JP4738680B2 - Hair dye composition and hair dyeing article - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感作性の低い染毛剤組成物及び染毛用品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パラフェニレンジアミンやパラトルイレンジアミン等の酸化染料を主成分とする染毛剤第1剤(染毛剤組成物)と、過酸化水素等の酸化剤を主成分とする染毛剤第2剤とから成る染毛用品が用いられてきた。
【0003】
この染毛用品は、使用する時に、染毛剤第1剤と染毛剤第2剤とを混合し、毛髪に塗布する。すると、染毛剤第1剤に含まれていた酸化染料は、毛髪中に浸透するとともに、染毛剤第2剤に含まれていた酸化剤の作用によって重合して色素を生じ、毛髪に定着する。
【0004】
つまり、この染毛用品は、酸化染料が重合して生じた色素を毛髪に定着させることにより染毛を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、酸化染料であるパラフェニレンジアミンやパラトルイレンジアミンは、人によってはまれに感作性を有し、染毛処理に際しては注意を払わなければならないという問題があった。
【0006】
この感作性を低減させるために、パラフェニレンジアミンとカップラーを1:1で配合する方法(特開昭55−115814号公報)や、単糖及び2糖よりなる群から選ばれたものを配合する方法(特公平4−45489号公報)が案出されてきたが、その効果は充分ではなかった。
【0007】
また、従来の染毛用品は、染毛力が充分でなく、地肌汚れが激しいという問題があった。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、酸化染料を配合するにもかかわらず、感作性が低く、染毛力、地肌汚れにおいて優れている染毛剤組成物及び染毛用品を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
(1)請求項1の発明は、
酸化染料と、α−オレフィンオリゴマーと、を含有する組成物であり、前記α−オレフィンオリゴマーの配合量が、前記組成物全体に対する重量比で0.5〜12重量%の範囲にあることを特徴とする染毛剤組成物を要旨とする。
【0009】
本発明の染毛剤組成物は、α−オレフィンオリゴマーを含有することにより、酸化染料を含有するにもかかわらず、感作性が低いという特徴を有する。
この感作性とは、繰り返し生体に接触することによって起こるアレルギー性反応をいう。
【0010】
また、本発明の染毛剤組成物は、染毛力が高く、地肌汚れが生じにくいという特長を有する。
尚、本発明の染毛剤組成物は、酸化剤と混合して使用することができるものであり、例えば、2剤式の染毛用品の染毛剤第1剤として使用することができる。
【0011】
つまり、酸化染料を含む本発明の染毛剤組成物と、酸化剤を含む染毛剤第2剤とを混合して毛髪に塗布すると、酸化染料は毛髪中に浸透するとともに、酸化剤の作用によって重合して色素を生じ、毛髪に染着する。
・前記酸化染料としては、例えば、主要中間体、及びカプラーがある。
【0012】
主要中間体の具体例としては、フェニレンジアミン類、アミノフェノール類、トルイレンジアミン類、アミノニトロフェノール類、ジフェニルアミン類、ジアミノフェニルアミン類、N−フェニルフェニレンジアミン類、ジアミノピリジン類及びそれらの塩類から選ばれた少なくとも一種が使用される。塩類としては塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩が挙げられる。
【0013】
これらの中でもパラフェニレンジアミン、パラトルイレンジアミン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−パラフェニレンジアミン、N−フェニル−パラフェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルアミン、2−クロロパラフェニレンジアミン、N,N−ジメチルパラフェニレンジアミン、パラアミノフェノール、2,6−ジクロロパラフェニレンジアミン、パラアミノフェニルスルファミン酸及びそれらの塩類が染毛力の点から好ましい。
【0014】
主要中間体の配合量は、染毛剤組成物に対して0.01〜15重量%が好ましく、0.01重量%よりも少ないと十分な染毛効果が得られず、15重量%を超えても、その効果は変わらず経済的ではない。さらには0.1〜10重量%が特に好ましく、0.1重量%以上配合することにより、より優れた染毛効果が得られる。一方、10重量%を超えた場合は染毛効果の上昇は少なくなる。
【0015】
カプラーの具体例としては、レゾルシン、ピロガロール、カテコール、メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミン、オルトアミノフェノール、2,4−ジアミノフェノール、1,2,4−ベンゼントリオール、トルエン−3,4−ジアミン、トルエン−2,4−ジアミン、ハイドロキノン、α−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、5−アミノオルトクレゾール、ジフェニルアミン、パラメチルアミノフェノール、フロログルシン、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、没食子酸、タンニン酸、没食子酸エチル、没食子酸メチル、没食子酸プロピル、五倍子、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール等及びそれらの塩から選ばれた少なくとも一種が使用される。その他、「医薬部外品原料規格」(1991年6月発行、薬事日報社)に収載されたものを適宜配合してもよい。
【0016】
カプラーの配合量は0.01〜10重量%が好ましく、0.01重量%よりも少ないと十分な染色性が得られず、10重量%を超えても、その効果は変わらず経済的ではない。さらには0.1〜5重量%が特に好ましく、0.1重量%以上配合することにより、より優れた染色性が得られる。一方、5重量%を超えた場合は染色性の上昇は少なくなる。
【0017】
・本発明の染毛剤組成物には、その他の添加成分として、酸化染料以外の染料、アルカリ剤、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール、ホホバ油、オリーブ油のグリセライド等の油脂類、ミツロウ、ラノリン等のロウ類、流動パラフィン、固形パラフィン、イソパラフィン、スクワラン等の炭化水素類、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル等のエステル類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、高重合シリコーン、アミノ変性シリコーン等のシリコーン類、ラウリン酸、ミリスチン酸、リノレン酸等の脂肪酸、ソルビトール、マルトース等の糖類、多価アルコール、バチルアルコール、キミルアルコール等のアルキルグリセリルエーテル、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、キサンタンガム、セルロース誘導体、架橋ポリアクリル酸等の天然又は合成の高分子、パラベン等の防腐剤、EDTA−Na等のキレート剤、フェナセチン、8−ヒドロキシキノリン、アセトアニリド、ピロリン酸ナトリウム、バルビツール酸、尿酸、タンニン酸等の安定剤、リン酸、クエン酸、硫酸、酢酸、乳酸、酒石酸等のpH調整剤、植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、香料、紫外線吸収剤等、また「医薬部外品原料規格」(1991年6月発行、薬事日報社)に収載されるものから選ばれる少なくとも一種を配合してもよい。その他の添加成分の配合量は、染毛剤組成物の常法に従って決定される。
【0018】
酸化染料以外の染料の具体例としては、直接染料、塩基性染料等が挙げられる。
直接染料としては、4−ニトロ−o−フェニレンジアミン、2−ニトロ−p−フェニレンジアミン、ピクラミン酸、1−アミノ−4−メチルアントラキノン、1,4−ジアミノアントラキノン、2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−アミノ−5−ニトロフェノール、ピクリン酸及びそれらの塩、並びに、「医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令」(昭和41年告示、厚生省)により定められた酸性染料である、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号の(1)、赤色105号の(1)、赤色106号、赤色201号、赤色227号、赤色230号の(1)、赤色230号の(2)、赤色231号、赤色232号、赤色401号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色506号、黄色4号、黄色5号、黄色202号の(1)、黄色202号の(2)、黄色203号、黄色402号、黄色403号の(1)、黄色406号、黄色407号、だいだい色205号、だいだい色207号、だいだい色402号、緑色3号、緑色204号、緑色205号、緑色401号、緑色402号、紫色401号、青色1号、青色2号、青色202号、青色203号、青色205号、かっ色201号、黒色401号等から選ばれた少なくとも一種が使用される。そして、この直接染料を配合することにより、染め上がり及び染色性に、より優れた効果が得られる。
【0019】
直接染料の配合量は0.001〜10重量%が好ましく、0.001重量%よりも少ないと十分な染め上がり及び染色性が得られず、10重量%を超えても、その効果は変わらず経済的ではない。さらには、0.01〜5重量%が特に好ましく、0.01重量%以上配合することにより、より優れた染め上がり及び染色性が得られる。一方、5重量%を超えた場合は染め上がり及び染色性の上昇は少なくなる。
【0020】
アルカリ剤は、毛髪を膨潤させて染料及び酸化剤を毛髪に浸透しやすくするために配合される。アルカリ剤の具体例としては、アンモニア、アルカノールアミン類(トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン、イソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール等)、有機アミン類(2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、グアニジン等)、無機アルカリ(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等)、塩基性アミノ酸(アルギニン、リジン等)及びそれらの塩等が挙げられる。これらのアルカリ剤は単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。また、二種以上のアルカリ剤を適当に組み合わせて配合することによって染毛剤組成物に緩衝作用をもたせてもよい。
【0021】
アルカリ剤の配合量は、染毛剤組成物のpHが好ましくは8〜12となる量である。染毛剤組成物のpHは、8未満では酸化剤の作用を十分に促進することができない。一方、12を超えると染毛を行うときに毛髪に損傷等の不具合が発生しやすい。
【0022】
・本発明の染毛剤組成物の剤型は、例えば、液状、乳液状、クリーム状とすることができる。
(2)請求項2の発明は、
前記酸化染料が、フェニレンジアミン類、アミノフェノール類、トルイレンジアミン類、アミノニトロフェノール類、ジフェニルアミン類、ジアミノフェニルアミン類、N−フェニルフェニレンジアミン類、ジアミノピリジン類及びそれらの塩類の中から選ばれた一種以上を含有することを特徴とする前記請求項1に記載の染毛剤組成物を要旨とする。
【0023】
本発明は酸化染料を例示している。
本発明の染毛剤組成物は、上記酸化染料を含有することにより、優れた染毛力を有するとともに、α−オレフィンオリゴマーを含有することにより、感作性が低いという特長を有する。
(3)請求項3の発明は、
前記α−オレフィンオリゴマーの配合量が、染毛剤組成物全体に対して、1〜10重量%の範囲にあることを特徴とする前記請求項1又は2に記載の染毛剤組成物を要旨とする。
【0024】
本発明の染毛剤組成物は、α−オレフィンオリゴマーの配合量が1〜10重量%の範囲にあることにより、感作性の低減効果が著しい。
尚、染毛剤組成物におけるα−オレフィンオリゴマーの配合量を、例えば、0.1〜30重量%、好ましくは0.5〜20重量%とすることができる。これらの範囲では、本請求項3の発明に比べて効果は劣るものの、染毛剤組成物の感作性を低減する効果がある。
(4)請求項4の発明は、
多価アルコール及び/又は界面活性剤を含有することを特徴とする前記請求項1〜3のいずれかに記載の染毛剤組成物を要旨とする。
【0025】
本発明の染毛剤組成物は、多価アルコール、界面活性剤、又はそれらの両方を含有することにより、感作性を低下させる効果が一層著しい。
特に、本発明の染毛剤組成物は、多価アルコールと界面活性剤の両方を含む場合には、感作性を低下させる効果がより一層著しい。
【0026】
また、この染毛剤組成物は、多価アルコールを含有する場合には、毛髪を保湿する効果を有し、界面活性剤を含有する場合には、その界面活性剤が、乳化剤又は可溶化剤としての作用を有する。
・前記多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等が挙げられる。
【0027】
多価アルコールの配合量は0.1〜30重量%、好ましくは0.5〜25重量%、さらに好ましくは1.0〜20重量%である。0.1重量%未満及び30重量%を超えて配合すると、染毛剤組成物の感作性を低減する効果が低くなる。
・前記界面活性剤としては、例えば、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤及び両イオン性界面活性剤が挙げられる。
【0028】
尚、カチオン性界面活性剤は前記の作用に加えて毛髪の感触を良好にする効果を有する。
カチオン性界面活性剤の具体例としては、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム等の第4級アンモニウム塩等が挙げられる。
【0029】
アニオン性界面活性剤の具体例としては、ヤシ油脂肪酸カリウム、ヤシ油脂肪酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸トリエタノールアミン、ラウリン酸ナトリウム、ミリスチン酸カリウム、ミリスチン酸イソプロパノールアミン、パルミチン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸トリエタノールアミン、オレイン酸カリウム、オレイン酸ナトリウム等の脂肪酸塩、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ミリスチン酸マグネシウム等の金属セッケン、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸カリウム、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸トリエタノールアミン、ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、ミリストイルグルタミン酸カリウム、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム等のN−アシルグルタミン酸及びその塩、ラウロイルメチルタウリンカリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、、パルミトイルメチルタウリンナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム等のN−アシルメチルタウリン塩、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン等のアルキル硫酸エステル塩、POEラウリルエーテル硫酸ナトリウム、POEラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、POEラウリルエーテルリン酸及びその塩、ラウリルリン酸、ラウリルリン酸ナトリウム、セチルリン酸カリウム等のモノアルキルリン酸及びその塩、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム等が挙げられる。
【0030】
ノニオン性界面活性剤の具体例としては、ポリオキシエチレン(以下、POEと言う)セチルエーテル、POEステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、POEオレイルエーテル、POEラウリルエーテル、POEオクチルドデシルエーテル、POEヘキシルデシルエーテル、POEイソステアリルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEオクチルフェニルエーテル等のエーテル型ノニオン性界面活性剤、モノオレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEソルビタン、モノパルミチン酸POEソルビタン、モノラウリン酸POEソルビタン、トリオレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEグリセリン、モノミリスチン酸POEグリセリン、テトラオレイン酸POEソルビット、ヘキサステアリン酸POEソルビット、モノラウリン酸POEソルビット、POEソルビットミツロウ、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、親油型モノオレイン酸グリセリン、親油型モノステアリン酸グリセリン、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、ショ糖脂肪酸エステル、モノラウリン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、モノオレイン酸デカグリセリル、モノミリスチン酸デカグリセリル等のエステル型ノニオン性界面活性剤等が挙げられる。
【0031】
両イオン性界面活性剤の具体例としては、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ウンデシルカルボキシメトキシエチルカルボキシメチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ウンデシルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ウンデシル−N−ヒドロキシエチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン液、ステアリルジヒドロキシエチルベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルベタインナトリウム液、ビス(ステアリル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリン)クロル酢酸錯体、ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ヤシ油アルキル−N−カルボキシエトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒドロキシド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒドロキシド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムラウリル硫酸、ヤシ油アルキルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸トリエタノールアミン、β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルN−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムジナトリウムドデカノイルサルコシン、ラウリルジアミノエチルグリシンナトリウム、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、ラウリルスルホベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン等が挙げられる。
【0032】
界面活性剤の配合量は0.01〜30重量%、好ましくは0.05〜20重量%、さらに好ましくは0.1〜15重量%である。0.01重量%未満及び30重量%を超えて配合すると、染毛剤組成物の感作性を低減する効果が低くなる。
(5)請求項5の発明は、
前記多価アルコールが、ポリエチレングリコールであることを特徴とする前記請求項4に記載の染毛剤組成物を要旨とする。
【0033】
本発明の染毛剤組成物は、多価アルコールを含有する場合には、その多価アルコールがポリエチレングリコールであることにより、感作性の低減効果が一層高い。
このポリエチレングリコールとしては、平均分子量が1000以下であるものが感作性の低減効果の点で好ましく、更には、平均分子量が500以下であるものが一層好ましい。
(6)請求項6の発明は、
前記界面活性剤が、ノニオン性界面活性剤及び/又はアニオン性界面活性剤を含むことを特徴とする前記請求項4に記載の染毛剤組成物を要旨とする。
【0034】
本発明の染毛剤組成物は、界面活性剤を含有する場合には、その界面活性剤として、ノニオン性界面活性剤及び/又はアニオン性界面活性剤を含むことにより、感作性の低減効果が一層高い。
本発明における界面活性剤としては、例えば、ノニオン性界面活性剤(特にHLBが15以上であるノニオン性界面活性剤)、脂肪酸塩、N−アシルグルタミン酸及びその塩、N−アシルメチルタウリン塩、POEアルキルエーテルリン酸及びその塩、モノアルキルリン酸及びその塩等のアニオン性界面活性剤が好ましい。
(7)請求項7の発明は、
前記ノニオン性界面活性剤のHLBが15以上であることを特徴とする前記請求項6に記載の染毛剤組成物を要旨とする。
【0035】
本発明の染毛剤組成物は、ノニオン性界面活性剤を含有する場合には、そのノニオン性界面活性剤のHLBが15以上であることにより、感作性の低減効果が一層高い。
HLBが15以上のノニオン性界面活性剤の具体例としては、POE(21)ラウリルエーテル、POE(30)セチルエーテル、POE(20)セチルエーテル、POE(20)オレイルエーテル、POE(20)ベヘニルエーテル等が挙げられる。
【0036】
・前記HLBとは、界面活性剤の親水性と親油性の比率を表す数値をいう。
(8)請求項8の発明は、
前記アニオン性界面活性剤が、脂肪酸塩、N−アシルグルタミン酸及びその塩、N−アシルメチルタウリン塩、POEアルキルエーテルリン酸及びその塩、モノアルキルリン酸及びその塩の中から選ばれた一種以上を含有することを特徴とする前記請求項6に記載の染毛剤組成物を要旨とする。
【0037】
本発明の染毛剤組成物は、界面活性剤を含有する場合には、その界面活性剤として、上記のアニオン性界面活性剤を含むことにより、感作性の低減効果が一層高い。
(9)請求項9の発明は、
前記請求項1〜8のいずれか一項に記載の染毛剤組成物から成る染毛剤第1剤と、酸化剤を含む染毛剤第2剤と、から構成されることを特徴とする染毛用品を要旨とする。
【0038】
本発明の染毛用品は、染毛剤第1剤として、前記請求項1〜8のいずれかに記載の染毛剤組成物を備えているので、感作性が低く、染毛力が高く、地肌汚れが生じにくいという特長を有する。
尚、この染毛用品は、使用時には、染毛剤第1剤と染毛剤第2剤とを混合して毛髪に塗布する。この時、染毛剤第1剤に含まれていた酸化染料が毛髪に浸透するとともに、染毛剤第2剤に含まれていた酸化剤の作用によって、重合して色素を生成し、染毛を行う。また、酸化剤により、毛髪に含まれるメラニンが脱色される。
【0039】
・前記酸化剤としては、例えば、過酸化水素等が挙げられる。
酸化剤の配合量は、染毛剤第1剤と染毛剤第2剤とを混合した混合液中における酸化剤の濃度が0.1〜5重量%となる量が好ましく、1〜3重量%が更に好ましい。0.1重量%未満ではメラニンを十分に脱色できなくなる傾向がある。一方、5重量%を超えて配合すると、毛髪に損傷等の不具合が発生しやすい。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の染毛剤組成物及び染毛用品の実施の形態の例(実施例)を説明する。
(実施例1〜6)
表1に示す成分を、それぞれ対応する比率で混合することにより、染毛剤第1剤(染毛剤組成物)を調製した。
【0041】
【表1】
【0042】
また、表2に示す成分を、それぞれ対応する比率で混合することにより、染毛剤第2剤を調製した。
【0043】
【表2】
【0044】
そして、染毛剤第1剤と染毛剤第2剤との組み合わせを、染毛用品とした。
(実施例7〜11)
表3に示す成分を、それぞれ対応する比率で混合することにより、染毛剤第1剤(染毛剤組成物)を調製した。
【0045】
また、前記実施例1と同様にして、染毛剤第2剤を調製した。
そして、染毛剤第1剤と染毛剤第2剤との組み合わせを、染毛用品とした。
【0046】
【表3】
【0047】
(比較例1〜3)
表4に示す成分を、それぞれ対応する比率で混合することにより、染毛剤第1剤(染毛剤組成物)を調製した。
また、前記実施例1と同様にして、染毛剤第2剤を調製した。
【0048】
そして、染毛剤第1剤と染毛剤第2剤との組み合わせを、染毛用品とした。
【0049】
【表4】
【0050】
(実験例1)
a)実施例1〜11及び比較例1〜3の染毛剤組成物及び染毛用品の感作性を評価するために、以下の試験を行った。
▲1▼染毛剤第1剤(染毛剤組成物)と染毛剤第2剤とを1:1の重量割合で混合して披験物質とし、8週齢のBalb/cマウス背部皮膚に塗布して感作処置を行った。
【0051】
▲2▼前記▲1▼の感作処置から7日目に、感作処置したマウス耳介に感作処置時と同様に調製した被験物質を塗布して誘発処置を行った。
▲3▼予め測定しておいた、誘発処置前のマウス耳介の厚さXと、誘発処置後に測定したマウス耳介の厚さYとを用いて、次の式により、感作誘発反応による耳介腫脹度を算出した。
【0052】
耳介腫脹度=(Y−X)/X
▲4▼比較例1の染毛用品を被験物質とした場合のマウス耳介腫脹度を100(コントロール)として、各実施例、比較例の染毛用品を被験物質とした場合のマウス耳介腫脹度を算出し、この耳介腫脹度に基づいて、以下の1〜5の5段階で感作性の低減効果を評価した。
【0053】
5:30未満
4:30以上60未満
3:60以上90未満
2:90以上120未満
1:120以上
b)評価結果を表5に示す。
【0054】
【表5】
【0055】
▲1▼表5に示す様に、実施例1〜11の染毛用品では、耳介腫脹度の評価は5〜3のいずれかであり、感作性の低減効果は良好であった。
▲2▼特に、実施例1、実施例5、及び実施例6の染毛用品は、α−オレフィンオリゴマーに加えて、多価アルコールが配合されていることにより、多価アルコールが配合されていない実施例7の染毛用品に比べて、感作性の低減効果が一層良好であった。
【0056】
中でも、実施例1の染毛用品は、多価アルコールとしてポリエチレングリコールが配合されている(請求項5の発明の範囲内である)ことにより、多価アルコールとして1,3−ブチレングリコールやグリセリンが配合されている実施例5及び実施例6の染毛用品に比べて、感作性の低減効果が一層良好であった。
【0057】
尚、実施例2〜4、及び実施例8〜11の染毛用品は、多価アルコールとしてポリエチレングリコールが配合されているが、多価アルコール以外の成分(α−オレフィンオリゴマーや界面活性剤)の種類や量において、実施例1、実施例5、実施例6、及び実施例7の染毛用品と異なるため、感作性に違いがある。
【0058】
▲3▼また、実施例1の染毛用品は、界面活性剤として、HLBが15以上のノニオン性界面活性剤が配合されている(請求項7の発明の範囲内である)ことにより、HLBが15より小さいノニオン性界面活性剤が配合されている実施例2に比べて、一層感作性の低減効果が良好であった。
【0059】
尚、実施例5〜11の染毛用品は、界面活性剤としてHLBが15以上のノニオン性界面活性剤が配合されているが、界面活性剤以外の成分(α−オレフィンオリゴマーや多価アルコール)の種類や量において、実施例1及び実施例2の染毛用品と異なるため、感作性に違いがある。
【0060】
▲4▼更に、実施例1、実施例9、及び実施例10の染毛用品は、α−オレフィンオリゴマーの配合量が1〜10重量%の範囲内である(請求項3の発明の範囲内である)ことにより、α−オレフィンオリゴマーの配合量が0.5重量%である実施例8、及び配合量が12重量%である実施例11に比べて、一層感作性の低減効果が良好であった。
【0061】
尚、実施例2〜7の染毛用品は、α−オレフィンオリゴマーの配合量が1〜10重量%の範囲内にあるが、α−オレフィンオリゴマー以外の成分(多価アルコールや界面活性剤)の種類や量において、実施例1、及び実施例8〜11の染毛用品と異なるため、感作性に違いがある。
【0062】
▲5▼一方、比較例1〜3の染毛用品は、α−オレフィンオリゴマーを含まず、本発明の範囲外である例であり、感作性の評価結果は、いずれも2以下であった。
(実験例2)
a)以下のようにして、実施例1〜11及び比較例1〜3の染毛剤組成物及び染毛用品の染毛力及び地肌汚れを評価した。
【0063】
▲1▼染毛力の評価
i)染毛剤第1剤と染毛剤第2剤とを1:1の重量割合で混合して酸化染毛剤を調製した。
ii)酸化染毛剤を毛束に塗布し、常法に従って染毛を行った。
【0064】
iii)染毛後の毛束を目視にて観察し、以下の基準で染毛力を評価した。
◎:優れた染毛力
○:良好な染毛力
△:やや染毛力が劣る
×:かなり染毛力が劣る
▲2▼地肌汚れの評価
i)染毛剤第1剤と染毛剤第2剤とを1:1の重量割合で混合して酸化染毛剤を調製した。
【0065】
ii)酸化染毛剤を腕の内側部に直径1cmの円状範囲に塗り、10分間放置した後、温水で洗い流した。その後、更に石鹸を使用して1分間指で軽く擦り、温水で洗い流した。
iii)皮膚への染着の度合い(地肌汚れ)を観察し、以下の1〜5の5段階で評価した。
【0066】
5:跡が残らない
4:ほとんど跡が残らない
3:わずかに褐色の跡が残る
2:やや褐色の跡が残る
1:褐色の跡が残る。
【0067】
b)結果を表5に示す。
表5に示す様に、実施例1〜11の染毛用品では、染毛力はいずれも◎または○であり、地肌汚れはいずれも3〜5の範囲内であった。
【0068】
一方、比較例1及び比較例2の染毛用品の染毛力は○であったが、比較例3の染毛用品の染毛力は△であった。
また、比較例1〜3の染毛用品の地肌汚れは、いずれも2又は3であった。
尚、本発明は上記の形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hair dye composition and a hair dyeing product having low sensitization properties.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a hair dye first agent (hair dye composition) mainly composed of an oxidative dye such as paraphenylenediamine or p-toluylenediamine, and a hair dye mainly composed of an oxidant such as hydrogen peroxide. Hair dye products consisting of a second agent have been used.
[0003]
When this hair coloring article is used, the hair dye first agent and the hair dye second agent are mixed and applied to the hair. Then, the oxidative dye contained in the hair dye first agent penetrates into the hair and is polymerized by the action of the oxidant contained in the hair dye second agent to produce a dye, which is fixed on the hair. To do.
[0004]
That is, this hair dyeing product can perform hair dyeing by fixing a pigment produced by polymerization of an oxidative dye to the hair.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, paraphenylenediamine and paratoluylenediamine, which are oxidation dyes, have a sensitizing property rarely depending on humans, and there is a problem that care must be taken in the hair dyeing treatment.
[0006]
In order to reduce this sensitization, a method of blending paraphenylenediamine and a coupler in a ratio of 1: 1 (Japanese Patent Laid-Open No. 55-115814) or a compound selected from the group consisting of monosaccharides and disaccharides is blended. Although a method (Japanese Patent Publication No. 4-45489) has been devised, its effect has not been sufficient.
[0007]
Further, the conventional hair dyeing products have a problem that the hair dyeing power is not sufficient and the background dirt is severe.
The present invention has been made in view of the above points. A hair dye composition and a hair dyeing article that have low sensitization and are excellent in hair dyeing power and background dirt, despite the inclusion of an oxidation dye. The purpose is to provide.
[0008]
[Means for Solving the Problems and Effects of the Invention]
(1) The invention of claim 1
Contains oxidation dye and α-olefin oligomer The amount of the α-olefin oligomer is in the range of 0.5 to 12% by weight based on the weight of the entire composition. The gist of the hair dye composition is characterized.
[0009]
The hair dye composition of the present invention is characterized by having a low sensitization property by containing an α-olefin oligomer, despite containing an oxidation dye.
This sensitization refers to an allergic reaction caused by repeated contact with a living body.
[0010]
Moreover, the hair dye composition of this invention has the characteristics that hair dyeing power is high and background stain | pollution | contamination is hard to produce.
In addition, the hair dye composition of this invention can be mixed and used for an oxidizing agent, for example, can be used as a hair dye 1st agent of 2 agent type hair dye goods.
[0011]
That is, when the hair dye composition of the present invention containing an oxidation dye and the hair dye second agent containing an oxidation agent are mixed and applied to the hair, the oxidation dye penetrates into the hair and the action of the oxidation agent Polymerizes to produce pigments and dyes the hair.
-As said oxidation dye, there exist a main intermediate body and a coupler, for example.
[0012]
Specific examples of main intermediates include phenylenediamines, aminophenols, toluylenediamines, aminonitrophenols, diphenylamines, diaminophenylamines, N-phenylphenylenediamines, diaminopyridines Similarities And at least one selected from their salts. Salts include hydrochloride, sulfate, and acetic acid Salt Can be mentioned.
[0013]
Among these, paraphenylenediamine, paratoluylenediamine, N, N-bis (2-hydroxyethyl) -paraphenylenediamine, N-phenyl-paraphenylenediamine, 4,4′-diaminodiphenylamine, 2-chloroparaphenylenediamine N, N-dimethylparaphenylenediamine, paraaminophenol, 2,6-dichloroparaphenylenediamine, paraaminophenylsulfamic acid and their salts are preferred from the viewpoint of hair dyeing power.
[0014]
The blending amount of the main intermediate is preferably 0.01 to 15% by weight with respect to the hair dye composition, and if it is less than 0.01% by weight, sufficient hair dyeing effect cannot be obtained and exceeds 15% by weight. However, the effect remains the same and is not economical. Furthermore, 0.1 to 10 weight% is especially preferable, and the more excellent hair dyeing effect is acquired by mix | blending 0.1 weight% or more. On the other hand, when it exceeds 10% by weight, the increase in the hair dyeing effect is reduced.
[0015]
Specific examples of couplers include resorcin, pyrogallol, catechol, metaaminophenol, metaphenylenediamine, orthoaminophenol, 2,4-diaminophenol, 1,2,4-benzenetriol, toluene-3,4-diamine, toluene -2,4-diamine, hydroquinone, α-naphthol, 2,6-diaminopyridine, 1,5-dihydroxynaphthalene, 5-aminoorthocresol, diphenylamine, paramethylaminophenol, phloroglucin, 2,4-diaminophenoxyethanol, gallic At least one selected from acids, tannic acid, ethyl gallate, methyl gallate, propyl gallate, pentaploid, 5- (2-hydroxyethylamino) -2-methylphenol, and salts thereof is used. In addition, those listed in "Quasi-drug raw material standards" (issued in June 1991, Yakuji Nippo) may be appropriately blended.
[0016]
The blending amount of the coupler is preferably 0.01 to 10% by weight. If the amount is less than 0.01% by weight, sufficient dyeability cannot be obtained. . Furthermore, 0.1 to 5 weight% is especially preferable, and the more excellent dyeability is obtained by mix | blending 0.1 weight% or more. On the other hand, when it exceeds 5% by weight, the increase in dyeability is reduced.
[0017]
-In the hair dye composition of the present invention, other additives include dyes other than oxidation dyes, alkaline agents, lauryl alcohol, myristyl alcohol, cetyl alcohol, stearyl alcohol, cetostearyl alcohol, behenyl alcohol and other higher alcohols, jojoba Oils, oils and fats such as glyceride of olive oil, waxes such as beeswax and lanolin, hydrocarbons such as liquid paraffin, solid paraffin, isoparaffin and squalane, esters such as isopropyl myristate and octyldodecyl myristate, dimethylpolysiloxane, Silicones such as methylphenylpolysiloxane, polyether-modified silicone, highly polymerized silicone, amino-modified silicone, fatty acids such as lauric acid, myristic acid and linolenic acid, sugars such as sorbitol and maltose , Alkyl glyceryl ethers such as polyhydric alcohol, batyl alcohol and chimyl alcohol, gum arabic, sodium alginate, xanthan gum, cellulose derivatives, natural or synthetic polymers such as cross-linked polyacrylic acid, preservatives such as paraben, EDTA-Na Chelating agents such as phenacetin, 8-hydroxyquinoline, acetanilide, sodium pyrophosphate, barbituric acid, uric acid, tannic acid and other stabilizers, phosphoric acid, citric acid, sulfuric acid, acetic acid, lactic acid, tartaric acid and other pH adjusters, Contains at least one selected from those listed in plant extracts, herbal extracts, vitamins, fragrances, UV absorbers, etc., as well as those listed in "Quasi-drug raw material standards" (issued June 1991, Yakuji Nippo) May be. The compounding amount of the other additive components is determined according to a conventional method of the hair dye composition.
[0018]
Specific examples of dyes other than oxidation dyes include direct dyes and basic dyes.
As direct dyes, 4-nitro-o-phenylenediamine, 2-nitro-p-phenylenediamine, picramic acid, 1-amino-4-methylanthraquinone, 1,4-diaminoanthraquinone, 2-amino-4-nitrophenol , 2-amino-5-nitrophenol, picric acid and their salts, and acid dyes stipulated by "Ministerial Ordinance for Tar Tars that can be Used in Pharmaceuticals" (1960 Notification, Ministry of Health and Welfare) , Red No. 2, Red No. 3, Red No. 102, Red No. 104 (1), Red No. 105 (1), Red No. 106, Red No. 201, Red No. 227, Red No. 230 (1), Red 230 (2), Red 231, Red 232, Red 401, Red 502, Red 503, Red 504, Red 506, Yellow 4, Yellow No., yellow 202 (1), yellow 202 (2), yellow 203, yellow 402, yellow 403 (1), yellow 406, yellow 407, orange 205, orange 207 No., Daido No. 402, Green No. 3, Green No. 204, Green No. 205, Green No. 401, Green No. 402, Purple No. 401, Blue No. 1, Blue No. 2, Blue No. 202, Blue No. 203, Blue No. 205 At least one selected from brown 201, black 401 and the like is used. Further, by blending this direct dye, a more excellent effect can be obtained in dyeing and dyeability.
[0019]
The blending amount of the direct dye is preferably 0.001 to 10% by weight, and if it is less than 0.001% by weight, sufficient dyeing and dyeing properties cannot be obtained. Not right. Furthermore, 0.01 to 5% by weight is particularly preferable, and by blending 0.01% by weight or more, more excellent dyeing and dyeability can be obtained. On the other hand, when it exceeds 5% by weight, dyeing and dyeing are less likely to increase.
[0020]
The alkaline agent is added to swell the hair so that the dye and the oxidizing agent can easily penetrate into the hair. Specific examples of the alkali agent include ammonia, alkanolamines (triethanolamine, diethanolamine, monoethanolamine, isopropanolamine, diisopropanolamine, 2-amino-2-methyl-1-propanol, etc.), organic amines (2 -Amino-2-methyl-1,3-propanediol, guanidine, etc.), inorganic alkalis (sodium hydroxide, potassium hydroxide, etc.), basic amino acids (arginine, lysine, etc.) and their salts. These alkaline agents may be blended singly or in combination of two or more. Moreover, you may give a buffering effect to a hair dye composition by mix | blending suitably combining 2 or more types of alkaline agents.
[0021]
The blending amount of the alkaline agent is an amount such that the pH of the hair dye composition is preferably 8-12. If the pH of the hair dye composition is less than 8, the action of the oxidizing agent cannot be sufficiently promoted. On the other hand, if it exceeds 12, defects such as damage are likely to occur when hair is dyed.
[0022]
-The dosage form of the hair dye composition of the present invention can be, for example, liquid, emulsion, or cream.
(2) The invention of claim 2
The oxidation dye is phenylenediamine, aminophenol, toluylenediamine, aminonitrophenol, diphenylamine, diaminophenylamine, N-phenylphenylenediamine, diaminopyridine. Similarities And the hair dye composition according to claim 1, comprising at least one selected from the salts thereof.
[0023]
The present invention illustrates an oxidative dye.
The hair dye composition of the present invention has excellent hair dyeing power by containing the oxidation dye, and has an advantage of low sensitization by containing an α-olefin oligomer.
(3) The invention of claim 3
The hair dye composition according to claim 1 or 2, wherein the blending amount of the α-olefin oligomer is in the range of 1 to 10% by weight with respect to the whole hair dye composition. And
[0024]
The hair dye composition of the present invention has a remarkable effect of reducing sensitization because the blending amount of the α-olefin oligomer is in the range of 1 to 10% by weight.
In addition, the compounding quantity of the alpha olefin oligomer in a hair dye composition can be 0.1-30 weight%, for example, Preferably it can be 0.5-20 weight%. In these ranges, although the effect is inferior to that of the invention of claim 3, there is an effect of reducing the sensitization property of the hair dye composition.
(4) The invention of claim 4
The summary of the hair dye composition according to any one of claims 1 to 3, which comprises a polyhydric alcohol and / or a surfactant.
[0025]
The hair dye composition of the present invention contains a polyhydric alcohol, a surfactant, or both, and thereby has a more remarkable effect of reducing sensitization.
In particular, when the hair dye composition of the present invention contains both a polyhydric alcohol and a surfactant, the effect of reducing sensitization is even more remarkable.
[0026]
Further, this hair dye composition has an effect of moisturizing hair when it contains a polyhydric alcohol, and when it contains a surfactant, the surfactant is an emulsifier or solubilizer. It has the effect as.
Examples of the polyhydric alcohol include ethylene glycol, diethylene glycol, polyethylene glycol, glycerin, diglycerin, polyglycerin, propylene glycol, dipropylene glycol, and 1,3-butylene glycol.
[0027]
The blending amount of the polyhydric alcohol is 0.1 to 30% by weight, preferably 0.5 to 25% by weight, and more preferably 1.0 to 20% by weight. When it mix | blends less than 0.1 weight% and exceeding 30 weight%, the effect of reducing the sensitization property of a hair dye composition will become low.
-Examples of the surfactant include a cationic surfactant, an anionic surfactant, a nonionic surfactant, and an amphoteric surfactant.
[0028]
The cationic surfactant has the effect of improving the feel of hair in addition to the above-described action.
Specific examples of the cationic surfactant include alkyltrimethylammonium chloride, lauryltrimethylammonium chloride, cetyltrimethylammonium chloride, stearyltrimethylammonium chloride, stearyltrimethylammonium bromide, lauryltrimethylammonium bromide, dialkyldimethylammonium chloride and the like. A quaternary ammonium salt etc. are mentioned.
[0029]
Specific examples of the anionic surfactant include coconut oil fatty acid potassium, coconut oil fatty acid sodium, coconut oil fatty acid triethanolamine, sodium laurate, potassium myristate, isopropanolamine myristate, sodium palmitate, sodium stearate, stearin. Fatty acid salts such as triethanolamine acid, potassium oleate, sodium oleate, metal soap such as magnesium stearate, calcium stearate, magnesium myristate, coconut oil fatty acid acyl potassium glutamate, coconut oil fatty acid acyl glutamate triethanolamine, lauroyl glutamic acid N-acyl glutamic acid and salts thereof such as triethanolamine, potassium myristoyl glutamate, sodium stearoyl glutamate Lauroylmethyl taurine potassium, coconut oil fatty acid methyl taurine sodium, palmitoyl methyl taurine sodium, stearoyl methyl taurine sodium and other N-acylmethyl taurine salts, sodium lauryl sulfate, alkyl sulfates such as triethanolamine lauryl sulfate, POE lauryl ether Sodium sulfate, alkyl ether sulfates such as POE lauryl ether sulfate triethanolamine, POE lauryl ether phosphate and salts thereof, monoalkyl phosphates such as lauryl phosphate, sodium lauryl phosphate, potassium cetyl phosphate and salts thereof, dodecyl Examples include benzenesulfonic acid triethanolamine, sodium tetradecenesulfonate, and dioctyl sodium sulfosuccinate.
[0030]
Specific examples of the nonionic surfactant include polyoxyethylene (hereinafter referred to as POE) cetyl ether, POE stearyl ether, POE behenyl ether, POE oleyl ether, POE lauryl ether, POE octyldodecyl ether, POE hexyl decyl ether, Ether type nonionic surfactants such as POE isostearyl ether, POE nonylphenyl ether, POE octylphenyl ether, monooleic acid POE sorbitan, monostearic acid POE sorbitan, monopalmitic acid POE sorbitan, monolauric acid POE sorbitan, trioleic acid POE sorbitan, POE glycerol monostearate, POE glycerol monomyristic acid, POE sorbitol tetraoleate, hexastearic acid P E sorbite, POE sorbite monolaurate, POE sorbite beeswax, polyethylene glycol monooleate, polyethylene glycol monostearate, polyethylene glycol monolaurate, glycerin monooleate, glycerin monostearate, self-emulsifying monostearate Glyceric acid, sorbitan monooleate, sorbitan sesquioleate, sorbitan trioleate, sorbitan monostearate, sorbitan monopalmitate, sorbitan monolaurate, sucrose fatty acid ester, decaglyceryl monolaurate, decaglyceryl monostearate, monoolein And ester-type nonionic surfactants such as decaglyceryl acid and decaglyceryl monomyristate.
[0031]
Specific examples of zwitterionic surfactants include 2-alkyl-N-carboxymethyl-N-hydroxyethylimidazolinium betaine, lauryldimethylaminoacetic acid betaine, undecylcarboxymethoxyethylcarboxymethylimidazolinium betaine sodium, Decylhydroxyethylimidazolinium betaine sodium, undecyl-N-hydroxyethyl-N-carboxymethylimidazolinium betaine, alkyldiaminoethylglycine hydrochloride, stearyldihydroxyethylbetaine, stearyldimethylaminoacetic acid betaine, stearyldimethylbetaine sodium solution, bis (Stearyl-N-hydroxyethylimidazoline) chloroacetic acid complex, coconut oil alkyl-N-carboxyethyl-N-hydroxyethyli Sodium dazolinium betaine, coconut oil alkyl-N-carboxyethoxyethyl-N-carboxyethyl imidazolinium disodium hydroxide, coconut oil alkyl-N-carboxymethoxyethyl-N-carboxyethyl imidazolinium disodium hydroxide, Coconut oil alkyl-N-carboxymethoxyethyl-N-carboxyethylimidazolinium disodium lauryl sulfate, palm oil alkyl betaine, palm oil fatty acid amidopropyl betaine, coconut oil fatty acid-N-carboxymethoxyethyl-N-carboxyethyl imidazole Sodium betaine, laurylaminopropionate triethanolamine, β-laurylaminopropionate sodium, lauryl N-carboxymethoxyethyl-N-carboxymethyl ester Examples include midazolinium disodium dodecanoyl sarcosine, sodium lauryldiaminoethylglycine, amidopropyl betaine laurate solution, lauryl sulfobetaine, and lauryl hydroxysulfobetaine.
[0032]
The compounding amount of the surfactant is 0.01 to 30% by weight, preferably 0.05 to 20% by weight, and more preferably 0.1 to 15% by weight. When less than 0.01% by weight and more than 30% by weight are blended, the effect of reducing the sensitization of the hair dye composition is lowered.
(5) The invention of claim 5
The summary of the hair dye composition according to claim 4, wherein the polyhydric alcohol is polyethylene glycol.
[0033]
When the hair dye composition of the present invention contains a polyhydric alcohol, the polyhydric alcohol is polyethylene glycol, so that the effect of reducing sensitization is even higher.
As this polyethylene glycol, those having an average molecular weight of 1000 or less are preferable from the viewpoint of the effect of reducing sensitization, and further, those having an average molecular weight of 500 or less are more preferable.
(6) The invention of claim 6
The gist of the hair dye composition according to claim 4, wherein the surfactant contains a nonionic surfactant and / or an anionic surfactant.
[0034]
When the hair dye composition of the present invention contains a surfactant, it contains a nonionic surfactant and / or an anionic surfactant as the surfactant, thereby reducing the sensitization effect. Is even higher.
Examples of the surfactant in the present invention include nonionic surfactants (particularly nonionic surfactants having an HLB of 15 or more), fatty acid salts, N-acylglutamic acid and salts thereof, N-acylmethyltaurine salts, POE. Anionic surfactants such as alkyl ether phosphoric acid and salts thereof and monoalkyl phosphoric acid and salts thereof are preferred.
(7) The invention of claim 7
The summary of the hair dye composition according to claim 6, wherein the nonionic surfactant has an HLB of 15 or more.
[0035]
When the hair dye composition of the present invention contains a nonionic surfactant, the nonionic surfactant has an HLB of 15 or more, so that the effect of reducing sensitization is even higher.
Specific examples of the nonionic surfactant having an HLB of 15 or more include POE (21) lauryl ether, POE (30) cetyl ether, POE (20) cetyl ether, POE (20) oleyl ether, POE (20) behenyl ether. Etc.
[0036]
-The said HLB means the numerical value showing the ratio of hydrophilic property and lipophilicity of surfactant.
(8) The invention of claim 8
The anionic surfactant is one or more selected from fatty acid salts, N-acyl glutamic acid and salts thereof, N-acyl methyl taurine salts, POE alkyl ether phosphoric acid and salts thereof, monoalkyl phosphoric acid and salts thereof. The hair dye composition according to claim 6, wherein the hair dye composition is contained.
[0037]
When the hair dye composition of the present invention contains a surfactant, the effect of reducing sensitization is further enhanced by including the above-mentioned anionic surfactant as the surfactant.
(9) The invention of claim 9
Claims 1-8 As described in any one The gist of the present invention is a hair coloring product comprising a hair dye first agent comprising a hair dye composition and a hair dye second agent containing an oxidizing agent.
[0038]
Since the hair dye article of this invention is equipped with the hair dye composition in any one of the said Claims 1-8 as a hair dye 1st agent, its sensitization property is low and its hair dyeing power is high. , It has the feature that it is hard to produce background dirt.
In addition, when using this hair coloring product, the hair dye first agent and the hair dye second agent are mixed and applied to the hair. At this time, the oxidative dye contained in the hair dye first agent penetrates into the hair and is polymerized by the action of the oxidant contained in the hair dye second agent to produce a dye. I do. Moreover, the melanin contained in hair is decolored with an oxidizing agent.
[0039]
-As said oxidizing agent, hydrogen peroxide etc. are mentioned, for example.
The amount of the oxidizing agent is preferably such that the concentration of the oxidizing agent is 0.1 to 5% by weight in the mixed liquid in which the hair dye first agent and the hair dye second agent are mixed. % Is more preferable. If it is less than 0.1% by weight, there is a tendency that melanin cannot be sufficiently decolorized. On the other hand, when it exceeds 5% by weight, defects such as damage are likely to occur in the hair.
[0040]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Examples of embodiments of the hair dye composition and hair dyeing product of the present invention (Examples) will be described below.
(Examples 1-6)
The hair dye 1st agent (hair dye composition) was prepared by mixing the component shown in Table 1 by the ratio which each respond | corresponds.
[0041]
[Table 1]
[0042]
Moreover, the hair dye 2nd agent was prepared by mixing the component shown in Table 2 by the ratio which each respond | corresponds.
[0043]
[Table 2]
[0044]
And the combination of the hair dye 1st agent and the hair dye 2nd agent was used as hair dye goods.
(Examples 7 to 11)
The hair dye 1st agent (hair dye composition) was prepared by mixing the component shown in Table 3 by the ratio which each respond | corresponds.
[0045]
Moreover, the hair dye 2nd agent was prepared like the said Example 1. FIG.
And the combination of the hair dye 1st agent and the hair dye 2nd agent was used as hair dye goods.
[0046]
[Table 3]
[0047]
(Comparative Examples 1-3)
The hair dye 1st agent (hair dye composition) was prepared by mixing the component shown in Table 4 in a respectively corresponding ratio.
Moreover, the hair dye 2nd agent was prepared like the said Example 1. FIG.
[0048]
And the combination of the hair dye 1st agent and the hair dye 2nd agent was used as hair dye goods.
[0049]
[Table 4]
[0050]
(Experimental example 1)
a) In order to evaluate the sensitization properties of the hair dye compositions and hair dye articles of Examples 1 to 11 and Comparative Examples 1 to 3, the following tests were conducted.
(1) Hair dye 1st agent (hair dye composition) and hair dye 2nd agent were mixed at a weight ratio of 1: 1 to make the test substance, and the back skin of 8-week-old Balb / c mice. The sensitization treatment was performed by applying to the skin.
[0051]
(2) On the 7th day after the sensitization treatment of (1), a test substance prepared in the same manner as in the sensitization treatment was applied to the mouse auricle subjected to the sensitization treatment for induction treatment.
(3) By using the following formula, the mouse pinna thickness X before the induction treatment and the mouse pinna thickness Y measured after the induction treatment were measured in advance, Auricular swelling was calculated.
[0052]
Auricular swelling = (Y−X) / X
(4) Mouse ear swelling when the hair dyeing product of Comparative Example 1 was used as the test substance and the mouse ear swelling degree was 100 (control), and when the hair dyeing product of each Example and Comparative Example was used as the test substance The degree of sensitization was evaluated on the basis of the degree of swelling of the auricle, based on the degree of swelling of the auricle, according to the following 5 levels.
[0053]
Less than 5:30
4: 30 to less than 60
3: 60 or more and less than 90
2: 90 or more and less than 120
1: 120 or more
b) The evaluation results are shown in Table 5.
[0054]
[Table 5]
[0055]
(1) As shown in Table 5, in the hair dyeing products of Examples 1 to 11, the evaluation of the degree of swelling of the auricle was any one of 5 to 3, and the sensitization reduction effect was good.
(2) In particular, in the hair dyeing products of Examples 1, 5 and 6, the polyhydric alcohol is blended in addition to the α-olefin oligomer, so that the polyhydric alcohol is not blended. Compared to the hair dyeing product of Example 7, the effect of reducing sensitization was even better.
[0056]
Among these, the hair dyeing product of Example 1 contains 1,3-butylene glycol or glycerin as the polyhydric alcohol by blending polyethylene glycol as the polyhydric alcohol (within the scope of the invention of claim 5). The effect of reducing sensitization was even better than the hair dye products of Example 5 and Example 6 that were blended.
[0057]
In addition, although the hair dye goods of Examples 2-4 and Examples 8-11 mix | blend polyethyleneglycol as a polyhydric alcohol, components ((alpha) -olefin oligomer and surfactant) other than a polyhydric alcohol are mix | blended. There is a difference in sensitization because the types and amounts differ from the hair dyeing products of Example 1, Example 5, Example 6, and Example 7.
[0058]
(3) In addition, the hair dyeing product of Example 1 contains a nonionic surfactant having an HLB of 15 or more as a surfactant (within the scope of the invention of claim 7). As compared with Example 2 in which a nonionic surfactant having a particle size of less than 15 was blended, the effect of reducing sensitization was even better.
[0059]
In addition, although the non-ionic surfactant whose HLB is 15 or more is mix | blended as a surfactant, the hair dye goods of Examples 5-11 are components (alpha-olefin oligomer and polyhydric alcohol) other than surfactant. Since the types and amounts of the hair dyes differ from those of Example 1 and Example 2, there is a difference in sensitization.
[0060]
(4) Further, in the hair coloring products of Examples 1, 9, and 10, the blending amount of the α-olefin oligomer is in the range of 1 to 10% by weight (within the scope of the invention of claim 3). Thus, the effect of reducing the sensitization is even better than in Example 8 where the blending amount of the α-olefin oligomer is 0.5% by weight and Example 11 where the blending amount is 12% by weight. Met.
[0061]
In addition, although the hair dye goods of Examples 2-7 have the compounding quantity of (alpha) -olefin oligomer in the range of 1 to 10 weight%, of components (polyhydric alcohol and surfactant) other than (alpha) -olefin oligomer. Since the types and amounts differ from those of Example 1 and Examples 8-11, there is a difference in sensitization.
[0062]
(5) On the other hand, the hair coloring products of Comparative Examples 1 to 3 do not contain an α-olefin oligomer and are examples outside the scope of the present invention, and the sensitization evaluation results were all 2 or less. .
(Experimental example 2)
a) The hair dyeing power and background stains of the hair dye compositions and hair dyeing products of Examples 1 to 11 and Comparative Examples 1 to 3 were evaluated as follows.
[0063]
(1) Evaluation of hair dyeing power
i) A hair dye first agent and a hair dye second agent were mixed at a weight ratio of 1: 1 to prepare an oxidative hair dye.
ii) Oxidative hair dye was applied to the hair bundle and dyed according to a conventional method.
[0064]
iii) The hair bundle after dyeing was visually observed, and the hair coloring power was evaluated according to the following criteria.
A: Excellent hair dyeing power
○: Good hair dyeing power
△: Slightly inferior hair dyeing power
X: Hair dyeing power is considerably inferior
(2) Evaluation of background dirt
i) A hair dye first agent and a hair dye second agent were mixed at a weight ratio of 1: 1 to prepare an oxidative hair dye.
[0065]
ii) Oxidative hair dye was applied on the inner side of the arm in a circular area with a diameter of 1 cm, left for 10 minutes, and then rinsed with warm water. Then, it was further lightly rubbed with a finger for 1 minute using soap and washed away with warm water.
iii) The degree of dyeing on the skin (soil stain) was observed and evaluated according to the following 5 grades.
[0066]
5: No trace left
4: Almost no trace left
3: A slight brown mark remains
2: Some brown marks remain
1: A brown mark remains.
[0067]
b) The results are shown in Table 5.
As shown in Table 5, in the hair coloring products of Examples 1 to 11, the hair dyeing power was ◎ or ◯, and the background stains were all in the range of 3 to 5.
[0068]
On the other hand, the hair coloring power of the hair coloring products of Comparative Examples 1 and 2 was ◯, but the hair coloring power of the hair coloring product of Comparative Example 3 was Δ.
Moreover, all the background stain | pollution | contamination of the hair dye goods of Comparative Examples 1-3 were 2 or 3.
In addition, this invention is not limited to said form at all, It can implement with a various form in the range which does not deviate from the summary of this invention.
Claims (9)
酸化剤を含む染毛剤第2剤と、から構成されることを特徴とする染毛用品。A hair dye first agent comprising the hair dye composition according to any one of claims 1 to 8,
A hair coloring product comprising a second hair coloring agent containing an oxidizing agent.
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