JP5243078B2 - 高極性油配合水中油型超微細エマルション外用剤及びその水中油型超微細エマルション外用剤の製造方法 - Google Patents
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このようなO/W型微細水中油型組成物を製造する場合、親水性非イオン性界面活性剤と、親油性非イオン性界面活性剤と、油分と、前記油分と相溶しない水性溶媒であって、該水性溶媒中における前記親水性非イオン性界面活性剤の臨界ミセル濃度が水中におけるそれよりも高い水性溶媒と、水とを適切な比率で混合・攪拌し、さらに水性処方を添加する方法が用いられている(特許文献1)。しかし、当該方法では特別な装置を用いることなく容易に製造することができ、粒子径が小さいにも関わらず安定性に優れたO/W型超微細エマルションを得ることはできるが、極性の高い油分を含有するO/W型超微細エマルションは得ることができなかった。
(B)ジネオペンタン酸ポリアルキレングリコールと、
(C)水と、
(D)HLB9以上の非イオン界面活性剤と、
(E)下記一般式(1)〜(2)で示されるポリオキシエチレン・ポリオキシアルキレンランダム共重合体ジアルキルエーテル誘導体及び/又は多価アルコール・ポリオキシアルキレングリコール・ポリエチレングリコール共重合体アルキルエーテル誘導体と、
(F)パラオキシ安息香酸エステルと、
(G)水溶性イオン化合物
を含有することを特徴とする水中油型超微細エマルション外用剤である。
(B)ジネオペンタン酸ポリアルキレングリコールと、
(C)水と、
(D)HLB9以上の非イオン界面活性剤と、
(E)下記一般式(1)〜(2)で示されるポリオキシエチレン・ポリオキシアルキレンランダム共重合体ジアルキルエーテル誘導体及び/又は多価アルコール・ポリオキシアルキレングリコール・ポリエチレングリコール共重合体アルキルエーテル誘導体
を含有し、水分含有量が70質量%以下である水中油型マイクロエマルション組成物を調整する水中油型マイクロエマルション調整工程と、
該水中油型マイクロエマルション組成物を
(F)パラオキシ安息香酸エステルと、
(G)水溶性イオン化合物
(H)水性処方と、
を混合攪拌した溶液に添加し、乳化粒子径が50〜500nmである水中油型超微細エマルションを調整する水中油型超微細エマルション調整工程と、を備えることを特徴とする水中油型超微細エマルション外用剤の製造方法である。
本発明にかかる高極性油ジネオペンタン酸ポリアルキレングリコールの水中油(O/W)分散型超微細エマルション外用剤は、(A)HLB5以下の非イオン界面活性剤と、(B)ジネオペンタン酸ポリアルキレングリコールと、(C)水と、(D)HLB9以上の非イオン界面活性剤と、(E)ポリオキシエチレン・ポリオキシアルキレンランダム共重合体アルキルエーテル誘導体と、(F)パラオキシ安息香酸エステル、(G)水溶性イオン化合物とを必須成分として含有し、粒子径は50〜500nmであり、両連続のバイコンティニュアルマイクロエマルションではないことを特徴としている。
EM−90)、分子量12000のラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(商品名:信越化学(株)製、シリコーンSC0928)などが挙げられる。上記HLB5以下の非イオン性界面活性剤の配合量としては水中油型マイクロエマルション組成物の全重量に対し1〜30質量%以下が好適である。30質量%を超えて配合すると、水中油型マイクロエマルション組成物は不安定になる場合がある。
なお、EOはオキシエチレン基であり、[(EO)/(AO)]はランダム状結合を表す。
mは炭素数3〜4のオキシアルキレン基の平均付加モル数であり、1≦m≦70、好ましくは2≦m≦40である。nはオキシエチレン基の平均付加モル数であり、1≦n≦70、好ましくは2≦n≦50である。mまたはnが0であるとしっとり感が低下し、70を越えるとべたつき感がでてくる傾向がある。なお、(m+n)として、好ましくは8〜100である。(m+n)が大きすぎるとべたつくことがある。
また、炭素数3〜4のオキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は、50〜100質量%であることが好ましい。オキシエチレン基の割合が50質量%未満であるとしっとり感に劣る傾向にある。
エチレンオキシドおよび炭素数3〜4のアルキレンオキシドの付加する順序は、特に指定されない。また、オキシエチレン基と炭素数3〜4のオキシアルキレン基はランダム状に付加されているものが好ましい。
本発明において、Yが3〜4個の水酸基を有する多価アルコールの水酸基を除いた残基であることがより好ましく、すなわち、3≦k≦4を満たすことが好適である。kが2以下であると、皮膚外用剤に配合した場合になめらか感が劣る傾向にあり、kが7以上であるとべたつき感を生じる傾向にある。さらに好ましくは、Yがペンタエリスリトールであり、k=4である。
R1及びR2、Rはそれぞれ一種のみを用いても、異種の炭素数1〜4の炭化水素基が混在してもよい。
水性溶媒中油型乳化組成物調製工程では、(E)ポリオキシエチレン・ポリオキシアルキレンランダム共重合体アルキルエーテル誘導体高濃度水溶液中に非イオン界面活性剤と油分が添加され、水性溶媒中油型エマルションが形成される。
続いて、水性溶媒中油乳化組成物を(F)パラオキシ安息香酸エステル、(G)水溶性イオン化合物と(H)水性処方とを混合攪拌した溶液に添加すると、極めて微細な乳化粒子径の水中油型エマルション組成物を得ることができる。
そして、得られた水中油型超微細エマルション外用剤は、非常に小さな粒子径であるにもかかわらず、広い温度範囲で長期間安定に存在することができる。
また、本発明にかかる高極性油ジネオペンタン酸ポリアルキレングリコールの水中油型超微細エマルション組成物を含有する皮膚外用剤には、上記必須成分の他に、通常、化粧品、医薬品等に用いられる成分を安定性に影響が出ない範囲の配合量で配合することができる。かかる成分としては、例えば次のようなものが挙げられる。
また、その他、香料、スクラブ剤なども、安定性を損なわない範囲で適宜配合することができる。
(1)下図表1〜3の、(A)HLB5以下の非イオン界面活性剤と、(B)ジネオペンタン酸トリプロピレングリコールと、(C)水と、(D)HLB9以上の非イオン界面活性剤と、(E)ポリオキシエチレン・ポリオキシアルキレンランダム共重合体アルキルエーテル誘導体、及びその他の成分を混合し、室温でホモミキサーにかけながら、水中油型マイクロエマルション組成物を調製した。
(2)次に、この水中油分散型マイクロエマルションを(F)パラオキシ安息香酸エステル、(G)水溶性イオン化合物又はその他の成分と(H)水性処方を配合した溶液に添加し、ホモゲナイザーで攪拌したところ水中油型エマルションを得た。
得られた水中油型乳化組成物の乳化粒子径の測定は光散乱法により行った。装置はF−PAR−1000(大塚電子株式会社製)を用いた。
<安定性試験>
試料を0℃、25℃、50℃の各温度で1ヶ月間放置した後の外観を、目視および顕微鏡観察によって下記評価基準により判定した。
○:分離・結晶析出が全くみられない。
△:分離・結晶析出がほとんどみられない。
×:液相(油相または水相)の分離あるいは結晶析出がみられる。
女性専門パネル(10名)により実使用試験を行い、肌へのなじみについて下記の評価基準により判定した。
◎:10名全員が、うるおい感があると評価した。
○:7〜9名が、うるおい感があると評価した。
△:3〜6名が、うるおい感があると評価した。
×:0〜2名が、うるおい感があると評価した。
女性専門パネル(10名)による実使用試験を行い、べたつき感について下記の評価基準により判定した。
◎:10名全員が、べたつきがなくしっとりしたと評価した。
○:7〜9名が、べたつきがなくしっとりしたと評価した。
△:3〜6名が、べたつきがなくしっとりしたと評価した。
×:0〜2名が、べたつきがなくしっとりしたと評価した。
女性専門パネル(10名)による実使用試験を行い、さっぱり感について下記の評価基準により判定した。
◎:10名全員が、さっぱり感があると評価した。
○:7〜9名が、さっぱり感があると評価した。
△:3〜6名が、さっぱり感があると評価した。
×:0〜2名が、さっぱり感があると評価した。
女性専門パネル(10名)による実使用試験を行い、エモリエント感について下記の評価基準により判定した。
◎:10名全員が、エモリエント感があると評価した。
○:7〜9名が、エモリエント感があると評価した。
△:3〜6名が、エモリエント感があると評価した。
×:0〜2名が、エモリエント感があると評価した。
得られた水中油型乳化組成物の乳化粒子径の測定は光散乱法により行った。装置はF−PAR−1000(大塚電子株式会社製)を用いた。
得られた水中油型超微細エマルション外用剤の安定性は、得られた乳化組成物を室温の温度条件下に1ヶ月間保存した後、以下の評価基準により判定した。
◎:安定性非常に良好
○:安定性良好
△:室温保存のみ安定
×:不安定
*2 GWIS−120、日本エマルジョン社製
*3 ニッコールSMT、日光ケミカルズ社製
そして、(F)パラオキシ安息香酸エステルも、(G)水溶性イオン化合物も配合していない製造例1−4においては、いくらホモゲナイザーで攪拌しても超微細マイクロエマルションを得ることができなかった。
*2 GWIS−120、日本エマルジョン社製
*3 ニッコールSMT、日光ケミカルズ社製
*4 イソステアリンサンSX、味の素社製
*5 アノンBL−SF、日油社製
*6 AKYPO、日光ケミカルズ社製
*7 アミソフトHS−11、味の素社製
一方、非イオン性活性剤であるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテルを配合した製造例1−6,3−6においてはマイクロエマルションガ生成できない結果となった。そして、水に不溶な化合物であるポリクオタニウム6を配合した1−7,3−7は、マイクロエマルション形成することができなかった。
*1 ニッコールHCO−20、日本サーファクタント社製
*2 GWIS−120、日本エマルジョン社製
*3 ニッコールSMT、日光ケミカルズ社製
一方、(G)水溶性イオン化合物を1質量%より多く含有した製造例5−5は目的の乳化粒子を得ることができず、安定性及び使用感を評価することができなかった。そして、(G)水溶性イオン化合物を0.01質量%より少なく含有した製造例5−1は、乳化粒子径の大きな水中油分散型微細マイクロエマルションが生成され、十分な安定性及び使用感を得ることができなかった。
以上により、(F)パラオキシ安息香酸エステルを0.1〜0.5質量%含有し、(G)水溶性イオン化合物を0.01〜1質量%含有した製造例4−2〜4−3,5−2〜5−4は好適な本発明の超微細マイクロエマルションを生成することが明らかとなった。
実施例1 収斂化粧水
配合量(質量%)
(1)エタノール 20.0
(2)ジプロピレングリコール 1.0
(3)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
デシルテトラデシルエーテル 2.0
(4)無水ケイ酸 1.0
(5)ジネオペンタン酸ジエチレングリコール 1.0
(6)メチルパラベン 0.3
(7)N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム 0.5
(8)ポリ(オキシエチレン19モル・オキシプロピレン19モル)
メチルポリシロキサン共重合体 2.0
(9)クエン酸ナトリウム 0.2
(10)パラフェノールスルホン酸亜鉛 0.2
(11)グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
(12)ポリオキシエチレン(6モル)・ポリオキシプロピレン(9モル)
ジメチルエーテル 5.0
(13)L−メントール 0.05
(14)EDTA3ナトリウム 0.05
(15)セルロース粉末 1.0
(16)ベントナイト 0.8
(17)精製水 残余
本発明の製造方法によって上記組成物による収斂化粧水を製造した。このようにして得られた収斂化粧水は、非常に小さな粒子径であるにもかかわらず、広い温度範囲で長期間安定であった。また、使用に伴って、さっぱり感、浸透感を有していた。
配合量(質量%)
(1)ポリメチルシロキサン 2.0
(2)(ビスイソブチルPEG−14/アモジメチコン)コポリマー 1.0
(3)バチルアルコール 0.5
(4)グリセリン 5.0
(5)1,3−ブチレングリコール 7.0
(6)エリスリトール 2.0
(7)ポリオキシエチレン(9モル)ポリオキシプロピレン(2モル)
ジメチルエーテル 3.0
(8)硬化油 3.0
(9)ジネオペンタン酸トリエチレングリコール 6.0
(10)テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 2.0
(11)イソステアリン酸ポリオキシエチレン(20モル)グリセリル 1.0
(12)モノステアリン酸ポリオキシエチレン(10モル)グリセリン 1.0
(13)水酸化カリウム 適量
(14)ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
(15)フェノキシエタノール 適量
(16)カルボキシビニルポリマー 0.1
(17)エチルパラベン 0.5
(18)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.4
(19)精製水 残余
本発明の製造方法によって上記組成物による乳液を製造した。このようにして得られた乳液は、非常に小さな粒子径であるにもかかわらず、広い温度範囲で長期間安定であった。また、使用に伴って、さっぱり感、浸透感を有していた。
配合量(質量%)
(1)ジネオペンタン酸テトラエチレングリコール 8.0
(2)ワセリン 3.0
(3)ポリメチルシロキサン10万CS 2.0
(4)ステアリルアルコール 3.0
(5)ベヘニルアルコール 2.0
(6)ペンタエリトリット・ポリオキシプロピレングリコール(4モル)・
ポリエチレングリコール(18モル)共重合体テトラメチルエーテル 5.0
(7)グリセリン 5.0
(8)ポリ(オキシエチレン19モル・オキシプロピレン19モル)
メチルポリシロキサン共重合体 2.0
(9)ステアリン酸処理酸化鉄 0.5
(10)テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 4.0
(11)モノイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 2.0
(12)モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン 1.0
(13)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(14)クエン酸 0.05
(15)クエン酸ナトリウム 0.05
(16)水酸化カリウム 0.02
(17)油溶性甘草エキス 0.1
(18)酢酸トコフェロール 0.1
(19)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(20)フェノキシエタノール 適量
(21)ジブチルヒドロキシトルエン 適量
(22)エデト酸3ナトリウム 0.05
(23)4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 0.01
(24)パラメトキシ桂皮酸オクチル 0.1
(25)β−カロチン 0.01
(26)ポリビニルアルコール 0.5
(27)ヒドロキシエチルセルロース 0.5
(28)カルボキシビニルポリマー 0.05
(29)プロピルパラベン 0.3
(30)N−ステアロイル−N−メチルタウリンナトリウム 0.2
(31)精製水 残余
(32)香料 適量
本発明の製造方法によって上記組成物によるクリームを製造した。このようにして得られたクリームは、非常に小さな粒子径であるにもかかわらず、広い温度範囲で長期間安定であった。また、使用に伴って、さっぱり感、浸透感を有していた。
(1)ジネオペンタン酸トリプロピレングリコール 0.1
(2)ポリ(オキシエチレン19モル・オキシプロピレン19モル)
メチルポリシロキサン共重合体(50%イソパラフィン溶液) 0.5
(3)イソステアリン酸ポリオキシエチレン(20モル)グリセリル 0.25
(4)イソステアリルアルコール 0.1
(5)ペンタエリトリット・ポリオキシアルキプロピレングリコール 0.5
(10モル)・ポリエチレングリコール(38モル)共重合体
テトラメチルエーテル 0.5
(6)25%トリメチルアンモニウムクロライド 0.2
(7)EDTA・2H2O
0.01
(8)グリセリン 1.0
(9)ジプロピレングリコール 1.0
(10)カルボキシビニルポリマー 0.3
(11)アミノメチルプロパノール 0.1
(12)イソプロピルパラベン 0.4
(13)イソステアリン酸 0.3
(14)香料 適量
(15)イオン交換水 残余
本発明の製造方法によって上記組成物によるヘアコンディショナーを製造した。このようにして得られたヘアコンディショナーは、非常に小さな粒子径であるにもかかわらず、広い温度範囲で長期間安定であった。また、使用に伴って、しっとり感を有していた。
また、以上のようにして得られる高極性油ジネオペンタン酸ポリアルキレングリコールが配合された水中油型超微細乳化物の皮膚外用剤は、乳化の際、特別な装置を用いることなく、一定温度で混合、攪拌するだけで容易に製造することができた。また、実質的に、人体に対する刺激性が比較的小さい非イオン性界面活性剤のみによって乳化されるものであるため、安全性に優れていた。
Claims (6)
- 水中油型マイクロエマルションを水性処方に添加して得られる水中油型超微細エマルション外用剤であって、
(A)HLB5以下の非イオン界面活性剤と、
(B)ジネオペンタン酸ポリアルキレングリコールと、
(C)水と、
(D)HLB9以上の非イオン界面活性剤と、
(E)下記一般式(1)〜(2)で示されるポリオキシエチレン・ポリオキシアルキレンランダム共重合体ジアルキルエーテル誘導体及び/又は多価アルコール・ポリオキシアルキレングリコール・ポリエチレングリコール共重合体アルキルエーテル誘導体と、を含有する水中油型マイクロエマルション組成物を、
(F)外用剤全量中0.1〜0.5質量%のパラオキシ安息香酸エステルと、
(G)水溶性イオン化合物と、を含有する
(H)水性処方に添加して得られることを特徴とする水中油型超微細エマルション外用剤。
- 請求項1に記載の水中油型超微細エマルション外用剤において、分子量10000以上のポリメチルシロキサンおよびジネオペンタン酸トリプロピレングリコールを含有することを特徴とする水中油型超微細エマルション外用剤。
- 請求項1又は2に記載の水中油型超微細エマルション外用剤において、その油滴の粒子径が50〜500nmであることを特徴とする水中油型超微細エマルション外用剤。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の水中油型超微細エマルション外用剤において、前記一般式(2)中、Yがペンタエリスリトールの残基であり、炭素数3〜4のオキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合が50〜100質量%であることを特徴とする水中油型超微細エマルション外用剤。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の水中油型超微細エマルション外用剤において、前記(G)水溶性イオン化合物の配合量が0.01〜1質量%であることを特徴とする水中油型超微細エマルション外用剤。
- (A)HLB5以下の非イオン界面活性剤と、
(B)ジネオペンタン酸ポリアルキレングリコールと、
(C)水と、
(D)HLB9以上の非イオン界面活性剤と、
(E)下記一般式(1)〜(2)で示されるポリオキシエチレン・ポリオキシアルキレンランダム共重合体ジアルキルエーテル誘導体及び/又は多価アルコール・ポリオキシアルキレングリコール・ポリエチレングリコール共重合体アルキルエーテル誘導体
を含有し、水分含有量が70質量%以下である水中油型マイクロエマルション組成物を調整する水中油型マイクロエマルション調整工程と、
該水中油型マイクロエマルション組成物を
(F)外用剤全量中0.1〜0.5質量%のパラオキシ安息香酸エステルと、
(G)水溶性イオン化合物
(H)水性処方と、
を混合攪拌した溶液に添加し、その油滴の粒子径が50〜500nmである水中油型超微細エマルションを調整する水中油型超微細エマルション調整工程と、を備えることを特徴とする水中油型超微細エマルション外用剤の製造方法。
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