JP5177719B1 - 角度調整具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】揺動軸心C廻りに揺動可能に枢結された第1部材1と第2部材2とを備え、第2部材2に対する第1部材1の一方向Aへの相対的な揺動を可能としつつ他方向Bへの相対的な揺動をギアの噛合により多段階で規制して所定の傾斜角度で保持する角度調整機構を具備し、さらに、第2部材2に対する第1部材1の揺動が規制される他方向Bへ回転抵抗モーメントMを常時付与する渦巻きばねを備え、渦巻きばねと角度調整機構をケーシング部材14に内蔵させている。
【選択図】図1
Description
本発明者は、特許文献1記載のように、レスト部の連結箇所を所定多段階の傾斜角度で保持できる角度調整具を提案してきた。
特許文献1記載の角度調整具は、レスト部を、一方向へはカチカチと音をたてつつ極めて軽く揺動させ、他方向への揺動を多段階に規制して姿勢を保持する構造であった。
図1〜図3に示すように、本発明の角度調整具は、揺動軸心C廻りに揺動可能に枢結された第1部材1と第2部材2とを備え、第2部材2に対する第1部材1の一方向Aへの相対的な揺動を可能としつつ他方向Bへの相対的な揺動をギアの噛合により多段階で規制して所定の傾斜角度θで保持する角度調整機構19を具備している。さらに、第2部材2に対する上記第1部材1の揺動が規制される他方向Bへ回転抵抗モーメントMを常時付与する渦巻きばね10を備え、その渦巻きばね10と角度調整機構19をケーシング部材14に内蔵させている。
なお、本発明に於て、「揺動を多段階で阻止する」とは、レスト部50を一方向Aに揺動させることができる範囲内で、等ピッチで10段階以上の姿勢保持角度を設定し、一方向Aに揺動したレスト部50が他方向Bに戻らないように段階的に規制することを意味する。
ケーシング部材14は、剛性樹脂製の外装部材であって、一対の(2分割状)プラスチックカバー半体40,40から成る。プラスチックカバー半体40,40には、夫々の組み合わせ対応位置に、挿入ピンと挿入口が形成されており、外観上スマートに組立てられるように形成されている。
渦巻きばね10は、金属製ゼンマイばねであって、その外端部11が、くの字状に折り曲げられている。渦巻きばね10の内端部12は、ストレート状に形成されており、後述のスリット16に挿入可能な形状とされている。
保持部3は、(左右)一対の対面板片13,13から成り、第1部材1の固着部1Bを挟み込むようにして鋲着されている。対面板片13,13には、ギア部材4を回転自在に枢着・保持するための円形支持孔13a,13aが揺動軸心Cと同心状に貫設されている。
嵌入軸部21は、ギア部材4の貫通孔23に対応して正六角柱形状に形成されている。バネ受け軸部22は、嵌入軸部21に延設される短寸円柱状であって、スリット16が、枢結軸20の軸心点をラジアル方向に横断するように一文字状に形成されている。
図6に於て、くさび形空間部5は、対面板片13に貫設されたくさび形窓部であって、揺動軸心C寄りの内方側を円弧面26とし、外方側に円弧状のくさび面9を形成している。くさび面9は、揺動軸心Cと偏心状となる誘導軸心Yを中心として形成されている。つまり、図6に於ける時計廻り方向(図中矢印B方向)に近づくにつれて、くさび面9と円弧面26の間が次第に小さくなる(縮小する)ように形成されている。また、内方側の円弧面26から突設し、浮動くさび部材6を誘導する段付部28を形成している。また、凹凸ギア歯25と噛合していない状態(噛合解除状態)の浮動くさび部材6を収納可能な退避空間部29を有している。
浮動くさび部材6は、ギア部材4とくさび面9との間に生まれた空間に介在し、浮動くさび部材6の当接面8側には、弾発部材17を備えている。弾発部材17は、帯状の鋼板材から成る板バネであり、浮動くさび部材6の当接面8の中央部に当接して、浮動くさび部材6をギア部材4へ押し付ける方向に弾発付勢している。以上の構成により、浮動くさび部材6は、歯面7がギア部材4に噛合し、かつ、当接面8がくさび面9に当接して、ギア部材4の他方向Bへの回転を規制するように構成している。
インナーワッシャ15は、対面板片13と略同一の輪郭形状を有する薄板片状であって、保持部3(の対面板片13)の外方面から突出する浮動くさび部材6の側端部に当接乃至近接している。インナーワッシャ15は、渦巻きばね10に浮動くさび部材6が噛み込まないように、浮動くさび部材6をくさび形空間部5内に保持している。インナーワッシャ15は、揺動軸心Cに沿って枢結軸20(のバネ受け軸部22)を挿通するための(円形状)挿通孔15aを有している。
保持部3(対面板片13,13)及びインナーワッシャ15は、上下一対の鋲着部材45,45によって第1部材1に固着されている。また、第1部材1、保持部3、インナーワッシャ15、及び、ケーシング部材14を貫通して鋲着すると共に、ケーシング部材14内の渦巻きばね10の外端部11を(第1部材1側に)止着するリベット18を有している。リベット18は、ケーシング部材14の外方側から小径のワッシャ35を取付けられてカシめられている。第2部材2は、枢結軸20をギア部材4に挿通しつつ渦巻きばね10の内端部12をバネ受け軸部22のスリット16に止着させた状態で、ケーシング部材14の外方側から先端縁20Aに薄板片状係着部材46を取付けて、カシめ(又は打込み固定)されている。
図4と図5に示すように、本発明の角度調整具は、被取付部材49に固着した第2部材2の軸心線L2に対して、レスト部50に固着した第1部材1の軸心線L1が、斜め後方30°に傾斜した状態(揺動開始角度θ1=−30°)から揺動軸心C廻りに揺動し、レスト部50(第1部材1)が斜め前方42°に傾斜した状態(揺動終了角度θ2=42°)になるまで、一方向A(以下、A方向とする)へ揺動する。この際、角度調整機構19の作用により、レスト部50の他方向B(以下、B方向とする)への揺動(傾倒)が多段階で規制され、被取付部材49に対してレスト部50が所望の姿勢で保持される。その後、レスト部50(第1部材1)が、さらにA方向(前方)に揺動して、角度調整機構19の規制状態を解除し、レスト部50のB方向への揺動が可能となって揺動開始状態に復帰するまでを1周期として角度調整具の動作を説明する。
2 第2部材
3 保持部
4 ギア部材
4a,4b 左右両側面
5 くさび形空間部
6 浮動くさび部材
7 歯面
8 当接面
9 くさび面
10 渦巻きばね
11 外端部
12 内端部
13 対面板片
13a 円形支持孔
14 ケーシング部材
15 インナーワッシャ
16 スリット
19 角度調整機構
20 枢結軸
20A 先端縁
21 嵌入軸部
22 バネ受け軸部
23 貫通孔
24 円形低突隆部
24a 摺接外周面
40 プラスチックカバー半体
45 鋲着部材
49 被取付部材
50 レスト部
51 家具
A 一方向
B 他方向
C 揺動軸心
θ 傾斜角度
M 回転抵抗モーメント
Claims (1)
- 揺動軸心(C)廻りに揺動可能に枢結された第1部材(1)と第2部材(2)とを備え、上記第1部材(1)側に固着される一対の対面板片(13)(13)から成る保持部(3)を有し、略円盤形状のギア部材(4)の左右両側面(4a)(4b)に円形低突隆部(24)(24)を突設すると共に該円形低突隆部(24)(24)の摺接外周面(24a)(24a)を上記対面板片(13)(13)に貫設した円形支持孔(13a)(13a)に摺動可能として、上記ギア部材(4)を回転自在に保持させ、さらに、上記揺動軸心(C)に沿って上記ギア部材(4)には非円形の貫通孔(23)が貫設され、
上記保持部(3)には、くさび形空間部(5)が形成され、該くさび形空間部(5)内にて移動可能であると共に一面側が上記ギア部材(4)に噛合可能な歯面(7)とし他面側が上記くさび形空間部(5)のくさび面(9)に当接する当接面(8)とした浮動くさび部材(6)を備え、上記第2部材(2)に対する上記第1部材(1)の一方向(A)への相対的な揺動を可能としつつ他方向(B)への相対的な揺動を多段階で規制して所定の傾斜角度(θ)で保持する角度調整機構(19)を構成し、
さらに、上記第2部材(2)に対する上記第1部材(1)の揺動が規制される他方向(B)へ回転抵抗モーメント(M)を常時付与する渦巻きばね(10)を備え、
上記浮動くさび部材(6)の側端面に当接乃至近接して該浮動くさび部材(6)を上記くさび形空間部(5)内に保持して上記渦巻きばね(10)に該浮動くさび部材(6)が噛み込むのを防止するためのインナーワッシャ(15)を、上記保持部(3)の外方面と上記渦巻きばね(10)の間に介設し、かつ、上記対面板片(13)(13)及び上記インナーワッシャ(15)を鋲着部材(45)(45)によって上記第1部材(1)に固着し、
上記貫通孔(23)に左右いずれからでも挿入可能な枢結軸(20)を上記第2部材(2)の一端部に突設し、該枢結軸(20)は、上記ギア部材(4)の貫通孔(23)に対して挿入離脱自在に挿入される非円形状の嵌入軸部(21)と、先端縁(20A)を2分割状に形成するスリット(16)を有するバネ受け軸部(22)とを、一体に有し、
該枢結軸(20)を上記ギア部材(4)に挿通すると共に、上記渦巻きばね(10)の内端部(12)を上記バネ受け軸部(22)の上記スリット(16)に挿入して止着し、かつ、上記渦巻きばね(10)の外端部(11)を上記第1部材(1)の一部に止着した状態で、一対のプラスチックカバー半体(40)(40)から成るケーシング部材(14)によって上記渦巻きばね(10)と上記角度調整機構(19)を包囲状に外装して、該ケーシング部材(14)に該渦巻きばね(10)と上記角度調整機構(19)を内蔵させたことを特徴とする角度調整具。
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