下に接合されている。おむつ1をパンツ型にするため、股間シート部材4を体液吸収体5が内側になるようにして曲げると、股間部弾性部材42が収縮することにより、腹側シート部材2と背側シート部材3の間のサイドフラップ部45が、図4に示すように体液吸収体5に対し起立する。このサイドフラップ部45の起立により、サイドフラップ部45で囲まれる空間17が形成される。この空間17は、おむつ1が着用されたとき、着用者の股間部と体液吸収体5の間に位置し、体液吸収体5が吸収した排泄物を着用者の肌から隔てておくことができる。
ここで、収縮した股間部弾性部材42は、腹側シート部材2と背側シート部材3の間で直線状に伸びようとするが、サイドフラップ部45により体液吸収体5に向け引っ張られる。このため、図4に示すように、股間部弾性部材42は腹側シート部材2と背側シート部材3の間で半円弧状となる結果、股間シート部材4の股間部側縁41も半円弧状となり、脚周り開口縁81の一部を形成する。
前記のように、体液吸収体5の腹側平行部53の方が背側平行部54より大きく収縮し、股間シート部材4の横方向の見掛け上の幅は、腹側シート部材2側の幅W1よりも、背側シート部材3側の幅W2の方が大きい。このため、図5に示すように、おむつ1を正面から見たとき、脚周り開口縁81は、腹側シート部材2から背側シート部材3に向かうに従い、円弧を描きながらおむつ1の横方向外側に向かう軌跡を描く。別言すれば、脚周り開口8はおむつ1のやや前方に向けて開口する。
また、体液吸収体5の湾曲部52が腹側シート部材2寄りに位置しているため、着用者の鼠径部前側に位置する部分の体液吸収体5の横方向の幅は相対的に狭くなる。これにより、着用者が両脚を閉じたときでも、体液吸収体5に股間部を圧迫されて違和感を覚えることが無い。また、着用者が脚を激しく動かしたときでも、サイドフラップ部45が脚の動きに追随して変形するので、着用者の脚とおむつ1の脚周り開口縁81の間に隙間が生じることが防止され、排泄物の漏出が抑制される。
さらに、図6に摸式的に示すように、パンツ型としたおむつ1を背面から見たとき、体液吸収体5の背側平行部54は腹側平行部53より収縮量が小さいため、腹側平行部53より横方向の寸法が大きくなり、着用者の臀部を広く覆うことができる。
次に図7〜図10を参照して第2の実施形態に係るおむつ1について説明する。図7はおむつ1を平面に展開して表す平面図、図8は胴周弾性部材の伸長を開放した状態を表す平面図、図9および図10は各々、パンツ型としたおむつ1を腹側シート部材2および背側シート部材3から見た摸式図である。
図7に示すように、この実施形態では体液吸収体5の湾曲部52が、腹側シート部材2と重なり合う点が、第1の実施形態との主な相違点である。
図示例では、股間シート部材4は図1と同一の構成であり、股間シート部材4を腹側シート部材2および背側シート部材3に取り付ける位置を腹側シート部材2側にずらして、股間シート部材4が腹側シート部材2に重なり合う縦方向長さL1をより長くすることで、体液吸収体5の湾曲部52を腹側シート部材2と股間シート部材4との境界B1に重ね合わせている。なお、これに代えて、体液吸収体5に湾曲部52を形成する位置を変更して、湾曲部52を腹側シート部材2と股間シート部材4との境界B1に重ね合わせることもできる。
一方、背側シート部材3と股間シート部材4との境界B2には、体液吸収体5の背側平行部54が重なり合う。従って、境界B1と境界B2における体液吸収体5の横方向長さを比較すると、境界B1の方が短い。
腹側シート部材2と背側シート部材3は、図1と同一の構成である。つまり、平面に展開したときの腹側ゴム紐61と背側ゴム紐62の応力は、腹側ゴム紐61の方が大きい。その他、各シート部材の原料や接合方法等は第1の実施形態と共通するので、詳細な説明は省略する。
図8に示すように、腹側・背側ゴム紐61,62の伸長を開放して横方向に収縮させると、腹側および背側シート部材2,3と股間シート部材4は、仮想線で表す平面に展開された状態から実線で表す状態まで、横方向に収縮する。ここで、腹側および背側シート部材2,3の、体液吸収体5と重なり合わない部分は、剛性の高い体液吸収体5の影響を受けないため、体液吸収体5と重なり合う部分と比較して収縮しやすい。
このため、腹側シート部材2および背側シート部材3と股間シート部材4との境界B1,B2における、腹側・背側ゴム紐61,62の収縮後の股間シート部材4の横方向長さを比較すると、腹側ゴム紐61の応力が大きいことに加え、体液吸収体5と重なり合う長さが短いことにより、境界B1の方が短くなる。すなわち、股間シート部材4の横方向の見掛け上の幅は、仮想線で示す腹側シート部材2との境界B1における幅W1よりも、背側シート部材3との境界B2における幅W2の方が大きくなる。
従って、図9に示すように、おむつ1を正面から見たとき、脚周り開口8はおむつ1のやや前方に向けて開口する。第1と第2の実施形態で同一形状の体液吸収体5を用いる場合を比較すると、第2の実施形態の方が境界B1における体液吸収体5の横方向長さが短いことにより、脚周り開口8はおむつ1のより前方に向けて開口し、着用者の脚によりフィットしやすい形状になる。
また、図10に摸式的に示すように、パンツ型としたおむつ1を背面から見たとき、第1の実施形態と同様に、体液吸収体5の背側平行部54は腹側平行部53より収縮量が小さいため、横方向の寸法が腹側平行部53より大きくなり、着用者の臀部を広く覆うことができる。
この実施形態では、腹側シート部材2と股間シート部材4との境界B1に体液吸収体5の湾曲部52が重なり合い、背側シート部材3と股間シート部材4との境界B2に体液吸収体5の背側平行部54が重なり合うことにより、体液吸収体5の境界B1における横方向寸法は、境界B2における横方向寸法より小さくなる。このため、平面に展開したときの腹側ゴム紐61と背側ゴム紐62の応力が同一になるように変形して実施することができる。あるいは、腹側ゴム紐61の応力を背側ゴム紐62より低くすることも可能である。
すなわち、この実施形態では、腹側ゴム紐61により腹側シート部材2が収縮可能である限り、股間シート部材4の横方向の見掛け上の幅W1,W2は、湾曲部52が重なり合う境界B1における幅W1の方が、境界B2における幅W2よりも短くなる。従って、腹側シート部材2側を背側シート部材3側より大きく収縮させることは必須ではない。
以上、第1、第2の実施形態に基づき、着用者の臀部から脚にかかる部分に対するフィット性が改善された3ピースタイプの使い捨ておむつ1について説明したが、本発明はこれに限定されず種々変更して実施することができる。
変形例の1つとして、腹側シート部材2と背側シート部材3に複数条の胴周弾性部材6を接合し、腹側シート部材2側の方が背側シート部材3側より体液吸収体5を横切る胴周弾性部材6の間の間隔が狭い構成にすることができる。例えば、第1または第2の実施形態において、腹側シート部材2側で体液吸収体5を横切る腹側ゴム紐61間のピッチ間隔を、背側シート部材3側で体液吸収体5を横切る背側ゴム紐62間のピッチ間隔をより狭くする構成に変更すればよい。このとき、腹側ゴム紐61と背側ゴム紐62の応力を同一にすることができる。これは、図1において背側シート部材3側で体液吸収体5を横切る背側ゴム紐62の本数を減らした構成に相当する。
あるいは、背側シート部材3側には、体液吸収体5を横切る胴周弾性部材6が全く無い構成に変更したり、体液吸収体5を横切る腹側ゴム紐61の本数を、背側シート部材3側で体液吸収体5を横切る背側ゴム紐62より多くしたりすることもできる。このとき、前記のように、腹側ゴム紐61との応力を同一とし、腹側ゴム紐61間のピッチ間隔を、背側シート部材3側で体液吸収体5を横切る背側ゴム紐62間のピッチ間隔をより狭くすることが好ましい。
要するに、腹側シート部材2側で体液吸収体5を横切る胴周弾性部材6の収縮率の方が、背側シート部材3側より大きくなる構成であればよい。
また別の変形例として、背側シート部材3を横切る胴周弾性部材6(背側ゴム紐62)の内、少なくとも背側シート部材3と股間シート部材4との境界B2付近にある胴周弾性部材6の呈する弾性が、背側シート部材3の他の部位にある胴周弾性部材6の呈する弾性よりも低い構成とすることができる。別言すれば、背側シート部材3の収縮率が場所により異なり、少なくとも背側シート部材3と股間シート部材4との境界B2付近の収縮率が、背側シート部材3の他の部位の収縮率よりも小さい構成にすることができる。なお、この変形例で得られるおむつ1は、図1から図6に示したおむつ1と外見上は変わらないので、図示は省略する。
このように胴周弾性部材6の呈する弾性、若しくは背側シート部材3の収縮率を部位により異ならせるには、背側シート部材3の境界B2付近にある胴周弾性部材6の切断処理、熱処理、あるいは薬品処理等の公知の手段により、胴周弾性部材6の弾性を消失させる方法を用いることができる。このとき、体液吸収体5を横切る胴周弾性部材6が有る場合は、この胴周弾性部材6の弾性を消失させることが好ましい。このようにすれば、背側シート部材3側では体液吸収体5が横方向に収縮しないので、確実に背側シート部材3側の幅W2を大きくすることができるとともに、体液吸収体5に縦方向に皺が生じて漏れの原因となることを防止できる。
また、腹側シート部材2側でも胴周弾性部材6の弾性も消失させ、かつ、股間シート部材4の腹側シート部材2側の幅W1よりも、背側シート部材3側の幅W2の方を大きくすることもできる。この場合は、例えば、腹側ゴム紐61と背側ゴム紐62の材質、本数および伸長率を同一とし、腹側シート部材2側より背側シート部材3側の方が、弾性消失幅範囲が広い構成にすることができる。
また、このように腹側シート部材2側の胴周弾性部材6の弾性を消失させる場合、腹側シート部材2側に位置する体液吸収体5は主として尿を吸収することから、尿漏れを防止するため平坦にしたい部分の弾性を消失させることが好ましい。具体例として、腹側シート部材2と重なり合う体液吸収体5の周縁に沿う部分の胴周弾性部材6の弾性を消失させる構成により、体液吸収体5の横方向、および体液吸収体5から胴周り開口7に向かう方向の尿漏れを防止することができる。
なお、胴周弾性部材6の切断は、カッターで背側シート部材3とともに胴周弾性部材6を切断することで行なう。カッターで胴周弾性部材6を切断する場合は、体液吸収体5を横切る胴周弾性部材6を切断する。また、熱処理により背側シート部材3側の胴周弾性部材6の弾性を消失させる場合、胴周弾性部材6にはウレタン系あるいはスチレン系等の、公知の熱可塑性エラストマを用いることが好ましい。
あるいは、背側シート部材3に胴周弾性部材6を接合するとき胴周弾性部材6の伸長率を周期的に変化させて、少なくとも背側シート部材3の境界B2付近に接合する胴周弾性部材6の伸長率を、他の部位に接合する胴周弾性部材6の伸長率よりも低くする方法を用いて、胴周弾性部材6の呈する弾性を部位により異ならせることもできる。あるいは、背側シート部材3の縦方向中心線Mに沿った中央部の胴周弾性部材6の呈する弾性を、その両側の部位よりも相対的に低くしてもよい。
このようにすれば、背側シート部材3と股間シート部材4との境界B2付近における胴周弾性部材6の呈する弾性より、他の部位にある胴周弾性部材6の呈する弾性の方が大きくなる。これは、おむつ1をパンツ形状にしたとき、股間シート部材4の背側シート部材3との境界における横方向の見掛け上の幅W2を広げる方向に、胴周弾性部材6の弾性が作用することを意味する(図6、図10参照)。
なお、この場合も腹側シート部材2側の胴周弾性部材6の収縮率を、背側シート部材3側より大きくする。また、背側シート部材3の境界B2付近の胴周弾性部材6の呈する弾性を極力小さくすることが好ましい。これにより、股間シート部材4の腹側シート部材2側の幅W1よりも、背側シート部材3側の幅W2の方が大きいおむつ1とすることができる。
さらに別の変形例として、体液吸収体5を、背側シート部材3側に位置する部分よりも、腹側シート部材2側と重なる部分の方が横方向に収縮しやすい構造とすることもできる。このような構造の一例として、体液吸収体5のフラッフパルプの繊維密度を背側シート部材3側より腹側シート部材2側の方を低くすることにより、腹側シート部材2側の方が圧縮変形し易くすることが挙げられる。
以上のほか、腹側シート部材2と背側シート部材3は、同形同大となる矩形のシートに限定されず、例えば背側シート部材3の縦方向寸法を、腹側シート部材2の縦方向寸法より大きくすることができる。また、長方形または正方形のシートを、横方向寸法を2等分する縦方向中心線に関し対称な形状になるように、横方向に伸びる正弦波状の曲線や鋸歯状波状の屈曲線に沿って切断して得られるシートの一方を腹側シート部材2とし、他方を背側シート部材3とすることもできる。あるいは、腹側シート部材2、または背側シート部材3を、1枚のシートを折返し、その間に複数条のゴム紐等を挟みこんで形成することもできる。
股間シート部材4の形状に関しては、おむつ1を平面に展開したとき縦方向に伸びる両股間部側縁41が互いに平行となれば足り、股間部側縁41を結ぶ両端縁の形状は、直線、曲線、屈曲線のいずれであってもよい。また、股間シート部材4を構成する透液性シート43と液不透過性シート44は、1枚のシートでもよいし、2枚以上のシートからなる複合シートでもよい。
第1の実施形態のおむつを平面に展開して表す平面図。 図1のII−II線断面図。 胴周弾性部材の伸長を開放した状態を表す平面図。 パンツ型としたおむつの斜視図。 パンツ型としたおむつを腹側シート部材から見た摸式図。 パンツ型としたおむつを背側シート部材から見た摸式図。 第2の実施形態のおむつを平面に展開して表す平面図。 胴周弾性部材の伸長を開放した状態を表す平面図。 パンツ型としたおむつを腹側シート部材から見た摸式図。 パンツ型としたおむつを背側シート部材から見た摸式図。
符号の説明
1 使い捨ておむつ
2 腹側シート部材
3 背側シート部材
4 股間シート部材
5 体液吸収体
6 胴周弾性部材
7 胴周り開口
8 脚周り開口
21 両腹側縁
22 両背側縁
41 股間部側縁
42 股間部弾性部材
51 両縦辺
52 湾曲部

Claims (7)

  1. 縦方向とこれに直交する横方向とを有し、
    横方向に並行して伸びる矩形の腹側シート部材および矩形の背側シート部材と、
    縦方向に延在して前記腹側シート部材および前記背側シート部材に接合されて両者を連結するとともに、横方向寸法が前記腹側シート部材および前記背側シート部材より小さく、かつ、体液吸収体を備える矩形の股間シート部材と
    を含んで構成され、縦方向中心線に関しほぼ対称な使い捨ておむつであって、
    前記腹側シート部材および前記背側シート部材には、胴周弾性部材が横方向に伸長されて接合され、
    少なくとも前記腹側シート部材の前記胴周弾性部材が存在する領域と前記股間シート部材とが重なり合い、
    使い捨ておむつを平面に展開したとき前記股間シート部材の両側を縦方向に伸びる股間部側縁が互いに平行となり、
    前記体液吸収体は、前記両股間部側縁に並行して伸びる両縦辺を有し、
    前記両縦辺は、前記体液吸収体の内方に向け湾曲して前記縦方向中心線に関し対称となる湾曲部を有し、
    前記湾曲部は縦方向において前記腹側シート部材側に偏って位置しており、
    前記体液吸収体が前記腹側シート部材に重なる境界の横方向長さが、前記体液吸収体が前記背側シート部材に重なる境界の横方向長さよりも短く、
    前記胴周弾性部材の伸長を開放し、前記腹側シート部材および前記背側シート部材とともに前記股間シート部材を収縮させたときの前記股間シート部材の横方向の見掛け上の幅が、前記腹側シート部材との境界での前記幅よりも、前記背側シート部材との境界での前記幅の方が大きいことを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 前記体液吸収体の前記両縦辺が、前記腹側シート部材側に位置する腹側平行部と、前記背側シート部材側に位置する背側平行部と、前記腹側および背側平行部の間に在って体液吸収体の内方に向け湾曲し、前記縦方向中心線に関し対称となる前記湾曲部とを有し、体液吸収体の背側平行部が前記背側シート部材に重なり合い、前記湾曲部が腹側シート部材に重なり合う、請求項1に記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記股間シート部材の前記股間部側縁の各々に沿って股間部弾性部材が伸長下に接合されるとともに、前記両股間部側縁から離間して前記縦方向中心線に関し対称に前記体液吸収体が配設される、請求項1または請求項2に記載の使い捨ておむつ。
  4. 使い捨ておむつを平面に展開したとき、前記腹側シート部材側で少なくとも前記体液吸収体を横切る前記胴周弾性部材の方が、前記背側シート部材側で少なくとも前記体液吸収体を横切る前記胴周弾性部材より応力が大きい請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記腹側シート部材と前記背側シート部材に複数条の前記胴周弾性部材が接合されており、前記腹側シート部材側で前記体液吸収体を横切る前記胴周弾性部材の方が、前記背側シート部材側で前記体液吸収体を横切る前記胴周弾性部材より、前記胴周弾性部材間の間隔が狭い請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記背側シート部材を横切る前記胴周弾性部材の内、少なくとも前記背側シート部材と前記股間シート部材との前記境界付近にある前記胴周弾性部材の呈する弾性が、前記背側シート部材の他の部位にある前記胴周弾性部材の呈する弾性よりも低い請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
  7. 前記腹側シート部材の両側に縦方向に伸びる両腹側縁と、前記背側シート部材の両側に縦方向に伸びる両背側縁とを、前記腹側シート部材および前記背側シート部材が環状になるように接合して成り、環状に連結された前記腹側シート部材および前記背側シート部材で画成される1つの胴周り開口と、環状に連結された前記腹側シート部材および前記背側シート部材、並びに両者に接合された前記股間シート部材で画成される一対の脚周り開口とを有するパンツ型とした請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
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