JP5268402B2 - Quantitative device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、医療分野におけるサンプル液としての血液の成分分析や、その他の各種のサンプル液の成分分析に使用される定量デバイスに関するものである。 The present invention relates to a quantitative device used for component analysis of blood as a sample solution in the medical field and other component analysis of various sample solutions.
従来、マイクロ流路を形成したマイクロチップを用いて生物学的流体を電気化学的にあるいは光学的に分析する方法がある。電気化学的に分析する方法としては、試料液中の特定の成分を分析するバイオセンサーとして、例えば、血液中のグルコースとセンサー中に担持したグルコースオキシダーゼ等の試薬との反応により得られる電流値を測定することにより、血糖値などを求めるものがある。 Conventionally, there is a method of electrochemically or optically analyzing a biological fluid using a microchip in which a microchannel is formed. As a method for electrochemical analysis, as a biosensor for analyzing a specific component in a sample solution, for example, a current value obtained by a reaction between glucose in blood and a reagent such as glucose oxidase supported in the sensor is obtained. Some measure blood glucose levels by measuring them.
また、マイクロチップを用いて分析する方法では、水平軸を有する回転装置を使って流体の制御をすることが可能であり、遠心力を利用して試料液の計量、細胞質材料の分離、分離された流体の移送分配、液体の混合/攪拌等を行うことができるため、種々の生物化学的な分析を行うことが可能である。 In the analysis method using a microchip, the fluid can be controlled using a rotating device having a horizontal axis, and the sample liquid is measured, the cytoplasmic material is separated and separated using a centrifugal force. Therefore, various biochemical analyzes can be performed.
図10は特許文献1などに見られる遠心移送式バイオセンサ400を示し、マイクロチップに導入したサンプル液を一度に複数定量して分析することができる。これは、サンプル液を入口ポート409から出口ポート410まで毛細管力で移送し、各毛細管流路404a〜404fをサンプル液で満たした後、バイオセンサ400の回転によって発生する遠心力によって、それぞれの毛細管流路内の試料液を同一円周上に配置された液分岐点406a〜406gで分配し、各連結微小導管407a〜407fを通って、次の処理室(図示省略)へ移送される。
しかしながら、前記従来の構成において、複数ある液分岐点が同一円周上にない場合、遠心力でサンプル液を移送すると、回転中心から毛細管流路の液分岐点までの距離が短い流路から移送が開始され、先のチャンバー内で定量できていないという課題を有している。 However, in the conventional configuration, when a plurality of liquid branch points are not on the same circumference, when the sample liquid is transferred by centrifugal force, the distance from the center of rotation to the liquid branch point of the capillary channel is transferred from a short channel. Has been started and has a problem that it cannot be quantified in the previous chamber.
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、毛細管流路の液分岐点が同一円周上になくても測定チャンバーに定量を移送できる定量デバイスを提供することを目的とする。 An object of the present invention is to solve the above-mentioned conventional problems, and to provide a quantitative device capable of transferring a quantitative amount to a measurement chamber even when the liquid branch points of the capillary channel are not on the same circumference.
本発明の請求項1記載の定量デバイスは、充填用チャンバーのサンプル液を複数の測定チャンバーに分配するために回転中心の回りに回転させて使用する定量デバイスであって、前記回転中心に対して前記複数の測定チャンバーを外周側に沿って配置し、基端が前記充填用チャンバーに接続され蛇行しながら前記回転中心と前記複数の測定チャンバーの間を周方向に延長され内周側の変曲点を液分岐点として前記複数の測定チャンバーにサンプル液を分配する接続部を有する定量毛細管流路を設け、前記回転中心と液分岐点との距離が異なる部分では、前記回転中心と液分岐点との距離が短い方の液分岐点からサンプル液の分配を受ける測定チャンバーとの接続部の流路の断面積が、前記回転中心と液分岐点との距離が長い方の液分岐点に接続された流路と前記回転中心と液分岐点との距離が短い方の液分岐点に接続された流路との接続部の断面積よりも大きいことを特徴とする。
The quantitative device according to
本発明の請求項2記載の定量デバイスは、請求項1において、前記定量部と前記チャンバーの接続部の面積は、X=γ/(m・r・ω2/S)、X:拡張に必要な長さ、m:分子の質量、r:回転半径、ω:回転数、S:断面積、γ:表面張力、で示される長さを、前記定量部と定量部の接続部の流路幅もしくは厚みに足した長さで表されることを特徴とする。
The quantitative device according to
本発明の請求項3記載の定量デバイスは、請求項1において、流路および測定チャンバーの壁面には親水処理が施されていることを特徴とする。
The quantitative device according to
本発明の定量デバイスによれば、毛細管流路の液分岐点の位置が回転中心から異なる距離にあっても定量毛細管流路内で定量されたサンプル液をチャンバー内に移送することができる。 According to the quantitative device of the present invention, the sample liquid quantified in the quantitative capillary channel can be transferred into the chamber even if the position of the liquid branch point of the capillary channel is at a different distance from the rotation center.
以下に、本発明の実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の実施の形態を示し、図8と図9は比較例を示す。
本発明の実施の形態の定量デバイスは、図1と図2に示すように微細な凹凸形状を表面に有するマイクロチャネル構造が形成されたベース基板31と、ベース基板31の上面を覆うカバー基板32とを貼り合わせて構成されており、説明の都合上、図1ではカバー基板32を取り除いた状態で図示されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS.
1 to 7 show an embodiment of the present invention, and FIGS. 8 and 9 show comparative examples.
As shown in FIGS. 1 and 2, the quantitative device according to the embodiment of the present invention includes a
ベース基板31には、充填用チャンバー1、測定チャンバー3,4,5,6、廃棄用チャンバー7、空気穴チャンバー24,25と、定量毛細管流路2が形成されている。図1において各凹部の位置に示された孔33a,33b,33c,33d,33e,33f,33g,33hは、図2に示すようにベース基板31に形成されており大気に連通している。
The
回転中心13に対して測定チャンバー3〜6は外周側に沿って配置されている。定量毛細管流路2は、基端が充填用チャンバー1に接続され蛇行しながら回転中心13と測定チャンバー3〜6の間を周方向に延長され内周側の変曲点を液分岐点14,15,16,17,18として、各液分岐点で分岐されたサンプル液を測定チャンバー3〜6に分配する接続部19,20,21,22を有し、また定量毛細管流路2は、接続部23から廃棄用チャンバー7へ余ったサンプル液を配る。
The
充填用チャンバー1にサンプル液を充填すると、サンプル液は毛細管力により定量毛細管流路2を満たす。このとき空気穴として設けられたのが空気穴用チャンバー24,25である。この定量毛細管流路2は同形状の流路が複数連なっており回転中心13側に液分岐点、外周方向へ測定用チャンバー3,4,5,6へサンプル液を導入するための接続部19〜23を繰り返す構成となっている。
When the
サンプル液が定量毛細管流路2を満たした状態で、この定量デバイスを回転中心13を中心として回転させることで遠心力をかけると、定量毛細管流路2内のサンプル液は定量毛細管流路2の液分岐点から左右に分断され測定チャンバー3,4,5,6内および充填チャンバー1、廃棄用チャンバー7に移送される。
When a centrifugal force is applied by rotating the quantitative device around the
定量毛細管流路2には、図3に仮想線で示すように定量部8,9,10,11が形成されている。各定量部8,9,10,11の外周方向には、測定チャンバー3,4,5,6がそれぞれ配置されている。このとき各測定チャンバー3,4,5,6に要するサンプル液の量は、定量毛細管流路2内の各液分岐点14から液分岐点18までで区切られた定量部8,9,10,11の容量である。定量部8,9は3マイクロリットル、定量部10,11は7マイクロリットルが導入されるよう設計されている。
In the fixed
この実施の形態では、定量部10と測定チャンバー5との接続部21に、図4〜図6に示す特徴的な手段34が設けられている。
この特徴的な手段34の説明に先立って、比較例を説明する。
In this embodiment, the characteristic means 34 shown in FIGS. 4 to 6 is provided in the
Prior to the description of the characteristic means 34, a comparative example will be described.
図8に示した比較例では、接続部21に特徴的な手段34が設けられていないだけで、その他は図1〜図3と構成が同一である。
図9(a)に示すように、充填用チャンバー1に充填したサンプル液が毛細管力により定量毛細管流路2を満たしている状態で、回転中心13を中心として例えば4000rpmで回転させて遠心力をかけると、図9(b)に示すように定量毛細管流路2内に保持しているサンプル液が、図9(c)に示すように液分岐点で分断され各測定チャンバー3,4,5,6に移送される。この定量毛細管流路2に保持する量が多くなると、毛細管流路の幅や長さを変更する必要があるが、毛細管力を均一に保持するため定量毛細管流路2の長さを変更すると、回転中心13から液分岐点17,18までの距離が液分岐点14,15,16に比べ短くなる。遠心力による液の移送は回転中心13から外周方向に広がるため、サンプル液が移送され始めるのは回転中心13からの距離が短い液分岐点17,18からとなる。よって、回転中心13から距離の長い液分岐点14,15,16の場合は、回転中心13からの距離が短い液分岐点17,18の流路に比べて遅れて移送されることになる。ここで定量部9と定量部10が隣接する部分では、先に移送が開始された液分岐点17のサンプル液が測定チャンバー5に導入されず定量部9へ流れ込んでしまう。
In the comparative example shown in FIG. 8, only the
As shown in FIG. 9A, in a state where the sample liquid filled in the
よって、図9(c)に示すように定量毛細管流路2のサンプル液を移送し終わった状態では、測定チャンバー3,4,5,6のサンプル液の量にばらつきがある。これは回転開始の直後では回転数が低いため遠心力が弱いことと、定量毛細管流路2はサンプル液で満たされているため、各定量部8,9,10,11と各測定チャンバー3,4,5,6の接続部で働く表面張力より定量部同士が接続する部分での表面張力のほうが弱いため、低速回転時での遠心力ではサンプル液を測定チャンバー内には導入させることができず、サンプル液で満たされている隣の流路内へ流れ込ませてしまう。その結果、回転中心13から前記液分岐点までの距離が同じ場所からサンプル液を受け入れている測定チャンバー3,4を見ると、測定チャンバー5へ供給するはずのサンプル液の一部が図9(b)に矢印で示すように測定チャンバー4に流入するため、測定チャンバー4のサンプル液の量が測定チャンバー3のサンプル液の量よりも多くなって、測定チャンバー3と測定チャンバー4とでサンプル液の量がばらつく。また、回転中心13から前記液分岐点までの距離が同じ場所からサンプル液を受け入れている測定チャンバー5,6を見ると、測定チャンバー5へ供給するはずのサンプル液の一部が図9(b)に矢印で示すように測定チャンバー4に流入して失われているため、測定チャンバー5のサンプル液の量が測定チャンバー6のサンプル液の量よりも少なくなって、測定チャンバー5と測定チャンバー6とでサンプル液の量がばらつく。
Therefore, as shown in FIG. 9C, in the state where the sample liquid in the fixed
測定チャンバー3と測定チャンバー4とのサンプル液の液量のばらつきを低減し、測定チャンバー5と測定チャンバー6とのサンプル液の液量のばらつきを低減することを目的として、この実施の形態では図4〜図6に示す特徴的な手段34が設けられている。この特徴的な手段34は、回転中心と液分岐点との距離が異なる部分では、前記回転中心と液分岐点との距離が短い方の液分岐点からサンプル液の分配を受ける測定チャンバーとの接続部の流路の断面積が、前記回転中心と液分岐点との距離が長い方の液分岐点に接続された流路と前記回転中心と液分岐点との距離が短い方の液分岐点に接続された流路との接続部の断面積よりも大きくして測定チャンバー5内に流れ易くした。これにより遠心力による液の移送の際にサンプル液が測定チャンバー5内へ流れ易くなり隣の定量部9へ侵入する前に測定チャンバー5に導入させて各測定チャンバーに導入されるサンプル液の量も定量にしようとするものである。
In this embodiment, in order to reduce the variation in the amount of sample liquid between the
詳しくは、図4〜図6に示すように、ベース基板31に形成された前記接続部21に連通した溝形状の誘導毛細管流路12a,12bが、特徴的な手段34としてカバー基板32に形成されている。なお、比較例ではこの誘導毛細管流路12a,12bなどが設けられていないために、測定チャンバー5における接続部21の開口の断面積は、定量部9と定量部10との接続個所Eの開口の断面積と同じであった。
Specifically, as shown in FIGS. 4 to 6, groove-shaped
図4は断面積を広く設置した定量部10と測定チャンバー5の接続部分の拡大斜視図、図5(a)(b)は定量部10と測定チャンバー5のA−A,B−B接続部分の断面図で、測定チャンバー5の厚み:W1は3mm、定量毛細管流路2の厚み:W2は0.3mmとした。測定チャンバー5の幅:W3を5mm、定量毛細管流路2の幅:W4を2mmとした。また定量部10と測定チャンバー5の接続部分の断面積を増やすための誘導毛細管流路12a,12bは幅:W5が1mm、厚み:W6は0.5mmとしている。なお、図4は図5(a)のC−C断面図である。
4 is an enlarged perspective view of a connecting portion between the
また、定量毛細管流路2の幅を設定している面には親水処理を施しておりサンプル液が毛細管力で流れるようにしている。誘導毛細管流路12a,12bについては全ての面に親水処理を施している。ここで各定量部が接続する部分の断面積は、誘導毛細管流路12a,12bのない場合、定量毛細管流路2と各測定チャンバーの接続する部分の断面積と同じであるが、誘導毛細管流路12a,12bを設置した場合には、誘導毛細管流路12a,12bを設置した部分での断面積の方が広くなる。よってサンプル液の表面張力が小さくなり、液を排出し易くなる。ここで各定量部のサンプル液を他流路への進入なく測定チャンバー5内に導入させることができる断面積は、定量部10と測定チャンバー5の接続部にかかる圧力を他の接続部にかかる圧力より低くすることが出来ればよい。定量部10と測定チャンバー5の断面にかかる圧力を低くするための最小流路幅および厚みを算出する。拡張に必要な長さXは、
X = γ / ( m・r・ω2 / S )
ここで、X:拡張に必要な長さ、m:分子の質量、r:回転半径、ω:回転数、S:断面積、γ:表面張力、で定義することができる。
In addition, the surface on which the width of the fixed
X = γ / (m · r · ω 2 / S)
Here, X: length necessary for expansion, m: mass of molecule, r: rotational radius, ω: rotational speed, S: cross-sectional area, γ: surface tension can be defined.
各接続部にかかる圧力は( m・r・ω2 / S )の部分より求めることが出来る。本実施の形態で使用した表面張力は0.07N/m、回転半径r=15mm、回転数ω=4000rpm、流路幅w=2mm、流路厚みt=0.3mmとした。ここで誘導毛細管流路12a,12bのない場合における各定量部と各測定チャンバーの接続部の圧力を求めると、およそ4383N/m2となる。よって定量部10と測定チャンバー5の接続部にかかる圧力をこれより低くすることが出来ればサンプル液を測定チャンバー5へ導入することが出来る。誘導毛細管流路12a,12bの最小流路幅及び厚みは遠心力で回転させた時の圧力で液を排出させることが出来る0.017mm以上を流路幅及び厚みに足した長さ、即ち流路幅なら2.017mm、厚みなら0.317mmとする。また最大の流路幅は定量毛細管流路2として設定した2mmとする。これらの形状においてその効果について示す。
The pressure applied to each connecting portion can be obtained from the portion of (m · r · ω 2 / S). The surface tension used in the present embodiment was 0.07 N / m, the rotation radius r = 15 mm, the rotation speed ω = 4000 rpm, the channel width w = 2 mm, and the channel thickness t = 0.3 mm. Here, when the pressure at the connection portion between each quantification unit and each measurement chamber in the case where there is no
図7に誘導毛細管流路12a,12bを設けた場合の流れパターンについて示す。
図7(a)には定量毛細管流路内のサンプル液を遠心力により移送するときの図について示す。図7(b)では遠心力がかかり始めると定量部10,11のサンプル液は外周側へ移送され始める。しかし誘導毛細管流路12a,12bが設けられているため、定量部10と測定チャンバー5の接続部に働く表面張力は弱くなり、低い回転数の時でも測定チャンバー5内に導入させることができる。図7(c)を見ると、測定チャンバー5に移送されたサンプル液の量は測定チャンバー6と同じ量が確保されていることが確認できる。このことから測定チャンバー5と定量毛細管流路2との接続部に誘導毛細管流路12a,12bを設置し、断面積を増やすことで遠心力が表面張力より大きければサンプル液は測定チャンバー内に導入され易くなって、測定チャンバー3と測定チャンバー4とのサンプル液の液量のばらつきが低減され、測定チャンバー5と測定チャンバー6とのサンプル液の液量のばらつきが低減されることを確認した。
FIG. 7 shows a flow pattern when the
FIG. 7A shows a diagram when the sample liquid in the quantitative capillary channel is transferred by centrifugal force. In FIG. 7B, when the centrifugal force starts to be applied, the sample liquid in the
以上のことより、定量部10と測定チャンバー5の接続部の断面積を、定量部同士が接続する部分の断面積より広く設定することで、圧力を下げ測定チャンバー5内に流入させ易くすると各定量部で定量されたサンプル液を測定チャンバーに移送させることが出来る。
From the above, by setting the cross-sectional area of the connection portion between the
なお、上記の実施の形態では拡張に必要な長さ:Xを、定量部と定量部の接続部の流路厚みに足した場合を説明したが、定量部と定量部の接続部の流路の幅に拡張に必要な長さ:Xを足して実施することもできる。 In the above embodiment, the case where the length required for expansion: X is added to the channel thickness of the connecting portion between the quantifying unit and the quantifying unit has been described. It is also possible to carry out by adding the length required for expansion to the width: X.
本発明は、定量デバイスを使用して測定チャンバーにおけるサンプル液と試薬との混合物に電気的または光学的にアクセスして、生物学的流体の成分測定する各種の分析装置の分析精度の向上に寄与できる。 The present invention contributes to improving the analysis accuracy of various analyzers that measure components of biological fluids by electrically or optically accessing a mixture of sample liquid and reagent in a measurement chamber using a quantitative device. it can.
1 充填用チャンバー
2 定量毛細管流路
3,4,5,6 測定チャンバー
7 廃棄用チャンバー
8,9,10,11 定量部
12a,12b 誘導毛細管流路
13 回転中心
14,15,16,17,18 液分岐点
19,20,21,22 接続部
23 接続部
24,25 空気穴チャンバー
31 ベース基板
32 カバー基板
33a,33b,33c,33d,33e,33f,33g,33h 孔
E 定量部9と定量部10との接続個所
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記回転中心に対して前記複数の測定チャンバーを外周側に沿って配置し、
基端が前記充填用チャンバーに接続され蛇行しながら前記回転中心と前記複数の測定チャンバーの間を周方向に延長され内周側の変曲点を液分岐点として前記複数の測定チャンバーにサンプル液を分配する接続部を有する定量毛細管流路を設け、
前記回転中心と液分岐点との距離が異なる部分では、前記回転中心と液分岐点との距離が短い方の液分岐点からサンプル液の分配を受ける測定チャンバーとの接続部の流路の断面積が、前記回転中心と液分岐点との距離が長い方の液分岐点に接続された流路と前記回転中心と液分岐点との距離が短い方の液分岐点に接続された流路との接続部の断面積よりも大きい
定量デバイス。 A quantitative device that is used by rotating around a rotation center to distribute a sample liquid in a filling chamber to a plurality of measurement chambers,
The plurality of measurement chambers are arranged along the outer peripheral side with respect to the rotation center,
The base end is connected to the filling chamber and meanderingly extends between the rotation center and the plurality of measurement chambers in the circumferential direction, and an inflection point on the inner peripheral side is set as a liquid branch point to the plurality of measurement chambers. Providing a metered capillary channel with connections to distribute
In the part where the distance between the rotation center and the liquid branch point is different, the flow path of the connection part with the measurement chamber receiving the distribution of the sample liquid from the liquid branch point with the shorter distance between the rotation center and the liquid branch point is cut off. A flow path connected to a liquid branch point where the distance between the rotation center and the liquid branch point is longer, and a flow path connected to a liquid branch point where the distance between the rotation center and the liquid branch point is shorter Quantitative device larger than the cross-sectional area of the connection part.
X = γ / ( m・r・ω2 / S )
X:拡張に必要な長さ、m:分子の質量、r:回転半径、ω:回転数、S:断面積、γ:表面張力、で示される長さを、前記定量部と定量部の接続部の流路幅もしくは厚みに足した長さで表されることを特徴とする
請求項1に記載の定量デバイス。 The area of the connecting portion between the quantitative unit and the chamber is:
X = γ / (m · r · ω 2 / S)
X: Length required for expansion, m: molecular mass, r: radius of rotation, ω: rotational speed, S: cross-sectional area, γ: surface tension The quantitative device according to claim 1, wherein the quantitative device is represented by a length added to a flow path width or a thickness of the portion.
請求項1に記載の定量デバイス。 The quantitative device according to claim 1, wherein the flow path and the wall surface of the measurement chamber are subjected to hydrophilic treatment.
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