JP5353550B2 - バックボードの取り付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、バックボードの取り付け構造に関し、詳しくは、シートバックの背面にバックボードを取り付ける構造に関する。
従来、シートバックの背面に意匠性を確保する方法として、例えば、シートバックの背面にバックボードを組み付けて意匠性を確保する方法が既に知られている。ここで、下記特許文献1には、シートバックのバックフレームの左右を橋渡すように掛け止めされたワイヤ部材にバックボードの内面に形成されたクリップを係止させてシートバックの背面にバックボードを組み付けて意匠性を確保する方法が開示されている。これによりシートバックの背面の意匠性を簡単に確保することができる。
特開2005−75181号公報
しかしながら、上述した従来技術では、バックボードの内面に形成されたクリップは、ワイヤ部材を上下に挟み込む格好で係止するため、この係止状態では、バックフレーム(シートバック)に対してバックボードが横方向にズレてしまうことがあった。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、横方向にズレを生じさせることなくシートバックの背面にバックボードを取り付けることができる構造を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、シートバックの背面にバックボードを取り付ける構造であって、シートバックのパッドの背凭れ荷重を受け止めるワイヤ本体の両端には、クリップを係止可能な係止孔が形成されたブラケットがそれぞれ固着され、この固着されたブラケットは、ワイヤ本体がシートバックのバックフレームの左右を橋渡す格好となるように、バックフレームの左右にそれぞれ接合され、バックボード側に取り付けられているクリップをブラケットの係止孔に係止させることでシートバックの背面にバックボードを取り付けることを特徴とする構成である。
この構成によれば、クリップをブラケットの係止孔に取り付けるため、バックフレームに対して位置決め状態でバックボードを取り付けることができる。すなわち、シートバックに対して位置決め状態でバックボードを取り付けることができる。そのため、横方向にズレを生じさせることなくシートバックの背面にバックボードを取り付けることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のバックボードの取り付け構造であって、バックボード側に取り付けられているクリップは、バックボードに対して着脱可能に構成されていることを特徴とする構成である。
この構成によれば、例えば、クリップが破損すると、バックボードの取り替えを必要とすることなく、破損したクリップのみをバックボードから取り外して新たなクリップを取り付けることができる。したがって、クリップだけの交換が可能となるため、容易に修理することができる。
図1は、本発明の実施例に係るバックボードの取り付け構造を適用したシートバックの分解斜視図である。 図2は、図1の組み付け状態を示す斜視図である。 図3は、図2のA−A線断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜3を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、シートバックの例として、車両用シートのシートバック3を例に説明していく。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、シートバック3を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
まず、図1〜3を参照して、本発明の実施例に係るシートバック3の概略構成を説明する。このシートバック3は、主として、略矩形状に形成されたバックフレーム10と、このバックフレーム10の正面側と左右の側面側とを包み込むパッド50と、この包み込んだ状態のパッド50の表面をカバーリングするシートカバー60と、このバックフレーム10の背面側を覆うバックボード70とから構成されている。
これらの構成部材10、50、60、70のうち、本発明の主要部であるバックフレーム10とバックボード70の詳細を説明していく。なお、本発明の主要部でないパッド50とシートカバー60は公知であるため、これらの詳細な説明は省略することとする。
はじめに、バックフレーム10を説明する。バックフレーム10は、シートバック3の輪郭を形成するよう、上述したように略矩形状に形成されたフレームである。このバックフレーム10には、後述するパッド50からの背凭れ荷重を受け止める第1のワイヤ部材20と、第2のワイヤ部材30と、第3のワイヤ部材40とがそれぞれ設けられている。
ここで、これらワイヤ部材20、30、40について個別に詳述すると、第1のワイヤ部材20は、略直線状に形成されたワイヤ本体22と、このワイヤ本体22の両端にそれぞれ固着されたブラケット24、24とから構成されている(すなわち、ワイヤ本体22の両端にブラケット24、24がそれぞれ一体的に構成されている)。この両ブラケット24には、後述するクリップ80を取り付ける係止孔24aがそれぞれ形成されている。
そして、この両ブラケット24は、バックフレーム10の左右(バックフレーム10のうち、左サイドフレームと右サイドフレーム)にそれぞれ接合(例えば、溶接による接合、ボルトによる接合等)されている。このように接合させることで、ワイヤ本体22がバックフレーム10の左右を橋渡す格好となるように第1のワイヤ部材20を設けることができる。なお、この第1のワイヤ部材20は、バックフレーム10の高さ方向に適宜の間隔となるように、例えば、2本設けられている。
次に、第2のワイヤ部材30を説明する。第2のワイヤ部材30は、上述した第1のワイヤ部材20とは異なり、略直線状に形成されたワイヤ本体32のみから構成されている。そして、このワイヤ本体32の両端は、バックフレーム10の上下(バックフレーム10のうち、アッパフレームとロアフレーム)にそれぞれ接合(例えば、溶接による接合、ボルトによる接合等)されている。
このように接合させることで、ワイヤ本体32がバックフレーム10の上下を橋渡す格好となるように第2のワイヤ部材30を設けることができる。なお、この第2のワイヤ部材30も、上述した第1のワイヤ部材20と同様に、バックフレーム10の幅方向に適宜の間隔となるように、例えば、2本設けられている。
最後に、第3のワイヤ部材40を説明する。第3のワイヤ部材40は、略コ字状に形成されたワイヤ本体42のみから構成されている。そして、このワイヤ本体42の両端は、バックフレーム10の下(バックフレーム10のうち、ロアフレーム)にそれぞれ接合(例えば、溶接による接合、ボルトによる接合等)されている。このように接合させることで、ワイヤ本体42がバックフレーム10の上下方向に第3のワイヤ部材40を設けることができる。
次に、バックボード70を説明する。バックボード70は、シートバック3の輪郭に対応するよう、上述したようにバックフレーム10の背面側を覆うパネル状のカバーである。このバックボード70の内面には、自身(バックボード70)の強度を向上させるためのリブ72が格子状(バックボード70の高さ方向と幅方向に沿った二次元的)に形成されている。
また、このバックボード70の内面の略四隅には、上述した2本の第1のワイヤ部材20、20の両ブラケット24、24にそれぞれ対応するようにクリップ座74がそれぞれ(この例では、4箇所)形成されている。この各クリップ座74には、クリップ80の台座82を取り付け可能な取付孔74aがそれぞれ形成されている(図1において、一部拡大図を参照)。
このクリップ80とは、例えば、被取付部材(この実施例では、バックボード70)を取付部材(この実施例では、ブラケット24)に取り付けるためのトリムクリップであり、取付部材の取付孔に取り付け可能な台座82と、この台座82から一体的に形成され被取付部材の係止孔に係止可能な係止脚84とから一体的に構成された公知のクリップである(図1において、一部拡大図を参照)。
また、このバックボード70の内面の適宜の位置には、上述した2本の第2のワイヤ部材30、30の各ワイヤ本体32、32を左右から挟み込み可能なワイヤクリップ76、76と、上述した第3のワイヤ部材40のワイヤ本体42を左右から挟み込み可能なワイヤクリップ76、76とがそれぞれ形成されている。なお、このバックボード70は、そのリブ72、クリップ座74およびワイヤクリップ76と共に、剛性を有する合成樹脂によって一体的に成形されている。
次に、図3を参照して、上述したバックフレーム10と、パッド50と、シートカバー60と、上述したバックボード70とから構成されるシートバック3の組み立て構成について説明する。まず、バックフレーム10にパッド50を組み付ける。次に、組み付けたパッド50の表面にシートカバー60をカバーリングする。なお、図3では、シートカバー60は省略されている。
続いて、バックボード70のクリップ座74の取付孔74aにクリップ80の台座82を差し込んで、バックボード70にクリップ80を取り付ける。この記載が、特許請求の範囲に記載の「バックボード側に取り付けられているクリップは、バックボードに対して着脱可能に構成されている」に相当する。
その後、このクリップ80の係止脚84を第1のワイヤ部材20のブラケット24の係止孔24aに差し込んでいく。すると、係止脚84は、その膨張部84aが切欠84bに入り込む格好となるように内方に向けて撓みながらブラケット24の係止孔24aを通過していく。
やがて、膨張部84aがブラケット24の係止孔24aを通過すると、膨張部84aの撓みが戻されるため、クビレ部84cに係止孔24aの周縁が引っ掛かる。この記載が、特許請求の範囲に記載の「クリップをブラケットの係止孔に係止させる」に相当する。これにより、クリップ80がブラケット24に取り付けられるため、結果として、バックボード70がブラケット24に取り付けられる。すなわち、バックボード70がバックフレーム10に取り付けられる。このクリップ80の取り付けを、4箇所全てで行う。
その後、4箇所のワイヤクリップ76を第2のワイヤ部材30の各ワイヤ本体32、32と、第3のワイヤ部材40の各ワイヤ本体42、42とにそれぞれ嵌め込ませる。シートバック3は、このように組み立てられる。
本発明の実施例に係るバックボード70の取り付け構造は、上述したように構成されている。この構成によれば、クリップ80のクビレ部84cにブラケット24の係止孔24aの周縁が引っ掛かることで、クリップ80をブラケット24の係止孔24aに取り付けるため、バックフレーム10に対して位置決め状態でバックボード70を取り付けることができる。すなわち、シートバック3に対して位置決め状態でバックボード70を取り付けることができる。そのため、横方向にズレを生じさせることなくシートバック3の背面にバックボード70を取り付けることができる。
また、この構成によれば、クリップ80の台座82をバックボード70のクリップ座74の取付孔74aに差し込んで、バックボード70にクリップ80を取り付けている。そのため、例えば、クリップ80が破損すると、バックボード70の取り替えを必要とすることなく、破損したクリップ80のみをバックボード70から取り外して新たなクリップ80を取り付けることができる。したがって、クリップ80だけの交換が可能となるため、容易に修理することができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、クリップ80の例として、トリムクリップを例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、各種のクリップであっても構わない。すなわち、シートバック3に対して位置決め状態でバックボード70を取り付けることができるクリップであれば、どのようなクリップであっても構わない。
3 シートバック
10 バックフレーム
22 ワイヤ本体
24 ブラケット
24a 係止孔
50 パッド
70 バックボード
80 クリップ


Claims (2)

  1. シートバックの背面にバックボードを取り付ける構造であって、
    シートバックのパッドの背凭れ荷重を受け止めるワイヤ本体の両端には、クリップを係止可能な係止孔が形成されたブラケットがそれぞれ固着され、
    この固着されたブラケットは、ワイヤ本体がシートバックのバックフレームの左右を橋渡す格好となるように、バックフレームの左右にそれぞれ接合され、
    バックボード側に取り付けられているクリップをブラケットの係止孔に係止させることでシートバックの背面にバックボードを取り付けることを特徴とするバックボードの取り付け構造。
  2. 請求項1に記載のバックボードの取り付け構造であって、
    バックボード側に取り付けられているクリップは、バックボードに対して着脱可能に構成されていることを特徴とするバックボードの取り付け構造。


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